JPH07301982A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH07301982A JPH07301982A JP6114567A JP11456794A JPH07301982A JP H07301982 A JPH07301982 A JP H07301982A JP 6114567 A JP6114567 A JP 6114567A JP 11456794 A JP11456794 A JP 11456794A JP H07301982 A JPH07301982 A JP H07301982A
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- Japan
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- developing
- drive
- forming apparatus
- swing
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- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 揺動アームにより回転現像ユニットを潜像担
持体に対して接近あるいは離間する向きにスムーズに移
動でき、かつ装置本体のモータからの駆動を現像ユニッ
トへ伝達するための駆動伝達部材の損傷を軽減できる画
像形成装置を提供する。 【構成】 揺動アーム160を揺動支軸164で揺動可
能に支持し、この揺動アームに現像ユニットの回転軸1
12を回動可能に取り付ける。そしてモータ181の軸
に固設されたねじ車及び現像ユニット奥側側壁外周部に
形成された歯部に噛み合って駆動を伝達する中間歯車を
揺動支軸161条に設ける。
持体に対して接近あるいは離間する向きにスムーズに移
動でき、かつ装置本体のモータからの駆動を現像ユニッ
トへ伝達するための駆動伝達部材の損傷を軽減できる画
像形成装置を提供する。 【構成】 揺動アーム160を揺動支軸164で揺動可
能に支持し、この揺動アームに現像ユニットの回転軸1
12を回動可能に取り付ける。そしてモータ181の軸
に固設されたねじ車及び現像ユニット奥側側壁外周部に
形成された歯部に噛み合って駆動を伝達する中間歯車を
揺動支軸161条に設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置、特にカラー画像を形
成するため複数の現像器を有する回転型現像装置や単一
の現像器を有する通常の現像装置を、潜像担持体に対し
て近接あるいは離間する向きに装置内で移動可能に支持
する画像形成装置に関するものである。
リ、プリンター等の画像形成装置、特にカラー画像を形
成するため複数の現像器を有する回転型現像装置や単一
の現像器を有する通常の現像装置を、潜像担持体に対し
て近接あるいは離間する向きに装置内で移動可能に支持
する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の回転型現像装置として、例えば
特開平4−198962号公報には、潜像担持体に複数
の現像器を選択的に近接せしめて、該潜像担持体上に形
成された静電潜像を顕像化する多色現像装置において、
回転可能な支持部材上に複数の現像器を支持し、該支持
部材の回転中心を前記潜像担持体に対して接離する方向
に移動させる移動手段を設け、該支持部材の回転を、該
支持部材が該潜像担持体から離間した状態で実施するよ
うにしたことを特徴とする多色現像装置が開示されてい
る。これは色換え時の潜像担持体への衝撃を低減するた
めのものであるが、上記移動手段が直線的な移動を行わ
せるものであるため、簡易な機構でこのような移動をス
ムーズに行わせるのは困難である。また潜像担持体から
離間した位置における支持部材が係合するように回転駆
動用の駆動伝達部材を装置内の定位置に配設しているの
で、支持部材がこの離間位置に移動してきて上記駆動伝
達部材に係合する際に、互いの係合部(例えば歯車)を
傷めてしまう恐れがある。
特開平4−198962号公報には、潜像担持体に複数
の現像器を選択的に近接せしめて、該潜像担持体上に形
成された静電潜像を顕像化する多色現像装置において、
回転可能な支持部材上に複数の現像器を支持し、該支持
部材の回転中心を前記潜像担持体に対して接離する方向
に移動させる移動手段を設け、該支持部材の回転を、該
支持部材が該潜像担持体から離間した状態で実施するよ
うにしたことを特徴とする多色現像装置が開示されてい
る。これは色換え時の潜像担持体への衝撃を低減するた
めのものであるが、上記移動手段が直線的な移動を行わ
せるものであるため、簡易な機構でこのような移動をス
ムーズに行わせるのは困難である。また潜像担持体から
離間した位置における支持部材が係合するように回転駆
動用の駆動伝達部材を装置内の定位置に配設しているの
で、支持部材がこの離間位置に移動してきて上記駆動伝
達部材に係合する際に、互いの係合部(例えば歯車)を
傷めてしまう恐れがある。
【0003】また特開昭62−44757号公報には、
複数の現像器を平行状態に保ちながら公転せしめること
により1個の現像器を選択し、その選択された現像器に
よって像担持体上の潜像を現像するようにしたものにお
いて、上記複数の現像器を平行状態に保ちながら公転せ
しめることにより1個の現像器を選択する公転ユニット
と、この公転ユニットの上記選択された現像器の一部に
係合することにより上記像担持体と上記現像器との間の
位置決めを行う位置決め部材とを具備した画像形成装置
が開示されている。これは、各現像器を正確な現像位置
に保持したり、駆動系の脱調等による位置ズレを防止し
たりするものである。この画像形成装置では、上記公転
ユニット自体を装置内で揺動可能に支持し、該公転ユニ
ットの揺動で潜像担持体から現像器を大きく離間する構
成も採用されている。これによれば、揺動支持機構とい
う簡易な構成で、現像器と潜像担持体との接離をスムー
ズに行わせることができる。しかし、上記現像器内の現
像ローラなどへの駆動伝達は、上記選択による移動で潜
像担持体との対向部に到達したときに、該現像ローラ軸
に固設された歯車が、潜像担持体近傍に設けられたモー
タ歯車に係合することにより可能にしているので、上記
特開平4−198962号公報に開示の画像形成装置と
同様に、現像器の移動により両歯車が係合する際に、互
いの歯部を傷めてしまう恐れがある。
複数の現像器を平行状態に保ちながら公転せしめること
により1個の現像器を選択し、その選択された現像器に
よって像担持体上の潜像を現像するようにしたものにお
いて、上記複数の現像器を平行状態に保ちながら公転せ
しめることにより1個の現像器を選択する公転ユニット
と、この公転ユニットの上記選択された現像器の一部に
係合することにより上記像担持体と上記現像器との間の
位置決めを行う位置決め部材とを具備した画像形成装置
が開示されている。これは、各現像器を正確な現像位置
に保持したり、駆動系の脱調等による位置ズレを防止し
たりするものである。この画像形成装置では、上記公転
ユニット自体を装置内で揺動可能に支持し、該公転ユニ
ットの揺動で潜像担持体から現像器を大きく離間する構
成も採用されている。これによれば、揺動支持機構とい
う簡易な構成で、現像器と潜像担持体との接離をスムー
ズに行わせることができる。しかし、上記現像器内の現
像ローラなどへの駆動伝達は、上記選択による移動で潜
像担持体との対向部に到達したときに、該現像ローラ軸
に固設された歯車が、潜像担持体近傍に設けられたモー
タ歯車に係合することにより可能にしているので、上記
特開平4−198962号公報に開示の画像形成装置と
同様に、現像器の移動により両歯車が係合する際に、互
いの歯部を傷めてしまう恐れがある。
【0004】一方、単一の現像器を有する通常の現像装
置においても、潜像担持体に対して近接あるいは離間す
る向きに装置内で移動可能に支持するとともに、該現像
器を潜像担持体側に付勢する付勢手段と、該付勢手段の
付勢力に抗して、現像器を潜像担持に対向した所定位置
に位置決めする位置決め手段とを有するものが知られて
いる。これにおいても、現像器の移動機構として揺動支
持機構を用いれば、上記移動をスムーズに行える。しか
し、現像器内の現像ローラへの駆動伝達機構として、上
記特開昭62−44757号公報に開示の画像形成装置
と同様の機構を採用すれば、同様に、現像器の移動によ
り両歯車が係合する際に、互いの歯部を傷めてしまう恐
れがある。
置においても、潜像担持体に対して近接あるいは離間す
る向きに装置内で移動可能に支持するとともに、該現像
器を潜像担持体側に付勢する付勢手段と、該付勢手段の
付勢力に抗して、現像器を潜像担持に対向した所定位置
に位置決めする位置決め手段とを有するものが知られて
いる。これにおいても、現像器の移動機構として揺動支
持機構を用いれば、上記移動をスムーズに行える。しか
し、現像器内の現像ローラへの駆動伝達機構として、上
記特開昭62−44757号公報に開示の画像形成装置
と同様の機構を採用すれば、同様に、現像器の移動によ
り両歯車が係合する際に、互いの歯部を傷めてしまう恐
れがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、揺動支持部材により現像ユニットあるいは現像器を
潜像担持体に対して接近あるいは離間する向きにスムー
ズに移動できるとともに、装置本体に設置された駆動源
からの駆動を現像ユニットあるいは現像器へ伝達するた
めの駆動伝達部材の損傷を、従来に比して軽減できる画
像形成装置を提供することである。
点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、揺動支持部材により現像ユニットあるいは現像器を
潜像担持体に対して接近あるいは離間する向きにスムー
ズに移動できるとともに、装置本体に設置された駆動源
からの駆動を現像ユニットあるいは現像器へ伝達するた
めの駆動伝達部材の損傷を、従来に比して軽減できる画
像形成装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、複数の現像器を備えた現像ユ
ニットと、該現像ユニットを回転可能にかつ潜像担持体
に対して接近あるいは離間する向きに移動可能に支持す
る揺動支持部材と、該現像ユニットを回転させる現像ユ
ニット駆動手段と、該複数の現像器内の駆動部材を駆動
させる現像器駆動手段とを有する画像形成装置におい
て、該現像ユニット駆動手段あるいは該現像器駆動手段
の駆動源を画像形成装置本体に設置し、該駆動源からの
駆動力を該現像ユニットあるいは該駆動部材に伝達する
ための複数の駆動伝達部材を設け、かつ、該複数の駆動
伝達部材のうち少なくとも1つあるいは該駆動源自体
を、該揺動支持部材の揺動中心線上に設けて、該揺動支
持部材の揺動平面内における該複数の駆動伝達部材間の
距離が、該揺動支持部材の揺動に拘らず変化しないよう
にしたことを特徴とするものである。
めに、請求項1の発明は、複数の現像器を備えた現像ユ
ニットと、該現像ユニットを回転可能にかつ潜像担持体
に対して接近あるいは離間する向きに移動可能に支持す
る揺動支持部材と、該現像ユニットを回転させる現像ユ
ニット駆動手段と、該複数の現像器内の駆動部材を駆動
させる現像器駆動手段とを有する画像形成装置におい
て、該現像ユニット駆動手段あるいは該現像器駆動手段
の駆動源を画像形成装置本体に設置し、該駆動源からの
駆動力を該現像ユニットあるいは該駆動部材に伝達する
ための複数の駆動伝達部材を設け、かつ、該複数の駆動
伝達部材のうち少なくとも1つあるいは該駆動源自体
を、該揺動支持部材の揺動中心線上に設けて、該揺動支
持部材の揺動平面内における該複数の駆動伝達部材間の
距離が、該揺動支持部材の揺動に拘らず変化しないよう
にしたことを特徴とするものである。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1の画像
形成装置において、上記揺動支持部材を上記現像ユニッ
トの両端部それぞれを回転自在に支持するように一対設
け、該一対の揺動支持部材のうちの少なくとも画像形成
