JPH07300557A - 海綿状または緻密なポリウレタンおよび/またはポリウレタン−ポリ尿素、その製造法およびその用途 - Google Patents

海綿状または緻密なポリウレタンおよび/またはポリウレタン−ポリ尿素、その製造法およびその用途

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JPH07300557A
JPH07300557A JP7117631A JP11763195A JPH07300557A JP H07300557 A JPH07300557 A JP H07300557A JP 7117631 A JP7117631 A JP 7117631A JP 11763195 A JP11763195 A JP 11763195A JP H07300557 A JPH07300557 A JP H07300557A
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foam
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amine salt
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Bonin Wulf Von
ブルフ・フオン・ボニン
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 金属燐酸塩および/または酸性金属燐酸塩の
アミン塩を一体化された形で含む海綿状または緻密なポ
リウレタンおよび/またはポリウレタン−ポリ尿素が提
供される。 【効果】 このポリウレタンおよび/またはポリウレタ
ン−ポリ尿素は改善された燃焼特性を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】ポリウレタン−尿素発泡体の燃焼挙動を改
善する場合、ハロゲンを含む添加剤を避けようとする要
望が次第に増大している。
【0002】従って例えばハロゲンを含まないが金属燐
酸塩を含むことができる無機充填剤を加えることにより
ポリウレタンまたはポリ尿素の燃焼挙動に積極的な効果
を与える試みがなされている。
【0003】これらの廉価な充填剤はしばしば大量に使
用され、特定の燃焼負荷を減少させるには極めて効果的
であるが、燃焼自体を減少させるにはあまり効果がな
い。これらの充填剤は発泡体の機械的性質には極めて悪
影響を及ぼす。何故ならばこれらの充填剤は反応機構の
中には組み込まれず、発泡体の気孔と壁とから成る構造
物の中で多少とも「機能をもたない(dead)」不均
一性および潜在的な欠陥の形となり、そのため発泡体が
脆くなるからである。
【0004】燃焼挙動を改善する他の方法としては、燐
を含んだ可溶な、ある場合には反応機構の中に組み込ま
れる有機燐成分を発泡体組成物の中に同時に使用する方
法がある。しかしこのような成分はしばしば高価である
か、または潜在的な毒性をもち、或はまた加水分解して
燐酸を分離し易い。従ってこのような防焔方法は受け入
れられないことが多い。
【0005】本発明においては驚くべきことには金属燐
酸塩/アミン塩の水溶液が反応機構の中に組み込まれ得
る反応成分として作用するポリオールおよびポリイソシ
アネートをベースにしたポリウレタン−ポリ尿素(発泡
体)組成物を得ることが可能である。
【0006】本発明においては驚くべきことには、金属
燐酸塩が一体となった形で、即ち重合体材料、例えば気
孔壁の中に多少とも均一に混入されたポリウレタンまた
はポリ尿素の発泡体が得られる。微視的な水準で見る
と、気孔壁は驚くべきことにはガラス状の透明な単一相
の特性を有している。
【0007】さらに驚くべきことには、低密度で強靭で
あり且つ弾性に富んだ発泡体、および勿論脆く剛性をも
った発泡体の両方を得ることができる。
【0008】まら驚くべきことには、高度の極性をも
ち、実質的に無機性の金属燐酸塩/アミン塩反応成分は
見掛け上均一に発泡体構造の有機材料の中に組み込ま
れ、気孔壁は微視的な水準で見ると、小さな透明なガラ
ス状のシートのような作用をする。
【0009】最後に驚くべきことには、水溶液によって
導入される莫大な量の水は発泡体の生成に悪影響を及ぼ
さず、軽量で均一な細かい孔をもち、且つ均一な外観の
安定な発泡成形体が得られ、化学量論的に十分な量の、
即ちすべての水と結合するのに十分な量のポリイソシア
