JPH0729973Y2 - ミシンのための縫着片折曲げ供給装置 - Google Patents

ミシンのための縫着片折曲げ供給装置

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JPH0729973Y2
JPH0729973Y2 JP1988057621U JP5762188U JPH0729973Y2 JP H0729973 Y2 JPH0729973 Y2 JP H0729973Y2 JP 1988057621 U JP1988057621 U JP 1988057621U JP 5762188 U JP5762188 U JP 5762188U JP H0729973 Y2 JPH0729973 Y2 JP H0729973Y2
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piece
sewing piece
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sewing machine
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邦夫 羽田
秀夫 河口
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は両端を折曲げた縫着片をミシンの送り装置へ
供給するミシンのための縫着片折曲げ供給装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、この種の装置を備えたミシンとしては、例えば特
公昭58−29119号公報(昭和58年6月20日公告)に記載
されたものがある。そのミシンでは、縫着片供給装置の
一対の二叉フォーク状折曲げ体を縫着片の両端へ向って
移動させて、各折曲げ体の分岐凹部に縫着片を挟み込
み、その状態で各折曲げ体を所定方向へ回動させること
により、縫着片の両端をその裏側へ向って折曲げた後、
各折曲げ体により縫着片をミシンへ供給し、引き続き、
ミシンの押え足によって縫着片の両端折曲げ部をミシン
の送り板へ押圧した後、各折曲げ体を縫着片から引き抜
いて、縫着片の両端折曲げ部に対する縫製を行うように
なっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記の装置では、各折曲げ体が細い針状材料
によって形成されているので、ミシン側で待機する作業
者に対して危険が及ぶことを回避する必要があり、その
ために、縫着片をミシンの側方において斜め上方へ移動
させた後に、ミシンの縫製位置まで斜め下方へ移動させ
るという煩雑な搬送経路が設定されている。従って、機
構が複雑になるという問題がある。又、各折曲げ体が脆
弱であるため、ミシンの押え足による縫着片の押圧時
に、変形するおそれがあり、その耐久性にも問題があっ
た。
この考案は上記の事情を考慮してなされたものであっ
て、その目的は縫着片の両端の折曲げに使用される部材
の耐久性を向上させることができると共に、安全に使用
することができ、しかも縫着片の折曲げ後の長さを変更
調節することが可能であり、更には、その両端が折曲げ
られた縫着片を加工布上の所望位置に正確に供給し得る
ミシンのための縫着片折曲げ供給装置を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この考案では、ミシンの
ベッド部上に配置され、加工布が載置される送り板と、
その加工布上に供給される縫着片を送り板に向って押圧
する押え部材とを含み、針に対して相対移動される送り
装置と、前記送り装置から離間する待機位置と送り装置
に近接する供給位置との間で往復動可能な移動台とを備
え、移動台が待避位置に配置された状態で帯状素材を受
け取り、該帯状素材を切断して得られる縫着片の両端を
折り曲げると共に、移動台が供給位置に配置された状態
でその両端が折り曲げられた縫着片を送り板と押え部材
との間に供給するミシンにおいて、待機位置に配置され
た前記移動台上において縫着片を受け取って該縫着片の
下面を支持すると共に、前記移動台の供給位置への移動
に伴い、前記押え部材と送り板との間に予め形成された
間隙へ前記縫着片を進入させるための支持位置と、その
支持位置から側方へ退避して前記縫着片を送り装置に受
け渡す退避位置との間で往復動し得、且つ前記縫着片供
給源からの縫着片移送方向に沿って互いに接近離間可能
に前記移動台に装着された一対の縫着片支持体と、前記
縫着片支持体の両端近傍にて開閉可能且つ縫着片支持体
を境界として上下方向へ相対移動可能に前記移動台に設
けられ、その開閉動作及び上下動作に基づいて縫着片の
両端を縫着片支持体の下面側へ折り曲げる一対の折曲げ
作動板と、前記移動台に固定され、該移動台が待避位置
に配置された状態で縫着片を前記縫着片支持体上に載置