装置奥側の揺動支持部材と現像ユニットとを分離可能に
構成し、上記現像ユニットの画像形成装置奥側端部に、
上記駆動部材に駆動を伝達すべく上記複数の現像器に対
応して設けられた複数の駆動伝達要素と、該複数の駆動
伝達が全体として常時一定の係合状態になるように設け
られた中間的な駆動伝達要素とを設け、かつ、該複数の
駆動伝達要素あるいは該中間的駆動伝達要素と連結され
て現像ユニット側に駆動源からの駆動を伝達する本体側
駆動伝達要素を、画像形成装置奥側の揺動支持部材にお
ける現像ユニット側面部に、付勢手段によって現像ユニ
ット側に付勢しかつ後退可能に取り付けたことを特徴と
するものである。
形成装置において、上記揺動支持部材を上記現像ユニッ
トの両端部それぞれを回転自在に支持するように一対設
け、該一対の揺動支持部材のうちの少なくとも画像形成
装置奥側の揺動支持部材と現像ユニットとを分離可能に
構成し、上記現像ユニットの画像形成装置奥側端部に、
上記駆動部材に駆動を伝達すべく上記複数の現像器に対
応して設けられた複数の駆動伝達要素と、該複数の駆動
伝達が全体として常時一定の係合状態になるように設け
られた中間的な駆動伝達要素とを設け、かつ、該複数の
駆動伝達要素あるいは該中間的駆動伝達要素と連結され
て現像ユニット側に駆動源からの駆動を伝達する本体側
駆動伝達要素を、画像形成装置奥側の揺動支持部材にお
ける現像ユニット側面部に、付勢手段によって現像ユニ
ット側に付勢しかつ後退可能に取り付けたことを特徴と
するものである。
【0008】ここで、上記中間的な駆動伝達要素は、例
えば、上記揺動支持部材に対する上記現像ユニットの回
転軸上に回転自在に軸支された太陽歯車と、該太陽歯車
に対し遊星歯車として常時一定噛み合いをなし、上記複
数の現像器にそれぞれ対応して設けられた中間歯車と、
該中間歯車と該複数の現像器それぞれに設けられた上記
駆動部材に連結された駆動部材歯車(上記複数の駆動伝
達要素)とを連結する駆動伝達要素とで構成できる。更
に、この該中間歯車と該駆動部材歯車とを連結する駆動
伝達要素内に、上記潜像担持体に対向する現像位置及び
その近傍でのみ該中間歯車から該駆動歯車に駆動を伝達
するように駆動伝達を断続するクラッチを設けて構成し
ていも良い。
えば、上記揺動支持部材に対する上記現像ユニットの回
転軸上に回転自在に軸支された太陽歯車と、該太陽歯車
に対し遊星歯車として常時一定噛み合いをなし、上記複
数の現像器にそれぞれ対応して設けられた中間歯車と、
該中間歯車と該複数の現像器それぞれに設けられた上記
駆動部材に連結された駆動部材歯車(上記複数の駆動伝
達要素)とを連結する駆動伝達要素とで構成できる。更
に、この該中間歯車と該駆動部材歯車とを連結する駆動
伝達要素内に、上記潜像担持体に対向する現像位置及び
その近傍でのみ該中間歯車から該駆動歯車に駆動を伝達
するように駆動伝達を断続するクラッチを設けて構成し
ていも良い。
【0009】また、請求項3の発明は、請求項2の画像
形成装置において、上記現像ユニットの画像形成装置奥
側端部に回転軸を突設し、上記画像形成装置奥側の揺動
支持部材に該回転軸の先端部を受け入れる軸受部を設
け、かつ、上記付勢手段による付勢力に抗して現像ユニ
ット側に最も突出したときの上記本体側駆動伝達要素の
位置を、該現像ユニットの画像形成装置内への挿入によ
る取付けするときに、該回転軸の先端部と該軸受部との
係合開始後に、該本体側駆動伝達要素と、上記複数の駆
動伝達要素あるいは該中間的駆動伝達要素との係合が開
始されるように設定したことを特徴とするものである。
形成装置において、上記現像ユニットの画像形成装置奥
側端部に回転軸を突設し、上記画像形成装置奥側の揺動
支持部材に該回転軸の先端部を受け入れる軸受部を設
け、かつ、上記付勢手段による付勢力に抗して現像ユニ
ット側に最も突出したときの上記本体側駆動伝達要素の
位置を、該現像ユニットの画像形成装置内への挿入によ
る取付けするときに、該回転軸の先端部と該軸受部との
係合開始後に、該本体側駆動伝達要素と、上記複数の駆
動伝達要素あるいは該中間的駆動伝達要素との係合が開
始されるように設定したことを特徴とするものである。
【0010】また、請求項4の発明は、潜像担持体に形
成された潜像を現像する現像器を、潜像担持体に対して
接近あるいは離間する向きに移動可能に支持する揺動支
持部材と、該現像器内の駆動部材に対し駆動源からの駆
動を伝達する複数の駆動伝達部材とを有する画像形成装
置において、該駆動源を、画像形成装置本体に設置し、
該複数の駆動伝達部材のうち少なくとも1つあるいは該
駆動源自体を、該揺動支持部材の揺動中心線上に設け
て、該揺動支持部材の揺動平面内における該複数の駆動
伝達部材間の距離を、該揺動支持部材の揺動に拘らず変
化しないようにしたことを特徴とするものである。
成された潜像を現像する現像器を、潜像担持体に対して
接近あるいは離間する向きに移動可能に支持する揺動支
持部材と、該現像器内の駆動部材に対し駆動源からの駆
動を伝達する複数の駆動伝達部材とを有する画像形成装
置において、該駆動源を、画像形成装置本体に設置し、
該複数の駆動伝達部材のうち少なくとも1つあるいは該
駆動源自体を、該揺動支持部材の揺動中心線上に設け
て、該揺動支持部材の揺動平面内における該複数の駆動
伝達部材間の距離を、該揺動支持部材の揺動に拘らず変
化しないようにしたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明においては、複数の現像器を備
えた現像ユニットを、揺動支持部材によって、回転可能
にかつ潜像担持体に対して接近あるいは離間する向きに
移動可能に支持する。こ現像ユニットを、現像ユニット
駆動手段により回転させて、潜象担持体に対向する現像
位置に選択された現像器を移動させ、現像を行なう。こ
の現像ユニット回転駆動時に、現像器が潜象担持体から
離間する向きに上記揺動支持部材を揺動させても良い
し、させなくても良い。
えた現像ユニットを、揺動支持部材によって、回転可能
にかつ潜像担持体に対して接近あるいは離間する向きに
移動可能に支持する。こ現像ユニットを、現像ユニット
駆動手段により回転させて、潜象担持体に対向する現像
位置に選択された現像器を移動させ、現像を行なう。こ
の現像ユニット回転駆動時に、現像器が潜象担持体から
離間する向きに上記揺動支持部材を揺動させても良い
し、させなくても良い。
【0012】現像位置に位置させた現像器の潜象担持体
への位置決めには、画像形成装置本体の定位置に設けた
突き当て部材に、現像器の一部を突き当てることによっ
て行なっても良いし、現像ローラなどの現像剤担持体の
軸端部にスペーサコロを設け、該コロを潜象担持体自体
に突き当てて位置決めしても良い。更に接触現像方式の
場合には現像担持体自体を潜象担持体表面に当接させて
位置決めするようにしても良い。これらの突き当て方式
の位置決めを行なう場合には、揺動支持部材を現像ユニ
ットの両端部側に一対設け、かつ揺動支持部材を現像器
が潜象担持体に接近する向きに揺動付勢し、該付勢力に
抗して突き当てで位置決めするようにすることが望まし
い。これにれば、現像剤担持体と潜象担持体表面との距
離を現像剤担持体幅方向で均一にすることができる。
への位置決めには、画像形成装置本体の定位置に設けた
突き当て部材に、現像器の一部を突き当てることによっ
て行なっても良いし、現像ローラなどの現像剤担持体の
軸端部にスペーサコロを設け、該コロを潜象担持体自体
に突き当てて位置決めしても良い。更に接触現像方式の
場合には現像担持体自体を潜象担持体表面に当接させて
位置決めするようにしても良い。これらの突き当て方式
の位置決めを行なう場合には、揺動支持部材を現像ユニ
ットの両端部側に一対設け、かつ揺動支持部材を現像器
が潜象担持体に接近する向きに揺動付勢し、該付勢力に
抗して突き当てで位置決めするようにすることが望まし
い。これにれば、現像剤担持体と潜象担持体表面との距
離を現像剤担持体幅方向で均一にすることができる。
【0013】そして、画像形成装置本体に設置した上記
現像ユニット駆動手段あるいは該現像器駆動手段の駆動
源からの駆動力は、揺動支持部材の揺動中心線上に設け
た駆動伝達部材を介して、現像ユニットあるいは現像器
内の駆動部材(例えば現像剤担持体)に伝達する。また
は、該駆動源自体を揺動支持部材の揺動中心線上に設
け、これから必要に応じ駆動伝達部材を介して現像ユニ
ットあるいは現像器内の駆動部材(例えば現像剤担持
体)に駆動力を伝達する。
現像ユニット駆動手段あるいは該現像器駆動手段の駆動
源からの駆動力は、揺動支持部材の揺動中心線上に設け
た駆動伝達部材を介して、現像ユニットあるいは現像器
内の駆動部材(例えば現像剤担持体)に伝達する。また
は、該駆動源自体を揺動支持部材の揺動中心線上に設
け、これから必要に応じ駆動伝達部材を介して現像ユニ
ットあるいは現像器内の駆動部材(例えば現像剤担持
体)に駆動力を伝達する。
【0014】この揺動支持部材の揺動中心線上に例えば
駆動伝達部材を設けた場合、該駆動伝達部材に対する、
本体側の駆動源の距離と、現像ユニットあるいは現像器
内の駆動部材の距離とのいずれも該揺動支持部材の揺動
に拘らず変化しない。よって、この揺動支持部材の揺動
中心線上に設けた駆動伝達部材と本体側の駆動源との間
や、該駆動伝達部材と現像ユニットあるいは現像器内の
駆動部材との間で(必要に応じて駆動伝達部材を介し
て)駆動伝達系を構成する駆動伝達部材間では、揺動支
持部材の揺動にともなう離接が生じない。同様に揺動支
持部材の揺動中心線上に上記駆動源自体を設けた場合に
も、この駆動源と、現像ユニットあるいは現像器内の駆
動部材の距離が該揺動支持部材の揺動に拘らず変化せ
ず、これらの間で(必要に応じて駆動伝達部材を介し
て)駆動伝達系を構成する駆動伝達部材間では、揺動支
持部材の揺動にともなう離接が生じない。
駆動伝達部材を設けた場合、該駆動伝達部材に対する、
本体側の駆動源の距離と、現像ユニットあるいは現像器
内の駆動部材の距離とのいずれも該揺動支持部材の揺動
に拘らず変化しない。よって、この揺動支持部材の揺動
中心線上に設けた駆動伝達部材と本体側の駆動源との間
や、該駆動伝達部材と現像ユニットあるいは現像器内の
駆動部材との間で(必要に応じて駆動伝達部材を介し
て)駆動伝達系を構成する駆動伝達部材間では、揺動支
持部材の揺動にともなう離接が生じない。同様に揺動支
持部材の揺動中心線上に上記駆動源自体を設けた場合に
も、この駆動源と、現像ユニットあるいは現像器内の駆
動部材の距離が該揺動支持部材の揺動に拘らず変化せ
ず、これらの間で(必要に応じて駆動伝達部材を介し
て)駆動伝達系を構成する駆動伝達部材間では、揺動支
持部材の揺動にともなう離接が生じない。
【0015】また、請求項2の発明においては、上記揺
動支持部材を上記現像ユニットの両端部それぞれを回転
自在に支持するように一対設け、該一対の揺動支持部材
のうちの少なくとも画像形成装置奥側の揺動支持部材と
現像ユニットとを分離可能に構成し、これにより、現像
ユニットを奥側揺動支持部材から分離して例えば画像形
成装置手前側に引き出せるようにする。
動支持部材を上記現像ユニットの両端部それぞれを回転
自在に支持するように一対設け、該一対の揺動支持部材
のうちの少なくとも画像形成装置奥側の揺動支持部材と
現像ユニットとを分離可能に構成し、これにより、現像
ユニットを奥側揺動支持部材から分離して例えば画像形
成装置手前側に引き出せるようにする。
【0016】そして、上記現像ユニットの画像形成装置
奥側端部に、上記駆動部材に駆動を伝達すべく上記複数
の現像器に対応して設けられた複数の駆動伝達要素と、
該複数の駆動伝達が全体として常時一定の係合状態にな
るように設けられた中間的な駆動伝達要素とを設け、駆
動源からの駆動を伝達する本体側駆動伝達要素が、該複
数の駆動伝達要素あるいは該中間的駆動伝達要素と連結
されれば、複数の現像器全ての駆動部材に対する駆動伝
達を可能にする。
奥側端部に、上記駆動部材に駆動を伝達すべく上記複数
の現像器に対応して設けられた複数の駆動伝達要素と、
該複数の駆動伝達が全体として常時一定の係合状態にな
るように設けられた中間的な駆動伝達要素とを設け、駆
