JPH07299229A - 遊技機の遊技盤 - Google Patents

遊技機の遊技盤

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JPH07299229A
JPH07299229A JP11430694A JP11430694A JPH07299229A JP H07299229 A JPH07299229 A JP H07299229A JP 11430694 A JP11430694 A JP 11430694A JP 11430694 A JP11430694 A JP 11430694A JP H07299229 A JPH07299229 A JP H07299229A
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JP11430694A
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Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
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Sophia Co Ltd
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内バンドの取り付け作業性がよく、組み立て
作業工数の減少を図れ、装飾性を高め、かつ多種類の表
示を行うことが可能で、遊技者に的確な表示を行う。 【構成】 バンド構造体202における内バンド112
の表側に、パチンコ機のガラスに対してほぼ平行状態の
表示プレート取り付け部302を形成し、その表側に各
種情報を表示可能な表示プレート303を配置する。表
示プレート303には「本日のラッキーナンバー3、
5、7、アンラッキー4、9」という遊技店からの情報
を表示する。ことにより、遊技者に見やすく、かつ遊技
中であっても集中して見ることを可能にし、遊技者に確
実に表示情報を認識させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技機の遊技盤に係わ
り、詳しくはいわゆる内バンドを樹脂により成形すると
ともに、そのバンド部に各種の表示を行う情報表示手段
を配置した遊技機の遊技盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機の遊技盤では、打球を
上方の遊技領域に案内するために金属製の帯状の板部材
(以下、外バンドという)を割ピン状の釘によって遊技
盤の下端から上部にかけて円弧状(R状)に固定すると
ともに、この外バンドの内側に金属製の帯状の板部材
(以下、内バンドという)を同様の釘によって横C字状
に固定し、これらの外バンドと内バンドの間の円弧状部
分を打球上昇流路としている。また、内バンドと外バン
ドの上部に囲まれた円形部分を遊技領域とし、この遊技
領域に障害釘を植設するとともに、入賞具を配設してい
る。さらに、従来の遊技機においては、金属製の内バン
ドとその他の部品(例えば、サンドランプ、戻り球防止
部材、変動入賞装置等)は個別に配置され、また、その
取付方法も部品により区々であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の遊技
機にあっては、金属製の帯状の外バンドおよび内バンド
を遊技盤の表面に対して直交する状態で取付け、固定し
ていたため、次のような問題点があった。 (イ)金属製の帯状の外バンドおよび内バンドを遊技盤
の表面に固定するに際して特殊な釘を用いる必要があ
り、内バンドの取り付け強度が低下するとともに、作業
性が悪いという問題点があった。 (ロ)金属製の帯状の各バンドを特殊な釘で固定し、こ
れによって装飾レンズなど他の部材とは全く別個に固定
するので、遊技盤の組み立て作業の工数の減少を図るの
が困難であった。 (ハ)遊技者が注視する遊技領域を金属製の帯状の各バ
ンドによって取り囲んでいるため、装飾性に劣り、冷た
