JPH07302111A - プロセスオペレーターズコンソール - Google Patents
プロセスオペレーターズコンソールInfo
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- JPH07302111A JPH07302111A JP6096103A JP9610394A JPH07302111A JP H07302111 A JPH07302111 A JP H07302111A JP 6096103 A JP6096103 A JP 6096103A JP 9610394 A JP9610394 A JP 9610394A JP H07302111 A JPH07302111 A JP H07302111A
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- JP
- Japan
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- keyboard
- signal
- crt
- switch
- display
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- Pending
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- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】プロセスオペレーターズコンソールのＣＲＴデ
ィスプレイとキーボードを使用してＣＲＴ信号とキーボ
ード信号の切り換えにより、プロセス制御の操作と上位
生産管理システム等の異種類のシステムの操作を実現す
ること。 【構成】プロセス制御システム用プロセスオペレーター
ズコンソールのＣＲＴディスプレイとキーボードを使用
しキーボード信号切り換え器３とＣＲＴ信号切り換え器
４を、切り換えスイッチ５の状態により切り換え動作さ
せ、プロセス制御システム用制御部６と上位生産管理シ
ステムの端末制御部１４の双方に接続可能な構成とす
る。
ィスプレイとキーボードを使用してＣＲＴ信号とキーボ
ード信号の切り換えにより、プロセス制御の操作と上位
生産管理システム等の異種類のシステムの操作を実現す
ること。 【構成】プロセス制御システム用プロセスオペレーター
ズコンソールのＣＲＴディスプレイとキーボードを使用
しキーボード信号切り換え器３とＣＲＴ信号切り換え器
４を、切り換えスイッチ５の状態により切り換え動作さ
せ、プロセス制御システム用制御部６と上位生産管理シ
ステムの端末制御部１４の双方に接続可能な構成とす
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、各種プラントの制御，
監視を行うプロセス制御システムの操作部であるプロセ
スオペレーターズコンソールに於いて、通常のプロセス
制御の操作指示，監視の他にＣＲＴ表示信号及びキーボ
ード信号を切り換え操作により異種類のシステム、例え
ば上位生産管理システム等プロセス制御そのものを扱う
ものではないがプロセス制御と関連する情報や付帯設備
等の操作を、前記プロセス制御システムのオペレーター
ズコンソール上で、操作可能としたプロセスオペレータ
ーズコンソールに関する。
監視を行うプロセス制御システムの操作部であるプロセ
スオペレーターズコンソールに於いて、通常のプロセス
制御の操作指示，監視の他にＣＲＴ表示信号及びキーボ
ード信号を切り換え操作により異種類のシステム、例え
ば上位生産管理システム等プロセス制御そのものを扱う
ものではないがプロセス制御と関連する情報や付帯設備
等の操作を、前記プロセス制御システムのオペレーター
ズコンソール上で、操作可能としたプロセスオペレータ
ーズコンソールに関する。
【０００２】
【従来の技術】プロセス制御システムのプロセスオペレ
ーターズコンソールは、ＣＲＴ上に工業計器をイメージ
した計器画面，プラントの系統図を表現したグラフィッ
ク画面，制御状態の経過状況を表現したトレンド画面等
を表示させキーボード操作により制御操作，監視を行
う、この時プロセス上異常個所発生時には自動的にプロ
セス運転員に対しＣＲＴ上に異常内容を点滅表示させる
と同時に、アラーム音等により警報を出力する。一方、
前記プロセスオペレーターズコンソールの制御部は専用
の通信ネットワークにより分散配置されたプロセス制御
コントローラと接続され、プロセス制御コントローラを
介して前記各種ＣＲＴ画面によりプラントの動作状態や
制御内容を表示させ、キーボード操作により表示内容の
