JPH0730002Y2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH0730002Y2
JPH0730002Y2 JP5057690U JP5057690U JPH0730002Y2 JP H0730002 Y2 JPH0730002 Y2 JP H0730002Y2 JP 5057690 U JP5057690 U JP 5057690U JP 5057690 U JP5057690 U JP 5057690U JP H0730002 Y2 JPH0730002 Y2 JP H0730002Y2
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理 小林
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旭光学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、挿入部先端に設けたノズルから流体を噴出
させることができるようにした内視鏡に関する。
〔従来の技術〕
第7図は、従来の内視鏡の流体噴出部付近を示してい
る。51は、内視鏡の挿入部の先端に設けられた先端部本
体であり、51aは金属部、51bはその表面を被覆する合成
樹脂製のカバーである。
53は、先端部本体51を貫通して穿設された流体送り孔で
あり、その流体送り孔53の表面に流体噴出ノズル54が突
出して固着され、流体送り孔53の裏側に、流体送りチュ
ーブ55の先端部分が接続固着されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述のように、従来の内視鏡においては、流体噴出ノズ
ル54が先端部本体51に表面側から固着され、流体送りチ
ューブ55が先端部本体51に裏側から固着接続されてい
る。したがって、流体送りチューブ55を何らかの理由で
交換する必要が生じたときには、流体送りチューブ55を
先端部本体51の裏側から取り外さなければならない。そ
のためには、内視鏡の挿入部を分解し、挿入部と操作部
との連結もいったん取り外すなど、ほとんどオーバーホ
ールと同じ大作業を行わなければならない。したがっ
て、流体送りチューブを交換するだけのために莫大な修
理コストがかかると同時に、修理の際に光学繊維束など
他の重要部品を損傷するおそれがある等の欠点がある。
この考案は、そのような従来の欠点を解消し、流体送り
チューブを簡単に交換することができる内視鏡を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案の内視鏡は、内視鏡
の挿入部内に挿通された流体送りチューブの先端に流体
噴出ノズルを直接接続固着すると共に、内視鏡の挿入部
先端に設けられた先端部本体に、上記流体送りチューブ
を挿通することができる貫通孔を穿設し、上記流体噴出
ノズルの噴出口が上記先端部本体の表面に露出するよう
に上記流体送りチューブの先端部分を上記貫通孔内に着
脱可能に挿通固定したことを特徴とする。
〔作用〕
流体送りチューブの基部を解放しておいて、流体送りチ
ューブを先端部本体の表面側、即ち流体噴出ノズル側へ
引張れば、内視鏡の挿入部等を分解することなく、流体
送りチューブを抜き出すことができる。
その際に、交換用の新しい流体送りチューブを古い流体
送りチューブの尾部に連結しておけば、古い流体送りチ
ューブが引き出されると同時に新しい流体送りチューブ
が挿入部内に挿通される。
〔実施例〕
図面を参照して実施例を説明する。
第2図は、内視鏡の挿入部1の先端部分を示している。
挿入部1は可撓管により外装されていて、その先端に
は、対物光学系などを内蔵した先端部本体2が連結され
ている。
3は観察窓。4は照明窓。5は、処置具突出口を兼用す
る吸引口である。6及び7は観察窓3の表面に向けて配
置された送気及び送水ノズル(流体噴出ノズル)。8及
び9は、挿入部1内に挿通されて送気及び送水ノズル6,
7に連通接続された送気及び送水チューブ(流体送りチ
ューブ)である。
第3図は、挿入部1の基端部に連結された操作部10を示
している。11は、送気送水操作を行うための送気送水操
作弁であり、その入口側の接続パイプ12,13に、給気及
び給水チューブ14,15が接続されている。16,17はその接
続部の抜け止めのために設けられたチューブ押さえ環で
ある。
送気送水操作弁11の出口側の接続パイプ21,22には、送
気及び送水チューブ8,9の基端部が接続されている。23,
24は、その接続部の抜け止めのために設けられたチュー
ブ押さえ環である。
第1図は、挿入部1の先端部分の構造を示している。2a
は、先端部本体2の金属部。2bは、その表面を被覆する
合成樹脂製のカバーである。26は、操作部10からの遠隔
操作によって屈曲するように連結された複数の節輪のう
ちの最先端の節輪。27は網状管。28は外皮ゴムチューブ
である。
31は、鏡筒32内に配列されて先端部本体2内に固設され
た対物レンズ群であり、その最先端のカバーレンズ31a
が観察窓3を水密に密閉している。また、対物レンズ群
31による被写体の結像位置には像伝送用光学繊維束33の