動源からの駆動を伝達する本体側駆動伝達要素が、該複
数の駆動伝達要素あるいは該中間的駆動伝達要素と連結
されれば、複数の現像器全ての駆動部材に対する駆動伝
達を可能にする。
【0017】そして、この本体側駆動伝達要素を、画像
形成装置奥側の揺動支持部材における現像ユニット側面
部に、付勢手段によって現像ユニット側に付勢しかつ後
退可能に取り付け、一旦画像形成装置外に取り出される
などした現像ユニットを、画像形成装置内に装填する場
合に、この本体側駆動伝達要素に連結されるべき現像ユ
ニット側の駆動伝達要素と、該本体側駆動伝達要素との
連結が不完全な状態(例えば歯車同士の噛み合いが行わ
れない状態)でも、該本体側駆動要素が奥側に後退する
ことで、装填が完了できるようにする。なお、この不完
全な連結は、装填完了後に本体側駆動要素が駆動される
時点で、該要素の駆動及び上記付勢手段による現像ユニ
ット側への該要素の押出しにより解消され、完全な連結
が得られる。
形成装置奥側の揺動支持部材における現像ユニット側面
部に、付勢手段によって現像ユニット側に付勢しかつ後
退可能に取り付け、一旦画像形成装置外に取り出される
などした現像ユニットを、画像形成装置内に装填する場
合に、この本体側駆動伝達要素に連結されるべき現像ユ
ニット側の駆動伝達要素と、該本体側駆動伝達要素との
連結が不完全な状態(例えば歯車同士の噛み合いが行わ
れない状態)でも、該本体側駆動要素が奥側に後退する
ことで、装填が完了できるようにする。なお、この不完
全な連結は、装填完了後に本体側駆動要素が駆動される
時点で、該要素の駆動及び上記付勢手段による現像ユニ
ット側への該要素の押出しにより解消され、完全な連結
が得られる。
【0018】また、請求項3の発明においては、現像ユ
ニットの画像形成装置内への挿入による取付時に、上記
現像ユニットの画像形成装置奥側端部に突設された回転
軸の先端部と、上記画像形成装置奥側の揺動支持部材に
設けられた軸受部との係合がまず開始され、これによ
り、ある程度、現像ユニットと奥側揺動支持部材との位
置合わせができた状態で、上記本体側駆動伝達要素と、
上記複数の駆動伝達要素あるいは該中間的駆動伝達要素
との係合が開始される。
ニットの画像形成装置内への挿入による取付時に、上記
現像ユニットの画像形成装置奥側端部に突設された回転
軸の先端部と、上記画像形成装置奥側の揺動支持部材に
設けられた軸受部との係合がまず開始され、これによ
り、ある程度、現像ユニットと奥側揺動支持部材との位
置合わせができた状態で、上記本体側駆動伝達要素と、
上記複数の駆動伝達要素あるいは該中間的駆動伝達要素
との係合が開始される。
【0019】また、請求項4の発明においては、潜像担
持体に形成された潜像を現像する現像器を、揺動支持部
材によって、潜像担持体に対して接近あるいは離間する
向きに移動可能に支持する。この現像器の正確な位置決
めには、請求項1の画像形成装置と同様の突き当て方式
を用いることができ、これによれば、現像器の現像剤担
持体と潜象担持体表面との距離を現像剤担持体幅方向で
均一にすることができる。
持体に形成された潜像を現像する現像器を、揺動支持部
材によって、潜像担持体に対して接近あるいは離間する
向きに移動可能に支持する。この現像器の正確な位置決
めには、請求項1の画像形成装置と同様の突き当て方式
を用いることができ、これによれば、現像器の現像剤担
持体と潜象担持体表面との距離を現像剤担持体幅方向で
均一にすることができる。
【0020】そして、画像形成装置本体に設置し駆動源
からの駆動力は、揺動支持部材の揺動中心線上に設けた
駆動伝達部材を介して現像器内の駆動部材(例えば現像
剤担持体)に伝達する。または、該駆動源自体を揺動支
持部材の揺動中心線上に設け、これから必要に応じ駆動
伝達部材を介して現像器内の駆動部材(例えば現像剤担
持体)に駆動力を伝達する。これにより、請求項1の画
像形成装置と同様にして、この駆動源と現像器内の駆動
部材との距離が該揺動支持部材の揺動に拘らず変化せ
ず、これらの間で(必要に応じて駆動伝達部材を介し
て)駆動伝達系を構成する駆動伝達部材間では、揺動支
持部材の揺動にともなう離接が生じない。
からの駆動力は、揺動支持部材の揺動中心線上に設けた
駆動伝達部材を介して現像器内の駆動部材(例えば現像
剤担持体)に伝達する。または、該駆動源自体を揺動支
持部材の揺動中心線上に設け、これから必要に応じ駆動
伝達部材を介して現像器内の駆動部材(例えば現像剤担
持体)に駆動力を伝達する。これにより、請求項1の画
像形成装置と同様にして、この駆動源と現像器内の駆動
部材との距離が該揺動支持部材の揺動に拘らず変化せ
ず、これらの間で(必要に応じて駆動伝達部材を介し
て)駆動伝達系を構成する駆動伝達部材間では、揺動支
持部材の揺動にともなう離接が生じない。
【0021】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置である電子写真
方式のフルカラー複写機の現像装置に適用した一実施例
について説明する。図1は実施例に係るフルカラー複写
機全体の概略構成図である。同図において、読み取り部
20及び未図示の画像処理にて読み取った原稿10の情
報を電気信号に変換し、さらに書き込み部30で感光体
1上に像露光3して原稿に応じた静電潜像を形成する。
この静電潜像を回転型多色現像装置100内の現像器で
現像し、中間転写・搬送ベルトユニット300で中間転
写・搬送ベルト301上にトナー像を形成し、このトナ
ー像を転写紙40に再転写する。そして定着ユニット7
で転写紙にトナー像を定着した後、排紙ローラ8で機外
にコピーとして排出する。この間フルカラーコピー時は
従来公知のY,M,C,BKのカラー画像形成サイクル
が順次繰り返される。白黒コピー時はこれも公知の画像
形成サイクルにより行われる。なお、上記中間転写・搬
送ベルトシステムとしては、例えば特開平3−2740
76号公報に開示されているものが好適である。
方式のフルカラー複写機の現像装置に適用した一実施例
について説明する。図1は実施例に係るフルカラー複写
機全体の概略構成図である。同図において、読み取り部
20及び未図示の画像処理にて読み取った原稿10の情
報を電気信号に変換し、さらに書き込み部30で感光体
1上に像露光3して原稿に応じた静電潜像を形成する。
この静電潜像を回転型多色現像装置100内の現像器で
現像し、中間転写・搬送ベルトユニット300で中間転
写・搬送ベルト301上にトナー像を形成し、このトナ
ー像を転写紙40に再転写する。そして定着ユニット7
で転写紙にトナー像を定着した後、排紙ローラ8で機外
にコピーとして排出する。この間フルカラーコピー時は
従来公知のY,M,C,BKのカラー画像形成サイクル
が順次繰り返される。白黒コピー時はこれも公知の画像
形成サイクルにより行われる。なお、上記中間転写・搬
送ベルトシステムとしては、例えば特開平3−2740
76号公報に開示されているものが好適である。
【0022】図2は上記回転型多色現像装置100にお
ける複数の現像器を備えた現像ユニットの内部構成を示
す概略構成図である。図示の例は現像方式として1成分
現像方式を用いたものであり、各色の現像器101Y,
M,C,Bkは現像室区画壁199によって区画された
現像室内に所定の部材を収容して構成され、各色の現像
トナー(例えば非磁性トナー)115Y,M,C,Bk
を収容している以外は互いに同一の構成なっている。各
色トナーは移送スクリュー120Y,M,C,Bkによ
り、後述するトナー収容ケース121内に形成された各
色のトナー収容部(図5参照)と各色の現像室との間で
循環される。各色トナーは補給ローラ130Y,M,
C,Bk及び薄層化ブレード140で帯電量及びトナー
層厚の均一化がなされた状態で現像ローラ表面に担持さ
れ感光体上の静電潜像を現像するのに用いられる。現像
後のトナーは現像室の下内面部を構成する現像ケース部
材111Y,M,C,Bkにより前記補給ローラ部へ戻
される。150Y,M,C,Bkは残像防止ローラであ
り現像後の現像ローラ及び現像ローラ表面の残留トナー
の除電とクリーニングを行う。また図中符号300は現
像室区画壁位置出し用のシャフトを示す。なお、図示の
例は接触現像方式を採用しており、現像ローラは弾性体
で作られ、現像品質を安定・維持するためには、特に現
像ローラを均一に感光体に接触させてある。例えば現像
ローラを感光体に対して0〜0.5±0.01mm均一
に喰い込ませる位置に位置決めして現像を行う。
ける複数の現像器を備えた現像ユニットの内部構成を示
す概略構成図である。図示の例は現像方式として1成分
現像方式を用いたものであり、各色の現像器101Y,
M,C,Bkは現像室区画壁199によって区画された
現像室内に所定の部材を収容して構成され、各色の現像
トナー(例えば非磁性トナー)115Y,M,C,Bk
を収容している以外は互いに同一の構成なっている。各
色トナーは移送スクリュー120Y,M,C,Bkによ
り、後述するトナー収容ケース121内に形成された各
色のトナー収容部(図5参照)と各色の現像室との間で
循環される。各色トナーは補給ローラ130Y,M,
C,Bk及び薄層化ブレード140で帯電量及びトナー
層厚の均一化がなされた状態で現像ローラ表面に担持さ
れ感光体上の静電潜像を現像するのに用いられる。現像
後のトナーは現像室の下内面部を構成する現像ケース部
材111Y,M,C,Bkにより前記補給ローラ部へ戻
される。150Y,M,C,Bkは残像防止ローラであ
り現像後の現像ローラ及び現像ローラ表面の残留トナー
の除電とクリーニングを行う。また図中符号300は現
像室区画壁位置出し用のシャフトを示す。なお、図示の
例は接触現像方式を採用しており、現像ローラは弾性体
で作られ、現像品質を安定・維持するためには、特に現
像ローラを均一に感光体に接触させてある。例えば現像
ローラを感光体に対して0〜0.5±0.01mm均一
に喰い込ませる位置に位置決めして現像を行う。
【0023】図3は図2の現像ユニットの奥側側板の裏
側に設けられた上記各回転部材の駆動伝達系を示す正面
側からの透視図である。現像ユニット奥側側板102は
上記現像ローラ110、移送スクリュー120、補給ロ
ーラ130及び残像防止ローラ150という各色の現像
構成部品のうちの回転部材の軸端部を支持しており、該
側板の背面側で各回転部材の軸にそれぞれ、現像ローラ
駆動歯車103、補給ローラ駆動歯車104、トナー移
送スクリュー駆動歯車105、残像防止ローラ駆動歯車
106が固設されている。また該側板102の背面部に
は外部からの駆動力を受入れ、かつそれをこれらのロー
ラ110,120,130,150へ伝達するための現
像入力歯車109と現像出力歯車107とが同軸上に取
り付けられいる。この現像入出力歯車109,107は
それぞれの一部、例えば互いの対向する端面に噛み合い
駆動伝達を可能とするカプリング機構(クラッチ機構)
構造を具備し、かつ図8に示すように該軸上でスライド
可能な現像入力歯車109を常時現像出力歯車107か
ら離間させて両歯車間の係合を阻止するための圧縮バネ
108が同軸上に設けられている。これらの各現像ユニ
ット内の構成部材(各種のローラ類)を駆動する駆動部
材は各色同一形状の部品を用いている。なお図8は現像
ユニットの奥側における駆動伝達系の説明図であり、各
部材の形状が判るように適宜配置を変更して示してい
る。
側に設けられた上記各回転部材の駆動伝達系を示す正面
側からの透視図である。現像ユニット奥側側板102は
上記現像ローラ110、移送スクリュー120、補給ロ
ーラ130及び残像防止ローラ150という各色の現像
構成部品のうちの回転部材の軸端部を支持しており、該
側板の背面側で各回転部材の軸にそれぞれ、現像ローラ
駆動歯車103、補給ローラ駆動歯車104、トナー移
送スクリュー駆動歯車105、残像防止ローラ駆動歯車
106が固設されている。また該側板102の背面部に
は外部からの駆動力を受入れ、かつそれをこれらのロー
ラ110,120,130,150へ伝達するための現
像入力歯車109と現像出力歯車107とが同軸上に取
り付けられいる。この現像入出力歯車109,107は
それぞれの一部、例えば互いの対向する端面に噛み合い
