JPH0730225A - プリント基板の基板穴の検査装置 - Google Patents

プリント基板の基板穴の検査装置

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JPH0730225A
JPH0730225A JP19528493A JP19528493A JPH0730225A JP H0730225 A JPH0730225 A JP H0730225A JP 19528493 A JP19528493 A JP 19528493A JP 19528493 A JP19528493 A JP 19528493A JP H0730225 A JPH0730225 A JP H0730225A
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hole
board
printed circuit
circuit board
pin
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JP19528493A
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Toshihiko Hirai
敏彦 平井
Nagataka Hayafusa
長隆 早房
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント基板に形成された基板穴を検査する
検査装置に関し、基板穴の有無、大きさ、あるいは、有
底穴である場合にはその深さの適否を直接的に、かつ、
簡単に検査する。 【構成】 プリント基板2の対象基板穴3に対応した位
置に所定の大きさのピン支持孔4を形成した測定板5
と、該測定板のピン支持孔に移動自在に支持したゲージ
ピン6と、上記測定板を上下方向へ移動するための昇降
手段7と、上記ゲージピンの測定板から上方への突出を
検知する突出検知手段8とを備え、上記ゲージピンを測
定板から下方へ突出するように支持する共に、測定板を
プリント基板に近接させたときにプリント基板の対応す
る基板穴に挿入せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板の基板穴
の検査装置に関する。詳しくは、プリント基板に形成さ
れた基板穴を検査する検査装置に関し、基板穴の有無、
大きさ、あるいは、有底穴である場合にはその深さの適
否を直接的に、かつ、簡単に検査することができる新規
なプリント基板の基板穴の検査装置を提供するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】プリント基板には、各種電子部品を実装
するためのランド孔として、また、多層基板において各
層に形成された回路パターンを電気的に接続するための
スルーホール、ブラインドスルー等の下穴として、多数
の基板穴が形成される。
【0003】かかる基板穴は、回路パターンの高密度化
に伴い、その形成位置及び大きさ、あるいは、ブライン
ドスルーの下穴にあってはその深さ等の精度が高く要求
される。
【0004】そこで、従来のプリント基板の基板穴の検
査にあっては、画像処理により当該プリント基板をカメ
ラで撮影し、これを予め設定した設定条件と比較して、
基板穴の有無及び大きさを検査していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プリント基
板の回路パターンの高密度化に伴い、基板穴は小径化さ
れ、かつ、その基板穴のそれぞれの目的にあった大きさ
及び深さが要求されるようになり、また、その精度が高
く要求されるようになって来た。
【0006】しかし、上記したような従来のプリント基
板の基板穴の検査装置にあっては、画像処理による形状
判定により、基板穴の有無の検知をしていたため、その
検査結果は間接的であり、特に、基板穴が小さい場合に
誤認識することが多く、確実性に乏しいという問題があ
った。
【0007】また、基板穴の有無は検知できても、その
大きさ及び深さを精度良く検知することはできないとい
う問題があった。
【0008】即ち、小径化された基板穴はその径が、例
えば、0.08mmから1.5mmという大きさで、許
容誤差が、例えば、小さい穴で±0.01mmとなって
おり、画像処理による形状判定ではかかる大きさの基板
穴を精度良く検査することは困難であった。
【0009】そのため、従来は、基板穴の中でもきわめ
て精度が要求される基板穴だけ、ゲージピン(所定の太
さのピン)をその目的の基板穴に挿入できるか否かとい
う検査を人手により行うしかなく、作業性が悪いという
