JPH0730009A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置および半導体装置の製造方法Info
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- JPH0730009A JPH0730009A JP5175373A JP17537393A JPH0730009A JP H0730009 A JPH0730009 A JP H0730009A JP 5175373 A JP5175373 A JP 5175373A JP 17537393 A JP17537393 A JP 17537393A JP H0730009 A JPH0730009 A JP H0730009A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L24/00—Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
- H01L24/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/18—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
- H05K1/181—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with surface mounted components
-
- H—ELECTRICITY
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体パッケ−ジの実装をより簡易な構成で
高密度化できると共に、この半導体パッケ−ジのリペア
性にも優れる半導体装置および半導体装置の製造方法を
提供することを目的とする。 【構成】 プリント基板12の両面にそれぞれTCP1
3(半導体パッケ−ジ)を実装し、これをケ−ス11で
覆ってなるメモリカ−ド10であって、上記TCP13
は1方向にのみ突設されかつ折り曲げ自在なアウタリ−
ド14を有し、このアウタリ−ド14は、このTCP1
3と上記プリント基板12との間に取り回されこの位置
Aでこのプリント基板に接続されているものである。
高密度化できると共に、この半導体パッケ−ジのリペア
性にも優れる半導体装置および半導体装置の製造方法を
提供することを目的とする。 【構成】 プリント基板12の両面にそれぞれTCP1
3(半導体パッケ−ジ)を実装し、これをケ−ス11で
覆ってなるメモリカ−ド10であって、上記TCP13
は1方向にのみ突設されかつ折り曲げ自在なアウタリ−
ド14を有し、このアウタリ−ド14は、このTCP1
3と上記プリント基板12との間に取り回されこの位置
Aでこのプリント基板に接続されているものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、メモリカ−
ド内に設けられたプリント基板に半導体パッケ−ジであ
るTCPを実装してなる半導体装置およびその半導体装
置の製造方法に関するものである。
ド内に設けられたプリント基板に半導体パッケ−ジであ
るTCPを実装してなる半導体装置およびその半導体装
置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置として、例えば薄型カ−ド状
のケ−ス内にICが実装されてなるメモリカ−ドがあ
る。メモリカ−ドに実装されるICとしては、プラスチ
ックパッケ−ジであるTSOP(薄型SOP)を用いる
のが一般的となっている。
のケ−ス内にICが実装されてなるメモリカ−ドがあ
る。メモリカ−ドに実装されるICとしては、プラスチ
ックパッケ−ジであるTSOP(薄型SOP)を用いる
のが一般的となっている。
【0003】このTSOPを用いたメモリカ−ドは、図
6(a)に1で示すようなもので、ケ−ス2内にプリン
ト基板3を配設し、このプリント基板3の両面あるいは
片面にTSOP4…をアウタリ−ドボンディングしてな
る。
6(a)に1で示すようなもので、ケ−ス2内にプリン
ト基板3を配設し、このプリント基板3の両面あるいは
片面にTSOP4…をアウタリ−ドボンディングしてな
る。
【0004】現在、メモリカ−ド1の規格として、厚さ
t=2.2mmとt=3.3mmのものがある。上記T
SOP4は、厚さt1 =1.2mm、スタンドオフ高さ
t2 =0.2mmであるから、厚さt=2.2mmのメ
モリカ−ド1の場合には上記プリント基板3の片面のみ
へ、また、厚さt=3.3mmのメモリカ−ド1の場合
には図6(a)に示すように上記プリント基板3の両面
への実装が可能である。
t=2.2mmとt=3.3mmのものがある。上記T
SOP4は、厚さt1 =1.2mm、スタンドオフ高さ
t2 =0.2mmであるから、厚さt=2.2mmのメ
モリカ−ド1の場合には上記プリント基板3の片面のみ
へ、また、厚さt=3.3mmのメモリカ−ド1の場合
には図6(a)に示すように上記プリント基板3の両面
への実装が可能である。
【0005】一方、メモリカ−ド1のさらなる高容量化
および高機能化を図るため、TCP(Tape carier pack
ege )を使用したメモリカ−ドの開発が進められてい
る。このTCPはTAB(Tape Automated Bonding)の
技術を利用して成形するパッケ−ジで、厚さt1 =0.
5mmと上記TSOPに比較して薄形にすることができ
る。
および高機能化を図るため、TCP(Tape carier pack
ege )を使用したメモリカ−ドの開発が進められてい
る。このTCPはTAB(Tape Automated Bonding)の
技術を利用して成形するパッケ−ジで、厚さt1 =0.
