JPH07300361A - 耐火れんが - Google Patents

耐火れんが

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JPH07300361A
JPH07300361A JP6243100A JP24310094A JPH07300361A JP H07300361 A JPH07300361 A JP H07300361A JP 6243100 A JP6243100 A JP 6243100A JP 24310094 A JP24310094 A JP 24310094A JP H07300361 A JPH07300361 A JP H07300361A
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tio
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alumina
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昭弘 土成
Hirosuke Osaki
博右 大崎
Naohito Okamoto
尚人 岡本
Tetsuo Yamamoto
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐食性、耐浸透性、耐熱スポーリング性に優
れた耐火れんがを提供する。 【構成】 マグネシア質原料および/またはマグネシア
・アルミナ系スピネル質原料を主原料とし、チタニアを
1〜10wt%、アルミナを1〜15wt%含有する。
酸化鉄を0.5〜10wt%含んでもよい。さらに、1
〜10wt%の金属粉末、1〜20wt%のカーボンお
よび1〜20wt%の酸化鉄以外の酸化物原料のうちの
少なくとも一種を含有してよい。三酸化二クロムを1〜
30wt%含んでもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製鋼炉、セメントキルン
およびガラス溶解炉などの内張り材に使用し耐食性、耐
浸透性および耐熱スポーリング性に優れた耐火れんがに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】マグネシア質れんがは融点が高く、さら
に金属精錬中に発生する塩基性スラグに対する侵食抵抗
性が優れていることから金属精錬用容器における内張り
耐火物として使用されている。
【0003】しかし、前記した特長にもかかわらず従来
のマグネシア質れんがは耐熱スポーリング性および耐構
造的スポーリング性に劣り、マグネシア質れんがを内張
りした容器は寿命が短いという欠点がある。
【0004】そこで、このようなマグネシア質れんがの
構造的スポーリングによる剥離を防止する方策としてマ
グネシア質原料とクロム鉄鉱とを組み合わせて材料とす
ることが考えられている。
【0005】前述のマグネシア質原料とクロム鉄鉱を主
骨材とするマグネシア−クロム質れんがは耐食性、耐熱
スポーリング性に優れており、従来より製鋼プロセス
で、RH、DHなどの溶鋼真空脱ガス炉やAOD炉、セ
メントキルン、ガラス溶解炉などの内張り材として使用
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、高級鋼の需要が
増大するにしたがってマグネシア−クロム質れんがは二
次精錬炉などの特殊精錬炉に使用され、スラグや溶鋼摩
耗などの過酷な条件が増大しており、上記従来のマグネ
シア−クロム質れんがでは充分な寿命が得られていな
い。さらに最近ではスプラッシュによる地金の付着防止
および極低炭素鋼の生産に対し、酸素吹き込み操業が増
え、より一層の耐食性の向上が求められている。
【0007】本発明は、耐食性および耐熱スポーリング
性が従来品より向上し耐用性の優れた耐火れんがを提供
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは実験検討を
