JPH072997A - 防炎加工された熱可塑性成形材料 - Google Patents

防炎加工された熱可塑性成形材料

Info

Publication number
JPH072997A
JPH072997A JP6078708A JP7870894A JPH072997A JP H072997 A JPH072997 A JP H072997A JP 6078708 A JP6078708 A JP 6078708A JP 7870894 A JP7870894 A JP 7870894A JP H072997 A JPH072997 A JP H072997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
acid
monomers
acrylate
thermoplastic molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6078708A
Other languages
English (en)
Inventor
Brigitte Gareiss
ガライス ブリギッテ
Petra Baierweck
バイアーヴェック ペトラ
Christoph Plachetta
プラヒェッタ クリストフ
Karlheinz Ulmerich
ウルメリヒ カールハインツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JPH072997A publication Critical patent/JPH072997A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/78Preparation processes
    • C08G63/80Solid-state polycondensation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/18Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
    • C08K3/24Acids; Salts thereof
    • C08K3/26Carbonates; Bicarbonates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好な防炎性及び良好な衝撃強さを有する熱
可塑性ポリエステル成形材料を提供する。 【構成】 A)元素の周期律表第2主族の金属の炭酸塩
の混合物20〜70重量%及びB)慣用の添加物及び加
工用助剤0〜70重量%をC)40〜100ml/gの
粘度数を有するポリエステルプレポリマーの溶融物10
〜80重量%に混合し、次いで固体相での後縮合を実施
して得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、 A) 元素の周期律表第2主族の金属の炭酸塩の混合物
20〜70重量%及び B) 慣用の添加物及び加工用助剤0〜70重量%を C) 40〜100ml/gの粘度数を有するポリエス
テルプレポリマー10〜80重量% の溶融物に混合し、次いで固体相での後縮合(post
condensation)を実施することにより得ら
れる、防炎加工された熱可塑性成形材料に関する。
【0002】本発明は、さらに、これらの熱可塑性の成
形材料の製造方法、繊維、フィルム及び成形品を製造す
るための該成形材料の使用、及び該成形材料により得ら
れる成形品に関する。
【0003】
【従来の技術】熱可塑性ポリエステルは、多くの異なる
分野、例えば自動車分野において、電気部品のハウジン
グの製造のため、又は建築分野において使用される。
【0004】多くの利用のために、熱可塑性ポリエステ
ル成形材料は防炎加工されていることが必要である。
【0005】毒性上の理由のゆえに、ハロゲン−含有防
炎加工剤は製造及び処理において安全ではない。火事の
場合、かかる防炎加工剤は腐食性のハロゲン化水素を放
出する。
【0006】Al(OH)3又はMg(OH)2のような
慣用の防炎加工剤は、成形材料の明るい天然色には有害
な影響を与えないものの、熱可塑性ポリエステル成形材
料において使用するには適当でない。Al(OH)3
ポリエステルを処理するために必要な温度において熱的
に不安定であり、その結果、水は混合段階といった早期
に除去される。Mg(OH)2が使用されると、ポリエ
ステル化合物はMg(OH)2の塩基性のために処理の
間に開裂し、粘度は劇的に減少する。
