JP2003066665A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003066665A
JP2003066665A JP2001253491A JP2001253491A JP2003066665A JP 2003066665 A JP2003066665 A JP 2003066665A JP 2001253491 A JP2001253491 A JP 2001253491A JP 2001253491 A JP2001253491 A JP 2001253491A JP 2003066665 A JP2003066665 A JP 2003066665A
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聡 羽鳥
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 像担持体と現像剤担持体との間の現像ギャッ
プを極めて高精度に調整することができる画像形成装置
を提供すること。 【解決手段】 軸受151a、154aから一部突出し
た支軸119に、回転可能なコロ200を当接させる。
このコロ200に、アーム201と支持パネル18との
間に掛渡された緊縮性のコイルスプリング202の弾力
によって、支軸119を押圧する弾力を付勢する。これ
により、リボルバ現像装置100の支軸119がコロ2
00の押圧によって偏倚し、支軸119と軸受154a
との間のガタ成分が無くなり、支軸119が回転時に変
動しないようになって、現像ギャップGを極めて高精度
に調整することができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、ファク
シミリ、複写機等の画像形成装置に関し、詳しくは、筺
体と、該筺体に対して回転自在に軸支された像担持体
と、該筺体に支持された現像装置と、該現像装置のケー
シングに対して回転自在に軸支された現像剤担持体とを
有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ、ファクシミリ、複写機
等の画像形成装置においては、装置本体の筺体に対して
回転自在に軸支された像担持体と、該筺体に支持された
現像装置のケーシングに対して回転自在に軸支された現
像剤担持体との、最も近接した部位の間隙である所謂現
像ギャップが、画質の良否に大きな影響を及ぼすことが
知られている。
【0003】上記現像ギャップは、昨今の高画質化のた
めに、より狭くまた調整誤差もより少なくすることが望
まれている。この現像ギャップの設定は、通常、上記像
担持体としての感光体に対する、上記現像剤担持体とし
ての現像スリーブを固定保持する現像ホルダの固定位置
を調整することで行っている。この現像ギャップの調整
範囲は、一例をあげると、0.4±0.05mmといっ
たように、調整値も狭いが調整誤差も0.05mmとい
うふうに、非常に高精度な調整が要求されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般的に、
軸受の軸受穴や、支軸の外径の公差は、比較的高精度を
要求したものでも、0.03mmの公差幅を有してい
る。従って、この軸受と支軸との2部品についてだけで
も、最悪の組合せの場合、該支軸と軸受穴との間に、最
大で0.06mmの隙間が生じてしまう。
【0005】このため、従来の画像生成装置において
は、その像担持体と現像剤担持体との間の現像ギャップ
を極めて高精度に調整した場合であっても、該像担持体
の支軸と軸受穴との隙間、及び該現像剤担持体の支軸と
軸受穴との隙間である公差幅が、画質に悪影響を及ぼす
ガタ成分となってしまう。つまり、このガタ成分は、上
記支軸と軸受穴との公差幅が最小の0.03mmの場合
でも、上記現像ギャップの調整誤差0.05mmの約1
/2以上を占めてしまうことになる。
【0006】このように、この種の画像形成装置におい
ては、その高画質化を図るために上記現像ギャップを高
精度に調整しようとした場合に、上記像担持体の支軸と
軸受穴との隙間、及び該現像剤担持体の支軸と軸受穴と
の隙間である公差幅が無視できないものとなってきてい
る。なお、上記支軸の軸受としてベアリングを用いた場
合、該ベアリングの内外径はある程度高精度に仕上がっ
ているので、上記現像ギャップを比較的高精度に調整で
きる。しかし、この場合でも、該ベアリングが0.01
〜0.02mmの公差幅を有しているため、上記現像ギ
ャップを高精度に調整することは難しい。
【0007】本発明は、以上の背景に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、像担持体と現像剤担
持体との間の現像ギャップを極めて高精度に調整するこ
とができる画像形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、筺体と、該筺体に対して回転自
在に軸支された像担持体と、該筺体に支持された現像装
置と、該現像装置のケーシングに対して回転自在に軸支
された現像剤担持体とを有する画像形成装置において、
上記像担持体の支軸、及び上記現像剤担持体の支軸のう
ちの一方は、該支軸の軸受穴に対して圧入し、他方は、
該支軸の軸受穴に対して該支軸を位置決めする位置決め
