JPH07300921A - ユニットルーム - Google Patents

ユニットルーム

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JPH07300921A
JPH07300921A JP9643994A JP9643994A JPH07300921A JP H07300921 A JPH07300921 A JP H07300921A JP 9643994 A JP9643994 A JP 9643994A JP 9643994 A JP9643994 A JP 9643994A JP H07300921 A JPH07300921 A JP H07300921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall panel
wall
fitting
wall panels
side frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP9643994A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hayashi
寛 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP9643994A priority Critical patent/JPH07300921A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】壁パネルの後方に施工作業者が入るスペースが
確保できなくても、壁パネルと壁パネルとを簡単に、か
つ、確実に接続することができるとともに、その接続が
簡単に解消できるユニットルームを提供することを目的
としている。 【構成】複数の壁パネルが並設され、隣接する壁パネル
の対面する側枠部と側枠部とを接続具で接続することで
周壁が形成されているユニットルームにおいて、前記接
続具が、対面する両側枠部の対面側と反対側の面に係止
してその弾性力で、係止した側枠部を対面する側枠部側
へ引きつける弾性係止片を両側に備えている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニットルームに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にバスユニットと呼ばれる組立式浴
室やカラオケボックス、簡易トイレ等の組立ハウスとし
て使用される所謂ユニットルームは、床パネルや防水パ
ンの周縁部に複数の壁パネルを並設して周壁が形成さ
れ、この周壁の上に天板を載置することで簡単に形成で
きるようになっていて、実開昭54−144762号公
報や実開平4−76819号公報に示されているような
壁パネルの接続構造を有している。
【0003】すなわち、実開昭54−14762号公報
のユニットルームの場合、図4に示すように、隣接する
壁パネル100,100のうち、一方の壁パネル100
の側枠部101に設けられた嵌合凹部101aに、他方
の壁パネル100の側枠部102に設けられた嵌合突部
102aを嵌合させるとともに、この嵌合部103の所
望部分を図4に示すように、締め付け金具104のボル
ト104aを締め込んでしっかりと挟持することで、壁
パネル100がつぎつぎに接続できるようになってい
る。
【0004】また、実開平4−76819号公報のユニ
ットルームの場合、図5に示すように、壁パネル200
は、側枠部201が、側方、すなわち、隣接する他方の
壁パネル200に向かう開口202を有している。この
2つの壁パネル200,200が並設されると、両側枠
部201の開口202が一致して側枠部201と側枠部
201とによってパイプ状部分203が形成される。そ
して、弾性係止片204a,204aを両側に有する弾
性接続具204を、壁パネル200の上方からパイプ状
部分203内に差し入れ、パイプ状部分203内に形成
された係止部205,205に弾性係止片204aを係
止させながら、パイプ状部分203の上方から棒状の治
具等で弾性接続具204をパイプ状部分203に沿って
押しさげると言う動作を繰り返し、壁パネル200と壁
パネル200とを高さ方向の数カ所で接続するようにな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
ユニットルームは、既存の壁に囲まれた部分に設置され
ることが多く、施工の際に既存の壁との間に作業者が入
って作業するスペースを確保できないことがある。した
がって、上記前者の壁パネル接続構造では、2枚の壁パ
ネル100,100を並設させて立て掛けるとともに、
壁パネル100の上方から壁パネルの後側へ手を差し入
れて締め付け金具104で両壁パネル100の側枠部1
01,102を接続するようにしているが、手の届く範
囲が限られるため、壁パネル100の下端での接続が不
充分になり、目地が開いてシーリングが困難になる恐れ
があった。
【0006】一方、後者の壁パネル接続構造では、上記
のような問題はないが、たとえば、一枚の壁パネル20
0が腐食してこれを取り得える必要が生じた場合でも、
