JPH07300065A - 連結車用リターダの制御装置 - Google Patents
連結車用リターダの制御装置Info
- Publication number
- JPH07300065A JPH07300065A JP9340594A JP9340594A JPH07300065A JP H07300065 A JPH07300065 A JP H07300065A JP 9340594 A JP9340594 A JP 9340594A JP 9340594 A JP9340594 A JP 9340594A JP H07300065 A JPH07300065 A JP H07300065A
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- JP
- Japan
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- retarder
- electric circuit
- trailer
- circuit
- control device
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 電気回路の最小限の改造でリターダ付きのト
レーラを制御する。 【構成】 トレーラ1は、アクスル10を有し、アクス
ル10の中央に永久磁石式のリターダ20が装備され、
操作用のアクチュエータ22とリターダの温度を検出す
る温度センサ24を有する。アクチュエータは、エアで
作動され、エアホース25,26を介してマグネッチッ
クバルブ30,32に連通し、さらに、パイプ34を介
してリターダ用エアタンク40に連通される。エアタン
クは、プロテクションバルブ45を介してブレーキ用エ
アタンク50に連結される。電気回路用のコネクタ70
はトラクタヘッド側の電気回路に連結される。コネクタ
の入力線72とアース線74は、トレーラ線部にとりつ
けられたストップランプ80に連結される。この回路は
分岐してリターダのアクチュエータを操作するマグネチ
ックバルブに連結される。マグネチックバルブの回路の
途中には、カットリレー76が挿入され、温度センサに
より検出される温度信号により作動する。
レーラを制御する。 【構成】 トレーラ1は、アクスル10を有し、アクス
ル10の中央に永久磁石式のリターダ20が装備され、
操作用のアクチュエータ22とリターダの温度を検出す
る温度センサ24を有する。アクチュエータは、エアで
作動され、エアホース25,26を介してマグネッチッ
クバルブ30,32に連通し、さらに、パイプ34を介
してリターダ用エアタンク40に連通される。エアタン
クは、プロテクションバルブ45を介してブレーキ用エ
アタンク50に連結される。電気回路用のコネクタ70
はトラクタヘッド側の電気回路に連結される。コネクタ
の入力線72とアース線74は、トレーラ線部にとりつ
けられたストップランプ80に連結される。この回路は
分岐してリターダのアクチュエータを操作するマグネチ
ックバルブに連結される。マグネチックバルブの回路の
途中には、カットリレー76が挿入され、温度センサに
より検出される温度信号により作動する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクターヘッドとト
レーラを連結して構成される連結車において、トレーラ
に装備されるリターダの制御装置に関する。
レーラを連結して構成される連結車において、トレーラ
に装備されるリターダの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】大型のトラックやバス等にあっては、サ
ービスブレーキの補助装置として、排気ブレーキやリタ
ーダが装備されている。リターダは永久磁石式、電磁石
式、流体式等の各種の形式のものが提案されており、い
ずれも降坂時等の必要時に作動させて、アクスルシャフ
トに制御抵抗を付与し、サービスブレーキの負担を軽減
する。このリターダをトレーラ側にも装備するものは、
例えば実開平5−54130号公報に開示されている。
ービスブレーキの補助装置として、排気ブレーキやリタ
ーダが装備されている。リターダは永久磁石式、電磁石
式、流体式等の各種の形式のものが提案されており、い
ずれも降坂時等の必要時に作動させて、アクスルシャフ
トに制御抵抗を付与し、サービスブレーキの負担を軽減
する。このリターダをトレーラ側にも装備するものは、
例えば実開平5−54130号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】トレーラをトラクター
ヘッドに連結して走行する場合には、トラクターヘッド
とトレーラとの間は、ジャンパーケーブルとエアホース
で連結される。エアホースはトレーラのサービスブレー
