JP3479560B2 - 限定濃度分解能をもつレンダリング装置のスクリーン処理方法 - Google Patents

限定濃度分解能をもつレンダリング装置のスクリーン処理方法

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JP3479560B2 JP18072394A JP18072394A JP3479560B2 JP 3479560 B2 JP3479560 B2 JP 3479560B2 JP 18072394 A JP18072394 A JP 18072394A JP 18072394 A JP18072394 A JP 18072394A JP 3479560 B2 JP3479560 B2 JP 3479560B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、所定の限定数のエネル
ギーレベルをもつレンダリング装置による、透明あるい
は不透明な担体上画像描出するための方法や装置に
関する。この方法は、電子写真式プリンターやコピーで
利用できるものである。 【0002】 【従来の技術】一般的にレンダリング装置は、主にその
アドレス特性に依存する限定された空間解像度をもって
いる。それらはまた限定された濃度分解能も有してい
る。下記の表に、アドレス特性値や濃度分解能のいくつ
かの例表示る。アドレス特性は、例えば、インチ毎
ドット数つまりdpi値などの線形単位あたりの可能位
置の数で表すことができる。 【0003】 装置 アドレス特性 濃度分解能 普通紙レザープリンタ 200〜600dpi バイナリ値:2段階 光学植字機 2400dpi バイナリ値:2段階 医療用レザー記録装置 300dpi 256〜4096段階 感熱プリンタ 300dpi 8〜32段階 改良電子写真プリンタ 300〜600dpi 4〜64段階 【0004】ヨーロッパ特許出願番号EP0、304、
289A2に、13のエネルギーレベルをもつ感熱プリ
ンタに適用できる方法が記述されている。その方法によ
ると、レンダリング装置は3つのエネルギーレベルをも
ち、少なくとも二つの閾値を有しており、ディザーマト
リクスを基礎にしたスクリーン技法により限定濃度分解
能を高めている。入力画像レベルが増えると、特定の基
準に従ってマイクロドットにおけるエネルギーレベルが
変動する。画像信号の連続間隔については、その基準は
一定である。 【0005】前記方法の目的は、レベルの変動幅を抑制
することである。六つの基準により 、エネルギーレベル
をスクリーンのセル単位に割り当てるパターンや方式が
決定されている。その内のいくつかのパターンは感熱プ
リンタには有利ではあるが、電子写真処理においてはあ
まり適切でない。つまり第1のパターン(タイプ1)で
は、高濃度値の点の周囲における熱エネルギーあるいは
静電エネルギーの平坦な分布が試みられている。しかし
電子写真処理では、濃度値を再現可能つまり予知可能に
するため、マイクロドットの低濃度から高濃度への
強調することが必要である。前記の発明によるタイプ
1から成るハーフトーンドットは、様々なエネルギーレ
ベルをもつ電子写真処理においては不安定な態度をと
る。これは、低濃度値をもつマイクロドットが大多数を
占めることが原因である。また、タイプ2のハーフトー
ンドットがもたらす濃度変動は、その位置によって異な
り、変調されたマイクロドットの非安定態度せいで一
定しない。高濃度値については、電子写真処理が安定し
ており、レンダリング装置の最高空間解像度を達成する
ため、連続トーン能力を最大に利用したとき、タイプ6
ではその優位性に悪影響を与える。このタイプでは、ス
クリーンセル内のただ一つの特定マイクロドットだけが
その濃度値を増加できる。そしてのマイクロドット
は、その一つ前のマイクロドットが最大濃度値に到達し
た後に、ようやくアドレス可能となる。 【0006】【発明が解決しようとする課題】 本発明の目的は、ア
レス可能なマイクロドット1個につき二つ以上の濃度レ
ベルをレンダリング処理できる電子写真装置によって、
連続トーン画像情報を担体上に描出するスクリーン方法
であって、エネルギーレベルが最適に選択されて、連続
した予知可能な画像の再生を行うために利用されている
ようなスクリーン方法を提供することである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の方法は、レンダ
リング装置によって担体上に画像を描出する方法であっ
て、 −前記担体はマイクロドットに分割され、各マイクロド
ットはアドレスx,yによりアドレス可能であり、 −画像はマイクロドット毎に一つの画素により表わされ
ており、各画素はアドレスx,yと画像信号Ix,y
とを情報として有し、 −スクリーンはすべてのマイクロドットを同等なスクリ
ーンセルの区分に分け、各スクリーンセルはM個(Mは
整数でM>1)のマイクロドットR を含み、 −画像信号Ix,y をエネルギーレベルE に変換す
るために、各マイクロドットR を画素トーン曲線L
に関連させ、 −各画素に対して、マイクロドットR はアドレス
x,yから決められ、画像信号Ix,y は対応する画
素トーン曲線L により適当なエネルギーレベルE
に変換され、 −レンダリング装置はエネルギーレベルE を、アド
レスx,yを有するマイクロドット上の濃度レベルに変
換するという方法において、N個(Nは整数でN>2)
のエネルギーレベルE があり、E,E,…,E
,…,Eの増加あるいは減少するエネルギーレベル
の順序であり、一つのインデックスS(1<S<N)が
あり、このインデックスSは −E が非マークの安定エネルギーレベルであり; −E …E がマークの安定エネルギーレベルであ
り; −他のすべてのエネルギーレベルがマークの非安定であ
るように選択されていることを特徴とする。 【0008】本発明でいう画像とは、担体上の濃度差と
して人間の目に感知し得るものであって、白黒またはカ
ラーの連続トーン画像である。カラー画像は、例えば2
色あるいはそれ以上の数の色成分から成る。連続トーン
とは、疑似連続濃度表示として人間のに感知される画
という一般的な意味をもつものである。また、線画や
2値画像も、本方法にて担体上にレンダリング処理可能
である。 【0009】担体とは、普通の白色用紙やカラー用紙の
ことである。担体は、拡大投影装置にて利用できる透明
シート、写真グラビアや医療診断に使われる写真フィル
ム、透明あるいは不透明の感熱用紙、あるいは、処理に
より表面の各部分の光学濃度変化が発生するようないか
なる材料から製造されたその他の物体である。 【0010】レンダリング装置とは、好ましくは用紙上
のトナー粉末を固化させる電子写真装置である。本発明
の方法が適用できるその他のレンダリング装置とは、熱
処理にて担体上に材料を付着させたり、担体の光学特性
を変化させたりできるサーモグラフ装置、所定の解像度
で担体上マイクロドットをアドレスして、マイクロド
ットの点部分に材料を付着させて光化学反応させて、マ
イクロドットの光学濃度を調節できるレザー光線を基
