JP2000172575A - メモリーバックアップシステム - Google Patents

メモリーバックアップシステム

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JP2000172575A
JP2000172575A JP10346471A JP34647198A JP2000172575A JP 2000172575 A JP2000172575 A JP 2000172575A JP 10346471 A JP10346471 A JP 10346471A JP 34647198 A JP34647198 A JP 34647198A JP 2000172575 A JP2000172575 A JP 2000172575A
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JP
Japan
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memory
cpu
data
power failure
ram
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JP10346471A
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Toshiyuki Shimizu
俊行 清水
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NEC Engineering Ltd
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NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 停電にも対応できるメモリーバックアップシ
ステムを得る。 【解決手段】 CPU1が暴走し、WDT6へのアクセ
ス信号aが止まると、DMAコントローラ7はゲート回
路5にてCPU1をCPUバス9から切り離した後、R
AM3のデータをフラッシュメモリー4に伝送する。停
電でない場合はCPU1にリセット信号eを出力する。
停電が発生した場合は、電源監視回路8が停電信号gを
DMAコントローラ7に出力し、RAMデータをフラッ
シュメモリー4に伝送する。停電信号gが終了したとき
CPU1にリセット信号eを出力する。CPU1は初期
化完了後、フラッシュメモリー4に待避されているデー
タをRAM3へ伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメモリーバックアッ
プシステムに関し、特にコンピュータシステムにおける
メモリーバックアップシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムにおいて、CPU
(中央処理装置)が何らかの理由により暴走した場合、
処理作業中のRAM(ランダムアクセスメモリー)に格
納された処理データが失われることがある。この問題を
解決するために特開昭62−95649号公報には、図
3に示すようにCPUの暴走をウオッチドッグタイマに
て監視し、ウオッチドッグタイマがCPUの暴走を検知
した場合に、処理データをラッチ回路に待避させる方法
が提案されている。
【0003】すなわち図3において、この提案に関連す
るコンピュータシステムは、内部にRAM(図示せず)
を備えたCPU1と、このCPU1からの所定の周期を
持つリセットパルス(W.D.T.RES )によりリセット(R
ES)されるウオッチドッグタイマ6と、CPU1のR
AMのデータ(O)をラッチするラッチ回路10と、C
PU1をバックアップするバックアップ電源11とを有
して構成されている。
【0004】CPU1は予め定められたシーケンスプロ
グラムを処理しながら、所定の周期にて信号(W.D.T.RE
S )を発生し、その信号を暴走検出用のウオッチドッグ
タイマ6及びラッチ回路10に出力している。そして、
通常時には、ウオッチドッグタイマ6がカウントアップ
する前にCPU1から出力される周期信号(W.D.T.RES
)毎に、CPU1のRAMのデータをラッチ回路10
にラッチする。
【0005】また、CPU1が暴走した場合は、ウオッ
チドッグタイマ6にCPU1から信号(W.D.T.RES )が
出力されないために、同タイマ6がカウントアップし、
これによってウオッチドッグタイマ6からリセット信号
(T.U.O.)を出力してCPU1をリセットし、同CPU
1を初期状態に設定する。CPU1が暴走からの復帰で
あれば、ラッチ回路10にラッチしたデータをCPU1
の入力ポート(I)から再びRAMにセットし、動作を
再開する。
【0006】なお、このとき、ラッチ回路6にラッチさ
れていたデータはCPU1が暴走状態になる以前のRA
Mデータに等しいので、CPU1の動作再開により正し
い制御動作の継続が行われるとされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図3に示す特
開昭62−95649号公報記載の提案の場合、CPU
の暴走が停電に起因する場合は処理(RAM)データの
消失が避けられない。
【0008】本発明の目的は、停電にも対応できるメモ
リーバックアップシステムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるメモリーバ
ックアップシステムは、ウオッチドッグタイマにて中央
処理装置の暴走を検知したとき、ランダムアクセスメモ
リー中の処理データを待避メモリーに待避させ、前記中