5mmと上記TSOPに比較して薄形にすることができ
る。
【0006】したがって、このTCPを使用して厚さ
3.3mmのメモリカ−ドを製造する場合、図6(b)
に示すように、メモリカ−ド1´内に2枚のプリント基
板3、3を設けると共にそれぞれのプリント基板3、3
の両面にTCP5…を実装し、メモリカ−ド1内のIC
を4層化する構造も可能である。
3.3mmのメモリカ−ドを製造する場合、図6(b)
に示すように、メモリカ−ド1´内に2枚のプリント基
板3、3を設けると共にそれぞれのプリント基板3、3
の両面にTCP5…を実装し、メモリカ−ド1内のIC
を4層化する構造も可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6(b)に
示すメモリカ−ド1´には、以下に説明する解決すべき
課題が考えられる。第1に、プリント基板3を2枚使用
するため、プリント基板3どうしを接続するための配線
を設けることが必要となり、このメモリカ−ド1´の構
造が複雑化することがある。
示すメモリカ−ド1´には、以下に説明する解決すべき
課題が考えられる。第1に、プリント基板3を2枚使用
するため、プリント基板3どうしを接続するための配線
を設けることが必要となり、このメモリカ−ド1´の構
造が複雑化することがある。
【0008】第2に、これらのプリント基板3に設ける
図示しないコネクタ部の形状も複雑化し、このメモリカ
−ド1´の製造性や信頼性が低下したりコストアップと
なることがある。
図示しないコネクタ部の形状も複雑化し、このメモリカ
−ド1´の製造性や信頼性が低下したりコストアップと
なることがある。
【0009】第3に、プリント基板3を2枚使用するた
め、その分一枚のプリント基板3の厚さを薄くしなけれ
ばならず、プリント基板3の設計や製作等が困難になる
ことがある。
め、その分一枚のプリント基板3の厚さを薄くしなけれ
ばならず、プリント基板3の設計や製作等が困難になる
ことがある。
【0010】第4に、メモリカ−ド1´を組み立てた
後、電気テスト等により、上記4つのTCP5のうち上
記2枚のプリント基板3、3間に位置するTCP5に不
良が発見されることが考えられる。この場合、このTC
P5をプリント基板からリペアするには、上記2枚のプ
リント基板3、3を一旦分離させなければならず、作業
性が非常に悪くなるということがある。
後、電気テスト等により、上記4つのTCP5のうち上
記2枚のプリント基板3、3間に位置するTCP5に不
良が発見されることが考えられる。この場合、このTC
P5をプリント基板からリペアするには、上記2枚のプ
リント基板3、3を一旦分離させなければならず、作業
性が非常に悪くなるということがある。
【0011】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、半導体パッケ−ジの実装をより簡易な構成
で高密度化できると共に、この半導体パッケ−ジのリペ
ア性にも優れる半導体装置およびこの半導体装置の製造
方法を提供することを目的とするものである。
れたもので、半導体パッケ−ジの実装をより簡易な構成
で高密度化できると共に、この半導体パッケ−ジのリペ
ア性にも優れる半導体装置およびこの半導体装置の製造
方法を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1の手段
は、基板に半導体パッケ−ジを実装してなる半導体装置
において、上記半導体パッケ−ジは、所定の方向に突設
されかつ折り曲げ自在なアウタリ−ドを有し、このアウ
タリ−ドは、上記半導体パッケ−ジと上記基板との間に
取り回されこの位置で上記基板に接続されていることを
特徴とする半導体装置である。
は、基板に半導体パッケ−ジを実装してなる半導体装置
において、上記半導体パッケ−ジは、所定の方向に突設
されかつ折り曲げ自在なアウタリ−ドを有し、このアウ
タリ−ドは、上記半導体パッケ−ジと上記基板との間に
取り回されこの位置で上記基板に接続されていることを
特徴とする半導体装置である。
【0013】この発明の第2の手段は、半導体パッケ−
ジから突出したアウタリ−ドを基板に接続することで半
導体装置を製造する半導体装置の製造方法において、上
記アウタリ−ドを基板に接続した後、このアウタリ−ド
の中途部を支点にして上記半導体パッケ−ジを折り返
し、上記アウタリ−ドと基板との接続部をこの半導体パ
ッケ−ジと基板との間に位置させたことを特徴とする半
導体装置の製造方法。
ジから突出したアウタリ−ドを基板に接続することで半
導体装置を製造する半導体装置の製造方法において、上
記アウタリ−ドを基板に接続した後、このアウタリ−ド
の中途部を支点にして上記半導体パッケ−ジを折り返
し、上記アウタリ−ドと基板との接続部をこの半導体パ
ッケ−ジと基板との間に位置させたことを特徴とする半
導体装置の製造方法。
【0014】第3の手段は、基板に複数の半導体パッケ
−ジを実装してなる半導体装置において、各半導体パッ
ケ−ジは所定の方向に突設されかつ基板に接続されたア
ウタリ−ドを有し、上記基板に対して傾いた状態で互い
に積層保持されていることを特徴とする半導体装置であ
る。
−ジを実装してなる半導体装置において、各半導体パッ
ケ−ジは所定の方向に突設されかつ基板に接続されたア
ウタリ−ドを有し、上記基板に対して傾いた状態で互い
に積層保持されていることを特徴とする半導体装置であ
る。
【0015】第4の手段は、半導体パッケ−ジから突出
したアウタリ−ドを基板に接続することで半導体装置を
製造する半導体装置の製造方法において、上記アウタリ
−ドを基板に接続すると共に、このアウタリ−ドの中途
部を支点として上記半導体パッケ−ジを折り曲げ、この
半導体パッケ−ジを上記基板に対して傾いた状態で保持
したことを特徴とする半導体装置の製造方法である。
したアウタリ−ドを基板に接続することで半導体装置を
製造する半導体装置の製造方法において、上記アウタリ
−ドを基板に接続すると共に、このアウタリ−ドの中途
部を支点として上記半導体パッケ−ジを折り曲げ、この
半導体パッケ−ジを上記基板に対して傾いた状態で保持
したことを特徴とする半導体装置の製造方法である。
【0016】
【作用】第1、第2の手段によれば、半導体パッケ−ジ
のアウタリ−ドをこの半導体パッケ−ジと基板との間に
取り回し、この位置で基板に接続してなる半導体装置を
得ることができる。また、第3、第4の手段によれば、
複数の半導体パッケ−ジを基板に対して傾けた状態で積
層保持してなる半導体装置を得ることができる。
のアウタリ−ドをこの半導体パッケ−ジと基板との間に
取り回し、この位置で基板に接続してなる半導体装置を
得ることができる。また、第3、第4の手段によれば、
複数の半導体パッケ−ジを基板に対して傾けた状態で積
層保持してなる半導体装置を得ることができる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1〜図5を参照
して説明する。なお、従来例の項で説明した構成要素と
同一の構成要素には同一符号を付してその説明は省略す
る。
して説明する。なお、従来例の項で説明した構成要素と
同一の構成要素には同一符号を付してその説明は省略す
る。
【0018】まず、この発明の第1の実施例について図
1を参照して説明する。図1中(b)は、厚さt=2.