にしたレンダリング装置などがある。 【0011】マイクロドットとは、レンダリング装置が
濃度変動を実行できる担体上の最小アドレス可能単位で
ある。マイクロドットは、中心点を有している。この中
心点は、レンダリング装置が作成する担体上の点区域の
中心でもある。こ点区域は、正方形、長方形、丸形、
楕円形など多様な形状であることができるが、ここでの
マイクロドットは四角形とする。長方形の中心は、マイ
クロドットの中心と一致している。その水平側面長さは
二つの横方向に隣接したマイクロドットの中心間の距離
と同じで、垂直側面長さは二つの縦方向に隣接したマイ
クロドットの中心間の距離と同じである。我々の好適実
施例では正方形のマイクロドットに限定したが、本発明
は異形状のマイクロドットにも関係するのは言うまでも
ない。マイクロドットのアドレス処理は、直交座標
(そこではマイクロドットが水平方向及び垂直方向に計
算される)におけるマイクロドットの中心の水平位置x
と垂直位置yで例えば特定されるマイクロドットについ
ての特異的アドレスを使って行う。 【0012】濃度とは、透明あるいは不透明の担体上で
拡散反射または透過する光学濃度である。また、濃度は
「マイクロ濃度」であって、1個のマイクロドットの入
射光量とそのマイクロドットにより反射あるいは透過さ
れた光量の比から算定できるものである。人間の目で
は、統合的に濃度を感知する。統合感知域は、マイクロ
ドットの区域よりはるかに大きい。まず始めに仮定して
おくことは、電子写真処理が操作区域において線形に
るまうものであって、統合濃度値は、スクリーンセルを
形成する多数のマイクロドットの平均濃度値から得られ
るものである、ということである。この仮定により、画
素トーン曲線の和が成立できる。各画素トーン曲線は、
画像信号の関数としてのエネルギーレベルを示すもので
ある。そして、スクリーンセル内の全マイクロドットに
おける同じ画像信号のエネルギーレベルの和は、画像信
号の関数としての濃度レベル値として表すことができ
る。 【0013】エネルギーレベルとは、担体上の一つのマ
イクロドットの所定濃度を変化させるため、レンダリン
グ装置に入力されるエネルギー量のことである。 【0014】電子形態における画像情報は、一般的に画
素(ピクセル)マトリクスとして表示できるものであ
。マトリクス中のかかる画素についての行と列
は、アドレス(r,k)が与えられている。画像情報が
現実の状態(現実の画像のミリメータあたりの行数と列
数)を表す場合のスケール、レンダリング装置のアドレ
ス能力(インチあたりのドット数であるdpi単位で示
せる、寸法mmまたはinchあたりのマイクロドット
の数または「ピッチ」)、および、担体上の画像の所要
スケールや方向性により、画像情報のアドレス位置
(r,k)と担体上のアドレス位置(x,y)との関係
が決められる。本発明では、その(r,k)と(x,
y)とが一致するような、従来技術による方位修正動作
やレンダリング装置の分解能に画像情報が依存するもの
とする。それら技法とは、(最隣接からの)画素複製
法、線形あるいは双線形の補間、1次元あるいは2次元
面での立法Bスプライン関数やベル形状関数による畳み
込み技術などがある。画像情報がスクリーンセルの解像
で提供される場合は、最も簡単な技法にてレンダリン
グ装置の解像度ですべての画素を再生することが可能で
ある。 【0015】画像信号とは、同様の信号と一緒になっ
、画像を示す電気信号である。これらの連続する画像
信号は、アナログ映像装置用の同軸ケーブルなどの導電
体にて時間同期で継続的に変化して送られるものであ
る。画像信号が入力された時点で、その画像信号が対応
する担体上のマイクロドットの位置つまりアドレス位置
が決定される。ほとんどの場合、画像信号の電圧値は、
画像の優れた可視的感知再生をするため、担体上の対応
位置で要する濃度に比例するものである。 【0016】画像信号は、メモリー位置内にデジタル形
式で保管することができ、必要なときに検索して取り出
してレンダリング装置へ伝送することができる。一般的
に、デジタル式の画像信号は、それぞれが1又はを表
示しうる八つのメモリー位置を必要とする。そのため、
各画像信号は、256の異なったレベルを有する。各レ
ベルに所定の濃度値が割り当てられており、担体上の画
像が最も可視的に感知しやすくかつ美しく見えるよう
形成されることになる。 【0017】画像がカラー画像の場合は、担体上の各位
置において複数の画像信号が関与する。カラー電子写真
処理においては、普通は画素それぞれに三つの信号、シ
アン、マジェン、黄色の色トナー用、が適用される。
また、黒色トナーのための4番目の画像信号も適用され
るのが普通である。担体上で同位置であるが色成分が異
なる画像信号により、各色成分の画像信号が各自の黒白
の画像を形成するがごとく、レンダリング装置のエネル
ギーレベルがそれぞれ独立して決められることになる。 【0018】スクリーンとは、担体に適用され、複数マ
イクロドットのグループをもつ2次元の周期構造体であ
る。ほとんどのスクリーンは、スクリーンセルと呼ばれ
る互いに隣接した同等な四辺形から構成されており、そ
れらは水平軸上に配列されており、その水平軸上にセル
の中心がある。二つの連続する水平軸間の距離は、四辺
形の高さに等しい。さらに、互いの上に位置する四辺形
の中心は、平行傾斜線あるいは垂直線上に位置する。ス
クリーンは、特定のラスタ角をもって担体に適用するこ
とができる。そのラスタ角やスクリーンセルの大きさに
従って、各スクリーンセルは等量のマイクロドットを含
むことになる。そのようなスクリーンを作成する方法
が、米国特許第5155599号に記述されている。本
発明の好適実施例においては、スクリーン角度が0であ
る四角形つまり正方形のスクリーンセルを適用してい
る。もちろん、本発明はそのような形状のスクリーンセ
ルに限定されるものではない。四辺形であるスクリーン
セルと違って、L形状のスクリーンセルも、同様に本発
明の方法に適用可能である。 【0019】同等なスクリーンセルという説明は、スク
リーンセルが同じ形状、方位、寸法であることを意味し
ている。担体上でのスクリーンセルの位置が唯一の相違
である(x方向とy方向への移動)。スクリーンセルの
大きさや方位は固定されたものであるため、各スクリー
ンセルはスクリーンセル内のそれぞれ同じ相対位置にあ
る同じ数M(Mは1より大きい整数)のマイクロドット
を備えている。このことは、スクリーンセルが担
体上のどこにあっても、スクリーンセル内の各所定位置
に所定の画素トーン曲線が常に作用できることを意味す
る。 【0020】画素トーン曲線とは、1対1の関係で、画
像信号のすべての可能な値、状態、レベルなどを、N個
利用可能なエネルギーレベルE のうちの一つに変
換する手段をいう。画像信号が8ビットのデータである
デジタル形式においては、画素トーン曲線は、それぞれ
が1からNまでの値をもつ256個のエネルギーレベル
インデックスの列により描くことができる。画像信号
は、その列のインデックスとして適用される。その曲線
から得られたエネルギーレベルインデックスにより、レ
ンダリング装置に入力される正しいエネルギーレベルが