手段により位置決めしたことを特徴とするものである。
【0009】この画像形成装置においては、上記像担持
体の支軸、及び上記現像剤担持体の支軸のうちの一方の
支軸が、該支軸の軸受穴に対して圧入される。また、他
方の支軸が、上記位置決め手段により軸受穴に対し位置
決めされる。これにより、該支軸と該軸受穴との間の隙
間によるガタ成分が無くなり、上記像担持体と上記現像
剤担持体との間の現像ギャップを極めて高精度に調整す
ることができるようになる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記位置決め手段は、上記支軸の軸受穴に
対して該支軸を偏倚させる支軸偏倚手段で構成されてい
ることを特徴とするものである。
【0011】この画像形成装置においては、上記支軸偏
倚手段により、上記支軸の軸受穴に対して該支軸が偏倚
されることによって、該支軸が該軸受穴に対し位置決め
さて、該支軸と該軸受穴との間の隙間によるガタ成分が
無くなる。
【0012】請求項3の発明は、請求項2の画像形成装
置において、上記支軸偏倚手段は、上記支軸の外周面に
弾力的に当接して回転するコロからなることを特徴とす
るものである。
【0013】この画像形成装置においては、上記支軸偏
倚手段としてのコロが、上記支軸の外周面に弾力的に当
接して回転することによって、該支軸の軸受穴に対して
該支軸が偏倚し、該支軸が該軸受穴に対し位置決めさ
て、該支軸と該軸受穴との間の隙間によるガタ成分が無
くなる。
【0014】請求項4の発明は、請求項2の画像形成装
置において、上記支軸偏倚手段は、上記支軸に螺合した
止めねじからなることを特徴とするものである。
【0015】この画像形成装置においては、上記支軸偏
倚手段としての止めねじが、上記支軸に螺合することに
よって、該支軸の軸受穴に対して該支軸が偏倚し、該支
軸が該軸受穴に対し位置決めさて、該支軸と該軸受穴と
の間の隙間によるガタ成分が無くなる。
【0016】請求項5の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記位置決め手段は、上記支軸の軸受と該
支軸との隙間に弾力的に挿入した板ばねからなることを
特徴とするものである。
【0017】この画像形成装置においては、上記位置決
め手段としての板ばねが、上記支軸の軸受と該支軸との
隙間に弾力的に挿入されることによって、該支軸が該軸
受穴に対し位置決めさて、該支軸と該軸受穴との間の隙
間によるガタ成分が無くなる。
【0018】請求項6の発明は、筺体と、該筺体に対し
て回転自在に軸支された像担持体と、該筺体に支持され
た現像装置と、該現像装置のケーシングに対して回転自
在に軸支された現像剤担持体とを有する画像形成装置に
おいて、上記像担持体の支軸、及び上記現像剤担持体の
支軸のうちの一方は、該支軸の軸受穴に対して圧入し、
他方は、該支軸の軸受穴に焼きバメにより装着したこと
を特徴とするものである。
【0019】この画像形成装置においては、上記像担持
体の支軸、及び上記現像剤担持体の支軸のうちの一方の
支軸が、該支軸の軸受穴に対して圧入される。また、他
方の支軸が、該支軸の軸受穴に焼きバメにより装着され
る。これにより、該支軸と該軸受穴との間の隙間による
ガタ成分が無くなり、上記像担持体と上記現像剤担持体
との間の現像ギャップを極めて高精度に調整することが
できるようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
るカラー電子写真プリンタ(以下、プリンタという)に
適用した一実施形態について説明する。まず、このプリ
ンタの基本的な構成について説明する。図1は本実施形
態に係るプリンタの概略構成図である。図において、潜
像担持体としての感光体ドラム1の表面は、図中反時計
回りに回転駆動されながら、帯電チャージャー2によっ
て一様に帯電せしめられた後、レーザ光学装置3によっ
て画像情報に基づいた走査露光処理がなされて静電潜像
が形成される。この画像情報は、フルカラー画像の画像
情報をイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の各色毎に
分解した単色の画像情報である。感光体ドラム1上に形
成された静電潜像は、回転体としてのリボルバ現像装置
100によって現像され、イエロー、マゼンタ、シアン
又は黒トナー像となる。
【0021】このようにして感光体ドラム1上には、こ
れらイエロー、マゼンタ、シアン又は黒トナー像が順次
形成され、これらトナー像は、感光体ドラム1と同期し
て図中矢印B方向に無端移動せしめられる中間転写ベル
ト5上に順次重ね合わせて転写される。この重ね合わせ
転写によって中間転写ベルト5上にはフルカラートナー
像が形成される。
【0022】一方、両面複写兼用自動給紙カセット7あ
るいは手差し給紙トレイ7aからは、このフルカラート
ナー像が形成されるタイミングを見計らって転写紙10
が送り出され、給紙ローラ8、8aと、レジストローラ
対9とを経て転写部に搬送される。
【0023】この転写部には上記レジストローラ対9か
ら送られてくる転写紙10を中間転写ベルト5との間に
介在させるように2次転写チャージャー11が配設され
ており、中間転写ベルト5上の上記フルカラートナー像
は、この2次転写チャージャー11の影響によって転写
紙10上に転写される。
