JPH07300355A - セメント製造方法 - Google Patents
セメント製造方法Info
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Abstract
金属、プラスチック等の材料が用いられて構成された製
品の廃棄物の有効利用と省資源化を両立させ、更に埋め
立て等による環境破壊の防止に役立ち、そしてパチンコ
遊技機やスロットマシンなどの廃棄物をセメント製造に
有効利用するに際して、ロータリーキルンや仮焼炉の運
転障害を引き起こさない効果的な技術を提供することを
目的とする。 【構成】 木、金属、プラスチック等の材料が用いられ
て構成された製品の廃棄物を燃焼させてセメント製造に
有効利用するセメント製造方法であって、前記廃棄物を
破砕する破砕工程と、破砕物から金属分を取り除く除金
工程と、金属分が取り除かれ、13〜30mmの大きさ
の破砕片をセメント製造装置におけるロータリーキルン
入口に投入し、燃焼させる燃焼工程とを具備するセメン
ト製造方法。
Description
ットマシンなどの木、金属、プラスチック等の材料が用
いられて構成された製品の廃棄物を燃焼させ、セメント
製造に際しての重油あるいは石炭などの主燃料の消費量
を抑える省資源タイプのセメント製造技術に関するもの
である。
遊技機は利用者の好みの移り変わりが速く、このため遊
技場サイドにあっては新タイプへのパチンコ遊技機やス
ロットマシンの入替えを頻繁に行っている。そして、入
れ替えられたパチンコ遊技機やスロットマシンは再利用
に供されるものでもなく、しかも解体が困難であり、廃
棄処分に困っている。
技機やスロットマシンの廃棄は、特定の場所で積み上げ
て保管するか、単に焼却するかのみであった。しかしな
がら、パチンコ遊技機やスロットマシンの廃棄量は膨大
なものである為、積み上げ保管場所の確保も大変であ
る。
わち、焼却しても、焼却灰は最終的に埋め立てるしかな
く、埋立地の問題にぶつかっている。又、パチンコ遊技
機やスロットマシンに使用されている鉄は、一度焼却さ
れ、表面に酸化皮膜やススが付着すると、スクラップと
しての商品価値は著しく低下し、焼却後の鉄も一緒に埋
め立てているのが現状である。
らの塩素によるダイオキシンの発生が心配される。従っ
て、パチンコ遊技機やスロットマシンなどの木、金属、
プラスチック等の材料が用いられて構成された製品の廃
棄物の有効な処理技術を提供することを目的とする。
どの廃棄物の有効利用と省資源化を両立させ、更に埋め
立て等による環境破壊の防止に役立つ技術を提供するこ
とを目的とする。更には、パチンコ遊技機やスロットマ
シンなどの廃棄物をセメント製造に有効利用するに際し
て、ロータリーキルンや仮焼炉の運転障害を引き起こさ
ない効果的な技術を提供することを目的とする。
機やスロットマシンなどの廃棄物を焼却処分するにして
も、これをセメント製造に際しての重油あるいは石炭な
どの主燃料と併用するようにすれば、省資源を図ること
が出来る。しかしながら、これらの廃棄物をセメント製
造装置におけるロータリーキルンや仮焼炉で単純に燃焼
させるのみでは各種の問題が起きることが判って来た。
で燃焼させるには、パチンコ遊技機やスロットマシンな
どに用いられている釘などの金属分が問題になった。す
なわち、これらの金属がセメントの化学成分に大きく影
響し、燃焼に先立って金属分を除いておく必要があっ
た。その為には、製品本体を破砕する必要がある。
この破砕片をロータリーキルンや仮焼炉に投入した場
合、破砕品の飛散によりキルンの通風障害が引き起こさ
れ、燃焼しきれずに上流に飛散する。そして、そのまま
燃焼を続けていると、燃焼効率の悪化や土手付着のトラ
ブルを併発する危険が極めて高くなった。そこで、この
点についての研究を鋭意押し進めて行った結果、すなわ
ち上記の問題が起きないようにする為、何を考慮すれば
良いかの研究を鋭意押し進めて行った結果、パチンコ遊
技機やスロットマシンを破砕した際の大きさ、セメント
製造装置の焼却投入場所を考慮すれば解決できるとの知
見が得られるに至り、本発明が達成されたのである。
属、プラスチック等の材料が用いられて構成された製品
の廃棄物を燃焼させてセメント製造に有効利用するセメ
