JP2006109203A - 無停電電源装置の給電監視装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電源トラブルによる端末装置の破損を未然に防止すること。
【解決手段】 UPS管理プログラム7を監視する監視プログラム14を別に動作させることにより、万が一UPS管理プログラム7がハングアップして給電監視動作ができなくなった場合は、監視プログラム14がUPS管理プログラム7を再起動コマンド16にて再起動させる。この再起動にて給電監視動作が復旧しない場合は、UPS管理プログラム7の代わりに監視プログラム14からシャットダウン命令9をOS8へ出力する。このように常にUPS3の給電状態の監視動作を有効な状態に保持する。
【選択図】 図1
【解決手段】 UPS管理プログラム7を監視する監視プログラム14を別に動作させることにより、万が一UPS管理プログラム7がハングアップして給電監視動作ができなくなった場合は、監視プログラム14がUPS管理プログラム7を再起動コマンド16にて再起動させる。この再起動にて給電監視動作が復旧しない場合は、UPS管理プログラム7の代わりに監視プログラム14からシャットダウン命令9をOS8へ出力する。このように常にUPS3の給電状態の監視動作を有効な状態に保持する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、無停電電源装置から電源が供給されるパソコン(パーソナルコンピュータ)やサーバ等の端末装置において、無停電電源装置の給電状態を監視することによって停電発生時にデータ等を保存してシステムを安全に停止する無停電電源装置の給電監視装置に関する。
無停電電源装置から給電を行う一般的な給電システムは、図3に示すように、商用電源1に給電ケーブル2を介してUPS(Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置)3が接続され、このUPS3に給電ケーブル4及び通信ケーブル5を介してパソコン(又はサーバ)6が接続されて構成されている。
パソコン6は、図4に示すように、UPS3の給電状態を監視する給電監視装置10としてUPS管理プログラム7を備えている。このUPS管理プログラム7は、商用電源1が停電してUPS3が内蔵バッテリから電源を供給するバッテリ運転モードとなったことを検出し、内蔵バッテリのエネルギーが消耗して給電不可能となる以前にシャットダウン命令9をOS(Operating System)8へ出力する。これによってパソコン6が処理中のデータやファイルを記憶手段に記憶したのちシャットダウンするようになっている。
パソコン6は、図4に示すように、UPS3の給電状態を監視する給電監視装置10としてUPS管理プログラム7を備えている。このUPS管理プログラム7は、商用電源1が停電してUPS3が内蔵バッテリから電源を供給するバッテリ運転モードとなったことを検出し、内蔵バッテリのエネルギーが消耗して給電不可能となる以前にシャットダウン命令9をOS(Operating System)8へ出力する。これによってパソコン6が処理中のデータやファイルを記憶手段に記憶したのちシャットダウンするようになっている。
この種の従来の給電システムとして、例えば特許文献1に記載のものがある。
特開2000−78224号公報
しかし、従来の給電監視装置であるUPS管理プログラム7は、パソコン6内に1つのみ設定されるようになっており、また、当該プログラム7の機能が不全になっても、それを外部へ通知する機能を持ち合わせていない。このため、UPS管理プログラム7が何らかの要因によりハングアップした際に商用電源21が停電した場合、UPS3はバッテリ運転モードとなって内蔵バッテリからパソコン6へ給電し続けるが、パソコン6ではUPS管理プログラム7が不全となっているので、そのバッテリ運転モードであることを検出することができない。この状態でパソコン6が稼動を続けていると、内蔵バッテリのエネルギーを消費し続けるのでUPS3が給電不能となり、パソコン6への給電が突然途絶えるダーティーシャットダウン状態となる。
このダーティーシャットダウンが発生した場合、パソコン6の処理途中のデータが喪失したり、ファイルが破損したりする端末装置のシステム破損が誘引されるという問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、電源トラブルによる端末装置の破損を未然に防止することができる無停電電源装置の給電監視装置を提供することを目的としている。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、電源トラブルによる端末装置の破損を未然に防止することができる無停電電源装置の給電監視装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1による無停電電源装置の給電監視装置は、通信及び情報処理を行う端末装置に対して電源のバックアップを行う無停電電源装置から前記端末装置に対する給電状態を監視する無停電電源装置管理手段を有する無停電電源装置の給電監視装置において、前記無停電電源装置管理手段が行う給電状態監視動作を確認し、その給電状態監視動作が異常であれば無停電電源装置管理手段に再起動を実行させ、この再起動により給電状態監視動作が復旧しなければ、前記端末装置の処理中データを記憶手段に保存して当該端末装置をシャットダウンする処理を実行させる監視手段を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、無停電電源装置管理手段の機能が不全になっても、監視手段によって端末装置を適正にシャットダウンさせることができるので、従来のような端末装置の処理途中のデータの喪失やファイル破損などの端末装置のシステム破損を防止することができる。
この構成によれば、無停電電源装置管理手段の機能が不全になっても、監視手段によって端末装置を適正にシャットダウンさせることができるので、従来のような端末装置の処理途中のデータの喪失やファイル破損などの端末装置のシステム破損を防止することができる。
以上説明したように本発明によれば、電源トラブルによる端末装置の破損を未然に防止することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る無停電電源装置の給電監視装置をパソコンに用いた給電システムのブロック構成図である。但し、図1に示す本実施の形態において、図3に示した従来例の各部に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
図1に示す給電監視装置12が、図4に示した従来の給電監視装置10と異なる点は、監視プログラム14を追加したことにある。