する際、縫着片の幅方向一側を支持する規制体と、縫着
片の幅方向他側を支持する第1位置と縫着片に干渉しな
い第2位置との間で移動可能に設けられ、前記移動台が
待避位置に配置された際、少なくとも縫着片を前記縫着
片支持体上に載置してから前記一対の折曲げ作動板によ
り縫着片の両端を縫着片支持体の下面側へ折り曲げるま
での間、縫着片の幅方向他側を支持する第1位置へ移動
する位置決め体と、前記一対の折曲げ作動板により縫着
片の両端を縫着片支持体の下面側へ折り曲げた際、位置
決め体を第2位置へ移動させ、さらに、縫着片の折曲端
部を縫着片支持体と折曲げ作動板との間で挟持したまま
移動台を供給位置に移動させる制御手段とを設けてい
る。
〔作用〕
従って、この考案によれば、移動台が待機位置に配置さ
れ、且つ縫着片支持体が支持位置に配置された状態で、
縫着片供給源から縫着片が移送されると、その縫着片が
前記縫着片支持体によって受け取られる。この縫着片が
縫着片支持体に移送される際、位置決め体が第1位置に
配置されており、縫着片は規制体と位置決め体との間に
挟まれ、正確に位置決めされる。そして、この状態のま
ま一対の折曲げ作動板が縫着片支持体の両端近傍におい
て開閉及び上下動作されることにより、縫着片の両端が
縫着片支持体の下面側へ折曲げられる。制御手段は、一
対の折曲げ作動板により縫着片の両端を縫着片支持体の
下面側へ折り曲げた後、位置決め体を第2位置へ移動さ
せ、さらに、縫着片の折曲端部を縫着片支持体と折曲げ
作動板との間で挟持したまま移動台を供給位置に移動さ
せる。そして、移動台が供給位置へ移動されると、送り
装置の押え部材と送り板との間に予め形成された間隙
へ、縫着片が縫着片支持体と共に進入される。そして、
送り装置の押え部材によって縫着片及び縫着片支持体が
送り板に押圧された後、縫着片支持体が退避位置へ移動
され、更に、折曲げ片作動板が開閉及び上下動作されて
それらが送り装置から離間し、最後に移動台が供給位置
へ移動される。一方、予め縫着片支持体を縫着片移送方
向に沿って互いに接近離間させることにより、縫着片の
折曲げ後の長さが変更調節される。
〔実施例〕
以下、この考案を具体化した一実施例を主要なユニット
毎に図面に従って詳細に説明する。
(各ユニットの支持構成) 第3図〜第5図に示すように、テーブル1の左側上面に
はスラックス等のベルト通しを形成する縫着片Bをスラ
ックス生地等の加工布Cに縫付けるためのサイクルミシ
ンMが配置され、テーブル1の右側上面にはテープ状素
材Tを所定長さに切断した後にその両端を折り曲げて縫
着片Bを形成すると共にその縫着片BをミシンMに供給
するための縫着片折曲げ供給装置(以下、供給装置と称
す)DがミシンMへ向って接近離隔可能に配置されてい
る。
即ち、第4図及び第6図に示すように、テーブル1上に
は左右に延びる案内溝2を備えた基台3が固定されると
共に、その基台3上には供給装置Dの支持板4が左右動
可能に載置され、支持板4の裏面に突設した案内突条5
が前記案内溝2に沿って摺動可能に嵌合されている。基
台3の前部左端にはロックナット6aを備えたストッパー
ねじ6が支持片7により左右位置調節可能に支持される
と共に、支持板4の左側縁にはストッパーねじ6に係脱
可能な係合面8が形成されている。支持板4には案内溝
2と平行に延びる長孔9が形成され、ロックレバー10の
軸部10aはその長孔9を通って前記基台3に回動操作可
能に螺合されている。そして、ロックレバー10の回動操
作により、そのフランジ部10bが支持板4上面から離間
された時、支持板4の左右動が許容されると共に、フラ
ンジ部10bが支持板4上面に圧接された時、支持板4が
所要の移動位置に固定される。又、支持板4の移動によ
って係合面8がストッパーねじ6に係合された時、供給
装置DがミシンMに接近する使用位置に規制配置され
る。
(素材供給ユニット) 次に、第1図に示すテープ状素材Tを素材供給源から所
定量ずつ繰り出すための供給ユニットU1について説明す
る。第3図〜第5図に示すように、前記支持板4の左側
後部には支持ブラケット11が立設され、その中間に設け
た平板部11aには前後に延びる案内レールによって素材
通路12が形成されている。支持ブラケット11の起立壁11
bにはローラ支持体14がその基端にて支軸15により揺動
可能に支持され、その先端に回転可能に支持された送り
ローラ16が素材通路12の先端部内面に係合する方向へバ
ネ17によって揺動付勢されている。又、ローラ支持体14
の先端には送りローラ16と一体に回転可能なスプロケッ
トホイール18が装着されている。
前記支持ブラケット11の右方に立設された支持壁19には
送りモータ20が装着され、その出力軸21上のスプロケッ
トホイール22と前記ローラ支持体14のスプロケットホイ
ール18との間にはチェーン23が掛装されている。そし