い感じを与えてしまうという欠点があった。
【0004】(ニ)一方、従来、遊技店においては、大
当り時の獲得玉(出玉)を一旦景品交換しなければなら
ない場合と、交換せずにその獲得玉を使用して再び遊技
を行ってもよい場合とを、遊技店独自のルールに基づい
て決定している。その決定方法としては、遊技店におい
て予め数個の図柄を決めておき、大当りが発生したとき
に、その大当り図柄が予め決められた数字に対応したも
のであるかどうかを判断することが多く、その判断結果
により持ち玉による遊技の続行が決定される。また、遊
技機に備えられる専用の表示器(例えば、ラッキーナン
バー決定用表示器)により持ち玉遊技の可能を決定する
場合もある。しかしながら、上記のようなルールを遊技
店で行う場合、その予め決定されたラッキー図柄を遊技
者に掲示する必要があるが、従来、その掲示場所は島設
備や遊技機のガラス枠等の遊技盤以外の場所に配置され
ることが主であったため、予め決定されたラッキー図柄
を認識しづらいという問題点があった。すなわち、遊技
者は遊技中は遊技盤に視線を集中させることが多く(特
に、大当り中)、遊技盤以外にラッキー図柄の掲示場所
があると、集中がそがれることから、遊技中は予め決定
されたラッキー図柄を確実に認識することが困難であっ
た。その結果、間違って持ち玉遊技をしたり、あるいは
ラッキーナンバーであるにもかかわらず、獲得玉を交換
してしまったりしていた。
【0005】(ホ)従来、遊技機に備えられるラッキー
ナンバー決定用表示器はサイドランプに配置される場合
が多いが、サイドランプは他の役物装置や障害釘等の配
置上の関係から、あまり大きくできず、そのため、ラッ
キーナンバー決定用表示器によって遊技者に的確に表示
を見せるには至っていなかった。 (ヘ)最近は遊技も複雑になったり、あるいは遊技店の
ルールにも多種多様のものがある傾向にあるが、従来は
遊技状態や遊技店からの各種の情報の表示数が増えた場
合に十分に表示できなかった。 (ト)遊技ルールが変更になった場合に、変更した遊技
ルールを簡単に表示できなかった。 (チ)従来は表示が単純で、味気がなく、表示の装飾性
も良くなかった。
【0006】そこで本発明は、内バンドの取り付け作業
性がよく、組み立て作業工数の減少を図れ、装飾性を高
め、かつ多種類の表示を行うことが可能で、遊技者に的
確な表示を行うことができる遊技機の遊技盤を提供する
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による遊技機の遊技盤は、打球発射装
置から発射された打球を上方の遊技領域に案内する打球
案内部材(例えば、外バンド111)を、遊技盤13表
面の下端から上部に向けて円弧状に配置するとともに、
該打球案内部材(例えば、外バンド111)の内側に円
弧状の遊技領域区画部材(例えば、内バンド112)を
配置し、該遊技領域区画部材(例えば、内バンド112
および外バンド111)で囲まれた領域により遊技を行
う遊技機の遊技盤13において、前記遊技領域区画部材
(例えば、内バンド112)および遊技盤への取り付け
部を樹脂により形成し、該遊技領域区画部材(例えば、
内バンド112)に、遊技機の前面に配置される前面ク
リア部材(例えば、ガラス12a)に隣接して該クリア
部材に対してほぼ平行状態の平面部(例えば、ラッキー
ナンバー表示取り付け部301、表示プレート取り付け
部302、321、331)を形成し、該平面部に各種
情報を表示可能な情報表示手段(例えば、表示プレート
303、311〜315、323、333、345、3
54、361)を備えたことを特徴とする。
【0008】また、好ましい態様として、例えば請求項
2記載のように、前記情報表示手段は、遊技機からの情
報を表示可能であるようにしてもよい。例えば請求項3
記載のように、前記情報表示手段は、遊技店における各
種情報を表示可能な遊技店用機能表示手段(例えば、表
示プレート303、311〜315、323、333、
345、354、361)を含んでいるようにしてもよ