重ねた結果、マグネシア質原料および/またはマグネシ
ア・アルミナ系スピネル質原料を主原料とする配合組成
にチタニア(以下、TiO2 で示す場合がある。)成分
とアルミナ(以下、Al2 3 で示す場合がある。)成
分とを適量存在させ、後述する反応を利用し、ポアの径
および形状をコントロールすることにより耐熱スポーリ
ング性が向上し、スラグや溶鋼の浸透を防止でき耐食性
が向上することを確認し、本発明を完成させたものであ
る。
【0009】すなわち、本発明の耐火れんがは、マグネ
シア質原料および/またはマグネシア・アルミナ系スピ
ネル質原料を主原料とし、チタニアを1〜10wt%、
アルミナを1〜15wt%含有することを特徴とする。
【0010】このTiO2 とAl2 3 は主に反応を促
進させるためのマトリックス添加物として用いられる。
これらのマトリックス添加物とマグネシア質原料および
/またはマグネシア・アルミナ系スピネル質原料との混
合物を混練・成形して焼成した場合、あるいは不焼成で
使用した場合の稼働面の高熱で生じる基本的な反応は、
次の通りである。
【0011】マグネシアにTiO2 とAl2 3 とを添
加して焼成すると (1) MgO+Al2 3 →MgO・Al2 3 (2) 2MgO+TiO2 →2MgO・TiO2 (3) MgO・Al2 3 +2MgO・TiO2
〔MgO・Al2 3 −2MgO・TiO2 〕ssに基
づいて 〔MgO・Al2 3 −2MgO・TiO2 〕固溶体が
生成する。 (ss:固溶体) さらに、マグネシア・アルミナ系スピネルにTiO2
Al2 3 とを添加すると (4) MgO+Al2 3 →MgO・Al2 3 (5) Al2 3 +TiO2 →Al2 3 ・TiO2 (6) 2MgO+TiO2 →2MgO・TiO2 (7) MgO+2TiO2 →MgO・2TiO2 (8) MgO・Al2 3 +2MgO・TiO2
〔MgO・Al2 3 −2MgO・TiO2 〕ss (9) Al2 3 ・TiO2 +MgO・2TiO2
〔Al2 3 ・TiO2 −MgO・2TiO2 〕ss なる反応に基づき、MgO・Al2 3 と2MgO・T
iO2 からなる固溶体およびAl2 3 ・TiO2 とM
gO・2TiO2 からなる固溶体が生成する。
【0012】本発明の特徴は、これらの主反応生成物で
ある〔MgO・Al2 3 −2MgO・TiO2 〕固溶
体に関係しており、この生成物が主に骨材粒子としての
マグネシア粒子またはマグネシア・アルミナ系スピネル
粒子の表面に、あるいはマトリックス部に生成する。
【0013】これらの反応生成物と骨材粒子との境界部
には膨張収縮によるヘアクラックが発生したり、この反
応生成物が骨材粒子間隙部に移動して間隙部を充填する
ためポアの径が小さくなるとともに複雑な形状を呈す
る。すなわちヘアクラックの発生により耐熱スポーリン
グ性が向上し、ポアの径が小さくなることによってスラ
グや溶鋼の浸透を防止でき、耐構造的スポーリング性お
よび耐食性の向上をもたらす。
【0014】また、前記本発明の耐火れんがが酸化鉄を
含有していると〔Mg、Al、Fe、Ti〕系固溶体、
もしくはマグネシアフェライト(MgO・Fe2 3
にAl2 3 、TiO2 が固溶した一種の複合スピネル
が生成し、熱間強度が向上するのみならず耐水和性が著
しく向上する。つまり、従来のマグネシア−クロム質れ
んがやセメントキルンで用いられているスピネル系クロ
ムフリーれんがよりも耐用性が向上している耐火れんが
が得られる。
【0015】また、本発明の耐火れんがが、1〜10w
t%の金属粉末、1〜20wt%のカーボンおよび1〜
20wt%の酸化鉄以外の酸化物原料のうちの少なくと
も一種を含有してもよい。
【0016】これらの添加剤のうち金属粉末や酸化物は
強度を付与するための焼結助剤として作用するととも
に、例えば、(Fe,Mg)O・(Al,Fe)2 3
なる一般式で示される複合スピネルが生成されてスラグ
や溶鋼の浸透が防止されることにより、耐食性が向上す