2mm規格のメモリカ−ド10の一部を示す縦断面図で
あり、図中11はこのメモリカ−ド10のケ−スであ
る。このケ−ス11は例えばステンレス製の板材11a
によって形成されている。そして、このケ−ス11内に
はプリント基板12が配設されている。
1を参照して説明する。図1中(b)は、厚さt=2.
2mm規格のメモリカ−ド10の一部を示す縦断面図で
あり、図中11はこのメモリカ−ド10のケ−スであ
る。このケ−ス11は例えばステンレス製の板材11a
によって形成されている。そして、このケ−ス11内に
はプリント基板12が配設されている。
【0019】このプリント基板12の表面および裏面に
は、それぞれ、TCP13(半導体パッケ−ジ)が実装
されている。このTCP13は、1方向にのみ突出する
アウタリ−ド14を有すると共にこのアウタリ−ド14
は折り曲げられ、このアウタリ−ド14の先端部と上記
プリント基板12との接続部分AはこのTCP13とプ
リント基板12との間に位置するようになっている。
は、それぞれ、TCP13(半導体パッケ−ジ)が実装
されている。このTCP13は、1方向にのみ突出する
アウタリ−ド14を有すると共にこのアウタリ−ド14
は折り曲げられ、このアウタリ−ド14の先端部と上記
プリント基板12との接続部分AはこのTCP13とプ
リント基板12との間に位置するようになっている。
【0020】次に、このメモリカ−ド10に使用される
TCP13の構成について図2を参照して説明する。こ
のTCP13は、あらかじめ一面側に配線パタ−ン15
aが形成されてなる可撓性シネフィル状のキャリアテ−
プ15に、図に16で示すIC(半導体素子)をインナ
−リ−ドボンディングし、これに樹脂17による封止を
施した後、このキャリアテ−プ15を矩形状に打ち抜く
ことで成形したものである。
TCP13の構成について図2を参照して説明する。こ
のTCP13は、あらかじめ一面側に配線パタ−ン15
aが形成されてなる可撓性シネフィル状のキャリアテ−
プ15に、図に16で示すIC(半導体素子)をインナ
−リ−ドボンディングし、これに樹脂17による封止を
施した後、このキャリアテ−プ15を矩形状に打ち抜く
ことで成形したものである。
【0021】同図に示すように、上記キャリアテ−プ1
5に設けられた配線パタ−ン15aは、このキャリアテ
−プ15の一辺側に取り回され、上述したアウタリ−ド
はこの一辺から1方向にのみ突設されている。なお、こ
のアウタリ−ド14は、例えば銅箔で成形されたもので
折り曲げ自在となっている。
5に設けられた配線パタ−ン15aは、このキャリアテ
−プ15の一辺側に取り回され、上述したアウタリ−ド
はこの一辺から1方向にのみ突設されている。なお、こ
のアウタリ−ド14は、例えば銅箔で成形されたもので
折り曲げ自在となっている。
【0022】次に、このTCP13を上記プリント基板
12に実装する工程を図1(a)を参照して説明する。
なお、上記プリント基板12の表面(上面)には、図示
しないが、上記TCP13のアウタリ−ド14が接続さ
れる電極パッドがあらかじめ設けられている。
12に実装する工程を図1(a)を参照して説明する。
なお、上記プリント基板12の表面(上面)には、図示
しないが、上記TCP13のアウタリ−ド14が接続さ
れる電極パッドがあらかじめ設けられている。
【0023】まず、上記TCP13を配線パタ−ン15
aが設けられた面を上記プリント基板12に対向させた
状態で保持し、上記アウタリ−ド14の先端部Aを上記
プリント基板12の電極パッドにアウタリ−ドボンディ
ングする。
aが設けられた面を上記プリント基板12に対向させた
状態で保持し、上記アウタリ−ド14の先端部Aを上記
プリント基板12の電極パッドにアウタリ−ドボンディ
ングする。
【0024】このアウタリ−ドボンディングは、加熱さ
れたボンディングツ−ルを用いて上記アウタリ−ド14
を上記基板に対して加熱し加圧する方法や、リフロ−ハ
ンダ付けにより一括的にハンダ付けする方法等により行
う。
れたボンディングツ−ルを用いて上記アウタリ−ド14
を上記基板に対して加熱し加圧する方法や、リフロ−ハ
ンダ付けにより一括的にハンダ付けする方法等により行
う。
【0025】このTCP13がプリント基板12の表面
にアウタリ−ドボンディングされたならば、このTCP
13を上記アウタリ−ド14の長さ方向中途部を支点に
して図に矢印(イ)で示すように折り返す。
にアウタリ−ドボンディングされたならば、このTCP
13を上記アウタリ−ド14の長さ方向中途部を支点に
して図に矢印(イ)で示すように折り返す。
【0026】このことで、同図(b)に示すように、こ
のTCP13のアウタリ−ド14と上記プリント基板1
2の接続部AはこのTCP13とプリント基板12との
間に位置することとなる。
のTCP13のアウタリ−ド14と上記プリント基板1
2の接続部AはこのTCP13とプリント基板12との
間に位置することとなる。
【0027】このようにしてこのプリント基板12の表
面にTCP13が実装されたならば、このプリント基板
12は裏返し、このプリント基板12の裏面にも上述し
たと同様の方法によりTCP13を実装する。
面にTCP13が実装されたならば、このプリント基板
12は裏返し、このプリント基板12の裏面にも上述し
たと同様の方法によりTCP13を実装する。
【0028】このことで、上記プリント基板12の表面
および裏面に合計2個のTCP13が実装されたことと
なる。なお、図示しないが、このプリント基板12の他
の位置にも、これと同様の方法により表面および裏面に
合計2個のTCP13を実装することが可能である。
および裏面に合計2個のTCP13が実装されたことと
なる。なお、図示しないが、このプリント基板12の他
の位置にも、これと同様の方法により表面および裏面に
合計2個のTCP13を実装することが可能である。
【0029】ついで、このようにして実装されたTCP
13を上記ケ−スで覆うと共に上記プリント基板12に
図示しないコネクタを設けることで、厚さ2.2mm規
