JPH07299933A - 像再現システム - Google Patents

像再現システム

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JPH07299933A
JPH07299933A JP7119096A JP11909695A JPH07299933A JP H07299933 A JPH07299933 A JP H07299933A JP 7119096 A JP7119096 A JP 7119096A JP 11909695 A JP11909695 A JP 11909695A JP H07299933 A JPH07299933 A JP H07299933A
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JP
Japan
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halftone
microdots
microdot
halftone cell
density
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Application number
JP7119096A
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English (en)
Inventor
Dirk Broddin
デイルク・ブロツデイン
Frank Deschuytere
フランク・デシユイテレ
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Agfa Gevaert NV
Original Assignee
Agfa Gevaert NV
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Publication date
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Application filed by Agfa Gevaert NV filed Critical Agfa Gevaert NV
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40087Multi-toning, i.e. converting a continuous-tone signal for reproduction with more than two discrete brightnesses or optical densities, e.g. dots of grey and black inks on white paper

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  • Signal Processing (AREA)
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  • Image Processing (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 連続色調像の複製において一貫的かつ予測可
能な濃度を有する像を再現するシステムを提供する。 【構成】 基線と補助線に沿って配置された孤立ドット
から始まり、基線に沿って高濃度線に展開し、高濃度部
位に対して全連続色調再現を近似する。基線と補助線の
方位、間隔及び絶対位置に対する好ましい配置と、好ま
しい配置を生成する。線形反射率応答を獲得するために
エネルギーレベルの限定セットを選択する。中間調セル
は、システムの濃度解像度を改良するためにスーパーセ
ルにおいて配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続色調像の白黒又は
カラー複製において限定量の濃度レベルのみを一貫的に
再現する能力を有する像再現システムに関する。さらに
詳細には、発明の方法は、多重レベル能力を有する電位
記録プリンターにおいて使用される。
【0002】
【従来技術及びその課題】連続色調像の複製は、伝統的
に、カラー写真プリントの如く全階調複製により、又は
カラーオフセット印刷の如く2進中間調技術により行わ
れる。電位記録印刷では、線図表現を形成するために局
所的に放電される静電気によって潜像が形成され、電子
写真印刷と呼ばれる重要な部分を有する。電子写真印刷
において、静的エネルギーは、指向された光ビームによ
って部分的に除去される。電子写真プリンターは、伝統
的に、2進印刷の能力を有する。連続色調像の図画は、
2進中間調技術によって達せられる。さらにマイクロド
ットと呼ばれる出力における各アドレス指定可能点は、
全トナー適用範囲に対応する高濃度又はトナーの不在に
対応する低濃度を得ることができる。
【0003】最近、電位記録プリンターはまた、限定さ
れた階調能力を有する。これは、再現後のマイクロドッ
トが低濃度と高濃度とは別に、中濃度もまた有する如
く、マイクロドット毎のトナー量が、より連続的に変調
されることを意味する。濃度レベルは、出力装置によっ
てマイクロドットに印加されるエネルギーレベルによっ
て調節される。Mortsel Belgiumからの
Agfa−Gevaert N.V.は、商品名Chr
omapressの下で電子写真プリンターを販売す
る。これは、A3を毎時1000ページ生産し、600
マイクロドット/インチの解像度を有する複式カラープ
リンター(シアン、マゼンタ、黄色、黒色)である。マ
イクロドット当たり、64のエネルギーレベルが選択さ
れる。出力装置はまた、温度記録プリンター、インクジ
ェットプリンター、より一般的には、電位記録プリンタ
ー等でもある。中濃度に関する問題は、これらが電位記
録プロセスの物理的特性の結果として安定でないことで
ある。不安定性とは、装置に印加されたエネルギーレベ
ルと複製において獲得された濃度レベルの間に1対1関
係がないことである。第1マイクロドットの濃度レベル
は、第1マイクロドットの直接近傍においてマイクロド
ットに印加されたエネルギーレベルに強く依存する。こ
のため、マイクロドットの安定性を高めるために幾つか
の方法が提案された。これは、濃度レベルに依存するあ
る限界まで行われる。残る不安定性の重要な見地は、マ
イクロドット毎の充分な濃度レベルが再現されないこと
である。このため、2進中間調化に関連した多重レベル
中間調化と呼ばれる技術が使用されなければならない。
中間調化に関する問題は、空間解像度が、濃度解像度を
改良するために減少されることである。別の問題は、内
部モアレが、マイクロドットと中間調パターンの間の相
互作用により現出することである。これらの問題は、一
つのカラー成分を有する像の多重レベル中間調化に対し
て、WO−A−9326116において述べられた。そ
の出願の図7は、混合ドット形式の実施態様による3ビ
ットグレー中間調ドットレイアウトを開示する。低出力
濃度に対して、孤立中間調ドットが、背景において出現
する。中間調ドットは、2つの異なる濃度レベルを有す
るマイクロドットを具備する。高位出力濃度レベルに対
して、孤立帯が現れ、最高濃度に対して、最大2つの異
なる濃度レベルが各中間調セルにおいて存在する。
【0004】しかし、異なるカラー成分が、カラー複製
を得るために互いの上部に印刷されたならば、カラーモ
アレが、異なる成分の間に発生する。この問題は、上記
の出願において述べられない。カラーモアレ又は中間像
モアレは、下記の如く、内部モアレとは異なる。
【0005】EP−A−0 370 271は、ロゼッ
トモアレとカラーシフトを防止するために中間調ドット
の形成を開示するが、2進中間調に関連する。多重レベ
ルの使用によるマイクロドットの安定性と線構造のエイ
リアシングの問題は、この出願において述べられない。
【0006】複製において一貫的かつ予測可能な濃度を
有する像を再現することが、本発明の第1目的である。
【0007】連続色調像複製の印象を保証するために必
要なほどに高い濃度解像度を保ちながら、空間解像度を
最適化することが、発明の第2目的である。
【0008】内部モアレと中間像モアレを除去すること
が、発明の第3目的である。
【0009】幾つかのカラー成分の組合せから獲得され
た複製を登録に依存しないようにし、これにより、線構
造のエイリアシングを回避することが、発明の第4目的
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明により、相互の上
部に印刷された少なくとも3つの中間調像を具備するカ
ラー又は多色調複製が、開示され、この場合、該像の各
々は、マイクロドットの記録格子において再現され、孤
立中間調ドットを具備し、この場合、 − 中間調ドットの外側の領域が、最小背景濃度Dmin
を有し、 − 中間調ドットが、濃度レベルD1を有する少なくと
も一つのマイクロドットと、異なる濃度レベルD2を有
する少なくとも一つのマイクロドットとを含み、D1
2はDminよりも高く、 − 中間調ドットの中心が、第1方位を有する平行等距
離基線の第1セットと、第1方位とは異なる第2方位を
有する平行等距離補助線の第2セットとに沿って配置さ
れ、 − 任意の補助線と任意の基線の交差点が、該交差点に
最も近いマイクロドットに関して同一相対位置を有す
る。
【0011】中間調ドットが孤立され、2つの異なる濃
度からなるという要求条件は、不安定マイクロドットが
高位濃度を有する安定マイクロドットによって安定化さ
れることを意味する。同一相対位置の要求条件は、内部
モアレを縮小又は除去する。他の利点は、以下の詳細な