る。また、カーボンによってもスラグや溶鋼の浸透が防
止され、その結果、変質部分が原質部から剥離するのが
防止され、いわゆる耐構造的スポーリング性が向上す
る。
【0017】なお、本発明の耐火れんがは焼成品とし
て、また使用中の高熱を利用する不焼成品として用いら
れるが、カーボンを含有する場合、不焼成品として用い
られるのが望ましい。
【0018】さらに、本発明の耐火れんがに成形性を良
好にするため粘土を含有させることができる。
【0019】また、本発明の耐火れんがに三酸化二クロ
ム源としてのクロム鉄鉱または市販の三酸化二クロムを
含有させることができる。これら三酸化二クロム源の存
在により、前述のようなスラグや溶鋼の浸透防止による
耐構造的スポーリング性の向上,耐熱スポーリング性の
向上の他に、MgO粒界の二面角が大きくなり、また一
般式:(Mg,Fe)O・(Fe,Cr,Al)2 3
で示されるようなクロムを含む複合スピネルの生成によ
りスラグや溶鋼の浸透がさらに抑制され耐食性が一層向
上する。
【0020】次に、本発明の耐火れんがの前記構成材料
についてより詳細に説明する。本発明で使用できるマグ
ネシア質原料、マグネシア・アルミナ系スピネル質原
料、アルミナの具体例は天然原料または人工原料による
焼結品または電融品から選ばれる一種または二種以上が
使用できる。純度は特に本発明の効果に影響するもので
はないが、95%以上の高純度のもの、つまり不純物の
少ないものを使用するのが望ましい。粒度は従来のマグ
ネシア質耐火れんがと同様、密充填組織が得られるよう
に5〜1mmまたは3〜1mmの粗粒、1〜0.05m
mの中粒、0.05mm以下の微粒に調整する。また、
TiO2 はルチル型またはアナターゼ型あるいはこれら
が併せて用いられる。
【0021】TiO2 の含有量は1〜10wt%である
ことが好ましい。TiO2 が1wt%より少なくなると
〔MgO・Al2 3 −2MgO・TiO2 〕固溶体の
生成量が少なく、ポア径を小さくする効果があまり得ら
れなくなる。また、TiO2が10wt%を超えると、
液相焼結性が著しく構造安定性が低下する傾向がある。
また、前記(1)〜(9)式に基づく固溶体反応でポア
径を小さくするには、TiO2 /Al2 3 のモル比は
0.3〜1.3が望ましく、このTiO2 /Al2 3
のモル比にしたがって、Al2 3 の含有量は1〜15
wt%が望ましい。
【0022】酸化鉄としては通常市販されている第二酸
化鉄またはベンガラが使用できる。純度は特に限定され
ないが、Fe2 3 が90%以上のものを使用すること
が好ましい。酸化鉄の含有量は0.5〜10wt%が望
ましい。0.5wt%より少なくなると前述した固溶体
もしくは複合スピネルの生成量が少なく、耐水和性や熱
間強度の向上が見られなくなる。また、10wt%より
多くなると、使用中に2価と3価との間を相互変化して
組織変化を起こしやすくなり耐食性および耐熱スポーリ
ング性が低下する傾向がある。
【0023】また、金属粉末としては、Al、Mg、S
i、Al−Mgなどのうちの1種以上が用いられる。こ
の金属粉末の含有量は1〜10wt%が好ましい。金属
粉末が1wt%より少なくなると、強度向上,複合スピ
ネルの生成による耐食性の向上が見られず、金属粉末含
有の効果が得られなくなる。また、10wt%より多く
なると、れんが中またはスラグ中のSiO2 、CaOと
反応して、CaO−Al2 3 、CaO−MgO−Si
2 系などの低融点物の生成量が多くなり耐食性が低下
する傾向がある。
【0024】酸化鉄以外の酸化物原料としては、シリ
カ、ライム、ジルコニア、ムライト、ジルコンなどのう
ち1種以上が使用可能である。この酸化物原料の含有量
は1〜20wt%が好ましい。酸化物原料が1wt%よ
り少なくなると、強度向上,複合スピネルまたは固溶体
の生成による耐食性の向上が得られなくなる。また、2
0wt%より多くなると、れんが中またはスラグ中のS
iO2 、CaOと反応して低融点物の生成量が多くなり