い。例えば請求項4記載のように、前記遊技店用機能表
示手段は、遊技店における遊技ルール(例えば、ラッキ
ーナンバールール)を表示するようにしてもよい。例え
ば請求項5記載のように、前記遊技機は、大当り状態に
関連して識別情報を発生する識別情報発生手段(例え
ば、ラッキーナンバー決定表示器151、152、第1
種遊技機では特別図柄表示装置)を備え、遊技店が定め
た遊技ルールとして、大当り時の獲得玉を一旦景品交換
せずに、該獲得玉を使用して再度遊技を可能とするか否
かを、遊技店で予め決定した図柄と大当り図柄とを対比
して決定するラッキーナンバールールがある場合、前記
情報表示手段は、遊技店で予め決定した図柄を表示する
ことにより、前記ラッキーナンバールールの決定結果を
表示するようにしてもよい。
【0009】例えば請求項6記載のように、大当り状態
に関連して可変動作を行う補助可変表示装置(例えば、
ラッキーナンバー決定表示器151、152)を備え、
前記情報表示手段は、補助可変表示装置を含んで構成す
るようにしてもよい。例えば請求項7記載のように、前
記情報表示手段における表示内容を変更可能にするよう
にしてもよい。例えば請求項8記載のように、前記情報
表示手段は、複数の識別情報を表示可能な電気的表示装
置(例えば、情報表示器402、414、432)であ
るようにしてもよい。例えば請求項9記載のように、前
記遊技領域区画部材の外側に、樹脂により形成された遊
技盤装飾体(例えば、サイドケース411、421)を
配置し、該遊技盤装飾体に前記情報表示手段(例えば、
情報表示器414、432)を配置するようにしてもよ
い。
【0010】
【作用】本発明では、打球発射装置から発射された打球
は打球案内部材(例えば、外バンド)により案内されて
上昇し、遊技領域に到達する。この場合、遊技領域区画
部材(例えば、内バンド)および遊技盤への取り付け部
は樹脂により形成されるとともに、遊技領域区画部材に
前面クリア部材(例えば、ガラス部材)に隣接してほぼ
平行状態の平面部が形成され、この平面部に各種情報を
表示可能な情報表示手段が配置される。そして、情報表
示手段により遊技機からの情報(例えば、大当り表
示)、遊技店における各種情報(例えば、遊技ルール)
が表示される。したがって、少なくともいわゆる内バン
ドを樹脂により形成し、かつその遊技盤への取り付け部
を樹脂により形成(例えば、一体的に成形)することに
より、内バンドの取り付け作業性が向上し、かつ組み立
て作業工数が減少する。
【0011】また、内バンドを樹脂化することにより装
飾性が向上する他に、内バンドに情報表示手段を配置し
て各種の表示を行うことにより、遊技者に的確な表示が
可能となり、装飾効果も向上する。情報表示手段は、遊
技領域区画部材である内バンドや外バンドの形状に沿っ
た状態で配置されることにより、遊技者に見やすく、か
つ遊技中であっても集中して見ることが可能で、確実に
表示情報を認識することができる。内バンドや外バンド
のバンド部に情報表示手段を配置することにより、表示
領域が広範囲になり、表示数が多くても確実に多種類の
表示を行うことができる。情報表示手段の表示を変更可
能(例えば、表示プレートの交換)にすることにより、
遊技ルールの変更があったような場合でも、速やかに対
応することができる。遊技領域区画部材を樹脂製にし
て、さらにその箇所で表示を行うことにより、従来にな
い斬新な表示構成になり、装飾性が向上する。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1〜図12は本発明をプリペイドカード
方式のパチンコ機に適用した場合の一実施例を示してい
る。パチンコ装置の正面構成 図1はパチンコ装置の全体を示す正面斜視図である。図
1において、1はパチンコ装置であり、大きく分けてパ
チンコ機2と、遊技媒体貸出装置としてのカード式玉貸
機(以下、単に玉貸機という)3によって構成され、こ
れらが対をなして設置される。パチンコ機2とカード式
玉貸機3とが対をなして設置されたパチンコ装置1は、