て、モータ20の回転に伴い、出力軸21,スプロケットホ
イール22,18及びチェーン23を介して送りローラ16が素
材送り方向へ回転されることにより、素材Tが素材供給
源(図示略)から素材通路12を通って前方へ繰出され
る。尚、前記素材通路12,送りローラ16及びモータ20等
によって供給ユニットU1が構成されている。
(素材切断ユニット) 次に、素材Tを所定長さに切断するための切断ユニット
U2について説明する。第4図,第5図,第7図及び第8
図に示すように、素材通路12の前部上方において、支持
ブラケット11の上部に設けた平板部11cには、支持筒31
が軸受け32等により回動可能に支持され、その垂下片33
には切断刃支持体34がその上端にて取着されている。切
断刃支持体34の中間部には前記素材通路12に対向する切
欠35が形成されると共に、その切欠35の下側内縁に連続
する素材受け36が装着されている。
前記切断刃支持体34に形成した案内溝37には可動刃体38
が上下動可能に収容され、その下側縁には切欠35に対向
する刃部39が形成されると共に、切欠35より下方へ垂下
する案内片40が形成されている。案内片40を覆うよう
に、切断刃支持体34の下部には固定刃体41が配置される
と共に、その固定刃体41及び切断刃支持体34を貫通する
4本の連結軸42が設けられ、各連結軸42の先端に螺合さ
れた調節ネジ43の位置に応じて調節されるバネ44の付勢
力により、固定刃体41が切断刃支持体34に圧接されると
共に、両者間に前記案内片40が挟持されている。この固
定刃体41の上縁には前記回動刃体38の刃部39との協働に
よってテープ素材Tを切断する刃部45が形成されてい
る。又、固定刃体41と切断刃支持体34との間には素材T
の切り屑を吹き出すためのノズル46が下方から挿入配置
されている。
前記支持筒31の上面には可動刃体38を上下動させるため
のエアシリンダ47が装着され、そのピストン48が支持筒
31内に挿入されている。ピストン48の下端には連結片49
及びネジ50によって前記可動刃体38が連結固定され、ピ
ストン48の出没動作に伴って可動刃体38の刃部39が固定
刃体41の刃部45から上方へ離間して素材Tの通過を許容
する待機位置と、固定刃体41の刃部45との協働により素
材Tを切断する切断位置との間で上下動される。又、切
断刃支持体34には可動刃体38の上下ストロークに相当す
る長さの逃げ溝51が形成され、その逃げ溝51内に前記連
結片49及びネジ50が配置されている。
第3図〜第5図及び第7図に示すように、支持ブラケッ
ト11の上部平板部11cには互いに反対方向へ出没するピ
ストン52a,53aを備えると共に、互いに結合された一対
のエアシリンダ52,53が配置され、後方のエアシリンダ5
2のピストン52aが平板部11c上の支軸54に回動可能に連
結されると共に、前方のエアシリンダ53のピストン53a
が前記支持筒31上の支軸55に回動可能に連結されてい
る。そして、常には、後方のエアシリンダ52のピストン
52aが突出され、かつ前方のエアシリンダ53のピストン5
3aが没入されることにより、前記切断刃支持体34が素材
通路12と直交する中立位置に配置される。
前記支持筒31の周縁には切断刃支持体34の中立位置配置
時において素材通路12上に位置する係合片56が突設され
ている。前記平板部11c上において前記係合片56の両側
にはネジ59,60によって一対の位置規制片57,58が支持筒
31の回動軸線を中心とする円弧に沿って位置調節可能に
固定されている。そして、前記切断刃支持体34が中立位
置に配置された状態で、後方のエアシリンダ52のピスト
ン52aが没入されることにより、支持筒31,切断刃支持体
34及び両刃体38,41が一体に第3図の反時計方向へ回動
され、係合片56が一方の位置規制片57に係合されて、両
刃体38,41が素材繰出し方向と所定の角度θa(第2図
参照)をなして交わる一方の素材切断面Sa上に配置され
る。又、両エアシリンダ52,53のピストン52a,53aが突出
されることにより、前記各部材が一体に第3図の時計方
向へ回動され、係合片56が他方の位置規制片58に係合さ
れて、両刃体38,41が素材繰出し方向と所定の角度θb
(第2図参照)をなして交わる他方の素材切断面Sbに配
置される。
尚、前記支持筒31,切断刃支持体34,可動刃体38,固定刃
体41,エアシリンダ47及びエアシリンダ52,53等によって
切断ユニットU2が構成されている。
(素材位置決めユニット) 次に、素材Tの切断に先立って、素材Tの位置決めを行
う位置決めユニットU3について説明する。
第4図〜第6図に示すように、前記支持板4上には支持
部材71がその基端部にて支柱72により揺動可能に支持さ
れ、その先端部背面には緩衝棒73が上下動可能に支持さ
れている。そして、この緩衝棒73を下方へ移動付勢する