央処理装置のリセット後、前記待避メモリーに待避され
た処理データを前記ランダムアクセスメモリーに転送す
るコンピュータシステムのメモリーバックアップシステ
ムであって、商用電源の停電を監視する電源監視手段
と、前記停電の開始時に前記ランダムアクセスメモリー
中の処理データを前記待避メモリーに待避させるデータ
待避手段と、前記停電の終了後前記中央処理装置をリセ
ットする停電後リセット手段とを含み、さらに前記待避
メモリーを不揮発性メモリー素子にて構成することを特
徴とする。
【0010】そして、前記電源監視手段が、前記停電の
開始時を主電源の時定数に比べ充分に早い時定数にて検
知することを特徴とする。また、前記停電中は、前記ウ
オッチドッグタイマが前記中央処理装置の暴走を検知し
たとき、前記ランダムアクセスメモリー中の処理データ
を前記待避メモリーに待避させ、前記中央処理装置のリ
セット後、前記待避メモリーに待避された処理データを
前記ランダムアクセスメモリーに転送させる動作を停止
させることを特徴とする。
【0011】本発明の作用は次の通りである。通常、C
PUは一定時間毎にウォッチドッグタイマ(WDT)に
アクセスしており、CPUが暴走してWDTへのアクセ
スが止まることによりCPU異常が検出されると、RA
M上のデータをDMAコントローラによリフラッシュメ
モリーヘ伝送する。また、入力商用(AC)電源(例え
ば、100VAC)に停電が発生した場合、同様にRA
M上のデータをDMAコントローラによリフラッシュメ
モリーヘ伝送する。データの伝送完了後、停電が存在す
る場合は停電復旧後にCPUをリセットし、フラッシュ
メモリーに待避しておいたデータを再びRAMに伝送す
ることにより、CPU暴走時のRAM上のデータの消失
を防ぐ。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明によるメモリー
バックアップシステムの実施例の構成を示すブロック図
であり、図3と同等部分は同一符号にて示している。図
1において、本発明の関連するコンピュータシステム
は、プログラムによリ演算処理を行うCPU1と、この
CPU1にて演算処理を行うためのプログラムを格納す
るROM(リードオンリーメモリー2と、各種処理デー
タの書き込み及び読み出しを行うためのRAM(ランダ
ムアクセスメモリー)3と、CPU1から定期的にアク
セスされ、CPU1の演算処理が暴走してアクセスが止
まると、データ転送指示信号bを出力するウォッチドッ
グタイマ(WDT)6とを有する。
【0013】さらに、CPU1の演算処理が暴走した場
合に、RAM3に記憶されているデータを待避させるた
めのフラッシュメモリー(フラッシュメモリーに限らな
い不揮発性書き替え可能メモリー、例えばEEPRO
M、バッテリーバックアップされたRAM等を含む)4
と、RAM3からフラッシュメモリー4ヘデータを転送
するDMA(ダイレクトメモリーアクセス)コントロー
ラ7と、CPU1の演算処理が暴走したときにCPU1
とCPUバス9とを切リ離す制御を行うゲート回路5と
を有する。さらにはまた、入力商用(AC)電源(例え
ば100VAC)を監視し、停電を検出する電源監視回
路8と、これらの回路を相互に接続してシステムを構成
するCPUバス9とを有して構成されるている。
【0014】本発明の実施例の動作を、図1及びタイミ
ング図である図2により説明する。通常、図1におい
て、CPU1はROM2に書き込まれているプログラム
によリ演算処理を行い、各種処理データは随時RAM3
上に書き込まれ、必要に応じて読み出される。また、C
PU1はWDT6の持つ時定数T2より短い周期T1に
て、定期的にCPUバス9を介してWDT6にアクセス
データaを出力している。WDT6はアクセスデータa
によりリセットされる。
【0015】従って、WDT6はCPU1から一定時間
T2以内にアクセスaが無い場合、CPU異常と見なし
て、直前のCPU1のアクセスaから一定時間T2後に
データ転送指示信号bを出力する(図2参照)。
【0016】いま、CPU1が何らかの原因にて暴走
し、WDT6へのアクセス信号aが止まると、WDT6
はデータ転送指示信号bをDMAコントローラ7に出力
する。DMAコントローラ7はデータ転送指示信号bを
受けると、ゲート回路5に出力するバス切り替え信号c
を論理値“ロー(L)”にして、CPU1をCPUバス
9から切り離した後、RAM3に記憶されている(RA
M)データ(D1〜Dn)をフラッシュメモリー4に伝
送する(図2参照)。
【0017】またこの時、フラッシュメモリー4のある
定められたアドレスにRAM3のデータが待避されてい
ることを示すフラグ(F)を書き込む。RAM3に記憶
されているデータがすべてフラッシュメモリー4へ転送
されると、停電でない場合はDMAコントローラ7はC
PU1にリセット信号eを出力すると同時に、ゲート回
路5に出力するバス切り替え信号cを論理値“ハイ
(H)”にして、CPU1とCPUバス9とを接続す
る。
【0018】一方、通常CPU1が正常に動作している
(暴走していない)際に、停電が発生した場合は、電源
監視回路8が停電信号gをDMAコントローラ7に出力
する。なお、この停電信号gの立ち上がり(スタート
点)は可能な限り早い時定数にて検知され(交流信号か
ら検出するため、極端に早く検知することはできな
い)、立ち下がり(終了点)は充分に遅らせる(停電が
終わって、主電源が充分安定するまで)。すなわち、コ
ンピュータシステムの主電源は大きな時定数を持ってい
るので、停電信号gのスタート点にてはシステムはまだ
正常に動作している。また、終了点にては、システムの
主電源はすでに回復している。
【0019】停電が発生した場合、停電信号gに基づい