耐食性が低下する傾向がある。
【0025】また、本発明の耐火れんがに含有されるカ
ーボンの種類については特に限定されない。例えばリン
状黒鉛、土状黒鉛、人造黒鉛、ピッチコークス、無煙
炭、カーボンブラックなどから選ばれる1種以上が使用
可能であるが、高耐食性ということから固定炭素含有量
の高いリン状黒鉛を使用するのが好ましい。
【0026】カーボンを含有する場合、その含有量は1
〜20wt%が好ましい。1wt%より少なくなるとカ
ーボン含有による効果が得られなくなり、20wt%よ
り多くなると強度低下が大きく、溶鋼による摩耗のため
損耗が大きくなる傾向がある。
【0027】また、粘土は0.5〜5wt%の量で含有
させることが好ましい。0.5wt%より少なくなると
粘土含有の効果が得られなくなり、5wt%より多くな
るとシリケートボンドの生成により耐食性が低下する傾
向があり好ましくない。
【0028】前述のように、三酸化二クロム源として市
販の三酸化二クロムおよびクロム鉄鉱が挙げられるが、
このクロム鉄鉱としては、パキスタンクロム鉄鉱,トル
コクロム鉄鉱,マシンロッククロム鉄鉱,日本クロム鉄
鉱,トランスバールクロム鉄鉱などが使用され、不純物
の少ないものを使用するのが望ましい。クロム鉄鉱の構
成成分がマグネシア質原料のMgO成分と反応して前述
のように複合スピネル組織を生成し、骨材間を強固に結
合させる。市販の三酸化二クロムについては特に限定さ
れないが、例えば粉末,ペレット状のものが用いられ、
また例えば95%以上の高純度のものを使用するのが望
ましい。
【0029】これら三酸化二クロム源は純度から換算し
て三酸化二クロムの含有量が好ましくは1〜30wt%
となるように用いられる。三酸化二クロムが1wt%よ
り少なくなると三酸化二クロム含有の効果が得られなく
なり、30wt%より多くなると必然的にMgO成分が
少なくなり複合スピネルの生成量が減少し耐食性が低下
する。
【0030】本発明の耐火れんがは上記の配合物を混
練,成形,100〜500℃で乾燥,1600〜190
0℃で焼成することにより焼成品として、または混練,
成形,100〜500℃で乾燥することにより不焼成品
として製造される。焼成する場合、未焼成部分が残らな
いように充分な保持時間をとることが好ましい。混練、
成形、乾燥、焼成の方法は通常のれんが製造法と変わり
ない。
【0031】なお、混練は、必要に応じて結合剤として
例えば、フエノール樹脂、フラン樹脂、苦汁、リグニン
スルフォン酸カルシウム、珪酸ソーダ、燐酸アルミニウ
ムなどの有機・無機結合剤を添加して行う。また、成形
は、れんがの用途、所有する製造設備などに合わせて、
例えばフリクションプレス、オイルプレス、ラバープレ
スなどで加圧成形する。
【0032】
【実施例】次に、本発明の耐火れんがについて実施例お
よび比較例を挙げてより詳細に説明する。
【0033】(実施例1〜7,比較例1〜4)表1に示
す配合組成に結合剤としてリグニンスルフォン酸カルシ
ウムを外掛け(配合組成を100wt%とした量。以下
同様)で1.5wt%添加し、混練後、フリクションプ
レスにて並型形状に加圧成形した。120℃で16時間
乾燥後、焼成品についてはトンネルキルンにて1800
℃で5時間焼成を行い、得られたれんがを供試れんがと
した。
【0034】なお、以下の実施例,比較例において使用
されている配合剤において、マグネシア質原料の電融品
はタテホ化学工業(株)製の純度99.44%のもの、
焼結品は新日本化学(株)製の純度99.00%のも
の、マグネシア・アルミナ系スピネル質原料の電融品,
焼結品はいずれも内外セラミックス(株)製の純度9
9.01%のもの、三酸化二クロム粉末は日本電工
(株)製の純度99.06%のもの、クロム鉄鉱はトル
コクロム鉄鉱であり純度52.72%のものであり、ま
た、チタニアはルチル型のものである。
【0035】こうして得られた供試れんがについて以下
に示す方法で見掛比重,曲げ強さ,耐熱スポーリング