【0024】このようにして、フルカラートナー像が転
写された転写紙10は、上記転写部から定着装置12に
送り出され、ここでフルカラートナー像が定着せしめら
れた後、フルカラープリントとして機外に排出される。
【0025】なお、上記中間転写ベルト5上に転写され
なかった感光体ドラム1上の残留トナーは、感光体クリ
ーナ13によって感光体ドラム1から除去される。ま
た、転写紙10上に転写されなかった中間転写ベルト5
上の残留トナーは、中間転写ベルトクリーナ14によっ
て中間転写ベルト5から除去される。
【0026】図2は、上記リボルバ現像装置100の現
像部の横断面図である。図において、リボルバ現像装置
100は、図示しない駆動手段によって点Pを中心に図
中反時計回りに回転せしめられる軸部が設けられた糸車
状の回転体101を備えている。この回転体101に
は、4つの現像器103が点Pを中心にして公転するよ
うに保持されている。図示の例では、感光体ドラム1に
対向する現像ポジションにあるのが黒トナーとキャリア
とからなる黒現像剤を内部に収容した黒現像器103K
で、図中反時計回りの順に、イエロー現像剤を収容した
イエロー現像器103Y、マゼンタ現像剤を収容したマ
ゼンタ現像器103M、シアン現像剤を収容したシアン
現像器103Cとなっている。
【0027】上記現像ポジションにある黒現像器103
Kは、感光体ドラム1に向けた開口部から周面を部分的
に露出させる現像ローラ104Kを有している。また、
この現像ローラ104Kに担持されて感光体ドラム1と
の対向部に搬送される黒現像剤の量を規制するドクタブ
レード105K、これによって規制された黒現像剤を図
中奥側から手前側へと搬送する上搬送スクリュウ106
Kとそのガイド107K、器内の黒現像剤を撹拌する撹
拌パドル108K、器内の現像剤の透磁率を検知するT
センサ118Kなども有している。
【0028】上記撹拌パドル108Kは、筒体の外周面
に複数のパドル部材が固定された構造となっており、こ
の筒体には図示しない複数の排出孔が形成されている。
また、この筒体の内部には、黒現像剤を図中手前側から
奥側へと搬送する下搬送スクリュウ109Kが収容され
ている。このようにして筒体内で搬送される黒現像剤の
一部は、上記排出孔から筒体の外部へと排出される。
【0029】なお、図示の例で上記現像ポジションに位
置していないイエロー現像剤103Y、マゼンタ現像器
103M、シアン現像器103Cについても、ほぼ同様
の構成となっている。
【0030】4つの現像器103B、Y、M、Cを保持
する上記回転体101の図中背面側には、図示しない4
つの入力用歯車がそれぞれ現像器に対応するように回動
自在に設けられている。一方、プリンタの筺体内部に
は、図示しない現像モータによって回転駆動せしめられ
る出力用歯車が固定されており、この出力用歯車は上記
現像ポジションに位置している現像器103の入力用歯
車と噛み合うようになっている。このように、入力用歯
車が筺体内に固定された出力用歯車と噛み合った現像器
103は、その内部の上搬送スクリュウ106、撹拌パ
ドル108及び下搬送スクリュウ109に上記現像モー
タの回転駆動力が伝えられる。
【0031】各現像器103K、Y、M、C内には、図
示しない専用のトナー収容器に収容されている黒トナ
ー、イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーが
補給される。
【0032】図3は、黒トナー収容器110Kを黒トナ
ー補給部111Kとともに示す斜視図である。図におい
て、黒トナー補給部111Kは、図示しない上記黒現像
器(103K)から図中手前側に突出するように設けら
れており、図示しない上記攪拌パドルの内部から延在す
る下搬送スクリュー109Kを内包している。また、下
搬送スクリュー109Kの上方には、トナー供給ローラ
112K、これと黒トナー補給部111Kのケースとの
間をシーリングするシール部材113Kを内包してい
る。更に、図示のように、黒トナー補給部11Kのケー
シングの上部はトナー収容器110Kと係合するように
なっており、ケーシングの図中手前側の面には内部のト
ナーを後述のトナー検知センサに検知させるための検知
窓対115Kが設けられている。
【0033】なお、イエロートナー収容器とイエロート
ナー補給部との組み合わせ、マゼンタトナー収容器とマ
ゼンタトナー補給部との組み合わせ、シアントナー収容
器とシアントナー補給部との組み合わせについても、ほ
ぼ同様の構成となっている。
【0034】図4は、リボルバ現像装置100のトナー
収容部の横断面図である。このトナー収容部は、上記回
転体(101)よりも図中手前側に配設されており、4
つのトナー収容器110K、Y、M、Cを備えている。
図中奥側にある図示しない回転体(101)と、各トナ
ー収容器100K、Y、M、Cとの間には、各トナー収
容器に対応する4つの補給入力歯車114K、Y、M、
Cが配設されており、これらのうち、上記現像ポジショ
ンに位置する現像器に対応するものは、プリンタの筺体
側に固定されている補給用ギヤ15と噛み合って回転駆
動力が伝達されるようになっている。
【0035】上記現像ポジションに位置する現像器に対
応するトナー収容器110(図示の例では黒トナー収容
器110K)は、内部のトナーを上記トナー供給ローラ
112に向けて重力落下させるような姿勢をとり、且