選定されることになる。 【0021】非マークエネルギーレベルとは、エネルギ
ーレベルが適用されるマイクドットの濃度又はその隣
接マイクロドットに適用されるエネルギーレベルがどの
ようなものであってもその隣接マイクロドットの濃度
影響を与えないようなそのエネルギーレベルのことであ
る。担体上の全マイクロドットに非マークエネルギーレ
ベルを与えると、担体の濃度変動はゼロとなる。つま
り、電子写真処理においてはこの手段を使うと、担体上
にトナーが付着されないことになる。 【0022】マークエネルギーレベルとは、マイクロド
ットが前記の非マークエネルギーレベルのマイクロドッ
トに囲まれていても、このエネルギーレベルを適用する
と、前記マイクロドットの担体上での濃度が増加するよ
うなエネルギーレベルである。電子写真処理では、マー
クエネルギーレベルにより駆動された各マイクロドット
毎に担体上トナーが固化される。後述する本発明の詳
細な説明においては、まず最初にエネルギーレベルがマ
ークか非マークかを判断するための例を1番目に記述し
ている。 【0023】安定エネルギーレベルとは、許容範囲内
なように又は再生可能なように対応マイクロ濃度値
を作成するエネルギーレベルE をいう。濃度が
再生できないのは、周囲のマイクロドットの濃度が原因
である。周囲濃度によっては、同じエネルギーレベルE
でも、そのエネルギーレベルが適用されたマイクロ
ドットについて異なったマイクロ濃度値を作成してしま
う。濃度値は、平均値D分散 を有する統計
を示す。平均濃度D分散 が所定値より高く
ないか、あるいは、マイクロドットのマイクロ濃度につ
いての変動が狭い許容範囲内で容または再生可能であ
る場合は、エネルギーレベルは安定しているという。安
定エネルギーレベルE により、隣接マイクロドット
ほとんど依存しない濃度D が達成できる。 【0024】非安定エネルギーレベルとは、安定エネル
ギーレベルでないエネルギーレベルである。このこと
は、平均濃度D分散 が所定値より大きいこと
を意味している。 【0025】後述の本発明の詳細説明では、2番目に安
定と非安定のエネルギーレベルの判断について記述して
いる。 【0026】前記の定義や説明から、非マークエネルギ
ーレベルは安定で、非安定エネルギーレベルは常にマー
ク状態であるがマーク濃度は隣接のマイクロドットに依
存するということが明白である。 【0027】 【実施例】本発明の電子写真プリンターの好適実施例
を、付随図面を参照にして詳しく説明する。 【0028】好適実施例で用いる電子写真プリンタは光
学プリンターであって、例えば、レザー光線プリンタ
ー、LEDプリンター、液晶シャッタ表示装置、デジタ
ル式マイクロミラー装置、エッジ発光LED装置などで
ある。ここでの本発明の方法が実行できるプリンター
は、クロマ印刷装置である。この印刷装置は、ベルギー
モートゼールのアグファ・ゲヴェルト社がクロマプレ
スという商品名で市販しているものである。それは2重
信号カラー印刷機(シアン、マジェンダ、黄、黒)で、
1インチにつき600マイクロドットの解像度でA3サ
イズが毎時1000枚の速度で印刷できる。各マイクロ
ドットについて、入射光エネルギーに対する64のエネ
ルギーレベル選択することができる。また駆動信号
は、8ビット信号の最上位6個のビットに記憶されてい
る。つまりこの装置の駆動信号は、0から255の範囲
であることができる。本発明の方法が適用されているレ
ザープリンターが、図1に図示されている。図のよう
に、このレンダリング装置は、ラスタ画像処理器からの
エネルギーレベルEよって駆動される。そのエネ
ルギーレベルは、レザーダイオード駆動装置41に入
力される。レザーダイオード駆動装置41は、レ
ーダイオード42を発光させるための電圧値、電流値、
パルス時間、周期を決定するものである。これら信号の
大きさはエネルギーレベルE から由来し、それぞれ
駆動信号となる。レザープリンタのレザーダイオー
ドや光学系は、このレザーダイオード駆動装置41か
らの駆動信号で駆動されてレザー光線を照射する。そ
してレザー光線により感光ドラム43を走査して、担
体上に画像として印刷される静電潜像が作成されるので
ある。 【0029】感光ドラム43の外表面は、最初はコロナ
装置44により負に帯電される。感光ドラム表面は光導
電材で形成されているため、その表面に電荷が保持され
るが、入射光のない暗室では感光ドラムは非導電体とな
っている。そして、光電レンダリング装置42(感光ド
ラム上に所定量の光エネルギーを印加するためパルス幅
変調にて駆動されるLED)から光が照射された場所で
、光導電材が導電体になるため潜像が作成されて、そ
の部分の静電荷が感光ドラムの内側導電面に転送されて
接地放電される。照射光量の局地的な変調、つまりマイ
クロドットごとの変調により、接地放電される静電荷量
を制御することができる。静電荷の放電量が多いほど、
より多量のトナー粉末が付帯されて、マイクロドットの
濃度が高くなる。現像装置47では、トナーが感光ドラ
ム43に添加される。現像装置47は、トナー粉末と磁
気搬送粉体の混合物を格納している。摩擦電気効果によ
り、負帯電されたトナー微粉末は比較的値荒い正帯電の
搬送粉体に密着する。搬送粉体は、回転磁気シリンダー
(図1に図示せず)により吸引される。この磁気シリ
ダーには、感光ドラム43の荷電と非荷電のマイクロド
ットの電位の中間の負の電圧が印加されており、そのた
め、回転式「磁気ブラシ」が形成されることになる。ブ
ラシ(磁気搬送粉体)は負帯電のトナー粉末を主として
電磁力により吸引して、光照射されない領域負帯電さ
れている感光ドラム43へそれを搬送する。負荷電が互
いに反発するため、感光ドラム43のそれら非光照射域
ではトナー粉末が吸引されない。それゆえ、その区域で
は現像されない。光の照射により放電された感光ドラム
43面の区域にはトナー粉末が吸引されるが、このとき
磁気ブラシは感光ドラム43上のマイクロドットより電
位が低いため、磁気ブラシは負帯電のトナー粉末を反発
して、トナー粉末は感光ドラム43に吸引されるのであ
る。感光ドラム局部的放電量が多いほど、磁気ブラシか
らより多くの量のトナー粉末が感光ドラム43に吸引さ
れる。続いて感光ドラム43が回転して、用紙に接触す
る。転送コロナ装置48により、トナー粉末が感光ドラ
ム43から担体つまり用紙49へ移送される。そこで、
トナー粉末37は溶着部51にて用紙49の繊維面に溶
着される。感光ドラム上の残ったトナー粉末は、清掃部
50にて除去される。 【0030】現像特性は、感光ドラム43の感光面と磁
気ブラシの間の電位差に比例する。マイクロドットへの
照射光量の増加による電位差が大きいほど、より多くの
量のトナー粉末が磁気ブラシからマイクロドットへ移送
される。 【0031】前記のトナー粉末の直径は、約7マイクロ
メータくらいである。600dpiのアドレス能力をも
つ電子写真プリンタのマイクロドットは、直径が42マ
イクロメータくらいである。そのため、各マイクロドッ
トにつき、36個ほどのトナー粉末が相互に溶着され
る。その量の倍、つまり72個のトナー粉末がマイクロ
ドットに付与されるとき、濃度値が最大となる。このレ
