JPH07299680A - 部品ピッキングリスト発行装置 - Google Patents

部品ピッキングリスト発行装置

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JPH07299680A
JPH07299680A JP9262494A JP9262494A JPH07299680A JP H07299680 A JPH07299680 A JP H07299680A JP 9262494 A JP9262494 A JP 9262494A JP 9262494 A JP9262494 A JP 9262494A JP H07299680 A JPH07299680 A JP H07299680A
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production
parts
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product
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JP9262494A
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Masashi Ikeda
昌史 池田
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TEC CORP
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】各製品の生産毎に、部品を揃えて準備する時間
を考慮して部品ピッキングリストを自動的に発行する。 【構成】各生産ライン毎に、製品の生産の先行数及びこ
の製品の生産の終了までの時間からなる発行タイミング
を記憶したピッキングリスト発行条件設定ファイルと、
この発行タイミングに基づいて作成された発行指示の実
績数及び発行指示の対象からなる発行条件を記憶するピ
ッキングリスト発行条件ファイルとを設け、バーコード
スキャナによる生産された製品のバーコードの読取り個
数を生産実績として、この生産実績が発行指示の実績数
と一致したときに各部品の在庫確認を行って、在庫不足
が生じなければ出庫処理を行うと共に部品ピッキングリ
ストを発行し、在庫不足が生じれば欠品リストを発行す
るもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、生産計画に基づい
て、生産する各製品の生産時に準備しておく部品の種類
及び数量等を印字した部品ピッキングリストを発行する
部品ピッキングリスト発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】製品を生産するには、この製品を構成す
る複数の部品を、それぞれ前記製品の生産数に応じて揃
えて準備しておかなければならない。
【0003】そのため、前記製品の生産前に、前記製品
を構成する部品の種類及びこの各種部品毎の前記製品の
生産数に応じた数量を印字した部品ピッキングリストを
発行し、この部品ピッキングリストを参照して、生産管
理者は生産ラインに前記製品の生産に必要な部品を揃え
て準備するようになっている。
【0004】従来の部品ピッキングリスト発行装置は、
オペレータ( 生産管理者が兼任する場合がある。 )によ
る生産日及び製品の指定選択操作及び発行指示操作に応
じて、該当する生産日の該当する製品の部品ピッキング
リストを発行するようになっている。
【0005】従って、例えばオペレータは、前日にある
いは当日の生産開始前に、当日生産する全ての製品に対
する部品ピッキングリストを部品ピッキングリスト発行
装置により発行させ、この発行した部品ピッキングリス
トを参照して生産に必要な部品を揃えて準備していた。
【0006】また、前の週の最終日に、翌週に生産する
全ての製品に対する部品ピッキングリストを部品ピッキ
ングリスト発行装置により発行させ、この発行した部品
ピッキングリストを参照して生産に必要な部品を揃えて
準備することも可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の部品ピッキングリスト発行装置は、オペレータの発行