像入射端面33aが固定的に配置されている。
35は、鉗子チャンネル兼吸引チャンネルであり、吸引口
5に連通するように挿入部1内に挿通されている。鉗子
チャンネル兼吸引チャンネル35の外周面には螺旋状の溝
が形成されていて、金属細線製の補強用コイル36がその
溝に沿って巻き付けられている。
送気チューブ8は、例えば四フッ化エチレン樹脂など可
撓性のある合成樹脂製のチューブであり、その太さは全
長にわたって均一に形成されている。そして、その先端
開口部に送気ノズル6が差し込まれて接着固定されてい
るが、この送気ノズル6は、送気チューブ8から出張ら
ない太さに形成されている。また、送気チューブ8の先
端部分の外周面には螺旋溝が形成されていて、金属細線
製の補強用コイル37がその溝に沿って巻き付けられてい
る。
先端部本体2には、送気チューブ8をちょうど挿通する
ことができる程度の太さの貫通孔41が穿設されている。
そして、その貫通孔41内に送気チューブ8の先端部分が
着脱可能に挿通固定されている。その固定手段として
は、比較的接着力の強い接着剤、特定の溶剤で容易に溶
ける接着剤、又はシール材を塗布して側方からねじで押
圧固定する等種々の手段を用いることができる。このよ
うに送気チューブ8を先端部本体2に固定した状態にお
いては、送気ノズル6の噴出口6aは先端部本体2の表面
に露出していて、カバーレンズ31aの表面に向いてい
る。
なお第1図には送水チューブ9及び送水ノズル7は図示
されていないが、これらは送気チューブ8及び送気ノズ
ル6と同様にして先端部本体2に取り付けられている。
第4図は、上述の送気チューブ8の先端部分と基端部分
の状態だけをとり出して図示したものである。
第5図は、送気チューブ8を取り外す状態を示してい
る。
この場合、まず、操作部10側においてチューブ押さえ環
23を取り外して、送気チューブ8の基端部を接続パイプ
21から取り外す。
そして、矢印Xに示されるように、送気チューブ8を先
端部本体2の表面側、即ち送気ノズル6側に強く引張れ
ば、内視鏡の他の部分を全く分解することなく送気チュ
ーブ8を送気ノズル6と共に引き出すことができる。
その際に、送気ノズルを固着した交換用の新しい送気チ
ューブ(図示せず)を古い送気チューブ8の尾部に連結
しておけば、古い送気チューブ8が取り外されると同時
に新しい送気チューブ8が挿入部1内に挿通されて送気
チューブ8の交換を一作業で行うことができる。
このような交換作業は、送水チューブ9の場合にも全く
同様に行うことができる。
なお、送気又は送水チューブ8,9に対する送気又は送水
ノズル6,7の固着は、例えば第6図に示されるように、
糸45などにより緊縛を行う他、例えば熱収縮チューブの
収縮や形状記憶合金の変形動作など、どのような作用を
利用してもよい。
〔考案の効果〕
本考案の内視鏡によれば、内視鏡の挿入部などを分解す
ることなく、流体送りチューブだけを流体噴出ノズルと
共に簡単に取り外して新品と交換することができるの
で、その交換修理コストが大幅に削減されると共に、交
換作業の際に他の部分を損傷するおそれが無くなる等の
非常に優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例の内視鏡の先端部分の側面断面図、 第2図は、その実施例の内視鏡の先端部分の斜視図、 第3図は、その実施例の内視鏡の操作部の側面略示図、 第4図は、その実施例の送気チューブの先端部分と基端
部分を示す側面断面図、 第5図は、その実施例の分解時の送気チューブの先端部
分と基端部分を示す側面断面図、 第6図は、他の実施例の送気チューブの先端部分の側面
断面図、 第7図は、従来の送気チューブの先端部分を示す側面断
面図である。 1…挿入部、2…先端部本体、6…送気ノズル、7…送
水ノズル、8…送気チューブ、9…送水ノズル、41…貫
通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡の挿入部内に挿通された流体送りチ
    ューブの先端に流体噴出ノズルを直接接続固着すると共
    に、内視鏡の挿入部先端に設けられた先端部本体に、上
    記流体送りチューブを挿通することができる貫通孔を穿
    設し、上記流体噴出ノズルの噴出口が上記先端部本体の
    表面に露出するように上記流体送りチューブの先端部分
    を上記貫通孔内に着脱可能に挿通固定したことを特徴と
    する内視鏡。
JP5057690U 1990-05-14 1990-05-14 内視鏡 Expired - Fee Related JPH0730002Y2 (ja)

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JP5057690U JPH0730002Y2 (ja) 1990-05-14 1990-05-14 内視鏡

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JPH047801U JPH047801U (ja) 1992-01-24
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