ンダリング装置とトナーの物理的特性は、感光ドラムに
対する照射が最大の場合にその濃度値が最高の状態とな
るよう、決められている。しかし、電子光学レンダリン
グ装置へのエネルギーレベルが小さくて感光ドラムへの
光の照射が弱いと、感光ドラムには1個のトナー粉末し
付着されないほど電位差が小さくなる。それが所定の
エネルギーレベル以下だと、感光ドラム上には場合によ
ってゼロ、1個、2個程度のトナー粉末だけが付着され
る。また、所定電位量の各マイクロドットに付着する
ナー粉末の量は、そのマイクロドットに隣接する荷電分
布状態にも大きく影響を受ける。これ、電位差が小さ
い場合に特に起こりやすい。電位差に比例して、感光ド
ラムに移転されるトナー粉末の量が増加する。マイクロ
ドット近接の荷電分布はその量にはあまり影響しない
が、トナー粉末は次々と重畳して載積されるため、マイ
クロドットがトナー粉末で埋められるにつれて、トナー
量あたりの濃度増加が小さくなってしまう。 【0032】図2の試験的パターンでは、電子写真処理
における不安定性の影響が示されている。太い実線と細
線は、全マイクロドットのエネルギーレベルが等しい区
域と、濃度値が不均一である副区域とをそれぞれ示すも
のである。Wで表示されている区域は白色域であって、
低エネルギーレベルにより作成された部分である。LG
の部分は明るいグレー階調の区域、DGは暗いグレー階
調の区域、Dは暗部つまり黒色の区域であって、太い実
線で囲まれたマクロドットを最高エネルギーレベルにて
印刷することによって得られたものである。細線で囲ま
れた副区域は、電子写真処理中における不良要素により
濃度が本来の濃度と異なる部分である。W、LG、D
G、Dの区域はすべて水平軸52を中心に対称的に作成
されているが、濃度が異なる区域はその軸52に対称と
はなっていない。ここではレンダリングの方向が、重要
な役目をしている。時間軸53において、時間t1はt
2より前にある。言い替えれば、図2の上端部分は底端
部分より先に印刷されている。白色(W)から明るいグ
レー(LG)への遷移部分54では、約0.2mmの幅
の線域が発生している。この線域は処理中に高い濃度値
(DD)になった部分である。また、明るいグレー(L
G)か暗いグレー(DG)から暗色(D)に遷移する区
域55でも、同様の線域が発生しているが、これは低い
濃度値(LL)をもっている。このLL線域は、D部分
からLG部分やDG部分に変わる区域56でも現れてい
る。さらにまた、DGやLG区域からW区域に遷移する
部分では、非常に問題のある低い濃度値(LL)の「ラ
ベル」域57が発生する。その区域の濃度が低いほど
このラベル域は大きい。この問題は、安定エネルギーレ
ベルと非安定エネルギーレベルとの組合せにより防止す
る必要がある。そのため、まず最初に安定エネルギーレ
ベルと非安定エネルギーレベルの境界を決めねばならな
い。低エネルギーレベルにおいては、どのエネルギーレ
ベルからマイクロドットの濃度が影響を受けるのかを判
断する必要がある。これは、下記の二つの実験例から算
定できる。 【0033】実験例 1 本実験例の目的は、どのエネルギーレベルから濃度が可
視となるか、つまりどのエネルギーレベルマークされ
ているかを判断することである。隣接マイクロドットの
影響を避けるため、図3の×印58で表示したマイクロ
ドットだけを操作した。デジタル駆動信号0〜255を
もつ装置では、図3の下方に図示されているグレー階調
59を印字作成した。可視的にどの瞬間から濃度がブラ
ンクの担体の濃度とは異なってくるのかが確立される。
この位置に対応するエネルギーレベルは第一マークエネ
ルギーレベルE を与える。 【0034】実験例 2 本実験例の目的は、あらゆる条件下で担体の濃度が安
定となりえるエネルギーレベルの最低レベルを判定する
ことである。その状態は、図2のラベル57の 可視幅
位置に大きく影響されるものである。レンダリング装置
のエネルギー分布が最高値である図2のようなグレー階
調において、ラベル区域が許容範囲となるエネルギーレ
ルE が可視的に判定される。 【0035】この実験例の結果から、安定エネルギーレ
ベルと非安定エネルギーレベルの境界の正確な値を算定
することは難しいが、明らかに安定エネルギーレベルの
範囲に属するエネルギーレベルと、非安定エネルギーレ
ベルの範囲に属するその他のエネルギーレベルがあるこ
とが判明した。本実験が行われた256の駆動信号レベ
ル0〜255をもつクロマプレス印刷機では、レベルが
160以上の駆動信号と、80以下のものが非安定エネ
ルギーレベルであった。 【0036】同じ非補正画素トーン曲線を使って画像
報中の各画素でマイクロドットを作成したら、図4のグ
ラフような、有効濃度値幅が狭い画像が担体上に作成さ
れた。このグラフでは、濃度値が画像信号と等価とみな
される駆動信号Iの関数として示されている。I=0〜
31の駆動信号つまり画像信号では、濃度値増加が非常
に小さい。画像信号が32から160の範囲では、大き
く異なった濃度値をもつ。しかし、それ以上の駆動信号
レベルにおいて、濃度値増加が同様に小さくなる。 【0037】図5は、光学画像再生における可視特性曲
線である。この曲線によれば、低濃度範囲では濃度変動
が一定で小さく、人間の目では小さな濃度変動をあまり
感知できないような高い濃度範囲では、濃度変動が大き
くなっている。 【0038】この図5のグラフから、低濃度レベルの多
くは安定して再生可能であることが判る。これは、スク
リーン技法を使うことによってのみ実行可能となる。こ
のスクリーン技法は、濃度分解能に有効な空間解像度を
削減する。各マイクロドットは、そのマイクロドットに
対応する画素の所定画像信号が要請する濃度値を正確に
再現できない。マイクロドットは、スクリーンセル内に
配列されている。スクリーンセルにおける目標とは、セ
ル内の全マイクロドットの統合濃度を対応する画像部分
の濃度平均値に近似させることである。 【0039】スクリーンセルが大きいほど、つまり、よ
り多くの数のマイクロドットが一つのセル内に内包され
るほど、より正確な近似が可能となる。この濃度分解能
の改善はしかしながら、空間解像度低減る。それゆ
え、スクリーンセルあたりマイクロドット数Mは、レン
ダリング装置の分解能、所要空間解像度、レンダリング
装置の濃度分解能、および画像に要する濃度分解能の関
数から算定される。このM値は、マイクロドットが2×
2で所望濃度を描出できるよう2にすればよい。エネル
ギーレベルが8レベルで所要の画像解像度が256の濃
度レベルである装置では、スクリーンセルあたり32個
のマイクロドットを有するスクリーンが必要となる。 【0040】図6に図示されている本実施例では、一つ
のスクリーンセル61につき16個のマイクロドット6
0をもつスクリーンが選ばれている。各マイクロドット
は、その位置に従って異なる画素トーン曲線L
62を有している。その画素トーン曲線は、各マイクロ
ドット60に対するテーブル62として与えられてお
り、T=256のテーブル入力値をもっていて、入力値
は入力信号I ,*に対して一つである。テーブル値
63は、エネルギーレベルE つまり選定エネルギー