ント製造方法であって、前記廃棄物を破砕する破砕工程
と、破砕物から金属分を取り除く除金工程と、金属分が
取り除かれ、13〜30mmの大きさの破砕片をセメン
ト製造装置におけるロータリーキルン入口に投入し、燃
焼させる燃焼工程とを具備することを特徴とするセメン
ト製造方法によって達成される。
いられて構成された製品の廃棄物を燃焼させてセメント
製造に有効利用するセメント製造方法であって、前記廃
棄物を破砕する破砕工程と、破砕物から金属分を取り除
く除金工程と、金属分が取り除かれ、最大が6mmの大
きさの破砕片をセメント製造装置におけるロータリーキ
ルンバーナーの位置に投入し、燃焼させる燃焼工程とを
具備することを特徴とするセメント製造方法によって達
成される。
いられて構成された製品の廃棄物を燃焼させてセメント
製造に有効利用するセメント製造方法であって、前記廃
棄物を破砕する破砕工程と、破砕物から金属分を取り除
く除金工程と、金属分が取り除かれ、最大が6mmの大
きさの破砕片をセメント製造装置におけるライジングダ
クトあるいは仮焼炉に投入し、燃焼させる燃焼工程とを
具備することを特徴とするセメント製造方法によって達
成される。
いられて構成された製品の廃棄物を燃焼させてセメント
製造に有効利用するセメント製造方法であって、前記廃
棄物を破砕する破砕工程と、破砕物から金属分を取り除
く除金工程と、金属分が取り除かれ、最大が1mmの大
きさの破砕片をセメント製造装置における仮焼炉バーナ
ーの位置に投入し、燃焼させる燃焼工程とを具備するこ
とを特徴とするセメント製造方法によって達成される。
料が用いられて構成された製品の廃棄物を破砕してセメ
ント焼成用ロータリーキルンやライジングダクトあるい
は仮焼炉に投入し、バラバラのままで燃焼させる方法に
ついて述べて来た。例えば、13〜30mmの大きさの
破砕片をセメント製造装置におけるロータリーキルン入
口に投入し、バラバラのままで燃焼させることを述べ
た。しかしながら、シュレッダー等破砕装置の目幅を1
3〜30mmに調整して破砕し、燃焼させた場合にあっ
ても、時として運転が良好でない場合があった。例え
ば、製品の破砕度合によって、目幅を20mmにしてい
ても、製品が破砕され易い材料の場合には、キルンの安
定運転に悪影響を与える場合があった。つまり、普通に
はライジングダクトへ吹き上げられる割合は1%以下で
あったものが、時として15%程度になる場合があっ
た。そして、このような場合には吹き上げられた破砕片
が一部は落下し、また吹き上げられて循環し、キルン系
全体のハンチングを引き起こす。
ン入口に投入し、燃焼させる場合にあっては、次のよう
な手段が考えられた。先ず、篩目の大きさや破砕機の調
整により木材の破砕を一定にしようと試みた。例えば、
篩目幅を大きくすれば、破砕品中の微粉量は低下する。
しかしながら、これでは大きな破片が混入し、空気輸送
に支障が出て来る。
を取り除くことは可能であるが、取り除いた微粉はロー
タリーキルン入口ではなく、他の燃焼場所で燃焼させる
必要があり、この方法ではロータリーキルン入口部単独
での燃焼処理が出来ない。又、当然設備費、ランニング
コストは高くなる。この為、ロータリーキルン入口で安
定的に複合構造体を燃焼する為には、微粉が舞い上がら
ないような方策を考えなければならない。
へ投入する際、出来るだけロータリーキルン内深くノズ
ルを挿入して噴射し、原料に潜り込ませることを考え
た。しかしながら、この方法では、投入口付近の温度が
900〜1100℃と高い為、噴射ノズルの劣化が速
い。又、ノズルをキルン内深く挿入すると、時折落下す
るコーティングの為、損傷することが多い。従って、こ
のような手段を採用する訳には行かなかった。
行った結果、微粉が舞い上がらないうちに原料に巻き込
まれてしまうように紙やプラスチックのような可燃性の
袋に詰めてキルン入口に投入することを考えた。そし
て、このことが試みられた。実験は20Lの紙袋に破砕
品を詰めてロータリーキルン入口へ間欠的に投入したも
のであるが、その結果、ロータリーキルンの安定状態を
阻害せずに連続投入できることが確認された。投入間隔
は連続投入に近い小さな袋の方がロータリーキルンの安
定状態維持の為には良いが、あまり小さ過ぎると、袋そ