ネートを使用する必要はない。
【0010】従って本発明のポリウレタンおよびポリウ
レタン−尿素、好ましくはポリウレタン−尿素発泡体は
一体となった形で少なくとも1種の金属燐酸塩および/
または酸性金属燐酸塩のアミン塩、好ましくは金属燐酸
塩を、好ましくは25重量%よりも多量に、好ましくは
極めて細かく分割された形で、即ち視覚的には実質的に
特徴を認識できない形で含んでいる。
【0011】本発明によれば本発明の発泡体は金属フォ
スフォン酸塩/アミン塩、好ましくは金属燐酸塩/アミ
ン塩、特に金属燐酸塩/アルカノールアミン錯体の水溶
液を、反応混合物のさらに他の成分としてポリイソシア
ネートと反応させて発泡体をつくるそれ自身は当業界に
公知のポリウレタン発泡体化学における活性成分および
添加成分と共に加えることにより製造される。
【0012】本発明は一体となった形で金属燐酸塩およ
び/または酸性金属燐酸塩のアミン塩を含む海綿状のま
たは緻密なポリウレタンおよび/またはポリウレタン−
ポリ尿素に関する。
【0013】本発明に従えば、 − ポリウレタンおよび/またはポリウレタン−ポリ尿
素は密度が10〜500g/リットルであり、一体とな
った固体分含量がイソシアネート/ポリオール混合物と
の反応生成物の形で酸性金属燐酸塩のアミン塩の25重
量%より多いこと、特に50〜70重量%であることが
好ましく、 − ポリウレタンおよび/またはポリウレタン−ポリ尿
素、好ましくは発泡体はMg、Ca、Zn、B、Al、
NaおよびKから成る金属の燐酸塩を個別的にまたは混
合物として一体となった形で含むことが好適であり、 − ポリウレタンおよび/またはポリウレタン−ポリ尿
素発泡体は酸性金属燐酸塩のアンモニウム塩および/ま
たはアルカノールアミン塩を含むことが好適であり、ま
た − ポリウレタンおよび/またはポリウレタン−ポリ尿
素発泡体は酸性金属燐酸塩のモノエタノールアミン塩を
含むことが好適である。
【0014】さらに本発明はポリイソシアネートを分子
量62〜10,000の少なくとも2種の反応性水素原
子を含む化合物と、また随時助剤および添加剤と反応さ
せるそれ自身は公知の反応により本発明の好ましくは海
綿状のポリウレタンおよび/またはポリウレタン−ポリ
尿素を製造する方法において、酸性金属燐酸塩のアミン
塩の水溶液を他の反応成分として加え、好ましくはイソ
シアネート特性係数が100より大きい(有機反応成分
をベースとして)条件下で反応を行うことを特徴とする
方法に関する。
【0015】カルボン酸および/または脂肪酸も反応混
合物に加えることが好ましい。酸性金属燐酸塩の好適な
アミン塩はアルカノールアミン塩およびアンモニウム塩
である。
【0016】分子量が62〜10,000の少なくとも
2個の反応性水素原子をもった化合物は好ましくはアル
カノールアミンおよび/またはアルコキシル化生成物自
身、特にOH価が400〜600のものである。
【0017】本発明の発泡体を製造する際、膨張工程は
随時付加的に熱をかけることによって維持される。
【0018】本発明はさらに本発明のポリウレタンおよ
び/またはポリウレタン尿素を含む断熱材料およびサン
ドウィッチ構造物に関する。
【0019】本発明に従えば金属燐酸塩が好適である。
しかしこの言葉はまた金属フォスフォン酸塩、例えばメ
チルフォスフォン酸のAl塩および/または他の多塩基
性燐酸塩、例えばピロ燐酸塩、オリゴ燐酸塩またはポリ
燐酸塩の金属塩を包含するものとする。
【0020】金属燐酸塩または金属燐酸塩/アミン塩中
の適当な金属は周期率表の第1、第2、第3および第8
族の金属、例えばFe、Ni、Mg、Ca、Ba、Z
n、好ましくはB、Alおよび随時NaおよびKから成
る個別的な金属またはその組み合わせである。
【0021】好適な金属燐酸塩/アミン塩は使用される
アミンはアルカノールアミンおよび/またはアンモニ
ア、特にモノエタノールアミンであるが、随時ジまたは
トリエタノールアミンも含まれる。
【0022】本発明に使用される金属燐酸塩/アミン塩
の水溶液は好ましくはアルカノールアミンと酸性金属燐
酸塩との反応生成物の水溶液である。これらの水溶液は
例えばドイツ特許公開明細書第3,833,977号、
同第3,912,552号、同第4,023,310号
および同第4,126,702号に記載され、特に硼素
含有金属燐酸塩/アミン塩またはアミン塩の水溶液はド
イツ特許公開明細書第第4,226,044号、同第
4,236,936号、同第4,314,299号およ