指示操作により生産日の前日、当日、前の週の最終日等
に、部品ピッキングリストを発行していたため、部品の
納入が生産日の当日になっていた場合、この部品ピッキ
ングリスト発行時に、生産に必要な部品を揃えて準備す
ることができないという問題があった。
【0008】また、1日に複数の製品の生産がある場
合、発行された部品ピッキングリストにより、その全て
の製品の生産で必要な部品を全て揃えて準備してしまう
と、各製品の部品が混在して、各製品の生産時にどの部
品を使用するのか判らなくなるという問題があった。あ
るいは、各製品毎に生産に必要な部品を揃えて準備して
置く場所を用意することも考えられるが、部品を置いて
おく場所を確保しておかなけれならず、生産ラインの作
業面積を有効に使用できないという問題があった。
【0009】そこでこの発明は、各製品の生産毎に、部
品を揃えて準備する時間を考慮して部品ピッキングリス
トを自動的に発行することができ、この発行時に、生産
に必要な部品を揃えて準備することが容易にでき、しか
も生産ラインの作業面積を有効に使用できる部品ピッキ
ング発行装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
複数の種類の製品の生産計画に基づいて、各製品の生産
に必要な部品の種類及び数量を印字した部品ピッキング
リストを発行する部品ピッキングリスト発行装置におい
て、各製品の生産毎に、該当する製品の生産より所定数
先行して行われる製品の生産の終了よりも予め設定され
た時間前の時点を検出する検出手段と、この検出手段に
より時点が検出された時に、該当する製品の生産に使用
する部品の部品ピッキングリストを発行する発行制御手
段とを設けたものである。
【0011】請求項2対応の発明は、複数の種類の製品
の生産計画に基づいて、各製品の生産に必要な部品の種
類及び数量を印字した部品ピッキングリストを発行する
部品ピッキングリスト発行装置において、各製品の生産
毎に、該当する製品の生産より所定数先行して行われる
製品の生産の終了よりも予め設定された時間前の時点を
検出する検出手段と、この検出手段により時点が検出さ
れた時に、在庫情報に基づいて、該当する製品の生産に
使用する部品の部品ピッキングリスト情報を作成する部
品ピッキングリスト情報作成手段と、このピッキングリ
スト情報作成手段により作成された部品ピッキングリス
ト情報に基づいて、該当する製品の生産に使用する部品
の部品ピッキングリストを発行する発行制御手段と、部
品ピッキングリスト情報作成手段により作成された部品
ピッキングリスト情報に基づいて、在庫情報に対して出
庫処理を行う出庫処理手段とを設けたものである。
【0012】
【作用】請求項1対応の発明においては、検出手段によ
り、各製品の生産毎に、該当する製品の生産より所定数
先行して行われる製品の生産の終了よりも予め設定され
た時間前の時点が検出されると、発行制御手段により該
当する製品の生産に対する部品ピッキングリストが発行
される。
【0013】請求項2対応の発明においては、検出手段
により、各製品の生産毎に、該当する製品の生産より所
定数先行して行われる製品の生産の終了よりも予め設定
された時間前の時点が検出されると、在庫情報に基づい
て、部品ピッキングリスト情報が作成され、この部品ピ
ッキングリスト情報に基づいて、発行制御手段により、
該当する製品の生産に対する部品ピッキングリストが発
行される。一方、部品ピッキングリスト情報に基づい
て、出庫処理手段により、在庫情報に対して出庫処理が
行われる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0015】図1は、この発明を適用した部品ピッキン
グリスト発行装置としての生産システムの概略の構成を
示すブロック図である。
【0016】1は、生産計画ファイル2を有するホスト
コンピュータである。
【0017】このホストコンピュータ1にはホスト側モ
デム3が接続され、公衆回線等の回線を介して管理用端
末側モデム4が接続されている。この管理用端末側モデ
ム3には、管理用端末6が接続され、この管理用端末6
がLAN( local areanetwork)5に接続されている。
【0018】このLAN5には、前記管理用端末6と共
に、ハードディスク装置7が接続されたファイルサーバ