問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明プリント
基板の基板穴の検査装置は、上記した課題を解決するた
めに、プリント基板の対象基板穴に対応した位置に所定
の大きさのピン支持孔を形成した測定板と、該測定板の
ピン支持孔に移動自在に支持したゲージピンと、上記測
定板を上下方向へ移動するための昇降手段と、上記ゲー
ジピンの測定板から上方への突出を検知する突出検知手
段とを備え、上記ゲージピンを測定板から下方へ突出す
るように支持する共に、測定板をプリント基板に近接し
たときにプリント基板の対応する基板穴に挿入されるよ
うにしたものである。
【0011】
【作用】従って、本発明プリント基板の基板穴の検査装
置によれば、基板穴にゲージピンが挿入されたか否か
を、突出検知手段によりゲージピンが上方へ突出したか
否かで判断するため、直接的に基板穴の有無を検知する
ことができ、誤認識することがなく、検査の確実性を向
上させることができる。
【0012】また、同一の基板穴に、径の異なった2種
類のゲージピンを各別の挿入できるか否かを判断するよ
うにすれば、基板穴が所定範囲内の径であるか否かも容
易に検査することができる。
【0013】更に、突出検知手段によりゲージピンが上
方へ突出したか否かを検知するため、基板穴の深さの相
違も検出することができ、例えば、ブラインドスルーの
下穴の深さの適否も検知することができる。
【0014】
【実施例】以下に、本発明プリント基板の基板穴の検査
装置の詳細を添付図面に示した実施例に従って説明す
る。
【0015】尚、この実施例は、本発明検査装置をプリ
ント基板の検査対象となっている基板穴(以下「対象基
板穴」という。)が所定の径より大きいか否かを検査す
る検査装置1に適用したものである。
【0016】検査装置1は、プリント基板2の対象基板
穴3に対応した位置に所定の大きさのピン支持孔4が形
成された測定板5と、該測定板5のピン支持孔4に移動
自在に支持されたゲージピン6と、該測定板5を上下方
向へ移動するための昇降手段7と、上記ゲージピン6の
測定板5から上方への突出を検知する突出検知手段8等
とから成る。
【0017】突出検知手段8は、上記測定板5の上面に
近接して配置されたカメラ9と該カメラ9を測定板5に
対して上下方向及び水平方向に移動させるための移動手
段10と、上記カメラ9にて撮影した映像により上記ゲ
ージピン6の上方への突出の有無を判断する判定部11
等から成る。
【0018】測定板5は、プリント基板2の大きさと略
同じ大きさをした板状の比較的厚い基体12と、該基体
12の上面に貼着され基体12と略同じ大きさをした弾
性板13と、該弾性板13の上面に貼着された押え板1
4等から成る。
【0019】上記基体12に形成されたピン支持孔4、
4、・・・は、プリント基板2に形成され対象基板穴
3、3、・・・にそれぞれ対応した位置に形成され、か
つ、その径は、対象基板穴3、3、・・・の径よりも稍
大きくされている。
【0020】ゲージピン6、6、・・・は金属材料から
なり、その径は上記基体12のピン支持孔4、4、・・
・の径と略同じか又は稍小さく形成されていて、上記ピ
ン支持孔4、4、・・・に対して移動自在で、かつ、ガ
タが殆ど無いようになっている。
【0021】ゲージピン6の上端面は平滑にされて反射
面6aになっており、また、その上端寄り位置にフラン
ジ15が形成されていて、これにより、ゲージピン6を
基体12のピン支持孔4に上方から挿通したときに、上
記フランジ15がピン支持孔4の縁に引っ掛かり、ゲー
ジピン6が基体12から下方へ抜け落ちないようになっ
ている。
【0022】ゲージピン6はそのフランジ15の下面か
らゲージピン6の下端までの長さが上記基体12の板厚
より長く形成されていて、これにより、ゲージピン6は
その下端部が基体12の下面から突出するようになって
いる。
【0023】弾性板13はゴム様の弾性材料からなり、
その板厚は、プリント基板2の板厚よりも厚く、また、
上記ゲージピン6のフランジ15の下面からゲージピン
6の上端までの長さよりも大きく形成されていると共
に、基体12の上記ピン支持孔4に対応する箇所にその
対応するピン支持孔4と略同径のピン挿通孔16が形成
されている。
【0024】また、弾性板13の上記ピン挿通孔16の
下部には、その上側の部分の径よりも大きい大径部17
が形成され、該大径部17は上記ゲージピン6のフラン
ジ15よりもその径が大きく、また、上下方向の長さが
フランジ15の板厚と略同じに形成されている。
【0025】そして、このような弾性板13は基体12
のピン支持孔4にゲージピン6が支持された状態で、基
体12の上面、即ち、ゲージピン6のフランジ15側を