性,耐食性,耐浸透性,実機での耐用数の試験を行っ
た。結果を表1に示す。
【0036】なお、表1に示されるこれら実施例および
比較例の結果は、マグネシアを骨材粒子とし、チタニ
ア、アルミナ、粘土の含有量による影響を示すものであ
る。
【0037】見掛比重;通常の耐火物試験法(JIS
R2205準拠)により見掛気孔率を測定した。
【0038】曲げ強さ;前記並形形状の供試れんがから
30×15×20mmのテストピースを切り出し、15
00℃に保持した電気炉で加熱した後、3点曲げ試験を
行った。
【0039】耐熱スポーリング性;供試れんがから55
×55×230mmの角柱状テストピースを切り出し、
片面を1400℃に保持した電気炉中に入れて15分間
保持する。ついで炉外に取り出し15分間室温で強制空
冷する加熱−冷却サイクルによる熱衝撃を25回を限度
に反復した。剥落に至るまでの熱衝撃の回数で評価し
た。耐熱スポーリング性は剥落に至るまでの熱衝撃の回
数の多い方が良好である。なお、25回反復した時点で
剥落しないものは25+で表した。
【0040】耐食性、耐浸透性;溶損量とスラグ浸透厚
さとにより評価した。すなわち、供試れんがから複数の
台形柱状のテストピースを切り出し、これらをドラム内
に内張りし、ドラムを回転させながらドラムの軸線方向
に酸素−プロパン炎を吹き込み1700℃に加熱した。
1700℃に保ったまま侵食剤として鋼とスラグ(Ca
OとSiO2 の比が3:1のもの)を6:4の比率とな
るように投入し、30分間侵食を行わせた。侵食剤を排
出後、加圧空気による強制空冷を20分間行った。この
ガス炎による加熱から強制空冷までの操作を5回繰り返
した。この後、テストピースを切断し、溶損量、スラグ
浸透厚さを各テストピースの各部の平均値で測定した。
なお、表1〜表4では表1の比較例1の溶損量を100
として耐食性指数で、スラグ浸透厚さはmmで示してい
る。
【0041】実機試験;実機形状に製造した耐火れんが
を250tRH式真空脱ガス炉の下部槽の内張りに築造
後稼働し、比較例1と実施例の残存寸法から損耗速度
(mm/ch)に基づいて予想耐用数(ch)を求め
た。
【0042】
【表1】
【0043】(実施例8〜16,比較例5〜6)表2に
示す配合組成で実施例1と同様に供試れんがを作製し、
実施例1と同様に見掛比重,曲げ強さ,耐熱スポーリン
グ性,耐食性,耐浸透性,実機での耐用数の試験を行っ
た。結果を表2に示す。
【0044】なお、表2に示されるこれら実施例および
比較例の結果は、マグネシア・アルミナ系スピネルまた
はマグネシア・アルミナ系スピネルとマグネシアを骨材
粒子として、チタニア、アルミナの含有量による影響を
示すものである。
【0045】
【表2】
【0046】(実施例17〜24,比較例7,8)表3
に示す配合組成で実施例1と同様に供試れんがを作製
し、実施例1と同様に見掛比重,曲げ強さ,耐熱スポー
リング性,耐食性,耐浸透性,実機での耐用数,耐水和
性の試験を行った。結果を表3に示す。
【0047】なお、表3に示されるこれら実施例および
比較例の結果は、酸化鉄の使用が熱間強度や耐水和性に
与える影響を示すものである。なお、耐水和性は次のよ
うに試験した。 耐水和性;120℃で40時間の水蒸気雰囲気にさらし
(オートクレーブ法)、重量変化量(wt%)によって
耐水和性を評価した。
【0048】
【表3】
【0049】(実施例25〜36,3’,6’,1
0’,15’,比較例9〜13)表4に示す配合組成
で、リグニンスルフォン酸カルシウムの代わりにフェノ
ール樹脂を外掛けで1.5〜3.3wt%添加した以外
は実施例1と同様に不焼成の供試れんがを作製し、実施
例1と同様に見掛比重,曲げ強さ,耐熱スポーリング
性,耐食性,耐浸透性,実機での耐用数の試験を行っ
た。結果を表4に示す。ここで、実施例3’,6’,1
0’,15’は実施例3,6,10,15に対応する配
合組成でセメントキルンにおける焼成を行わなかった非
焼成品を作製し、同様の試験を行ったものである。