8、入出庫処理を行う部品入出庫用端末9、第1生産ラ
イン( 図示せず )に設置された第1生産ライン用端末1
0a、第2生産ライン( 図示せず )に設置された第2生
産ライン用端末10b、…、第N生産ライン( 図示せず
)に設置された第N生産ライン用端末10Nがそれぞれ
接続されている。
【0019】さらに、前記第1生産ライン用端末10
a、前記第2生産ライン用端末10b、…、第N生産ラ
イン用端末10Nには、それぞれ第1プリンタ11a、
第2プリンタ11b、…、第Nプリンタ11Nが接続さ
れている。
【0020】前記ハードディスク装置7には、後述する
製品マスタ12、部品マスタ13、部品構成マスタ1
4、ピッキングリスト発行条件設定ファイル15、ピッ
キングリスト発行条件ファイル16が形成されていると
共に、前記ホストコンピュータ1から、前記ホスト側モ
デム3、前記管理用端末側モデム4、前記管理用端末6
を介して送信された生産計画ファイル17が記憶され
る。
【0021】図2は、前記端末6,9,10a,10
N,前記ファイルサーバ8の基本的な回路構成を示すブ
ロック図である。
【0022】21は、制御部本体を構成するCPU(cen
tral processing unit) である。
【0023】このCPU21が行う処理のプログラムデ
ータが記憶されたROM(read onlymemory)22、前記
CPU21が処理を行うときに使用する各種メモリのエ
リアが形成されたRAM(random access memory)23、
前記LAN5を使用して他の端末等とデータの伝送制御
を行うLANインターフェイス24、管理用端末6に設
けられ、前記管理用端末側モデム4とのデータの伝送制
御を行うモデムインターフェイス25はそれぞれ、シス
テムバス26を介して前記CPU21と接続されてい
る。
【0024】さらに、前記CPU21は前記システムバ
ス26を介して、キーボード27とのデータの伝送制御
を行うキーボードインターフェイス28、CRT( cath
oderay tube )ディスプレイ29を制御するCRTコン
トローラ30、前記部品入出庫用端末9及び前記各生産
ライン用端末10a,10b,…,10Nに設けられ、
生産された製品に貼付けられたバーコードを読取るバー
コードスキャナ31とのデータの伝送制御を行うスキャ
ナインターフェイス32、前記各生産ライン用端末10
a,10b,…,10Nに設けられ、該当するプリンタ
( 11a,11b,…,11Nの中の1個 )とのデータ
の伝送制御を行うプリンタインターフェイス33と接続
されている。
【0025】図3は、前記ホストコンピュータ1に形成
された生産計画ファイル2及びこのホストコンピュータ
1から前記ホスト側モデム3、前記管理用端末側モデム
4、前記管理用端末6を介して送信され、前記ハードデ
ィスク装置7に記憶された生産計画ファイル17のメモ
リ構成を示す図である。この生産計画ファイル17に
は、ラインNo.、生産日、生産順、製品コード、生産
予定数、実績数( この実績数は、データを書込むための
確保エリアである。 )の各データエリアが形成されてい
る。
【0026】図4は、前記製品マスタ12のメモリ構成
を示す図である。この製品マスタ12には、各製品コー
ド毎に、製品名、生産時間等の各データエリアが形成さ
れている。
【0027】図5は、前記部品マスタ13のメモリ構成
を示す図である。この部品マスタ13には、各部品コー
ド毎に、部品名、在庫数( 在庫情報 )、発注残、棚アド
レス( 部品が在庫されている在庫棚の位置を示す。 )等
の各データエリアが形成されている。
【0028】図6は、前記部品構成マスタ14のメモリ
構成を示す図である。この部品構成マスタ14は、製品
コード、部品コード、構成数( 1製品当りに使用されて
いる部品の個数 )の各データエリアが形成されている。
【0029】図7は、前記ピッキングリスト発行条件設
定ファイル15のメモリ構成を示す図である。このピッ
キングリスト発行条件設定ファイル15には、各ライン
No.毎に、発行タイミングとして、終了n製品前( 生
産の先行数 )、終了n分前(生産終了までの時間 )の各
データエリアが形成されている。すなわち、終了n製品
前として「2」というデータが記憶され、終了n分前と
して「10」というデータが記憶されていれば、生産計
