JPH07301058A - サッシの風止め具 - Google Patents

サッシの風止め具

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Publication number
JPH07301058A
JPH07301058A JP11455294A JP11455294A JPH07301058A JP H07301058 A JPH07301058 A JP H07301058A JP 11455294 A JP11455294 A JP 11455294A JP 11455294 A JP11455294 A JP 11455294A JP H07301058 A JPH07301058 A JP H07301058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
upper frame
main body
shoji
wind stop
windbreaker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11455294A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Takeyasu
直樹 武安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Kentetsu Co Ltd
Original Assignee
Nihon Kentetsu Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Kentetsu Co Ltd filed Critical Nihon Kentetsu Co Ltd
Priority to JP11455294A priority Critical patent/JPH07301058A/ja
Publication of JPH07301058A publication Critical patent/JPH07301058A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 召合せ部上の隙間を封止するため上枠に取付
けられる風止め本体を障子の上框に密着させるクッショ
ン材の耐候性を改善し、長期にわたり気密性を良好に維
持し、且つ外れ止めの役割も果す風止め具を提供する。 【構成】 この風止め具は召合せ部上で上枠に取付けら
れて上枠と障子の上框との間の隙間を封止する風止め本
体11と、該風止め本体を上框に密着するため風止め本
体に取付けられた弾力のある板状のクッション材12
と、風止め本体に取付けられた障子の外れ止め部材13
とで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスライド型サッシにおけ
る障子の召合せ部からの外気の侵入及び漏気を防ぐた
め、該召合せ部の上部に設けられる風止め具の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、引違いサッシ又は片引きサッシ等
のスライド型のサッシでは障子の召合せ部からの外気の
侵入および漏気を防ぐため召合せ部の上部及び下部に風
止め具が設置された。図4及び図5は従来の引違いサッ
シ召合せ部の上部に設けられる風止め具の一例を示すも
のであって、引違いサッシでは図示のように上枠1と下
枠2の間に障子3、3が可動に嵌め込まれ、その召合せ
部の上部に風止め具5が、下部に風止め具6が取付けら
れた。
【0003】とくに上部に備えられる風止め具5はサッ
シの上枠1と障子の上框4との間の隙間を塞ぐ役割を果
すものであって、図5の(イ)、(ロ)に示すように、
上枠に取付けられ且つ折り曲げられた板状の部材からな
る風止め本体5aと、該風止め本体を障子の上框4に密
着するため風止め本体に取付けられた弾力性のあるクッ
ション材5bからなり、且つ該クッション材としてポリ
ウレタンフォ−ム等のスポンジ状の材料が用いられたた
め、以下に記載するような問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の風止め具のクッ
ション材5bはスポンジ状のものであったため雨水を吸
収し易く、また風止め具は多くの場合、常に外気に曝さ
れており且つ日光の直射を受けることもあるので、耐候
性の悪いスポンジ状のものでは容易に劣化し且つひび割
れを生じ、短期間に弾力性を失って上枠と上框との間に
隙間を生じ、気密性が低下するという問題点があった。
【0005】また、スポンジ状のクッション材を備えた
従来の風止め具は繰返し取付け取外し作業を行うと弾力
性が低下するので、多くの場合、風止め具は工場内で取
付けて搬出されたため、現場での作業性を考慮して風止
め本体及びクッション材の形状に制約があった。さら
に、従来の風止め具は隙間を塞ぐためにのみ用いられた
ため、それとは別個に障子の外れ止めを設ける必要があ
った。
【0006】本発明の目的は上記従来技術の問題点を解
消することであって、それ故、耐候性にすぐれ、従って
長期にわたり気密性を良好に維持することができ、且つ
外れ止めの役割も果すサッシの風止め具を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるサッシの風
止め具10の特徴は、スライド型サッシにおける障子の
召合せ部の上部に設けられるものにおいて、召合せ部上