変更や制御操作を行う。これら一連の運転を行うプロセ
スオペレーターズコンソールはプロセス制御コントロー
ラと同様、規模，制御情報量，ＣＲＴ表示画面数，運転
員の人数等により適切台数を分散配置可能である。
ーターズコンソールは、ＣＲＴ上に工業計器をイメージ
した計器画面，プラントの系統図を表現したグラフィッ
ク画面，制御状態の経過状況を表現したトレンド画面等
を表示させキーボード操作により制御操作，監視を行
う、この時プロセス上異常個所発生時には自動的にプロ
セス運転員に対しＣＲＴ上に異常内容を点滅表示させる
と同時に、アラーム音等により警報を出力する。一方、
前記プロセスオペレーターズコンソールの制御部は専用
の通信ネットワークにより分散配置されたプロセス制御
コントローラと接続され、プロセス制御コントローラを
介して前記各種ＣＲＴ画面によりプラントの動作状態や
制御内容を表示させ、キーボード操作により表示内容の
変更や制御操作を行う。これら一連の運転を行うプロセ
スオペレーターズコンソールはプロセス制御コントロー
ラと同様、規模，制御情報量，ＣＲＴ表示画面数，運転
員の人数等により適切台数を分散配置可能である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記の如く、プロセス
オペレーターズコンソールはプロセス制御の規模，制御
情報量，運転人員等に合わせて必要台数，分散配置され
目的に応じてＣＲＴ表示とキーボード操作によりプロセ
スの制御，監視等を実施するものである。近年、プロセ
ス制御による製品の品質，生産性向上及び１つのプラン
トで複数の種類の製品を生産する多品種生産プロセス等
によりプロセス制御は複雑化しその制御内容，情報量が
増大しており、プロセスオペレーターズコンソールでの
ＣＲＴ表示する計器画面，グラフィック画面，トレンド
画面，アラーム表示等の画面種類，画面数が増大する傾
向にあり必然的にプロセスオペレーターズコンソールの
設置台数も多くなる。一方、プラント運転管理の上でプ
ロセス制御の他に受注情報から、生産，出荷までの工場
全体、又は企業全体を一括管理する、いわゆるＣＩＭ化
が進められており従来のプロセス制御システムと上位生
産管理システム等との有機的結合が必要となり、通信接
続により上位生産管理システムからはプラント制御に必
要な情報を入力し、その生産結果や生産状況をプロセス
制御システムより上位生産管理システムに出力すること
で実現している。しかしながら、プロセス制御を行うプ
ロセスオペレーターズコンソールで前記通信接続により
得られる機能のみで、全ての上位生産管理システムの情
報の表示，操作ができるわけではなく、その内容がプロ
セス制御システムのソフトウェアの内容に限定される、
従ってプラント運転管理室内にプロセスオペレーターズ
コンソールの他に、上位生産管理システムの端末装置を
設置し必要に応じて各々オペレーションをすることとな
り、操作卓の台数の増大による設置スペースの問題，複
数台操作による運転員の作業性が悪い等の問題がある。
本発明は、プロセス制御用のプロセスオペレーターズコ
ンソールの操作卓上でプロセス制御の運転操作の他に、
上位運転管理システム等の異種類のシステムの端末とし
ての操作をＣＲＴ表示信号とキーボード信号の切り換え
方式により実現したものである。
オペレーターズコンソールはプロセス制御の規模，制御
情報量，運転人員等に合わせて必要台数，分散配置され
目的に応じてＣＲＴ表示とキーボード操作によりプロセ
スの制御，監視等を実施するものである。近年、プロセ
ス制御による製品の品質，生産性向上及び１つのプラン
トで複数の種類の製品を生産する多品種生産プロセス等
によりプロセス制御は複雑化しその制御内容，情報量が
増大しており、プロセスオペレーターズコンソールでの
ＣＲＴ表示する計器画面，グラフィック画面，トレンド
画面，アラーム表示等の画面種類，画面数が増大する傾
向にあり必然的にプロセスオペレーターズコンソールの
設置台数も多くなる。一方、プラント運転管理の上でプ
ロセス制御の他に受注情報から、生産，出荷までの工場
全体、又は企業全体を一括管理する、いわゆるＣＩＭ化
が進められており従来のプロセス制御システムと上位生
産管理システム等との有機的結合が必要となり、通信接
続により上位生産管理システムからはプラント制御に必
要な情報を入力し、その生産結果や生産状況をプロセス
制御システムより上位生産管理システムに出力すること
で実現している。しかしながら、プロセス制御を行うプ
ロセスオペレーターズコンソールで前記通信接続により
得られる機能のみで、全ての上位生産管理システムの情