駆動伝達を可能とするカプリング機構(クラッチ機構)
構造を具備し、かつ図8に示すように該軸上でスライド
可能な現像入力歯車109を常時現像出力歯車107か
ら離間させて両歯車間の係合を阻止するための圧縮バネ
108が同軸上に設けられている。これらの各現像ユニ
ット内の構成部材(各種のローラ類)を駆動する駆動部
材は各色同一形状の部品を用いている。なお図8は現像
ユニットの奥側における駆動伝達系の説明図であり、各
部材の形状が判るように適宜配置を変更して示してい
る。
【0024】上記イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各
現像出力歯車107Y,M,C,Bkは、各補給ローラ
駆動歯車104Y,M,C,Bkと噛み合い、この各補
給ローラ駆動歯車が各現像ローラ駆動歯車103Y,
M,C,Bk及び各2個のトナー移送スクリュー駆動歯
車105Y,M,C,Bkに噛み合っている。各残像防
止ローラ駆動歯車106Y,M,C,Bkは各現像ロー
ラ駆動歯車103Y,M,C,Bkに噛み合っている。
これにより、現像出力歯車107Y,M,C,Bkが後
述するようにして回転駆動されることにより、他の歯車
も回転するようになっている。 (以下、余白)
現像出力歯車107Y,M,C,Bkは、各補給ローラ
駆動歯車104Y,M,C,Bkと噛み合い、この各補
給ローラ駆動歯車が各現像ローラ駆動歯車103Y,
M,C,Bk及び各2個のトナー移送スクリュー駆動歯
車105Y,M,C,Bkに噛み合っている。各残像防
止ローラ駆動歯車106Y,M,C,Bkは各現像ロー
ラ駆動歯車103Y,M,C,Bkに噛み合っている。
これにより、現像出力歯車107Y,M,C,Bkが後
述するようにして回転駆動されることにより、他の歯車
も回転するようになっている。 (以下、余白)
【0025】また現像ユニット奥側側板102の周面の
一部には、現像ユニットの回転移動による各色の現像器
の切り換えための歯車部が敷設されている。
一部には、現像ユニットの回転移動による各色の現像器
の切り換えための歯車部が敷設されている。
【0026】図4は現像ユニット手前側側板114の側
面を示す図である。この手前側側板114には上記各現
像器内の各回転部材110,120,130,150の
うち、移送スクリュー120以外のものの軸端部110
a,130a,150aが回動自在に支持され、かつス
ラスト方向に位置決めされている。また上記位置出し用
シャフト300の端部300aも取り付けられている。
そして、上記移送スクリュー120のみは該側板114
を形成された貫通孔を通って側板の手前側まで突出して
いる。
面を示す図である。この手前側側板114には上記各現
像器内の各回転部材110,120,130,150の
うち、移送スクリュー120以外のものの軸端部110
a,130a,150aが回動自在に支持され、かつス
ラスト方向に位置決めされている。また上記位置出し用
シャフト300の端部300aも取り付けられている。
そして、上記移送スクリュー120のみは該側板114
を形成された貫通孔を通って側板の手前側まで突出して
いる。
【0027】図5は上記現像ユニット手前側側板114
の手前側に設けられたトナー収容ケース121を示す図
である。該トナー収容ケース121は奥側端壁部でねじ
127により、現像ユニット手前側側板114に固定さ
れている。図4中に符号127aで示すのが該ねじ12
7用のねじ穴である。そして、トナー収容ケース121
内部は各現像室に1対1で対応するように仕切られ、対
応する現像室に供給するトナーを収納するトナー収納部
122Y,M,C,Bkが形成されている。現像室から
の上記トナー移送スクリュー120は、対応するトナー
収容部122Y,M,C,Bk内に延在し、該ケースの
手前側端壁で回動自在に支持され、かつスラスト方向に
位置決めされている。このトナー移送スクリュー120
はトナー収容部から現像室内にトナーを供給し、また現
像室内で過剰になったトナーをトナー収容部内に戻すも
のである。また各トナー収容部122Y,M,C,Bk
には、トナー投入用の開口が形成され、該開口には脱着
可能な蓋129Y,M,C,Bkが取り付けられてい
る。
の手前側に設けられたトナー収容ケース121を示す図
である。該トナー収容ケース121は奥側端壁部でねじ
127により、現像ユニット手前側側板114に固定さ
れている。図4中に符号127aで示すのが該ねじ12
7用のねじ穴である。そして、トナー収容ケース121
内部は各現像室に1対1で対応するように仕切られ、対
応する現像室に供給するトナーを収納するトナー収納部
122Y,M,C,Bkが形成されている。現像室から
の上記トナー移送スクリュー120は、対応するトナー
収容部122Y,M,C,Bk内に延在し、該ケースの
手前側端壁で回動自在に支持され、かつスラスト方向に
位置決めされている。このトナー移送スクリュー120
はトナー収容部から現像室内にトナーを供給し、また現
像室内で過剰になったトナーをトナー収容部内に戻すも
のである。また各トナー収容部122Y,M,C,Bk
には、トナー投入用の開口が形成され、該開口には脱着
可能な蓋129Y,M,C,Bkが取り付けられてい
る。
【0028】また図5に示すように上記現像ユニット前
側側板114の手前面部には現像ユニット回転軸とほぼ
平行に手前側に突出するピン125Y,M,C,Bkが
各現像室に対応して設けられている。このピン125は
バイアス印加用端子124Y,M,C,Bkを介して現
像ローラ、補給ローラ、及び残像防止ローラにそれぞれ
接続された導体表面部が形成されている。このバイアス
印加用端子124Y,M,C,Bkや上記ピン125
Y,M,C,Bkは、図示のように現像ユニット手前側
側板に取り付けても良いし、トナー収容ケース121の
奥側端壁123に取り付けて該ケース121と一体ユニ
ット化し、該ケース121全体として上記ねじ127で
現像ユニット手前側側板に取り付け得るようにしても良
い。そして図示を省略したバイアス電源及び制御装置に
より適切なバイアスが印加される図10に示すような接
触子126が、図9に示すように現像位置にある現像器
に対応する該ピンの各導体表面部にそれぞれ接触し得る
よう、手前側揺動アーム161に取り付けられている。
この手前側揺動アーム161は後述するように上記現像
ユニット自体を回転可能に支持するものであるので、上
記ピンが取り付けにより一体化されている該現像ユニッ
トと上記接触子126とがともに同一部材に取り付けら
れることなる。しかも前述のように該ピン、上記バイア
ス印加用端子及びバイアス印加対象間相互の位置関係は
常に一定である。このためバイアス印加時の接触不良等
の恐れが少なく、安定したバイアス印加が可能となる。
また現像中の現像器にのみバイアス電圧を印加するの
で、バイアス電源の効率が良いばかりでなく、電磁ノイ
ズの発生防止やトナーへのハザードの低減なども図れ、
現像品質、現像装置の信頼性、トナーの耐久性などに優
れている。
側側板114の手前面部には現像ユニット回転軸とほぼ
平行に手前側に突出するピン125Y,M,C,Bkが
各現像室に対応して設けられている。このピン125は
バイアス印加用端子124Y,M,C,Bkを介して現
像ローラ、補給ローラ、及び残像防止ローラにそれぞれ
接続された導体表面部が形成されている。このバイアス
印加用端子124Y,M,C,Bkや上記ピン125
Y,M,C,Bkは、図示のように現像ユニット手前側
側板に取り付けても良いし、トナー収容ケース121の
奥側端壁123に取り付けて該ケース121と一体ユニ
ット化し、該ケース121全体として上記ねじ127で
現像ユニット手前側側板に取り付け得るようにしても良
い。そして図示を省略したバイアス電源及び制御装置に
より適切なバイアスが印加される図10に示すような接
触子126が、図9に示すように現像位置にある現像器
に対応する該ピンの各導体表面部にそれぞれ接触し得る
よう、手前側揺動アーム161に取り付けられている。
この手前側揺動アーム161は後述するように上記現像
ユニット自体を回転可能に支持するものであるので、上
記ピンが取り付けにより一体化されている該現像ユニッ
トと上記接触子126とがともに同一部材に取り付けら
れることなる。しかも前述のように該ピン、上記バイア
ス印加用端子及びバイアス印加対象間相互の位置関係は
常に一定である。このためバイアス印加時の接触不良等
の恐れが少なく、安定したバイアス印加が可能となる。
また現像中の現像器にのみバイアス電圧を印加するの
で、バイアス電源の効率が良いばかりでなく、電磁ノイ
ズの発生防止やトナーへのハザードの低減なども図れ、
現像品質、現像装置の信頼性、トナーの耐久性などに優
れている。
【0029】本実施例では、以上の現像ユニットが回転
可能、かつ感光体ドラム1対して接離可能に揺動支持部
材に支持されている。図6は現像ユニットの奥側支持機
構を示すための正面側からの透視図、図7は図6中の現
像ユニットの駆動連結部の平面図、図8は現像ユニット
の奥側における駆動伝達系の右側面説明図、図9は現像
ユニットの手前側支持機構の正面図、図10は同手前側
支持機構の右側面説明図である。
可能、かつ感光体ドラム1対して接離可能に揺動支持部
材に支持されている。図6は現像ユニットの奥側支持機
構を示すための正面側からの透視図、図7は図6中の現
像ユニットの駆動連結部の平面図、図8は現像ユニット
の奥側における駆動伝達系の右側面説明図、図9は現像
ユニットの手前側支持機構の正面図、図10は同手前側
支持機構の右側面説明図である。
【0030】本実施例の現像ユニットは、図6及び図9
に示すように現像ユニット奥側揺動支持部材としての奥
側揺動アーム160と、現像ユニット手前側揺動支持部
材としての手前側揺動アーム161とに回動自在に支持
されている。具体的には現像ユニット回転支軸112の
奥側端が自動調芯軸受162を介して奥側揺動アーム1
60に回動可能に支持され、かつ該支軸112の手前側
端部が軸受163を介して手前側揺動アーム161に回
動可能に支持されている。そして、両揺動アーム16
0,161は揺動支持部材回転支持軸としての複写機の
定位置に設けられた揺動支持軸164を回転中心として
揺動可能になっている。この揺動支持軸164は本体後
側板165と本体手間前側板166にて本体に固定支持
されている。
に示すように現像ユニット奥側揺動支持部材としての奥
側揺動アーム160と、現像ユニット手前側揺動支持部
材としての手前側揺動アーム161とに回動自在に支持
されている。具体的には現像ユニット回転支軸112の
奥側端が自動調芯軸受162を介して奥側揺動アーム1
60に回動可能に支持され、かつ該支軸112の手前側
端部が軸受163を介して手前側揺動アーム161に回
動可能に支持されている。そして、両揺動アーム16
0,161は揺動支持部材回転支持軸としての複写機の
定位置に設けられた揺動支持軸164を回転中心として
揺動可能になっている。この揺動支持軸164は本体後
側板165と本体手間前側板166にて本体に固定支持
されている。
【0031】また、図6及び図9に示すように上記両揺
動アーム160,161は、それぞれ奥側面部に植設さ
れたピン160a,161aの先端部がピン穴に差し込
まれて加圧部材172,173と連結されている。そし
て該加圧部材が、複写機本体内の定位置に設けられた固
定具174,175に上端が係止された加圧バネ17
0,171で引上げられことにより、現像ユニットを感
光体ドラム1の方向に押圧するように揺動付勢してい
る。この揺動付勢力は、現像ローラ110と感光体1と
の接触により感光体1側から受ける抗力とバランスし
て、弾性層を有する現像ローラ110の感光体1に対し
て喰いみ量が所定量になるように設定されている。
動アーム160,161は、それぞれ奥側面部に植設さ
れたピン160a,161aの先端部がピン穴に差し込
まれて加圧部材172,173と連結されている。そし
て該加圧部材が、複写機本体内の定位置に設けられた固
定具174,175に上端が係止された加圧バネ17
0,171で引上げられことにより、現像ユニットを感
光体ドラム1の方向に押圧するように揺動付勢してい
る。この揺動付勢力は、現像ローラ110と感光体1と