レベルのうちの一つに対する駆動信号(エネルギーレベ
ルインデクス)である。 【0041】安定エネルギーレベルE 、E からE
までを駆動信号として利用するため選択すれば、最
適感知のための低濃度値の必要数を再生することは不可
能となる。その結果、安定エネルギーレベルE 、E
又はさらに大きい数値との組合せで利用できる所
定数の非安定エネルギーレベルを、E とE の中間
値から選択することが必要となる。E とE の間の
エネルギーレベルはマークされていないので、その中間
から選択することは無意味である。それゆえ、E
後に続くエネルギーレベルはE である。また、E
とE の間の全部の可能なエネルギーレベルを選択す
ることも無意味である。つまり、スクリーンセル内のマ
イクロドット1個あたりのエネルギーレベルの増加によ
り、図5に示された最小濃度増加を実現するために必要
、E とE の間最低数のエネルギーレベルを選
択すれば十分である。前記のクロマプレスを使った本実
施例では、エネルギーレベルはE とE の中間から
間隔で選択している。 【0042】また、画像信号の所要濃度増加が1個また
はそれ以上のマイクロドットのエネルギー値増加により
実現できるよう、E とE の中間のエネルギーレベ
ルの数も決定する必要がある。 【0043】図7には、4行4列のマイクロドットから
成る正方形スクリーンセルの16個の画素トーン曲線が
図示されている。図の右側部分は、それぞれ個別の曲線
の作用を描いた16の画素トーン曲線の平均が示されて
いる。最上部の曲線は、同じ画像信号Iをもつスクリー
ンセル内の全マイクロドットの駆動信号Iの関数として
一つのスクリーンセルの統合濃度を表している。二つ
の連続する曲線の垂直方向間隔は、全スクリーンセルの
最終濃度に対する各マイクロドットの貢献度合を示して
いる。 【0044】図から明らかなように、その他の画像トー
ン曲線が最低エネルギーレベルで一定で変化しない最初
の間は、マイクロドットR の画素トーン曲線L
が、短い画像信号間隔における非安定エネルギーレベル
をとっている。そして、マイクロドットR が安定エ
ネルギーレベルE に達すると同時に、マイクロドッ
トR の画素トーン曲線L が最初の安定エネルギー
レベルに達するまで好適な非安定エネルギーレベルを
る。マイクロドットR が全画像信号の安定エネルギ
ーレベルE に維持されているあいだ、残りのマイク
ロドットは非マーク安定エネルギーレベルE に留ま
っている。そして、全マイクロドットがそれぞれ安定エ
ネルギーレベルに到達するまで、4,7,10,13,
8,11,14,1,3,6,9,16,12,15,
2,5の順序にて全部のマイクロドットについてこの操
作が行われる。これで、第1処理工程が終了する。 【0045】全マイクロドットが安定エネルギーレベル
に達すると同時に、第2処理工程が開始されて、マイク
ロドットは次々とエネルギーレベルを増加させる。その
結果、画像の濃度増加はそのスクリーンセル全体に均一
に分布される。この処理は、空間解像度においてたいへ
ん有効である。 【0046】第2処理工程で、全部の画素トーン曲線に
よって画像信号が安定エネルギーレベルに設定されるこ
とは明らかである。必要があれば、本実施例では操作さ
れなかったエネルギーレベルE を利用することも可
能である。この第2工程では、一定の画像信号を実行す
るスクリーンセル内に二つの異なった安定エネルギーレ
ベルしかないことに注意する必要がある。しかも、その
二つの異なった安定エネルギーレベルは、好ましくは近
接するエネルギーレベルE とEj+1 である。この
ため、最高の空間解像度にてレンダリング装置を利用す
ることができる。 【0047】第1処理工程では、所定の濃度Dsより低
い濃度を示す画像信号レベルに関して、スクリーンセル
内のマイクロドットの全画像信号が等しい場合に、その
セル内の少なくとも一つのマイクロドット非安定エネ
ルギーレベルとなるよう本実施例のスクリーンセルは構
成されている。このことは、図7の累積グラフ図に示さ
れている画像信号のレベルI=105から明らかであ
る。この信号レベルLでは、一つの画素トーン曲線だ
けが分割されている。6より小さなインデックスをもつ
曲線は一定のままであるが、6より大きいインデック
もつ曲線は曲線L に平行を描く。そして、その他
のマイクロドットは、安定マークエネルギーレベルE
あるいは安定非マークエネルギーレベルE となる。
この操作は、安定性つまり再現性や限定濃度分散におい
て有効である。それゆえ、特定の画像信号I ,*
のとき、スクリーンセル内のマイクロドットは三つのグ
ループに分けられる。第1のグループに属するマイクロ
ドットは、その特定画像信号 、*を安定マークレ
ベルE …E に変換するような画素トーン曲線をも
つ。第2のグループに属するマイクロドットは、特定画
像信号I ,*を安定非マークレベルE に変換する
ような画素トーン曲線をもっている。そして、第3のグ
ループに属するマイクロドットは、その特定画像信号I
,*を非安定マークエネルギーレベルE に変換す
るような画素トーン曲線をもつ。前述のように、第3の
グループは、本実施例ではI ,* =105である
ただ一つのレベルをもち、そのマイクロドットはR
である。特定の濃度値D は、第1の安定エネルギー
レベルE をもつ全マイクロドットを駆動することに
より得られる濃度値となるように選択することが望まし
い。 【0048】本実施例では、クロマプレス装置に適用さ
れるエネルギーレベルの駆動信号は、下記のように選択
されている。 E =0 E =41 E3,4,5,6,7,8,9,10,11 =53,
65,77,89,101,113,125,137,
149 E12=E =162 E13,14,15=178,194,210 E16=E =255 【0049】スクリーンセルのマイクロドット数が増加
すると、スクリーンセルあたり1個以上の非安定エネル
ギーレベルが選べることが都合がよい。このことは
に、空間解像度を増加させるため、単位スクリーンセル
あたりハーフトーンドット数を増やそうとする場合に
てはまる。ハーフトーンドットとは、一つのスクリーン
セル内で複数のマイクロドットをマークする隣接するグ
ループである。各ハーフトーンドットは、あるレベルI
,* の少なくとも一つの非安定エネルギーレベル
から成るのが好ましい。本実施例では、非安定エネルギ
ーレベルをもつスクリーンセル単位あたりのマイクロド
ット数は、スクリーンセルの全マイクロドット数つまり
マークマイクロドット数の所定のパーセント値を越えな
いことが必須である。第2および/または第3グループ
に属するマイクロドット数に対する第1グループに属す
るマイクロドット数は比率は、15%を越えてはならな
い。 【0050】画像信号レベルについては、全部の画素ト
ーン曲線が第1の安定エネルギーレベルE に達する
わけではないので、最高エネルギーレベルを最大濃度の
マイクロドットのレベルE に設定しておくことは都
合がよい。またこれにより、空間解像度が増加する。 【0051】画素トーン曲線が決まると、スクリーン処
理が開始される。この処理動作は、図8に説明されてい