画で、例えば生産順が3の製品の生産に対する部品ピッ
キングリストの発行は、そのラインNo.で生産順が1
の製品の生産の終了前10分の時点で行うということを
指示する。
【0030】図8は、前記ピッキングリスト発行条件フ
ァイル16のメモリ構成を示す図である。このピッキン
グリスト発行条件ファイル16には、ラインNo.、生
産日、生産順、製品コード、発行指示の実績数、発行指
示の対象の各データエリアが形成されている。
【0031】図9は、前記管理用端末6のCPUが行う
発行条件抽出処理の流れを示す図である。
【0032】まず、ステップ1( ST1 )の処理とし
て、ファイルサーバ8のハードディスク装置7に記憶さ
れた生産計画ファイル17から生産計画データを読取
る。
【0033】ここで、生産計画データ全ての読取りが完
了したか否かを判断する。生産計画データ全ての読取り
が完了しており、ステップ1の処理で読取るべき生産計
画データがなければ、この発行条件抽出処理を終了する
ようになっている。
【0034】また、生産計画データ全ての読取りが完了
していなければ、ステップ1の処理で読取った生産計画
データのラインNo.について、ピッキングリスト発行
条件設定ファイル15からピッキング発行条件データを
読取る。
【0035】次に、このピッキング発行条件データ及び
生産計画データの製品コードについて製品マスタ12か
ら読取った生産時間データに基づいて、発行指示の実績
数を算出する発行条件の算出を行う。
【0036】すなわち、ピッキング発行条件データの発
行タイミングの終了n製品前に該当する生産計画データ
の生産予定数をX、ピッキング発行条件データの発行タ
イミングの終了n分前のデータをn、該当する生産計画
データの製品の生産時間をtとすると、発行指示の実績
数Yは、 Y=X−( n/t ) という式で算出され、この発行指示の実績数Yが該当す
る生産計画データの製品の生産時に設定される。すなわ
ち、発行指示の対象として、ステップ1の処理で読取ら
れた生産計画データに対する部品ピッキングリスト発行
が設定される。
【0037】このようにして算出した発行条件をピッキ
ングリスト発行条件ファイル16へ書込み、再び前述の
ステップ1の処理に戻るようになっている。
【0038】図10は、前記部品入出庫用端末9のCP
Uが行う部品入出庫在庫更新処理の流れを示す図であ
る。
【0039】まず、ステップ2( ST2 )の処理とし
て、キーボード等により入庫業務が指定されたか否かを
判断する。
【0040】入庫業務が指定されれば、キーボードから
入力されたデータ又はバーコードスキャナにより読取っ
たデータを入庫データ( 部品コードと入庫数のデータか
らなる )として読取り、ファイルサーバ8のハードディ
スク装置7の部品マスタ13の該当する部品コードの在
庫数に対してこの入庫データの入庫数データで加算処理
を行い、この加算した結果を再び該当する部品コードの
在庫数として登録更新する。この入庫登録更新を終了す
ると、再び前述のステップ2の処理に戻るようになって
いる。
【0041】また、ステップ2の処理で入庫業務が指定
されなければ、すなわち出庫業務が指定されれば、キー
ボードから入力されたデータ又はバーコードスキャナに
より読取ったデータを出庫データ( 部品コードと出庫数
のデータからなる )として読取り、部品マスタ13の該
当する部品コードの在庫数に対してこの出庫データ出庫
数データで減算処理を行い、この減算した結果を再び該
当する部品コードの在庫数として登録更新する。この出
庫登録更新を終了すると、再び前述のステップ2の処理
に戻るようになっている。
【0042】図11は、前記各生産ライン用端末10
a,10b,…,10NのCPUが行うピッキングリス
ト発行処理の流れを示す図である。
【0043】まず、ステップ3( ST3 )の処理とし
て、バーコードスキャナにより読取って得られた累積デ
ータを、生産実績として取込む。
【0044】次に、ピッキングリスト発行条件ファイル
16から、該当するラインNo.の生産中の製品の発行
条件データを読取り、この発行条件データの中の発行指
示の実績数のデータとバーコードスキャナにより得られ
た生産実績とが等しい( 時点)か否かを判断する( 検出
手段 )。
【0045】発行指示の実績数と生産実績が等しくなけ
れば、再び前述のステップ3の処理に戻るようになって