つ、上記補給入力歯車114をプリンタの筺体側の上記
補給用ギヤ15に噛み合わせる。このような状態から、
上記補給用ギヤ115と上記補給入力歯車114とを介
して上記トナー供給ローラ112に回転駆動力が伝達さ
れると、これの上に落下・堆積していたトナーが上記ト
ナー補給部111内に取り込まれる。このようにして、
上記トナー補給部111内に取り込まれたトナーは、上
記下搬送スクリュー109により、対向する現像器の攪
拌パドル108内に搬送・補給される。
【0036】図5は、リボルバ現像装置100の上記ト
ナー収容部を示す斜視図である。図において、16はプ
リンタの筺体側に固定されたセンサ固定フレームを示
し、これには図示しない発光素子と受光素子とを有する
トナー検知センサ17が固定されている。
【0037】このトナー検知センサ17は、上記現像ポ
ジションに位置する現像器103に対応するトナー補給
部111の検知窓対115(図示の例では検知窓対11
5K)に向けて発光素子から光を照射し、トナー補給部
111内の図示しないプリズムを透過して戻ってくる透
過光の量を受光素子で検知する。そして、受光量に応じ
た値の電圧信号を、図示しないA/Dコンバータを介し
て制御部に出力する。上記現像ポジションにおいては、
トナー補給部111内のトナーが上記プリズムに対する
光透過を遮るようになっている。
【0038】よって、上記制御部は、上記トナー検知セ
ンサ17から送られてくるデジタル信号に基づいて、上
記現像ポジションに位置する現像器103に対応するト
ナー収容器110について、その内部のトナーの有無を
判定することができる。
【0039】上記制御部は、このようにしてトナー収容
器内のトナーの有無を判定する他、上記Tセンサ118
K、Y、M、Cから送られてくる信号に基づいて各現像
器103K、Y、M、C内の現像剤のトナー濃度を判定
し、判定結果に応じて、上記現像ポジションに位置する
現像器103内にトナーを補給させるトナー補給制御を
実施するようになっている。
【0040】具体的には、まず、各現像器103K、
Y、M、C内の各Tセンサ118K(図1参照)、Y、
M、Cから、図示しないA/Dコンバータを介して送ら
れてくるデジタル信号を取得する。各Tセンサ118
K、Y、M、Cから出力されるデジタル信号は、それぞ
れ黒現像剤、イエロー現像剤、マゼンタ現像剤、シアン
現像剤の透磁率に応じた値で出力される。現像剤(二成
分現像剤)の透磁率と、現像剤のトナー濃度とには相関
関係があるため、Tセンサ118からのデジタル信号の
値が基準値よりも低い場合には、対応する現像器103
内の現像剤のトナー濃度が基準濃度よりも低いことにな
る。そこで、上記制御部は、Tセンサ118から取得し
たデジタル信号の値が予め設定されている基準値よりも
低い場合には、対応する現像器の上記トナー供給ローラ
112を値の差分に応じた時間分だけ回転駆動させ、こ
れによって適量のトナーを対応する現像器103内に補
給させるようになっている。
【0041】次に、本プリンタの特徴的な構成について
説明する。図6は本プリンタのスライドユニットを示す
概略構成図である。図において、スライドユニット16
0は、感光体ドラム1、帯電チャージャー2、感光体ク
リーナ13等からなる感光体ユニット120や、リボル
バ現像装置100などを支持体150に支持してユニッ
トを形成している。なお、本プリンタは、図6の前後方
向手前が前面になる構成となっているので、以下「前」
という場合にはこの前面の側を示すものとする。また、
図6の前後方向奥側が後面になるので、以下「後」とい
う場合にはこの後面の側を示すものとする。
【0042】図7は本プリンタの一部を前面の斜め横側
から示す斜視図である。本プリンタは、筐体170に図
示しない開閉可能な前面カバーを備えている。上記スラ
イドユニット160は、この前面カバーが開かれた状態
で図示しない把手がユーザーによって引っ張られると、
図示しないレールに沿って前側にスライドしながら引き
出され、筺体170内から簡単に離脱するようになって
いる。即ち、スライドユニット160は、筺体170に
対してスライド着脱可能に構成されている。かかる構成
により、リボルバ現像装置100や感光体ユニット12
0のメンテナンス性の向上が図られている。
【0043】なお、スライドユニット160を筺体17
0から完全に離脱させないで、スライド移動に伴って筺
体170から突出させたり引っ込めさせたりするだけで
も良いが、完全に離脱させることでメンテナンス性をよ
り向上させることができる。
【0044】図8は図6における鎖線A−A’の断面を
示す断面図である。図において、上記スライドユニット
160の支持体150は、前板151、後板152、両
板を連結する2つのアーム153、後板152を強化す
るためのサポート部154などからなる本体部155
と、後述のユニット位置決め部材に係合するフランジ状
の係合部156とを備えている。
【0045】上記本体部155は、後板152に接合さ
れたサポート部154の穴に軸受154aを嵌合させて
おり、これでリボルバ現像装置100の支軸119の一
端側を回転自在に支持している。リボルバ現像装置10
0の支軸119のもう一端側は、本体部155の前板1
51に設けられた軸受151aによって回転自在に支持
されている。このように軸部の両端が回転自在に支持さ