説明から明らかになるであろう。
【0012】多数の印刷又は像再現装置において、キャ
リヤにおける濃度は、エネルギーがキャリヤにおける空
間的に変化する濃度を獲得するために空間的に変調され
るプロセスを介して獲得される。温度記録、熱昇華、熱
転写プロセス等に対して、エネルギーがサーマルヘッド
又は同等物に印加される。通常、より多くのエネルギー
が印加されるほど、キャリヤにおける濃度は高くなる。
電子写真に対して、半導体ドラムが、負電圧によってロ
ードされ、トナー粒子が誘引されなければならない部位
で電荷を拡散するために光源によって照明される。ここ
でまた、ドラムに打ち当たる光源のエネルギーレベル
は、キャリヤにおける濃度に比例する。光源は常に、一
定光パワーを与えるが、半導体ドラムにおけるエネルギ
ー量は、ドラムに対して行き来する光源の偏向によって
変調することが可能である。エネルギーレベルの増大が
キャリヤにおいて濃度レベルの低下をもたらすシステム
を考えることが可能である。この発明に対して設定され
た実施態様はまた、この形式の装置に対しても使用され
る。
【0013】
【実施例】発明は、添付の図面を参照して実施例により
以後に記載される。
【0014】孤立マイクロドットの安定性は、それらの
濃度の増大とともに増大することが判明した。エネルギ
ーがマイクロドットに印加されないならば、一般に、ト
ナーは、このマイクロドットの位置に誘引されない。最
大エネルギーが印加されるならば、トナー粒子は、マイ
クロドットを完全に覆う。低エネルギーレベルが印加さ
れるならば、トナー粒子の量は、広い限界の間で無秩序
に変動する。より多くのトナー粒子がマイクロドットに
堆積するほど、この特別なマイクロドットにおいて達せ
られる濃度はより高い。さらに、低エネルギーレベルを
得るマイクロドットは、それらの近傍においてマイクロ
ドットに印加されたエネルギーレベルに依存して種々に
挙動することが判明した。高エネルギーレベルを得るマ
イクロドットは、近傍のマイクロドットとは独立に、同
一濃度をより一貫的に再現する。一層の研究は、低エネ
ルギーレベルを得るマイクロドットが、高エネルギーレ
ベルを有するマイクロドットに隣接する時、より安定に
なることを明らかにした。隣接性により、マイクロドッ
トが併置して又は角点において相互に接触することが意
図される。このため、同一量のマイクロドットを各々具
備する中間調セルに印刷可能領域を分割し、一つの中間
調セルのマイクロドットで平均化した、平均濃度が、像
の複製のために必要とされた平均濃度に接近する如く、
一つの中間調セルにおいて個々のマイクロドットの濃度
を再分布させることが都合が良い。低平均濃度は、2つ
の極配置によって達せられる。
【0015】(1)中間調セルにおける一つ以上のマイ
クロドットは、最高可能濃度を得る。中間調セルにおけ
る他のマイクロドットは、平均濃度が必要濃度を近似す
る如く中間濃度を得る一つのマイクロドットを除いて、
最低可能濃度を得る。
【0016】(2)すべてのマイクロドットは、必要濃
度がすべてのマイクロドット上に均等に分布される如く
本質的に同一濃度を得る。
【0017】第1方法は、安定濃度レベルを生成する
が、空間解像度を中間調セルのサイズに縮小する。第2
方法は、空間解像度を保存するが、低濃度は、広い限界
の間で無秩序に変動する。方法(1)は、低濃度レベル
に対して絶対的に必要であるが、方法(2)は、品質劣
化なしに高濃度に対して使用される。このため、低濃度
において、中間調セルの第1の一つのマイクロドット
は、中間調セルにおける第2マイクロドットが中間調セ
ルの平均濃度を増大させるために小濃度を得る前に、安
定濃度へ上昇される。ある平均濃度レベルから、第1安
定マイクロドットを包囲するマイクロドットは、増大す
る濃度を得る。これは、低濃度において、各中間調セル
における第1マイクロドットのみが、可視であることを
意味する。高位濃度において、この第1マイクロドット
と第1マイクロドットの回りに密集したマイクロドット
は、可視になる。すべての中間調セルは同様にして配置
され、全複製上に2次元において周期的に反復されるた
めに、低濃度部位において、点状ゾーンの規則的な網が
注目される。
【0018】平均濃度が増大する時、平均濃度に寄与す
るマイクロドットの面積は、増大する。これらの密集し
たマイクロドットの形状は、丸形、方形、楕円、伸長等
である。線画面は、カラー複製におけるカラー成分の組
合せを登録に依存しないようにすることから、線画面に
展開する伸長形状が選択された。これは、中濃度におい
て、高濃度のマイクロドットの等間隔平行線が可視であ
ることを意味する。これらの線に隣接して、マイクロド
ットは、低位濃度を有する。後者のマイクロドットの安
定性は、平行線に沿った高濃度マイクロドットによって
確実にされる。
【0019】濃度が高くなる時、平均濃度は、中間調セ
ルを構成するすべてのマイクロドット上に益々等しく分
布される。これは、平行線の間の空間が、高位濃度のマ
イクロドットで充填され、線は消失するように見えると
いう効果を有する。
【0020】中間調セルにおけるマイクロドットの上記
の配置は、2つの線画面の組合せによって獲得される。
線画面は、画面角度と呼ばれる一定方向に沿った濃度
が、その方向における線に沿ったすべての点に対して同
一である画面である。濃度は、画面角度に直交する方向
において各線に沿って低濃度から高濃度に変化する。写
真整版複製に対して、原連続色調像によって反射又は伝
達された光は、線画面に向けられる。光は、線画面の局
所濃度に比例して減衰し、そして減衰光は、感光材料に
向けられる。2つの線画面の組合せは、異なる画面角度
で互いにそれらを重ねるか、あるいは第1線画面を適用
し、感光材料を現像し、それから、異なる角度で第2線
画面によりこの感光材料からの光を変調することにより
実現される。これは、低濃度部位における小ドット、中
濃度における線構造と最高濃度における連続体を再現す
る。
【0021】同一原理は、中間調セルにおけるマイクロ
ドットの形成を特性付けるために適用される。電子結像
において、この形成は、各行列がM要素からなる、N−
1しきい値行列のセットか、又は各ピクセル色調曲線が
Kエントリからなる、Mピクセル色調曲線のセットによ
って制御される。値Nは、エネルギーレベルの数を表現
する。2進系に対して、Nは2に等しく、そして一つの
しきい値行列は、一つの中間調セット内のマイクロドッ
トの展開を記述する。16エネルギーレベルを有するシ
ステムに対して、N=16である。値Mは、中間調セル
におけるマイクロドットの数を表現する。4ピクセルと
4線のマイクロドットを有する方形中間調セルに対し
て、M=16である。値Lは、デジタル強度レベル
xyの数を表現し、これにより、キャリヤにおける位
置(x,y)に対する連続色調像形成又はカラー像に対
する一成分が表現される。8ビットシステム、即ち、L
=256に対して、連続色調像のピクセルのグレーレベ
ルは、0〜255のデジタル値によって表現される。し
きい値行列により特定のマイクロドットに対するエネル
ギーレベルは、中間調セルの平均濃度レベルが増大する
時、減少しないために、ピクセル色調曲線による中間調
セルの表現は、しきい値行列による表現よりもより大き
な柔軟性を与える。さらに、ピクセル色調曲線は、ピク
セルレベルをエネルギーレベルに変換するためにより高
速である。この動作は、いったん中間調セルに関するマ
イクロドットの位置が知られるならば、一つの索引テー
ブル動作により行われる。しきい値行列のセットは、ピ
クセル色調曲線の対応するセットに変換され、そして決
して下降しないそのピクセル色調曲線は、対応するしき
い値行列のセットに変形されることは明らかである。
【0022】図1において、多重レベル中間調像30へ
の連続色調像26の変形がいかに実現されるかが示され
る。キャリヤ21は、マイクロドット22に分割され
る。キャリヤ21における各マイクロドット22は、ア
ドレス(x,y)により再現装置23によって個別にア
ドレス指定可能である。複製の必要サイズ及び方位、再
現装置の解像度と原始像を表現する像データの原解像度
により、連続色調像のピクセルが、技術において公知な
技術により幾何学的に再配置され、位置(x,y)と強
度値Ixyを有するピクセルデータ29の像26が獲得
される。この幾何学的再配置は、多重レベル中間調像へ
の変換前、又は強度値Ixyが必要とされるために変換
中に行われる。この動作は、各マイクロドット22に対
してそれを行い、一つの入力ピクセル29がある。
【0023】キャリヤにおけるすべてのマイクロドット
は、中間調セット31において編成される。図1におい
て、各中間調セルは、16のマイクロドット22から成
る。クロック装置28は、各マイクロドットに対してク
ロックパルスを発生する。クロックパルス毎に、クロッ
ク装置28に結合されたアドレス発生装置27は、結像
される次のマイクロドット22に対する座標値(x,
y)を発生させる。このアドレス(x,y)は、連続色
調像情報26のピクセル29をアドレス指定し、その強
度レベルIxyを色調曲線変形ユニット25に送信す
る。このユニットはまた、アドレス(x,y)を受信
し、このアドレス(x,y)を中間調セル内のマイクロ
ドット要素番号iに関連付ける。この例に対して、中間
調毎に16のマイクロドットがあるために、iは、1〜
16の範囲を取る。各マイクロドットiは、強度レベル
xyをエネルギーレベルEjに対応するエネルギー指
数jに変形するピクセル色調曲線Liを付随している。
後述される如く、エネルギー指数jは、限定セットのエ
ネルギーレベルEjをアドレス指定するために、換算量
の番号を取る。これらのエネルギーレベルを包含するテ