【0050】なお、表4に示されるこれら実施例および
比較例の結果は、金属粉末,カーボン,酸化物原料の存
在が熱間強度や耐構造的スポーリング性に与える影響を
示すものである。
【0051】
【表4】
【0052】(実施例37〜45,比較例14〜18)
表5に示す配合組成に結合剤としてリグニンスルフォン
酸カルシウムを外掛けで1.5wt%添加し、実施例1
と同様に混練,乾燥,焼成を行って供試れんがを得た。
こうして得られた供試れんがについて実施例と同様に見
掛比重,曲げ強さ,耐熱スポーリング性,耐食性,実機
での耐用数の試験を行った。結果を表5に示す。
【0053】
【表5】
【0054】以上の表1〜5に示されている結果から以
下のことがわかる。
【0055】表1に示す比較例1は従来のマグネシア−
クロム質れんがで、現在RH式真空脱ガス炉に使用され
ているものである。これに対し実施例1〜7は比較例1
に比べて、いずれも耐食性が向上している。
【0056】実施例1〜3は焼結マグネシアを骨材粒子
としてチタニアとアルミナの含有量を検討したものであ
る。比較例3、4と比較して望ましいチタニアの含有量
は耐食性の観点から1〜10wt%であることがわか
る。これはチタニアが1wt%未満では反応にもとづく
ポア形状にチタニアを含まない場合との差があらわれ
ず、また、10wt%を超えると、より低融物である2
MgO・TiO2 (融点1732℃)の生成量が増すた
めである。また、耐食性の向上は当然のことながら、電
融マグネシアを用いても、あるいは焼結マグネシアと電
融マグネシアを組み合わせても比較例1に比べて向上し
ており、特に電融マグネシアのみを用いた実施例4は優
れている。また、比較例3,4との比較により、アルミ
ナの含有量は1〜15wt%が望ましいことがわかる。
このような量でアルミナが存在することによりMgO・
Al2 3 と2MgO・TiO2 の固溶体が生成し、そ
の融点がマグネシア・アルミナ系スピネルの融点である
2135℃に近づき高くなる。また、アルミナの含有量
が15wt%を超えると、スピネル自体の生成にもとづ
いて膨張し、見掛気孔率が高くなって耐食性は低下す
る。
【0057】実施例6,7および比較例2は粘土の含有
量を検討したものである。粘土を含有させると成形性が
増す特徴があるが、比較例2に示すように5wt%を超
えると、低融物であるシリケートボンドが増し耐食性が
低下するので0.5〜5wt%が望ましい。以上の実施
例にみられるように、三酸化二クロム粉末やクロム鉄鉱
を含有していなくても耐食性が極めて向上しているのが
わかる。
【0058】表2はマグネシア・アルミナ系スピネルま
たはマグネシア・アルミナ系スピネルとマグネシアの組
み合せを骨材粒子とし、チタニアおよびアルミナの含有
量を検討したものである。表1の本発明の実施例に比べ
てマグネシア・アルミナ系スピネルを骨材とした場合、
熱間強度が低下し、かつ耐食性が低下しているが比較例
1より耐食性が向上していることがわかる。マグネシア
・アルミナ系スピネルにチタニアが存在すると2MgO
・TiO2 よりさらに融点の低いMgO・2TiO
2 (融点1652℃)が生成するため全体的に耐食性が
低下する。
【0059】表2からも表1と同様にチタニア:1〜1
0wt%、アルミナ:1〜15wt%を含むことが好ま
しいことがわかる。各々の含有量が1wt%未満ではポ
ア形状に変化をもたらさず、耐熱スポーリング性が低下
する。一方、各々の含有量が10wt%超、15wt%
超になるとポア形状は変化して耐熱スポーリング性は向
上するが、逆に耐食性が低下する。また、実施例12〜
16に示すように、マグネシアとマグネシア・アルミナ
系スピネルとの組み合わせを骨材粒子とすることによっ
て若干耐食性が向上する傾向がみられる
【0060】表3はマグネシア,マグネシア・アルミナ
系スピネルまたは両者の組み合せを骨材粒子とし、チタ
ニア、アルミナのほかに酸化鉄を含有させたものであ
る。酸化鉄(Fe2 3 )の純度は98.16wt%の
ものを用いた。実施例17〜20から、酸化鉄の存在に