覆うように貼着され、この状態で、ゲージピン6のフラ
ンジ15から上側の部分が弾性板13のピン挿通孔16
に、また、フランジ15が大径部17にぞれぞれ内嵌さ
れた状態とされ、ゲージピン6の上端部が弾性板13の
上面からは突出されないようになっている。
【0026】従って、ゲージピン6のフランジ15は基
体12の上面と弾性板13との間に略ぴったりと挟ま
れ、ゲージピン6はその下端部を上方へ向けて押圧する
力が働かない限り上方へ移動されることはない。
【0027】押え板14は比較的硬質な材料からなり、
その大きさは基体12と略同じにされ、また、弾性板1
3のピン挿通孔16に対応する位置に、そのピン挿通孔
16よりも十分に大きな突出孔18が形成されている。
【0028】尚、押え板14は、基体12との間の間隔
が一定に保てるように、例えば、スペーサを介してネジ
止めなどにより基体12に取着されている(図示は省略
する)。
【0029】そして、このような測定板5は当該検査装
置1のベース体19に上下方向に移動自在に支持された
昇降部材20の下端部に支持されている。
【0030】また、上記突出検知手段8は、その判定部
11を除き、上記昇降部材20の測定板5が支持された
位置よりも上方に取着されていて、そのカメラ9が測定
板5の上面に対向する向きで配置されている。
【0031】また、カメラ9は突出検知手段8の移動手
段10により測定板5に対して離接自在とされると共
に、測定板5の上方においてX−Y方向へ移動自在とさ
れている。
【0032】突出検知手段8における判定部11は、弾
性板13から上方へゲージピン6が突出したか否かの有
無を上記カメラ9により撮影し、画像処理により、予め
入力した測定条件と比較して、その適否を判断するよう
になっている。
【0033】しかして、このような検査装置1によるプ
リント基板2の基板穴3の大きさの検査は次のようにし
て行う。
【0034】先ず、プリント基板2を所定の載置台21
に支持した状態でその対象基板穴3が測定板5のゲージ
ピン6に各別に対応するように測定板5の下方に位置さ
せる。
【0035】次に、測定板5を昇降手段7により下降さ
せてプリント基板2に近接させると共に、カメラ9をそ
の移動手段10により対象基板穴3及びこれに対応した
ゲージピン6の上方に位置させ、適宜フォーカシングを
行い、弾性板13のピン挿通孔16を撮影し得るように
する。
【0036】この状態から、測定板5を昇降手段7によ
り下降させ、ゲージピン6をプリント基板2の対象基板
穴3に各別に挿入させる。かかる場合の測定板5の下降
はプリント基板2の対象基板穴3にゲージピン6が挿入
された場合にそのゲージピン6の先端がプリント基板2
を載置した載置台21に接触する位置まで行われる。
【0037】測定板5の下降により、ゲージピン6が対
象基板穴3に挿入されたときは、ゲージピン6はそのフ
ランジ15が弾性板13と基体12との間に挟まれてい
るため、基体12に対して相対的に上方へ移動されるこ
とはなく、従って、ゲージピン6は弾性板13のピン挿
通孔16からその上方へ突出することはない(図2参
照)。
【0038】また、ゲージピン6が対象基板穴3に挿入
されなかったときは、その下端面がプリント基板2の対
象基板穴3の周縁に衝突するため、ゲージピン6のそれ
以上の下降動作が阻止され、従って、下降動作をする基
体12に対してゲージピン6は相対的に上方へ移動され
ることとなり、その上端部が弾性板13のピン挿通孔1
6から上方へ突出されることになる(図3参照)。
【0039】また、弾性板13に形成されたピン挿通孔
16の大径部17の下方を向く段差面17aがゲージピ
ン6のフランジ15により上方へ押圧され、ピン挿通孔
16はフランジ15により押し広げられると共に、その
ピン挿通孔16を囲繞する部分であって、押え板14の
突出孔18に囲繞された部分が上方ヘ稍盛り上がること
になる。
【0040】このとき、ゲージピン6のフランジ15は
ゲージピン6の上方への移動がプリント基板2の板厚分
なので、弾性板13の上面より上方へ突出することはな
く、従って、ゲージピン6が弾性板13のピン挿通孔1
6から抜け出ることはない。
【0041】そして、対象基板穴3にゲージピン6が挿
入されたときは、その上端が弾性板13から上方へ突出
しないため、カメラ9により撮影した映像と設定条件と
が判定部11により比較され、対象基板穴3の径が適切
であること、即ち、所定の径より大きいことが判断され
る。
【0042】また、対象基板穴3にゲージピン6が挿入
されず、弾性板13の上方にその上端部が突出したとき
は、その突出したゲージピン6の上端面が反射面6aに
なっており、該反射面6aにより周囲の外光が反射され