報の表示，操作ができるわけではなく、その内容がプロ
セス制御システムのソフトウェアの内容に限定される、
従ってプラント運転管理室内にプロセスオペレーターズ
コンソールの他に、上位生産管理システムの端末装置を
設置し必要に応じて各々オペレーションをすることとな
り、操作卓の台数の増大による設置スペースの問題，複
数台操作による運転員の作業性が悪い等の問題がある。
本発明は、プロセス制御用のプロセスオペレーターズコ
ンソールの操作卓上でプロセス制御の運転操作の他に、
上位運転管理システム等の異種類のシステムの端末とし
ての操作をＣＲＴ表示信号とキーボード信号の切り換え
方式により実現したものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、プロセスオぺ
レーターズコンソールのＣＲＴディスプレイとキーボー
ドを複数の異種類の制御部として、プロセスオペレータ
ーズコンソールの制御部と、上位生産管理システム等の
端末の制御部のそれぞれの、ＣＲＴ表示信号とキーボー
ド信号をいずれか１つ選択接続可能なＣＲＴ信号切り換
え器とキーボード信号切り換え器を設け、前記ＣＲＴデ
ィスプレイとキーボードが同期して前記複数の異種類の
制御部と取り合う入出力信号を切り換えることで実現で
きる。
レーターズコンソールのＣＲＴディスプレイとキーボー
ドを複数の異種類の制御部として、プロセスオペレータ
ーズコンソールの制御部と、上位生産管理システム等の
端末の制御部のそれぞれの、ＣＲＴ表示信号とキーボー
ド信号をいずれか１つ選択接続可能なＣＲＴ信号切り換
え器とキーボード信号切り換え器を設け、前記ＣＲＴデ
ィスプレイとキーボードが同期して前記複数の異種類の
制御部と取り合う入出力信号を切り換えることで実現で
きる。
【０００５】
【作用】すなわち、プロセスオペレーターズコンソール
のＣＲＴディスプレイの表示信号として、色の３原色を
３つのアナログ信号で表現するアナログＲＧＢ信号が一
般的であり、更にＣＲＴディスプレイはその表現できる
ピクセルドット数，表示周波数が同一であることが異種
類の複数の制御部のＣＲＴコントローラに要求される条
件であるが、近年のプロセスオペレーターズコンソール
は、そのＣＲＴの表現出来る情報量の増大から高精細Ｃ
ＲＴディスプレイが使用されており、上位生産管理シス
テムの端末装置としてはエンジニアリングワークステー
ションやＸ端末装置が使用され、これらのＣＲＴディス
プレイも同様の高精細ＣＲＴディスプレイが使用されて
おりＣＲＴ表示信号の表示周波数帯域をもつビデオ信号
用マルチプレクサを使用したＣＲＴ信号切り換え器によ
り複数のＣＲＴコントローラからのＣＲＴ表示信号をＣ
ＲＴディスプレイに選択出力されることとなる。一方、
キーボードの接続信号は、クロック同期式半二重通信方
式のシリアル通信によりキーボードのキー操作されたキ
ー番号とキーＯＮ／ＯＦＦ状態をキー操作時に制御部に
対して出力することで操作内容を認識するもので、キー
ボード信号切り換え器により前記ＣＲＴディスプレイが
接続された制御部と同一の制御部に接続することでキー
操作の結果が接続された制御部を介してＣＲＴディスプ
レイに表示されると共に目的に応じた動作を実現するも
のである。
のＣＲＴディスプレイの表示信号として、色の３原色を
３つのアナログ信号で表現するアナログＲＧＢ信号が一
般的であり、更にＣＲＴディスプレイはその表現できる
ピクセルドット数，表示周波数が同一であることが異種
類の複数の制御部のＣＲＴコントローラに要求される条
件であるが、近年のプロセスオペレーターズコンソール
は、そのＣＲＴの表現出来る情報量の増大から高精細Ｃ
ＲＴディスプレイが使用されており、上位生産管理シス
テムの端末装置としてはエンジニアリングワークステー
ションやＸ端末装置が使用され、これらのＣＲＴディス
プレイも同様の高精細ＣＲＴディスプレイが使用されて
おりＣＲＴ表示信号の表示周波数帯域をもつビデオ信号
用マルチプレクサを使用したＣＲＴ信号切り換え器によ
り複数のＣＲＴコントローラからのＣＲＴ表示信号をＣ
ＲＴディスプレイに選択出力されることとなる。一方、
キーボードの接続信号は、クロック同期式半二重通信方
式のシリアル通信によりキーボードのキー操作されたキ
ー番号とキーＯＮ／ＯＦＦ状態をキー操作時に制御部に
対して出力することで操作内容を認識するもので、キー
ボード信号切り換え器により前記ＣＲＴディスプレイが
接続された制御部と同一の制御部に接続することでキー
操作の結果が接続された制御部を介してＣＲＴディスプ
レイに表示されると共に目的に応じた動作を実現するも
のである。