より熱間強度が向上し、かつ耐食性と耐水和性も向上し
ていることがわかる。これは既述の通り、酸化鉄の存在
により一種の複合スピネルが生成しているためである。
これらの傾向は実施例21〜24にも見られる。
【0061】しかしながら、この酸化鉄の含有量が12
wt%になると比較例8に示すように、熱間強度は向上
しているものの耐熱スポーリング性が極端に低下してい
ることがわかる。これは、加熱,冷却によって2価の酸
化鉄と3価の酸化鉄とが相互に変化し合う反応がおこ
り、組織がルーズになるためである。また、酸化鉄の含
有量が0.2wt%である比較例7は表1の比較例2,
3に比べて耐食性、耐熱スポーリング性は優れているも
のの、実施例17との比較では酸化鉄含有の効果はあま
りみられず、したがって酸化鉄の含有量は0.5〜10
wt%が望ましいといえる。
【0062】実施例25〜27は、耐火材料の例として
カーボン含有の影響について示したもので、含有量とと
もに耐食性が向上するが、比較例10にみられるように
多すぎると強度が低下し、耐食性は逆に低下する。
【0063】実施例29〜31は、金属粉末の例として
Al含有の効果を示したものであるが、比較例12にみ
られるように多すぎると強度が高すぎてもろくなり、耐
熱スポーリング性の低下をきたす。また、実施例34〜
36、比較例13は、耐火材料と金属粉末との組合せ、
もしくはカーボン以外の耐火材料を使用した例である
が、適量含有させることにより、上記と同様な結果が得
られることがわかる。
【0064】なお、実施例28、32〜36は、マグネ
シア・アルミナ系スピネルとマグネシア原料との併用を
試みた例であるが、耐火材料や金属粉末の含有量が本発
明の範囲内であれば、従来のマグネシア−クロム質れん
がと同等以上の耐食性および耐用性が得られている。
【0065】また、表4には表1、表2のいくつか(実
施例3,6,10,15)を不焼成れんがとした場合
(実施例3’,6’,10’,15’)についても示し
た。いずれも本発明の含有量の範囲であれば不焼成とし
てもよいことがわかる。
【0066】また、表1〜4に示す実機試験の結果にお
いて、比較例1が325chを示したのに比べ、本発明
品は不焼成品でも焼成品でも335〜466chとな
り、約1.03〜1.43倍となり、従来のマグネシア
−クロム質れんがと同等以上の耐用性が得られた。
【0067】実機試験における築造部位はRH式真空脱
ガス炉の中でも溶鋼の環流による損傷が著しい部位であ
る。この試験結果からも明らかなように、本発明により
得られた三酸化二クロムを含まない耐火れんがは実機に
おいても充分な効果を発揮した。
【0068】実機試験の例としてRH式真空脱ガス炉の
下部槽で行われた場合を記載したが、DH式真空脱ガス
炉、AOD炉などの製鋼炉においても適用でき、同様の
効果を得ることができる。
【0069】表1〜4にはセメントロータリーキルンに
おいて、従来のマグネシア−クロム質れんがに代わる本
発明の三酸化二クロムを含まない耐火れんがの効果をも
確認したものを示している。キルン直径4.2mφ、長
さ79mのセメントロータリーキルンの焼成帯に、表
1、表2のいくつかを表1の比較例1のマグネシア−ク
ロム質れんがとともに部分割りしている。
【0070】6ケ月後の途中点検結果は、表1〜4に示
すように本発明例はスポーリング傾向は見られず、また
コーティング層も比較例1のマグネシア−クロム質れん
がよりも大きく、途中での張り替えは不必要であった。
特にコーティング層が大きくなる理由は断定できない
が、セメント中のCaO成分と耐火物中のTiO2 成分
により、CaO+TiO2 →CaO・TiO2 反応によ
りCaO・TiO2 (ペロブスカイト)の生成が寄与し
ていると考えられる。
【0071】表5に示す比較例14は従来のマグネシア
−クロム質れんがで、現在RH式真空脱ガス炉に使用さ
れているものである。これに対し実施例37〜45は比
較例14に比べて、いずれも耐食性が向上している。ま