ーブル36は、エネルギーレベルEjを与えるために指
数jによって指し示される。そのエネルギーレベルEj
は、アドレス(x,y)とともに、再現装置23に送信
され、位置(x,y)においてキャリヤ21上のマイク
ロドット22に濃度が書き込まれる。
【0024】ピクセル色調曲線が値で充填される方法
は、複製の外観を決定する。ピクセル色調曲線要素にお
いて値を充填するために、線画面の概念が使用される。
手順は、図2によりここで記載される。各一定強度レベ
ルIxyに対して、中間調セル内の各ピクセル色調曲線
iに対して一つの値が発生される。各中間調セル45
において同一線パターンを与える等距離平行線のセット
例えば41、42が、選択される。2つの隣接線の間毎
に平行線に直交する線に沿って測定された距離は、Dで
ある。所与の強度Ixyに対して、強度レベルIxy
依存する幅Wを有し、平行線の中心に沿って平行に走る
帯43が規定される。
【0025】− 幅Wは最低強度レベルに対してDであ
る。
【0026】− 幅Wは最高強度レベルに対して0であ
る。
【0027】各帯の幅Wは、さらに、強度レベルIxy
の減少関数である、即ち、Wは、Iが0〜1の値を有す
る如くIxyに対する線形正規化値であるならば、(1
−I)に比例する。箇条「yはxに比例して変化する」
は、yがxの増加関数である、即ち、xが増加する時常
に、yは減少しない、ことを意味する。この特別な場合
において、最高濃度に対して、帯は相互に接触し、そし
て最低濃度に対して、全く帯がない。図2から見られる
如く、各マイクロドット44は、帯の幅に依存して、一
つ又は二つの帯によって覆われる。特定のマイクロドッ
トに割り当てられた濃度量を与えるのは、今、帯43に
よって覆われたマイクロドット44の領域である。マイ
クロドットが一つ以上の帯によって完全に覆われるなら
ば、このマイクロドットは、最高可能濃度を得る。マイ
クロドットが帯によって覆われないならば、マイクロド
ットは、最低可能濃度を得る。マイクロドットが帯によ
ってその面積の50%を覆われるならば、それは、最小
及び最大可能濃度の間に中間濃度を得る。このように、
図3に示された如く、線パターンが得られる。0〜25
5の濃度スケールにおいて、合成線パターンは、それぞ
れ、15、36と98の濃度に対して示される。左側に
おいて、そのような線パターンが、約166°の線方位
に対して示され、右側では、線方位は、45°である。
この形式の一次元変調は、改良された像濃度安定性を与
える。さらに、ある方位を有する線がマイクロドットに
よって形成された如く離散格子上に結像される時発生す
ることを期待されるエイリアシングは、電位記録プロセ
ス自体により平滑化され、線に沿って帯上でトナー粒子
をよごす傾向があるる。トナー粒子は、この線に沿って
集中され、そして線中心からさらに遠い背景堆積は減少
される。これは、有限現像ギャップにおいて電界から生
ずる端部強化の効果を有する。この方法は、必要濃度が
平行線に沿って「集中化」され、該線からより遠いマイ
クロドットに最低濃度を与えるという効果を有する。
【0028】一層の改良は、第1線の第1方向と一致し
ない第2方向を有する線に関して上記の段階を繰り返す
ことにより達せられる。マイクロドットに前方法によっ
て割り当てられた濃度値は、V1と呼ばれ、そして今、
第2線セットによって変調されるために使用される。第
2帯セットの幅は、今、V1に比例する。V1がゼロであ
るならば、帯は、幅ゼロを有する。V1が最大であるな
らば、即ち、マイクロドットの面積が第1帯によって完
全に覆われたならば、第2帯は、中心線の間隔に等しい
幅を有する。再び、値V1を割り当てたマイクロドット
に対して、第2帯によって覆われた面積が測定され、値
3を与える。この値V3は、第2帯がマイクロドットの
一部を覆わないならばゼロである。この値V3は、マイ
クロドットがこれらの第2帯の一つ以上によって完全に
覆われるならば最大である。この第2変調は、両線が相
互に交差する点の方に、前線状濃度を「集中」させる。
これは、各図が図3のそれに対応する図4において見ら
れ、この場合特別な線変調が付加される。この図から、
低濃度(例えば、15)に対して、点の周期的反復が出
現することが明らかである。高位濃度(例えば、36)
に対して、これらの点は伸長され、線への連結を開始す
る。さらに高位濃度(例えば、92)に対して、線は明
確に可視であり、複製の全体で連続濃度に溶暗し始め
る。
【0029】高位濃度に対して、マイクロドットはより
安定であるために、濃度は、マイクロドット上により均
等に分布される。このため、方法は、均質濃度分布が線
状又はドット状分布に付加される意味において修正され
る。均質分布は、高位濃度に対してより大きな重要性を
獲得する。このため、値V1から、線状変調濃度V1と均
質濃度分布の線形組合せである値V2を導出することが
できる。
【0030】 V2=(1−W1)*V1+W1*(1−I) W1は、1よりも大きくない正重み因子である。(1−
I)におけるIは、強度Ixyの正規化形式に対応す
る。この値V2は、今、第2帯の幅を規定するために使
用される。V3の別の値は、今、W1がゼロ以外である
時常に獲得される。同一方法は、特定マイクロドットに
対して第2帯セットから獲得された値V3に適用され、
修正値を与える。
【0031】V=(1−W2)*V3*W2*V2 第1方法は、W1とW2がゼロであるように選択されるな
らば、この修正方法の特別な場合であることは明らかで
ある。
【0032】図5において、第1行は、第1方法が両重
みをゼロにして適用されるならば起こるものである。こ
の図は、低濃度に対して効果的に正しい。高位濃度に対
して、帯状構造は、より明らかになる。2つの帯に共通
するひし形は、この動作により高濃度において結像され
る。第2行は、第1重みW1がゼロに取られ、第2が1
に取られるならば、起こるものを示す。線画面が生ず
る。最終線は、両重みが中間値を有するならば起こるも
のを示す。重みW1とW2に対する最適選定は、濃度とと
もに増大することが判明した。濃度が高くなればなるほ
ど、中間調セルでの分布はより均質にされる。
【0033】Vに対して獲得された値は、今、利用可能
なエネルギーレベルEjに写像される。優先的に、エネ
ルギーレベルの限定セットが、選択され、そして一定範
囲のV値[Vj、Vj+1]が、一エネルギーレベルEj
写像される。選択エネルギーレベル数が16であるなら
ば、4ビットでこれらのエネルギーレベルを指数付ける
ために十分である。ピクセル色調曲線は、入力レベルI
xyを4ビット値に変成する。通常、Ixyは、8ビッ
トによって表現される。この選定は、50%のメモリ節
約を与える。エネルギーレベルが安定でない電位記録装
置において、4つのエネルギーレベルのみを割り当てる
ことは都合が良く、一マイクロドットを表現するビット
数を2に低減させる。より階調能力を有する他の装置
は、エネルギーレベル数が64に取られ、マイクロドッ
ト毎に6ビットを必要とするならば品質の向上した複製
を出力することができる。
【0034】平行線の角度とこれらの線間の距離の選定
は、まず第一に、これらの線が同じようにして中間調セ
ルのすべてを覆わなければならないという必要条件によ
って制約される。さらに、より多くの制約は、内部モア
レを回避するために必要であることが判明した。内部モ
アレは、画面この場合線画面の相互作用、又は記録格子
又はマイクロドットを有する両線画面の組合せによる。
この発明に対して、2進中間調化の類推において中間調
ドットと呼ばれる孤立点状ゾーンの好ましい配置は、そ
れらが周期的構造を形成する如くである。より正確に
は、それらは、等距離平行線の2つのセットに沿って配
置される。強調に対して、単一の小孤立中間調ドットが
中間調セル毎に現れるために、記録格子又はマイクロド
ットに関する中間調ドットの相対位置は、すべての中間
調ドットに対して等しいべきである。等距離平行線の第
1セットは、基線と呼ばれ、異なる方位を有しこうして
基線に交差する平行線の第2セットは、補助線と呼ばれ
る。基線と補助線は中間調ドットの中点を通過するため
に、中間調ドットの中心は、基線と補助線の交差点に位
置する。内部モアレを回避するために、これらの交差点
又は中間調ドットの中心は、最も近いマイクロドットに
関して、同一相対位置又は「空間オフセット」を常に有
する点に位置しなければならないことが判明した。換言
すれば、すべての交差点が、一交差点がマイクロドット
の中心と一致する如く、正確に同一距離について併進さ
れるならば、すべての交差点は、マイクロドットの中心
と一致する。中像濃度において、最高濃度のマイクロド
ットがこれらの基線に沿って配置されるために、基線と
補助線の間に差ができる。これらの基線に沿ったマイク
ロドットの中に、また、濃度差がある。その場合に、最
高濃度を有するマイクロドットは、補助線に最も接近し
て位置する。
【0035】線パターンに次第に展開するこの形式の中
間調ドットの配置は、単色像のために使用される。これ
らの配置の組合せは、多色調複製のために使用される。
その場合に、一色の一中間調像は、異なる色の一つ以上
の像に重ね合わされる。2進中間調化から、2つの中間
調像は相互に干渉し、モアレを生成することが公知であ
る。第3中間調像が2つのセット上に重ね合わされる
時、二次モアレが生ずる。これらの形式のモアレはま
た、各個別中間調像及び組合せに対するドット又は線配
置が適切に選択されないならば、多重レベル中間調像に
よって生成されることが判明した。特に、3つの中間調
像、即ち、シアン、マゼンタ及び黄色成分から成るカラ
ー複製又は4つの中間調像、即ち、シアン、マゼンタ、
黄色及び黒色成分から成る複製に対して、個別成分の少