てDMAコントローラ7は、直ちにRAM3に記憶され
ている(RAM)データ(D1〜Dn)を、フラッシュ
メモリー4に伝送する。なお、停電中はWDT6からの
データ転送指示信号bは無視する。またこの時、フラッ
シュメモリー4のある定められたアドレスにRAM3の
データが待避されていることを示すフラグ(F)を書き
込む。
【0020】RAM3に記憶されているデータがすべて
フラッシュメモリー4へ転送され、停電信号gが終了し
たときDMAコントローラ7はCPU1にリセット信号
eを出力すると同時に、ゲート回路5に出力するバス切
り替え信号cを論理値“ハイ(H)”にして、CPU1
とCPUバス9とを接続する。CPU1はリセット信号
eが入力すると初期化を開始し、RAM3のデータもク
リアされる。
【0021】CPU1は初期化完了後、フラッシュメモ
リー4に書き込まれたフラグの状態を読み出し、RAM
3のデータが待避されていることを示すフラグ(F)を
検出すると、フラッシュメモリー4に待避されているデ
ータをRAM3へ伝送する(図2参照)。伝送が完了す
るとCPU1は、フラッシュメモリー4上のフラグをク
リアして再び通常処理を行う。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、停
電時及びCPU暴走時にRAM上のデータをDMAコン
トローラによりフラッシュメモリーヘ転送した後、停電
の終了を待ってCPUをリセットしフラッシュメモリー
に待避しておいたデータを再びRAMに転送することに
より、RAM上のデータの消失を防ぐという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の実施例のタイミング図である。
【図3】従来のメモリーバックアップシステムの一例の
ブロック図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 フラッシュメモリー 5 ゲート回路 6 WDT 7 DMAコントローラ 8 電源監視回路 9 CPUバス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウオッチドッグタイマにて中央処理装置
    の暴走を検知したとき、ランダムアクセスメモリー中の
    処理データを不揮発性メモリーに待避させ、前記中央処
    理装置のリセット後、前記待避メモリーに待避された処
    理データを前記ランダムアクセスメモリーに転送するコ
    ンピュータシステムのメモリーバックアップシステムで
    あって、 商用電源の停電を監視する電源監視手段と、 前記停電の開始時に前記ランダムアクセスメモリー中の
    処理データを前記不揮発性メモリーに待避させるデータ
    待避手段と、 前記停電の終了後前記中央処理装置をリセットする停電
    後リセット手段とを含むことを特徴とするメモリーバッ
    クアップシステム。
  2. 【請求項2】 前記不揮発性メモリー素子が、フラッシ
    ュメモリー素子、EEPROM素子、バッテリーバック
    アップされたランダムアクセスメモリー素子のひとつで
    あることを特徴とする請求項1記載のメモリーバックア
    ップシステム。
  3. 【請求項3】 前記電源監視手段が、前記停電の開始時
    を主電源の時定数に比べ充分に早い時定数にて検知する
    ことを特徴とする請求項1あるいは2記載のメモリーバ
    ックアップシステム。
  4. 【請求項4】 前記停電中は、前記ウオッチドッグタイ
    マが前記中央処理装置の暴走を検知したとき、前記ラン
    ダムアクセスメモリー中の処理データを前記不揮発性メ
    モリーに待避させ、前記中央処理装置のリセット後、前
    記不揮発性メモリーに待避された処理データを前記ラン
    ダムアクセスメモリーに転送させる動作を停止させるこ
    とを特徴とする請求項1,2あるいは3記載のメモリー
    バックアップシステム。
JP10346471A 1998-12-07 1998-12-07 メモリーバックアップシステム Withdrawn JP2000172575A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100610354B1 (ko) * 2002-03-19 2006-08-09 삼성전자주식회사 플래시메모리를 이용한 휴대용단말기의 정보처리시스템제어장치 및 제어방법
JP2008165536A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Fujitsu Ltd 情報処理装置,記憶部誤書込み防止方法,および情報処理システム
JP2008269635A (ja) * 2008-06-02 2008-11-06 Renesas Technology Corp 半導体処理装置

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KR100610354B1 (ko) * 2002-03-19 2006-08-09 삼성전자주식회사 플래시메모리를 이용한 휴대용단말기의 정보처리시스템제어장치 및 제어방법
JP2008165536A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Fujitsu Ltd 情報処理装置,記憶部誤書込み防止方法,および情報処理システム
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Effective date: 20060207