いる。また、発行指示の実績数と生産実績が等しけれ
ば、発行条件データの発行指示の対象のデータについて
生産計画ファイル17から該当する製品コード及び生産
予定数を読取る。
【0046】次に、ステップ4( ST4 )の処理とし
て、この生産計画ファイル17から読取った製品コード
について、部品構成マスタ14から該当する部品コード
及びその構成数のデータを読取る( 部品ピッキングリス
ト作成手段 )。
【0047】ここで、部品構成マスタ14から該当する
全ての部品コード及びその構成数のデータの読取りが終
了して、ステップ4の処理で読取るべきデータがなくな
ったか否かにより、部品展開が終了したか否かを判断す
る。
【0048】ここで、該当する全ての部品コード及びそ
の構成数のデータの読取りがまだ終了せず、部品展開が
終了していなければ、読取ったデータの構成数に生産計
画ファイル17から読取った生産予定数を乗算して、こ
の乗算して得た部品必要数と部品マスタ13の在庫数と
を比較して、部品必要数が在庫数以下か否かにより部品
在庫有りか否かを判断する。
【0049】ここで、部品必要数が在庫数以下であり、
部品在庫有りと判断されれば、部品マスタ13の在庫数
から部品必要数を減算し、この減算した在庫数を再び該
当する部品コードの在庫数に登録更新する在庫引当てを
行って( 出庫処理手段 )、再び前述のステップ4の処理
に戻るようになっている。
【0050】また、部品必要数が在庫数より大きく、部
品在庫不足と判断されれば、この読取った部品コードに
ついての欠品データをRAMに書込んで、再び前述のス
テップ4の処理に戻るようになっている。
【0051】ステップ4の処理で読取るべきデータがな
くなって、部品展開が終了したならば、RAMを参照し
て、欠品データ有りか否かを判断する。
【0052】ここで欠品データがあれば、この欠品デー
タに基づいて該当するプリンタを使用して部品欠品リス
トを発行して、再び前述のステップ3の処理に戻るよう
になっている。また欠品データがなければ、該当するプ
リンタを使用して部品ピッキングリストを発行して( 発
行制御手段 )、再び前述のステップ3の処理に戻るよう
になっている。
【0053】このような構成の本実施例においては、例
えば図12に示すように、1日の生産が行われることに
なる。
【0054】すなわち、生産日2/1( 2月1日をこの
ように示す。以下同じ )、第1生産ラインにおいて、
8:10から実際に生産が開始される。生産計画ファイ
ル17の生産順にしたがって、第1番目に製品コード
A、50個の生産、2番目に製品コードB、75個の生
産が予定され、3番目に製品コードC、100個の生産
が予定されている。そして、この製品コードCの生産
は、17:00で終了する予定となっている。
【0055】さらに、生産計画ファイル17によれば、
翌日2/2、第1生産ラインにおいて、第1番目に製品
コードD、100個の生産、第2番目に製品コードE、
50個の生産、第3番目に製品コードA、50個の生産
が予定されている。
【0056】ところで、ホストコンピュータ1から、ホ
スト側モデム3、管理用端末側モデム4を介して送信さ
れた生産計画ファイルは管理用端末6により受信され、
ファイルサーバ8のハードディスク装置7に記憶され
る。
【0057】ここで、管理用端末6は、この生産計画フ
ァイル17に基づいて、その各生産計画データに対する
発行条件データを、製品マスタ12及びピッキング発行
条件設定ファイル15から読取ったデータに基づいて作
成し、ピッキングリスト発行条件ファイル16へ登録す
る。
【0058】例えば第1生産ラインのラインNo.1に
ついて、ピッキングリスト発行条件設定ファイル15の
発行タイミングの終了n製品前として2が設定されてい
る。なお、2/1の1番目の製品A、50個の生産、2
番目の製品B、75個の生産に対する部品ピッキングリ
ストは、この生産日2/1以前又はこの生産日の生産開
始前に発行されている。
【0059】生産日2/1の第1生産ライン( ラインN
o.1 )の3番目の生産データ( 製品コードC、生産予
定数100 )について、ピッキングリスト発行条件設定
ファイル15からラインNo.1の発行タイミングデー
タ( 終了2製品前、終了10分前 )が読取られる。
【0060】従って、2製品前の生産日2/1の第1生