キにエアーを供給するために使用される。ジャンパーケ
ーブルは、7極仕様のケーブルが規格化されており、ト
レーラのスモールランプの回路に接続される。トレーラ
がリターダを装備する場合には、リターダの制御用に新
たなジャンパーケーブルを用意する必要があり、また、
リターダを制御するスイッチや制御回路をトラクターヘ
ッド側に新設する必要がある。リターダは、その形式に
より電気回路と配線本数が異なり、統一化が困難であ
る。また、リターダを装備したトレーラを連結するトラ
クターヘッドとして、常に電気回路を改造したトラクタ
ーヘッドを用意する必要があり、稼動率が低下する不具
合が生ずる。そこで本発明は、トラクターヘッド側の電
気回路の変更が最小限で済む連結車のリターダ制御装置
を提供するものである。
ヘッドに連結して走行する場合には、トラクターヘッド
とトレーラとの間は、ジャンパーケーブルとエアホース
で連結される。エアホースはトレーラのサービスブレー
キにエアーを供給するために使用される。ジャンパーケ
ーブルは、7極仕様のケーブルが規格化されており、ト
レーラのスモールランプの回路に接続される。トレーラ
がリターダを装備する場合には、リターダの制御用に新
たなジャンパーケーブルを用意する必要があり、また、
リターダを制御するスイッチや制御回路をトラクターヘ
ッド側に新設する必要がある。リターダは、その形式に
より電気回路と配線本数が異なり、統一化が困難であ
る。また、リターダを装備したトレーラを連結するトラ
クターヘッドとして、常に電気回路を改造したトラクタ
ーヘッドを用意する必要があり、稼動率が低下する不具
合が生ずる。そこで本発明は、トラクターヘッド側の電
気回路の変更が最小限で済む連結車のリターダ制御装置
を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の連結車用リター
ダの制御装置は、トレーラに設けられるストップランプ
と、ストップランプを点灯する電気回路と、トレーラの
電気回路とトラクターヘッドの電気回路を連結するジャ
ンパーケーブルを備え、リターダを制御する電気回路を
ストップランプを点灯する電気回路を分岐して構成する
ことを基本的な手段とする。
ダの制御装置は、トレーラに設けられるストップランプ
と、ストップランプを点灯する電気回路と、トレーラの
電気回路とトラクターヘッドの電気回路を連結するジャ
ンパーケーブルを備え、リターダを制御する電気回路を
ストップランプを点灯する電気回路を分岐して構成する
ことを基本的な手段とする。
【0005】
【作用】この回路構成により、リターダの制御用の回路
を独立して設ける必要はなく、ブレーキの作動と連動し
てリターダが作動する。
を独立して設ける必要はなく、ブレーキの作動と連動し
てリターダが作動する。
【0006】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す連結車用リター
ダの制御装置の概要を示す説明図である。全体を符号1
で示すトレーラは、アクスル10を有し、アクスル10
の中央に永久磁石式のリターダ20が装備される。リタ
ーダ20は、リターダの操作用のアクチュエータ22と
リターダの温度を検出する温度センサ24を有する。リ
ターダ20のアクチュエータ22は、エアで作動され、
エアホース25,26を介してマグネッチックバルブ3
0,32に連通し、さらに、パイプ34を介してリター
ダ用エアタンク40に連通される。リターダ用エアタン
ク40は、プロテクションバルブ45を介してブレーキ
用エアタンク50に連結される。
ダの制御装置の概要を示す説明図である。全体を符号1
で示すトレーラは、アクスル10を有し、アクスル10
の中央に永久磁石式のリターダ20が装備される。リタ
ーダ20は、リターダの操作用のアクチュエータ22と
リターダの温度を検出する温度センサ24を有する。リ
ターダ20のアクチュエータ22は、エアで作動され、
エアホース25,26を介してマグネッチックバルブ3
0,32に連通し、さらに、パイプ34を介してリター
ダ用エアタンク40に連通される。リターダ用エアタン
ク40は、プロテクションバルブ45を介してブレーキ
用エアタンク50に連結される。
【0007】ブレーキ用エアタンク50は、パイプ52
を介してトレーラの各ホイールブレーキのチャンバーに
対してブレーキ操作用のエアを供給する。トレーラの先
端部にはエアソースジョイント60が設けてあり、エア
ホースを介してトラクタヘッド側のエアソースに連結さ
れる。トラクタヘッドのエアソースから供給されるエア
は、パイプ62を介してブレーキ用エアタンク50に供
給される。ブレーキ用エアタンク50はリターダ用エア
タンク40にエアを送るが、途中にプロテクションバル
ブ45が設けてある。そこで、リターダ20へのエアの
供給回路にリーク等が発生した場合でも、プロテクショ