なくとも3つは、好ましくは、上記の如く単色中間調像
の特性を有することが判明した。その場合に、基線と補
助線の少なくとも3つのセットがある。オフセット印刷
の如く2進中間調化におけると同様に、シアン、マゼン
タ、黄色及び黒色の4つの分離の3つのみが、画面の最
適化において高い重みを与えられる。このため、付随す
る画面幾何形状を有する3つの分離の役割に重きを置
く。基線及び補助線の各セットは、3つ以上の母線のセ
ットから選択される。基線及び補助線のセット毎に、交
差点のセットを生成する。最も近いマイクロドットに関
するこれらの交差点の相対位置は、セット毎に確立され
る。好ましい実施態様において、この相対位置は、少な
くとも3つのカラー成分の各々に対して等しくなければ
ならない。
【0036】また、基線の方位は、3つの多重レベル中
間調像が多色調又はより具体的にはカラー像を生成する
ために組み合わされる時、重要な役割を演ずる。これ
は、特に、基線に沿った線状構造が出現する像の中色調
領域に対して正しい。まず第一に、一カラー成分の基線
は、他の2つの成分の基線のいずれにも平行ではないこ
とは重要である。共通の交差点を有さない如く、3つの
中間調像から選択された3つの基線は、三角形を形成す
る。極めて類似する画面規則又は線規則とこうしてカラ
ー像の3つの成分に対する匹敵する空間解像度を有する
ために、この三角形は、鈍角を有さないことが好まし
い。異なるカラー分離の空間画面規則の間の偏差が最小
である実現は、ドット利得の如く物理的プロセスが種々
の分離に対して同様であるという利点を有する。特に、
有限ギャップ磁気ブラシ発生を有する電位記録法におい
て、発生応答は、種々の空間規則の画面に対して異な
る。鈍角のない三角形に基づいてここで提出された幾何
形状は、このため、等しい発生応答から利益を得る。さ
らに好ましくは、三角形は、正三角形に接近する。これ
らの条件は、相互に関する異なる多重レベル中間調像に
対して基線の相対方位を制限する。
【0037】さらに、基線と補助線の絶対方位はまた、
単一単色多重レベル中間調像の品質と、また、中間調像
のセットから成る多色調像の品質において重要な役割を
演ずる。基線は水平でも垂直でもないことが好ましい。
基線が水平であるならば、水平線に沿ったマイクロドッ
トの色調曲線は、それらの生産プロセスの第1段階にお
いて等価である。これは、同一水平線におけるマイクロ
ドットが、マイクロドット上に均等に分布された同一濃
度を割り当てられ、そして同一水平線にないマイクロド
ットは、別の範囲の像強度レベルに対して濃度を割り当
てられることを意味する。上記の方法による階調の使用
は、傾斜線に対して特に有益である。このため、方法か
ら利益を得て、かつ、種々のカラー分離の特性を同一に
保つために、0°〜90°の異なる画面角度を選定する
ことが好ましい。
【0038】通常、4色が印刷のために使用されるなら
ば、シアン、マゼンタ及び黒色成分は、最適再現に対し
て上述された規則に従わなければならない。黄色成分
は、まず、観察者には濃くみえず、視覚帯において副吸
収が小さいために、決定的ではない。黄色成分に対し
て、黒色成分に対する中間調セル構造が取られ、水平軸
又は垂直軸又は一固定点又は45°における任意の傾斜
線に沿って反映されることを見いだした。
【0039】上述の制約に従うような3つの多重レベル
中間調像の組合せに対して、角度と距離の最適組合せを
見い出すための方法が考案された。方法は、マイクロド
ット単位において表された距離を与える。有効な画面規
則化は、マイクロドット単位において表された基線の間
の距離で記録格子解像度を割算することにより獲得され
る。
【0040】方法は、図6に示された如く、3つの母線
L1、L2とL3を見い出す。
【0041】− L1は、第1中間調像に対する基線B
1として選択される。
【0042】− L2は、第1中間調像に対する補助線
A1として選択される。
【0043】− L2は、第2中間調像に対する基線B
2として選択される。
【0044】− L3は、第2中間調像に対する補助線
A2として選択される。
【0045】− L3は、第3中間調像に対する基線B
3として選択される。
【0046】− L1は、第3中間調像に対する補助線
A3として選択される。
【0047】図6に示された如く、L1の方位は、原点
(0、0)から点P1(X1、Y1)への第1ベクトルV
1によって与えられる。原点がマイクロドットの中心に
位置するならば、点P1は、別のマイクロドットの中心
に同様に位置しなければならない。これは、X1とY1
整数値を有することを意味する。これは、X1とY1に対
する選定を劇的に制限する。この選定は、さらに、意図
された画面規則によって制限される。座標(X2、Y2
を有する第2点P2に対する次のすべての可能な位置が
試験される。点P2のセットは、X2とY2の両方が再び
整数値を有しなければならず、そして L2=sqrt(X2 2+Y2 2) によって与えられたベクトルP2の長さL2が、 L1=sqrt(X1 2+Y1 2) によって与えられたベクトルP1の長さL1とはあまり
異なってはならないという事実によって制約される。こ
れらの2つのベクトルP1とP2から、座標(X2
1、Y2−Y1)を有する第3ベクトルP3=P2−P
1が導出される。今、P1に平行な第1母線、P2に平
行な第2母線とP3に平行な第3母線を取る。母線L1
の間の距離は、ベクトルP1に対するP2の直交距離で
ある。第2母線は、P2に平行に取られる。母線L2の
間の間隔は、ベクトルP2に対する点P1の直交距離で
ある。第3母線L3は、ベクトルP3に平行に取られ
る。線L3の間の間隔は、原点を通ったベクトルP3に
対する点P1又はP2の直交距離である。母線の間の間
隔は、P1、P2とP3の長さに依存することは明らか
である。等しい間隔とこうして等しい線規則を望むなら
ば、これらのベクトルの長さは、等しくなければならな
い。換言すれば、差L2−L1、L3−L1とL2−L3は最
小でなければならない。ここでL3は、 L3=sqrt(X3 2+Y3 2) である。このため、各可能ベクトルP2に対して、次の
計量が計算される。
【0048】M=[(L1−L22+(L2−L12
(L3−L12]/A2 ここでA=三角形(0、0)、P1、P2の面積であ
る。この計量Mを最小にするベクトルP2は、ベクトル
P2に対する最良候補として取られる。最良基線を選択
する別の好ましい方法は、すべての組合せ(X1
1)、(X2、Y2)を列挙し、これらの2つのベクト
ルで組み立てられた対応する平行四辺形の面積を計算
し、各面積に対して、最良計量を与える一つの組合せを
選択することによる。この方法によって見いだされたベ
クトルP1、P2、P3のテーブルを、それらが規定す
る中間調セルにおけるマイクロドット数又は「セル面
積」とともに与える。
【0049】(X1、Y1)の組合せをX1とY1が共に非
負でありX1≧Y1であるものに制限することが可能であ
る。手順後、等価セル構造は、X1及び/又はY1を負に
する、若しくは任意の組合せにすることにより、45°
の線の回りの鏡像を意味するXとYの役割を交換するこ
とにより獲得される。対応するベクトルP2とP3は、
相応して変換に従う。
【0050】
【表1】
【0051】中間調セルは、3つの中間調像に対して全
く同一であり、そしてベクトルP1とP2で組み立てら
れた平行四辺形である。ベクトルP3は、この平行四辺
形に対する最短対角線である。図6において、上記のテ
ーブルからの例は、P1=(7、−2)、P2=(−
2、6)とP3=(5、4)である場合で示される。各
要素中間調セルは、38個のマイクロドットを覆う。こ
れらの要素中間調セルは、19x19マイクロドットの
スーパーセルにおいて配置される。
【0052】上記の方法は、ピクセル色調曲線を発生す
る例を与え、各マイクロドットRi(i=1、..M、
M=中間調セル当たりのマイクロドット数)に対して、
ピクセル色調曲線LiにおけるエントリIxy当たりの
値V(I=1..L、L=入力像における可能強度レベ
ル数)を生ずる。さらに一般には、V=g(x,y,
I)であると言明できる。他の関数g(x,y,I)
は、他の方法を使用して確立される。上記の如く、再現
装置によって提供されたすべての可能エネルギーレベル
Eの中で、N個のエネルギーレベルEjの限定セットの
みが、出力において一貫的に異なる濃度を再現するため
に十分に容易に識別される。中間調セルはM=11のマ
イクロドットを覆い、選択エネルギーレベル数はN=1
6とすると、M*N=176の異なる出力濃度レベルを
発生することが理論的に可能である。エネルギーレベル
jが最適に選定されても、これらの出力濃度レベル
は、等間隔ではない。256の入力強度レベルがあるな
らば、大部分2つの入力強度レベルを一つの出力濃度レ
ベルに写像しなければならず、そしてこれらの出力濃度
の非線形間隔により、時々、3つ又は4つもの入力レベ
ルが、一つの出力濃度レベルに写像されなければならな
い。これは、輪郭化と品質損失を生ずる。目的は、限定
量のエネルギーレベルEjを有する正しいグレー再現を
保証することである。
【0053】このため、スーパーセルを形成するため
に、S個の中間調セルの量をまとめることは都合が良
い。スーパーセルにおけるマイクロドット数は、M*S
に等しい。Sが高いほど、スーパーセルにおいて平均化
されたより多くの異なる出力濃度レベルが保証される。
数Sは、マイクロドットが方形スーパーセルを形成する
ために再配置される如く選択される。スーパーセルにお
ける各マイクロドットは、今、すべてのスーパーセル上
で周期的である、関数g(x,y,I)によって規定さ
れたピクセル色調曲線を有する。同一のg(x,y,