び同第4,339,474号に記載されている。またシ
リカゾル含有生成物はドイツ特許公開明細書第4,40
1,636号に記載されている。
【0023】このような金属燐酸塩/アミン塩溶液を製
造する最も簡単な方法では、アルカノールアミンまたは
アルカノールアミン混合物を水性媒質中で良く撹拌しな
がら該金属の1種の酸性燐酸塩に加え、この間随時20
〜120℃に加温し、またpH値を5.5〜8、好まし
くは6〜7.5に設定する。
【0024】本発明に従って発泡体反応混合物の一成分
として使用するためには、これらの溶液は含水量が50
重量%より少ないことが便利であり、40〜20重量%
であることが好ましい。
【0025】発泡体を含む海綿状または緻密なポリウレ
タン−尿素をそれ自身は公知の方法で製造する場合、ポ
リイソシアネート(例えばジフェニルメタンジイソシア
ネートをベースにしたもの)を分子量が一般に62〜1
0,000の少なくとも2個の反応性水素原子を含む化
合物と、随時活性成分および添加用成分と共に反応さ
せ、これに本発明の金属燐酸塩/アミン塩水溶液を加え
る。下記の組み合わせが本発明に特に適していることが
分かっている。
【0026】少なくとも2個の反応性水素原子を含み一
般に分子量が62〜10,000の化合物として単独ま
たは混合物として使用されるもの:特に脂肪族の、好ま
しくは3級アルコキシル化生成物、特に2〜12、好ま
しくは2から8個のアミノ基を含み、OH価が50より
大きい、好ましくは350より大きいアンモニアおよび
/またはポリアミンのエトキシル化および/またはプロ
ポキシル化生成物、例えばトリエタノールアミンまたは
トリプロパノールアミン、或いはトリエタノールアミ
ン、エチレンジアミン、ポリエチレンポリアミンおよび
その混合物のプロポキシル化またはエトキシル化生成
物。特に適した成分としてはOH価が300〜600の
トリエタノールアミンおよびプロポキシル化生成物を挙
げることができる。
【0027】勿論イソシアネートと反応する基を含む当
業界に通常用いられる公知の他の反応成分、例えば非塩
基性の反応開始剤を用いててつくられた或いは異なった
OH価をもつポリエーテル−ポリオール、或いはカルボ
キシル末端基、アミノ末端機をもつもの、糖ポリオー
ル、エステル−およびポリエステル−ポリオール、ポリ
エポキシド、ポリエーテルまたはポリエステル−ポリア
ミドを用いることもできる。
【0028】単独または混合物として使用される活性成
分:通常ポリエーテル−ポリシロキサンをベースとする
普通に用いられる通常の安定剤、或いは一般的には本発
明に絶対必要なものではないがt−アミンをベースとす
る通常の賦活剤、または有機金属化合物の他に次のもの
が用いられる。
【0029】カルボン酸、即ち炭素数1〜150、好ま
しくは1〜60のモノカルボン酸およびポリカルボン酸
で好ましくは室温で液体のもの、例えば蟻酸、酢酸、
(アルキル)フェニル酢酸、好ましくは液体の天然脂肪
酸、例えば特にオレイン酸およびリシノール酸、並びに
アマニ油脂肪酸、イソステアリン酸、トール油脂肪酸、
大豆油脂肪酸、魚油脂肪酸、菜種油脂肪酸、他の天然お
よび合成脂肪酸、並びにこれらの脂肪酸から得られるダ
イマー酸およびトリマー酸。
【0030】本発明において耐焔剤として特に興味がも
たれるものとしては臭素化または塩素化された脂肪酸、
例えば臭素がオレイン酸またはアマニ油脂肪酸に付加し
た生成物がある。
【0031】このような脂肪酸の存在は本発明の発泡体
の製造に絶対には必要ではないが、これが存在すると驚
くべきことには発泡体の生成がかなり促進されるばかり
でなく、脂肪酸が存在しなかった場合よりもかなり細か
い気孔をもった発泡体の生成が容易になる。
【0032】単独または混合物として使用される添加成
分:通常の鉱物性または有機性/重合体の充填剤の他
に、炭化水素、特に低沸点化合物、例えば通常の発泡
剤、好ましくはシクロペンタンまたは他の炭化水素、さ
らにフッ素化炭化水素、および/またはクロロフルオロ
炭素、並びに随時高沸点の生成物、例えば疎水化パラフ
ィン油および/またはパラフィン・ワックス、ポリイソ
ブチレン、ポリエポキシド、エポキシ樹脂、例えばビス
フェノールAのグリシジルエーテル、ポリシロキサン、
ポリオレフィン、ポリフルオロ重合体、並びに随時ハロ
ゲン化された天然の脂肪および油、例えば菜種油または
大豆油、トール油およびヒマシ油を用いることができ
る。