【0007】ヨーロッパ特許第207750号には、プ
ラスチックの充填剤及び防炎加工剤としての炭酸マグネ
シウムの使用が記載されている。しかしながら、難燃性
作用はCO2の消失のために不満足なものである。
【0008】その塩基性のために、特開昭53−104
650号公報に記載された混合物であって、塩基性の炭
酸マグネシウム及びヒドロドルサイト(hydrodu
lcite)から成るもの及び特開昭63−21016
5号公報に記載された塩基性の炭酸マグネシウムは熱可
塑性ポリエステルに対する防炎加工剤としては不適当で
ある、というのは、Mg(OH)2の場合、塩基性の炭
酸マグネシウムはポリエステル化合物を開裂させるから
である。
【0009】したがって、最近のヨーロッパ特許出願9
2−119257号は、ポリエステルに対する防炎加工
剤として第2主族の金属の炭酸塩の混合物を使用するこ
とを提案している。
【0010】十分な防炎作用のために必要とされる大量
の充填剤は、慣用の配合方法による配合の間に重大な問
題を生ずる。特に、溶融物は混合の間に大量の空気が導
入される結果として泡立ちを生じ、低い嵩密度を有する
粒状物が形成され、即ち、より低い重量の粒状物が同容
積のバックに充填される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、良好
な防炎性及び機械的性質、特に良好な衝撃強さを有す
る、防炎加工された熱可塑性ポリエステル成形材料を提
供することである。特に、大量の充填剤を配合する間
に、粒状化されるべき押出物の泡立ちを回避し、その結
果、高い嵩密度を有するコンパクトな粒状物を得ること
を意図する。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題は、冒頭に定義
した熱可塑性の成形材料により解決されることが見い出
された。
【0013】好適な態様は、詳細な説明において記載さ
れる。
【0014】また、これらの熱可塑性成形材料の製造方
法、繊維、フィルム及び成形品の製造のための該成形材
料の使用、及び該成形材料から得られる成形品が見い出
された。
【0015】新規な成形材料は、成分A)として、元素
の周期律表の第2主族の金属の炭酸塩の混合物20〜7
0重量%、好適には30〜60重量%及び特に40〜5
5重量%を含有する。
【0016】a1) 一般式: MgxCay(CO3x+y・mH2O [式中、x及びyはそれぞれ1〜5であり、x/y≧1
であり、m≧0である]のマグネシウムカルシウムカル
ボネート及び a2) 一般式: Mgn(CO3v(OH)2n-2v・wH2O [式中、nは1〜6であり、vは0より大きく6より小
さく、n/v>1であり、かつw≧0である]の塩基性
マグネシウムカルボネートの混合物が特に適当であるこ
とが判明しており、この場合a1)のa2)に対する割合
は1:1〜3:1である。
【0017】マグネシウムカルシウムカルボネート
1)は、水和物又は無水のいずれであってもよい。ド
ロマイト(dolomite)及びフンタイト(hun
tite)のような天然に生ずる鉱物が好適である。
【0018】xが3であり、yが1の無水物の形状のM
3Ca(CO34(フンタイト)が特に好適である。
【0019】塩基性マグネシウムカルボネートa2)も
水和された形態又は無水の形態のいずれでも使用しう
る。これも、ヒドロマグネサイト、nが5でありかつv
とwがそれぞれ4である水和された化合物、Mg5(C
34(OH)2・4H2Oのような天然に生じる鉱物が
好ましい。
【0020】a1):a2)の割合は、特に好適には1:
1〜2:1である。
【0021】新規な熱可塑性の成形材料は、成分B)と
して、安定剤、酸化防止剤、熱安定化剤及び紫外線安定
化剤、滑剤及び成形品の離型剤、染料及び顔料のような
着色剤、繊維状及び微粉状の充填剤及び強化剤、ゴム
(衝撃調節剤)、核形成剤(nucleating a
gents)、可塑剤等の慣用の添加物及び加工用助剤
を含有することができ、一般にはその量は70重量%以
下、好適には40重量%以下である。
【0022】酸化防止剤及び熱安定化剤の例は、元素の
周期律表の第I族の金属のハライド、例えば、ハロゲン
化ナトリウム、ハロゲン化カリウム及び/又はハロゲン
化リチウムであり、所望により銅(I)ハロゲン化物、
例えば塩化物、臭化物又はヨウ化物、立体障害を有する
フェノール、ヒドロキノン、芳香族第2級アミン、例え
ばジフェニルアミン、これらの群の種々の置換体及びそ
れらの混合物と組み合せてもよく、熱可塑性成形材料の
重量に基づいて1重量%までの濃度である。