ンバルブ45が閉じ、ホイールブレーキへのエアの供給
は確保できる。
を介してトレーラの各ホイールブレーキのチャンバーに
対してブレーキ操作用のエアを供給する。トレーラの先
端部にはエアソースジョイント60が設けてあり、エア
ホースを介してトラクタヘッド側のエアソースに連結さ
れる。トラクタヘッドのエアソースから供給されるエア
は、パイプ62を介してブレーキ用エアタンク50に供
給される。ブレーキ用エアタンク50はリターダ用エア
タンク40にエアを送るが、途中にプロテクションバル
ブ45が設けてある。そこで、リターダ20へのエアの
供給回路にリーク等が発生した場合でも、プロテクショ
ンバルブ45が閉じ、ホイールブレーキへのエアの供給
は確保できる。
【0008】電気回路用のコネクタ70はジャンパーケ
ーブルを介してトラクタヘッド側の電気回路に連結され
る。コネクタ70の入力線72とアース線74は、トレ
ーラ線部にとりつけられたストップランプ80に連結さ
れる。この回路は分岐してリターダ20のアクチュエー
タ22を操作するマグネットバルブ30,32に連結さ
れる。マグネットバルブ30,32の回路の途中には、
カットリレー76が挿入される。このカットリレー76
は、リターダ20の温度センサ24により検出される温
度信号により作動し、温度センサ24は入力線72とア
ース線74により作動エネルギーが供給される。
ーブルを介してトラクタヘッド側の電気回路に連結され
る。コネクタ70の入力線72とアース線74は、トレ
ーラ線部にとりつけられたストップランプ80に連結さ
れる。この回路は分岐してリターダ20のアクチュエー
タ22を操作するマグネットバルブ30,32に連結さ
れる。マグネットバルブ30,32の回路の途中には、
カットリレー76が挿入される。このカットリレー76
は、リターダ20の温度センサ24により検出される温
度信号により作動し、温度センサ24は入力線72とア
ース線74により作動エネルギーが供給される。
【0009】次に、本装置の作用を説明する。連結車の
運転者がサービスブレーキを作動させると、トラクタヘ
ッドのホイールブレーキが作動するとともに、トレーラ
側のホイールブレーキも作動する。サービスブレーキが
作動したことを検知した電気回路は、トラクタヘッドに
設けられたストップランプを点灯する。この信号は、コ
ネクタ70を介してトレーラの電気回路に送られ、トレ
ーラのストップランプ80を点灯する。または、図示し
ない補助ブレーキスイッチがオン状態にあっては、走行
中にアクセルペダルとクラッチペダルをともに踏まない
ことを検知した電気回路は、トラクタヘッドの排気ブレ
ーキやリターダを作動させ、同時にストップランプ80
を点灯する。
運転者がサービスブレーキを作動させると、トラクタヘ
ッドのホイールブレーキが作動するとともに、トレーラ
側のホイールブレーキも作動する。サービスブレーキが
作動したことを検知した電気回路は、トラクタヘッドに
設けられたストップランプを点灯する。この信号は、コ
ネクタ70を介してトレーラの電気回路に送られ、トレ
ーラのストップランプ80を点灯する。または、図示し
ない補助ブレーキスイッチがオン状態にあっては、走行
中にアクセルペダルとクラッチペダルをともに踏まない
ことを検知した電気回路は、トラクタヘッドの排気ブレ
ーキやリターダを作動させ、同時にストップランプ80
を点灯する。
【0010】この信号は、同時にマグネットバルブ3
0,32を作動させ、リターダ20のアクチュエータ2
2を操作して、リターダ20を作動させる。これによ
り、リターダはアクスル10に制動力を付与する。入力
線72にストップランプ80を点灯する信号がなくなる
と、マグネチックバルブ30,32が切り替えられ、ア
クチュエータ22が戻り、リターダ20は不作動状態と
なる。
0,32を作動させ、リターダ20のアクチュエータ2
2を操作して、リターダ20を作動させる。これによ
り、リターダはアクスル10に制動力を付与する。入力
線72にストップランプ80を点灯する信号がなくなる
と、マグネチックバルブ30,32が切り替えられ、ア
クチュエータ22が戻り、リターダ20は不作動状態と
なる。
【0011】すなわち、この制御装置にあっては、スト
ップランプ80が点灯する毎にリターダを作動させるも
のである。リターダは作動により温度が上昇する。リタ
ーダ20に設けた温度センサ24は、リターダ20の内
部温度を監視し、リターダが所定温度以上に昇温する
と、信号を発し、カットリレーをオフにする。これによ
り、マグネチックバルブ30,32が切り替えられる。
リターダのアクチュエータ22を戻し、リターダを不作
動状態にする。
ップランプ80が点灯する毎にリターダを作動させるも
のである。リターダは作動により温度が上昇する。リタ
ーダ20に設けた温度センサ24は、リターダ20の内
部温度を監視し、リターダが所定温度以上に昇温する