産ラインの1番目の生産データ( 製品コードA、生産予
定数50 )を生産計画ファイル17から読取り、この生
産データの製品コードAについて製品マスタ12から生
産時間( 2分/個 )が読取られる。
【0061】従って、発行指示の実績数Naとして、5
0−( 10/2 )=45となり、発行指示の対象とし
て、生産日2/1の3番目の生産がピッキングリスト発
行条件ファイル16に登録される。
【0062】次に、生産日2/2の第1生産ラインの1
番目の生産データ( 製品コードD、生産予定数100 )
について、2製品前の生産日2/1の2番目の生産デー
タ(製品コードB、生産予定数75 )を読取り、この生
産データの製品コードBについて製品マスタ12から生
産時間( 5分/個 )が読取られる。
【0063】従って、発行指示の実績数Nbとして、7
5−( 10/5 )=73となり、発行指示の対象とし
て、生産日2/2の1番目の生産がピッキングリスト発
行条件ファイル16に登録される。
【0064】次に、生産日2/2の第1生産ラインの2
番目の生産データ( 製品コードE、生産予定数50 )に
ついて、2製品前の生産日2/1の3番目の生産データ
( 製品コードC、生産予定数100 )を読取り、この生
産データの製品コードCについて製品マスタ12から生
産時間( 1.5分/個 )が読取られる。
【0065】従って、発行指示の実績数Ncとして、1
00−( 10/1.5 )を計算して、約93と得られ、
発行指示の対象として、生産日2/2の2番目の生産が
ピッキングリスト発行条件ファイル16に登録される。
【0066】以降のラインNo.1の生産データ及び他
のラインNo.の生産データについても、同様にして、
発行指示の実績数が算出され、発行指示の対象と共に、
ピッキングリスト発行条件ファイル16に登録される。
【0067】また、部品入出庫用端末9により部品マス
タ13の在庫数、発注残等のデータが管理される。
【0068】実際に製品の生産が開始されると、完成し
た製品に貼付けられたバーコードが、その生産ラインに
配置されている生産ライン用端末に設けられたバーコー
ドスキャナにより読取られ、その読取り個数の累計が生
産実績となる。
【0069】例えば、1番目の製品コードA、50個の
生産では、発行指示の実績数はNa=45個であるの
で、バーコードスキャナが45個の製品のバーコードを
読取ると( 時刻T1 )、発行指示の対象の生産データ(
製品コードC、生産予定数100 )から各部品コードに
ついて、部品構成マスタ14に登録された構成数と製品
コードCの生産予定数100とから必要部品数を算出
し、この各必要部品数と部品マスタ13の該当部品コー
ドの各在庫数とを比較して、各在庫数の確認を行う。こ
こで、各在庫数が全て各必要部品数以上であれば、生産
日2/1の3番目の生産データ( 製品コードC、生産予
定数100 )に対する部品ピッキングリストが発行さ
れ、在庫数のうち必要部品数未満のものがあれば、欠品
リストが発行される。
【0070】図13は、生産日2/1の3番目の生産(
製品コードC、生産予定数100 )に対する部品ピッキ
ングリストの例であり、図14は、製品コードCの製品
を構成する部品コードfの部品の在庫が不足したときの
欠品リストの例である。
【0071】なお、この部品ピッキングリスト又は欠品
リストの発行後、製品コードAの製品の生産は残り5個
となっており、この5個の生産時間tは、製品コードA
について登録されている生産時間は2分/個であるか
ら、約10分となる。
【0072】2番目の製品コードB、75個の生産で
は、バーコードスキャナが73個の製品のバーコードを
読取ると( 時刻T2 )、発行指示の対象の生産データ(
製品コードD、生産予定数50 )から各部品コードにつ
いて、部品マスタ14に登録された構成数と製品コード
Dの生産予定数50とから必要部品数を算出し、この各
必要部品数と部品マスタ13の該当部品コードの各在庫
数を比較して、各在庫数の確認を行う。ここで、各在庫
数が全て各必要部品数以上であれば、生産日2/2の1
番目の生産データ( 製品コードD、生産予定数50 )に
対する部品ピッキングリストが発行され、在庫数のうち
必要部品数未満のものがあれば、欠品リストが発行され
る。
【0073】なお、この部品ピッキングリスト又は欠品
