JPH07302206A - システム運転制御方式 - Google Patents

システム運転制御方式

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JPH07302206A
JPH07302206A JP6094168A JP9416894A JPH07302206A JP H07302206 A JPH07302206 A JP H07302206A JP 6094168 A JP6094168 A JP 6094168A JP 9416894 A JP9416894 A JP 9416894A JP H07302206 A JPH07302206 A JP H07302206A
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JP
Japan
Prior art keywords
temperature
power supply
operation control
system operation
central processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP6094168A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Onodera
博司 小野寺
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度異常による装置の破壊を防止し、また、
温度異常時のシステムの運転制御が自動的に実行される
システム運転制御方式を実現すること。 【構成】 筺体内に収容された入出力制御装置と中央処
理装置およびメモリ装置により構成されるシステムを制
御するシステム運転制御方式において、筺体内の温度を
検出する温度検出手段と、システムに電力を供給する電
源供給手段と、温度検出手段の検出出力を入力し、その
内容に応じてシステムの動作を制御するシステム動作制
御手段とを有し、システム動作制御手段は、温度検出手
段の検出温度が第1の所定の温度以上となると、中央処
理装置の再開情報をメモリ装置にセーブさせた後に電源
供給手段による電力の供給を停止させ、その後、温度検
出手段の検出温度が第2の所定温度以下となると、電源
供給手段による電力の供給を開始させた後にメモリ装置
にセーブした再開情報によりシステムの動作を再開させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中央処理装置、メモリ
装置および入出力制御装置等から構成される情報処理装
置のシステム運転制御方式に関し、特に、温度異常検出
を行い、該検出状態に応じた制御を行うシステム運転制
御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、なんらかの原因で筺体内の温度が
規定値以上に上昇した際、筺体内の中央処理装置,メモ
リ装置,入出力制御装置等の各装置を劣化または破壊か
ら守るため温度異常の表示により人手でシステムの動作
を停止させ装置の電源を断にしていた。そして筺体内温
度が正常に回復したときに人手により電源を投入し、シ
ステムの立上げを実行するのが一般的であった。
【0003】例えば、特開昭57−106965号公報
には、温度を検出して電源の自動断を行うものが開示さ
れているが、回復後の自動再開については考慮されてい
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の温度を
考慮したシステム制御方式では、筺体内温度が正常に回
復したときに人手により電源を投入し、システムの立上
げを実行するため、保守者が不在のとき、温度異常の表
示または通報がなされても温度異常に対する適切な処置
をとることが出来ず、ひいては装置を劣化または破壊に
いたらしむと云う問題があった。
【0005】また、温度異常時、システムの停止および
立上げ動作を人手介入により行なう必要があるため、無
人保守および遠隔保守において、管理上の問題があっ
た。
【0006】本発明は上述したような従来の技術が有す
る問題点に鑑みてなされたものであって、温度異常によ
る劣化または破壊から確実に装置を防止することがで
き、また、温度異常時のシステムの運転制御が自動的に
実行することのできるシステム運転制御方式を実現する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のシステム運転制
御方式は、筺体内に収容された入出力制御装置と中央処
理装置およびメモリ装置により構成されるシステムを制
御するシステム運転制御方式において、筺体内に設けら
れ、内部の温度を検出する温度検出手段と、システムを
構成する入出力制御装置と中央処理装置およびメモリ装
置に電力を供給する電源供給手段と、温度検出手段の検
出出力を入力し、その内容に応じてシステムを構成する
入出力制御装置と中央処理装置およびメモリ装置と、電
源供給手段の動作を制御するシステム動作制御手段とを
有し、システム動作制御手段は、温度検出手段の検出温
度が第1の所定の温度以上となると、システムの再開動
作に必要な中央処理装置の再開情報をメモリ装置にセー
ブさせた後に電源供給手段による電力の供給を停止さ
せ、その後、温度検出手段の検出温度が第2の所定温度
以下となると、電源供給手段による電力の供給を開始さ
せた後にメモリ装置にセーブした再開情報によりシステ
ムの動作を再開させることを特徴とする。
【0008】この場合、筺体および該筺体内のシステム
に電力を供給する電源供給手段のそれぞれが複数設けら