いわゆるCR機(カードリーディング機)と称されてい
る。玉貸機3にはカードリーダーが内蔵され、玉貸機3
の前面パネル4にはプリペイドカードが挿入されるカー
ド挿入口5と、7セグメントの発光ダイオードを用いて
3列で構成され、カードの残り度数を表示するカード残
度数表示器6と、発光ダイオード等からなりカードの受
け付けが有効であることを表示するカード受付け表示器
7とが設けられている。
【0013】パチンコ機1は、額縁状前面枠11と、ガ
ラス12a(遊技機の前面に配置される前面クリア部材
に相当)を支持する金枠(ガラス枠)12と、遊技盤1
3(図2参照)と、前面表示パネル14と、前面操作パ
ネル15とを有している。額縁状前面枠11は木製の機
枠16に対して上部蝶番17および下部蝶番(図示略)
によって開閉可能に支持され、金枠12は額縁状前面枠
11に開閉可能に支持されている。前面表示パネル14
には上皿21と、プリペイドカードの残高を表示するカ
ード度数表示器(カード残高表示器)22と、玉を購入
するときに操作される玉貸釦(変換釦)23と、プリペ
イドカードを排出するときに操作されるカード排出釦
(返却釦)24と、玉貸し可能表示器25と、上皿21
の玉を後述の玉貯留皿32に移す玉通路開閉用の押し釦
26とが設けられている。
【0014】なお、玉貸機3にカードリーダでなく、例
えばカードリーダ・ライタを配置し、玉数等の価値情報
や遊技客の識別情報が記憶されている遊技用カードを用
い、遊技結果をカードに書き込む等のデータ処理が可能
なものであってもよい。さらに、遊技用カードはプリペ
イドカードに限らず、例えば玉数等の価値情報が記憶さ
れいる玉数カード、あるいは遊技客の識別情報が記憶さ
れている識別カード等を単独で使用する遊技機でもよ
い。要は、遊技用カードを使用するために、このカード
情報を読み込み可能なカードリーダ、若しくは読み込み
/書き込み可能なカードリーダ・ライタであればよい。
例えば、完全なカード式のパチンコ遊技システムで封入
球式の遊技機(例えば、クレジット方式の遊技機)にも
本発明を適用することができる。また、遊技用カードと
して磁気カードを用いている例に限らず、例えばICカ
ードを用いる遊技機でもよい。ICカードを用いた場
合、当然のことながらカードリーダ若しくはカードリー
ダ・ライタはICカードに対応するものを使用すること
になる。なお、カードリーダとカード制御装置とは別体
として分離して配置してもよいし、あるいは両者を一体
化してもよく、例えばカードリーダの内部にカード制御
装置を組み込むようにしてもよい。
【0015】前面操作パネル15には、灰皿31と、玉
を貯留する玉貯留皿(受皿)32と、玉貯留皿32に貯
留された玉を外部下方に抜くための玉抜きレバー33
と、発射装置の操作を行う発射操作ノブ34とが設けら
れている。パチンコ機2の額縁状前面枠11の上部には
左側から順次、賞球排出時に点灯する賞球玉排出表示器
41と、貸玉排出時に点灯する貸玉排出表示器42と、
パチンコ機2において打止状態が発生したときに点灯す
る完了表示器43とが設けられている。これらの賞球玉
排出表示器41、貸玉排出表示器42および完了表示器
43によりその他の遊技状態(例えば、大当り状態:点
滅する制御)も表示可能である。金枠12は前面枠11
に開閉可能に支持され、通常は施錠装置によって前面枠
11に対して施錠されている。金枠12を開く場合に
は、施錠孔51に所定のキーを挿入して回動操作するこ
とにより、施錠装置のロック状態が解除されてオープン
する。
【0016】遊技盤の構成 図2は遊技盤13を示す正面図である。遊技盤13は樹
脂製(例えば、プラスチック製)で、その前面側が遊技
領域102になっている。遊技盤13は樹脂製でなく、
例えば木製の合板(ベニア)を素材としてもよい。遊技
盤13における遊技領域102は本発明の適用対象であ
る遊技媒体として遊技球を使用するパチンコ遊技機であ
れば、任意の構成を取り得る。例えば、複数の図柄を可
変表示可能な図柄表示装置を備え、この図柄表示装置に
おける可変表示結果が予め定められた特別図柄で表示さ