リストの発行後、製品コードBの製品の生産は残り2個
となっており、この2個の生産時間tは、製品コードB
について登録されている生産時間は5分/個であるか
ら、約10分となる。
【0074】3番目の製品コードC、100個の生産で
は、バーコードスキャナが93個の製品のバーコードを
読取ると( 時刻T3 )、発行指示の対象の生産データ(
製品コードE、生産予定数50 )から各部品コードにつ
いて、部品マスタ14に登録された構成数と製品コード
Eの生産予定数50とから必要部品数を算出し、この各
必要部品数と部品マスタ13の該当部品コードの各在庫
数を比較して、各在庫数の確認を行う。ここで、各在庫
数が全て各必要部品数以上であれば、生産日2/2の2
番目の生産データ( 製品コードE、生産予定数50 )に
対する部品ピッキングリストが発行され、在庫数のうち
必要部品数未満のものがあれば、欠品リストが発行され
る。
【0075】なお、この部品ピッキングリスト又は欠品
リストの発行後、製品コードCの製品の生産は残り7個
となっており、この7個の生産時間tは、製品コードC
について登録されている生産時間は1.5分/個である
から、約10.5分となる。
【0076】このように本実施例によれば、各生産ライ
ン毎に、製品の生産の先行数及びこの製品の生産の終了
までの時間からなる部品ピッキングリストの発行タイミ
ングを記憶したピッキングリスト発行条件設定ファイル
15と、このピッキングリスト発行条件設定ファイル1
5に記憶された発行タイミングデータに基づいて、生産
計画データ、製品データ、部品データから作成された発
行指示の実績数及び発行指示の対象からなる発行条件を
記憶するピッキングリスト発行条件ファイル16とを設
け、生産された製品のバーコードをバーコードスキャナ
により読取り、このバーコードスキャナによるバーコー
ドの読取り個数を生産実績として、この生産実績が発行
指示の実績数と一致したときに、発行指示の対象となる
製品の生産の各部品の在庫確認を行って、在庫不足が生
じなければ、生産で消費される部品個数分の出庫処理を
行うと共に部品ピッキングリストを発行し、在庫不足が
生じれば欠品リストを発行することができる。
【0077】これによれば、ピッキングリスト発行条件
設定ファイル15に、生産に必要な部品を揃えて準備す
る時間を考慮した製品の生産の先行数及びこの製品の生
産の終了までの時間からなる発行タイミングを記憶させ
れば、各製品の生産毎に、生産前に部品を揃えて準備す
る時間を考慮して部品ピッキングリストを自動的に発行
することができる。
【0078】従って、部品ピッキングリストを発行する
ため、オペレータが入力操作する必要がなくなり、操作
性を向上させることができ、しかも、各製品の生産毎に
部品ピッキングリストが一定の発行タイミングで自動的
に発行されるので、各製品の生産毎に必要な部品を揃え
て準備することができるので、例えば当日入庫される部
品について部品を揃えるのに間に合う可能性が高くな
り、また、1日分の生産で使用される部品を全て揃えて
準備するのではなく、各製品の生産で使用される部品を
その生産毎にその生産開始の所定時間前に、揃えて準備
するので、揃えて準備する部品の量を最小限にすること
ができ、生産ラインの作業面積を有効に使用できる。
【0079】さらに、この実施例では、部品マスタ13
に記憶されている在庫データにより在庫確認をして部品
ピッキングリストを発行し、在庫不足が生じなければ、
部品ピッキングリストを発行すると共に在庫データに対
して部品ピッキングリストで使用した部品の個数につい
て出庫処理を行うようになっており、また、在庫不足が
生じれば欠品リストを発行するので、在庫データを生産
に先立ってリアルタイムで更新することができ、最新の
在庫データにより在庫確認を行った上で部品ピッキング
リストを発行することができる。また、より早く在庫不
足を報知することができる。
【0080】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
各製品の生産毎に、部品を揃えて準備する時間を考慮し
て部品ピッキングリストを自動的に発行することがで
き、この部品ピッキングリストの発行時に、生産に必要
な部品を揃えることにより、部品の準備が適正なタイミ
ングで容易にでき、しかも生産ラインに各製品毎に部品