において上枠1に取付けられて上枠と障子の上框4との
間を封止する風止め本体11と、該風止め本体を障子の
上框に密着するため前記風止め本体に取付けられた弾力
のある板状のクッション材12と、前記風止め本体に取
付けられた障子の外れ止め部材13とで構成されること
である。
【0008】このサッシの風止め具の好ましい形態で
は、前記クッション材は一対のクッション部材12、1
2からなり、前記外れ止め部材13はそれらのクッショ
ン部材の間に設置される特徴を有する。
【0009】さらにこの風止め具の好適な形態では、水
分を吸収しにくく且つ長期にわたり弾力性を維持し得る
ようにクッション材12はゴム材で作られる特徴を有す
る。
【0010】本発明の別の好適な形態では、前記外れ止
め部材13は上枠のレ−ル1a間に在ってその両端面が
それらのレ−ルに接するように設けられる特徴を有す
る。
【0011】
【作用】この風止め具は弾力のある板状のクッション材
12によって風止め本体を障子の上框に密着して上枠と
上框の間を封止すると共に、該クッション材は好適には
ゴム材である板状の弾性材であるため弾力を好適に維持
し、従来のスポンジ状の部材に比し、高い耐候性を有す
る。また風止め本体に取付けられた外れ止め部材13が
障子の外れ止めの役割を果すので、別個に外れ止めを備
える必要がない。
【0012】風止め本体に取付けられるクッション材が
一対のクッション部材12、12からなり、その間に外
れ止め部材13が設置されれば、外れ止め部材の両側に
おいて該クッション部材の弾力が作用し、上枠と障子の
上框との間の隙間を封止するので好適に気密性を保持す
る。
【0013】また板状のクッション材12をゴム材で構
成すれば、雨水を吸収することもなく、従って雨水で劣
化されることもなく、長期にわたり弾力性を維持し、気
密性を長期にわたり好適に保つことができる。
【0014】さらに風止め本体に備えられた外れ止め部
材13の両端が上枠のレ−ル1aに接するように構成さ
れれば、該外れ止め部材も封止する役割を果し、一層好
適に気密性を保持する。
【0015】
【実施例】次に図面を参照のもとに本発明の実施例に関
し説明する。図1及び図2は本発明による風止め具の好
適な一例を示し、図3は本発明による風止め具がサッシ
に取付けられた一例を示す。図3では引違いサッシを例
示し、従って上枠1と下枠2の間に一対の障子3、3が
下枠のレ−ル2a上に可動に設置されている。4は障子
の上框である。この風止め具10は図3に示すように、
障子3の召合せ部の上部に設置される。なお、該召合せ
部の下部にも従来と同様に下部の風止め具6が設置され
る。
【0016】本発明による風止め具10は図1及び図2
に示すように、上枠1の下側面に取付けられる風止め本
体11と、弾力のある板状のクッション材12及び外れ
止め部材13からなり、クッション材12及び外れ止め
部材13は風止め本体11にビス等により固定される。
【0017】風止め本体11は板状の部材からなり、適
当な幅の板材が折り曲げられたような形状を有し、図示
の例ではほぼ台形状に形成されており、上枠1と上框4
の間の隙間を塞ぐように構成される。この風止め本体は
好ましくはナイロンなどの樹脂で形成される。風止め本
体11の一端にフランジ部11aが設けられ、この部分
でビス14によるビス止めによって上枠1の所定位置に
固定される。
【0018】クッション材12は上枠に取付けられた風
止め本体11を障子の上框4に密着するため適当な幅の
板状の弾力のある部材によって構成され、好ましくはゴ
ム材で作られる。このクッション材12は自由端側が上
枠1に当接するようになっている。
【0019】クッション材12がゴム材で形成されれ
ば、水分の吸収も殆んどなく、従って長期にわたり劣化
することもなく、弾力を好適に維持し得る利点がある。
そのゴム材としては天然ゴム又は合成ゴムのいずれでも
よい。
【0020】またクッション材としては図示のように一
対のクッション部材12、12がバランスよく取付けら
れるのが好ましく、各クッション部材12が上枠1と上
框4の間の隙間を塞ぐように風止め本体11を上框4に
密着する。このように一対のクッション部材を備えるこ
とにより風止め本体を上框4に密着し、気密性を向上す
る。この場合、外れ止め部材13はクッション部材の間
に設置される。
【0021】外れ止め部材13はブロック状の部材とし
て構成され、耐候性の点でゴム材で作られるのが好まし
い。この外れ止め部材13は図3に示すようにその両端
面が上枠のレ−ル1aの側面に接するように設けられる
のが好ましく、そのような構成により外れ止め部材13
も封止の役割を果し、気密性の向上に寄与し、且つ取付
け用のビスを外してもその弾力で落ちることはなく、上
枠のレ−ル間をスライドさせることができる。従って現
場での作業性の向上に寄与し且つ現場での紛失を防ぐこ
とができる。
【0022】この外れ止め部材13は障子3を持ち上げ
た際に障子の上框4の衝合を受け、下枠のレ−ル2aと
障子の下框7とのかかり代a(図3)以上に障子が上昇
するのを防ぐストッパ−としての役割を果す。従って、
障子の持ち上げ可能な寸法、即ち外れ止め部材13と上
枠1との隙間b(図3)は上記a寸法より小さくなるよ
うに設定される。
【0023】上記のように本発明による風止め具10は
上枠に取付けられた風止め本体11を板ばねとして作用
する弾力のある板状のクッション材12により障子の上
框4に密着し、上枠1と障子の上框4との間の隙間を封