弾性接続具204が簡単に外せない。したがって、施工
後、壁パネル200の取り替えが非常に困難である。本
発明は、このような事情に鑑みて、壁パネルの後方に施
工作業者が入るスペースが確保できなくても、壁パネル
と壁パネルとを簡単に、かつ、確実に接続することがで
きるとともに、その接続が簡単に解消できるユニットル
ームを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるユニット
ルームは、このような目的を達成するために、複数の壁
パネルが並設され、隣接する壁パネルの対面する側枠部
と側枠部とを接続具で接続することで周壁が形成されて
いるユニットルームにおいて、前記接続具が、対面する
両側枠部の対面側と反対側の面に係止してその弾性力
で、係止した側枠部を対面する側枠部側へ引きつける弾
性係止片を両側に備えている構成とした。
【0008】
【作用】上記構成によれば、壁パネルの後方に施工作業
者が入り込むスペースがない時、壁パネルと壁パネルと
を並設し、壁パネルの上部で、接続具の両側に設けた弾
性係止片を、まず、対面する両壁パネルの側枠部にそれ
ぞれ係止させる。そして、棒状の治具を用いて弾性係止
片が側枠部に係止した接続具を壁パネルの最下方の接続
位置まで押し下げたのち、再び、壁パネルの上部で、接
続具の両側に設けた弾性係止片を、対面する両壁パネル
の側枠部にそれぞれ係止させ、所望の高さ位置まで棒状
の治具等を用いて押しさげるという作業を繰り返し、複
数箇所で側枠部と側枠部とを接続具の弾性係止部で係止
して隣接する壁パネル同士を接続できる。
【0009】一方、壁パネルを取り替える必要が生じた
場合は、壁パネルの上方から棒状の治具等を接続具と側
枠部との隙間に差し入れ、治具で接続具をこじる等する
と、弾性係止片による側枠部への係止が解除され、壁パ
ネルと壁パネルとの接続が解除される。
【0010】
【実施例】以下に、本発明を、その実施例をあらわす図
面を参照しつつ詳しく説明する。図1〜図3は、本発明
にかかるユニットルームの1実施例をあらわしている。
図1および図2に示すように、このユニットルームは、
壁パネル1が、塩化ビニル化粧鋼板で形成されていて、
両側枠部11,12が鋼板の端縁部を折り曲げることで
形成されている。
【0011】両側枠部11,12は、一方の側枠部11
が、側面部11aと嵌合凹部11bとから構成され、他
方の側枠部12が側面部12aと嵌合突部12bとから
構成されていて、壁パネル1と壁パネル1とを表面が面
一となるように隣接させた時、一方の壁パネル1の側面
部11aと他方の壁パネル1の側面部12aとがほぼ密
着するとともに、一方の壁パネル1の嵌合凹部11bに
他方の壁パネル1の嵌合突部12bが嵌合されるように
なっている。
【0012】そして、嵌合凹部11bと嵌合突部12b
とが嵌合した壁パネル1と壁パネル1とは、図1に示す
ように、両側に弾性係止片21,22を有する接続具2
を用いて高さ方向の数カ所(図では2か所しかあらわれ
ていない)で接続一体化されるようになっている。すな
わち、接続具2は、図2に鎖線で示すように、まず、嵌
合部13の一側面に一方の弾性係止片21を係止させた
のち、この弾性係止片21の係止部を支点にして他方の
弾性係止片22側を回動させて嵌合部13の他側面に係
止させることで嵌合部13を両側から挟持し、両壁パネ
ル1,1を接続することができる。
【0013】この接続具2は、壁パネル1,1の後方に
作業者が入る作業スペースがない場合は、壁パネル1と
壁パネル1と上記のように並設したのち、壁パネル1,
1の上方から手を差し入れて、接続具2を嵌合部13の
上端部にセットしたのち、棒状の治具(図示せず)等を
用いてこのセットされた接続具2を順次下方の所定位置
にずらせることで所望の高さ位置にセットすることがで
きる。
【0014】また、ユニットルームの周壁のコーナー部
では、図3に示すように、隣接する壁パネル1,1がコ
ーナーピース3を用いて直交状態に保持されるようにな
っている。すなわち、コーナーピース3は、両壁パネル
1,1の側面部11a,12aに当接して、両パネル
1,1を直交状態に位置決めする直交部31と、一方の
壁パネル1の嵌合凹部11bに嵌合する嵌合部32と、
他方の壁パネル1の嵌合突部12bが嵌合する嵌合凹部
33とを備えている。
【0015】そして、コーナー部を形成する2枚の壁パ
ネル1,1は、まず、一方の壁パネル1の嵌合凹部11
bにコーナーピース3の嵌合部32を嵌合させること
で、一方の壁パネル1とコーナーピース3とを一体化し
た状態で、一方の壁パネル1を所定位置に立設したの
ち、他方の壁パネル1の嵌合突部12bをコーナーピー
ス3の嵌合凹部33に嵌合させるか、他方の壁パネル1
の嵌合突部12bをコーナーピース3の嵌合凹部33に
嵌合させて他方の壁パネル1とコーナーピース3とを一
体化した状態で、他方の壁パネル1を所定位置に立設し
たのち、一方の壁パネル1の嵌合凹部11bにコーナー
ピース3の嵌合部32を嵌合させるかすることで位置決
めできるようになっている。
【0016】そして、このようにしてコーナーピース3
によって位置決めされた両壁パネル1,1は、その側枠