【０００６】
【実施例】以下、本発明によるプロセスオペレーターズ
コンソールについて図１から図５を用いて説明する。は
じめに本実施例のブロック図を図１に示す。本実施例は
前記の如くキーボード１とＣＲＴディスプレイ２を共用
する異種類の制御部であるプロセス制御システム用制御
部６と上位生産管理システムの端末制御部１４との間に
キーボード信号切り換え器３とＣＲＴ信号切り換え器４
を設け、切り換えスイッチ５の状態に基づいて切り換え
スイッチ５がＯＮ時にはプロセス制御システム用制御部
６のキーボードＩ／Ｆ７がキーボード信号切り換え器３
を介してキーボード１に接続されキーボードＩ／Ｆ７と
通信接続される、同様にＣＲＴコントローラ８のＣＲＴ
信号がＣＲＴ信号切り換え器４により、ＣＲＴディスプ
レイ２に接続される。この結果キーボード１，ＣＲＴデ
ィスプレイ２双方共プロセス制御システム用制御部６に
接続されており運転員はＣＲＴ表示とキーボード操作に
よりＣＰＵ９が通信Ｉ／Ｆ１０及びプロセス制御システ
ム通信ネットワーク１１を介して分散配置されたプロセ
ス制御コントローラ(１)１２からプロセス制御コントロ
ーラｎ１３との制御情報の伝送を行いプラント運転を実
施するものである。一方切り換えスイッチ５がＯＦＦ時
には上位生産管理システムの端末制御部１４が、キーボ
ード信号切り換え器３を介してキーボード１と接続され
同様にＣＲＴ信号切り換え器４を介してＣＲＴディスプ
レイ２に接続される、この結果キーボード１，ＣＲＴデ
ィスプレイ２双方共上位生産管理システムの端末制御部
１４と接続されており運転員は、ＣＲＴ表示とキーボー
ド操作により上位生産管理システムの端末制御部１４に
接続された上位通信ネットワーク１５を介して上位シス
テム１６との操作が出来ることになる。この様にして切
り換えスイッチ５の操作のみで運転員は必要に応じて、
同一のキーボード及びＣＲＴディスプレイを使用してプ
ロセス制御システムの操作と上位生産管理システムの操
作を実現できるものである。
コンソールについて図１から図５を用いて説明する。は
じめに本実施例のブロック図を図１に示す。本実施例は
前記の如くキーボード１とＣＲＴディスプレイ２を共用
する異種類の制御部であるプロセス制御システム用制御
部６と上位生産管理システムの端末制御部１４との間に
キーボード信号切り換え器３とＣＲＴ信号切り換え器４
を設け、切り換えスイッチ５の状態に基づいて切り換え
スイッチ５がＯＮ時にはプロセス制御システム用制御部
６のキーボードＩ／Ｆ７がキーボード信号切り換え器３
を介してキーボード１に接続されキーボードＩ／Ｆ７と
通信接続される、同様にＣＲＴコントローラ８のＣＲＴ
信号がＣＲＴ信号切り換え器４により、ＣＲＴディスプ
レイ２に接続される。この結果キーボード１，ＣＲＴデ
ィスプレイ２双方共プロセス制御システム用制御部６に
接続されており運転員はＣＲＴ表示とキーボード操作に
よりＣＰＵ９が通信Ｉ／Ｆ１０及びプロセス制御システ
ム通信ネットワーク１１を介して分散配置されたプロセ
ス制御コントローラ(１)１２からプロセス制御コントロ
ーラｎ１３との制御情報の伝送を行いプラント運転を実
施するものである。一方切り換えスイッチ５がＯＦＦ時
には上位生産管理システムの端末制御部１４が、キーボ
ード信号切り換え器３を介してキーボード１と接続され
同様にＣＲＴ信号切り換え器４を介してＣＲＴディスプ
レイ２に接続される、この結果キーボード１，ＣＲＴデ
ィスプレイ２双方共上位生産管理システムの端末制御部
１４と接続されており運転員は、ＣＲＴ表示とキーボー
ド操作により上位生産管理システムの端末制御部１４に
接続された上位通信ネットワーク１５を介して上位シス
テム１６との操作が出来ることになる。この様にして切
り換えスイッチ５の操作のみで運転員は必要に応じて、
同一のキーボード及びＣＲＴディスプレイを使用してプ
ロセス制御システムの操作と上位生産管理システムの操
作を実現できるものである。
【０００７】次に図２，図３により本実施例での前記図
１のＣＲＴ信号切り換え器４の内部動作について説明す
る。前記の如くＣＲＴ信号切り換え器は切り換えスイッ
チのＯＮ／ＯＦＦ情報により異種類の制御部からのアナ
ログＲＧＢ信号を切り換えてＣＲＴディスプレイと接続
するもので複数のシステムを１つのＣＲＴディスプレイ
に切り換え操作するためには、その切り換え操作も頻繁
に行われる場合があり、切り換え時のＣＲＴ表示の同期
ずれが運転員に与える不快感は大きい、これをいかに最
小限に抑えるかが最大のポイントである。本発明のＣＲ
Ｔ信号切り換え器は、ＣＲＴ表示信号であるアナログＲ
ＧＢ信号のＧ信号に重畳させている同期信号に着目して