れたことを条件に遊技者に有利な特別遊技状態(大当り
状態)を発生可能な遊技機(いわゆる「第1種」に属す
るもの)、図柄表示装置を備えた「第3種」に属する遊
技機、あるいはいわゆる「第2種」に属する遊技機、さ
らにはその他の種類の遊技機(例えば、電動役物装置を
備えた遊技機)等に幅広く適用が可能である。本実施例
では「第3種」に属する遊技盤13を使用している。
【0017】遊技盤13の表面には樹脂製の外バンド
(打球案内部材、遊技領域区画部材)111が下端の左
寄りから上部にかけて円弧状に固定されているととも
に、外バンド111の内側(図中右側)には同じく樹脂
製で円弧状の内バンド(遊技領域区画部材)112がそ
の上端を開いた状態で横C字状に固定されている。外バ
ンド111は内バンド112と同様に遊技領域区画部材
にも相当する。なお、詳細を後述するように、内バンド
112は遊技盤取付部231(遊技盤への取り付け部に
相当)とともに樹脂により一体的に成形され、3分割可
能な構造になっている。内バンド112と外バンド11
1の上部とによって囲まれたほぼ円形部分は遊技領域1
02になっており、遊技領域102には多数の障害釘
(図示略)が植設されるとともに、後述のように、役物
装置等が配置されている。外バンド111と内バンド1
12の一部分(図中左側部分)の間の円弧状部分は、打
球発射装置から発射された打球が上昇する打球上昇流路
113になっており、打球上昇流路113の下端入口部
分は遊技盤13をパチンコ機2に装着した状態で発射レ
ール(図示略)の延長線上に位置している。また、内バ
ンド112にはファール球案内部材114が一体成形さ
れている。
【0018】ここで、遊技領域102について説明す
る。遊技領域102のほぼ中央部には回転振分け装置1
21が、回転振分け装置121の図中左側には一般入賞
口122が、回転振分け装置121の図中右側には特定
入賞装置123が、回転振分け装置121の直下には変
動入賞装置124がそれぞれ配置されている。また、変
動入賞装置124の左右両側には一般入賞口125、1
26、127、128が配置されている。回転振分け装
置121は常時回転している回転体131を有してお
り、回転体131には玉を嵌入可能な8個のスプロケッ
ト(そのうち1個がVスプロケット)が形成されてい
る。回転振分け装置121は、その上部に形成された役
物入賞口132に入賞した玉を常時回転している回転体
131の何れかのスプロケットに嵌入させる。このと
き、外れのスプロケットに嵌入すると、一定数の賞球排
出を伴う単なる入賞に終わるように振分けられ、一方、
Vスプロケットに嵌入すると、第3種権利発生口に入賞
するように振分けられて、いわゆる第3種の権利が発生
する。
【0019】ここでいう第3種の権利とは、第3種の特
別遊技を発生させる権利であり、特定入賞装置123に
おける第3種始動口への玉の入賞を条件とし、10秒あ
るいは玉が10個入賞するまでを1サイクルとして変動
入賞装置124を所定回数(例えば、16サイクル)開
放する権利である。変動入賞装置124は、特別遊技状
態が発生した場合に予め定められた所定回数だけ遊技玉
を受け入れない第1の状態(遊技者にとって不利な状
態)から受け入れ易い第2の状態(遊技者にとって有利
な状態)に変動可能な大入賞口(いわゆるアタッカー)
として作動する。
【0020】特定入賞装置123は円板状の回転体を有
しており、回転体は一定時間間隔で常時回転していると
ともに、玉を1個当て嵌入可能なスプロケットが形成さ
れている。また、特定入賞装置123には第3種始動口
(図示略)が形成され、回転体のスプロケットに嵌入し
た玉が第3種始動口に入賞すると、変動入賞装置124
が所定期間遊技者にとって有利な第2状態へと変動する
ようになっている。遊技領域102内の適宜位置には風
車(打球方向変換部材)141〜146が回転自在に複
数設置されるとともに、障害釘(図示略)が多数植設さ
れ、さらに遊技領域102の下方にはアウト玉回収口1
47が形成されている。
【0021】また、遊技領域102の左右両側にはラッ