図1は、本発明の実施の形態に係る無停電電源装置の給電監視装置をパソコンに用いた給電システムのブロック構成図である。但し、図1に示す本実施の形態において、図3に示した従来例の各部に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
図1に示す給電監視装置12が、図4に示した従来の給電監視装置10と異なる点は、監視プログラム14を追加したことにある。
監視プログラム14は、UPS管理プログラム7にパソコン6内部の特定通信ポートで接続されており、応答確認コマンド15によってUPS管理プログラム7の動作状態をチェックし、この結果、動作状態が異常であれば再起動コマンド16によって再起動を実行させ、この再起動によって復旧しなければOS8にシャットダウン命令9を出力するものである。
このような監視プログラム14の動作を、図2に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、UPS管理プログラム7がUPS3の給電状態をモニタリング中であるとする。ここで、ステップS1において、監視プログラム14が特定通信ポートを介して応答確認コマンド15をUPS管理プログラム7へ送出することによって当該プログラム7の動作状態をチェックする。
まず、UPS管理プログラム7がUPS3の給電状態をモニタリング中であるとする。ここで、ステップS1において、監視プログラム14が特定通信ポートを介して応答確認コマンド15をUPS管理プログラム7へ送出することによって当該プログラム7の動作状態をチェックする。
UPS管理プログラム7が正常動作中であれば、応答確認コマンド15による問合せに対して所定の応答があるようになっているので、ステップS2において、UPS管理プログラム7から所定の応答があったか否かが判断される。所定の応答があれば、ステップS3において、監視プログラム14は、UPS管理プログラム7が正常動作中であると判断する。
一方、所定の応答がなければ、ステップS4において、監視プログラム14は、UPS管理プログラム7が異常であると判断する。この場合、ステップS5において、監視プログラム14が再起動コマンド16をUPS管理プログラム7へ送出し、再起動の実行によって給電監視動作の復旧を試みる。この再起動コマンド16の送出後、所定時間後に、ステップS6において、再度、応答確認コマンド15を送出し、ステップS7において、所定の応答があるか否かを判断する。所定の応答があれば、ステップS8において、UPS管理プログラム7が正常動作中であると判断する。
一方、所定の応答がなければ、ステップS9において、監視プログラム14は、OS8にシャットダウン命令9を出力する。これによってパソコン6が処理中のデータやファイルを記憶手段に記憶したのちシャットダウンする。
なお、ステップS9のように、OS8にシャットダウン命令9を出力するのでなく、管理者に対してアラームを発行するようにしてもよく、又は、それら双方の処理を行うようにしてもよい。
なお、ステップS9のように、OS8にシャットダウン命令9を出力するのでなく、管理者に対してアラームを発行するようにしてもよく、又は、それら双方の処理を行うようにしてもよい。
以上説明したように本実施の形態の給電監視装置12によれば、UPS管理プログラム7を監視する監視プログラム14を別に動作させることにより、万が一UPS管理プログラム7がハングアップして給電監視動作ができなくなっても、監視プログラム14がUPS管理プログラム7を再起動させ、又は、代わりにOS8にシャットダウン命令9を出力するようにした。これによって、常にUPS3の給電状態の監視動作を有効な状態に保持することができるので、電源トラブルによる端末装置の破損を未然に防止することができる。
1 商用電源
2,4 給電ケーブル
5 通信ケーブル
6 パソコン
7 UPS管理プログラム
9 シャットダウン命令
10,12 給電監視装置
14 監視プログラム
15 応答確認コマンド
16 再起動コマンド
2,4 給電ケーブル
5 通信ケーブル
6 パソコン
7 UPS管理プログラム
9 シャットダウン命令
10,12 給電監視装置
14 監視プログラム
15 応答確認コマンド
16 再起動コマンド
Claims (1)
- 通信及び情報処理を行う端末装置に対して電源のバックアップを行う無停電電源装置から前記端末装置に対する給電状態を監視する無停電電源装置管理手段を有する無停電電源装置の給電監視装置において、
前記無停電電源装置管理手段が行う給電状態監視動作を確認し、その給電状態監視動作が異常であれば無停電電源装置管理手段に再起動を実行させ、この再起動により給電状態監視動作が復旧しなければ、前記端末装置の処理中データを記憶手段に保存して当該端末装置をシャットダウンする処理を実行させる監視手段
を備えたことを特徴とする無停電電源装置の給電監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004294696A JP2006109203A (ja) | 2004-10-07 | 2004-10-07 | 無停電電源装置の給電監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004294696A JP2006109203A (ja) | 2004-10-07 | 2004-10-07 | 無停電電源装置の給電監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006109203A true JP2006109203A (ja) | 2006-04-20 |
Family
ID=36378384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004294696A Pending JP2006109203A (ja) | 2004-10-07 | 2004-10-07 | 無停電電源装置の給電監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006109203A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017062726A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電子機器及び電子機器の温度制御方法 |
-
2004
- 2004-10-07 JP JP2004294696A patent/JP2006109203A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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