【0033】しかしこれらの添加剤成分はさらに耐焔
剤、液体または粉体の添加剤、例えば膨張性グラファイ
ト、膨張性雲母、珪酸塩、硼珪酸塩、非膨張性の耐焔用
添加物、例えば燐含有ポリオール、燐酸アンモニウム、
ポリ燐酸アンモニウム、燐酸エチレンジアミン、オルト
燐酸ジ−またはトリエタノールアミン、メラミン、リン
酸メラミン、シアヌル酸メラミン、ジシアンジアミド、
尿素、ビューレット、燐酸のアミドおよびエステル、例
えば燐酸トリクレシル、燐酸トリストリクロロエチル、
並びに塩化アンモニウム、臭化アンモニウム、またはア
ミンおよび金属のハロゲン化物、例えばNaBrまたは
ジエチレントリアミンの臭化水素酸塩、またはトリエタ
ノールアミンの臭化水素酸塩、さらにオルト−、メタ
−、ピロ−またはポリ燐酸の随時水溶液の形をした添加
剤、またはHClまたはHBrの添加剤、並びにTiO
2、Mgの水酸化物、Al水酸化物、岩粉、ドロマイ
ト、白亜およびタルクを含んでいる。
【0034】本発明に従えば別々にまたは個別的に混合
し反応空間に導入される反応成分、活性成分および添加
剤成分を、通常化学量論的に当量な量の100〜180
重量%、好ましくは105〜150重量%(通常±25
%の偏差が許される)のポリイソシアネートと混合し反
応させる。この工程で従来公知の脂肪族、脂環式、脂肪
芳香族、または芳香族ポリイソシアネートが適してい
る。通常工業的に使用されている芳香族ポリイソシアネ
ート、例えばトリレンジイソシアネートおよびその公知
の変性生成物、好ましくは工業的な高沸点MDI化合物
およびその変性生成物が好適である。
【0035】これらの成分の他に、本発明に従えば燐酸
の金属塩/アミン塩の水溶液が反応混合物に加えられ
る。この水溶液の添加量は勿論出来るだけ少ないことが
望ましいが、約50〜85重量%、好ましくは60〜8
0重量%の濃度の金属燐酸塩/アミン塩水溶液を、系中
に存在する金属燐酸塩/アミン塩固体分の量が全体とし
て反応混合物の25重量%より、好ましくは50重量%
より高い割合、特に52〜70重量%の割合を占めるよ
うに加えられる。
【0036】従って化学量論的観点から使用されるポリ
イソシアネートの量は過剰である。即ち通常の組成物の
水以外の構成成分に対するポリイソシアネートの当量の
100重量%より、例えば105重量%よりも多い。好
ましくは105〜180重量%である。
【0037】本発明により発泡体を製造するための通常
の組成物は、水および発泡剤を含まない重量に関し、好
ましくは25〜70重量%、特に50〜65重量%の金
属燐酸塩/アミン塩、30〜75重量%、好ましくは3
5〜55重量%の上記反応成分、および0〜20重量
%、好ましくは1〜10重量%の活性成分として挙げた
カルボン酸を含み、添加成分として挙げた添加剤は組成
物全体に関し50重量%より少ない量で存在することが
好ましいが、例えば膨張可能なグラファイトの場合には
著しく多い量、例えば最高80重量%の量の添加剤を存
在させることができる。
【0038】本発明に従って比較的多量に同時に使用さ
れるべき金属燐酸塩/アミン塩の水溶液は反応混合物に
かなりの冷却効果を及ぼすから、反応中の反応温度また
は反応速度はしばしばどのような発泡剤に対しても、例
えばシクロペンタンに対しても、また使用され発生させ
られるCO2による対しても、それによって良好な膨張
がえられるには不十分である。従って種々の成分を一緒
にする前、その途中、またはその後で反応混合物を付加
的に温めることが便利である。この加温はマイクロ波、
交流電場、赤外線の照射、または高温ガスによる加熱、
或いは単に反応混合物を熱交換器または炉の中に流し込
むことにより行うことができる。炉の温度を30〜17
0℃、特に65〜95℃にすると極めて良好な結果が得
られることが判った。
【0039】本発明の反応生成物はまた発泡剤を用い
ず、必要に応じ大気圧より高い圧力をかけてつくること
ができ、また例えばむくの(緻密な)形でも得ることが
できるが、好ましくは発泡体として得られる。
【0040】発泡体の製造自身は原理的にバッチ式また
は連続式により、ノズルまたは撹拌混合ヘッドによるポ
リウレタン発泡体の技術に通常用いられる高圧、中圧ま
たは低圧混合法で得ることができる。また噴霧法、回転
型法、またはツィン・ベルト式製造法、例えば紙ウエッ
ブの間に挟んだサンドウィッチ製造法、または開放した
または閉じた、加熱したまたは加熱しない型を用い、圧
力をかけまたはかけないで行う型による発泡体の製造法