I)値を有する各ピクセル色調曲線は、スーパーセルに
おいてS回存在することは明らかである。そのような同
一のピクセル色調曲線は、等価ピクセル色調曲線と呼ば
れる。中間調セルの対称性により、中間調セル自体は、
等価ピクセル色調曲線をすでに包含したことがありう
る。関数V=g(x,y,I)は、中間調セル形式が増
大する濃度を与えるために形成される順序を与える。中
間調セル形式は、中間調セルのマイクロドット上のエネ
ルギーレベルの分布である。各中間調セル形式は、中間
調セルで平均化された特定平均濃度を与える。中間調セ
ルは、基本中間調セルか、又は基本中間調セルから成る
スーパーセルである。最低濃度を再現するために、すべ
てのマイクロドットは、エネルギーレベルE0を得る。
スーパーセルの次の高位濃度に対して、一つのマイクロ
ドットは、エネルギーレベルE1を得なければならない
が、他のマイクロドットのすべては、エネルギーレベル
0を保つ。V=g(x,y,I)に対する最大値を有
するマイクロドットは、そのエネルギーレベルを増大す
る候補である。スーパーセルはS個の基本中間調セルか
ら成るために、エネルギーレベルをE0からE1に、より
一般には、EjからEj+1に増大させるために少なくとも
S個の候補がある。こうして、関数V=g(x,y,
I)は、マイクロドットがエネルギー増分を得る、粗い
指示又は一次シーケンスのみを与える。Vに対する単な
る連続値の数量化の一形式であるEjの指数jへの一種
の切捨てにより値V=g(x,y,I)を変換する時、
等価ピクセル色調曲線に属するすべてのマイクロドット
は、候補である。微細な順序付けが課せられないなら
ば、この数量化は、出力濃度において誤差を生ずる。次
の高位エネルギーレベルをピクセル色調曲線に割り当て
る一つの方法は、それらが属する基本中間調セルにより
順序次数においてそれらを列挙することである。しか
し、これは、スーパーセルにおいて同一パターンを常に
導入し、像において視覚人為物を与える。数量化による
誤差関数は、視覚的に認知可能な低周波数成分を含む。
高周波数成分を有する誤差関数を発生することはさらに
良い。この誤差関数は、関数g(x,y,I)上におけ
るパターンe(x,y,I)の重ね合わせによって生成
される。 g’(x,y,I)=g(x,y,I)+e
(x,y,I) 関数e(x,y,I)は、ゼロないし任意の異なる点
(x1、y1)と(x2、y2)における関数g(x,y,
I)の異なる値の間の最小差の間で変化する如く優先的
に選択される。これは、誤差関数が、等価色調曲線又は
同一V=g(x,y,I)値において順序を課するが、
誤差関数は、関数g(x,y,I)によって課せられた
次数を変更しないことを意味する。
【0054】好ましい実施態様において、誤差関数e
(x,y,I)は、強度レベルIに依存せず、そしてe
(x,y)自体は、スーパーセル内のマイクロドットの
位置(x,y)にのみ依存する。このようにして、同一
従属順序が、強度値がいずれであっても、すべての同一
のg(x,y,I)値に課せられる。
【0055】より好ましい実施態様において、誤差関数
e(x,y)は、Bayer行列における順次番号付け
により変化する。Bayer行列は、2の羃である幅と
高度を有するセルサイズに対して、技術において非常に
公知である(例えば、“Anoptimum meth
od for two−level renditio
n of continuous−tone pict
ures”、B.E.Bayer、Proceedin
gs IEEE,International Con
ference on Communication
s,Volume 26,pages11−15,19
73を参照せよ)。スーパーセルサイズが2の羃でない
ならば、一般化Bayer行列を、大サイズが次の2の
羃であり、スーパーセルを覆う副区分が取られるものと
規定する。値1、2、4と8に対して伝統的なBaye
r行列を返し、他の値に対して一般化Bayer行列を
与える整数値1..8で関数を規定することができる。
この関数は、スーパーセルサイズが8よりも小さい素数
において分解されるならば、一般化Bayer行列を発
生するために使用される。
【0056】別の品質改良は、Bayer行列が次のよ
うにランダム化される時、達せられる。各最小Baye
r副行列−これはスーパーセルサイズが2の倍数である
ならば2x2行列であり、スーパーセルサイズの第1素
因数が3であるならば3x3一般化Bayer行列であ
る、等−がランダム化される。それは、シーケンス番号
がランダムに置換されることを意味する。2x2副行列
に対して、4!=24置換が存在する。伝統的な白色雑
音ランダム発生器が、Bayer行列における各副行列
に対する可能な置換の一つをランダムに選択するため
に、1〜24の数を発生するために使用される。これ
は、エイリアシング効果が課せられた画面規則により観
察されないという利点を有する。
【0057】ピクセル色調曲線を確立するためのプロセ
スは、次の如く要約される。
【0058】(1)マイクロドットRxyを有するスー
パーセルを規定する。
【0059】(2)各マイクロドットRxyに対して、
位置(x,y)におけるマイクロドットに対して入力強
度レベルIを出力濃度g(x,y,I)に写像する関数
により、ピクセル色調曲線Gxy=g(x,y,I)を
計算する。値g(x,y,I)は、エネルギーレベルE
jがエネルギーレベルEj+1まで増大されなければならな
い次数を示す。
【0060】(3)G’xyを獲得するために、各ピク
セル色調曲線Gxyに誤差関数e(x,y,I)を付加
する。この誤差関数は、マイクロドットがそのエネルギ
ーレベルをEjからEj+1に増大させる従属次数を課す
る。
【0061】(4)エネルギーレベルEj又は指数jを
関数G’xyによって指示された次数においてピクセル
色調曲線Lxyへ割り当てる。
【0062】上記の如く、M個のエネルギーレベルの限
定セットは、すべての可能エネルギーレベルから選択さ
れなければならない。一つのエネルギーレベルによって
生成された濃度変動は、次の可能エネルギーレベルの変
動に過剰に重なるために、すべての可能エネルギーレベ
ルを使用することは意味がない。エネルギーレベルの限
定セットを選択することにより、中間調像を表現するビ
ットマップにおけるビット数は、低減される。エネルギ
ーレベル数は、出力装置の階調能力の関数において選定
される。種々のエネルギーレベルに対する濃度変動が小
さいならば、限定セットは、一般に64の大量のエネル
ギーレベルを含む。通常、16個のエネルギーレベルが
選択される。これは、2つのマイクロドットに対するエ
ネルギーレベルは、8ビットの1バイトに記憶されると
いう利点を有する。劣った階調能力を有するシステムに
おいて、一般に4つのエネルギーレベルが選択される。
【0063】好ましくは、エネルギーレベルは、次のエ
ネルギーレベルが、各エネルギーレベルEjに対して、
反射率の同一減分を与える如く選択されなければならな
い。これは、次の方法によって達成される。まず第一
に、すべての可能エネルギーレベル例えば400の代表
サブセット例えば16が選択される。この例において、
エネルギーレベル1、25、50等が選択される。ま
た、次の手順を達成するために400個のエネルギーレ
ベルのすべてを選択することが可能である。その場合
に、サブセットは、利用可能エネルギーレベルの全セッ
トである。図7に示された如く、サブセットからの各エ
ネルギーレベルにより、パッチ52又は53が、像キャ
リヤ51、又はさらに議論される如く潜像が可視像に変
換されるユニットにおいて出力される。各パッチのサイ
ズは、好ましくは、10mm高、10mm幅である。そ
れ自体、それは、積算濃度計によって容易に測定され
る。すべてのパッチは、小孤立ゾーン54から成る。ゾ
ーンは、それらが相互に影響しない如く、相互に離間さ
れる。好ましくは、各ゾーン54の間に少なくとも2つ
のマイクロドットの間隔がある。ゾーン自体は、高濃度
核55とハロー56を含む。高濃度核は、好ましくは、
利用可能な最大エネルギーレベルによって結像される一
つのマイクロドットである。また、低位エネルギーレベ
ルは、それ自身で安定濃度を与える安定エネルギーレベ
ルである限りこの核55に対して使用され、それらがど
のようなエネルギーレベルを有しても、その近傍のマイ
クロドットの濃度を安定化させる。ハロー56は、サブ
セットからの一つのエネルギーレベル例えばE1、E25
によって結像される。好ましくは、ハローの幅は、一マ
イクロドットである。それ自体、各ゾーン54は、9個
のマイクロドットを有し、その中心は、最大エネルギー
レベルにおいて結像され、そして他の8個のマイクロド
ットは、サブセットからのエネルギーレベルで結像され
る。各パッチ52は、こうして、3つのエネルギーレベ
ル、即ち、ゾーン54の間の背景における最低エネルギ
ーレベル、安定エネルギーレベル及びサブセットからの
エネルギーレベルEjによって結像される。一つのキャ
リヤにおいて、サブセットから選択された異なるエネル
ギーレベルを有する異なるパッチ52、53が結像され
る。結像後、エネルギーレベルEj(例えば、E1
25、...)を有する各パッチ52、53の反射率R
jが測定される。これは、低濃度背景とともに、大量の
ゾーン54の平均濃度をまとめ上げる積算濃度計によっ
て行われる。図8に示された如く、反射率Rjは、エネ
ルギーレベルEjに対してプロットされる。この曲線
は、Agfa−Gevaert N.V.によって市販
されるChromapresssystemにおいて上
記の測定を行うことにより獲得された。反射率とエネル
ギーレベルの両方は、均等目盛化とオフセットを減算す