バネ74によって緩衝棒73の下端が支持板4上面に当接さ
れた状態で、支持部材71が左下方向から右上方向へ向っ
て傾斜配置されている。支持部材71の中間部背面には突
片75が設けられると共に、その下方にはエアシリンダ76
が配設され、そのピストン76aの出没動作に基づき、突
片75との係合を介して支持部材71が往復揺動され、その
先端が第4図に示す上方位置と、その上方位置から下方
へ偏倚する下方位置との間で上下動される。
前記支持部材71には傾斜方向に沿って平行に延びる上下
一対の案内軸77が装着され、両案内軸77には移動台78が
その基端部78aにて摺動可能に装着されている。支持部
材71の右端部には支持片79が位置調節可能に装着され、
その支持片79にはエアシリンダ80が基端にて回動可能に
連結されている。エアシリンダ80のピストン80aは移動
台78の中間部上面に突設した連結片81に連結され、その
ピストン80aの出没に伴い、第4図に実線で示すように
移動台78がミシンMから離間する待機位置と、同図に2
点鎖線で示すようにミシンMに近接する供給位置との間
で往復動される。
第3図,第4図及び第9図(a)に示すように、移動台
78の左側部には略水平に延びる載置部82が形成され、そ
の上面にはエアシリンダ83が載置されている。このエア
シリンダ83のピストン83aには素材通路12に沿って延び
る棒状の規制体84が装着されている。第9図(a)〜
(c)に示すように、規制体84の下面にはその全長に亙
る案内溝85が形成されると共に、前半部には案内溝85に
連通する長孔86が形成されている。
前記規制体84には金属板よりなる前後一対の支持板87,8
8が装着され、後方支持板87はその右側上面に設けた突
条87aを案内溝85に嵌合させた状態で、前記突条87aに螺
合されるネジ89によって規制体84に固定されている。
又、前方支持板88はその右側上面に設けた突条88aを案
内溝85に摺動可能に嵌合させた状態で、前記長孔86を貫
通して突条88aに螺合されるネジ90によって位置調節可
能に取着され、その縫着片支持部88bが後方支持板87の
縫着片支持部87bの下方に近接配置されている。更に、
後方支持板87の後縁及び前方支持板88の前縁には左方へ
向かう突片87c,88cがそれぞれ形成されている。そし
て、ネジ90を緩めた状態で、前方支持板88を案内溝85に
沿って摺動させることにより、縫着片Bの長さに応じて
両突片87c,88c間の間隔が調節される。
前記規制体84の左側面には後部上方から前部下方へ向っ
て傾斜する案内部91aと、前記支持板87,88と平行に延び
る浮上防止部91bとを備えた案内片91が装着されてい
る。そして、前記ピストン83aの出没に伴い、規制体84
を介して両支持板87,88が素材Tを受け取るための支持
位置と、その支持位置から右方へ退避する退避位置とに
切替えられ、両支持板87,88が支持位置に配置された状
態で、素材Tが繰り出し動作される時、素材Tの先端が
上方へカールしていても、案内部91aに沿って下方へ移
動されながら、浮上防止部91bと両支持板87,88との間に
挿入されて、支持板87,88上に支持される。
一方、前記支持ブラケット11の平板部11c前端には前後
に延びる回動軸101が一対の軸支片102,103により往復回
動可能に支持され、その回動軸101にはロータリーエア
シリンダ104が連結されている。回動軸101には一対の連
結片105,106がその軸線に沿って位置調節可能に装着さ
れ、各連結片105,106には線材によって折曲げ形成され
た位置決め体107,108がその基端にて挿通固定されてい
る。
各位置決め体107,108の先端には円弧状の押圧部107a,10
8aが一体形成されると共に、両押圧部107a,108aに連続
して位置決め部107b,108bが一体形成されている。そし
て、ロータリーエアシリンダ104の作動に基づき、回動
軸101及び連結片105,106と一体に両位置決め体107,108
が第9図(a)に示す待機位置から同図の反時計方向へ
回動されることにより、両位置決め体107,108が前記両
支持板87,88の突片87c,88cの内側へ接近移動される。こ
の移動に伴い、両位置決め部107b,108bと素材Tの側縁
との係合を介して素材Tが規制体84側へ移動され、且つ
押圧部107a,108aにより両支持板87,88に押圧される。
尚、前記規制体84,支持板87,88及び位置決め体107,108
等によって位置決めユニットU3が構成されている。
(折曲げユニット) 次に、素材Tの切断によって形成される縫着片Bの両端
を折り曲げるための折曲げユニットU4について説明す
る。
第3図,第4図及び第9図(a)に示すように、移動台
78の載置部82に立設した支柱111には支持台112がその右
側起立壁112aに装着された枠体113を介して上下動可能