を用いることもできる。
【0041】得られた発泡体は一般に密度が10〜50
0g/リットル、好ましくは18〜50g/リットルで
ある。
【0042】これらの発泡体は特に充填用発泡体とし
て、また発泡体の耐焔性が大きいかまたは燃焼負荷が低
いことが特に重要な断熱および/または耐焔の分野で用
いられる。
【0043】また本発明の発泡体は種々の外側層、例え
ば紙、またはガラスか有機性織物の繊維布、沈積型繊維
布または不織布、プラスチックス、木材または金属の層
をもったサンドウィッチ部材の製造、空隙の充填に、ま
た建築材料の固定助剤、音の遮断または吸収材、研磨
材、フィルターまたは充填材料として、また衝撃吸収材
として使用することができる。
【0044】多くの場合これらの発泡体は熱可塑性を有
し、機械加工が可能であり、また熱的処理、エンボッシ
ングまたは種々の方向での成形、または切断によって処
理を行うことができる。
【0045】下記実施例により本発明方法を例示する。
特記しない限りすべての割合は重量による。
【0046】
【実施例】
実施例 1 水中にAl(H2PO43を含む濃度76%のスラリの
pHを、濃度76%のモノエタノールアミン水溶液を用
い、70〜80℃で激しく撹拌して7.0に調節する。
透明な溶液が生成するまでこの混合物を撹拌する。溶液
を室温に冷却する。
【0047】この金属燐酸塩/アミン塩溶液200部を
OH価500のトリエタノールアミンのプロポキシル化
生成物50部、オレイン酸25部、トリエタノールアミ
ン10部、市販のポリエーテル−ポリシロキサン・ベー
スの安定剤2部、およびシクロペンタン10部と混合す
る。
【0048】次にこの混合物を良く撹拌し、市販の工業
用MDI[デスモデュール(Desmodur)(R)
4V20、バイエル(Bayer)社製]170部を加
え、各成分を数秒間激しく撹拌する。反応混合物が膨張
し始めると、これを箱形の型に移し、この中で膨張させ
て均一な外観をもった非常に細かい気孔の靱性をもった
かたい発泡体を得た。10日後、その密度は31g/リ
ットルであった。この発泡体は約37%の金属燐酸塩/
アミン塩を含んでいた。従って炭素含量が少なく、それ
に応じて燃焼負荷が減少している。
【0049】水中で10日間貯蔵した後も発泡体は浮遊
している。このものは断熱材料として使用することがで
きる。
【0050】実施例 2 等量のジエタノールアミンおよびモノエタノールアミン
から成る濃度70%の溶液を、pHが7になるような量
で、Ca(H2PO42から成る濃度70%の水性スラ
リの中に室温で撹拌しながら混入する。この混合物を2
時間70℃で撹拌する。得られる僅かに曇った溶液を実
施例1の燐酸塩溶液と同様な方法で処理する。
【0051】同様な非常に細かい気孔から成る発泡体が
得られ、これは断熱材料として使用することができる。
【0052】実施例 3 濃度85%のオルト燐酸2768部を660部の水で希
釈する。次いで624部の水酸化アルミニウムを加え、
この混合物を30分間90℃で撹拌する。酸性燐酸アル
ミニウムの透明な溶液が得られる。
【0053】741.6部のオルト硼酸を24部の水を
加えて70℃で1600部のモノエタノールアミンに溶
解し、透明な溶液にする。
【0054】この方法で得られた二つの透明な溶液を約
80℃で激しく撹拌して一緒にし、硼素のエタノールア
ミン塩/燐酸アルミニウムの透明な溶液にする。
【0055】これは濃度が約76%であり、密度は約
1.6、粘度は20℃で約3000mPasであった。
【0056】この溶液をAB溶液と名付け、下記の実施
例に用いる。
【0057】実施例1で得た金属燐酸塩/アミン塩溶液
と同様な方法でAB溶液を用いる。この場合も同様な発
泡体が得られ、これは断熱材料の目的に使用することが
できる。
【0058】実施例 4 AB溶液を用いて実施例1と同様な発泡体をつくった
が、オレイン酸を加えなかった。得られた発泡体は実施
例3で得られたものより大きな気孔をもち、その密度は
40g/リットルであり、徐々にしか硬化しない。硬化
を促進するには、容積が増加する発泡体を含む箱形の型
を90℃の空気循環炉中に入れる。
【0059】得られた発泡体を切断して5×20×2c
mの寸法の細片にし、ブンゼン・バーナーの焔で処理す
る。発泡体はこの焔の中で燃焼するが、ブンゼン・バー
ナーを消すと発泡体も消火し、僅かな煙が発生するだけ
である。
【0060】実施例 5 150部のAB溶液を同量のエチレンオキシドとプロピ