れ、1つのシステム動作制御手段により集中管理される
ものとしてもよい。
【0009】
【作用】本発明のシステム運転制御方式においては、筺
体内の温度が第1の所定の温度以上となると電力の供給
が停止される。電力供給を停止する前に再開動作に必要
な再開情報がメモリ装置にセーブされ、筺体内の温度が
第2の所定の温度以下となるとメモリ装置にセーブされ
た再開情報によりシステムの動作が再開される。
【0010】第1の所定の温度を、システムが定める動
作可能最大温度とし、第2の所定の温度をシステムが通
常運転される温度とすることで、システムを構成する装
置は常に動作が保証される温度下で動作されることとな
り、高温による破壊が発生することはない。また、再開
の際には再開情報による自動立上げとなるので、人手を
煩わせることはない。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0012】図1は本発明のシステム運転制御方式の一
実施例の要部構成を示す装置ブロック図、図2は、その
制御動作を示すフローチャートである。
【0013】本実施例は、同一筺体内に収容される、温
度検出手段である温度異常検出部(TALM−DET)
1と、システム動作制御手段であるシステム動作制御部
(SOP−CTL)2と、中央処理装置(CPU)3
と、主記憶装置(MEM)4と、入出力制御装置(IO
C)5,6と、電源供給手段である電源ユニット7〜9
と、システムバス(S−BUS)10と、CPU制御線
11と、電源供給線12〜14と、電源ユニット制御線
15から構成されている。
【0014】中央処理装置3、主記憶装置4および入出
力制御装置5,6はシステムバス10を介して相互に接
続されてシステムを構成している。
【0015】本実施例は、本発明を交換機システムに応
用した例であり、入出力制御装置5,6を介して端末等
の外部機器と接続を行うシステムである。
【0016】電源ユニット7(PUCPU)は電源供給線
12を介して中央処理装置3へ電力を供給し、電源ユニ
ット8(PUSAB)は電源供給線13を介してシステム
動作制御部2および主記憶装置4へ電力を供給してい
る。電源ユニット9(PUIOC)は電源供給線14を介
して入出力制御装置5,6へ電力を供給している。
【0017】各電源ユニット7,9による中央処理装置
3および入出力制御装置5,6への電力の供給はシステ
ム動作制御部2が電源ユニット制御線15へ出力する信
号によって制御される。システム動作制御部2は、温度
異常検出部1が、システムが定める動作可能最大温度で
ある第1の所定の温度以上またはシステムが通常運転さ
れる温度である第2の所定の温度以下であることを検出
したときにそれぞれ出力するTH信号またはTL信号とを
入力し、これらの信号の内容に応じて電源ユニット7,
9による電力供給状態を制御する。また、CPU制御線
11を介して中央処理装置3と相互に接続し、その動作
を制御している。
【0018】次に、本実施例の動作について図2のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0019】本実施例の制御動作は、システム動作制御
部2によって行われるもので、図2のフローチャートは
システム動作制御部2の動作を示している。
【0020】装置動作が開始されると、システム動作制
御部2は、温度異常検出部1の出力内容から装置内の温
度が所定の温度以上であるかを監視する(ステップS2
01)。
【0021】温度異常検出部1が、装置内の温度が所定
の温度よりも高いことを検出し、その旨を示すTH信号
をシステム動作制御部2へ出力する。システム動作制御
部2は該TH信号を受信するとCPU制御線11を介し
て中央処理装置3に指示信号を送出し、現在の中央処理
装置3の動作状態を示す実行状態等の再開情報を主記憶
装置4の特定番地にセーブさせる(ステップS20
2)。
【0022】中央処理装置3が再開情報の格納作業を図
1のシステムバス10を介して完了すると、中央処理装
置3からシステム動作制御部2にセーブ動作完了が中央
処理装置制御信号線11を介して報告される。システム
動作制御部2は、該報告が送られてきたかを確認するこ
とによりセーブ動作が完了されたかを確認し(ステップ
S203)、セーブ動作の終了を確認するとCPU制御
線11を介して中央処理装置3を停止させる(ステップ
S204)。
【0023】続いて、システム動作制御部2は中央処理
装置3の動作停止を確認し(ステップS205)、中央
処理装置3の動作が停止となると、電源ユニット制御線
15を介して電源ユニット7,9による中央処理装置3
および入出力制御回路5,6への電力供給を停止させる
(ステップS206)。
【0024】その後、システム動作制御部2は装置内の
温度異常が回復して正常状態となったかを、温度異常検
出部1からの信号を監視することにより確認する(ステ
ップS207)。温度異常が回復して正常状態となり、
温度異常検出部1からシステム動作制御部2へTL信号
が出力されると、該TL信号を受け付けたシステム動作
制御部2は電源ユニット制御線15を介して、電源ユニ
ット7,9による中央処理装置3および入出力制御回路
5,6への電力供給を開始させるとともにCPU制御線
11を介して中央処理装置3を初期設定する(ステップ
S208)。
【0025】その後、システム動作制御部2は、該CP
U制御線11を介して中央処理装置3に対し、ステップ
S202にて主記憶装置4の特定番地にセーブされてい
る再開情報による動作の開始を中央処理装置3に指示す
る(ステップS209)。