に支持されている。枠体113にはエアシリンダ114が装着
され、そのピストン114aが移動台78の載置部82に連結さ
れている。
支持台112の後部上面にはエアシリンダ115が固定される
共に、前部上面にはエアシリンダ116が素材繰出し方向
に沿って位置調節可能に装着されている。両エアシリン
ダ115,116のピストン116a(一方のみ図示)には金属板
よりなる折曲げ作動板117,118がその厚肉部117a,118aに
て連結され、各折曲げ作動板117,118の先端には互いに
対向する折曲げ部117b,118bが形成されている。そし
て、支持台上下用エアシリンダ114の作動に基づき、支
持台112,エアシリンダ115,116及び折曲げ作動板117,118
が前記両支持板87,88を境界として一体に上下動され
る。又、その上下両位置において、後方エアシリンダ11
5のピストンが没入されると共に、前方エアシリンダ116
のピストン116aが突出されることにより、両折曲げ作動
板117,118が開成動作されて両者間の間隔が狭められ、
折曲げ部117b,118bが両支持板87,88の両側縁部内方に配
置される。一方、後方エアシリンダ115のピストンが突
出されると共に、前方エアシリンダ116のピストン116a
が没入されることにより、両折曲げ作動板117,118が開
放動作されて、両者間の間隔が拡げられ、折曲げ部117
b,118bが両支持板87,88の両側縁部外方に配置される。
(ミシン) 次に、ミシンMの構成を第10図及び第11図に従って説明
する。ミシンMのベッド部121上には送り装置(図示
略)によってX方向及びY方向へ移動される送り台122
が載置されている。送り台122の上部には前後に延びる
移動レール123が案内溝124に沿って前後動可能に支持さ
れ、その移動レール123の前端には第1図に示す加工布
Cを載置するための送り板125がその起立壁125aにて固
定されている。送り板125には後方に位置する1個の針
通過孔126a及び前方に位置する3個の針通過孔126b,126
c,126dが所定の間隔をおいて穿設されている。
前記移動レール123の上面には押え支持体127がその基端
部にて一対のネジ128により固定され、その左側面には
案内溝127aが形成されている。この案内溝127aには前後
方向に延びる調節溝129aを備えた調節板129が位置調節
可能に収容され、調節溝129aを貫通して押え支持体127
に螺合される一対のネジ130によって所要の調節位置に
固定されている。
押え支持体127の前端面及び調節板129の前端に設けた支
持ブロック129bには略L字状をなす一対の押え部材131,
132がその板状取付け部131a,132aにて上下動可能に支持
され、その下端には右方へ突出する二叉状の押え足133,
134が押え部材131,132の長孔131b,132bを貫通するネジ1
33a,134aにより交換可能及び位置調節可能に装着されて
いる。そして、調節板129の配置位置を調節することに
より、前方押え足134が前方針通過孔126b〜126dの何れ
か一つに対向する位置に配置される。
前記押え支持体127の前端面及び支持ブロック129bには
押え足上下動用のエアシリンダ135,136がそれぞれ装着
され、それらのピストン135a,136aが押え部材131,132の
下端に連結されている。そして、ピストン135a,136aの
出没に伴って押え部材131,132及び押え足133,134が一体
に上下動される。
前記送り台122には押え足前後動用のエアシリンダ137が
基端にて連結され、そのピストン137aの先端が連結片13
8を介して押え支持体127の前端部下面に連結されてい
る。調節板129の外側面には略L字状をなすストッパー1
39がその基端にて取着されると共に、先端係合部139aに
は前記ピストン137aの通過を許容する透孔140が形成さ
れ、一方、エアシリンダ137の前端には前記ストッパー1
39の係合部139aが係脱される規制部137bが設けられてい
る。
そして、第10図に示すように、ピストン137aの突出時に
は、押え支持体127,調節板129,移動レール123及び送り
板125が一体に前方位置に配置され、後方押え部材131の
押え足133及び送り板125の後方針通過孔126aがミシン針
141の上下動通路上に配置される。又、前方押え足134が
任意の前方針通過孔126b〜126dに対向配置された状態で
ピストン137aが没入された時には、ストッパー130の係
合部139aが規制部137bに係合されて、押え支持体127等
が後方位置に配置され、前方押え足134及びそれに対向
する何れか一つの針通過孔126b〜126dがミシン針141の
上下動通路上に配置される。
(制御装置) 次に、ミシンM及び各ユニットU1〜U4の制御装置につい
て説明する。