た、実施例37〜39,43に見られるように、三酸化
二クロムを含有していなくても耐食性が向上しているの
がわかる。
【0072】比較例15はTiO2 ,Al2 3 の含有
量が本発明の範囲より少ない例である。TiO2 が1w
t%未満ではTiO2 はMgO粒界に分布するので前述
のTiO2 による効果が得られない。Al2 3 が1w
t%未満では前記(8)式に基づく固溶体反応が充分に
行われず前述のAl2 3 による効果が得られない。
【0073】また、比較例16はTiO2 ,Al2 3
の含有量が本発明の範囲より多い例である。TiO2
10wt%を超えるため前記(8)式の固溶体反応にあ
ずからない未反応のTiO2 がMgO粒界に多量に分布
し、MgO粒子の崩壊をもたらし耐食性が低下してい
る。
【0074】Al2 3 が15wt%を超えると前記
(8)式の固溶体の生成量は増すが、ポアの充填のみに
あずかる固溶体が増えるため強度が低くなり耐食性の低
下をもたらす。
【0075】三酸化二クロムを含有させた実施例40〜
42では、耐食性の向上に顕著な効果が見られる。実施
例40と比較例17を見ればわかるように三酸化二クロ
ムを含有させる場合には、1wt%以上が望ましい。ま
た、比較例18は三酸化二クロムの含有量が本発明の範
囲より多い例である、成形後ラミネーションが発生し耐
熱スポーリング性が低下している。
【0076】実機試験において、実施例38,41はそ
れぞれ413ch,446chと高耐用性を示した。ま
た、この三酸化二クロムを含む本発明の耐火れんがは、
前述の三酸化二クロムを含まない本発明の耐火れんが
(表1〜4)と同様にDH式真空脱ガス炉、AOD炉な
どの製鋼炉においても適用でき、同様の効果を得ること
ができた。
【0077】
【発明の効果】本発明の耐火れんがは、耐食性、耐浸透
性、耐熱スポーリング性に優れており、特にクロムを含
有していないものはクロムを含んでいないにもかかわら
ず耐食性、耐浸透性、耐熱スポーリング性に優れており
クロムフリーれんがとして環境保護に役立つ。また、高
耐用性のため、原料の使用量が少なくなり省資源に役立
つ。また、本発明の耐火れんがは焼成品または不焼成品
として用いられ得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 哲夫 兵庫県高砂市荒井町新浜1丁目3番1号 ハリマセラミック株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネシア質原料および/またはマグネ
    シア・アルミナ系スピネル質原料を主原料とし、チタニ
    アを1〜10wt%、アルミナを1〜15wt%含有す
    ることを特徴とする耐火れんが。
  2. 【請求項2】 酸化鉄を0.5〜10wt%含有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の耐火れんが。
  3. 【請求項3】 1〜10wt%の金属粉末、1〜20w
    t%のカーボンおよび1〜20wt%の酸化鉄以外の酸
    化物原料のうちの少なくとも一種を含有することを特徴
    とする請求項1または2に記載の耐火れんが。
  4. 【請求項4】 粘土を0.5〜5wt%含有することを
    特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれかに記載の耐
    火れんが。
  5. 【請求項5】 三酸化二クロムを1〜30wt%含有す
    ることを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれかに
    記載の耐火れんが。
  6. 【請求項6】 当該耐火れんがが焼成品または不焼成品
    であることを特徴とする請求項1乃至5のうちのいずれ
    かに記載の耐火れんが。
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