のものの燃焼が速く完了してしまい、結局微粉がライジ
ングダクトへ吹き上げられてしまい、ハンチングの原因
となり、又、袋詰め工程でのコストが高く付く。逆に、
袋を大きくすると、袋詰め工程でのコストは抑えられる
が、ロータリーキルン入口への投入間隔が大きくなり、
キルン系安定の阻害要因となる。研究の結果、1〜50
L、好ましくは5〜30Lの大きさの袋が用いられ、こ
れに100mm以下の大きさに破砕された破砕品が詰め
られ、ロータリーキルン入口に投入され、燃焼させた場
合には、ロータリーキルンの安定を阻害せずに連続的に
燃焼することが出来た。尚、この方法では、空気輸送を
行う必要がない為、破砕品の大きさは袋詰め出来る範囲
であれば大きくても構わない。但し、セメント成分に影
響を与える金属の除去の為、100mm以下の大きさに
破砕されることが好ましかった。
られた。すなわち、セメント成分に影響を与える金属を
除去する為、100mm以下の大きさに破砕した後、こ
れを固化した。例えば、100mm以下の大きさに破砕
した後、含有されるプラスチックが軟化、溶融する温度
以上に加温し、減容固化した。この方法によれば、固化
後の嵩密度が2.5〜3倍に上昇し、同じ大きさでも気
流中で吹上げられ難くなる。かつ、質量は4〜7倍とな
る為、気流流速が同じであれば、4〜7分の1の大きさ
でも吹き上げられることが無い。例えば、大きさが5m
m程度のものでも吹き上げられることはなかった。固化
した場合の最大の大きさは、ロータリーキルン内で燃え
尽きれば良いと言えるが、好ましくはロータリーキルン
有効長さの3分の2程度の位置で燃え尽きた方が有効に
熱利用が出来た。このような見地から、300mm程度
の大きさのものまでが好ましかった。より好ましくは2
50mm、もっと好ましくは200mm程度のものまで
であった。
は、木、金属、プラスチック等の材料が用いられて構成
された製品の廃棄物を燃焼させてセメント製造に有効利
用するセメント製造方法であって、前記廃棄物を破砕す
る破砕工程と、破砕物から金属分を取り除く除金工程
と、金属分が取り除かれた最大が100mmの大きさの
破砕片を1〜50Lの大きさの袋に詰め、この袋をセメ
ント製造装置におけるロータリーキルン入口に投入し、
燃焼させる燃焼工程とを具備することを特徴とするセメ
ント製造方法によっても達成される。
いられて構成された製品の廃棄物を燃焼させてセメント
製造に有効利用するセメント製造方法であって、前記廃
棄物を破砕する破砕工程と、破砕物から金属分を取り除
く除金工程と、金属分が取り除かれた最大が100mm
の大きさの破砕片を5〜300mmに減容固化し、この
固化物をセメント製造装置におけるロータリーキルン入
口に投入し、燃焼させる燃焼工程とを具備することを特
徴とするセメント製造方法によっても達成される。
チンコ遊技機やスロットマシンなどの木、金属、プラス
チック等の材料が用いられて構成された製品の廃棄物が
有効に処理されることになる。特に、パチンコ遊技機や
スロットマシンなどの廃棄物の有効利用と省資源化が両
立し、更に環境保全にも役立つ。尚、廃棄物中に含まれ
ている塩ビ被覆線からの塩素によるダイオキシンの発生
は、燃焼温度が860℃以上のものであるから心配な
い。更には、パチンコ遊技機やスロットマシンなどの廃
棄物をセメント製造に有効利用するに際して、ロータリ
ーキルンや仮焼炉の運転障害を引き起こさない。
明する。
で、図1はセメント製造装置の概略図、図2〜図5はセ
メント製造装置の燃焼手段に投入する破砕物の大きさを
示すグラフである。図1中、1はパチンコ遊技機やスロ
ットマシンなどの製品の廃棄物を受け入れる受入ホッパ
ー、2は受入破砕機、3は破砕機、4は金属除去機、5
は分級装置、6は貯蔵ホッパー、7は減容固化機または
容器詰め機、8は定量供給機、9はロータリーキルン、
10は仮焼炉、11はダクト、12はクーラ、13は熱
交換段、14は主バーナー、15は補助バーナーであ
る。
ンコ遊技機やスロットマシンなどのような木、金属、プ
ラスチック等の材料が用いられて構成された複合構造体
を受入ホッパー1に投入する。次に、必要により、二軸
破砕機等の破砕機2で受入破砕を行う。受入破砕機2に
より最大500mm程度の大きさとする。そして、シュ