る。まず、クロック信号発生器28により、レンダリン
グ装置23の物理的特性にて決まる周波数をもつクロッ
ク信号が作成される。このクロック信号は、アドレス作
成モジュール27へ送られる。入力されたクロック信号
のタイミングに従って、アドレス作成モデュール27は
二つのアドレス信号xとyとを同時に作成する。そして
各パルス毎に、別の組合せ信号(x,y)が作成され
る。この組合せ信号のそれぞれは、担体21のマイク
ロドット22のアドレス位置を示している。前記の信号
xとyは、画像信号メモリー26、スクリーン処理器2
5、レンダリング処理器23に送られる。画像信号メモ
リーモジュール26は、アドレス発生モジュール27か
らの両信号x,yを受け取ると、マイクロドット22の
濃度を決めるアドレス位置(x,y)の画素29をアド
レスして、この画素の画像信号Ix,y をスクリーン
処理器25へ転送する。スクリーン処理器25には、画
像信号Ix,y 、アドレス信号x、アドレス信号y三
つの信号が入力される。これら信号により、後で図6で
説明するように、1からNの値をもつエネルギーインデ
ックス信号jが決定される。ただしNは、選定エネルギ
ーレベルの数である。このラスタ処理器25で作成され
たエネルギーインデックス信号jは、エネルギーレベル
モジュール36へ送られる。そしてこのモジュール36
から、エネルギーインデックス信号jが決めるエネルギ
ーレベルEjをもつエネルギー量がレンダリング処理器
23に入力される。つまりレンダリング処理器23に
は、アドレス発生モジュール27からの両アドレス信号
x、y、エネルギーレベルモジュール36からのエネル
ギー量が入力される。図1で説明したように、このエネ
ルギー量は、アドレス信号xとyとにより決められた担
体上の位置にあるマイクロドット22の濃度レベル値に
変換される。 【0052】図6には、スクリーン処理器25により三
つの信号x、y、Ix,y からエネルギーインデック
ス信号作成る方法が図示されている。スクリーン処
理器25は、両アドレス信号xとyの組合せから、Mが
単位スクリーンセルあたりのマイクロドット数である1
からMまでのマイクロドットインデックス信号を算定す
るプロセッサーを備えている。本実施例では、Mは1か
ら16までの数である。マイクロドットインデックス信
号iは、図6に図示されているようにマイクロドットR
のインデックスである。またスクリーン処理器25
は、画素トーン曲線が、エネルギーインデックス信号で
あるデジタル信号の形態で保管されているメモリーモジ
ュールを備えている。このメモリーモジュールは、マイ
クロドットインデックス信号iと、画像信号Ix,y
とでアドレスされると、エネルギーレベルモジュールに
おける処理演算のためのエネルギーインデックス信号j
を出力するように構成されている。以上の説明から、前
記の画素トーン曲線は、2次元配列つまりルックアップ
テーブル(LUT)内に記憶されていることが判明でき
よう。もちろん、アドレス位置信号(x,y)によりス
クリーンセル内のマイクロドットの相対位置(r,s)
が決められて、3重信号(r,s,Ix,y)が3次元
LUTの入力値となるような3次元LUTなどの、別の
構成も可能である。このような方法で、エネルギーレベ
ルインデックスjが作成される。別の例として、スクリ
ーンセル内の各マイクロドットの(N−1)個の画像信
号閾値を記憶することもできる。画像信号をこれら画像
信号閾値と連続的に比較することにより、エネルギーイ
ンデックス信号が作成できる。 【0053】本発明の第2の実施例が、図9に示されて
いる。この図では、P行Q列のマイクロドットで構成さ
れた長方形スクリーンセルが示されている。そのスクリ
ーンセルでは、有限幅をもつ帯又は傾斜線を正確に再生
することが、試みられている。フォレイとバンダム共著
の「相互作用コンピュータ図形の基本」、アディソンウ
ェズリー出版社、1984年、には、モニター画面上
そのような帯域を示すアルゴリズムが記述されている。
異なった濃度のマイクロドット配列のそのような帯域を
表示するため、マイクロドットの濃度値は、表示される
べき帯域によってカバーされるマイクロドット表面部
に比例している。図9では、スクリーンセルを横切る複
数の帯域が斜線で示されている。マイクロドットと斜線
域との共通部分は太線で囲ってある。マイクロドットが
完全に帯域内に納まる場合は、その濃度は所要最大値と
なる。例えば、図のスクリーンセルの左下角にあるマ
クロドットのようにマイクロドットが約50%しか斜線
域で覆われていない場合は、その濃度は所要最大値の半
分となる。 【0054】帯域は、中心線上の点、傾斜度、幅、ある
いは、水平線と斜線との垂直高さにより特定できる。そ
の帯域の垂直高さがスクリーンセル全体の所要濃度に比
例すると考えると、下記の方法から算定できる。 −同じ傾斜度であって等間隔の担体上の複数の中心線
の、周期パターンを作成する。 −担体上のマイクロドットに対応する画像情報の画素を
選択する。マイクロドットが要する濃度に比例する幅の
帯域を各中心線に重ねる。マイクロドットが要する濃度
は、画素の画像信号と、画像信号と濃度の関係を示す表
示曲線により決まる。担体上の最小濃度値に対応する
像信号については、帯域の幅はゼロとなる。そして担体
上の所要最大濃度値に対応する画像信号の場合は、帯域
の幅は2本の近接する中心線間の間隔に等しい。 −各帯域がカバーするマイクロドットの区域を演算す
る。 −算定区域に比例する濃度値をマイクロドットに割り当
てる。算定区域がゼロの場合、つまり、マイクロドット
が帯域との共通域をもたない場合は、そのマイクロドッ
トの濃度は担体上での最小値濃度値となる。マイクロド
ットが帯域に完全に重なる場合、つまり、帯域が連続す
る場合は、マイクロドットの濃度が担体上での所要最大
値となる。 【0055】この方法の実践は、前述の方法と同様であ
る。そしてスクリーンセルの各マイクロドットについ
て、画素トーン曲線が作成される。画素トーン曲線は、
図8に示されているのと同じ方法で適用できる。 【0056】傾斜度Sは、図9の円弧線にて示される正
接角度である。本実施例における傾斜度Sは、有理数と
する。つまり、Sは二つの整数の比で表すことができ
る。その二つの整数は、端数を切り下げた小さい数のほ
うが好ましい。この結果、スクリーンセルの大きさを縮
小できる。 【0057】同じく、本実施例の有理数である垂直距離
Dにもこのことが当てはまる。 【0058】画素トーン曲線作成するため、下記の要
素を認識する必要がある。 −スクリーンセル内のマイクロドットのP行の行数とQ
列の列数。 −中心線の傾斜角度。これは、中心線と水平線と
接角度である。 −中心線が通る位置点(X ,Y )。この数値は、
中心線に対するスクリーンの位置を決定する。 −2本の連続する中心線の垂直間隔D。 【0059】図9では、マイクロドットが四角でその長
さが1であるとの仮定をもとに構成されている。その他
の属性値は、P=9、Q=5、S=−9/20、D=9
/4であって、1本の中心線がスクリーンセルの上左角
部を横切っている。 【0060】9×5=45個のマイクロドットのそれぞ