第3図に示すように、エアシリンダ52上には各エアシリ
ンダ52,53のピストン52a,53aの一部を検出することによ
り切断刃支持体34の配置位置を検出する切断位置検出ス
イッチSW1が設けられ、第13図に示す信号を出力する。
第4図に示すように、エアシリンダ80上にはピストン80
aの内端を検出することにより移動台78の配置位置を検
出する左右一対の移動台検出スイッチSW2a,SW2bが設け
られ、第13図に示す信号を出力する。第11図に示すよう
に、エアシリンダ137上にはピストン137aの内端を検出
することにより、押え支持体127の配置位置を検出する
前後一対の押え検出スイッチSW3a,SW3bが設けられ、第1
3図に示す信号を出力する。
又、この実施例におけるミシンMにはミシン停止検出ス
イッチSW4が内蔵され、ミシンMの運転停止時に第13図
に示す信号を出力する。そして、各検出スイッチSW1,SW
2a,SW2b,SW3a,SW3b,SW4の出力信号及びスタートスイッ
チSW5の操作に基づくスタート信号(第13図参照)は第1
2図に示す入出力インターフェース151を介して制御手段
を構成するマイクロコンピュータ152に入力される。
マイクロコンピュータ152は前記各スイッチからの入力
信号に応答し、かつ予め定められた制御プログラムに基
づき、ミシンMのモータ153,送りモータ20及び各エアシ
リンダ135,136,137,52,53,47,114,115,116,83,80,76,10
4並びにノズル46の作動を制御する。
さて、次に上記のように構成された装置の作用を第13図
のタイムチャートに従って説明する。予め、第1図
(a)に示すように、縫着片Bの両端が折曲げ作動板11
7,118により折り曲げられて、支持板87,88上に支持さ
れ、ミシンMの送り板125上には加工布Cが載置され
て、その加工布Cと両押え部材131,132の押え足133,134
との間に間隙が形成された状態で、第13図に示すよう
に、スタートスイッチSW5からスタート信号が入力され
ると、マイクロコンピュータ152の制御に基づき、第4
図に示すエアシリンダ80が作動されて、移動台78が同図
に実線で示す待機位置から同図に2点鎖線で示す供給位
置へ移動される。すると、支持板87,88及び折曲げ作動
板117,118と共に縫着片Bが押え足133,134と加工布Cと
の間に挿入される。尚、第13図中に示すアルファベット
は第1図(a)〜(1)に対応している。
そして、移動台検出スイッチSW2aからの信号入力に基づ
いて移動台78が供給位置に配置されたことが確認された
後、第4図に示すエアシリンダ76が動作されて、移動台
78が下方へ揺動され、第1図(b)に示すように、縫着
片B等が加工布C上に載置される。引き続き、第11図に
示すエアシリンダ135,136が動作されて第1図(b)に
示すように、押え部材131,132が下降され、押え足133,1
34によって縫着片B,支持板87,88及び折曲げ作動板117,1
18が加工布Cに押圧される。
次いで、第9図(a)に示すエアシリンダ83が動作され
て、第1図(c)に示すように規制体84及び支持板87,8
8が押え足133,134と折曲げ作動板117,118との間から右
方(第1図においては紙面と直交する方向)へ引き抜か
れ、押え足133,134から右方へ離間する。その後、第9
図(a)に示すエアシリンダ115,116が動作されて、第
1図(d)に示すように、両折曲げ作動板117,118が開
放されて縫着片B及び押え足133,134から前後両側へ離
間する。従って、縫着片BがミシンM上に受け渡され
る。
そして、第9図(a)に示すエアシリンダ114が動作さ
れて、第1図(e)に示すように、折曲げ作動板117,11
8が支持板87,88に対して相対的に上昇された後、第4図
に示すエアシリンダ76の動作により、第1図(f)に示
すように、移動台78が上昇され、それ伴って折曲げ作動
板117,118及び支持板87,88等が一体に上昇される。続い
て、第4図に示すエアシリンダ80の動作によって移動台
78が右方の待機位置へ復帰され、第1図(g)に示すよ
うに、折曲げ作動板117,118等がミシンMから離間する
と同時に、縫着片BのミシンMへの供給動作が完了す
る。
そして、押え支持体127が第10図及び第11図に示す前方
位置に配置されることによって後方押え足133及び後方
の針通過孔126aが針141に対向配置された状態で、前記
移動台78の待機位置への復帰に伴い、移動台検出スイッ
チSW2bから信号が入力されると、第13図に示すようにミ
シンモータ153が起動され、送り台122等の作動に基づい
て加工布C及び縫着片Bに送りが付与されながら、針14
1が上下動されて、閂止め縫目形成のための縫製サイク
ルが実行され、縫着片Bの後方折曲げ部分Baが加工布C
に縫着される。