キーナンバー決定表示器151、152およびサイドラ
ンプ153、154が配置されている。ラッキーナンバ
ー決定表示器151、152は決定されたラッキーナン
バーの表示を行い、サイドランプ153、154は遊技
状態に応じて点灯制御される。また、遊技領域102の
周囲には第3種の権利(いわゆる大当り)が発生したと
きに点灯する大当り表示器155および遊技状態表示器
156(例えば、変動入賞装置124のオープン時に点
灯して臨場感を盛り上げる)が配置されている。なお、
ラッキーナンバー決定表示器151、152およびサイ
ドランプ153、154は、詳細を後述するように内バ
ンド112や遊技盤取付部231とともに樹脂製で一体
成形されており、さらにこの遊技盤取付部231に戻り
球防止部材161が取り付け可能になっている。
【0022】内バンドの構造 内バンド112は図2に示すように、ラッキーナンバー
決定表示器151、152(補助可変表示装置:情報表
示手段)、サイドランプ153、154、戻り球防止部
材161、特定入賞装置123、一般入賞口125、1
28を含むバンド構造体201〜203の3つに分割可
能な構造になっている。以下、これらのバンド構造体2
01〜203について、取り付け方法を含めて説明す
る。バンド構造体201、203は左右区画部に相当
し、バンド構造体202は下部区画部に相当する。
【0023】A.バンド構造体201 図3はバンド構造体201の表側の分解斜視図であり、
バンド構造体201はラッキーナンバー決定表示器15
1、サイドランプ153、戻り球防止部材161、風車
162、一般入賞口125を含んで構成される。バンド
構造体201は内バンド112、遊技盤取付部231と
ともに樹脂製で一体成形されている。使用する樹脂の種
類としては、例えばポリアセタール、ナイロン等の非常
に硬い樹脂を用い、これらを素材として成形する。遊技
盤取付部231は内バンド112を遊技盤13に頑丈に
取り付けるために、遊技盤13との設置面を有して断面
L字状になるように形成され、一定の大きさを有してい
る。また、内バンド112の表側にラッキーナンバー決
定表示器151が配置されるとともに、遊技盤取付部2
31に各種機構体(例えば、サイドランプ153、戻り
球防止部材161、風車162、一般入賞口125)を
配置可能である。したがって、遊技盤取付部231は各
種機構体を配置する取付基盤部としての機能を有してい
る。
【0024】(a)ラッキーナンバー決定表示器 バンド構造体201における内バンド112の表側に
は、パチンコ機1の前面に配置されるガラス12a(前
面クリア部材)に隣接して、このガラス12aに対して
ほぼ平行状態のラッキーナンバー表示取り付け部(平面
部)301が形成されている。ラッキーナンバー表示取
り付け部301は内バンド112の配置に沿って円弧状
をなし、ラッキーナンバー表示取り付け部301には各
種情報を表示可能な情報表示手段としてのラッキーナン
バー決定表示器151のレンズ部材251が配置されて
いる。すなわち、ラッキーナンバー決定表示器151は
レンズ部材251を有しており、レンズ部材251の表
面には「1」、「3」、「5」、「7」・・・・・「1
5」の8つの数字が表示されている。なお、ラッキーナ
ンバーの数字はレンズ部材251に対してカラーで表示
してもいいし、あるいはラッキーナンバーの数字を印刷
した印刷シールをレンズ部材251に貼るようにしても
よい。レンズ部材251は半透明の素材からなり、ビス
穴251a、251bにビスを通すことにより、内バン
ド112の表面壁のビス固定穴271a、271bに固
定される。一方、内バンド112の内部にはランプ基盤
252(発光源用基盤)を収納可能であり、ランプ基盤
252は例えば後述の図6に示すような内バンド内部空
間321に形成された取り付けボス323a、323b
(取付部に相当)にビス等の固定手段を挿入することに
よって固定される。ランプ基盤252には複数(ここで
は8個)のランプ253(発光源)が列状に配置されて