【0023】一般に、成形材料に基づいて2重量%まで
の量で使用される紫外線安定化剤の例は、種々の置換さ
れたレゾルシノール、サリチレート、ベンゾトリアゾー
ル及びベンゾフェノンである。
【0024】ニグロシンのような有機染料及び二酸化チ
タン、硫化カドミウム、セレン化カドミウム、フタロシ
アニン、ウルトラマリーンブルー及びカーボンブラック
のような顔料も、繊維状及び粒状の充填剤及び強化剤と
同様に、着色剤として添加しうる。強化剤の例は、カー
ボンファイバー、ガラスファイバー、無定形シリカ、ア
スベスト、珪酸カルシウム(ウォラストナイト(wol
lastonite))、珪酸アルミニウム、炭酸マグ
ネシウム、カオリン、チョーク、粉末石英、雲母及び長
石である。かかる充填剤及び着色剤の量は、一般に50
重量%まで、好適には35重量%まで、特に25重量%
までの量である。
【0025】ナトリウムフェニルホスフィネート、アル
ミナ、シリカ、ナイロン22及び、好適にはタルクを核
形成剤として使用しうる。
【0026】滑剤及び成形品の離型剤は、これは通常1
重量%までの量で使用されるが、好適には長鎖脂肪酸
(例えば、ステアリン酸又はベヘン酸)、それらの塩
(例えば、ステアリン酸カルシウム又はステアリン酸亜
鉛)又はそれらのエステル(例えば、ステアリルステア
レート又はペンタエリスリチルテトラステアレート)及
びアミド誘導体(例えば、エチレンビスステアリルアミ
ド)である。
【0027】可塑剤の例は、フタル酸ジオクチル、フタ
ル酸ジベンジル、ブチルベンジルフタレート、炭化水素
油、N−(n−ブチル)ベンゼンスルホンアミドならび
にo−及びp−トリルエチルスルホンアミドである。
【0028】新規の成形材料は、さらに、0〜2重量%
のフッ素含有エチレンポリマーを含有する。このエチレ
ンのポリマーは55〜76重量%、好適には70〜76
重量%のフッ素含量を有する。
【0029】この成形材料の例は、ポリテトラフルオロ
エチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン/ヘキ
サフルオロエチレンコポリマー又は比較的少量の(一般
には50重量%まで)共重合可能なエチレン性不飽和の
モノマーを含有するテトラフルオロエチレンコポリマー
である。これらは、例えば、シルドクネヒト(Schi
ldknecht)著のビニル アンド リレーテッド
ポリマーズ(Vinyl and Related
Polymers),Wiley Publisher
s,1952,第484〜494頁,及びウォール(W
all)著のフルオロポリマーズ(Fluoro po
lymers,Wiley Interscienc
e,1972)に記載されている。
【0030】このフッ素含有エチレンポリマーは、成形
材料中に均一に分布しており、好適には0.05〜10
μm、特には0.1〜5μmの粒径d50(平均数)を有
する。これらの小さい粒径は、特に好適にはフッ素含有
エチレンポリマーの水性分散液を使用し、かつこの水性
分散液を溶融ポリエステル中へ配合することにより得る
ことができる。
【0031】熱可塑性ポリエステルとの相容性を改良す
るために、鉱物及び充填剤は接着促進剤で処理してもよ
い。グリシジル−、ビニル−及びアミノアルキルトリア
ルコキシシランが好ましい。
【0032】この新規の熱可塑性成形材料は、さらに0
〜60重量%、好適には0〜40重量%の強化(tou
ghening)ポリマー(また弾性ポリマー又はエラ
ストマーとして以下に言及される)を含有する。
【0033】好適な型のかかるエラストマーは、エチレ
ン/プロピレン(EPM)及びエチレン/プロピレン/
ジエン(EPDM)ゴムである。
【0034】一般にEPMゴムは、実質的に二重結合を
有しておらず、これに対してEPDMは100個の炭素
原子当たり1〜20個二重結合を有することができる。
【0035】EPDMゴムに対するジエンモノマーの例
は、イソプレン及びブタジエンのような共役したジエ
ン、ペンタ−1,4−ジエン、ヘキサ−1,4−ジエ
ン、ヘキサ−1,5−ジエン、2,5−ジメチルヘキサ
−1,5−ジエン及びオクタ−1,4−ジエンのような
5〜25個の炭素原子の非共役ジエン、シクロペンタジ
エン、シクロヘキサジエン、シクロオクタジエン及びジ
シクロペンタジエンのような環式ジエン及び5−エチリ
デン−2−ノルボルネン、5−ブチリデン−2−ノルボ
ルネン、2−メタリル−5−ノルボルネン及び2−イソ
プロペニル−5−ノルボルネンのようなアルケニルノル
ボルネン、及び3−メチルトリシクロ[5.2.1.