れることで、リボルバ現像装置100が引き出しユニッ
ト内で位置決めされる。
【0046】上記サポート部154には係合部固定用の
穴が設けられており、上記係合部156はこの穴に挿入
された状態で接着剤19によってサポート部154に接
着されている。
【0047】サポート部材154にバックアップされる
上記後板152には、サポート部材154に接着された
フランジ状の係合部156の貫通開口に連通する開口が
設けられている。
【0048】一方、プリンタの筐体(170)内には、
図示しない筐体後面カバーと平行な位置関係を保つよう
に支持パネル18が立設せしめられており、この支持パ
ネル18にはドライバ状のユニット位置決め部材20が
前面側に向けて突設せしめられている。このユニット位
置決め部材20は、グリップ状の位置決め部20a、こ
の内部に設けられた軸受20b、これに回転自在に支持
される感光体支軸20cなどから構成されている。感光
体支軸20cは、その先端側を位置決め部20aの先端
から大きく突出させて突出部を形成している。
【0049】上記スライドユニット160が上記筺体1
70内に挿入されて装着されると、図示のように、筺体
170内の上記支持板18に固定された上記ユニット位
置決め部材20が、その感光体支軸20cの先端から位
置決め部20aの後端側にかけてをスライドユニット1
60内に挿入した状態になる。
【0050】スライドユニット160内に挿入された感
光体支軸20cは、ユニット内部に位置する感光体ドラ
ム1の中心穴と、上記支持体150の前板151に設け
られた軸受151bとを貫通して、その先端側が軸受1
51bによって回転自在に支持される。このように感光
体支軸20cが回転自在に支持されると、これに貫通さ
れた感光体ドラム1も回転自在に支持されるとともに、
スライドユニット160内で位置決めされる。
【0051】また、上記位置決め部20aは、スライド
ユニット160内に挿入される過程で上記係合部156
の貫通開口に係合する。この係合により、スライドユニ
ット160の筺体170内における位置決めが図られ
る。
【0052】スライドユニット160が筐体170内か
ら引き出されると、図9に示すように、それまでスライ
ドユニット160内に挿入されていたユニット位置決め
部材20の感光体支軸20cと位置決め部20aとがユ
ニット内から外されて筐体170側に残る。すると、ス
ライドユニット160内の感光体ドラム1は、感光体支
軸20cによる支持を失う。感光体ドラム1の両端側に
はドラム周面から突出するコロ部1aが設けられてお
り、支持を失った感光体ドラム1は自重によってほんの
数mmだけ落下してこれらコロ部1aが支持体150の
底板に支えられる。よって、スライドユニット160が
引き出されると、感光体支軸20cが自動的に感光体ド
ラム1から離脱して、感光体ドラム1がスライドユニッ
ト160から分離可能な状態になる。これにより、感光
体ドラム1のメンテナンス性が更に向上されている。
【0053】図9に示したように、感光体支軸20cの
根元側には多角錘状のギヤ部20dが設けられている。
感光体ドラム1の中心穴の後端部にはギヤ穴1bが形成
されており、スライドユニット160のスライド挿入に
伴って上記ギヤ部20dに係合する。この係合は、スラ
イドユニット160スライド挿入時におけるストッパー
の機能を果たすとともに、ギヤ部20dとギヤ穴1bと
の噛み合いによる回転駆動力の伝達機能を果たしてい
る。感光体支軸20cが体170側に固定された図示し
ない駆動手段によって回転駆動せしめられ、この回転駆
動力がギヤ部20dとヤ穴1bとを介して感光体ドラム
1に伝えられる。
【0054】感光体支軸20cによる支持を失った感光
体ドラム1は、上述のように、ほんの数mmだけ落下し
て支持体150の底板上に支えられた状態になっている
ため、その中心穴の中心線と感光体支軸20cの軸線と
が少しだけずれている。このようにずれていても、図示
のように、感光体支軸20cはその先端が先細に形成さ
れているため、スライドユニット160のスライド挿入
に伴って感光体ドラム1の中心穴に先端を挿入させなが
ら、感光体ドラム1をすくい上げるようにして中心穴に
スムーズに貫通していく。
【0055】上記支持体150の本体部155は、成形
容易性及び剛性に優れた材料によって形成されている。
具体的には、成形容易性に優れたポリカーボネイト樹脂
(PC)に、剛性に優れたガラス繊維が分散された材
料、剛性に優れたアルミ粉末が成形容易性に優れた樹脂
材にバインドされた材料、ダイキャスト成型が容易で且
つ剛性に優れたアルミなどによって形成されている。
【0056】一方、上記支持体150の係合部156
は、摩擦耐久性に優れたポリアセタール樹脂(POM)
等の材料によって形成されている。
【0057】以上の構成のプリンタにおいては、支持体
150の本体部155について、成形容易性と剛性とに
優れた材料を用いて成形時の形状誤差やユニット出し入
れ時の変形を生じ難くすることで、これら形状誤差や変
形に起因するユニット内でのリボルバ現像装置100と
感光体ドラム1との位置ズレを抑える。よって、かかる
位置ズレによる感光体ドラム1とリボルバ現像装置10
0との現像ギャップの変動を抑えて、高品質な画像を形
成することができる。
【0058】また、摩擦耐久性に優れた材料を支持体1