レンオキシドでアルコキシル化したOH価480のトリ
エタノールアミン26部、リシノール酸12部、トリエ
タノールアミン7.5部、市販のポリエーテル−ポリシ
ロキサン・ベースの安定剤2部およびシクロペンタン1
0部と一緒に撹拌し、この混合物を85部の工業用MD
Iと激しく撹拌する。
【0061】この反応混合物を膨張させると、均一な細
かい気孔をもった密度31g/リットルの発泡体が得ら
れる。この発泡体も焔処理後の自己消火性をもってい
る。この発泡体は金属燐酸塩/アミン塩の形で約47%
の固体分を含み、建築部材の空隙を充填するのに用いる
ことができる。
【0062】実施例 6 OH価約500のプロポキシル化されたトリエタノール
アミン50部を激しく撹拌しながら25部のオレイン
酸、16部のトリエタノールアミン、4.5部の実施例
5に使用した安定剤、および20部のシクロペンタン、
並びに400部のAB溶液および30部のKOH40%
水溶液と混合し、次いで180部の工業用MDIと混合
し、激しい撹拌を続ける。反応混合物が膨張し始めると
同時に、これを箱形の型の中に移し、この型を90℃の
空気循環室に入れて膨張工程を継続させる。膨張は約9
0秒後に完了する。
【0063】密度が約25g/リットルの細かい気孔を
もった強靭な発泡体が得られる。この発泡体は金属燐酸
塩/アミン塩固体分を約54%含み、焔処理後の自己消
火性があり、僅かな量の煙を発生するだけであった。
【0064】顕微鏡で調べた結果、空隙構造は擬ガラス
状の透明性をもち、有機相と無機相との間での相分離は
認められない。この結果は約54%の金属燐酸塩/アミ
ン塩が材料の中に一体となって混入していることを示し
ている。本発明において添加されるこれらの成分は充填
剤の特性をもたず、或る種の有機的に変性されたセラミ
ックス空隙構造をつくっている。
【0065】実施例 7 実施例6と同じであるが、600部のAB溶液と30部
のシクロペンタンを用いた。膨張する反応混合物を生成
する発泡体の温度が約90℃に達するまでマイクロ波の
電場中に保つ。発泡工程は約1.5分後に完了する。か
なり大きな気孔をもつが均一な外観を示し、密度が約3
0g/リットルの発泡体が得られる。この発泡体は驚く
ほど軟らかく、殆ど弾力性をもつ印象を与える。
【0066】60%より大きい金属燐酸塩/アミン塩が
多量含れているにも拘らず、顕微鏡で調べた結果やはり
ガラス状の透明な気孔壁のみが示され、相分離の証拠は
なかった。
【0067】ここでつくられた有機/無機一体化構造の
ために発泡体は非脆性の挙動を示す。
【0068】実施例 8 実施例7と同様にして反応混合物をつくったが、シクロ
ペンタンを加えず、この混合物が粘稠になり撹拌困難に
なるまで、最高温度35℃で撹拌する。次いで反応混合
物を完全に充填された耐圧式の幅広い型に移し、反応が
完結するまで温度90℃、圧力100バールにおいて1
0時間保持する。強靭で熱可塑的に変形し得る材料から
成る実質的に透明な固体の板が得られた。
【0069】実施例 9 AB溶液300部、OH価440のエトキシル化された
エタノールアミン50部、トリエタノールアミン10
部、85%蟻酸5.5部、実施例6の安定剤2部、およ
びシクロペンタン11部から混合物をつくる。激しく撹
拌しながら170部の工業用MDIをこの混合物に混入
する。反応混合物が膨張し始めると、これを箱形の型に
移し、この中で膨張させて外観が均一な小さい気孔をも
つ発泡体を得た。この発泡体は最初は脆い。膨張直後9
0℃の空気循環室に入れ、30分間コンディショニング
を行い、密度が33g/リットルで自己消火性をもつ強
靭でかたい発泡体を得た。このものはもはや脆くはな
い。
【0070】実施例10 実施例6の方法と同様ではあるが、オレイン酸の代わり
に同量の1モルの臭素と反応させたオレイン酸を用い
た。同様に発泡を行なう。得られた発泡体は焔処理にお
いて焔を除去すると直ちに消火した。
【0071】実施例11 500部のAB溶液をあらかじめ35℃に加温し、混合
装置においてプロポキシル化されたトリエタノールアミ
ン(OH価500)25部、オレイン酸12.5部、ト
リエタノールアミン40部、市販のポリエーテル−ポリ
シロキサン・ベースの安定剤3部、およびシクロペンタ
30部から20℃でつくられた配合物、および170部
の工業用MDI(デスモデュール44V20、バイエル
社製)と激しく混合する。
【0072】この反応混合物を紙箱の型に移し、弱いマ