の接触により感光体1側から受ける抗力とバランスし
て、弾性層を有する現像ローラ110の感光体1に対し
て喰いみ量が所定量になるように設定されている。
【0032】以上のように現像ユニットは揺動アームに
回転可能に支持され、かつ奥側揺動アーム160と回転
支軸112の結合部に自動調芯軸受162を設け、これ
により、その前後の回転中心を保った状態で自在に揺動
できるようにしているので、現像ローラは常に感光体に
対して高精度で均一に押し当てられ、均一な現像が可能
となる。
回転可能に支持され、かつ奥側揺動アーム160と回転
支軸112の結合部に自動調芯軸受162を設け、これ
により、その前後の回転中心を保った状態で自在に揺動
できるようにしているので、現像ローラは常に感光体に
対して高精度で均一に押し当てられ、均一な現像が可能
となる。
【0033】次に、使用する現像器の切り換えのための
現像ユニットの回転駆動系と、各色の現像を行うのに必
要な現像構成部材(現像ローラなど)の駆動系について
説明する。本実施例では、これらの駆動・制御を2つの
独立した駆動源を持つことにより、高精度、高効率かつ
高信頼性の確保とコンパクト化・低コスト化を実現して
いる。
現像ユニットの回転駆動系と、各色の現像を行うのに必
要な現像構成部材(現像ローラなど)の駆動系について
説明する。本実施例では、これらの駆動・制御を2つの
独立した駆動源を持つことにより、高精度、高効率かつ
高信頼性の確保とコンパクト化・低コスト化を実現して
いる。
【0034】まず、各色の現像器の切り換えのための現
像ユニットの回転駆動系について説明する。この駆動
は、図6や図8に示すように、装置本体に設けられた現
像ユニット回転用モーター181とこの軸に設けられた
ネジ歯車により、現像ユニット回転(切り換え)用中間
歯車180を回転させ、これに噛み合う現像ユニット奥
側側板102の外周部に形成された歯車を介して現像ユ
ニット側板を回転させることにより行う。上記現像ユニ
ット回転(切り換え)用中間歯車180は上記揺動支持
部材回転支軸164に回動自在に取り付けられている。
像ユニットの回転駆動系について説明する。この駆動
は、図6や図8に示すように、装置本体に設けられた現
像ユニット回転用モーター181とこの軸に設けられた
ネジ歯車により、現像ユニット回転(切り換え)用中間
歯車180を回転させ、これに噛み合う現像ユニット奥
側側板102の外周部に形成された歯車を介して現像ユ
ニット側板を回転させることにより行う。上記現像ユニ
ット回転(切り換え)用中間歯車180は上記揺動支持
部材回転支軸164に回動自在に取り付けられている。
【0035】そしてこの回転の駆動の制御は、図6や図
8に示すように、現像ユニット奥側側板102の一部に
付設された現像ユニット位置検知部材182と現像ユニ
ット位置検知センサー183、及び未図示の制御装置に
より、例えばステッピングモータからなる現像ユニット
回転(切り換え)用モーター181の回転を制御するこ
とにより行う。具体的には、現像ユニット位置検知部材
182と現像ユニット位置検知センサー183により、
現像ユニットの定位置を検知し、その位置からつぎの色
の現像器を現像位置に移動するのに必要とする現像ユニ
ットの回転角を割り出して、回転角に応じた数の例えば
パルス電圧をモーターに印加して回転を制御する。
8に示すように、現像ユニット奥側側板102の一部に
付設された現像ユニット位置検知部材182と現像ユニ
ット位置検知センサー183、及び未図示の制御装置に
より、例えばステッピングモータからなる現像ユニット
回転(切り換え)用モーター181の回転を制御するこ
とにより行う。具体的には、現像ユニット位置検知部材
182と現像ユニット位置検知センサー183により、
現像ユニットの定位置を検知し、その位置からつぎの色
の現像器を現像位置に移動するのに必要とする現像ユニ
ットの回転角を割り出して、回転角に応じた数の例えば
パルス電圧をモーターに印加して回転を制御する。
【0036】以上の現像ユニット回転機構によれば、現
像ユニットを回動可能に支持する揺動アーム160,1
61の揺動支軸である上記回転支軸164上に取り付け
られている現像ユニット回転(切り換え)用中間歯車1
80を介して、装置本体に設けられた現像ユニット回転
用モーター181からの駆動力を、現像ユニットに伝え
るので、該モータ181と該中間歯車180との間の軸
間距離のみならず、該中間歯車180と現像ユニットと
の距離も、揺動アーム160,161の揺動に拘らず一
定できる。よって、上記モータ181から現像ユニット
に駆動力を伝達するための伝達要素間での離接を伴うこ
となく、該揺動アームを揺動させることができる。ま
た、現像ユニット回転用モーター181のネジ歯車を用
いて現像ユニット回転の駆動を伝達しているので、現像
中に現像ユニット回転方向の負荷変動が発生していも、
現像ユニット回転用モーターの順・逆回転の発生が防止
でき、現像ユニットの定位置での停止確保が図れる。ま
た減速比が大きくとれるので、モーターの高効率使用と
高精度な停止位置精度の確保が図れる。
像ユニットを回動可能に支持する揺動アーム160,1
61の揺動支軸である上記回転支軸164上に取り付け
られている現像ユニット回転(切り換え)用中間歯車1
80を介して、装置本体に設けられた現像ユニット回転
用モーター181からの駆動力を、現像ユニットに伝え
るので、該モータ181と該中間歯車180との間の軸
間距離のみならず、該中間歯車180と現像ユニットと
の距離も、揺動アーム160,161の揺動に拘らず一
定できる。よって、上記モータ181から現像ユニット
に駆動力を伝達するための伝達要素間での離接を伴うこ
となく、該揺動アームを揺動させることができる。ま
た、現像ユニット回転用モーター181のネジ歯車を用
いて現像ユニット回転の駆動を伝達しているので、現像
中に現像ユニット回転方向の負荷変動が発生していも、
現像ユニット回転用モーターの順・逆回転の発生が防止
でき、現像ユニットの定位置での停止確保が図れる。ま
た減速比が大きくとれるので、モーターの高効率使用と
高精度な停止位置精度の確保が図れる。
【0037】次に、各色の現像を行うのに必要な現像構
成部材(現像ローラなど)の駆動・制御について説明す
る。この駆動は駆動源として、奥側揺動アーム160に
取り付けられた現像ユニット駆動モータ185を用いて
行う。該モータからの駆動は、図6や図8に示すよう
に、該モータ185の出力軸上に設けられた中間駆動伝
達部材186を介して、タイミングベルト188に伝達
される。更に、タイミングベルト188を介して奥側揺
動アーム160に取り付けられた第一中間歯車189及
び第二中間歯車190に伝達される。この第二中間歯車
190が現像ユニットの回転中心になっている現像ユニ
ット回転支持112に回動自在に取り付けられた現像ユ
ニット太陽(アイドル)歯車113に噛み合い、該歯車
113を回転させる。この現像ユニット太陽歯車113
に図3や図8に示す各現像器の現像入力歯車109が噛
み合っている。これにより現像入力歯車109は現像ユ
ニット現像器駆動モータ185が回転している限り常時
回転駆動されている。但し、各現像入力歯車109Y,
M,C,Bkとイエロー、マゼンタ、シアン、黒の各現
像出力歯車107Y,M,C,Bkとは両者の間の圧縮
バネ108Y,M,C,Bkによって連結が解除されて
いるので、現像出力歯車107への駆動伝達は行われな
いようになっている。
成部材(現像ローラなど)の駆動・制御について説明す
る。この駆動は駆動源として、奥側揺動アーム160に
取り付けられた現像ユニット駆動モータ185を用いて
行う。該モータからの駆動は、図6や図8に示すよう
に、該モータ185の出力軸上に設けられた中間駆動伝
達部材186を介して、タイミングベルト188に伝達
される。更に、タイミングベルト188を介して奥側揺
動アーム160に取り付けられた第一中間歯車189及
び第二中間歯車190に伝達される。この第二中間歯車
190が現像ユニットの回転中心になっている現像ユニ
ット回転支持112に回動自在に取り付けられた現像ユ
ニット太陽(アイドル)歯車113に噛み合い、該歯車
113を回転させる。この現像ユニット太陽歯車113
に図3や図8に示す各現像器の現像入力歯車109が噛
み合っている。これにより現像入力歯車109は現像ユ
ニット現像器駆動モータ185が回転している限り常時
回転駆動されている。但し、各現像入力歯車109Y,
M,C,Bkとイエロー、マゼンタ、シアン、黒の各現
像出力歯車107Y,M,C,Bkとは両者の間の圧縮
バネ108Y,M,C,Bkによって連結が解除されて
いるので、現像出力歯車107への駆動伝達は行われな
いようになっている。
【0038】そして、この圧縮バネ108のバネ力に抗
して現像入力歯車109を現像出力歯車107側へ押し
やって両者を連結させるためのピン194が進退可能に
奥側揺動アーム160に取り付けられている。また図7
に示すようにこのピン194に対向する本体奥側側板1
65に、作動片193やソレノイド192などからなる
ピン進退移動装置が取り付けられている。このピン進退
移動装置は、現像時は未図示の制御装置からの信号によ
ってソレノイド192が作動し、作動片193を介して
上記ピン194を押出し、既に現像位置にあるイエロ
ー、マゼンタ、シアン、黒のいずれかの現像入力歯車1
09Y,M,C,Bkを、対応する現像出力歯車側に押
しやって両者を連結し(上記カップリング機構による)
駆動を伝達する。非通電時(非現像時)には作動片19
3が退避し、これによりピン194が戻しバネ195で
元の位置に戻され、上記両歯車109Y,M,C,B
k,107Y,M,C,Bkは圧縮バネ108Y,M,
C,Bkによつて離間され駆動伝達が遮断される。
して現像入力歯車109を現像出力歯車107側へ押し
やって両者を連結させるためのピン194が進退可能に
奥側揺動アーム160に取り付けられている。また図7
に示すようにこのピン194に対向する本体奥側側板1
65に、作動片193やソレノイド192などからなる
ピン進退移動装置が取り付けられている。このピン進退
移動装置は、現像時は未図示の制御装置からの信号によ
ってソレノイド192が作動し、作動片193を介して
上記ピン194を押出し、既に現像位置にあるイエロ
ー、マゼンタ、シアン、黒のいずれかの現像入力歯車1
09Y,M,C,Bkを、対応する現像出力歯車側に押
しやって両者を連結し(上記カップリング機構による)
駆動を伝達する。非通電時(非現像時)には作動片19
3が退避し、これによりピン194が戻しバネ195で
元の位置に戻され、上記両歯車109Y,M,C,B
k,107Y,M,C,Bkは圧縮バネ108Y,M,
C,Bkによつて離間され駆動伝達が遮断される。
【0039】そして図示の例では、現像ユニット太陽歯
車113と噛み合う奥側揺動アーム160の第二中間歯
車190は、一定範囲でスラスト方向に移動自在に奥側
揺動アーム160に突設されたスタッド196に取り付
けられ、かつ圧縮バネ191により押し出し付勢されて
いる(図12参照)。これにより、後述するように装置
外に取り出した現像ユニットを再び装置内に挿入すると
きに、上記太陽歯車113と上記第二中間歯車190と
の噛み合い干渉を防止でき、また仮りにこの挿入時に両
歯車113,190が噛み合わなくても回転駆動が始ま
ったときに自動的に噛み合い伝達が行われるようになっ
ている。また、上記第二中間歯車190の、上記圧縮バ
ネ191により最も押し出された位置は、上記現像ユニ
ット挿入時に、その現像ユニット回転支軸112の自動
調芯軸受162に対する係合の方が、該第二中間歯車と
上記太陽歯車113との係合よりも早い時期に起こるよ
うに設定されている。
車113と噛み合う奥側揺動アーム160の第二中間歯
車190は、一定範囲でスラスト方向に移動自在に奥側
揺動アーム160に突設されたスタッド196に取り付
けられ、かつ圧縮バネ191により押し出し付勢されて
いる(図12参照)。これにより、後述するように装置
外に取り出した現像ユニットを再び装置内に挿入すると
きに、上記太陽歯車113と上記第二中間歯車190と