格のメモリカ−ド1´が完成する。
13を上記ケ−スで覆うと共に上記プリント基板12に
図示しないコネクタを設けることで、厚さ2.2mm規
格のメモリカ−ド1´が完成する。
【0030】このような構成によれば、以下に説明する
効果がある。第1に、アウタリ−ド14が1方向にのみ
延出されてなるTCP13を用いた。このことで、図6
を引用して示すアウタリ−ドが2方向あるいは4方向に
突出されてなる半導体パッケ−ジ4、5(他のTCPも
含む)を実装する場合に比較して上記アウタリ−ド14
の位置決めが容易となり高精度な実装を容易に行える。
効果がある。第1に、アウタリ−ド14が1方向にのみ
延出されてなるTCP13を用いた。このことで、図6
を引用して示すアウタリ−ドが2方向あるいは4方向に
突出されてなる半導体パッケ−ジ4、5(他のTCPも
含む)を実装する場合に比較して上記アウタリ−ド14
の位置決めが容易となり高精度な実装を容易に行える。
【0031】第2に、アウタリ−ド14とプリント基板
12との接続部Aを、このTCP13とプリント基板1
2との間に位置させた。このことで、実装に要する面積
を少なくすることができるから、その分、実装の高密度
化を図ることができる。
12との接続部Aを、このTCP13とプリント基板1
2との間に位置させた。このことで、実装に要する面積
を少なくすることができるから、その分、実装の高密度
化を図ることができる。
【0032】また、上記アウタリ−ドは14は折り曲げ
自在であるから、このアウタリ−ド14をプリント基板
12に接続した後、このアウタリ−ド14の長さ方向中
途部を支点にこのTCP13を折り返すのみで、上記ア
ウタリ−ド14とプリント基板12の接続部AをこのT
CP13とプリント基板12の間に位置させることがで
きる。
自在であるから、このアウタリ−ド14をプリント基板
12に接続した後、このアウタリ−ド14の長さ方向中
途部を支点にこのTCP13を折り返すのみで、上記ア
ウタリ−ド14とプリント基板12の接続部AをこのT
CP13とプリント基板12の間に位置させることがで
きる。
【0033】第3に、上記TCP13に不良が発見さ
れ、このTCP13をリペアしたい場合がある。この場
合には、上記TCP13を矢印(イ)と反対側に折り返
せば、上記アウタリ−ド14とプリント基板12との接
続部Aを容易に露出させることができる。このことで、
このTCPのリペアも容易に行うことができる。
れ、このTCP13をリペアしたい場合がある。この場
合には、上記TCP13を矢印(イ)と反対側に折り返
せば、上記アウタリ−ド14とプリント基板12との接
続部Aを容易に露出させることができる。このことで、
このTCPのリペアも容易に行うことができる。
【0034】次に、この発明の第2の実施例を図3を参
照して説明する。なお、上記第1の実施例と同一の構成
要素には、同一符号を付してその説明は省略する。この
第2の実施例のメモリカ−ド1´は、図3(a)に示す
ように、厚さt=3.3mm規格のものである。このメ
モリカ−ド1´は、上記第1の実施例と同様にケ−ス1
1内にプリント基板12を具備する。このプリント基板
12の表面および裏面には、それぞれこのプリント基板
12側から順に2個のTCP13a、13bが互いに積
層された状態で実装されている。
照して説明する。なお、上記第1の実施例と同一の構成
要素には、同一符号を付してその説明は省略する。この
第2の実施例のメモリカ−ド1´は、図3(a)に示す
ように、厚さt=3.3mm規格のものである。このメ
モリカ−ド1´は、上記第1の実施例と同様にケ−ス1
1内にプリント基板12を具備する。このプリント基板
12の表面および裏面には、それぞれこのプリント基板
12側から順に2個のTCP13a、13bが互いに積
層された状態で実装されている。
【0035】なお、この第1、第2のTCP13a、1
3bは、上記第1の実施例において説明したTCP13
と同一の構成を有するもので、それぞれ、1方向にのみ
アウタリ−ド14が突設されている。
3bは、上記第1の実施例において説明したTCP13
と同一の構成を有するもので、それぞれ、1方向にのみ
アウタリ−ド14が突設されている。
【0036】そして、上記第1、第2のTCP13a、
13bから導出されたアウタリ−ド14と上記プリント
基板12との接続部分A、Bは、共に上記第1のTCP
13aとプリント基板12との間に位置するようになっ
ている。
13bから導出されたアウタリ−ド14と上記プリント
基板12との接続部分A、Bは、共に上記第1のTCP
13aとプリント基板12との間に位置するようになっ
ている。
【0037】次に、これら第1、第2のTCP13a、
13bを上記プリント基板12に実装する工程を図3
(b)に基づいて説明する。なお、上記プリント基板1
2の表面には、図示しないが、上記第1のTCP13a
のアウタリ−ド14が接続される複数の電極パッドと、
上記第2のTCP13bのアウタリ−ド14が接続され
る電極パッドとが、互いに所定寸法離間した位置に形成
されている。
13bを上記プリント基板12に実装する工程を図3
(b)に基づいて説明する。なお、上記プリント基板1
2の表面には、図示しないが、上記第1のTCP13a
のアウタリ−ド14が接続される複数の電極パッドと、
上記第2のTCP13bのアウタリ−ド14が接続され
る電極パッドとが、互いに所定寸法離間した位置に形成
されている。
【0038】まず、上記第1のTCP13aを、上記配
線パタ−ン15aが設けられた面を上記プリント基板1
2に対向させた状態で保持し、第2のTCP13bを、
配線パタ−ン15aが設けられていない面を上記プリン
ト基板12に対向させた状態で保持する。
線パタ−ン15aが設けられた面を上記プリント基板1
2に対向させた状態で保持し、第2のTCP13bを、
配線パタ−ン15aが設けられていない面を上記プリン
ト基板12に対向させた状態で保持する。
【0039】そして、上記第1のTCP13aのアウタ