と、信号を発し、カットリレーをオフにする。これによ
り、マグネチックバルブ30,32が切り替えられる。
リターダのアクチュエータ22を戻し、リターダを不作
動状態にする。
【0012】本制御装置は以上のように、リターダを装
備するトレーラにあって、トレーラのストップランプを
点灯する電気回路を利用してリターダを制御するもので
ある。トレーラのリターダはストップランプの回路が付
勢される毎に作動する。しかし、リターダの使用頻度が
多くなり、温度が所定値より高くなると、リターダを操
作する回路をオフとして、サービスブレーキのみを使用
する。連結車の運転状態にあっては、サービスブレーキ
やハンドブレーキ等を使用せずに、トレーラのリターダ
を単独に使用することが望まれる場合がある。
備するトレーラにあって、トレーラのストップランプを
点灯する電気回路を利用してリターダを制御するもので
ある。トレーラのリターダはストップランプの回路が付
勢される毎に作動する。しかし、リターダの使用頻度が
多くなり、温度が所定値より高くなると、リターダを操
作する回路をオフとして、サービスブレーキのみを使用
する。連結車の運転状態にあっては、サービスブレーキ
やハンドブレーキ等を使用せずに、トレーラのリターダ
を単独に使用することが望まれる場合がある。
【0013】図2は、以上の要求を解決する制御回路を
示す。全体を符号100で示す制御装置は、サービスブ
レーキの作動を検知するスイッチ110と、トレーラの
ハンドブレーキの作動を検知するスイッチ120と、ト
レーラのリターダを制御するスイッチ130を有する。
この制御装置100の回路は、トラクタヘッドのコネク
タ140、ジャンパーケーブル150を介してトレーラ
側の回路に連結される。
示す。全体を符号100で示す制御装置は、サービスブ
レーキの作動を検知するスイッチ110と、トレーラの
ハンドブレーキの作動を検知するスイッチ120と、ト
レーラのリターダを制御するスイッチ130を有する。
この制御装置100の回路は、トラクタヘッドのコネク
タ140、ジャンパーケーブル150を介してトレーラ
側の回路に連結される。
【0014】運転者が、ブレーキペダルを踏むとスイッ
チ110がオンとなり、トラクタヘッドとトレーラのホ
イールブレーキが作動するとともに、トレーラのストッ
プランプが点灯し、リターダも作動する。運転者がトレ
ーラのハンドブレーキをかけると、スイッチ120がオ
ンとなり、トレーラのストップランプを点灯するととも
に、リターダを作動状態とする。サービスブレーキやハ
ンドブレーキを使用しなくとも、運転者がスイッチ13
0をオンとすると、トレーラのストップランプが点灯
し、リターダは作動状態となる。
チ110がオンとなり、トラクタヘッドとトレーラのホ
イールブレーキが作動するとともに、トレーラのストッ
プランプが点灯し、リターダも作動する。運転者がトレ
ーラのハンドブレーキをかけると、スイッチ120がオ
ンとなり、トレーラのストップランプを点灯するととも
に、リターダを作動状態とする。サービスブレーキやハ
ンドブレーキを使用しなくとも、運転者がスイッチ13
0をオンとすると、トレーラのストップランプが点灯
し、リターダは作動状態となる。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上のように、リターダを装備
したトレーラの制御装置において、リターダを制御する
電気回路をリターダのストップランプを制御する電気回
路から分岐して構成するものである。したがって、リタ
ーダを装備しないトレーラの制御回路をそのまま利用す
ることができ、リターダのための新たな電気回路を新設
する必要はない。そこで、トラクターヘッド側の制御回
路を改造する必要もなく、ジャンパーケーブルも共用で
き、コスト的に有利である。
したトレーラの制御装置において、リターダを制御する
電気回路をリターダのストップランプを制御する電気回
路から分岐して構成するものである。したがって、リタ
ーダを装備しないトレーラの制御回路をそのまま利用す
ることができ、リターダのための新たな電気回路を新設
する必要はない。そこで、トラクターヘッド側の制御回
路を改造する必要もなく、ジャンパーケーブルも共用で
き、コスト的に有利である。
【0016】リターダを作動させるアクチュエータにエ
アを使用するものにあっては、このエアをトレーラのホ
イールブレーキ駆動用のエアと共用することができる。
この場合には、ブレーキ用エアタンクに加えて、リター
ダ用のエアタンクを増設し、両者をプロテクションバル
ブで連結する。この構成により、リターダを操作するエ
アの回路にリーク等が生じてもブレーキ用のエアは確保
される。
アを使用するものにあっては、このエアをトレーラのホ
イールブレーキ駆動用のエアと共用することができる。
この場合には、ブレーキ用エアタンクに加えて、リター