イクロ波の電場の中で膨張させる。反応混合物をマイク
ロ波により加温すると反応混合物の平均温度が約40℃
になる。外観が均一で密度が30g/リットルであり、
自己消火性をもつ細かい気孔の発泡体が得られた。この
発泡体は一定料の弾性をもつ剛性の発泡体と見なすこと
ができる。顕微鏡で観察すると、加えられた金属燐酸塩
固体分の約60%が発泡体のマトリックスの中に完全に
一体化され、空隙の壁および空隙のウエッブはガラス状
の透明な特性をもっていることが示される。相分離の兆
候はない。
【0073】この発泡体はマイクロ波で乾燥するか炉中
または空気中で乾燥することにより残留水分含量を無く
すことができる。これは燃焼負荷が低い断熱サンドウィ
ッチ板の芯の層をつくるのに適している。
【0074】実施例12 AB溶液300部、同量のエチレンオキシドおよびプロ
ピレンオキシドの混合物によりアルコキシル化されたO
H価420のトリエタノールアミン25部、およびアマ
ニ油脂肪酸13部、実施例11の安定剤1部、トリエタ
ノールアミン25部およびペンタン25部を45部の実
施例11の工業用MDIおよび45部の工業用トリレン
ジイソシアネート(デスモデュールT80、バイエル
社)と激しく撹拌し、この混合物を円筒形の型に移し、
この中でこの材料は膨張させて均一な気孔構造をもち密
度が28g/リットルの発泡体を得た。この発泡体は自
己消火性をもち、断熱の目的に使用することができる。
この場合発泡体の気孔はガラス状の透明な外観を有する
単一層の構造材料からつくられている。即ち金属燐酸塩
錯体は構造材料の中に一体化されている。
【0075】実施例13 実施例12と同様ではあるが、30部の脂肪族ペイント
・イソシアネート(デスモデュール(R)N、バイエル
社)をイソシアネート混合物に加えた。同様な種類の発
泡体が得られたが明らかに細かい気孔特性をもってい
た。この発泡体は断熱の目的に使用することができる。
【0076】実施例14 実施例6と同様な方法を行った。しかしプロポキシル化
されたトリエタノールアミンの代わりに同量のOH価4
55のプロポキシル化されたトリエタノールアミンを用
いた。密度33g/リットルの自己消火性をもった細か
い気孔の発泡体が得られた。
【0077】実施例15 AB溶液400部、OH価470をもつエチレンジアミ
ンのプロポキシル化生成物25部、オレイン酸15部、
実施例11の安定剤3部、およびシクロペンタン30部
を良く混合し、130部の実施例11の工業用MDと激
しく撹拌する。次いでこの混合物を箱形の型の中に注
ぎ、これを60℃に予備加熱した炉の中に入れる。密度
が34g/リットルで自己消火性をもつ均一な細かい気
孔のかたい発泡体を得た。このような発泡体は建築部材
の空隙を充填する発泡体としての用途をもっている。
【0078】実施例16 300部のAB溶液を76部の(NH42HPO4およ
び24部の水と共に70℃で1時間撹拌する。
【0079】この方法で生じたアンモニウム含有錯体の
溶液300部を室温でOH価約500のプロポキシル化
されたエタノールアミン25部、およびオレイン酸12
部、トリエタノールアミン20部、通常のポリエーテル
−ポリシロキサン・ベースの安定剤2部、およびシクロ
ペンタン30部と共に撹拌する。
【0080】110部の市販の工業用MDI(デスモデ
ュール(R)44V20、バイエル社)を激しく撹拌しな
がら加え、この混合物を箱形の型の中で膨張させる。
【0081】均一な外観をもち密度が約30g/リット
ルの細かい気孔のかたい発泡体を得た。
【0082】イソシアネートを加える前にNaOH40
%水溶液20部を反応混合物に加え、密度21g/リッ
トルの同等な発泡体が得られる。
【0083】焔処理試験においてこの発泡体は純粋なA
B溶液から同様な方法でつくられた同様な発泡体に比
べ、燃焼傾向が低く、焔を除去した後迅速に消火した。
【0084】実施例17 実施例16と同様な方法を用いたが、ポリイソシアネー
トと反応させる前に膨張可能なグラファイト(SOx
NOx膨張可能グラファイト、市販品)を加えた。
【0085】得られた密度約33g/リットルの発泡体
に対し焔処理をすると膨張し、焔源を除去すると直ちに
消火する。この生成物は特にケーブル・ダクトの製造お
よび防火の分野における他の防火障壁の製造に使用する
できる。
【0086】本発明の主な特徴及び態様は次の通りであ
る。 1.金属燐酸塩および酸性金属燐酸塩のアミン塩から成