の噛み合い干渉を防止でき、また仮りにこの挿入時に両
歯車113,190が噛み合わなくても回転駆動が始ま
ったときに自動的に噛み合い伝達が行われるようになっ
ている。また、上記第二中間歯車190の、上記圧縮バ
ネ191により最も押し出された位置は、上記現像ユニ
ット挿入時に、その現像ユニット回転支軸112の自動
調芯軸受162に対する係合の方が、該第二中間歯車と
上記太陽歯車113との係合よりも早い時期に起こるよ
うに設定されている。
【0040】ここで、以上の駆動伝達系の構成において
は、現像ユニット駆動モーター185を現像ユニット奥
側揺動アーム160に取り付け、かつ全ての歯車類及び
タイミングベルトのうち、それぞれの係合する部材同士
は互いの軸心が同一部材上(現像ユニット奥側揺動アー
ム160等)に固定されている。また歯車類、タイミン
グベルトの取り付け位置は、現像ユニット奥側揺動アー
ム160と現像ユニット回転支軸112の結合部と揺動
アーム支軸164とを結ぶ線上に配列し、かつこれら駆
動伝達部材の一部にタイミングベルト部材を設けてい
る。
は、現像ユニット駆動モーター185を現像ユニット奥
側揺動アーム160に取り付け、かつ全ての歯車類及び
タイミングベルトのうち、それぞれの係合する部材同士
は互いの軸心が同一部材上(現像ユニット奥側揺動アー
ム160等)に固定されている。また歯車類、タイミン
グベルトの取り付け位置は、現像ユニット奥側揺動アー
ム160と現像ユニット回転支軸112の結合部と揺動
アーム支軸164とを結ぶ線上に配列し、かつこれら駆
動伝達部材の一部にタイミングベルト部材を設けてい
る。
【0041】これらにより、現像ユニット駆動モーター
185からイエロー、マゼンタ、シアン、黒の各現像ロ
ーラ110Y,M,C,Bkの回転駆動伝達時、歯車同
士の干渉や軸芯ズレによる振動、伝達効率の低下等の発
生を防止できる。
185からイエロー、マゼンタ、シアン、黒の各現像ロ
ーラ110Y,M,C,Bkの回転駆動伝達時、歯車同
士の干渉や軸芯ズレによる振動、伝達効率の低下等の発
生を防止できる。
【0042】また、上記ピン194は現像ユニット奥側
揺動アーム160に設けられているので、イエロー、マ
ゼンタ、シアン、黒の各現像入力歯車109Y,M,
C,Bkとの位置関係が精度良く維持でき、かつこれを
作動させるためのソレノイド192、作動片193が本
体側板に設けているので、駆動伝達(作動時)時の負荷
変動、機械振動の発生が抑えられる。これにより、駆動
伝達効率の向上ばかりでなく、現像品質の向上が図れ
る。
揺動アーム160に設けられているので、イエロー、マ
ゼンタ、シアン、黒の各現像入力歯車109Y,M,
C,Bkとの位置関係が精度良く維持でき、かつこれを
作動させるためのソレノイド192、作動片193が本
体側板に設けているので、駆動伝達(作動時)時の負荷
変動、機械振動の発生が抑えられる。これにより、駆動
伝達効率の向上ばかりでなく、現像品質の向上が図れ
る。
【0043】また、装置本体に挿入された状態の現像ユ
ニットの太陽歯車113と噛み合う第二中間歯車190
が、該現像ユニットを回動可能に支持する奥側揺動アー
ム160自体に取り付けられているので、該第二中間歯
車190と上記太陽歯車113との軸間距離が奥側揺動
アーム160自体によって一定に保たれる。しかも上記
太陽歯車113から現像ローラなどの現像ユニットにお
ける駆動部材までの駆動伝達は、該現像ユニット自体に
取り付けられた伝達要素を用いて行い、かつ、奥側揺動
アーム160に取り付けられた現像ユニット駆動駆動モ
ータ185から上記第二中間歯車190までの駆動伝達
は該奥側揺動アーム自体に取り付けられた伝達要素を用
いて行うので、現像ユニット側、奥側揺動アーム側それ
ぞれにおける駆動伝達も高精度に行える。よって、現像
ユニット駆動モータ185から現像ローラなどの駆動部
材までの高精度の駆動伝達を、各駆動伝達要素部品の簡
易な取り付け構造により実現できる。
ニットの太陽歯車113と噛み合う第二中間歯車190
が、該現像ユニットを回動可能に支持する奥側揺動アー
ム160自体に取り付けられているので、該第二中間歯
車190と上記太陽歯車113との軸間距離が奥側揺動
アーム160自体によって一定に保たれる。しかも上記
太陽歯車113から現像ローラなどの現像ユニットにお
ける駆動部材までの駆動伝達は、該現像ユニット自体に
取り付けられた伝達要素を用いて行い、かつ、奥側揺動
アーム160に取り付けられた現像ユニット駆動駆動モ
ータ185から上記第二中間歯車190までの駆動伝達
は該奥側揺動アーム自体に取り付けられた伝達要素を用
いて行うので、現像ユニット側、奥側揺動アーム側それ
ぞれにおける駆動伝達も高精度に行える。よって、現像
ユニット駆動モータ185から現像ローラなどの駆動部
材までの高精度の駆動伝達を、各駆動伝達要素部品の簡
易な取り付け構造により実現できる。
【0044】また、上記第二中間歯車190が奥側揺動
アーム160の手前側面部に進退可能に取り付けられ、
かつ、これと噛み合う現像ユニット側の太陽歯車113
が現像ユニットの奥側面に取り付けられているので、後
述する装置本体に対する現像ユニットの脱着を、装置手
前側からの挿入及び抜き出しにより簡単に行うことがで
きる。よって装置製造時の生産性、ユーザーあるいはサ
ービスマンのメンテナンス時の操作性を向上できる。
アーム160の手前側面部に進退可能に取り付けられ、
かつ、これと噛み合う現像ユニット側の太陽歯車113
が現像ユニットの奥側面に取り付けられているので、後
述する装置本体に対する現像ユニットの脱着を、装置手
前側からの挿入及び抜き出しにより簡単に行うことがで
きる。よって装置製造時の生産性、ユーザーあるいはサ
ービスマンのメンテナンス時の操作性を向上できる。
【0045】また、以上の現像器の駆動制御によれば、
現像中の現像器のみ駆動されるので、現像装置全体の駆
動・伝達のためのエネルギーが少なくて済むばかりでな
く、機械振動の低減による現像品質の向上、各色のトナ
ーへの過剰な機械的ハザードが無くなり、安定使用・耐
久性の向上、トナー汚染の大幅な低減が図れる。また現
像ローラ、ブレード、補給ローラ、その他歯車などの駆
動部材の耐久性の大幅な向上が図れる。
現像中の現像器のみ駆動されるので、現像装置全体の駆
動・伝達のためのエネルギーが少なくて済むばかりでな
く、機械振動の低減による現像品質の向上、各色のトナ
ーへの過剰な機械的ハザードが無くなり、安定使用・耐
久性の向上、トナー汚染の大幅な低減が図れる。また現
像ローラ、ブレード、補給ローラ、その他歯車などの駆
動部材の耐久性の大幅な向上が図れる。
【0046】次に、保守時などに現像ユニットを感光体
ドラム1から離間させるための構成について説明する。
例えば感光体交換や現像ユニットの点検などの保守にお
いては、感光体や現像ユニットを軸線方向手前に引き出
せるようにすることが望ましく。かつ該引出時に感光体
表面や現像ローラ表面を傷つけないように現像ユニット
と感光体とを離間させた状態にできることが望ましい。
そのため本実施例では、上記両加圧バネ170,171
の付勢力に抗して現像ユニットの現像ローラ110が感
光体ドラム1から離間する向きに両揺動アーム610,
611を揺動させるための機構を設けている。すなわ
ち、上記両加圧バネ170,171の付勢力に抗して両
加圧部材172,173それぞれを同時に同量だけ下方
に押し下げるため、両加圧部材172,173に互いに
同一形状の孔172a,173aが形成されいる。これ
らの孔172a,173aを貫通するように両本体側板
165,166で回動可能に支持された加圧軸176が
設けられている。この加圧軸176の両加圧部材17
2,173の孔に対応する箇所それぞれに、該孔の下部
周辺に当接して加圧部材172,173を押し下げるた
めの互いに同一形状の偏心カム177が固設されてい
る。そして、この加圧軸176の手前側端部に操作用の
レバー178が固設されている。
ドラム1から離間させるための構成について説明する。
例えば感光体交換や現像ユニットの点検などの保守にお
いては、感光体や現像ユニットを軸線方向手前に引き出
せるようにすることが望ましく。かつ該引出時に感光体
表面や現像ローラ表面を傷つけないように現像ユニット
と感光体とを離間させた状態にできることが望ましい。
そのため本実施例では、上記両加圧バネ170,171
の付勢力に抗して現像ユニットの現像ローラ110が感
光体ドラム1から離間する向きに両揺動アーム610,
611を揺動させるための機構を設けている。すなわ
ち、上記両加圧バネ170,171の付勢力に抗して両
加圧部材172,173それぞれを同時に同量だけ下方
に押し下げるため、両加圧部材172,173に互いに
同一形状の孔172a,173aが形成されいる。これ
らの孔172a,173aを貫通するように両本体側板
165,166で回動可能に支持された加圧軸176が
設けられている。この加圧軸176の両加圧部材17
2,173の孔に対応する箇所それぞれに、該孔の下部
周辺に当接して加圧部材172,173を押し下げるた
めの互いに同一形状の偏心カム177が固設されてい
る。そして、この加圧軸176の手前側端部に操作用の
レバー178が固設されている。
【0047】通常はこの加圧軸6を、前述のように現像
ローラ110と感光体1との当接により上記揺動付勢力
と感光体1側からの抗力とがバランスした状態における
両加圧部材172,173の孔周辺部に、上記偏心カム
177が接触しない回動位置に係止しておく。そして、
現像ユニットを感光体ドラム1から退避させる場合に
は、上記操作用レバー178を持って例えば同図中一点
鎖線で示すように加圧軸を180度回転させて、各偏心
カム177で各加圧部材172,173を押し下げる。
これにより、上記ピン160a,161aを介して加圧
部材172,173に連結された両揺動アーム160,
161を揺動させて、現像ユニットを感光体ドラム1か
ら退避させる。このようにして現像ユニットを感光体ド
ラム1から離間させた状態で、例えば図10に示すよう
に手前側揺動アーム161を加圧軸176に対してスラ
スト方向で位置決めする止め具179を外せば、該手前
側揺動アーム161と現像ユニットを簡単に感光体ドラ
ム等に機械的損傷を与えずに、手前側に脱着できる。ま
たこのように両加圧部材172,173を両辺心カム1
77で押し下げた状態で、現像ユニットを装置本体内に
挿入した後に、手前側揺動アーム161を取り付けかつ
上記止め具179で固定することにより、現像ユニット
の装置本体への取り付けを完了できる。なお、上記加圧
軸176の回転駆動・制御により、現像器の切り換え時
にも現像ユニットを感光体ドラム1から退避させるよう
にしても良い。
ローラ110と感光体1との当接により上記揺動付勢力
と感光体1側からの抗力とがバランスした状態における
両加圧部材172,173の孔周辺部に、上記偏心カム
177が接触しない回動位置に係止しておく。そして、
現像ユニットを感光体ドラム1から退避させる場合に
は、上記操作用レバー178を持って例えば同図中一点
鎖線で示すように加圧軸を180度回転させて、各偏心
カム177で各加圧部材172,173を押し下げる。
これにより、上記ピン160a,161aを介して加圧
部材172,173に連結された両揺動アーム160,
161を揺動させて、現像ユニットを感光体ドラム1か
ら退避させる。このようにして現像ユニットを感光体ド
ラム1から離間させた状態で、例えば図10に示すよう
に手前側揺動アーム161を加圧軸176に対してスラ
スト方向で位置決めする止め具179を外せば、該手前
側揺動アーム161と現像ユニットを簡単に感光体ドラ
ム等に機械的損傷を与えずに、手前側に脱着できる。ま
たこのように両加圧部材172,173を両辺心カム1
77で押し下げた状態で、現像ユニットを装置本体内に
挿入した後に、手前側揺動アーム161を取り付けかつ
上記止め具179で固定することにより、現像ユニット
の装置本体への取り付けを完了できる。なお、上記加圧
軸176の回転駆動・制御により、現像器の切り換え時
にも現像ユニットを感光体ドラム1から退避させるよう
にしても良い。
【0048】以上、本実施例によれば、現像ユニット、