ることにより、[0、1]に正規化される。さらに、反
射率軸Norm_reflの方向は反転され、増大関数
R=f(E)を与える。測定点は、区分状線形、二次又
は三次曲線によって補間又は近似され、連続関数R=f
(E)を与える。反射率の等減分を与えるエネルギーレ
ベルを見付けることに関心があるために、間隔
[Rmin、Rmax]は、副間隔[Rk、Rk+1]において分
割され、すべては反射率軸において同一長を有する。副
間隔の数は、選択エネルギーレベルEkの数から1を減
算した数である。16個のエネルギーレベルを選択した
いならば、間隔数は、15になる。副間隔を線引きする
点Rkにおける関数R=f(E)の逆評価により、選択
エネルギーレベルEkが見いだされる。
【0064】驚異的にも、図9に描かれた配置に適用さ
れた同一方法は、同一結果を与えることが判明した。こ
こで、像キャリヤ62におけるパッチ61は、相互にお
ける帯の影響がない如く、ある距離で相互に離間した平
行帯63から成る。各帯63は、狭い中央帯64と2つ
の狭い側帯65と66から成る。前実施態様における如
く、中央帯64は、安定濃度を与える高エネルギーレベ
ルによって結像され、側帯においてマイクロドットの濃
度もまた安定化させる。側帯65、66は、利用可能な
エネルギーレベルのサブセットからエネルギーレベルE
jによって結像される。手順の残りは、図7と図8に関
して記載されたものと本質的に同一である。同一エネル
ギーレベルEkが、見いだされる。さらに、帯が全パッ
チ61において、高濃度マイクロドット64のパーセン
ト、中間濃度マイクロドット65のパーセントと最低濃
度マイクロドットのパーセントが、図7における点状ゾ
ーン54と同一である如く配置されるならば、測定され
た反射率Rjは、同一である。これは、すべてのエネル
ギーレベルが、近傍のマイクロドットによって安定化さ
れる限り、一つの濃度レベルを一貫的に生成することを
立証する。
【0065】また、反射率Rjは、温度、湿度の如く環
境パラメータに依存し、さらに、使用されたトナーと用
紙の形式と、ドラムの年齢等に依存する。このため、種
々のパラメータに対してこれらの測定を繰り返し、これ
らのパラメータの関数として結果Ekを記憶することが
都合が良い。例えば16個のエネルギーレベルEkが選
択されるならば、16組の選択エネルギーレベルを記憶
することは、非常に容易である。列挙されたパラメータ
は、測定又は追跡され、そして必要な時は常に、図1に
示されたエネルギーレベルテーブル36が再ロードされ
る。これは、種々の環境に対して出力の複製可能性を劇
的に改良する非常に高速な動作である。限定セットのエ
ネルギーレベルEjを獲得するこの方法は、エネルギー
レベルのシーケンスにおいて全印刷エンジンを要約す
る。出力装置の非線形性は、このシーケンスによって補
正される。この方法は、優先的に、自動像濃度制御シス
テムにおいて実現される。上記のパッチは、潜像が形成
されるドラムにおける特定位置において結像され、トナ
ーがこの位置に塗布され、位置は、LED又はレーザー
ダイオードによって照明され、そして反射光が、パッチ
上を積算する感光センサーによって測定される。
【0066】いったん限定セットのエネルギーレベルが
選択され、種々のピクセル色調曲線においてエネルギー
レベルを増大させるための次数が固定されたならば、提
供されたすべての可能分布からスーパーセル又はL個の
中間調セル形式について正確にL個のエネルギー分布を
選択しなければならない。Lは、入力像における強度レ
ベル数を表し、一般に256である。ドット利得の如く
セル構造による見地は、次の方法によって線形化され
る。選択エネルギーレベル数Nが16であり、スーパー
セルにおけるマイクロドット数S*Mが225であるな
らば、スーパーセルを最低濃度から最高濃度にさせるシ
ーケンスにおいてNjと番号付けされたN*S*M=1
6*225=3600の中間調セル形式がある。エネル
ギーレベルが各マイクロドットに対して増分される次数
は、上記の如く摂動関数G’(x,y,I)によって与
えられる。シーケンスにおける3600個の中間調セル
形式のすべてに対して10mm対10mmのパッチを出
力することが可能である。パッチは、スーパーセルに重
ねられ、そしてパッチ内の各スーパーセルは、シーケン
ス番号Njによって与えられたエネルギーレベルの全く
同一の分布を有する。中間調セル形式Njによって結像
されたスーパーセルからなるパッチの反射率が測定さ
れ、反射率値Rjを与える。測定された反射率Rjは、図
10に示された如くNjに対してプロットされる。ま
た、この曲線は、Chromapresssystem
において上記の測定を行うことにより獲得された。ここ
で再び、両軸は、区間[0,1]に対して正規化され、
そして反射率軸が逆に方向付けられる。これは、Rj
において、最小反射率Rminを有する点と最大反射率R
maxを有する点を与える。L個の強度レベルIxyを線
形的に反射率レベルRに写像することが目的であるため
に、区間[Rmin、Rmax]は、L−1個の等副間隔に分
割される。この細分は、L−1個の副区間[Rk
k+1]を与える。各値Rkに対して、それに最も近い値
jが探索され、そして対応する順序番号Njが、反射率
kに写像される強度レベルIkに対してスーパーセル上
のエネルギー分布を規定するための候補として選択され
る。
【0067】スーパーセルが大きくなるにつれて、関数
G’(x,y,I)によって見いだされるすべての配置
jを列挙することは非実際的になる。このため、好ま
しくは16要素を含む、すべての配置Njのサブセット
の予選択が行われる。すべての利用可能な中間調セル形
式Njの全セットをサブセットとして規定することが可
能である。再び、図10に示された如く、プロットが行
われるが、測定点の数は、緻密ではない。各必要反射率
kに対して、指数jが、Rj≦Rk<Rj+1の如く求めら
れる。Rjは、順序番号Njに対応し、そしてRj+1は、
順序番号Nj+1に対応する。前段階において、エネルギ
ーレベルにおける増分は反射率レベルにおいて一定減分
を与えるようにしたことと、シーケンスにおける各次要
素に対して、完全スーパーセルの一つのエネルギーレベ
ルが増分されることから、NjとNj+1の間で線形補間
し、反射率Rkを与える順序番号Nkを見いだすことがで
きる。
【0068】Nk=Nj+(Nj+1−Nj)*(Rk−Rj
/(Rj+1−Rj) 関数Rj=f(Nj)は、きわめて非線形である。このた
め、この関数の16のサンプルのみが測定されるなら
ば、三次スプライン関数の如く区分状非線形関数により
連続補間又は近似をすることは都合が良い。近似は、測
定誤差を平滑化する能力をさらに設ける。
【0069】組合せの選択サブセットが、同一スーパー
セルにおける異なる中間調セルの等価マイクロドットが
常に同一エネルギーレベルを有するすべての可能な組合
せを列挙する如くであるならば、必要反射率Rkと獲得
反射率Rj+1の間の反射率の差分は、エネルギー増分を
得なければならない等価マイクロドットの数を決定する
ために使用される。どのマイクロドットが増分を得るか
は、誤差関数又はスーパーセルにおけるマイクロドット
に与えられた従属シーケンスによって決定される。
【0070】この方法はまた、基本中間調セルにも適用
されるが、容易に達せられる反射率レベルは、ずっと粗
くなることは明らかである。
【0071】本発明が好ましい実施態様を参照して記載
されたが、技術における当業者は、発明の精神と範囲に
反することなく、形態と詳細において変更が行われるこ
とを認識するであろう。
【0072】本発明の主なる特徴及び態様は以下のとお
りである。
【0073】1.互いの上部に印刷された少なくとも3
つの中間調像を具備するカラー又は多色調複製におい
て、該像の各々は、マイクロドットの記録格子において
再現され、孤立中間調ドットを具備し、この場合、 − 中間調ドットの外側の領域が、最小背景濃度Dmin
を有し、 − 中間調ドットが、濃度レベルD1を有する少なくと
も一つのマイクロドットと、異なる濃度レベルD2を有
する少なくとも一つのマイクロドットとを含み、D1
2はDminよりも高く、 − 中間調ドットの中心が、第1方位を有する平行等距
離基線の第1セットと、第1方位とは異なる第2方位を
有する平行等距離補助線の第2セットとに沿って配置さ
れ、 − 任意の補助線と任意の基線の交差点が、該交差点に
最も近いマイクロドットに関して同一相対位置を有する
カラー又は多色調複製。
【0074】2.基線の方位が、該中間調像に対して異
なる上記1に記載の複製。
【0075】3.該中間調像の各々が、背景濃度Dmin
よりも高い濃度レベルを有する隣接マイクロドットから
成る孤立帯をさらに具備する上記1に記載の複製。
【0076】4.孤立帯が、濃度レベルD1を有するマ
イクロドットと、異なる濃度レベルD2を有するマイク
ロドットとを含み、D1とD2はDminよりも高い上記3
に記載の複製。
【0077】5.該帯が、基線に沿って中心を置く上記
3に記載の複製。
【0078】6.該中間調像が、さらに、Dminよりも
高い2つの異なる濃度レベルD1とD2から選択された濃
度レベルを有するマイクロドットから成る2つの近傍基
線と2つの近傍補助線によって囲われた平行四辺形より
も大きなゾーンを具備する上記1に記載の複製。
【0079】7.少なくとも一つの中間調像の補助線
が、別の中間調像の基線と同一方位を有する上記1に記
載の複製。
【0080】8.一つの中間調像の基線と補助線のすべ
ての交差点が、少なくとも2つの他の中間調像の対応点
と、該交差点に最も近いマイクロドットに関して同一相
対位置を有する上記1に記載の複製。