50の係合部156に用いることで、ユニット出し入れ
に伴う係合部156の摩耗を抑えることができる。
【0059】また、成形容易性、剛性及び摩擦耐久性と
いう3つの条件に優れた特殊な材料を用いて支持体15
0の全部分を形成してこれら位置ズレと摩耗との両方を
抑えるといった方法を採用していないので、かかる材料
を用いることによる支持体150のコストアップを回避
することができる。
【0060】また、接着剤19による接着によって本体
部155と係合部156とを一体化せしめて支持体15
0を形成しているので、煩雑な締付具の締付工程を実施
することによる支持体150のコストアップも回避する
ことができる。
【0061】また、係合部156の摩耗によるとユニッ
ト位置決め部材20とのガタツキを抑えるとともに、本
体部155と係合部156とを嵌合させないことで嵌合
の緩みによる両者のガタツキも抑えるので、これらガタ
ツキを生ずることなく、スライドユニット160を筺体
170内に正確に位置決めすることができる。
【0062】更に、支持体150の本体部155と係合
部156とを嵌合させないので、嵌合による係合部15
6の圧迫変形を生ずることがなく、スライドユニットを
良好に出し入れすることができる。
【0063】なお、上記接着剤19としては、2剤混合
硬化型のエポキシ樹脂系接着剤を用いることが望まし
い。つまり、かかるエポキシ系接着剤をもいることで、
硬化後に弾性を発揮しなくなるため、弾性変形に起因す
る本体部155と係合部156との位置ズレを解消し
て、スライドユニット160を更に正確に位置決めする
ことができるようになる。
【0064】以上、現像装置としてリボルバ現像装置1
00を備える画像形成装置について説明したが、他の方
式の現像装置を備える画像形成装置についても、上述の
構成を適用することが可能であることは言うまでもな
い。
【0065】また、これぞれ異なる色のトナーを用いる
4つの現像器103K、103Y、103M、103C
を用いてフルカラー画像を現像するプリンタについて説
明したが、3色、2色あるいは単色画像を現像する画像
形成装置にも適用可能である。
【0066】ところで、この種の画像形成装置において
は、例えば、上記プリンタのように、上記感光体ドラム
1の感光体支軸20cが、軸受20b、151bにより
回転自在に軸支されている。また、現像ローラ104を
回転させるリボルバ現像装置100の支軸119が、軸
受151a、154aにより回転自在に軸支されている
(図8参照)。
【0067】ところが、このような軸受20b、151
a、151b、154aの軸受穴や、感光体支軸20
c、支軸119の外径の公差は、比較的高精度を要求し
たものでも、0.03mmの公差幅を有している。従っ
て、この軸受と支軸との2部品についてだけでも、最悪
の組合せの場合、該支軸と軸受穴との間に、最大で0.
06mmの隙間が生じてしまう。
【0068】このため、この種の画像生成装置において
は、その像担持体(感光体ドラム1)と現像剤担持体
(現像ローラ104)との間の現像ギャップGを極めて
高精度に調整した場合であっても、該像担持体の支軸と
軸受穴との隙間、及び該現像剤担持体の支軸と軸受穴と
の隙間である公差幅が、画質に悪影響を及ぼすガタ成分
となってしまう。つまり、このガタ成分は、上記支軸と
軸受穴との公差幅が最小の0.03mmの場合でも、上
記現像ギャップの調整誤差0.05mmの約1/2以上
を占めてしまうことになる。
【0069】このため、例えば、上記プリンタにおいて
は、その高画質化を図るために上記現像ギャップGを高
精度に調整しようとした場合に、上記像担持体としての
感光体ドラム1の感光体支軸20cと軸受20b、15
1bの軸受穴との隙間、及び上記現像剤担持体としての
現像ローラ104を回転させるリボルバ現像装置100
の支軸119と軸受151a、154aの軸受穴との隙
間である公差幅が無視できないものとなってきている。
なお、このプリンタにおいては、該支軸の軸受としてベ
アリングを用いている。該ベアリングの内外径はある程
度高精度に仕上がっているので、上記現像ギャップGを
比較的高精度に調整できる。しかし、この場合でも、該
ベアリングが0.01〜0.02mmの公差幅を有して
いるため、上記現像ギャップを高精度に調整することは
難しい。
【0070】図10に、上記リボルバ現像装置100の
支軸119を、軸受151a、154aの軸受穴に組み
付けるときの状態を示す。軸受151a、154aは、
筺体としての本体側板である支持パネル18に組み付け
られたベアリングで構成されている。リボルバ現像装置
100の支軸119は、これらのベアリングからなる軸
受151a、154aの軸受穴に差し込むように組み付
けられる。ここで、軸受151a、154aの外径と支
持パネル18とは、圧入によりガタが無いように組み付
けられている。これに対し、軸受151a、154aの
軸受穴の内径と支軸119の外径とは、すきまバメとな
っており、前述したガタ成分が発生してしまう。これが
従来の組み付け方である。
【0071】このようなガタ成分を無くす方法の1つと
して、上記軸受151a、154aの軸受穴と上記支軸
119とを軽圧入させる方法がある。このような軽圧入
により上記ガタ成分を無くすことにより、上記現像ギャ
ップGの高精度化におおきな改善効果が認められる。し
かしながら、このような組み付け方法では、上記軸受1