リ−ド14の先端部Aおよび上記第2のTCP13bの
アウタリ−ド14の先端部Bを上記プリント基板12に
アウタリ−ドボンディングする。このアウタリ−ドボン
ディングは、例えばリフロ−ハンダ付けにより一括的に
行う。
リ−ド14の先端部Aおよび上記第2のTCP13bの
アウタリ−ド14の先端部Bを上記プリント基板12に
アウタリ−ドボンディングする。このアウタリ−ドボン
ディングは、例えばリフロ−ハンダ付けにより一括的に
行う。
【0040】上記第1、第2のTCP13a、13bの
アウタリ−ド14がプリント基板12にそれぞれアウタ
リ−ドボンディングされたならば、上記第1のTCP1
3aを上記アウタリ−ド14の長さ方向中途部を支点に
して、図に矢印(ロ)で示すように上記第2のTCP1
3b側へ折り返す。
アウタリ−ド14がプリント基板12にそれぞれアウタ
リ−ドボンディングされたならば、上記第1のTCP1
3aを上記アウタリ−ド14の長さ方向中途部を支点に
して、図に矢印(ロ)で示すように上記第2のTCP1
3b側へ折り返す。
【0041】このことで、上記第1、第2のTCP13
a、13bのアウタリ−ド14と上記プリント基板12
の接続部A、Bは共に上記第1のTCP13aと上記プ
リント基板12との間に位置することとなる。
a、13bのアウタリ−ド14と上記プリント基板12
の接続部A、Bは共に上記第1のTCP13aと上記プ
リント基板12との間に位置することとなる。
【0042】次に、上記第2のTCP13bを、上記ア
ウタリ−ド14の長さ方向中途部を支点にして図に矢印
(ハ)で示すように折り返し、上記第1のTCP13a
に積層する。
ウタリ−ド14の長さ方向中途部を支点にして図に矢印
(ハ)で示すように折り返し、上記第1のTCP13a
に積層する。
【0043】このことで、上記第1、第2のTCP13
a、13bの実装は終了する。ついで、上記プリント基
板12を裏返し、このプリント基板12の裏面にも、上
記表面の場合と同様にして上記第1、第2のTCP13
a、13bを実装する。
a、13bの実装は終了する。ついで、上記プリント基
板12を裏返し、このプリント基板12の裏面にも、上
記表面の場合と同様にして上記第1、第2のTCP13
a、13bを実装する。
【0044】このことで、上記プリント基板12の所定
位置に合計4個のTCP13(2a、13b)が実装さ
れたこととなる。なお、このプリント基板の他の位置に
も、必要に応じてこれと同様の実装が施される。
位置に合計4個のTCP13(2a、13b)が実装さ
れたこととなる。なお、このプリント基板の他の位置に
も、必要に応じてこれと同様の実装が施される。
【0045】ついで、この第1、第2のTCP13a、
13bに上記ケ−ス11を装着すると共に上記プリント
基板12に図示しないコネクタを設けることで、このメ
モリカ−ド10´は完成する。
13bに上記ケ−ス11を装着すると共に上記プリント
基板12に図示しないコネクタを設けることで、このメ
モリカ−ド10´は完成する。
【0046】このような構成によれば、以下に説明する
効果がある。第1に、プリント基板12を一枚にして、
このプリント基板12の表面および裏面にそれぞれ2個
の第1、第2のTCP13a、13bを実装した。この
ことにより以下の効果がある。
効果がある。第1に、プリント基板12を一枚にして、
このプリント基板12の表面および裏面にそれぞれ2個
の第1、第2のTCP13a、13bを実装した。この
ことにより以下の効果がある。
【0047】まず、プリント基板12を一枚にしたの
で、図6(b)を引用して示す従来例において必要だっ
た2枚のプリント基板3、3間の配線が不要になり、コ
ネクタの取り付けが容易になる。
で、図6(b)を引用して示す従来例において必要だっ
た2枚のプリント基板3、3間の配線が不要になり、コ
ネクタの取り付けが容易になる。
【0048】また、図6(b)に示すようにプリント基
板3を2枚用いる場合には、このメモリカ−ド1´の薄
型化のために一枚のプリント基板3の厚さを薄くする必
要があり、このプリント基板3の設計や製造が困難であ
った。しかし、この第2の実施例によれば、プリント基
板12は1枚であるからプリント基板13の厚さは従来
どおりとすることができる。
板3を2枚用いる場合には、このメモリカ−ド1´の薄
型化のために一枚のプリント基板3の厚さを薄くする必
要があり、このプリント基板3の設計や製造が困難であ
った。しかし、この第2の実施例によれば、プリント基
板12は1枚であるからプリント基板13の厚さは従来
どおりとすることができる。
【0049】このことで、より簡易な構成でメモリカ−
ド10´(半導体装置)の薄型化および高密度実装化を
図ることが可能になる。第2に、アウタリ−ド14が1
方向にのみ突出する第1、第2のTCP13a、13b
を用い、これらアウタリ−ド14とプリント基板12と
の接続部A、Bを上記第1のTCP13aの下側に位置
させた。このことにより以下の効果がある。
ド10´(半導体装置)の薄型化および高密度実装化を
図ることが可能になる。第2に、アウタリ−ド14が1
方向にのみ突出する第1、第2のTCP13a、13b
を用い、これらアウタリ−ド14とプリント基板12と
の接続部A、Bを上記第1のTCP13aの下側に位置
させた。このことにより以下の効果がある。
【0050】プリント基板12に2個のTCPを積層し
た状態で実装する方法としては、この発明によるものの
他に図5に示すような構造のものも考えられる。この構
造は、アウタリ−ド20が2方向あるいは4方向に突出
する通常のTCPを用いたもので、まず、図に21aで
示すTCP(以下「第1のTCP21a」)をプリント
基板22にアウタリ−ドボンディングした後、この第1
のTCP21aに他のTCP21b(以下「第2のTC
P21b」)を積層し、この第2のTCP21bを上記
プリント基板22にアウタリ−ドボンディングしてなる
ものである。
た状態で実装する方法としては、この発明によるものの