いる。複数のランプ253はリード線254に接続さ
れ、所定の電源が供給されるようになっている。なお、
レンズ部材251が配置される内バンド112の表面は
半透明になっており、ランプ253からの光が通過可能
である。これは、後述の変形例についても同様である。
【0025】ラッキーナンバー決定表示器151におけ
るランプ基盤252のランプ253は、例えば大当り
(第3種の権利)が発生すると、移動点滅を開始し、所
定時間経過後(例えば5秒後)に移動点滅を終了して、
右側に配置されている他のラッキーナンバー決定表示器
152を含めた15つのうちの何れか1つのランプが点
灯する。これにより、レンズ部材251に配置された
「1」、「3」、「5」、「7」・・・・・「15」の
8つの数字のうちの何れか1つに対してランプ253の
光が照射され、あたかも点灯した状態になる。そして、
点灯した数字が、いわゆるホールラッキーナンバーに相
当する場合には、持ち玉による遊技の続行が許可され
る。
【0026】例えば、ホールラッキーナンバー=
「3」、「7」である場合、ラッキーナンバー決定表示
器151、152の15つのランプのうちの何れか1つ
のランプが「3」あるいは「7」の数字を点灯させる
と、ホールラッキーナンバーに相当し、持ち玉遊技がで
きる。その他の数字でランプが点灯すると、持ち玉の交
換が強制される。なお、ラッキーナンバー決定表示器1
51のランプの点灯制御は上記例に限るものではなく、
例えば通常遊技中に移動点滅を繰り返し、大当り発生と
同時に移動点滅を停止して1つのランプを点灯するよう
にしてもよいし、あるいは通常遊技中および大当り発生
中に移動点滅を繰り返し、大当りが終了すると移動点滅
を停止して1つのランプを点灯するようにしてもよい
し、その他の制御形態にしてもよい。
【0027】ランプ基盤252をレンズ部材251の裏
面側に別体で配置するのではなく、例えばランプ基盤と
レンズとを一体的にユニット化する構成にしてもよい。
ユニット化した場合、レンズの中にランプ基盤を内蔵
し、接続に際してコネクタを設けるようにするとよい。
そのようにすると、レンズの取り付け、交換あるいは点
検が容易であるという利点がある。なお、ランプ基盤2
52をレンズ部材251と同じように表面側から取り付
けるような構成にしてもよい。また、ランプ基盤252
のランプ253に変えて、LEDをランプ基盤に配置す
るようにしてもよい。このように、ラッキーナンバー決
定表示器151のランプ253は遊技機の遊技状態の1
つとしてラッキーナンバーの表示を行う。ラッキーナン
バー決定表示器151、152は、大当り状態に関連し
て識別情報を発生する識別情報発生手段に相当する。な
お、第1種の遊技機の場合には、例えば特別図柄表示装
置が大当り状態に関連して識別情報を発生する識別情報
発生手段に相当する。
【0028】(b)サイドランプ サイドランプ153はレンズ261を有しており、レン
ズ261は半透明の素材からなり、その下部に形成され
たワンタッチ部材262(他は図示略)を遊技盤取付部
231の取付穴263a、263bに対してそれぞれ挿
入することにより、遊技盤取付部231に対してワンタ
ッチで取り付けられる。また、一般入賞口125は、例
えばビス等の固定手段により遊技盤取付部231に取り
付けられる。一方、遊技盤取付部231にはランプ基盤
開口部264が形成されており、ランプ基盤開口部26
4を通してランプ基盤265(発光源用基盤)がレンズ
261の後部側に配置される。ランプ基盤265は複数
(ここでは7個)のランプ266(発光源)を有してお
り、複数のランプ266はリード線267に接続され、
所定の電源が供給されるようになっている。
【0029】ランプ266は遊技状態に応じて、例えば
以下のように点灯制御され、遊技状態の装飾を行う。 (1)回転振分け装置121回転変動状態 (2)玉の発射状態 これは、玉の発射に応じてランプ266が移動点滅した
り、あるいは発射可能なときに点灯する等である。な
お、第1種の遊技機であれば、例えば以下のように点灯