【0081】9.3つの中間調像に対する基線が、鈍角
ではない三角形を形成する上記1に記載の複製。
【0082】10.3つの中間調像から基線によって形
成された三角形が、鋭角三角形である上記9に記載の複
製。
【0083】11.3つの中間調像の基線が、記録格子
線に平行ではない上記1に記載の複製。
【0084】12.第1中間調像に対する2つの隣接基
線が、第2中間調像に対する2つの隣接基線とともに、
平行四辺形を形成し、そして第3中間調像に対する基線
が、該平行四辺形の最短対角線に平行である上記1に記
載の複製。
【0085】13.基本中間調セルの3つのセットの構
成のための方法であり、各中間調セルは、多重レベル中
間調化において使用される基線において組み立てられる
方法において、(a)整数座標を有する第1座標対
(X1、Y1)を選択する段階と、(b)整数座標を有する
異なる第2座標対(X2、Y2)を選択する段階と、(c)
整数座標X3=X2−X1、Y3=Y2−Y1を有する第3座
標対(X3、Y3)を確立する段階と、(d)ユークリッド
長差に基づき、3つの座標対に対する評点を確立する段
階と、(e)幾つかの可能な第2対に対して段階(b)〜
(d)を実行する段階と、(f)それらの評点に応じて第
1及び第2対を選択する段階と、(g)第1ベクトルに平
行であるとして第1中間調セルの基線を規定する段階
と、(h)第2ベクトルに平行であるとして第2中間調セ
ルの基線を規定する段階と、(i)第3ベクトルに平行で
あるとして第3中間調セルの基線を規定する段階とを具
備する方法。
【0086】14.各成分に対して少なくとも3つの異
なる濃度レベルを使用して、少なくとも3つの多重レベ
ル中間調像成分の組合せとしてキャリヤにおいて連続色
調像を再現する方法において、各中間調像に対して、 − 低濃度の均質領域において離散点状ゾーンを再現す
る段階と、 − 中濃度の均質領域において孤立線を再現する段階
と、 − 高濃度の領域においてほぼ均質な濃度の領域を再現
する段階とを具備する方法。
【0087】15.2度描写された像として、少なくと
も3つの異なる濃度レベルを使用して、キャリヤにおい
て原連続色調像を再現するための方法において、 − 第1描写像を獲得するために第1線画面による原像
の強度の変調と、 − 該2度描写像を獲得するために第2線画面による第
1描写像の強度の変調とを具備し、この場合、第2線画
面の方位が、第1線画面の方位とは実質的に異なる方
法。
【0088】16.再現システムによりキャリヤにおい
て像を再現するための方法において、 − アドレス(x,y)によりアドレス指定可能なマイ
クロドットにキャリヤを分割する段階と、 − 各ピクセルが情報としてアドレス(x,y)と強度
レベルIxyを有し、マイクロドット当たり1ピクセル
によって像を表現する段階と、 − 各中間調セルがM(Mは整数でM>1)のマイクロ
ドットRiを有し、同一中間調セルにおいてすべてのマ
イクロドットを仕切る格子を規定する段階と、 − 強度レベルIxyをエネルギーレベルEjに変換す
るために、ピクセル色調曲線Liを各マイクロドットRi
に関連させる段階と、 − 各ピクセルに対して、そのアドレス(x,y)から
対応するマイクロドットRiを決定し、対応するピクセ
ル色調曲線Liによる強度レベルIxyを適切なエネル
ギーレベルEjに変成する段階と、 − アドレス(x,y)を有するマイクロドットにおけ
る濃度に変換するために再現システムにエネルギーレベ
ルEjを提供する段階とを具備し、各ピクセル色調曲線
iが、最低強度に対して0に最高強度に対して1に正
規化された強度レベルIを、値Vに比例するエネルギー
レベルEjに変換し、これにより、Vは、 − 第1角度により方向付けられた平行な等距離中心線
の第1セットが、格子上に重ね合わされ、2つの中心線
の間の距離と第1角度が、各中間調セルが平行線の同一
パターンによって覆われる如く選択され、 − (1−I)に比例する幅を有し、各帯が一つの中心
線を対称的に覆ってなる帯の第1セットが、格子上に重
ね合わされ、 − ピクセル色調曲線Liに対応するマイクロドットRi
が、第1セットからの該帯の任意によって覆われたマイ
クロドットRiの面積に比例する第1値Vを割り当てら
れ、 − 該マイクロドットRiが、重み値W1を有しV1とI
の重み付き合計である第2値V22=(1−W)*V1+W1*(1−I) を割り当てられ、 − 第2角度により方向付けられた平行な等距離中心線
の第2セットが、格子上に重ね合わされ、2つの中心線
の間の距離と第2角度が、各中間調セルが平行線の同一
パターンによって覆われる如く選択され、 − 第2値V2に比例する幅を有し、各帯が一つの中心
線を対称的に覆ってなる帯の第2セットが、格子上に重
ね合わされ、 − ピクセル色調曲線Liに対応するマイクロドットRi
が、第2セットから該帯の任意によって覆われたマイク
ロドットRiの面積に比例する第3値V3を割り当てら
れ、 − 該マイクロドットRiが、重みW2を有し、V3とV2
の重み付き合計である最終値V V=(1−W2)*V3+W2*V2 を割り当てられる如く規定されることを特徴とする方
法。
【0089】17.重みW1とW2が、(1−I)に比例
する上記16に記載の方法。
【0090】18.エネルギーレベルの可能セットから
N個のエネルギーレベルの限定セットを選択するための
方法において、 − エネルギーレベルの可能セットからサブセットEj
を選択する段階と、 − 各選択エネルギーレベルEjに対して、該サブセッ
トから複数の同一孤立点状ゾーンを指定し、各ゾーン
は、安定エネルギーレベルEsによって指定された一定
高濃度の内部ゾーンと、該エネルギーレベルEjによっ
て指定された濃度の周囲ゾーンとを具備する段階と、 − エネルギーレベルEjによって部分的に指定された
該複数の同一ゾーン上で積算された反射率Rjを測定す
る段階と、 − N−1個の等サイズの区間[Rk,Rk+1]に測定反
射率Rjの範囲を分割する段階と、 − 測定反射率とエネルギーレベル(Rj、Ej)を使用
して、各反射率Rkに対してエネルギーレベルEkを検出
する段階と、 − エネルギーレベルEkからなるとして限定セットを
規定する段階とを具備する方法。
【0091】19.中間調セル形式の順序付きセットか
らL個の中間調セル形式の限定セットを選択する方法に
おいて、 − 該順序付きセットから中間調セル形式Hjのサブセ
ットを選択する段階と、 − 各選択中間調セル形式Hjに対して、該サブセット
から、同一中間調セルHjを複数回反復再現することに
より、隣接ゾーンを再現する段階と、 − 該複数の同一中間調セルHjで積算された反射率Rj
を測定する段階と、 − L−1個の等サイズの反射率区間[Rk、Rk+1]に
該サブセットからのすべての選択中間調セル形式Hj
対する測定反射率Rjの範囲を分割する段階と、 − 選択中間調セル形式Hjに対して測定反射率Rjを使
用して、各反射率Rkに対して順序付きセットから中間
調セル形式Hkを検出する段階と、 − 中間調セルHkからなるとして限定セットを規定す
る段階とを含む方法。
【0092】20.中間調セルの順序付きセットが、可
能エネルギーレベルの限定セットから構成される上記1
9に記載の方法。
【0093】21.順序付きセットの組成が、 − 一次順序付けを有するマイクロドットからなる一つ
以上の同一基本中間調セルから中間調セルを確立する段
階と、 − 完全中間調セル内の各マイクロドットに対して従属
順序付けを確立する段階と、 − 一次順序付けが有効であり、一次順序付けが中間調
セル形式に対して等しい候補を与える時、従属順序付け
が有効になる如く順序付けを規定する段階とを含む上記
19に記載の方法。
【0094】22.従属次数が、中間調セル上で一般化
Bayer行列の次数に対応する上記21に記載の方
法。
【0095】23.一般化Bayer行列が、中間調セ
ルを覆う次に大きなBayer行列の隣接副区分であ
り、両次元が2の羃である上記22に記載の方法。
【0096】24.該Bayer行列が、各副行列にお
いてランダム置換を課することにより変更され、両次元
が、一般化Bayer行列のサイズの最小素因子である
上記22に記載の方法。
【0097】25.少なくとも3つのエネルギーレベル
jのセットによって駆動された再現装置における像の
複製のために中間調セル内の各マイクロドットに対して
ピクセル色調曲線からなる中間調セル形式の順序付きセ
ットを発生する方法において、 − 各マイクロドットRxyに対して、中間調セル内の
相対位置(x,y)と像の強度レベルIの関数として対
象関数g(x,y,I)を計算し、この場合、対象関数
gは、エネルギーレベルEjがエネルギーレベルEj+1
増大されなければならない次数を指示する段階と、 − 従属次数を課するためのg’(x,y,I)を獲得
するために、各対象関数に誤差関数e(x,y,I)を
付加する段階と、 − 関数g’(x,y,I)によって指示された次数に
おいて各マイクロドットに対するピクセル色調曲線にエ
ネルギーレベルEjを割り当てる段階とを具備する方
法。
【図面の簡単な説明】
【図1】多重レベル中間調化装置の概略図である。
【図2】線変調技術の詳細を説明する。
【図3】種々の方位において線画面によって変調された
一定グレー像の諸例を与える。
【図4】線画面の組合せによって変調された一定グレー
像の諸例を与える。
【図5】線画面変調と全階調変調の組合せの諸結果を示
す。
【図6】本発明による3つの画面の好ましい組合せに対
して基線方位とともに基本セル及びスーパーセルを示
す。
【図7】エネルギーレベルEjの限定セットを選択する
ための試験ページを示す。
【図8】エネルギーレベルの関数として反射率を与える
グラフである。