51a、154aの軸受穴と上記支軸119との組み付
け性が著しく悪くなり、実際には上記軽圧入に必要な治
具等の機械で組まない限り人の手では組めないものとな
ってしまう。
【0072】そこで、上記ガタ成分を無くす他の方法と
しては、上記軸受151a、154aを熱して、その軸
受穴の内径を熱膨張させた後、軸受151a、154a
の軸受穴と上記支軸119とを装着させる所謂焼バメに
よる方法を用いることができる。この方法によれば、上
記治具等の機械を必要としないので、軸受151a、1
54aと支軸119と組み付けdが比較的容易であり、
且つ上記ガタ成分をなくす効果も期待できる。しかし、
この方法では、上記焼きバメのための熱源を必要とす
る。
【0073】図11に、上記治具等の機械や熱源を必要
とせずに上記ガタ成分を無くす構成の一例を示す。図1
1において、上記軸受151a、154aから一部突出
した上記支軸119には、回転可能なコロ200が当接
している。このコロ200は、上記支持パネル18に揺
動自在に枢支されたアーム201の揺動側端部に枢支さ
れている。また、このコロ200には、アーム201と
支持パネル18との間に掛渡された緊縮性のコイルスプ
リング202の弾力によって、支軸119を矢印方向に
押圧する弾力が付勢されている。
【0074】これにより、リボルバ現像装置100が回
転した際に、その支軸119がコロ200の押圧によっ
て矢印がわに偏倚して上記ガタ成分が無くなり、支軸1
19が回転時に変動しないようになるので、上記現像ギ
ャップGを極めて高精度に調整することができるように
なる。
【0075】図12は、上記治具等の機械や熱源を必要
とせずに上記ガタ成分を無くす構成の他の例である。こ
の構成は、図12に示すように、リボルバ現像装置10
0の支軸119に、一部欠き形状のスリット119aが
数カ所形成されている。また、この支軸119の内径に
は、雌ねじ119bが形成されている。そして、リボル
バ現像装置100の支軸119を軸受154aに隙間バ
メにて組み付けた後、この支軸119の雌ねじ119b
に、ガタ寄せアタッチメント300に設けた雄ねじ30
0aを螺合する。このガタ寄せアタッチメント300に
は、該螺合によって軸受154aの内径部に当接するテ
ーパ部300bが設けられている。これにより、ガタ寄
せアタッチメント300が軸受154aに螺合されるこ
とによって、該支軸119のスリット119aがガタ寄
せアタッチメント300のテーパ部300bにより押し
広げられて上記ガタ成分が吸収される。この構成のもう
ひとつ優れたところは、支軸119と軸受154aとの
回転中心の同軸度が保たれることである。
【0076】図13は、上記治具等の機械や熱源を必要
とせずに上記ガタ成分を無くす構成の更に他の例であ
る。この構成は、図13に示すように、上記リボルバ現
像装置100の支軸119の外周上の一部に凹部119
cを設けてある。そして、リボルバ現像装置100の支
軸119を軸受154aに隙間バメにて組み付けた後、
この支軸119の凹部119cに、板ばね400を取付
ける。この板バネ400は、一旦取り付けた後、凹部1
19cから抜けないよう抜け止め用の返りがついた形状
としてある。ここで、板バネ400を支軸119の外周
上に当分に配列できるように、外支軸119に複数の凹
部119cを設けることにより、該支軸119と軸受1
54aの軸受穴との間に均等なばね力を与えて、支軸1
19と軸受154aとの回転中心の同軸度を保つように
することが可能になる。
【0077】図14は、上記治具等の機械や熱源を必要
とせずに上記ガタ成分を無くす構成の更に他の例であ
る。この構成は、図14に示すように、上記リボルバ現
像装置100の支軸119の一部にねじ穴119dを設
けてある。そして、リボルバ現像装置100の支軸11
9を軸受154aに隙間バメにて組み付けた後、この支
軸119のねじ穴119dに、支軸119の内径方向か
ら止めねじ500を螺合させる。これにより、止めねじ
500の先端が軸受154aの内周面に圧接して、リボ
ルバ現像装置100の支軸119を一方に偏倚させる力
が働く。この結果、軸受154aと支軸119との間の
隙間によるガタ成分が無くなり、上記現像ギャップGを
高精度に調整できるようになる。
【0078】なお、これらの構成は、上記リボルバ現像
装置100の支軸119と軸受154aとを組み付ける
場合に限らず、例えば、上記感光体ドラム1の支軸29
cと軸受20b、151bとを組み付ける場合にも有効
である。
【0079】
【発明の効果】請求項1、2、3、4又は5の発明によ
れば、像担持体の支軸、及び現像剤担持体の支軸のうち
の一方の支軸が、該支軸の軸受穴に対して圧入される。
また、他方の支軸が、上記位置決め手段により軸受穴に
対し位置決めされる。これにより、該支軸と該軸受穴と
の間の隙間によるガタ成分が無くなり、上記像担持体と
上記現像剤担持体との間の現像ギャップを極めて高精度
に調整することができるようになるという優れた効果が
ある。
【0080】請求項6の発明によれば、像担持体の支
軸、及び現像剤担持体の支軸のうちの一方の支軸が、該
支軸の軸受穴に対して圧入される。また、他方の支軸
が、該支軸の軸受穴に焼きバメにより装着される。これ
により、該支軸と該軸受穴との間の隙間によるガタ成分
が無くなり、上記像担持体と上記現像剤担持体との間の