他に図5に示すような構造のものも考えられる。この構
造は、アウタリ−ド20が2方向あるいは4方向に突出
する通常のTCPを用いたもので、まず、図に21aで
示すTCP(以下「第1のTCP21a」)をプリント
基板22にアウタリ−ドボンディングした後、この第1
のTCP21aに他のTCP21b(以下「第2のTC
P21b」)を積層し、この第2のTCP21bを上記
プリント基板22にアウタリ−ドボンディングしてなる
ものである。
【0051】しかし、このような構成であると、上記第
1、第2のTCP21a、21bのアウタリ−ド20と
プリント基板22との接続部が、互いに隣り合って設け
られることとなる。このため、上記プリント基板22に
設ける電極パッド等の配線の引き回しが困難となるとい
うことがある。
1、第2のTCP21a、21bのアウタリ−ド20と
プリント基板22との接続部が、互いに隣り合って設け
られることとなる。このため、上記プリント基板22に
設ける電極パッド等の配線の引き回しが困難となるとい
うことがある。
【0052】また、第1、第2のTCP21a、21b
をプリント基板22上にアウタリ−ドボンディングする
には、上記第1のTCP21aをアウタリ−ドボンディ
ングした後、第2のTCP21bをアウタリ−ドボンデ
ィングすることが必要となる。このため、上記第2のT
CP21bのアウタリ−ドボンディングには、より高度
な技術が要求されるということがある。
をプリント基板22上にアウタリ−ドボンディングする
には、上記第1のTCP21aをアウタリ−ドボンディ
ングした後、第2のTCP21bをアウタリ−ドボンデ
ィングすることが必要となる。このため、上記第2のT
CP21bのアウタリ−ドボンディングには、より高度
な技術が要求されるということがある。
【0053】すなわち、この第2のTCP21bの下側
には上記第1のTCP21aがすでに実装されている。
このため、上記第2のTCP21bを上記第1のTCP
21a上に載置するのみでは上記アウタリ−ド20を上
記プリント基板22に確実に接触させることが困難であ
る。
には上記第1のTCP21aがすでに実装されている。
このため、上記第2のTCP21bを上記第1のTCP
21a上に載置するのみでは上記アウタリ−ド20を上
記プリント基板22に確実に接触させることが困難であ
る。
【0054】したがって、上記TCP21bを高精度に
位置決め保持することが必要となし、リフロ−ハンダ付
けによる一括接合を行うことができないということがあ
る。
位置決め保持することが必要となし、リフロ−ハンダ付
けによる一括接合を行うことができないということがあ
る。
【0055】さらに、上記第1のTCP21aのアウタ
リ−ド20と第2のTCP21bのアウタリ−ド20と
が略同じ箇所に隣り合ってアウタリ−ドボンディングさ
れることとなるので、高精度な位置決めを行わなければ
両者が互いに接触してショ−トなどの不良が生じること
となる。
リ−ド20と第2のTCP21bのアウタリ−ド20と
が略同じ箇所に隣り合ってアウタリ−ドボンディングさ
れることとなるので、高精度な位置決めを行わなければ
両者が互いに接触してショ−トなどの不良が生じること
となる。
【0056】また、アウタリ−ドボンディング後の電気
検査により、上記第1のTCP21aについての不良が
発見され、上記第1のTCP21aをプリント基板22
からリペアする必要性が生じた場合には、この第1のT
CP21aだけでなく上記第2のTCP21bをもリペ
アする必要がある。
検査により、上記第1のTCP21aについての不良が
発見され、上記第1のTCP21aをプリント基板22
からリペアする必要性が生じた場合には、この第1のT
CP21aだけでなく上記第2のTCP21bをもリペ
アする必要がある。
【0057】しかし、図3(a)に示すこの発明の第2
の実施例によれば、以上の不都合を解消することが可能
になる。すなわち、上記第1のTCP13aのアウタリ
−ド14と、第2のTCP13bのアウタリ−ド14
は、隣り合うことなくそれぞれ離間した位置A、Bに接
続されることとなるので、プリント基板12における電
極パッドの形成等、配線の引き回しが容易になる。
の実施例によれば、以上の不都合を解消することが可能
になる。すなわち、上記第1のTCP13aのアウタリ
−ド14と、第2のTCP13bのアウタリ−ド14
は、隣り合うことなくそれぞれ離間した位置A、Bに接
続されることとなるので、プリント基板12における電
極パッドの形成等、配線の引き回しが容易になる。
【0058】また、上記第1、第2のTCPのアウタリ
−ドは別々の位置に接続されることから、1箇所アウタ
リ−ドが密集することはない。このため、それぞれの位
置決めを行いやすく、また、それらを同時にかつリフロ
−ハンダ付けによりボンディングすることも容易にな
る。
−ドは別々の位置に接続されることから、1箇所アウタ
リ−ドが密集することはない。このため、それぞれの位
置決めを行いやすく、また、それらを同時にかつリフロ
−ハンダ付けによりボンディングすることも容易にな
る。
【0059】また、上記第1のTCP13aをプリント
基板12からリペアする場合には、上記第2のTCP1
3bを上記アウタリ−ド14の中途部を支点にして、折
り戻せば、上記第1のTCP13aのみをリペアするこ
とができる。
基板12からリペアする場合には、上記第2のTCP1
3bを上記アウタリ−ド14の中途部を支点にして、折
り戻せば、上記第1のTCP13aのみをリペアするこ
とができる。
【0060】さらに、このような構成によれば、アウタ
リ−ド14の接続部A、bが第1のTCP13aの裏側
に位置するようになるので、この接続部が半導体パッケ
−ジの外側に位置する場合に比べ、実装に要する面積を
小さくすることができる。したがって、実装の高密度化
を図ることができる効果がある。
リ−ド14の接続部A、bが第1のTCP13aの裏側
に位置するようになるので、この接続部が半導体パッケ
−ジの外側に位置する場合に比べ、実装に要する面積を