ＣＲＴ表示のＶＳＹＮＣ（垂直帰線信号）に同期して切
り換えを実施している。図２に於いてビデオ信号用マル
チプレクサ１７，１８，１９はNO1CRTIN及びNO2CRTINの
２系統のアナログＲＧＢ信号と内部に作成されるSYNC状
態（０Ｖ）の３系統のアナログ信号をＲ−Ｓフリップフ
ロップ２３，２４の状態により、いずれか１系統の信号
をCRTOUTに出力するものでNO1CRTIN及びNO2CRTINの入力
信号は全て抵抗Ｒにて入力インピーダンス整合されてい
る、又ビデオ信号用マルチプレクサ１７，１８，１９は
出力アンプを装備したものを用いており抵抗Ｒにより出
力インピーダンスを整合させると共に２つの抵抗Ｒ′に
より分圧された帰還信号によりゲイン２倍を補償しＣＲ
Ｔディスプレイの入力インピーダンスと前記抵抗Ｒによ
り分圧され入力信号と同一レベルの信号をＣＲＴディス
プレイに伝送するものである。ＶＳＹＮＣ検出回路２
０，２１は、それぞれ非同期タイミングで入力されるア
ナログＧ信号よりＣＲＴ表示の同期信号であるＳＹＮＣ
レベルを検出し更にＳＹＮＣ時間を監視することによ
り、ＨＳＹＮＣ（水平帰線信号）とＶＳＹＮＣを分別し
てＶＳＹＮＣタイミングのみを抽出する。フィルタ回路
２２は切り換えスイッチの入力信号のチャタリングを取
り除き論理レベルに変換するものである。この様にし
て、切り換えスイッチの状態と前記ＶＳＹＮＣ検出回路
２０，２１によりＶＳＹＮＣ時間中にＲ−Ｓフリップフ
ロップ２３，２４を動作させＣＲＴ信号の切り換え動作
を行うものである。図３のＣＲＴ信号切り換えタイミン
グ図に於いてNO1CRTG信号とNO2CRTG信号は、その表示周
波数は同一であるが非同期に動作しておりＶＳＹＮＣ検
出回路２０，２１の出力も位相がずれた状態で検出され
る。切り換えスイッチがＯＮ時はＭＰＸ切り換え信号２
３−Ｑ信号がＨＩＧＨ，２４−Ｑ信号がＬＯＷでありＣ
ＲＴ出力Ｇ信号にはNO1CRTG 信号が出力される、次に切
り換えスイッチがＯＦＦに切り換え動作するとNO1CRTの
ＶＳＹＮＣを検出時点で２３−ＱがＬＯＷとなりＣＲＴ
出力Ｇ信号は３系統目のＳＹＮＣ信号を出力する、次に
切り換えるべきNO2CRTG 信号のVSYNC検出時に２４−Ｑ
がＨＩＧＨとなりＣＲＴ出力Ｇ信号にNO2CRTG 信号が出
力される訳で、NO1CRTG信号とNO2CRTG信号のずれをＶＳ
ＹＮＣレベルを埋める形で同期ずれを補償している、こ
のＧ信号に同期して他のＲ信号，Ｂ信号も切り換えられ
る、図３では切り換えスイッチをＯＮからＯＦＦ切り換
え時を説明したが切り換えスイッチをＯＦＦからＯＮに
切り換えた時は同様にNO2CRTG 信号のＶＳＹＮＣを検出
した時点でＳＹＮＣ状態となりNO1CRTG信号のVSYNCを検
出した時点でNO1CRTG 信号に切り換える。
１のＣＲＴ信号切り換え器４の内部動作について説明す
る。前記の如くＣＲＴ信号切り換え器は切り換えスイッ
チのＯＮ／ＯＦＦ情報により異種類の制御部からのアナ
ログＲＧＢ信号を切り換えてＣＲＴディスプレイと接続
するもので複数のシステムを１つのＣＲＴディスプレイ
に切り換え操作するためには、その切り換え操作も頻繁
に行われる場合があり、切り換え時のＣＲＴ表示の同期
ずれが運転員に与える不快感は大きい、これをいかに最
小限に抑えるかが最大のポイントである。本発明のＣＲ
Ｔ信号切り換え器は、ＣＲＴ表示信号であるアナログＲ
ＧＢ信号のＧ信号に重畳させている同期信号に着目して
ＣＲＴ表示のＶＳＹＮＣ（垂直帰線信号）に同期して切
り換えを実施している。図２に於いてビデオ信号用マル
チプレクサ１７，１８，１９はNO1CRTIN及びNO2CRTINの
２系統のアナログＲＧＢ信号と内部に作成されるSYNC状
態（０Ｖ）の３系統のアナログ信号をＲ−Ｓフリップフ
ロップ２３，２４の状態により、いずれか１系統の信号
をCRTOUTに出力するものでNO1CRTIN及びNO2CRTINの入力
信号は全て抵抗Ｒにて入力インピーダンス整合されてい
る、又ビデオ信号用マルチプレクサ１７，１８，１９は
出力アンプを装備したものを用いており抵抗Ｒにより出
力インピーダンスを整合させると共に２つの抵抗Ｒ′に
より分圧された帰還信号によりゲイン２倍を補償しＣＲ
Ｔディスプレイの入力インピーダンスと前記抵抗Ｒによ
り分圧され入力信号と同一レベルの信号をＣＲＴディス
プレイに伝送するものである。ＶＳＹＮＣ検出回路２
０，２１は、それぞれ非同期タイミングで入力されるア
ナログＧ信号よりＣＲＴ表示の同期信号であるＳＹＮＣ
レベルを検出し更にＳＹＮＣ時間を監視することによ
り、ＨＳＹＮＣ（水平帰線信号）とＶＳＹＮＣを分別し