を揃えて置く場所が必要なく、作業面積を有効に使用で
きる部品ピッキング発行装置を提供できる。
【0081】さらに、部品ピッキングリストの発行時に
在庫確認を行って在庫不足が生じないときにその発行を
実行すると共に、生産に使用する部品の数量で出庫処理
を行って在庫データの更新を行い、在庫不足が生じたと
きには欠品リスとを発行することができるので、リアル
タイムで在庫データを更新でき、従って、最新の在庫デ
ータにより在庫確認を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の生産システムの概略の構
成を示すブロック図である。
【図2】同実施例の生産システムを構成する端末の基本
的な回路構成を示すブロック図。
【図3】同実施例の生産システムの生産計画ファイルの
メモリ構成を示す図。
【図4】同実施例の生産システムの製品マスタのメモリ
構成を示す図。
【図5】同実施例の生産システムの部品マスタのメモリ
構成を示す図。
【図6】同実施例の生産システムの部品構成マスタのメ
モリ構成を示す図。
【図7】同実施例の生産システムのピッキングリスト発
行条件設定ファイルのメモリ構成を示す図。
【図8】同実施例の生産システムのピッキングリスト発
行条件ファイルのメモリ構成を示す図。
【図9】同実施例の生産システムの管理用端末が行う発
行条件抽出処理の流れを示す図。
【図10】同実施例の生産システムの部品入出庫用端末
が行う部品入出庫更新処理の流れを示す図。
【図11】同実施例の生産システムの各生産ライン用端
末が行うピッキングリスト発行処理の流れを示す図。
【図12】同実施例の生産システムでの生産計画と部品
ピッキングリスト発行のタイミングの一例を示す図。
【図13】同実施例の生産システムで発行された部品ピ
ッキングリストの一例を示す図。
【図14】同実施例の生産システムで発行された部品ピ
ッキングリストの一例を示す図。
【符号の説明】
6…管理用端末、 8…ファイルサーバ、 9…部品入出庫用端末、 10a〜10N…生産ライン用端末、 11a〜11N…プリンタ、 12…製品マスタ、 13…部品マスタ、 14…部品構成マスタ、 15…ピッキングリスト発行条件設定ファイル、 16…ピッキングリスト発行条件ファイル、 17…生産計画ファイル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の種類の製品の生産計画に基づい
    て、前記各製品の生産に必要な部品の種類及び数量を印
    字した部品ピッキングリストを発行する部品ピッキング
    リスト発行装置において、前記各製品の生産毎に、該当
    する製品の生産より所定数先行して行われる製品の生産
    の終了よりも予め設定された時間前の時点を検出する検
    出手段と、この検出手段により前記時点が検出された時
    に、該当する製品の生産に使用する部品の部品ピッキン
    グリストを発行する発行制御手段とを設けたことを特徴
    とする部品ピッキングリスト発行装置。
  2. 【請求項2】 複数の種類の製品の生産計画に基づい
    て、前記各製品の生産に必要な部品の種類及び数量を印
    字した部品ピッキングリストを発行する部品ピッキング
    リスト発行装置において、前記各製品の生産毎に、該当
    する製品の生産より所定数先行して行われる製品の生産
    の終了よりも予め設定された時間前の時点を検出する検
    出手段と、この検出手段により前記時点が検出された時
    に、在庫情報に基づいて、該当する製品の生産に使用す
    る部品の部品ピッキングリスト情報を作成する部品ピッ
    キングリスト情報作成手段と、このピッキングリスト情
    報作成手段により作成された部品ピッキングリスト情報
    に基づいて、該当する製品の生産に使用する部品の部品
    ピッキングリストを発行する発行制御手段と、前記部品
    ピッキングリスト情報作成手段により作成された部品ピ
    ッキングリスト情報に基づいて、前記在庫情報に対して
    出庫処理を行う出庫処理手段とを設けたことを特徴とす
    る部品ピッキングリスト発行装置。
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