【図9】図7と等価な諸結果を与える別の試験ページを
示す。
【図10】順序付き中間調セル形式のセットの関数とし
て反射率を示すグラフである。
【符号の説明】
21 キヤリア 22 マイクロドット 23 再現装置 26 像 29 ピクセルデータ 30 中間調像

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いの上部に印刷された少なくとも3つ
    の中間調像を具備するカラー又は多色調複製において、
    該像の各々は、マイクロドットの記録格子において再現
    され、孤立中間調ドットを具備し、 − 中間調ドットの外側の領域が、最小背景濃度Dmin
    を有し、 − 中間調ドットが、濃度レベルD1を有する少なくと
    も一つのマイクロドットと、異なる濃度レベルD2を有
    する少なくとも一つのマイクロドットとを含み、D1
    2はDminよりも高く、 − 中間調ドットの中心が、第1方位を有する平行等距
    離基線の第1セットと、第1方位とは異なる第2方位を
    有する平行等距離補助線の第2セットとに沿って配置さ
    れ、 − 任意の補助線と任意の基線の交差点が、該交差点に
    最も近いマイクロドットに関して同一相対位置を有する
    カラー又は多色調複製。
  2. 【請求項2】 基本中間調セルの3つのセットの構成の
    ための方法であり、各中間調セルは、多重レベル中間調
    化において使用される基線において組み立てられる方法
    において、(a)整数座標を有する第1座標対(X1
    1)を選択する段階と、(b)整数座標を有する異なる
    第2座標対(X2、Y2)を選択する段階と、(c)整数座
    標X3=X2−X1、Y3=Y2−Y1を有する第3座標対
    (X3、Y3)を確立する段階と、(d)ユークリッド長差
    に基づき、3つの座標対に対する評点を確立する段階
    と、(e)幾つかの可能な第2対に対して段階(b)〜
    (d)を実行する段階と、(f)それらの評点に応じて第
    1及び第2対を選択する段階と、(g)第1ベクトルに平
    行であるとして第1中間調セルの基線を規定する段階
    と、(h)第2ベクトルに平行であるとして第2中間調セ
    ルの基線を規定する段階と、(i)第3ベクトルに平行で
    あるとして第3中間調セルの基線を規定する段階とを具
    備する方法。
  3. 【請求項3】 各成分に対して少なくとも3つの異なる
    濃度レベルを使用して、少なくとも3つの多重レベル中
    間調像成分の組合せとしてキャリヤにおいて連続色調像
    を再現する方法において、各中間調像に対して、 − 低濃度の均質領域において離散点状ゾーンを再現す
    る段階と、 − 中濃度の均質領域において孤立線を再現する段階
    と、 − 高濃度の領域においてほぼ均質な濃度の領域を再現
    する段階とを具備する方法。
  4. 【請求項4】 2度描写された像として、少なくとも3
    つの異なる濃度レベルを使用して、キャリヤにおいて原
    連続色調像を再現するための方法において、 − 第1描写像を獲得するために第1線画面による原像
    の強度の変調と、 − 該2度描写像を獲得するために第2線画面による第
    1描写像の強度の変調とを具備し、第2線画面の方位
    が、第1線画面の方位とは実質的に異なる方法。
  5. 【請求項5】 再現システムによりキャリヤにおいて像
    を再現するための方法において、 − アドレス(x,y)によりアドレス指定可能なマイ
    クロドットにキャリヤを分割する段階と、 − 各ピクセルが情報としてアドレス(x,y)と強度
    レベルIxyを有し、マイクロドット当たり1ピクセル
    によって像を表現する段階と、 − 各中間調セルがM(Mは整数でM>1)のマイクロ
    ドットRiを有し、同一中間調セルにおいてすべてのマ
    イクロドットを仕切る格子を規定する段階と、 − 強度レベルIxyをエネルギーレベルEjに変換す
    るために、ピクセル色調曲線Liを各マイクロドットRi
    に関連させる段階と、 − 各ピクセルに対して、そのアドレス(x,y)から
    対応するマイクロドットRiを決定し、対応するピクセ
    ル色調曲線Liによる強度レベルIxyを適切なエネル
    ギーレベルEjに変成する段階と、 − アドレス(x,y)を有するマイクロドットにおけ
    る濃度に変換するために再現システムにエネルギーレベ
    ルEjを提供する段階とを具備し、各ピクセル色調曲線
    iが、最低強度に対して0に最高強度に対して1に正
    規化された強度レベルIを、値Vに比例するエネルギー
    レベルEjに変換し、これにより、Vは、 − 第1角度により方向付けられた平行な等距離中心線
    の第1セットが、格子上に重ね合わされ、2つの中心線
    の間の距離と第1角度が、各中間調セルが平行線の同一
    パターンによって覆われる如く選択され、 − (1−I)に比例する幅を有し、各帯が一つの中心
    線を対称的に覆ってなる帯の第1セットが、格子上に重
    ね合わされ、 − ピクセル色調曲線Liに対応するマイクロドットRi
    が、第1セットからの該帯の任意によって覆われたマイ
    クロドットRiの面積に比例する第1値Vを割り当てら
    れ、 − 該マイクロドットRiが、重み値W1を有しV1とI
    の重み付き合計である第2値V22=(1−W)*V1+W1*(1−I) を割り当てられ、 − 第2角度により方向付けられた平行な等距離中心線
    の第2セットが、格子上に重ね合わされ、2つの中心線
    の間の距離と第2角度が、各中間調セルが平行線の同一
    パターンによって覆われる如く選択され、 − 第2値V2に比例する幅を有し、各帯が一つの中心
    線を対称的に覆ってなる帯の第2セットが、格子上に重
    ね合わされ、 − ピクセル色調曲線Liに対応するマイクロドットRi
    が、第2セットから該帯の任意によって覆われたマイク
    ロドットRiの面積に比例する第3値V3を割り当てら
    れ、 − 該マイクロドットRiが、重みW2を有し、V3とV2
    の重み付き合計である最終値V V=(1−W2)*V3+W2*V2 を割り当てられる如く規定されることを特徴とする方
    法。
  6. 【請求項6】 エネルギーレベルの可能セットからN個
    のエネルギーレベルの限定セットを選択するための方法
    において、 − エネルギーレベルの可能セットからサブセットEj
    を選択する段階と、 − 各選択エネルギーレベルEjに対して、該サブセッ
    トから複数の同一孤立点状ゾーンを指定し、各ゾーン
    は、安定エネルギーレベルEsによって指定された一定
    高濃度の内部ゾーンと、該エネルギーレベルEjによっ
    て指定された濃度の周囲ゾーンとを具備する段階と、 − エネルギーレベルEjによって部分的に指定された
    該複数の同一ゾーン上で積算された反射率Rjを測定す
    る段階と、 − N−1個の等サイズの区間[Rk,Rk+1]に測定反
    射率Rjの範囲を分割する段階と、 − 測定反射率とエネルギーレベル(Rj、Ej)を使用
    して、各反射率Rkに対してエネルギーレベルEkを検出
    する段階と、 − エネルギーレベルEkからなるとして限定セットを
    規定する段階とを具備する方法。
  7. 【請求項7】 中間調セル形式の順序付きセットからL
    個の中間調セル形式の限定セットを選択する方法におい
    て、 − 該順序付きセットから中間調セル形式Hjのサブセ
    ットを選択する段階と、 − 各選択中間調セル形式Hjに対して、該サブセット
    から、同一中間調セルHjを複数回反復再現することに
    より、隣接ゾーンを再現する段階と、 − 該複数の同一中間調セルHjで積算された反射率Rj
    を測定する段階と、 − L−1個の等サイズの反射率区間[Rk、Rk+1]に
    該サブセットからのすべての選択中間調セル形式Hj
    対する測定反射率Rjの範囲を分割する段階と、 − 選択中間調セル形式Hjに対して測定反射率Rjを使
    用して、各反射率Rkに対して順序付きセットから中間
    調セル形式Hkを検出する段階と、 − 中間調セルHkからなるとして限定セットを規定す
    る段階とを含む方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも3つのエネルギーレベルEj
    のセットによって駆動された再現装置における像の複製
    のために中間調セル内の各マイクロドットに対してピク
    セル色調曲線からなる中間調セル形式の順序付きセット
    を発生する方法において、 − 各マイクロドットRxyに対して、中間調セル内の
    相対位置(x,y)と像の強度レベルIの関数として対
    象関数g(x,y,I)を計算し、この場合、対象関数
    gは、エネルギーレベルEjがエネルギーレベルEj+1
    増大されなければならない次数を指示する段階と、 − 従属次数を課するためのg’(x,y,I)を獲得
    するために、各対象関数に誤差関数e(x,y,I)を
    付加する段階と、 − 関数g’(x,y,I)によって指示された次数に
    おいて各マイクロドットに対するピクセル色調曲線にエ
    ネルギーレベルEjを割り当てる段階とを具備する方
    法。
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