トナー収容ケース、及び、現像ユニットの駆動伝達部
を、互いに分割し、かつユニット化しているので、生産
性や保守性に優れている。
トナー収容ケース、及び、現像ユニットの駆動伝達部
を、互いに分割し、かつユニット化しているので、生産
性や保守性に優れている。
【0049】図11は変形例に係る現像ユニットの奥側
支持機構を示す透視正面図、図12は同奥側支持機構の
右側面説明図である。この図12においても、各部材の
形状が判るように適宜配置を変更して示している。この
変形例に係る現像ユニットは、上記実施例における奥側
支持機構において、奥側揺動アーム160に取り付けら
れている現像ユニット駆動モータ185からの駆動力
を、同じく奥側揺動アーム185に取り付けられている
第一中間歯車189に伝達するために、タイミングベル
ト188を用いたのに代え、揺動支持軸164に設けた
中間歯車188aを用いた点のみである。その他の点は
上記実施例における奥側支持機構と同一であるので、同
一部材に同一の符号を付している。この変形に係る奥側
支持機構においても、歯車類の取り付け位置は、現像ユ
ニット奥側揺動アーム160と現像ユニット回転支軸1
12の結合部と揺動アーム支軸164とを結ぶ線上に配
列しているので、現像ユニット駆動モーター185から
イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各現像ローラ110
Y,M,C,Bkの回転駆動伝達時、歯車同士の干渉や
軸芯ズレによる振動、伝達効率の低下等の発生を防止で
きる。
支持機構を示す透視正面図、図12は同奥側支持機構の
右側面説明図である。この図12においても、各部材の
形状が判るように適宜配置を変更して示している。この
変形例に係る現像ユニットは、上記実施例における奥側
支持機構において、奥側揺動アーム160に取り付けら
れている現像ユニット駆動モータ185からの駆動力
を、同じく奥側揺動アーム185に取り付けられている
第一中間歯車189に伝達するために、タイミングベル
ト188を用いたのに代え、揺動支持軸164に設けた
中間歯車188aを用いた点のみである。その他の点は
上記実施例における奥側支持機構と同一であるので、同
一部材に同一の符号を付している。この変形に係る奥側
支持機構においても、歯車類の取り付け位置は、現像ユ
ニット奥側揺動アーム160と現像ユニット回転支軸1
12の結合部と揺動アーム支軸164とを結ぶ線上に配
列しているので、現像ユニット駆動モーター185から
イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各現像ローラ110
Y,M,C,Bkの回転駆動伝達時、歯車同士の干渉や
軸芯ズレによる振動、伝達効率の低下等の発生を防止で
きる。
【0050】図13は他の実施例に係る現像装置の説明
図。この現像装置200は、感光体ドラム1に対向して
配設されており、現像ローラ201などを回転可能に収
容する1つの現像器を有し、該現像器側壁から突出した
現像ローラ軸部202に現像ローラ歯車203が固設さ
れ、この現像ローラ歯車203に噛み合うように、該現
像器側壁に突設された軸204に回動自在に軸支された
中間歯車205が設けられている。そして、この現像器
が複写機本体の両側板間に架設された支軸206により
回動自在に支持された揺動アーム207(図には手前側
揺動アームのみ示す)により揺動可能に保持されてい
る。具体的には、現像器側壁に突設された上記支軸20
4と、同様に現像器側壁に突設された軸208とで該揺
動アーム207に取り付けられている(現像器奥側も同
様にして奥側揺動アームに取り付けられている)。この
揺動アーム207には一端部が複写機本体に設けられた
ピン209に係止されたスプリング210の他端が係止
され、これにより、上記揺動支軸206の回りで現像器
を感光体ドラム1側に向けて移動させる向きの揺動力が
付与されている。そして、複写機本体には、この揺動力
に抗して現像器を位置決めするために、位置決め用の突
き当て部材217が設けられ、該突き当て部材217に
現像器側壁に突設された位置決めピン215が突き当た
って位置決めされるようになっている。また上記揺動ア
ーム207の一端部には、上記スプリング210による
揺動力に抗して現像器が感光体ドラム1から離れるよう
に揺動アーム207を揺動させるのに操作する操作部2
16が設けられている。そして、上記現像器の中間歯車
205に噛み合う中間歯車211が上記揺動支軸206
に回動自在に取り付けられ、また出力軸213に固設さ
れた駆動歯車214が該中間歯車211に噛み合うよう
に、上記現像ローラ203などを駆動する駆動モータ2
12が複写機本体に配設されている。
図。この現像装置200は、感光体ドラム1に対向して
配設されており、現像ローラ201などを回転可能に収
容する1つの現像器を有し、該現像器側壁から突出した
現像ローラ軸部202に現像ローラ歯車203が固設さ
れ、この現像ローラ歯車203に噛み合うように、該現
像器側壁に突設された軸204に回動自在に軸支された
中間歯車205が設けられている。そして、この現像器
が複写機本体の両側板間に架設された支軸206により
回動自在に支持された揺動アーム207(図には手前側
揺動アームのみ示す)により揺動可能に保持されてい
る。具体的には、現像器側壁に突設された上記支軸20
4と、同様に現像器側壁に突設された軸208とで該揺
動アーム207に取り付けられている(現像器奥側も同
様にして奥側揺動アームに取り付けられている)。この
揺動アーム207には一端部が複写機本体に設けられた
ピン209に係止されたスプリング210の他端が係止
され、これにより、上記揺動支軸206の回りで現像器
を感光体ドラム1側に向けて移動させる向きの揺動力が
付与されている。そして、複写機本体には、この揺動力
に抗して現像器を位置決めするために、位置決め用の突
き当て部材217が設けられ、該突き当て部材217に
現像器側壁に突設された位置決めピン215が突き当た
って位置決めされるようになっている。また上記揺動ア
ーム207の一端部には、上記スプリング210による
揺動力に抗して現像器が感光体ドラム1から離れるよう
に揺動アーム207を揺動させるのに操作する操作部2
16が設けられている。そして、上記現像器の中間歯車
205に噛み合う中間歯車211が上記揺動支軸206
に回動自在に取り付けられ、また出力軸213に固設さ
れた駆動歯車214が該中間歯車211に噛み合うよう
に、上記現像ローラ203などを駆動する駆動モータ2
12が複写機本体に配設されている。
【0051】この現像装置200においては、駆動モー
タ212からの駆動力が駆動歯車214、中間歯車21
1、中間歯車205、現像ローラ歯車203と伝えられ
て現像ローラ201が駆動される。現像器内の図示を省
略した他の駆動部材(例えば現像剤の撹拌部材)も同様
に現像器側壁から突出した該駆動部材軸に取り付けられ
た歯車に、必要に応じて中間歯車を介して上記中間歯車
205あるいは現像歯車203から駆動を伝達すること
により、駆動される。そして、操作レバー216を下方
に押し下げて、現像器が感光体ドラム1から離間するよ
うに揺動アーム207を揺動させた場合にも、駆動モー
タ212の駆動歯車214と揺動支軸206に取り付け
られた中間歯車211との距離、及び該中間歯車211
と現像器の中間歯車205との距離が一定であるので、
これらの間での接離は生じない。
タ212からの駆動力が駆動歯車214、中間歯車21
1、中間歯車205、現像ローラ歯車203と伝えられ
て現像ローラ201が駆動される。現像器内の図示を省
略した他の駆動部材(例えば現像剤の撹拌部材)も同様
に現像器側壁から突出した該駆動部材軸に取り付けられ
た歯車に、必要に応じて中間歯車を介して上記中間歯車
205あるいは現像歯車203から駆動を伝達すること
により、駆動される。そして、操作レバー216を下方
に押し下げて、現像器が感光体ドラム1から離間するよ
うに揺動アーム207を揺動させた場合にも、駆動モー
タ212の駆動歯車214と揺動支軸206に取り付け
られた中間歯車211との距離、及び該中間歯車211
と現像器の中間歯車205との距離が一定であるので、
これらの間での接離は生じない。
【0052】なお、本発明は一成分系現像剤を用いて現
像器を用いた画像形成装置のみならず、二成分系現像剤
を用いて現像器を用いた画像形成装置にも適用できる。
上記各実施例から判るように、使用される現像器が、接
触現像方式の現像器か非接触方式の現像器かも問わな
い。 (以下、余白)
像器を用いた画像形成装置のみならず、二成分系現像剤
を用いて現像器を用いた画像形成装置にも適用できる。
上記各実施例から判るように、使用される現像器が、接
触現像方式の現像器か非接触方式の現像器かも問わな
い。 (以下、余白)
【0053】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、画像形成装置
本体に設置した上記現像ユニット駆動手段あるいは該現
像器駆動手段の駆動源と、現像ユニットあるいは現像器
内の駆動部材の距離が該揺動支持部材の揺動に拘らず変
化せず、これらの間で(必要に応じて駆動伝達部材を介
して)駆動伝達系を構成する駆動伝達部材間では、揺動
支持部材の揺動にともなう離接が生じないので、揺動支
持部材により現像ユニットを潜像担持体に対して接近あ
るいは離間する向きにスムーズに移動できるとともに、
装置本体に設置された駆動源からの駆動を現像ユニット
あるいは現像器へ伝達するための駆動伝達部材の損傷
を、従来に比して軽減できるという優れた効果がある。
本体に設置した上記現像ユニット駆動手段あるいは該現
像器駆動手段の駆動源と、現像ユニットあるいは現像器
内の駆動部材の距離が該揺動支持部材の揺動に拘らず変
化せず、これらの間で(必要に応じて駆動伝達部材を介
して)駆動伝達系を構成する駆動伝達部材間では、揺動
支持部材の揺動にともなう離接が生じないので、揺動支
持部材により現像ユニットを潜像担持体に対して接近あ
るいは離間する向きにスムーズに移動できるとともに、
装置本体に設置された駆動源からの駆動を現像ユニット
あるいは現像器へ伝達するための駆動伝達部材の損傷
を、従来に比して軽減できるという優れた効果がある。
【0054】また、請求項2の発明によれば、現像ユニ
ットを奥側揺動支持部材から分離して例えば画像形成装
置手前側に引き出せるので、画像形成装置の生産性や保
守性を向上できる。
ットを奥側揺動支持部材から分離して例えば画像形成装
置手前側に引き出せるので、画像形成装置の生産性や保
守性を向上できる。
【0055】また、一旦画像形成装置外に取り出される
などした現像ユニットを、画像形成装置内に装填する場
合に、この本体側駆動伝達要素に連結されるべき現像ユ
ニット側の駆動伝達要素と、該本体側駆動伝達要素との
連結が不完全な状態(例えば歯車同士の噛み合いが行わ
れない状態)でも、該本体側駆動要素が奥側に後退する
ことで装填が完了でき、かつ装填完了後に本体側駆動要
素が駆動される時点で、完全な連結が得られるので、画
像形成装置の生産性や保守性を一層向上させることがで
きる。
などした現像ユニットを、画像形成装置内に装填する場
合に、この本体側駆動伝達要素に連結されるべき現像ユ
ニット側の駆動伝達要素と、該本体側駆動伝達要素との
連結が不完全な状態(例えば歯車同士の噛み合いが行わ
れない状態)でも、該本体側駆動要素が奥側に後退する
ことで装填が完了でき、かつ装填完了後に本体側駆動要
素が駆動される時点で、完全な連結が得られるので、画
像形成装置の生産性や保守性を一層向上させることがで
きる。
【0056】また、請求項3の発明によれば、現像ユニ
ットの画像形成装置内への挿入による取付時に、ある程
度、現像ユニットと奥側揺動支持部材との位置合わせが
できた状態で、上記本体側駆動伝達要素と、上記複数の
駆動伝達要素あるいは該中間的駆動伝達要素との係合が
開始されるので、両伝達要素の損傷が一層軽減できる。
ットの画像形成装置内への挿入による取付時に、ある程
度、現像ユニットと奥側揺動支持部材との位置合わせが
できた状態で、上記本体側駆動伝達要素と、上記複数の