レッダー等のロストル付の剪断破砕機を具備した破砕機
3により100mm以下の大きさに破砕する。
非鉄金属を除去する。次に、必要により破砕機3で二次
破砕を行う。二次破砕した後、金属除去機4により金属
をできるだけ除去する。二次破砕品は、そのまま又は分
級機5で必要な粒度としたのち、貯蔵ホッパー6に貯蔵
する。ここからバラで投入する場合は、そのまま定量供
給機8を経由してロータリーキルン9又は仮焼炉10に
送る。この場合、空気輸送を行うと、搬送空気により吹
き込みノズルが冷却され、ノズルの焼損やノズル内での
破砕品の燃焼による逆火が防止できる。
場合である。減容固化機7は摩擦熱を利用するもの、外
部から熱を加えるもの等があるが、要はパチンコ遊技機
などの複合構造体の破砕品をその中に含まれているプラ
スチックあるいは外から加えるプラスチック等の溶融、
軟化により固化せしめるものであれば何でも良い。そし
て、減容固化した破砕品は定量供給機8を経由してロー
タリーキルン9に投入する。又、減容固化する代わりに
紙袋等の容器に詰めても良い。
入場所について述べる。これらの関係については、本発
明者により、今回、始めて明らかにされたものである。
先ず、ロータリーキルン9入口にバラで投入する場合を
述べる。投入された破砕品はロータリーキルン9に入っ
て燃焼させる必要がある。破砕品がロータリーキルン9
に入らないでロータリーキルン9から仮焼炉10へ向か
うダクト11に舞い上がると、ダクト11内の気流に乗
って仮焼炉10へ向かう。ダクト11内の気流は一様で
はない為、一部は循環することになる。そして、ダクト
11内のドラフト変動が発生し、最後にはロータリーキ
ルン9から仮焼炉10へかけて全体の変動(ハンチン
グ)が起き、安全運転を阻害する要因となってしまう。
物は、出来るだけ大きなものが良いことになる。しかし
ながら、投入する場合、空気輸送が有効であるから、空
気輸送できる程度の大きさにする必要がある。そこで、
空気輸送と破砕品との関係について実験した処、図2の
ような結果を得た。空気輸送する場合、ダクト11内の
流速は20m/s以下とするのが普通であるから、破砕
品の最大径はプラスチックで30mm以下、木材で35
mm以下とすることの好ましいことが判る。又、ロータ
リーキルン9入口での舞い上がり状態は図3に示すよう
な結果であった。そして、プラスチックは11mm以
上、木材は13mm以上であれば、飛散が殆ど起きない
ことが判る。
口から投入して燃焼させる場合には、13〜30mmの
大きさのものとする必要がある。仮焼炉10にバラで投
入する場合を述べる。仮焼炉10に投入する場合はロー
タリーキルン9に投入する場合とは異なり、全量、仮焼
炉10内で燃焼させて、ロータリーキルン9側に落下し
ないようにしなければならない。これは、前述した通
り、ロータリーキルン9から仮焼炉10へのダクト11
内で破砕品が循環すると、系全体のハンチングが発生す
るからである。従って、図3より、プラスチックは6m
m以下、木材は7mm以下であれば、落下が殆ど起きな
いことが判る。
あるいは仮焼炉10に投入して燃焼させる場合には、最
大で6mmの大きさのものとする必要がある。尚、好ま
しくは最大で5mmの大きさのものである。次に、ロー
タリーキルン又は仮焼炉バーナーで主燃料である石炭あ
るいは重油と同様に燃焼させる場合について述べる。こ
の場合、破砕品は主燃料と同等の燃焼速度を持つ必要が
ある。図4に、石炭と破砕品のうち木材とプラスチック
についての燃焼速度の比較を示した。この図4から明ら
かな如く、石炭に比べ木材、プラスチックの燃焼速度は
高く、同じ燃焼速度を得る為の比表面積は少なくて良い
ことが判った。ここで、石炭と同じ燃焼時間を得る為の
木材、プラスチックの大きさを求めた結果が図5であ
る。尚、石炭は燃料として用いられる微粉炭としたとき
の平均径である30μmを基準とした。又、プラスチッ
クは2mmの厚さで正方に粉砕されるとし、木材は円柱
状になるとした。
1600℃であり、木材は3〜4mmに、プラスチック
は4〜5mmに破砕すれば良いことが判った。従って、
二次破砕機の目幅を4〜5mm、最大6mmにして破砕
すれば良い。又、仮焼炉バーナー15での温度は800