0.2.6]−3,8−デカジエンのようなトリシクロ
ジエン、又はそれらの混合物である。ヘキサ−1,5−
ジエン、5−エチリデンノルボルネン及びジシクロペン
タジエンが好適である。EPDMゴムのジエン含量は、
好適にはゴムの全量に基づいて0.5〜50重量%、特
に1〜8重量%である。
【0036】EPM及びEPDMゴムは、好適には、さ
らに反応性カルボン酸又はそれらの誘導体でグラフト化
されていてもよい。これらの例は、アクリル酸、メタア
クリル酸及びそれらの誘導体、例えば、グリシジル(メ
タ)アクリレート及びマレイン酸無水物である。
【0037】他の好適なゴムの群は、エチレンとアクリ
ル酸及び/又はメタアクリル酸及び/又はこれらの酸の
エステルとのコポリマーを含む。ゴムは付加的にマレイ
ン酸及びフマル酸のようなジカルボン酸、又はこれらの
酸の誘導体、例えばエステル及び無水物、及び/又はエ
ポキシ含有モノマーを有することもできる。これらのジ
カルボン酸誘導体又はエポキシ含有モノマーは、好適に
は一般式I又はII又はIII又はIV:
【0038】
【化1】
【0039】[式中、R1〜R9はそれぞれ水素又は炭素
原子数1〜6のアルキルであり、mは0〜20の整数で
あり、gは0〜10の整数であり、pは0〜5の整数で
ある]で表わされるジカルボン酸誘導体又はエポキシ−
含有モノマーをモノマー混合物に添加することにより、
ゴムに配合される。
【0040】R1〜R9は、それぞれ好適には水素であ
り、mは0又は1であり、gは1である。相応の化合物
はマレイン酸、フマル酸、無水マレイン酸、アリルグリ
シジルエーテル及びビニルグリシジルエーテルである。
【0041】式I,II及びIVの好適な化合物は、マ
レイン酸、無水マレイン酸及びグリシジルアクリレー
ト、グリシジルメタアクリレートのようなアクリル酸及
び/又はメタアクリル酸のエポキシ−含有エステル及び
第三ブチルアクリレートのような第三級アルコールとの
エステルである。この第三ブチルアクリレートは、遊離
したカルボキシル基を有していないけれども、第三ブチ
ルアクリレートは遊離酸と同様に挙動し、それゆえ潜在
的なカルボキシル基を有するモノマーとして言及され
る。
【0042】有利には、コポリマーはエチレン50〜9
8重量%及びエポキシ−含有モノマー及び/又はメタア
クリル酸及び/又は無水物基を有するモノマー0.1〜
20重量%から構成され、残分の量は(メタ)アクリレ
ートから成る。
【0043】エチレン50〜98重量%、特に55〜9
5重量%、グリシジルアクリレート及び/又はグリシジ
ルメタアクリレート、(メタ)アクリル酸及び/又は無
水マレイン酸0.1〜40重量%、特に0.3〜20重
量%及びn−ブチルアクリレート及び/又は2−エチル
ヘキシルアクリレート1〜45重量%、特に10〜40
重量%のコポリマーが特に好適である。
【0044】他の好適なアクリル酸及び/又はメタアク
リル酸のエステルは、メチルエステル、エチルエステ
ル、プロピルエステル、イソブチルエステル及び第三ブ
チルエステルである。
【0045】ビニルエステル及びビニルエーテルもまた
コモノマーとして使用しうる。
【0046】上述のエチレンコポリマーは、自体公知の
方法、好適には高圧及び高温でのランダム共重合化によ
り製造しうる。相当する方法は一般に既知である。
【0047】好適にはエラストマーは、エマルジョンポ
リマーを含み、その製造方法はブラックレー(Blac
kley)によりモノグラフ「Emulsion Po
lymerization」に記載されている。使用さ
れる乳化剤及び触媒は、自体公知である。
【0048】一般に、均一なエラストマー又はシェル
(shell)構造を有するものを使用しうる。シェル
様の構造は個々のモノマーの添加の程度により決定さ
れ;ポリマーの形態もこの添加の程度により影響され
る。
【0049】アクリレート、例えばn−ブチルアクリレ
ート及び2−エチルヘキシルアクリレート、相応のメタ
アクリレート、ブタジエン及びイソプレン及びこれらの
混合物はエラストマーのゴム相の製造のための単なるモ
ノマーの例として言及され得る。これらのモノマーは、
他のモノマー、スチレン、アクリロニトリル、ビニルエ
ーテル及び他のアクリレート又はメタアクリレート、例
えばメチルメタアクリレート、メチルアクリレート、エ
チルアクリレート及びプロピルアクリレートとともに共
重合され得る。
【0050】エラストマーのフレキシブルな又はゴム相
(0℃以下のガラス転移温度を有するもの)はコア、そ
の外側のシェル又は(2個以上のシェルを有するエラス
トマーの場合において)中央のシェルを構成しうる。マ
ルチシェルのエラストマーの場合、複数のシェルをゴム
相で構成することも可能である。
【0051】ゴム相とともにエラストマー中に1又は複
数の硬質成分(20℃以上のガラス転移温度を有する)
も存在する場合には、この硬質成分は一般に主要成分と
してのスチレン、アクリロニトリル、メタアクリロニト
リル、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、メチ
ルアクリレート、エチルアクリレート及びメチルメタア