てＶＳＹＮＣタイミングのみを抽出する。フィルタ回路
２２は切り換えスイッチの入力信号のチャタリングを取
り除き論理レベルに変換するものである。この様にし
て、切り換えスイッチの状態と前記ＶＳＹＮＣ検出回路
２０，２１によりＶＳＹＮＣ時間中にＲ−Ｓフリップフ
ロップ２３，２４を動作させＣＲＴ信号の切り換え動作
を行うものである。図３のＣＲＴ信号切り換えタイミン
グ図に於いてNO1CRTG信号とNO2CRTG信号は、その表示周
波数は同一であるが非同期に動作しておりＶＳＹＮＣ検
出回路２０，２１の出力も位相がずれた状態で検出され
る。切り換えスイッチがＯＮ時はＭＰＸ切り換え信号２
３−Ｑ信号がＨＩＧＨ，２４−Ｑ信号がＬＯＷでありＣ
ＲＴ出力Ｇ信号にはNO1CRTG 信号が出力される、次に切
り換えスイッチがＯＦＦに切り換え動作するとNO1CRTの
ＶＳＹＮＣを検出時点で２３−ＱがＬＯＷとなりＣＲＴ
出力Ｇ信号は３系統目のＳＹＮＣ信号を出力する、次に
切り換えるべきNO2CRTG 信号のVSYNC検出時に２４−Ｑ
がＨＩＧＨとなりＣＲＴ出力Ｇ信号にNO2CRTG 信号が出
力される訳で、NO1CRTG信号とNO2CRTG信号のずれをＶＳ
ＹＮＣレベルを埋める形で同期ずれを補償している、こ
のＧ信号に同期して他のＲ信号，Ｂ信号も切り換えられ
る、図３では切り換えスイッチをＯＮからＯＦＦ切り換
え時を説明したが切り換えスイッチをＯＦＦからＯＮに
切り換えた時は同様にNO2CRTG 信号のＶＳＹＮＣを検出
した時点でＳＹＮＣ状態となりNO1CRTG信号のVSYNCを検
出した時点でNO1CRTG 信号に切り換える。
【０００８】次に図４，図５により本実施例での前記図
１のキーボード信号切り換え器３の内部動作について説
明する。本実施例でのキーボードは、＋５ＶのＤＣ電源
供給と半二重シリアル通信方式のＤＡＴＡラインとＤＡ
ＴＡを取り込むタイミングを作成するＣＬＯＣＫ信号に
より制御部のキーボードＩ／Ｆと接続されるものであり
キー操作時にはＣＬＯＣＫラインとＤＡＴＡラインを駆
動してキー番号及びキーＯＮ／ＯＦＦをキーボードから
キーボードＩ／Ｆに出力され、逆にキーボードＩ／Ｆか
らキーボードにはキャプスロックＬＥＤの点灯／消灯及
びクリックブザー鳴動等のコマンドを出力する、従って
前記ＤＡＴＡライン，ＣＬＯＣＫライン双方向伝送ライ
ンであり切り換え回路としてＦＥＴアナログスイッチ２
５，２６を使用している、又キーボードへの＋５ＶＤＣ
電源供給は、ＮＯ１キーボードＩ／ＦとＮＯ２キーボー
ドＩ／Ｆのそれぞれの電源供給をショットキダイオード
Ｄ１，Ｄ２よりＯＲ接続後キーボードと接続されてい
る。切り換え論理は、切り換えスイッチのＯＮ／ＯＦＦ
状態をフィルタ回路２８によりチャタリングを取り除き
キーボード接続のＤＡＴＡライン及びＣＬＯＣＫライン
が双方共ＨＩＧＨでありかつそれが一定時間継続してい
ることをリトリガブルワンショット２７とＲＣ回路時定
数により検出し、Ｒ−Ｓフリップフロップ２９をコント
ロールして行うものである。図５に於いてＣＬＯＣＫ信
号とＤＡＴＡ信号は、キー操作時及びその結果のキーボ
ードＩ／Ｆからのコマンド出力が双方向動作するもので
ある。切り換えスイッチがＯＮ時には２９−ＱがＨＩＧ
ＨでありＮＯ１キーボードＩ／Ｆがキーボードと接続さ
れておりキー操作のキーＤＡＴＡはＦＥＴアナログスイ
ッチ２５がＯＮ状態でありＮＯ１キーボードＩ／Ｆと接
続されている、又NO1キーボードＩ／Ｆのコマンド出力
も同様にキーボードに接続されている。次に切り換えス
イッチがＯＦＦになるとこの時点でＤＡＴＡライン及び
ＣＬＯＣＫラインが動作状態の時は、すぐには切り換え
ず双方がＨＩＧＨでありかつ一定時間継続した時点で２
７−Ｑ出力がＨＩＧＨとなり２９−ＱがＬＯＷとなりそ
の後のキーボードのＤＡＴＡライン及びＣＬＯＣＫライ
ンはＦＥＴアナログスイッチ２６を介してＮＯ２キーボ
ードＩ／Ｆに接続されたこととなる、更には切り換えス
イッチがＯＦＦからＯＮに切り換えられた時の動作も同
様にＤＡＴＡラインとＣＬＯＣＫラインの状態により双
方がＨＩＧＨかつ一定時間継続した時点で切り換えられ
るのでキーボード及びＮＯ１キーボードＩ／Ｆ，ＮＯ２
キーボードＩ／Ｆそれぞれが通信途中で切り換えること
はなく通信エラー等の障害が生じないようになってい
る。
１のキーボード信号切り換え器３の内部動作について説
明する。本実施例でのキーボードは、＋５ＶのＤＣ電源
供給と半二重シリアル通信方式のＤＡＴＡラインとＤＡ
ＴＡを取り込むタイミングを作成するＣＬＯＣＫ信号に
より制御部のキーボードＩ／Ｆと接続されるものであり