小さくすることができる。したがって、実装の高密度化
を図ることができる効果がある。
【0061】次に、この発明の第3の実施例について説
明する。なお、上記第1の実施例と同一の構成要素には
同一符号を付してのその説明は省略する。このメモリカ
−ド10´´は、上記第1の実施例と同様に、ケ−ス1
1内に、プリント基板12を具備する。
明する。なお、上記第1の実施例と同一の構成要素には
同一符号を付してのその説明は省略する。このメモリカ
−ド10´´は、上記第1の実施例と同様に、ケ−ス1
1内に、プリント基板12を具備する。
【0062】このプリント基板12の表面(上面)に
は、1方向にのみアウタリ−ド14を突出させた複数の
TCP13…が、上記アウタリ−ド14を上記プリント
基板12にアウタリ−ドボンディングされ、かつこのプ
リント基板12に対して若干傾いた状態で上記プリント
基板12の表面と平行な方向に積層保持されている。一
方、このプリント基板12の裏面にも、同様に複数のT
CPが積層されている。
は、1方向にのみアウタリ−ド14を突出させた複数の
TCP13…が、上記アウタリ−ド14を上記プリント
基板12にアウタリ−ドボンディングされ、かつこのプ
リント基板12に対して若干傾いた状態で上記プリント
基板12の表面と平行な方向に積層保持されている。一
方、このプリント基板12の裏面にも、同様に複数のT
CPが積層されている。
【0063】このようなメモリカ−ド10´´の製造方
法(TCPの実装方法)としては、第1に、図4に示す
状態で上記複数のTCP13…を保持し、これらすべて
のTCP13…のアウタリ−ド14をリフロ−ハンダ付
けにより一括的に上記プリント基板12に接続する方法
が考えられる。
法(TCPの実装方法)としては、第1に、図4に示す
状態で上記複数のTCP13…を保持し、これらすべて
のTCP13…のアウタリ−ド14をリフロ−ハンダ付
けにより一括的に上記プリント基板12に接続する方法
が考えられる。
【0064】また第2に、一つのTCP13をアウタリ
−ドボンディングした後、このTCP13のアウタリ−
ド14を略90°に折り曲げてこのTCP13を略垂直
に立設し、他のTCP13も順次この方法によりアウタ
リ−ドボンディングし立設した後、すべてのTCP13
…を折り戻して、図4に示す状態で保持する方法が考え
られる。
−ドボンディングした後、このTCP13のアウタリ−
ド14を略90°に折り曲げてこのTCP13を略垂直
に立設し、他のTCP13も順次この方法によりアウタ
リ−ドボンディングし立設した後、すべてのTCP13
…を折り戻して、図4に示す状態で保持する方法が考え
られる。
【0065】このような構成によれば、複数のTCP1
3…を積層した構造であって、しかも各TCP13のア
ウタリ−ド14のプリント基板との接続部A…は互いに
離間している。したがって、上記第2の実施例と同様
に、上記複数のTCP13…を同時にかつリフロ−ハン
ダ付けによって一括的にアウタリ−ドボンディングする
ことが容易になる。
3…を積層した構造であって、しかも各TCP13のア
ウタリ−ド14のプリント基板との接続部A…は互いに
離間している。したがって、上記第2の実施例と同様
に、上記複数のTCP13…を同時にかつリフロ−ハン
ダ付けによって一括的にアウタリ−ドボンディングする
ことが容易になる。
【0066】また、これら複数のTCP13…のうちの
一つのTCP13のみのリペアは、他のTCP13を上
記アウタリ−ド14の中途部を支点にして折り曲げれば
それら他のTCP13をリペアすることなく行える。
一つのTCP13のみのリペアは、他のTCP13を上
記アウタリ−ド14の中途部を支点にして折り曲げれば
それら他のTCP13をリペアすることなく行える。
【0067】また、このような構成にのメモリカ−ド1
0´´によれば、規格厚さ寸法内でより多くのTCP1
3を収容することができるから、さらなる高密度実装化
を図ることもできる。
0´´によれば、規格厚さ寸法内でより多くのTCP1
3を収容することができるから、さらなる高密度実装化
を図ることもできる。
【0068】なお、この発明は、上記一実施例に限定さ
れるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々
変形可能である。例えば、上記一実施例では、半導体装
置としてメモリカ−ド10を例に挙げたが、これに限定
されるものではない。メモリカ−ド10ではない他の電
子機器であっても適用可能である。
れるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々
変形可能である。例えば、上記一実施例では、半導体装
置としてメモリカ−ド10を例に挙げたが、これに限定
されるものではない。メモリカ−ド10ではない他の電
子機器であっても適用可能である。
【0069】また、上記一実施例では、上記プリント基
板12の表面および裏面の両面にTCP13の実装を施
したが、これに限定されるものではなく、片面のみに実
装するようにしても良い。
板12の表面および裏面の両面にTCP13の実装を施
したが、これに限定されるものではなく、片面のみに実
装するようにしても良い。
【0070】また、上記一実施例で用いたTCP13
は、上記図2に示すようにフィルムキャリア15の全面
に亘って配線パタ−ン15aが形成されていたが、これ
に限定されるものではない。
は、上記図2に示すようにフィルムキャリア15の全面
に亘って配線パタ−ン15aが形成されていたが、これ
に限定されるものではない。
【0071】IC16として、アウタリ−ド14が突出
される側に有効電極が集中して設けられているものを用
いるようにすれば、上記フィルムキャリア15の全面に
亘って配線パタ−ン15aを設ける必要はなくなる。こ
のようにすれば、配線パタ−ン15aの取り回しが容易
になり、さらなる多端子化を図れ、より高密度な実装を
行うことができる効果がある。
される側に有効電極が集中して設けられているものを用