れについて、画像信号の可能な各値の帯域の幅を作成
し、帯域とマイクロドットの間の共通域を算出し、濃度
とその濃度を生ずるための対応するエネルギーレベルを
算定することにより画素トーン曲線が決定される。 【0061】図10には、本実施例の別の例が示されて
いる。そのパラメータは、P=4、Q=8、S=1/
2、D=4であって、1本の中心線がスクリーンセルの
第1行の4番目のマイクロドットの中心点を横切ってい
る。この図から明らかなように、番号が4のすべての
イクロドット内の帯域が重なる部分同じである。
た、番号が5のマイクロドットの重なる部分も、番号4
のマイクロドットの重なり部分と等しい。それゆえ、マ
イクロドット4と5は、同じ画素トーン曲線をもつの
で、等価画素トーン曲線と呼ばれる。等価でないマイク
ロドットは、1、2+3、4+5、6+7、8の5種類
だけである。濃度が低いと、番号が1のマイクロドット
への画素の最重視分担度合が高まる。濃度が増加すれ
ば、番号が2と3のマイクロドットへの分担度が高まる
ことになる。高濃度においては、分担度は最初は4と5
へ割り当てられ、次に6と7へ移り、最後は8になる。
特定の分担度合は、普通はスクリーンセル内の8種類の
マイクロドットへ均一にかかるが、とりわけその四つの
マイクロドットの内の番号が1と8のマイクロドットに
度合がかかる。図11は、P=4、Q=4、S=1、D
=4のスクリーンセルにおける画素トーン曲線を図示し
ている。ここでは、16画素トーン曲線のうちの三つだ
けが異なっている。 【0062】極端な場合、画素トーン曲線の全部が同じ
になる。図12に、その極端な場合が図示されている。
その場合、スクリーントーン内のマイクロドットの分割
は効果がなくて、レンダリング装置は最大濃度分解能に
て利用できる。これは、安定エネルギーレベルでの高濃
度作成には適当であるが、非安定エネルギーレベルが使
われている低濃度の場合には問題がある。 【0063】上記の理由で、画素トーン曲線を作成する
前述方法と全画素トーン曲線が同じである状態の間の合
成モードを使用することが最適であるといえる。つまり
低濃度では、非同画素トーン曲線の方法が最重要視さ
れ、高濃度では、同画素トーン曲線の方法が最重要視
される。図13においては、その第1の方法(図11)
の影響が画像信号のレベルの関数として線形に低減し、
第2の方法(図12)の影響が線形に増加している場合
の画素トーン曲線群が図示されている。図11の画素ト
ーン曲線がL 、図12の画素トーン曲線がK で示
されている場合には、図13の画素トーン曲線はC
で表されるが、C はL とK の重み付け和であ
る。そのような重み付け和は下記の式で表すことができ
る。 C =w *L +v *K 【0064】ここで注意したいのは、同じ画素トーン曲
線K の累積和は異なった画素トーン曲線L の累積
和と等しいため、この方法では一般的な濃度変動が導入
されないということである。しかも、重み値の和w
+v は常に1でなければならない。そのため、重み
値w (およびv 値)は画素トーン曲線入力値iに
ついて一定でないのが好ましくて、入力値iあるいは画
像信号レベルI ,* に応じて変化するがよい。
例えば、W がI ,* の値に従って線形に変動す
るのが好ましい。 【0065】重み値が画像信号の線形関数でないよう
な、その他いくつもの合成モードが考えられる。 【0066】マイクロドットが等しいという事実によ
り、エネルギーレベルの数が少ない装置により再生でき
る異なった濃度値の数が減らせる。それゆえ、スクリー
ンセルのパラメータがほとんど同じでも、同じマイクロ
ドットが少ない結果となる状況を選定することができ
る。例えば、これは中心線が横切る点(X ,Y
の位置を修正することにより実行できる。図14は、S
=1とD=4である4×4スクリーンセルにおける画素
トーン曲線の図である。そこでは、スクリーンセル内の
上左角部のマイクロドットの中心を中心線が通っていな
い。中心線は、1/4マイクロドット分だけ下方移動さ
れている。また、この方法は、同じ画素トーン曲線の方
法と合体させることも可能である。中心線をマイクロド
ットの中心を通過させる方法と、中心線をずらしてある
方法の両方が長所を有する。前者の第1の方法では、よ
り多くの画素トーン曲線が同じであるので、間接的にア
ドレスされる場合に、格納しておく画素トーン曲線の数
は少なくてすむ。また第2の方法では、担体上の十分に
異なった統合濃度レベルに達するために必要所定の
分法があるという特徴がある。 【0067】同じマイクロドットの劣化を低減する別の
方法とは、マイクロドットあたりの画素トーン曲線に異
なった摂動値を割り当てることである。この摂動値は、
スクリーンセル全体に対する正味影響が濃度変化を発生
させないようなものでなければならない。これは、等価
マイクロドットからの画素トーン曲線上の摂動値を補正
することで可能となる。スクリーンセル内のより多く
マイクロドットが互いに同じである場合は、摂動マイク
ロドットに近接したマイクロドット内の摂動値を補正す
ることが好ましい。等価マイクロドットのより離れた組
ほど、同じあるいは異なった摂動値を入手できる。 【0068】この方法は、複数の色成分から成る画像の
再生に極めて有効である。レンダリング装置による担体
の印刷エラーが、多くのスクリーン技法における色変動
の原因である。本スクリーン方法の帯域パターンによ
り、印刷エラーに対する感受性を低減することができ
る。各色成分について、中心線のもう一つの傾斜度Sが
選定される。別の目的は、米国特許第5155599
に記載の技法により2次モアレを削減することである。
異なる色に対しては、下記のパラメータをもつ図15の
ようなスクリーン構成が選ばれる。 K:黒:P=4、Q=4、S=1、D=4 C:シアン:P=3、Q=12、S=−1/4、D=3 M:マジェン:P=12、Q=3、S=−4、D=1
2 Y:黄色:P=4、Q=4、S=−1、D=4(図15
に図示しない) 最大スクリーンセルは36個のマイクロドットから成る
が、6種類の異なった画素トーン曲線だけが記憶されて
いる。等価セルは同じ画素トーン曲線で示せる。 【0069】図16では、スクリーンセルは15×15
マイクロドットを備えている。三つの色成分は、平行な
帯域の中心線の間の有理距離および傾斜の有理正接角と
をもつスクリーンセルで構成される。この例でのパラメ
ータは、以下の通りである。 K:黒:P=15、Q=15、S=1、D=5 C:シアン:P=15、Q=15、S=−1/4、D=
15/4 M:マジェン:P=15、Q=15、S=−4、D=
15 Y:黄色:P=15、Q=15、S=−1、D=5(図
16に図示しない) 図16の分析結果から、225マイクロドットにつきた
った15の画素トーン曲線だけが必要であることが判
る。 【0070】さらにまた本発明の第3の実施例では、例
えば仮想の高解像度をもつレンダリング装置のための2
値スクリーン処理法から開始される。図17に示されて
いるように、複数のエネルギーレベルをもつレンダリン
グ装置のためのP=4とQ=5の真のマイクロドット3
3からスクリーンセル24が構成されている。真のマイ