【0026】中央処理装置3は、上記の動作指示に応じ
て、主記憶装置4の特定番地にセーブされている再開情
報をシステムバス10を介して主記憶装置4から読み出
して、該再開情報による動作の再開を実行する。
【0027】なお、以上説明した実施例において、図1
に示した各構成要素は同一筺体内に設けられているが、
これらの各構成要素は必ずしも同一筺体内に設けられる
必要はない。
【0028】本発明は、温度が異常に上昇したときに中
央処理装置、主記憶装置および入出力制御回路の保護を
図るとともに再立上げを自動で行うことを目的とするも
のであるため、中央処理装置3、主記憶装置4、入出力
制御回路5,6からなるシステムと温度異常検出部1と
は同一筺体内に収容する必要があるが、この他のシステ
ム動作制御部2や電源ユニット7〜9については同一筺
体内に設ける必要はない。特に、システム動作制御部2
については、単独のシステム動作制御部2によって、複
数の中央処理装置3、主記憶装置4、入出力制御回路
5,6からなるシステムおよび各システムにていてそれ
ぞれ設けられた電源ユニットを制御するように構成して
もよい。このように構成することにより、集中管理が可
能となり、全体の装置構成を簡略化することができると
ともにコストを低減することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0030】請求項1に記載したものにおいては、装置
が温度異常時人手の介入なしに自動的にシステムの動作
を停止させ装置の電源をおとすため、温度異常による劣
化または破壊から確実に装置を防止出来る効果があると
ともに、温度異常時のシステムの運転制御が自動的に実
行出来るため、無人保守または遠隔保守とすることがで
き、省力化することができるという効果がある。
【0031】請求項2に記載のものにおいては、上記各
効果に加えて、集中管理が可能となり、全体の装置構成
を簡略化することができるとともにコストを低減するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1に示した実施例の制御動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 温度異常検出部 2 システム動作制御部 3 中央処理装置 4 主記憶装置 5,6 入出力制御装置 7,8,9 電源ユニット 10 システムバス 11 CPU制御線 12,13,14 電源供給線 15 電源ユニット制御線 S201〜S209 ステップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筺体内に収容された入出力制御装置と中
    央処理装置およびメモリ装置により構成されるシステム
    を制御するシステム運転制御方式において、 前記筺体内に設けられ、内部の温度を検出する温度検出
    手段と、 前記システムを構成する入出力制御装置と中央処理装置
    およびメモリ装置に電力を供給する電源供給手段と、 前記温度検出手段の検出出力を入力し、その内容に応じ
    てシステムを構成する入出力制御装置と中央処理装置お
    よびメモリ装置と、電源供給手段の動作を制御するシス
    テム動作制御手段とを有し、 前記システム動作制御手段は、前記温度検出手段の検出
    温度が第1の所定の温度以上となると、システムの再開
    動作に必要な中央処理装置の再開情報をメモリ装置にセ
    ーブさせた後に前記電源供給手段による電力の供給を停
    止させ、その後、前記温度検出手段の検出温度が第2の
    所定温度以下となると、電源供給手段による電力の供給
    を開始させた後にメモリ装置にセーブした再開情報によ
    りシステムの動作を再開させることを特徴とするシステ
    ム運転制御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシステム運転制御方式に
    おいて、 前記筺体および該筺体内のシステムに電力を供給する電
    源供給手段のそれぞれが複数設けられ、1つのシステム
    動作制御手段により集中管理されることを特徴とするシ
    ステム運転制御方式。
JP6094168A 1994-05-06 1994-05-06 システム運転制御方式 Pending JPH07302206A (ja)

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JP6094168A JPH07302206A (ja) 1994-05-06 1994-05-06 システム運転制御方式

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JP6094168A JPH07302206A (ja) 1994-05-06 1994-05-06 システム運転制御方式

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04332009A (ja) * 1991-05-07 1992-11-19 Fuji Electric Co Ltd 計算機システムの温度異常検出方式

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04332009A (ja) * 1991-05-07 1992-11-19 Fuji Electric Co Ltd 計算機システムの温度異常検出方式

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