後方折曲げ部分Baの縫着が終了して、ミシン停止検出ス
イッチSW4から停止信号が入力されると、第10図に示す
エアシリンダ137が動作され、それに伴って、押え支持
体127が後方へ移動される。それにより、縫着片B及び
加工布Cが一体に後方へ移動され、縫着片Bの前方折曲
げ部分Bbが針141に対向配置される。そして、前記押え
支持体127の後方移動に伴い、押え検出スイッチSW3aか
らの信号入力が停止された後に押え検出スイッチSW3bか
ら信号が入力されると、ミシンモータ153が再び起動さ
れる。それにより、縫製サイクルが再び実行され、縫着
片Bの前方折曲げ部分Bbが加工布Cに縫着されて、1個
の縫着片Bの縫付けが終了する。そして、押え支持体12
7が再び前方位置へ復帰されると共に、押え部材131,132
が上方位置へ復帰される。
一方、前記移動台78の待機位置への復帰に伴い、第4図
に示す移動台検出スイッチSW2bから信号が入力される
と、送りモータ20が駆動されて送りローラ16が回転さ
れ、それに伴って所定量の素材Tが素材供給源から繰り
出されて、素材Tの先端部分が可動刃体38と固定刃体41
との間及び案内片91と支持板87,88との間を通過した
後、第1図(h)に示すように、支持板87,88上に配置
される。
この状態で、第9図(a)に示すロータリーエアシリン
ダ104が作動されて、各位置決め体107,108が第9図
(a)に示す上方の待機位置から反時計方向へ回動され
ると、第1図(i)及び第9図(c)に示すように、各
位置決め体107,108の位置決め部107b,108bによって素材
Tの側縁が規制体84に係合されて、その幅方向の位置決
めが行われると共に、押圧部107a,108aによって素材T
の下面が支持板87,88に押圧されて、厚み方向の位置決
めが行われる。
引き続き、第3図に示す各エアシリンダ52,53のピスト
ン52a,53aが共に突出されて、支持筒31及び切断刃支持
体34等が第3図に示す中位位置から時計方向へ回動され
る。すると、係合片56が他方の位置規制片58に係合さ
れ、両刃体38,41が素材切断面Sb〔第2図(a)参照〕
上に配置される。この状態で、第3図に示すエアシリン
ダ47により可動刃体38が上下動されて、素材Tが前記素
材切断面Sbに沿って切断される。次に、前記各エアシリ
ンダ52,53のピストン52a,53aが共に没入されて、支持筒
31及び切断刃支持体34等が第3図に示す中位位置を通過
して更に反時計方向へ回動され、係合片56が一方の位置
規制片57に係合される。それにより、両刃体38,41が素
材切断面Sa上に配置され、その状態で可動刃体38が再び
上下動されて、素材Tが素材切断面Saに沿って切断さ
れ、第2図(b)に示す縫着片Bが形成される。
2度目の切断動作の直後には、第8図に示すノズル46か
らエアが吹き出され、素材Tの切り屑が両刃体38,41の
間から排除される。次いで、第3図に示すように、切断
刃支持体34が中位位置に復帰される。そして、切断位置
検出スイッチSW1からの信号入力後に所定時間が経過す
ると、第1図(j)に示すように一対の折曲げ作動板11
7,118が支持板87,88の上方で開放動作される。次いで、
折曲げ作動板117,118が支持板87,88よりも下方へ移動さ
れると、第1図(k)及び第2図(c)に示すように、
折曲げ作動板117,118との係合によって縫着片Bの両端
が下方へ折曲げられる。
引き続き、折曲げ作動板117,118が支持板87,88の下方で
閉成され、第1図(1)及び第2図(d)に示すよう
に、縫着片Bの両端が支持板87,88の下面側へ折曲げら
れて、折曲げ動作が終了し、次の縫着片縫製サイクルが
再び開始される。
上記のようにこの実施例では、折曲げ作動板117,118と
支持板87,88とによって縫着片Bの両端を折曲げた状態
で、ミシンMへその縫着片Bを供給するようにしたの
で、作業者に危険が及ぶおそれを回避できるばかりでな
く、折曲げ位置からミシンMへ向って直線的に移送し
て、移送に伴うタイムロスを少なくすることができ、そ
のための構成も簡略化することができる。又、折曲げ作
動板117,118及び支持板87,88が金属板によって形成され
ているため、押え部材131,132による縫着片押圧時に、
変形するおそれはなく、耐久性を向上させることができ
る。
更に、この実施例では、エアシリンダ52,53の動作を停
止させて、両刃体38,41を中立位置に配置保持すれば、
縫着片Bをその繰出し方向と直交する切断面に沿って切
断することができ、各位置規制片57,58の配置位置を調
節すれば、素材切断面Sa,Sbと素材繰出し方向とのなす
角度θa,θbを任意に変更することができる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、この考案は縫着片の両端の折曲げ