て、上記カメラ9によりゲージピン6が撮影され、これ
と設定条件とが判定部11により比較され、対象基板穴
3の径が不適切であること、即ち、所定の径より小さい
ことが判断される。
【0043】尚、ゲージピン6を撮影するための光を外
光としたがこれに限らず、積極的に光源を設けても良
い。
【0044】すべてのゲージピン6の弾性板13からの
突出の有無をカメラ9で撮影するためには、カメラ9を
上記移動手段10により、水平方向に移動する。
【0045】プリント基板2の基板穴3の大きさの適否
が判断されると、昇降手段7により測定板5が上昇さ
れ、ゲージピン6はプリント基板2の基板穴3から抜き
出される。
【0046】また、このとき、プリント基板2の基板穴
3に挿入されなかったゲージピン6、即ち、弾性板13
のピン挿通孔16付近の部分を上方へ持ち上げ、その上
端部が弾性板13から上方へ突出されたゲージピン6
は、弾性板13の弾発力により、そのフランジ15が下
方へ押圧され、これにより、ゲージピン6は下降され、
その上端部は再び、弾性板13のピン挿通孔16内に位
置される。
【0047】そして、基板穴3の適否が判断されたプリ
ント基板2は、そのすべての基板穴3の大きさが適切で
あると判断された場合は、かかるプリント基板2は図示
しない搬送装置により次の工程に搬送され、また、多数
の基板穴3のうち、一つでも不適があった場合は、かか
るプリント基板2は図示しない排出手段により排出され
る。
【0048】尚、上記実施例においては、対象基板穴3
の径が所定の大きさより大きいか否かを検査する場合に
ついて説明したが、これに限らず、対象基板穴3の径が
所定の大きさか否か、即ち、ある許容範囲内の径か否か
を検査することもできる。かかる場合、それぞれ異なっ
た径のゲージピン6が備えられた2つの測定板5を用意
し、一方の測定板5(細径のゲージピン6が備えられた
測定板5)で対象基板穴3が該細径のゲージピン6より
太いか否かを検査した後、次の工程で、他方の測定板5
(太径のゲージピン6が備えられた測定板5)で対象基
板穴3が該太径のゲージピン6より細いか否かを検査
し、細径のゲージピン6より太く、かつ、太径のゲージ
ピン6より細い基板穴3を適切なものと判断すればよ
い。
【0049】更に、対象基板穴3がいわゆるブラインド
スルーの下穴である場合には、その深さを検査すること
もできる。かかる場合、測定板5の昇降手段7による下
降を、2段階で行い、その最初の下降位置でゲージピン
6の上端が弾性板13から上方へ突出した対象基板穴3
を所定の深さより浅いものと判定し、また、2段目の下
降位置でゲージピン6の上端が弾性板13から上方へ突
出しない対象基板穴3を所定の深さより深いものと判定
するようにする。
【0050】即ち、2回目の下降動作は、その最初の下
降位置が測定板5のゲージピン6の下端が上記ブライン
ドスルーの下穴の底部に接する位置までとされ、2段目
の下降位置が最初の下降位置より稍下降した位置とする
ことにより、測定板5を最初の下降位置で停止したとき
に、その上端が弾性板13から上方へ突出したゲージピ
ン6が挿入された対象基板穴3は所定の深さより浅いと
判断することができ、また、測定板5を2段目の下降位
置で停止したときに、その上端が弾性板13から上方へ
突出しないゲージピン6が挿入された対象基板穴3は所
定の深さより深いと判断することができる。
【0051】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明プリント基板の基板穴の検査装置は、所定の
ゲージピンが上下方向に移動自在に支持され該ゲージピ
ンをプリント基板の対象基板穴に挿入できるか否かで当
該基板穴の適否を判断するプリント基板の基板穴の検査
装置であって、プリント基板の対象基板穴に対応した位
置に所定の大きさのピン支持孔が形成された測定板と、
該測定板のピン支持孔に移動自在に支持されたゲージピ
ンと、上記測定板を上下方向へ移動するための昇降手段
と、上記ゲージピンの測定板から上方への突出を検知す
る突出検知手段とを備え、上記ゲージピンは測定板から
下方へ突出するように支持されていると共に、測定板が
プリント基板に近接したときにプリント基板の対応する
基板穴に挿入されるようにしたことを特徴とする。
【0052】従って、本発明プリント基板の基板穴の検
査装置によれば、基板穴にゲージピンが挿入されたか否
かを、突出検知手段によりゲージピンが上方へ突出した
か否かで判断するため、直接的に基板穴の有無を検知す
ることができ、誤認識することがなく、検査の確実性を
向上させることができる。
【0053】また、同一の基板穴に、径の異なった2種