クリレートといったアクリレート及びメタアクリレート
の重合により製造される。さらに、より少量の他のコモ
ノマーも使用しうる。
【0052】ある場合には、表面に反応性基を有するエ
マルジョンポリマーを使用することが好都合であること
が判明した。かかる基は、例えば、エポキシ、カルボキ
シル基、潜在的なカルボキシル基、アミノ又はアミド基
及び一般式:
【0053】
【化2】
【0054】[式中、R10は水素又はC原子数1〜4の
アルキルであり、R11は水素、C原子数1〜8のアルキ
ル又はアリール、特にフェニルであり、R12は水素、C
原子数1〜10のアルキル、C原子数6〜12のアリー
ル又は−OR13であり、R13はO−又はN−含有基で置
換されていてもよいC原子数1〜8のアルキル又はC原
子数6〜12のアリール基であり、Xは化学結合、C原
子数1〜10のアルキレン、C原子数6〜12のアリー
レン、又は
【0055】
【化3】
【0056】であり、YはO−Z又はNH−Zであり、
ZはC原子数1〜10のアルキレン又はC原子数6〜1
2のアリーレンである]で表わされるモノマーを同時に
使用することにより導入しうる官能基である。
【0057】ヨーロッパ特許出願公開第208187号
明細書に記載されているグラフトモノマーも、表面に反
応性基を導入するのに適している。
【0058】他の例は、アクリルアミド、メタアクリル
アミド及び(N−第三ブチルアミノ)−エチルメタアク
リレート、(N,N−ジメチルアミノ)−エチルアクリ
レート、(N,N−ジメチルアミノ)−メチルアクリレ
ート及び(N,N−ジエチルアミノ)−エチルアクリレ
ートのようなアクリル酸又はメタアクリル酸の置換エス
テルである。
【0059】また、ゴム相の粒子は、架橋結合していて
もよい。架橋結合作用を有するモノマーの例は、ブタ−
1,3−ジエン、ジビニルベンゼン、ジアリルフタレー
ト及びジヒドロジシクロペンタジエニルアクリレート及
びヨーロッパ特許出願公開第50265号明細書に記載
された化合物である。
【0060】グラフト−結合しているモノマー、即ち重
合の間に異なる速度で反応する2又はそれ以上の重合可
能な二重結合を有するモノマーも使用しうる。好適に使
用される化合物は、少くとも1個の反応性基が他のモノ
マーとほぼ同じ速度で重合し、他方、他の反応性基(又
は複数の反応性基)は例えば、実質的によりゆっくりと
した速度で重合するものである。異なる重合速度はゴム
に導入される不飽和二重結合の割合により生ずる。も
し、その後に他の相がかかるゴムとグラフト結合する
と、ゴム中に存在する幾らかの又は全ての二重結合は化
学結合を生成してグラフトモノマーと反応する、即ち、
グラフトされる相は、部分的又は完全に化学結合により
グラフトベースに結合される。
【0061】かかるグラフト−結合するモノマーの例
は、アリル含有モノマー、特にアリルアクリレート、ア
リルメタアクリレート、ジアリルマレエート、ジアリル
フマレート、ジアリルイタコネートのようなエチレン性
不飽和のカルボン酸のアリルエステル及びこれらのジカ
ルボン酸の相応のモノアリル化合物である。さらに、他
の多くの適当なグラフト結合しうるモノマーが存在し;
その詳細については、例えば、米国特許第414884
6号明細書において言及されうる。
【0062】一般に、強化ポリマー中のこれらの架橋す
るモノマーの量は、強化ポリマーに基づいて5重量%ま
で、好適には3重量%以下である。
【0063】好適なエマルジョンポリマーを以下に記載
する。最初に、コア及び少くとも1個の外側のシェルを
有するグラフトポリマーをここで述べるが、このポリマ
ーは以下の組成を有する:
【0064】
【表1】
【0065】マルチシェル構造を有するグラフトポリマ
ーに代えて、ブタ−1,3−ジエン、イソプレン及びn
−ブチルアクリレート又はこれらのコポリマーの均一
の、即ち、一層のシェルを使用することが可能である。
これらの生成物は、架橋結合モノマー又は反応性基を有
するモノマーを同時に使用して製造することができる。
【0066】好適なエマルジョンポリマーの例は、n−
ブチルアクリレート/(メタ)アクリル酸コポリマー、
n−ブチルアクリレート/グリシジルアクリレート又は
n−ブチルアクリレート/グリシジルメタアクリレート
コポリマー、n−ブチルアクリレート又はブタジエンに
基づく内部コア及び上述のコポリマーの外層シェルを有
するグラフトポリマー及びエチレンと反応性基に寄与す
るコモノマーとのコポリマーである。
【0067】記載したエラストマーは、他の慣用の方
法、例えば懸濁重合により製造しうる。
【0068】他の好適なゴムは、ヨーロッパ特許出願公
開第115846号、同115847号、同11645
6号、同117664号及び同327384号明細書に
記載されているとおりのポリウレタンである。かかる生
成物は、例えば、デスモパン(Desmopan)(登
録商標)(バイエル社)又はエラストラン(Elast
ollan)(登録商標)(エラストグランポリウレタ
ン(Elastogran Polyurethane
GmbH))の名称で購入しうる。
【0069】ドイツ国特許出願公開第3725576号