止する。そして、このクッション材12は雨水を吸収す
ることはなく、良好な耐候性により弾力を維持し、従っ
て長期にわたりすぐれた気密性を維持する。さらに風止
め本体11に備えられた外れ止め部材13が障子の持ち
上がりを抑えて外れ止めを行う。
【0024】
【発明の効果】それ故、本発明によれば、サッシの召合
せ部の上部における上枠と障子の上框との間の隙間を封
止し、且つクッション材の耐候性を高めたことによりそ
の気密性を長期にわたり保持することができる。さらに
クッション材が板状のものであるため取付け取外しを繰
返し行ってもクッション材の弾力を損なうこともなく、
また取付け取外しを好適に行うことができる。その上、
障子の外れ止めの役割も果すので、外れ止めを別個に備
える必要もない。
【0025】風止め本体を障子の上框に密着するクッシ
ョン材を一対のクッション部材で構成すれば、風止め本
体にバランスよく弾力を負荷し、一層気密性を向上す
る。
【0026】さらにクッション材がゴム材で構成されれ
ば、耐候性の点で一層すぐれたものになり、長期にわた
り弾力を維持し、長期にわたりすぐれた気密性を保持す
ることができる。
【0027】この風止め具に備えられる外れ止め部材を
その両端が上枠のレ−ルに接するように構成することに
より該外れ止め部材も気密性に寄与し、さらに現場での
作業性を向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例によるサッシの風止め具の正面図
である。
【図2】図1に示す風止め具の側面図である。
【図3】本発明による風止め具を備えたサッシの一例の
縦断面図である。
【図4】従来の風止め具を備えたサッシの縦断面図であ
る。
【図5】図5の(イ)、(ロ)は従来の風止め具の正面
図および側面図である。
【符号の説明】
1 上枠 1a 上枠のレ−ル 3 障子 4 上框 10 風止め具 11 風止め本体 12 クッション材 13 外れ止め部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライド型サッシにおける障子の召合せ
    部の上部に設けられる風止め具において、上枠に取付け
    られて上枠と障子の上框との間を封止する風止め本体
    と、前記風止め本体を障子の上框に密着するため前記風
    止め本体に取付けられた弾力のある板状のクッション材
    と、前記風止め本体に取付けられた障子の外れ止め部材
    とを含むことを特徴とするサッシの風止め具。
  2. 【請求項2】 前記クッション材は一対のクッション部
    材からなり、前記外れ止め部材は前記一対のクッション
    部材の間に設置されていることを特徴とする請求項1に
    記載のサッシの風止め具。
  3. 【請求項3】 前記クッション材はゴム材で作られてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のサッシの風止め
    具。
  4. 【請求項4】 前記外れ止め部材は上枠のレ−ル間に在
    ってその両端面がそれらのレ−ルに接するように配置さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のサッシの風
    止め具。
JP11455294A 1994-04-28 1994-04-28 サッシの風止め具 Pending JPH07301058A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11455294A JPH07301058A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 サッシの風止め具

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JP11455294A JPH07301058A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 サッシの風止め具

Publications (1)

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JPH07301058A true JPH07301058A (ja) 1995-11-14

Family

ID=14640658

Family Applications (1)

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JP11455294A Pending JPH07301058A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 サッシの風止め具

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JP (1) JPH07301058A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100587491B1 (ko) * 2006-02-13 2006-06-12 (주)정일엔지니어링종합건축사사무소 건축물의 창문틀 구조
KR200471355Y1 (ko) * 2011-09-22 2014-02-19 이석춘 창문용 바람막이

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