ダ用のエアタンクを増設し、両者をプロテクションバル
ブで連結する。この構成により、リターダを操作するエ
アの回路にリーク等が生じてもブレーキ用のエアは確保
される。
【0017】また、この制御装置は、電気回路を大幅に
変更する必要はないが、ストップランプが点灯される毎
に、リターダが作動する。そこで、リターダの使用頻度
が増大し、リターダの温度上昇を招く。本制御装置にあ
っては、リターダの温度センサを有し、この温度センサ
で作動するカットリレーをリターダのアクチュエータ2
2にエアを送るマグネチックバルブの制御回路に挿入し
てある。そこで、リターダの温度が所定値より上昇する
と、カットリレーが開いてリターダを不作動状態に戻
し、リターダを保護する。さらに、トラクターヘッドの
運転席にトレーラのストップランプをオンとするスイッ
チを設けることにより、リターダを単独に作動させるこ
とができ、種々の運転状態に対応することができる。
変更する必要はないが、ストップランプが点灯される毎
に、リターダが作動する。そこで、リターダの使用頻度
が増大し、リターダの温度上昇を招く。本制御装置にあ
っては、リターダの温度センサを有し、この温度センサ
で作動するカットリレーをリターダのアクチュエータ2
2にエアを送るマグネチックバルブの制御回路に挿入し
てある。そこで、リターダの温度が所定値より上昇する
と、カットリレーが開いてリターダを不作動状態に戻
し、リターダを保護する。さらに、トラクターヘッドの
運転席にトレーラのストップランプをオンとするスイッ
チを設けることにより、リターダを単独に作動させるこ
とができ、種々の運転状態に対応することができる。
【図1】本発明の制御装置の概要を示す回路図。
【図2】制御装置のスイッチの回路図。
1 トレーラ 10 アクスル 20 リターダ 22 アクチュエータ 24 温度センサ 30,32 マグネチックバルブ 40 リターダ用エアタンク 50 ブレーキ用エアタンク 60 エアソースジョイント 70 コネクター 76 カットリレー 80 ストップランプ
Claims (2)
- 【請求項1】 トラクタヘッドと、トラクタヘッドに連
結されるトレーラと、トレーラに装備されるリターダを
備える連結車用リターダの制御装置において、 トレーラに設けられるストップランプと、ストップラン
プを点灯する電気回路と、トレーラの電気回路とトラク
ターヘッドの電気回路を連結するジャンパーケーブルを
備え、 リターダを制御する電気回路は、ストップランプを点灯
する電気回路を分岐して構成されることを特徴とする連
結車用リターダの制御装置。 - 【請求項2】 トラクタヘッドの電気回路は、トレーラ
のストップランプを独立に点灯するスイッチを備えるこ
とを特徴とする請求項1記載の連結車用リターダの制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9340594A JPH07300065A (ja) | 1994-05-02 | 1994-05-02 | 連結車用リターダの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9340594A JPH07300065A (ja) | 1994-05-02 | 1994-05-02 | 連結車用リターダの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07300065A true JPH07300065A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14081397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9340594A Pending JPH07300065A (ja) | 1994-05-02 | 1994-05-02 | 連結車用リターダの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07300065A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020199828A (ja) * | 2019-06-07 | 2020-12-17 | 日野自動車株式会社 | 制動制御装置 |
-
1994
- 1994-05-02 JP JP9340594A patent/JPH07300065A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020199828A (ja) * | 2019-06-07 | 2020-12-17 | 日野自動車株式会社 | 制動制御装置 |
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