明細書、ヨーロッパ特許出願公開第235690号明細
書、ドイツ国特許出願公開第3800603号明細書及
びヨーロッパ特許出願公開第319290号明細書に記
載されたようなシリコンゴムも好適である。
【0070】勿論、上述の型のゴムの混合物を使用する
ことも可能である。
【0071】新規な熱可塑性成形材料は、成分C)とし
て、10〜80重量%、好適には20〜70重量%、特
に25〜60重量%の量で、o−ジクロロベンゼン:フ
ェノールが1:1の溶剤混合物中の0.5%の濃度の溶
液中25℃で測定する際に、40〜100ml/g、好
適には60〜100ml/g、特に80〜100ml/
gの粘度数を有するポリエステルプレポリマーを含有す
る。
【0072】かかるポリエステルは自体公知のものであ
る。主鎖に芳香族環を含有するポリエステルが好適に使
用される。また、芳香族環は、例えば塩素及び臭素のよ
うなハロゲン及び/又は例えばメチル、エチル、イソプ
ロピル、n−プロピル、イソブチル、n−ブチル又は第
三ブチルのようなC原子数1〜4のアルキルにより置換
されていてもよい。
【0073】適当なジカルボン酸の例は、脂肪族及び芳
香族ジカルボン酸であり、これはさらに混合物の形態で
使用しうる。ナフタレンジカルボン酸、テレフタル酸、
イソフタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、ドデカンジオイック酸及びシクロヘキサンジカルボ
ン酸、これらのカルボン酸の混合物及びこれらのエステ
ル形成誘導体がここでは単に例示のために言及され得
る。
【0074】好適に使用されるジヒドロキシ化合物は、
炭素原子数2〜10のジオールであり、特に好適にはエ
チレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4
−ブタンジオール、1,4−ブテンジオール及び1,6
−ヘキサンジオールであるが;しかし、1,4−ヘキサ
ンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4
−ジ−(ヒドロキシメチル)−シクロヘキサン、ビスフ
ェノールA、ネオペンチルグリコール、これらのジオー
ルの混合物及びこれらのエステル−形成誘導体も使用す
ることができる。
【0075】テレフタル酸又はナフタレンジカルボン酸
のポリエステル及びC2〜C6−ジオール成分、例えばポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレー
ト、ポリプロピレンテレフタレート又はポリブチレンテ
レフタレート、又はこれらの混合物が特に好適である。
【0076】コポリエーテルエステルのようなポリエス
テルブロックコポリマーを使用することももちろんでき
る。かかる製品物は自体公知のものであり、例えば、米
国特許第3651014号明細書等の文献に記載されて
いる。相応する製品物は、例えばハイテレール(Hyt
rel)(登録商標)(デュポン社)が市販されてい
る。
【0077】ポリエステルプレポリマーは、回分的方法
又は連続的に、公知の方法によりジカルボン酸、そのエ
ステル又は他のエステル形成誘導体をジヒドロキシ化合
物と反応させて製造することができる(例えば、連続製
法は、ヨーロッパ特許第346735号を参照)。
【0078】慣用の方法で得られるポリエステルプレポ
リマーは、凝縮帯域から連続的に除去される。
【0079】好適な方法において、ポリエステルプレポ
リマーは溶融状態で放散帯域に通す。溶融物を押出さ
せ、押出物は粒状化させる。得られた粒状物(成分C)
は、好適には二軸押出機において、成分C)の融点より
約20℃高い温度(ポリブチレンテレフタレートの場合
は約240℃)で溶融し、防炎加工剤(成分A)と混合
し、必要に応じて、成分B)と混合し、押出させ、この
押出物を冷却し、粒状化させる。
【0080】特に好適な態様において、ポリエステルプ
レポリマーは放散押出機を通過され、成分A)及び所望
によりB)と混合される。この場合、放散押出機は、混
練機のような適当な混合要素を備えている。その後、同
様にして押出しを行い、押出物を冷却し、粒状化させ
る。
【0081】これらの粒状物は、所望の粘度が得られる
まで、不活性ガスの下で、融点以下、例えば170〜2
20℃にて連続的又は回分的に固体相の凝縮にかける。
例えば、回転乾燥機が回分的の固体相の凝縮のために使
用でき、熱い不活性ガス流を通じる加熱管が連続的な固
体相の凝縮のために使用しうる。連続的な固体相の凝縮
が好ましく、使用される不活性気体は窒素である。
【0082】固体相の後縮合の後、o−ジクロロベンゼ
ン:フェノール1:1の0.5重量%の濃度の溶液中で
25℃にて測定した時の粘度数は、一般には120〜5
00ml/g、好適には130〜200ml/gであ
る。
【0083】新規な成形材料は良好な防炎加工性及び機
械的性質を有する。特に、粒状化される押出物の泡立ち
は、大量の充填剤の混合の間かなり減少し、その結果、
高い嵩密度を有するコンパクトな粒状物が形成される。
【0084】
【実施例】
実施例1 100ml/gの粘度数を有するポリブチレンテレフタ