キー操作時にはＣＬＯＣＫラインとＤＡＴＡラインを駆
動してキー番号及びキーＯＮ／ＯＦＦをキーボードから
キーボードＩ／Ｆに出力され、逆にキーボードＩ／Ｆか
らキーボードにはキャプスロックＬＥＤの点灯／消灯及
びクリックブザー鳴動等のコマンドを出力する、従って
前記ＤＡＴＡライン，ＣＬＯＣＫライン双方向伝送ライ
ンであり切り換え回路としてＦＥＴアナログスイッチ２
５，２６を使用している、又キーボードへの＋５ＶＤＣ
電源供給は、ＮＯ１キーボードＩ／ＦとＮＯ２キーボー
ドＩ／Ｆのそれぞれの電源供給をショットキダイオード
Ｄ１，Ｄ２よりＯＲ接続後キーボードと接続されてい
る。切り換え論理は、切り換えスイッチのＯＮ／ＯＦＦ
状態をフィルタ回路２８によりチャタリングを取り除き
キーボード接続のＤＡＴＡライン及びＣＬＯＣＫライン
が双方共ＨＩＧＨでありかつそれが一定時間継続してい
ることをリトリガブルワンショット２７とＲＣ回路時定
数により検出し、Ｒ−Ｓフリップフロップ２９をコント
ロールして行うものである。図５に於いてＣＬＯＣＫ信
号とＤＡＴＡ信号は、キー操作時及びその結果のキーボ
ードＩ／Ｆからのコマンド出力が双方向動作するもので
ある。切り換えスイッチがＯＮ時には２９−ＱがＨＩＧ
ＨでありＮＯ１キーボードＩ／Ｆがキーボードと接続さ
れておりキー操作のキーＤＡＴＡはＦＥＴアナログスイ
ッチ２５がＯＮ状態でありＮＯ１キーボードＩ／Ｆと接
続されている、又NO1キーボードＩ／Ｆのコマンド出力
も同様にキーボードに接続されている。次に切り換えス
イッチがＯＦＦになるとこの時点でＤＡＴＡライン及び
ＣＬＯＣＫラインが動作状態の時は、すぐには切り換え
ず双方がＨＩＧＨでありかつ一定時間継続した時点で２
７−Ｑ出力がＨＩＧＨとなり２９−ＱがＬＯＷとなりそ
の後のキーボードのＤＡＴＡライン及びＣＬＯＣＫライ
ンはＦＥＴアナログスイッチ２６を介してＮＯ２キーボ
ードＩ／Ｆに接続されたこととなる、更には切り換えス
イッチがＯＦＦからＯＮに切り換えられた時の動作も同
様にＤＡＴＡラインとＣＬＯＣＫラインの状態により双
方がＨＩＧＨかつ一定時間継続した時点で切り換えられ
るのでキーボード及びＮＯ１キーボードＩ／Ｆ，ＮＯ２
キーボードＩ／Ｆそれぞれが通信途中で切り換えること
はなく通信エラー等の障害が生じないようになってい
る。
【０００９】
【発明の効果】本発明によれば、プロセス制御用システ
ムのプロセスオペレーターズコンソールのＣＲＴディス
プレイ及びキーボードをプロセス制御システムの制御部
と上位生産管理システムの端末制御部のそれぞれのＣＲ
Ｔ表示信号とキーボード接続信号を、ＣＲＴ信号切り換
え器とキーボード信号切り換え器により接続を行い切り
換えスイッチの操作のみで切り換え操作できる、更には
ＣＲＴ表示を切り換え時の同期ずれが少なくキーボード
切り換えも問題がない。これらによりプロセスオペレー
タ室内で、プロセス制御システムの操作と上位生産管理
システムの端末操作と同一のＣＲＴディスプレイとキー
ボードにより実現したことにより、運転員の作業性の向
上、プロセスオペレータ室の配置スペースを広げること
なくＣＩＭ化の導入が可能となる、ＣＲＴディスプレイ
とキーボードを複数台備えるより安価に実現出来るなど
効果大である。
ムのプロセスオペレーターズコンソールのＣＲＴディス
プレイ及びキーボードをプロセス制御システムの制御部
と上位生産管理システムの端末制御部のそれぞれのＣＲ
Ｔ表示信号とキーボード接続信号を、ＣＲＴ信号切り換
え器とキーボード信号切り換え器により接続を行い切り
換えスイッチの操作のみで切り換え操作できる、更には
ＣＲＴ表示を切り換え時の同期ずれが少なくキーボード
切り換えも問題がない。これらによりプロセスオペレー
タ室内で、プロセス制御システムの操作と上位生産管理
システムの端末操作と同一のＣＲＴディスプレイとキー
ボードにより実現したことにより、運転員の作業性の向
上、プロセスオペレータ室の配置スペースを広げること
なくＣＩＭ化の導入が可能となる、ＣＲＴディスプレイ
とキーボードを複数台備えるより安価に実現出来るなど
効果大である。
【図１】プロセスオペレーターズコンソールブロック図
である。
である。
【図２】ＣＲＴ信号切り換え器ブロック図である。
【図３】ＣＲＴ信号切り換えタイミング図である。
【図４】キーボード信号切り換え器ブロック図である。
【図５】キーボード信号切り換えタイミング図である。
１…キーボード、２…ＣＲＴディスプレイ、３…キーボ
ード信号切り換え器、４…ＣＲＴ信号切り換え器、５…
切り換えスイッチ、６…プロセス制御システム用制御
部、７…キーボードＩ／Ｆ、８…ＣＲＴコントローラ、