クロドット33はそれぞれ、4倍高い空間解像度をもつ
2値レンダリング装置の16個(4×4)の仮想マイク
ロドット34から成る。仮想マイクロドット34は、仮
想スクリーンセル24内に配列されて、全部で20×1
6=320個ある。仮想スクリーンセル24では、各画
像信号について複数の仮想ハーフトーンドット35が作
成される。それら仮想ハーフトーンドット35は、1
個の真のマイクロドット33に属する複数の仮想マイク
ロドット34から成る。その数は、真のマイクロドット
33のエネルギーレベルを決める所定濃度に対応してい
る。簡単な例では、真のマイクロドット33あたりのマ
ーク仮想マイクロドット34の数をカウントして、その
数をエネルギーレベルインデックスとして利用する。図
17の例では、スクリーンセルの第2行と第2列上のマ
イクロドットがインデックス5を得る。 【0071】図18において、真のマイクロドット33
が仮想マイクロドット34全部と重なっていない状態が
図示されている。この場合は、仮想マイクロドットが、
真のマイクロドット33と重なる仮想マイクロドット
部分の端数区域に比例して配分されている。図18で
は、4個の仮想マイクロドットは全部、別の4個の仮想
マイクロドットは半分だけ、そして1個の仮想マイクロ
ドットは1/4だけが重なっている。 【0072】 【発明の効果】前述の多段階ハーフトーン技法は、例え
ば、ポストスクリプト(アドブ社の商標)やアグファス
クリプト(アグファ・ゲバルト社、ドイツ国リベクセン
市、の商標)などの図形言語処理システムにて利用でき
るものである。そのような処理システムは、モニター画
面上やハードコピー装置上に文章、図形、画像などを再
生するためのページ単位言語フォーマットにて命令され
る。その処理システムでは、画素トーン曲線は上記のよ
うに2次元あるいは3次元の配列構成に保管されること
ができる。そしてマイクロドット位置信号により、必要
な画素トーン曲線が選定される。画像信号レベル値I
は、選定された画素トーン曲線つまりLUTをインデッ
クス検索するため直接利用される。インデックス処理の
結果、エネルギーレベルインデックスが入手できる。別
の例では、連続する複数の閾値マトリクスが作成され
る。その閾値マトリクスは、上記のような画素トーン曲
線から作成できる。入力画像の各画素において、その画
像信号値が対応するマイクロドットに付随する閾値と比
較される。画像信号値の位置の間隔が判ると、その間隔
に応じたエネルギーレベルつまりエネルギーレベルイン
デックスが算定できる。 【0073】本発明の好適実施例について記述したが、
本発明の精神や範囲から逸脱することなく多様な変更が
可能なのは、当業者にとっては明白であろう。
【図面の簡単な説明】 【図1】電子写真プリンターの概略図である。 【図2】安定エネルギーレベルの判断のためのテストパ
ターンの図である。 【図3】第1のマークエネルギーレベルを判断するため
のテストパターンの図である。 【図4】スクリーン処理をしない場合の画像信号の関数
としての濃度曲線の図である。 【図5】最可視表示のための画像信号の関数としての
濃度曲線の図である。 【図6】マイクロドットから成るスクリーンセルと、ス
クリーン処置法を説明する図である。 【図7】4×4スクリーンセル内の画素トーン曲線と、
そのスクリーンセルにおける平均エネルギーレベルとを
示すグラフ図である。 【図8】画像信号を濃度値に変換する手順を示す図であ
る。 【図9】スクリーンセル内の帯域を示す構成図である。 【図10】同等マイクロドットから成る別のスクリーン
セル内の帯域を示す図である。 【図11】三つの異なった画素トーン曲線だけが存在す
る4×4スクリーンセル内の帯域による画素トーン曲線
の図である。 【図12】画素トーン曲線が同じ場合の図である。 【図13】図11と図12の状態を合成した図である。 【図14】中心線を少しずらした帯域の図11と同様の
図である。 【図15】カラー印刷に適切な帯域の合成スクリーン画
面を示す図である。 【図16】15個の異なる画素トーン曲線をもつ、図1
5と同様の図である。 【図17】2値スクリーンと多段階スクリーンを合成し
た図である。 【図18】2値スクリーンのマイクロドットが、多段階
スクリーンのマイクロドットの整数倍でない場合の、図
17と同様の図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルク・エルゴド ベルギー国モートゼール、セプテストラ ート 27 アグファ・ゲヴェルト・ナー ムロゼ・ベンノートチャップ内 (72)発明者 ディル・ブロダン ベルギー国モートゼール、セプテストラ ート 27 アグファ・ゲヴェルト・ナー ムロゼ・ベンノートチャップ内 (72)発明者 ポール・デラバスティト ベルギー国モートゼール、セプテストラ ート 27 アグファ・ゲヴェルト・ナー ムロゼ・ベンノートチャップ内 (56)参考文献 特開 平4−152757(JP,A) 特開 平4−33076(JP,A) 特開 平4−13163(JP,A) 特開 平1−185069(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/00 H04N 1/46 H04N 1/40 B41J 3/00 B41J 3/12 G06F 3/12

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 レンダリング装置によって担体上に画像
    を描出する方法であって、 −前記担体はマイクロドットに分割され、各マイクロド
    ットはアドレスx,yによりアドレス可能であり、 −画像はマイクロドット毎に一つの画素により表わされ
    ており、各画素はアドレスx,yと画像信号Ix,y
    とを情報として有し、 −スクリーンはすべてのマイクロドットを同等なスクリ
    ーンセルの区分に分け、各スクリーンセルはM個(Mは
    整数でM>1)のマイクロドットR を含み、 −画像信号Ix,y をエネルギーレベルE に変換す
    るために、各マイクロドットR を画素トーン曲線L
    に関連させ、 −各画素に対して、マイクロドットR はアドレス
    x,yから決められ、画像信号Ix,y は対応する画
    素トーン曲線L により適当なエネルギーレベルE
    に変換され、 −レンダリング装置はエネルギーレベルE を、アド
    レスx,yを有するマイクロドット上の濃度レベルに変
    換するという方法において、 N個(Nは整数でN>2)のエネルギーレベルE
    あり、E,E,…,E,…,Eの増加あるいは
    減少するエネルギーレベルの順序であり、 一つのインデックスS(1<S<N)があり、このイン
    デックスSは −E が非マークの安定エネルギーレベルであり; −E …E がマークの安定エネルギーレベルであ
    り; −他のすべてのエネルギーレベルがマークの非安定であ
    るように選択されていることを特徴とする方法。
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