レートプレポリマー(フェノール/o−ジクロロベンゼ
ン(重量比1:1)中の0.5重量%の溶液として測
定)(Ultradur(登録商標)B2550,BA
SF社)(成分C)をMg3Ca(CO34(フンタイ
ト)及びMg5(CO34(OH)2・4H2O(ヒドロ
マグネサイト)の混合物(ヒドロマグネサイトに対する
フンタイトの重量比=2:1)(成分A)と混合し、2
50℃で二軸押出機(ZSK53,Werner &
Pfleiderer)中で、エポキシシランで処理さ
れており10μmの平均繊維直径を有するガラスファイ
バーを切断し(成分B)、この混合物を押出し、冷却さ
せ、粒状化した。
【0085】生成物は、表中に示された粘度数が得られ
るまで、回転混合機中で窒素雰囲気下で215℃にて後
縮合を行った。
【0086】比較例1 135ml/gの粘度数を有するポリブチレンテレフタ
レート(Ultradur(登録商標)B4500,B
ASF社;成分C/1V)及び実施例1に記載された成
分A〜Cを二軸押出機(ZSK53,Werner &
Pfleiderer)中で慣用の方法で250℃に
おいて混合し、混合物を得た。
【0087】標準試験の試験体は、260℃で射出成形
機中で製造した。
【0088】組成物及び性質は表中にまとめてある。
【0089】粘度数VNは、フェノール/o−ジクロロ
ベンゼン(重量比1:1)中の0.5重量%の濃度の溶
液にて測定した。弾性率はDIN53457に従って測
定され、衝撃強さanはDIN53453に従がって測
定された。
【0090】防炎加工試験は、アンダーライター ラボ
ラトリー(UnderwriterLaborator
ies)の規定に従がって、垂直火炎試験(UL94)
により実施した。使用した試験体は厚さが1/32イン
チの防炎加工棒(firebar)であった。
【0091】嵩密度は、粒状物を機械的に振動させた
後、1lの粒状物の重量を測定することにより決定し
た。
【0092】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリストフ プラヒェッタ ドイツ連邦共和国 リムブルガーホーフ ダンツィガー シュトラーセ 1 (72)発明者 カールハインツ ウルメリヒ ドイツ連邦共和国 ラムプスハイム エル ツベルガーシュトラーセ 4アー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A) 元素の周期律表の第2主族の金属
    の炭酸塩の混合物20〜70重量%及び B) 慣用の添加物及び加工用助剤0〜70重量%を C) 40〜100ml/gの粘度数を有するポリエス
    テルプレポリマー10〜80重量% の溶融物に混合し、次いで固体相での後縮合を実施して
    得ることができる、防炎加工された熱可塑性成形材料。
JP6078708A 1993-04-20 1994-04-18 防炎加工された熱可塑性成形材料 Withdrawn JPH072997A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4312751.7 1993-04-20
DE4312751A DE4312751A1 (de) 1993-04-20 1993-04-20 Flammgeschützte thermoplastische Formmassen auf der Basis von Polyestern

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH072997A true JPH072997A (ja) 1995-01-06

Family

ID=6485831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6078708A Withdrawn JPH072997A (ja) 1993-04-20 1994-04-18 防炎加工された熱可塑性成形材料

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5464894A (ja)
EP (1) EP0621305B1 (ja)
JP (1) JPH072997A (ja)
AT (1) ATE138674T1 (ja)
DE (2) DE4312751A1 (ja)
ES (1) ES2087779T3 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5626960A (en) * 1995-09-07 1997-05-06 E. I. Du Pont De Nemours And Company Spandex containing a huntite and hydromagnesite additive
DE19637368A1 (de) * 1996-09-13 1998-03-19 Basf Ag Flammgeschützte thermoplastische Formmassen
DE19737309A1 (de) * 1997-08-27 1999-03-04 Alsthom Cge Alcatel Halogenfreie flammwidrige Polymermischung