駆動伝達要素あるいは該中間的駆動伝達要素との係合が
開始されるので、両伝達要素の損傷が一層軽減できる。
【0057】また、請求項4の発明によれば、請求項1
の画像形成装置と同様にして、この駆動源と現像器内の
駆動部材との距離が該揺動支持部材の揺動に拘らず変化
せず、これらの間で(必要に応じて駆動伝達部材を介し
て)駆動伝達系を構成する駆動伝達部材間では、揺動支
持部材の揺動にともなう離接が生じないので、揺動支持
部材により現像器を潜像担持体に対して接近あるいは離
間する向きにスムーズに移動できるとともに、装置本体
に設置された駆動源からの駆動を現像ユニットあるいは
現像器へ伝達するための駆動伝達部材の損傷を、従来に
比して軽減できるという優れた効果がある。
の画像形成装置と同様にして、この駆動源と現像器内の
駆動部材との距離が該揺動支持部材の揺動に拘らず変化
せず、これらの間で(必要に応じて駆動伝達部材を介し
て)駆動伝達系を構成する駆動伝達部材間では、揺動支
持部材の揺動にともなう離接が生じないので、揺動支持
部材により現像器を潜像担持体に対して接近あるいは離
間する向きにスムーズに移動できるとともに、装置本体
に設置された駆動源からの駆動を現像ユニットあるいは
現像器へ伝達するための駆動伝達部材の損傷を、従来に
比して軽減できるという優れた効果がある。
【図1】実施例に係るフルカラー複写機の正面概略説明
図。
図。
【図2】同複写機の現像ユニット内の概略断面図。
【図3】同現像ユニット奥側端部の駆動系を示す透視正
面図。
面図。
【図4】同現像ユニット本体の全面端部の構造示す正面
図。
図。
【図5】同本体全面端部に取り付けられたトナー収容ケ
ースを示す正面図。
ースを示す正面図。
【図6】同現像ユニットの奥側支持機構を示す透視正面
図。
図。
【図7】同奥側支持機構中における一部の拡大平面図。
【図8】同奥側支持機構の右側面説明図。
【図9】同現像ユニットの手前側支持機構を示す正面
図。
図。
【図10】同手前側支持機構の右側面説明図。
【図11】変形例に係る現像ユニットの奥側支持機構を
示す透視正面図。
示す透視正面図。
【図12】同奥側支持機構の右側面説明図。
【図13】他の実施例に係る現像装置の説明図。
【符号の説明】 1 感光体ドラム 100 回転型多色現像装置 101Y,M,C,Bk イエロ、マゼンタ、シア
ン、黒の各現像器 102Y,M,C,Bk イエロ、マゼンタ、シア
ン、黒の各現像ユニット奥側側板 103Y,M,C,Bk イエロ、マゼンタ、シア
ン、黒の各現像ローラ駆動歯車 104Y,M,C,Bk イエロトナー、マゼンタト
ナー、シアントナー、黒トナーの各補給ローラ駆動歯車 105Y,M,C,Bk イエロ、マゼンタ、シア
ン、黒の各トナー位相スクリュー駆動歯車 106Y,M,C,Bk イエロトナー用、マゼンタ
トナー用、シアントナー用、黒トナー用の各残像防止ロ
ーラ駆動歯車 107Y,M,C,Bk イエロ、マゼンタ、シア
ン、黒の各現像出力歯車108Y,M,C,Bk 圧
縮バネ 109Y,M,C,Bk イエロ、マゼンタ、シア
ン、黒の各現像入力歯車 112 現像ユニット回転支軸 113 現像ユニット太陽(アイドル)歯車 114 現像ユニット手前側側板 121 トナー収容ケース 160 現像ユニット奥側揺動支持部材(アーム) 162 自動調芯軸受け 163 軸受け 164 揺動支持部材(アーム)回転支軸 165 本体後側板 166 本体手前側側板 170 奥側加圧部材(アーム)加圧バネ 171 手前側揺動支持部材(アーム)加圧バネ 172 奥側加圧部材 173 手前側加圧部材 174 奥側バネ固定具 175 手前側バネ固定具 176 加圧軸 177 偏心カム 179 止め具 180 現像ユニット回転(切り換え)用中間歯車 181 現像ユニット回転(切り換え)用モータ 185 現像ユニット駆動モータ 186 中間駆動伝達部材 188 タイミングベルト 189 第一中間歯車 190 第二中間歯車 191 圧縮バネ 192 ソレノイド 193 作動片 194 ピン 195 ピン戻しバネ 196 スタッド 200 現像器 201 現像ローラ 203 現像ローラ歯車 205 中間歯車 206 揺動支軸 207 揺動アーム 210 スプリング 211 中間歯車 212 現像モータ 215 位置決め用ピン 216 押し下げレバー 217 位置決め用当接部材
ン、黒の各現像器 102Y,M,C,Bk イエロ、マゼンタ、シア
ン、黒の各現像ユニット奥側側板 103Y,M,C,Bk イエロ、マゼンタ、シア
ン、黒の各現像ローラ駆動歯車 104Y,M,C,Bk イエロトナー、マゼンタト
ナー、シアントナー、黒トナーの各補給ローラ駆動歯車 105Y,M,C,Bk イエロ、マゼンタ、シア
ン、黒の各トナー位相スクリュー駆動歯車 106Y,M,C,Bk イエロトナー用、マゼンタ
トナー用、シアントナー用、黒トナー用の各残像防止ロ
ーラ駆動歯車 107Y,M,C,Bk イエロ、マゼンタ、シア
ン、黒の各現像出力歯車108Y,M,C,Bk 圧
縮バネ 109Y,M,C,Bk イエロ、マゼンタ、シア
ン、黒の各現像入力歯車 112 現像ユニット回転支軸 113 現像ユニット太陽(アイドル)歯車 114 現像ユニット手前側側板 121 トナー収容ケース 160 現像ユニット奥側揺動支持部材(アーム) 162 自動調芯軸受け 163 軸受け 164 揺動支持部材(アーム)回転支軸 165 本体後側板 166 本体手前側側板 170 奥側加圧部材(アーム)加圧バネ 171 手前側揺動支持部材(アーム)加圧バネ 172 奥側加圧部材 173 手前側加圧部材 174 奥側バネ固定具 175 手前側バネ固定具 176 加圧軸 177 偏心カム 179 止め具 180 現像ユニット回転(切り換え)用中間歯車 181 現像ユニット回転(切り換え)用モータ 185 現像ユニット駆動モータ 186 中間駆動伝達部材 188 タイミングベルト 189 第一中間歯車 190 第二中間歯車 191 圧縮バネ 192 ソレノイド 193 作動片 194 ピン 195 ピン戻しバネ 196 スタッド 200 現像器 201 現像ローラ 203 現像ローラ歯車 205 中間歯車 206 揺動支軸 207 揺動アーム 210 スプリング 211 中間歯車 212 現像モータ 215 位置決め用ピン 216 押し下げレバー 217 位置決め用当接部材
Claims (4)
- 【請求項1】複数の現像器を備えた現像ユニットと、該
現像ユニットを回転可能にかつ潜像担持体に対して接近
あるいは離間する向きに移動可能に支持する揺動支持部
材と、該現像ユニットを回転させる現像ユニット駆動手
段と、該複数の現像器内の駆動部材を駆動させる現像器
駆動手段とを有する画像形成装置において、 該現像ユニット駆動手段あるいは該現像器駆動手段の駆
動源を画像形成装置本体に設置し、 該駆動源からの駆動力を該現像ユニットあるいは該駆動
部材に伝達するための複数の駆動伝達部材を設け、 かつ、該複数の駆動伝達部材のうち少なくとも1つある
いは該駆動源自体を、該揺動支持部材の揺動中心線上に
設けて、該揺動支持部材の揺動平面内における該複数の
駆動伝達部材間の距離が、該揺動支持部材の揺動に拘ら
ず変化しないようにしたことを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項2】上記揺動支持部材を上記現像ユニットの両
端部それぞれを回転自在に支持するように一対設け、 該一対の揺動支持部材のうちの少なくとも画像形成装置
奥側の揺動支持部材と現像ユニットとを分離可能に構成
し、 上記現像ユニットの画像形成装置奥側端部に、上記駆動
部材に駆動を伝達すべく上記複数の現像器に対応して設
けられた複数の駆動伝達要素と、該複数の駆動伝達が全
体として常時一定の係合状態になるように設けられた中
間的な駆動伝達要素とを設け、 かつ、該複数の駆動伝達要素あるいは該中間的駆動伝達
要素と連結されて現像ユニット側に駆動源からの駆動を
伝達する本体側駆動伝達要素を、画像形成装置奥側の揺
動支持部材における現像ユニット側面部に、付勢手段に
よって現像ユニット側に付勢しかつ後退可能に取り付け
たことを特徴とする請求項1の画像形成装置。 - 【請求項3】上記現像ユニットの画像形成装置奥側端部
に回転軸を突設し、 上記画像形成装置奥側の揺動支持部材に該回転軸の先端
部を受け入れる軸受部を設け、 かつ、上記付勢手段による付勢力に抗して現像ユニット
側に最も突出したときの上記本体側駆動伝達要素の位置
を、該現像ユニットの画像形成装置内への挿入による取
付時に、該回転軸の先端部と該軸受部との係合開始後
に、該本体側駆動伝達要素と、上記複数の駆動伝達要素
あるいは該中間的駆動伝達要素との係合が開始されるよ
うに設定したことを特徴とする請求項2の画像形成装
置。 - 【請求項4】潜像担持体に形成された潜像を現像する現
像器を、潜像担持体に対して接近あるいは離間する向き
に移動可能に支持する揺動支持部材と、該現像器内の駆
動部材に対し駆動源からの駆動を伝達する複数の駆動伝
達部材とを有する画像形成装置において、 該駆動源を、画像形成装置本体に設置し、 該複数の駆動伝達部材のうち少なくとも1つあるいは該
駆動源自体を、該揺動支持部材の揺動中心線上に設け
て、該揺動支持部材の揺動平面内における該複数の駆動
伝達部材間の距離を、該揺動支持部材の揺動に拘らず変
化しないようにしたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6114567A JPH07301982A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6114567A JPH07301982A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07301982A true JPH07301982A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14641057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6114567A Pending JPH07301982A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07301982A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007199305A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
EP1993000A1 (en) * | 2007-05-15 | 2008-11-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Color electrophotographic image forming apparatus |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP6114567A patent/JPH07301982A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007199305A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
EP1993000A1 (en) * | 2007-05-15 | 2008-11-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Color electrophotographic image forming apparatus |
US7664436B2 (en) | 2007-05-15 | 2010-02-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Color electrophotographic image forming apparatus |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030822 |