９…ＣＰＵ、１０…通信Ｉ／Ｆ、１１…プロセス制御シ
ステム通信ネットワーク、１２…プロセス制御コントロ
ーラ１、１３…プロセス制御コントローラｎ、１４…上
位生産管理システムの端末制御部、１５…上位通信ネッ
トワーク、１６…上位システム、１７，１８，１９…ビ
デオ信号用マルチプレクサ、２０，２１…ＶＳＹＮＣ検
出回路、２２，２８…フィルタ回路、２３，２４，２９
…Ｒ−Ｓフリップフロップ、２５，２６…ＦＥＴアナロ
グスイッチ、２７…リトリガブルワンショット。
ード信号切り換え器、４…ＣＲＴ信号切り換え器、５…
切り換えスイッチ、６…プロセス制御システム用制御
部、７…キーボードＩ／Ｆ、８…ＣＲＴコントローラ、
９…ＣＰＵ、１０…通信Ｉ／Ｆ、１１…プロセス制御シ
ステム通信ネットワーク、１２…プロセス制御コントロ
ーラ１、１３…プロセス制御コントローラｎ、１４…上
位生産管理システムの端末制御部、１５…上位通信ネッ
トワーク、１６…上位システム、１７，１８，１９…ビ
デオ信号用マルチプレクサ、２０，２１…ＶＳＹＮＣ検
出回路、２２，２８…フィルタ回路、２３，２４，２９
…Ｒ−Ｓフリップフロップ、２５，２６…ＦＥＴアナロ
グスイッチ、２７…リトリガブルワンショット。
Claims (1)
- 【請求項１】産業用制御システムのプロセスオペレータ
ーズコンソールにおいて、一対の表示手段であるＣＲＴ
ディスプレイと、操作指示手段としてキーボードを備
え、前記ＣＲＴディスプレイ及びキーボードを共用でき
る複数の異種類の制御部を持ち、前記ＣＲＴディスプレ
イ部に複数の制御部からのＣＲＴ表示信号を、いずれか
１つ切り換え入力可能なＣＲＴ信号切り換え器と前記キ
ーボードの接続信号を前記いずれか１つの制御部に接続
可能なキーボード信号切り換え器を設け、前記ＣＲＴ信
号切り換え器とキーボード信号切り換え器を前記複数の
制御部のいずれか１つの制御部に切り換え接続可能にし
たことを特徴とするプロセスオペレーターズコンソー
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6096103A JPH07302111A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | プロセスオペレーターズコンソール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6096103A JPH07302111A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | プロセスオペレーターズコンソール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07302111A true JPH07302111A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14156059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6096103A Pending JPH07302111A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | プロセスオペレーターズコンソール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07302111A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6837162B2 (en) | 2000-11-09 | 2005-01-04 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | System and method for designation process information |
-
1994
- 1994-05-10 JP JP6096103A patent/JPH07302111A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6837162B2 (en) | 2000-11-09 | 2005-01-04 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | System and method for designation process information |
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