US6423764B1 (en) 2000-08-24 2002-07-23 Milliken & Company Method of producing colored polyester thermoplastic materials through specific solid-state procedures
DE102004038976A1 (de) * 2004-08-10 2006-02-23 Basf Ag Fließfähige Polyesterformmassen mit ASA/ABS und SAN

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61157526A (ja) * 1984-12-28 1986-07-17 Polyplastics Co 高分子量ポリエステルの製造法
EP0207750A3 (en) * 1985-07-04 1988-07-27 Imperial Chemical Industries Plc Fillers
DE4138386A1 (de) * 1991-11-22 1993-05-27 Basf Ag Flammfeste thermoplastische formmassen

Also Published As

Publication number Publication date
US5464894A (en) 1995-11-07
DE4312751A1 (de) 1994-10-27
EP0621305B1 (de) 1996-05-29
ATE138674T1 (de) 1996-06-15
ES2087779T3 (es) 1996-07-16
EP0621305A1 (de) 1994-10-26
DE59400306D1 (de) 1996-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3068164B2 (ja) 防炎性熱可塑性成形材料
US5712336A (en) Flameproofed thermoplastic molding materials
JPH073152A (ja) 防炎加工熱可塑性成形材料
US5298547A (en) Flameproof thermoplastic molding materials
US4877823A (en) Fireproofed thermoplastic molding materials containing red phosphorus and based on polyesters or polyamides
US5013786A (en) Filler-containing polyamide molding materials having an improved surface and improved coatability
US4381371A (en) Polymer mixtures
CN1950455A (zh) 阻燃性树脂组合物
US7105589B2 (en) Flame-resistant black thermoplastic molded masses
JP2003510396A (ja) 改善された特性を有する難燃性熱可塑性組成物
US4880876A (en) Thermoplastic polyester molding materials having low-temperature impact strength
JPH03163137A (ja) 靭性に変性された強化熱可塑性成形材料の製造法
JP2000095947A (ja) 導電性樹脂組成物
JPH05209123A (ja) 未強化ポリアミド成形材料
US5464894A (en) Flameproofed thermoplastic polyesters
US4525513A (en) Flame retardant polyamide composition
JPH0270753A (ja) 熱可塑性成形材料
US4564650A (en) Flame retardant amine terminated polyamide composition
US6063850A (en) Flame-retardant thermoplastic molding compositions comprising aluminum hydroxide
JP3259448B2 (ja) 難燃性ポリアミド樹脂組成物
JPH07304948A (ja) 熱可塑性成形材料
JP2001502731A (ja) 難燃性成形材料
JPH024841A (ja) 摩耗の少い充填剤含有熱可塑性成形材料
JP3472353B2 (ja) 結晶性芳香族ポリアミド樹脂組成物
US5422390A (en) Flameproofed thermoplastic copolyester molding materials

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010703