〜1000℃であるから、木材は0.25〜0.8m
m、プラスチックは1.5〜2.2mmに破砕すれば良
い。従って、破砕機の目幅は0.5mm、最大でも1m
m程度にして破砕すれば良い。
り行っても良い。又、金属分が取り除かれた100mm
以下の大きさの破砕片を1〜50Lの大きさの袋に詰
め、この袋をセメント製造装置におけるロータリーキル
ン入口に投入し、燃焼させた。又、金属分が取り除かれ
た100mm以下の大きさの破砕片を5〜300mmに
減容固化し、この固化物をセメント製造装置におけるロ
ータリーキルン入口に投入し、燃焼させた。
尚、本発明は、図6〜図9に示されるような形式のセメ
ント焼成用ロータリーキルンにおいても実施できる。
機やスロットマシンなどの廃棄物をセメントロータリー
キルンや仮焼炉で燃焼させることが可能となった。特
に、ロータリーキルンや仮焼炉の運転障害が引き起こさ
れない。又、発生する焼却灰はセメント中に取り込まれ
るので、廃棄物の再資源化が実現出来る。その結果、廃
棄物の埋立処分量を減らすことが出来、環境保全にも役
立つ。
来ることにもなり、省資源にも寄与できる。
の大きさを示すグラフ
の大きさを示すグラフ
の大きさを示すグラフ
の大きさを示すグラフ
Claims (6)
- 【請求項1】 木、金属、プラスチック等の材料が用い
られて構成された製品の廃棄物を燃焼させてセメント製
造に有効利用するセメント製造方法であって、前記廃棄
物を破砕する破砕工程と、破砕物から金属分を取り除く
除金工程と、金属分が取り除かれ、13〜30mmの大
きさの破砕片をセメント製造装置におけるロータリーキ
ルン入口に投入し、燃焼させる燃焼工程とを具備するこ
とを特徴とするセメント製造方法。 - 【請求項2】 木、金属、プラスチック等の材料が用い
られて構成された製品の廃棄物を燃焼させてセメント製
造に有効利用するセメント製造方法であって、前記廃棄
物を破砕する破砕工程と、破砕物から金属分を取り除く
除金工程と、金属分が取り除かれた最大が100mmの
大きさの破砕片を1〜50Lの大きさの袋に詰め、この
袋をセメント製造装置におけるロータリーキルン入口に
投入し、燃焼させる燃焼工程とを具備することを特徴と
するセメント製造方法。 - 【請求項3】 木、金属、プラスチック等の材料が用い
られて構成された製品の廃棄物を燃焼させてセメント製
造に有効利用するセメント製造方法であって、前記廃棄
物を破砕する破砕工程と、破砕物から金属分を取り除く
除金工程と、金属分が取り除かれた最大が100mmの
大きさの破砕片を5〜300mmに減容固化し、この固
化物をセメント製造装置におけるロータリーキルン入口
に投入し、燃焼させる燃焼工程とを具備することを特徴
とするセメント製造方法。 - 【請求項4】 木、金属、プラスチック等の材料が用い
られて構成された製品の廃棄物を燃焼させてセメント製
造に有効利用するセメント製造方法であって、前記廃棄
物を破砕する破砕工程と、破砕物から金属分を取り除く
除金工程と、金属分が取り除かれ、最大が6mmの大き
さの破砕片をセメント製造装置におけるロータリーキル
ンバーナーの位置に投入し、燃焼させる燃焼工程とを具
備することを特徴とするセメント製造方法。 - 【請求項5】 木、金属、プラスチック等の材料が用い
られて構成された製品の廃棄物を燃焼させてセメント製
造に有効利用するセメント製造方法であって、前記廃棄
物を破砕する破砕工程と、破砕物から金属分を取り除く
除金工程と、金属分が取り除かれ、最大が6mmの大き
さの破砕片をセメント製造装置におけるライジングダク
トあるいは仮焼炉に投入し、燃焼させる燃焼工程とを具
備することを特徴とするセメント製造方法。 - 【請求項6】 木、金属、プラスチック等の材料が用い
られて構成された製品の廃棄物を燃焼させてセメント製
造に有効利用するセメント製造方法であって、前記廃棄
物を破砕する破砕工程と、破砕物から金属分を取り除く
除金工程と、金属分が取り除かれ、最大が1mmの大き
さの破砕片をセメント製造装置における仮焼炉バーナー
の位置に投入し、燃焼させる燃焼工程とを具備すること
を特徴とするセメント製造方法。
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