いるようにすれば、上記フィルムキャリア15の全面に
亘って配線パタ−ン15aを設ける必要はなくなる。こ
のようにすれば、配線パタ−ン15aの取り回しが容易
になり、さらなる多端子化を図れ、より高密度な実装を
行うことができる効果がある。
【0072】
【発明の効果】以上のべた発明によれば、半導体パッケ
−ジの実装をより簡易な構成で高密度化できると共に、
この半導体パッケ−ジのリペア性にも優れる半導体装置
およびこの半導体装置の製造方法を提供することができ
る。
−ジの実装をより簡易な構成で高密度化できると共に、
この半導体パッケ−ジのリペア性にも優れる半導体装置
およびこの半導体装置の製造方法を提供することができ
る。
【図1】(a)は、この発明の第1の実施例を示す概略
構成図、(b)は、同じくTCP実装工程を示す工程
図。
構成図、(b)は、同じくTCP実装工程を示す工程
図。
【図2】同じく、TCPを示す平面図および縦断面図。
【図3】(a)は、この発明の第2の実施例を示す概略
構成図、(b)は、同じくTCP実装工程を示す工程
図。
構成図、(b)は、同じくTCP実装工程を示す工程
図。
【図4】第3の実施例を示す縦断面図。
【図5】従来例を示す縦断面図。
【図6】(a)および(b)は従来例を示す縦断面図。
10…メモリカ−ド、13…TCP(半導体パッケ−
ジ)、14…アウタリ−ド、A…アウタリ−ドとプリン
ト基板との接続部。
ジ)、14…アウタリ−ド、A…アウタリ−ドとプリン
ト基板との接続部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 25/07 25/18 25/10 25/11 // G06K 19/077 G06K 19/00 K
Claims (4)
- 【請求項1】 基板に半導体パッケ−ジを実装してなる
半導体装置において、 上記半導体パッケ−ジは、所定の方向に突設されかつ折
り曲げ自在なアウタリ−ドを有し、このアウタリ−ド
は、上記半導体パッケ−ジと上記基板との間に取り回さ
れこの位置で上記基板に接続されていることを特徴とす
る半導体装置。 - 【請求項2】 半導体パッケ−ジから突出したアウタリ
−ドを基板に接続することで半導体装置を製造する半導
体装置の製造方法において、 上記アウタリ−ドを基板に接続した後、このアウタリ−
ドの中途部を支点にして上記半導体パッケ−ジを折り返
し、上記アウタリ−ドと基板との接続部をこの半導体パ
ッケ−ジと基板との間に位置させたことを特徴とする半
導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 基板に複数の半導体パッケ−ジを実装し
てなる半導体装置において、 各半導体パッケ−ジは所定の方向に突設されかつ基板に
接続されたアウタリ−ドを有し、上記基板に対して傾い
た状態で互いに積層保持されていることを特徴とする半
導体装置。 - 【請求項4】 半導体パッケ−ジから突出したアウタリ
−ドを基板に接続することで半導体装置を製造する半導
体装置の製造方法において、 上記アウタリ−ドを基板に接続すると共に、このアウタ
リ−ドの中途部を支点として上記半導体パッケ−ジを折
り曲げ、この半導体パッケ−ジを上記基板に対して傾い
た状態で保持したことを特徴とする半導体装置の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5175373A JPH0730009A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5175373A JPH0730009A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0730009A true JPH0730009A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=15994971
Family Applications (1)
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JP (1) | JPH0730009A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100335717B1 (ko) * | 2000-02-18 | 2002-05-08 | 윤종용 | 고용량 메모리 카드 |
JP2005150680A (ja) * | 2003-11-13 | 2005-06-09 | Samsung Electronics Co Ltd | 集積回路モジュールの構造 |
US8897051B2 (en) | 2012-10-15 | 2014-11-25 | J-Devices Corporation | Semiconductor storage device and method for producing the same |
-
1993
- 1993-07-15 JP JP5175373A patent/JPH0730009A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100335717B1 (ko) * | 2000-02-18 | 2002-05-08 | 윤종용 | 고용량 메모리 카드 |
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JP4658529B2 (ja) * | 2003-11-13 | 2011-03-23 | 三星電子株式会社 | 集積回路モジュールの構造 |
US8897051B2 (en) | 2012-10-15 | 2014-11-25 | J-Devices Corporation | Semiconductor storage device and method for producing the same |
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