部11,12に図3に示すように接続具4の両側に設け
られた弾性係止片41,42を高さ方向の数カ所でそれ
ぞれ係止させることで接続されるようになっている。な
お、接続具4の接続方法は、平面部の接続具2と同様に
して壁パネル1,1の上方から行うことができる。
【0017】また、このユニットルームは、周壁を形成
する壁パネル1のうちの一枚を交換する必要が生じた場
合、まず、天板(図示せず)を上方に持ち上げたのち、
交換する壁パネル1とこの壁パネル1に隣接する両側の
壁パネル1,1とを接続する接続具2を取り除くことよ
って簡単にできる。すなわち、壁パネル1,1の上方か
ら壁パネル1,1と接続具2(4)との隙間に棒状の治
具等を差し入れ、この治具で接続具2(4)をこじる
と、接続具2(4)は、弾性係止片21,22(41,
42)が係止しているだけであるので、簡単に接続が解
除され、1枚の壁パネル1のみが取り外せる。
【0018】なお、新しい壁パネル1は、取り外した壁
パネル1の位置にセットし、再び上記と同様にして接続
具2(4)で隣接する壁パネル1,1と接続することが
できる。すなわち、このユニットルームは、壁パネルの
後方に施工する作業者の入り込むスペースがない場合で
も、簡単に壁パネルと壁パネルの接続をできることは勿
論のこと、解体も簡単に行うことができる。
【0019】なお、天板等その他の構造は、公知のユニ
ットルームと同じ構造になっている。本発明にかかるユ
ニットルームは、上記の実施例に限定されない。たとえ
ば、上記の実施例では、コーナー部を2枚の壁パネルを
直角に配置することで形成していたが、コーナー部を予
め備えたコーナーパネルを別途用意し、壁パネルとコー
ナーパネルとの接合を平面部でのみ行うようにしても構
わない。
【0020】また、上記の実施例では、コーナーピース
を両壁パネルに嵌合するだけで一体化するようになって
いたが、コーナーピースを予め何れかの壁パネルにビス
固定しておいても構わない。
【0021】
【発明の効果】本発明にかかるユニットルームは、以上
のように構成されているので、壁パネルの後方に施工作
業者が入り込むスペースがない場合でも、隣接する壁パ
ネルを簡単にかつしっかりと接続することができる。し
かも、接続具を壁パネル後方へ入り込まなくても簡単に
解除できるため、施工後、1枚だけ壁パネルを交換した
りすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるユニットルームの1実施例であ
って、その平面部の壁パネルと壁パネルの接続部を壁パ
ネル後方からみてあらわす斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のユニットルームであって、そのコーナー
部の壁パネルと壁パネルの接続部をあらわす断面図であ
る。
【図4】公知のユニットルームの壁パネル接続構造をあ
らわす断面図である。
【図5】別の公知のユニットルームの壁パネル接続構造
をあらわす斜視図である。
【符号の説明】
1 壁パネル 2 接続具 4 接続具 11 側枠部 12 側枠部 21 弾性係止片 22 弾性係止片 41 弾性係止片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の壁パネルが並設され、隣接する壁
    パネルの対面する側枠部と側枠部とを接続具で接続する
    ことで周壁が形成されているユニットルームにおいて、
    前記接続具が、対面する両側枠部の対面側と反対側の面
    に係止してその弾性力で、係止した側枠部を対面する側
    枠部側へ引きつける弾性係止片を両側に備えていること
    を特徴とするユニットルーム。
JP9643994A 1994-05-10 1994-05-10 ユニットルーム Pending JPH07300921A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9643994A JPH07300921A (ja) 1994-05-10 1994-05-10 ユニットルーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9643994A JPH07300921A (ja) 1994-05-10 1994-05-10 ユニットルーム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07300921A true JPH07300921A (ja) 1995-11-14

Family

ID=14165055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9643994A Pending JPH07300921A (ja) 1994-05-10 1994-05-10 ユニットルーム

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JP (1) JPH07300921A (ja)

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