に使用される部材の耐久性を向上させることができると
共に、安全に使用することができ、しかも縫着片の折曲
げ後の長さを変更調節することができ、更には、その両
端が折曲げられた縫着片を加工布上の所望位置に正確に
供給することができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(1)はこの考案を具体化した一実施例
における縫着片折曲げ供給装置の作動状態を示す説明
図、第2図(a)〜(d)は縫着片の加工順序を示す説
明図、第3図は供給装置及びミシンを示す平面図、第4
図は同じく正面図、第5図は同じく右側面図、第6図は
供給装置の支持構成を示す平面図、第7図は切断ユニッ
トの部分拡大断面図、第8図は同じく部分分解斜視図、
第9図(a)は位置決めユニット及び折曲げユニットを
示す斜視図、第9図(b),(c)は位置決めユニット
の部分拡大断面図、第10図はミシンの拡大平面図、第11
図はミシンの拡大右側面図、第12図は制御装置のブロッ
ク図、第13図はタイムチャートである。 B…縫着片、C…加工布、78…移動台、84…規制体、8
7,88…支持板、107,108…位置決め体、117,118…折曲げ
作動板、121…ベッド部、125…送り板、131,132…押え
部材、152…制御手段としてのマイクロコンピュータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミシン(M)のベッド部(121)上に配置
    され、加工布(C)が載置される送り板(125)と、そ
    の加工布(C)上に供給される縫着片(B)を送り板
    (125)に向って押圧する押え部材(131,132)とを含
    み、針(141)に対して相対移動される送り装置と、前
    記送り装置から離間する待機位置と送り装置に近接する
    供給位置との間で往復動可能な移動台(78)とを備え、
    移動台(78)が待避位置に配置された状態で帯状素材
    (T)を受け取り、該帯状素材(T)を切断して得られ
    る縫着片(B)の両端を折り曲げると共に、移動台(7
    8)が供給位置に配置された状態でその両端が折り曲げ
    られた縫着片(B)を送り板(125)と押え部材(131,1
    32)との間に供給するミシンにおいて、 待機位置に配置された前記移動台(78)上において縫着
    片(B)を受け取って該縫着片(B)の下面を支持する
    と共に、前記移動台(78)の供給位置への移動に伴い、
    前記押え部材(131,132)と送り板(125)との間に予め
    形成された間隙へ前記縫着片(B)を進入させるための
    支持位置と、その支持位置から側方へ退避して前記縫着
    片(B)を送り装置に受け渡す退避位置との間で往復動
    し得、且つ前記縫着片供給源からの縫着片移送方向に沿
    って互いに接近離間可能に前記移動台(78)に装着され
    た一対の縫着片支持体(87,88)と、 前記縫着片支持体(87,88)の両端近傍にて開閉可能且
    つ縫着片支持体(87,88)を境界として上下方向へ相対
    移動可能に前記移動台(78)に設けられ、その開閉動作
    及び上下動作に基づいて縫着片(B)の両端を縫着片支
    持体(87,88)の下面側へ折り曲げる一対の折曲げ作動
    板(117,118)と、 前記移動台(78)に固定され、該移動台(78)が待避位
    置に配置された状態で縫着片(B)を前記縫着片支持体
    (87,88)上に載置する際、縫着片(B)の幅方向一側
    を支持する規制体(84)と、 縫着片(B)の幅方向他側を支持する第1位置と縫着片
    (B)に干渉しない第2位置との間で移動可能に設けら
    れ、前記移動台(78)が待避位置に配置された際、少な
    くとも縫着片(B)を前記縫着片支持体(87,88)上に
    載置してから前記一対の折曲げ作動板(117,118)によ
    り縫着片(B)の両端を縫着片支持体(87,88)の下面
    側へ折り曲げるまでの間、縫着片(B)の幅方向他側を
    支持する第1位置へ移動する位置決め体(107,108)
    と、 前記一対の折曲げ作動板(117,118)により縫着片
    (B)の両端を縫着片支持体(87,88)の下面側へ折り
    曲げた際、位置決め体(107,108)を第2位置へ移動さ
    せ、さらに、縫着片(B)の折曲端部を縫着片支持体
    (87,88)と折曲げ作動板(117,118)との間で挟持した
    まま移動台(78)を供給位置に移動させる制御手段(15
    2)と を備えたことを特徴とするミシンのための縫着片折曲げ
    供給装置。
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