現像ギャップを極めて高精度に調整することができるよ
うになるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るプリンタの概略構成図。
【図2】同プリンタのリボルバ現像装置を示す横断面
図。
【図3】同リボルバ現像装置の黒トナー収容器を黒トナ
ー補給部とともに示す斜視図。
【図4】同リボルバ現像装置のトナー収容部を示す横断
面図。
【図5】同トナー収容部を示す斜視図。
【図6】同プリンタのスライドユニットを示す概略構成
図。
【図7】同プリンタの一部を前面の斜め横側から示す斜
視図。
【図8】図6における鎖線A−A’の断面を示す断面
図。
【図9】同スライドユニットを引き出した状態の同断面
を示す断面図。
【図10】上記リボルバ現像装置の支軸を軸受の軸受穴
に組み付けるときの状態を示す概略断面図。
【図11】軸受の軸受穴から一部突出した上記リボルバ
現像装置の支軸を一方に寄せるようにした構成例を示す
概略断面図。
【図12】軸受の軸受穴から一部突出した上記リボルバ
現像装置の支軸を一方に寄せるようにした他の構成例を
示す概略断面図。
【図13】軸受の軸受穴から一部突出した上記リボルバ
現像装置の支軸を一方に寄せるようにした更に他の構成
例を示す概略断面図。
【図14】軸受の軸受穴から一部突出した上記リボルバ
現像装置の支軸を一方に寄せるようにした更に他の構成
例を示す概略断面図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム(潜像担持体) 2 帯電チャージャー 3 レーザ光学装置 5 中間転写ベルト 8 給紙ローラ 9 レジストローラ対 10 転写紙 11 2次転写チャージャー 12 定着装置 13 感光体クリーナ 14 中間転写ベルトクリーナ 15 補給用ギヤ 16 センサ固定フレーム 17 トナー検知センサ 18 支持パネル 19 接着剤 20 ユニット位置決め部材 20b 軸受 20c 感光体支軸 100 リボルバ現像装置 101 回転体 103 現像器 119 支軸 119c 凹部 119d ねじ穴 120 感光体ユニット 150 支持体 151 前板 151a,151b,154a 軸受 152 後板 153 アーム 154 サポート部 155 本体部(本体) 156 係合部 160 スライドユニット 170 筺体 200 コロ 201 アーム 202 コイルスプリング G 現像ギャップ 400 板ばね 500 止めねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 哲郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H035 CA07 CB04 CD01 CD07 CD11 CG03 2H071 BA13 BA16 BA29 CA02 CA05 DA08 DA15 EA06 EA18 2H077 BA03 BA07 BA08 BA09 GA04 GA13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筺体と、該筺体に対して回転自在に軸支さ
    れた像担持体と、該筺体に支持された現像装置と、該現
    像装置のケーシングに対して回転自在に軸支された現像
    剤担持体とを有する画像形成装置において、 上記像担持体の支軸、及び上記現像剤担持体の支軸のう
    ちの一方は、該支軸の軸受穴に対して圧入し、他方は、
    該支軸の軸受穴に対して該支軸を位置決めする位置決め
    手段により位置決めしたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 上記位置決め手段は、上記支軸の軸受穴に対して該支軸
    を偏倚させる支軸偏倚手段で構成されていることを特徴
    とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2の画像形成装置において、 上記支軸偏倚手段は、上記支軸の外周面に弾力的に当接
    して回転するコロからなることを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】請求項2の画像形成装置において、 上記支軸偏倚手段は、上記支軸に螺合した止めねじから
    なることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1の画像形成装置において、 上記位置決め手段は、上記支軸の軸受穴と該支軸との隙
    間に弾力的に挿入した板ばねからなることを特徴とする
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】筺体と、該筺体に対して回転自在に軸支さ
    れた像担持体と、該筺体に支持された現像装置と、該現
    像装置のケーシングに対して回転自在に軸支された現像
    剤担持体とを有する画像形成装置において、 上記像担持体の支軸、及び上記現像剤担持体の支軸のう
    ちの一方は、該支軸の軸受穴に対して圧入し、他方は、
    該支軸の軸受穴に焼きバメにより装着したことを特徴と
    する画像形成装置。
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