類のゲージピンを各別の挿入できるか否かを判断するよ
うにすれば、基板穴が所定範囲内の径であるか否かも容
易に検査することができる。
【0054】更に、突出検知手段によりゲージピンが上
方へ突出したか否かを検知するため、基板穴の深さの相
違も検出することができ、例えば、ブラインドスルーの
下穴の深さの適否も検知することができる。
【0055】尚、前記実施例において、突出検知手段と
してカメラ及び判定部等を備えて画像処理するものにつ
いて説明したが、これに限らず、例えば、ゲージピンが
下降位置にある状態で、これらゲージピンの上端よりも
稍上方に測定板と水平な突当板を設け、ゲージピンがプ
リント基板の基板穴に挿入されずに測定板の上方へ突出
したときに、その突出したゲージピンの上端が上記突当
板に接触したことを検知するようにしても良い。
【0056】また、監視カメラによりゲージピンを側方
から監視し、ゲージピンが突出したときにこれを検知す
るようにしても良い。
【0057】更に、前記実施例においては、対象基板穴
が1種類の場合について、説明したが、これに限らず、
対象基板穴の種類は複数であっても良く、かかる場合、
ゲージピンをそれに合わせて複数種用いればよい。
【0058】そして、基板穴には、例えば、その径が一
定以上である必要があるもの、一定以下である必要があ
るもの、あるいは、その径が一定の範囲以内である必要
があるもの、さらには、ブラインドスルーの下穴の場合
には、その深さが一定以上のである必要があるもの、一
定以下である必要があるもの、あるいは、その深さが一
定の範囲以内である必要があるもの等種々のものがある
が、これらは前記実施例において説明した検査方法を種
々組み合せることにより、検査することができる。
【0059】この他、前記実施例において示した具体的
な形状ないし構造等は、本発明を実施するに当っての具
体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによっ
て本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明プリント基板の基板穴の検査装置の実施
の一例を示す斜視図である。
【図2】ゲージピンが基板穴に挿入された状態の要部を
拡大して示す断面図である。
【図3】ゲージピンが基板穴に挿入されなかった状態の
要部を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
1 検査装置 2 プリント基板 3 基板穴 4 ピン支持孔 5 測定板 6 ゲージピン 6a 反射面 7 昇降手段 8 突出検知手段 13 弾性板(弾性部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のゲージピンが上下方向に移動自在
    に支持され該ゲージピンをプリント基板の対象基板穴に
    挿入できるか否かで当該基板穴の適否を判断するプリン
    ト基板の基板穴の検査装置であって、プリント基板の対
    象基板穴に対応した位置に所定の大きさのピン支持孔が
    形成された測定板と、該測定板のピン支持孔に移動自在
    に支持されたゲージピンと、上記測定板を上下方向へ移
    動するための昇降手段と、上記ゲージピンの測定板から
    上方への突出を検知する突出検知手段とを備え、上記ゲ
    ージピンは測定板から下方へ突出するように支持されて
    いると共に、測定板がプリント基板に近接したときにプ
    リント基板の対応する基板穴に挿入されるようにしたこ
    とを特徴とするプリント基板の基板穴の検査装置。
  2. 【請求項2】 ゲージピンの上端面が反射面に形成さ
    れ、該ゲージピンが測定板の上方へ突出したときに、上
    記反射面に外光が反射して、該反射光を突出検知手段に
    より検知することによりゲージピンの突出を検知するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載のプリント基
    板の基板穴の検査装置。
  3. 【請求項3】 測定板の上面にはゴム様の弾性部材が備
    えられ、ゲージピンが、プリント基板の基板穴に挿入さ
    れたときは、その上端部が上記弾性部材に埋設された状
    態を保持し、プリント基板の基板穴に挿入されないとき
    に、上記弾性部材の上方へ突出するようにしたことを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載のプリント基板の
    基板穴の検査装置。
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