る群から選ばれる少なくとも1種の燐酸塩を一体化され
た形で含むポリウレタンおよびポリウレタン−ポリ尿
素。
【0087】2.海綿状の形をした上記第1項記載のポ
リウレタンおよびポリウレタン−ポリ尿素。
【0088】3.緻密な形をした上記第1項記載のポリ
ウレタンおよびポリウレタン−ポリ尿素。
【0089】4.密度が10〜500g/リットルで固
体分含量がイソシアネート/ポリオール混合物との反応
生成物の形で酸性金属燐酸塩のアミン塩の25重量%よ
り多い上記第1項記載のポリウレタンおよびポリウレタ
ン−ポリ尿素。
【0090】5.発泡体であり、Na、K、Mg、C
a、Zn、BおよびAlの金属の燐酸塩を個別的にまた
は混合物として含む上記第1項記載のポリウレタンおよ
びポリウレタン−ポリ尿素。
【0091】6.発泡体であり、酸性金属燐酸塩のアミ
ン塩としてアンモニウムおよびアルカノールアミン塩か
ら成る群から選ばれる少なくとも1種を含む上記第1項
記載のポリウレタンおよびポリウレタン−ポリ尿素。
【0092】7.発泡体であり、酸性金属燐酸塩のモノ
エタノールアミン塩を含む上記第1項記載のポリウレタ
ンおよびポリウレタン−ポリ尿素。
【0093】8.ポリイソシアネートを少なくとも2個
の反応性水素原子を含む分子量が62〜10,000の
化合物と反応させて上記第1項記載のポリウレタンおよ
びポリウレタン−ポリ尿素を製造する方法において、さ
らに他の反応成分として酸性金属燐酸塩のアミン塩の水
溶液を加える方法。
【0094】9.海綿状のポリウレタンおよびポリウレ
タン−ポリ尿素を得る上記第8項記載の方法。
【0095】10.緻密なポリウレタンおよびポリウレ
タン−ポリ尿素を得る上記第8項記載の方法。
【0096】11.助剤および添加剤を加える上記第8
項記載の方法。
【0097】12.イソシアネート特性係数が100よ
り大きい(有機反応成分に関し)条件下で反応を行う上
記第8項記載の方法。
【0098】13.さらにカルボン酸および脂肪酸から
成る群から選ばれる少なくとも1種の酸を加える上記第
8項記載の方法。
【0099】14.酸性金属燐酸塩のアミン塩としてア
ルカノールアミン塩を用いる上記第8項記載の方法。
【0100】15.少なくとも2個の反応性水素原子を
含む分子量が62〜10,000の化合物としてアルカ
ノールアミンを用いる上記第8項記載の方法。
【0101】16.少なくとも2個の反応性水素原子を
含む分子量が62〜10,000の化合物としてアルカ
ノールアミンのアルコキシル化生成物を用いる上記第8
項記載の方法。
【0102】17.OH価が400〜600のアルカノ
ールアミンを用いて反応を行う上記第8項記載の方法。
【0103】18.OH価が400〜600のアルカノ
ールアミンのアルコキシル化生成物を用いて反応を行う
上記第8項記載の方法。
【0104】19.上記第1項記載のポリウレタンおよ
びポリウレタン−ポリ尿素を含む成形体、断熱材料およ
びサンドウィッチ構造物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 1/74 E04C 2/20 J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属燐酸塩および酸性金属燐酸塩のアミ
    ン塩から成る群から選ばれる少なくとも1種の燐酸塩を
    一体化された形で含むことを特徴とするポリウレタンお
    よびポリウレタン−ポリ尿素。
  2. 【請求項2】 ポリイソシアネートを少なくとも2個の
    反応性水素原子を含む分子量が62〜10,000の化
    合物と反応させて請求項1記載のポリウレタンおよびポ
    リウレタン−ポリ尿素を製造する方法において、さらに
    他の反応成分として酸性金属燐酸塩のアミン塩の水溶液
    を加えることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のポリウレタンおよびポリ
    ウレタン−ポリ尿素を含むことを特徴とする成形体、断
    熱材料およびサンドウィッチ構造物。
JP7117631A 1994-04-25 1995-04-20 海綿状または緻密なポリウレタンおよび/またはポリウレタン−ポリ尿素、その製造法およびその用途 Pending JPH07300557A (ja)

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