制御され、遊技状態の装飾を行う。 (3)特図の変動状態 (4)リーチ状態 (5)スペシャルリーチ状態 (6)大当り確率の変動状態 (7)羽根開閉状態(第2種遊技機の場合)
【0030】(c)風車 次に、風車162の取り付けについて説明する。風車1
62は遊技盤取付部231に形成された取り付け穴16
2aに風車162のシャフト部分を差し込むことによ
り、遊技盤取付部231に対して回転自在に取り付けら
れる。風車162は機構体に相当する。 (d)戻り球防止部材 次に、戻り球防止部材161の取り付けについて説明す
る。戻り球防止部材161は、遊技盤取付部231とと
もに樹脂により一体的に成形された戻り球防止部材取り
付け部272に取り付けが可能になっている。そして、
戻り球防止部材161は常時は内蔵のスプリング273
によって外バンド111の方(つまり外側)へ付勢さ
れ、戻り球防止部材取り付け部272の抑え部に当接し
ているが、球が発射されると、スプリング273の付勢
力に抗して発射された球が戻り防止部材161を押し戻
して遊技領域102に進入する。進入後は、再び戻り防
止部材161がスプリング273によって外バンド11
1の方へ付勢されるため、球の戻りが防止される。27
4は戻り球防止部材161の表側を覆う化粧部材であ
る。戻り球防止部材161は機構体に相当する。なお、
遊技領域102の右側に配置されたバンド構造体203
におけるラッキーナンバー決定表示器152、サイドラ
ンプ154、一般入賞口128についても上記同様の構
成である(分解斜視図を用いての説明は省略)。
【0031】以上で、バンド構造体201について説明
したので、次に、バンド構造体202について説明す
る。バンド構造体202の構成および遊技盤13への取
り付けはバンド構造体201の場合と同様であり、ま
た、バンド構造体203についても同様である。 B.バンド構造体202 図4に示すように、バンド構造体202における内バン
ド112の表側には、パチンコ機1の前面に配置される
ガラス12a(前面クリア部材)に隣接して、このガラ
ス12aに対してほぼ平行状態の表示プレート取り付け
部(平面部)302が形成されている。表示プレート取
り付け部302は内バンド112の配置に沿って円弧状
をなし、その表側には各種情報を表示可能な表示プレー
ト303(遊技店用機能表示手段)が配置されている。
なお、図4において、304は変動入賞装置124を駆
動するソレノイド、305は装飾ランプである。
【0032】表示プレート303は表示プレート取り付
け部302に沿って円弧状をなし、ビス等の固定手段に
よって表示プレート取り付け部302に固定されてい
る。表示プレート303には「本日のラッキーナンバー
3、5、7、アンラッキー4、9」という表示がされて
いる。また、バンド構造体202における内バンド11
2の内部にはバンド構造体201の場合と同様に複数の
ランプを有するランプ基盤が配置され、表示プレート3
03を照らすようになっている。内部のランプ基盤のラ
ンプは常時点灯してもよいし、移動点滅したり、あるい
は遊技状態に応じて点灯(例えば、大当りのときに点
灯)したりしてもよい。これにより、遊技者は遊技領域
102を注視しながら表示プレート303を見ることが
でき、ラッキーナンバーおよびアンラッキーナンバーを
確実に認識することができる。
【0033】(a)表示プレートの他の表示例 図5は表示プレートの他の表示例を示す図である。ま
ず、図5(A)に示す表示プレート311(遊技店用機
能表示手段)は各種専用台であることを表示する場合の
一例であり、表示プレート311には「このコーナーは
女性専用です」という表示がされている。これにより、
遊技者は遊技盤13に集中しながら、女性専用という遊
技店からの情報を十分に認識することができる。なお、
女性専用でなく、例えば会員専用という表示を行うこと
も可能であり、何れにしても専用台であることを表示を
適切に行うことができる。図5(B)に示す表示プレー
ト312(遊技店用機能表示手段)は営業方法を表示す
る場合の一例であり、表示プレート312には「開店〜
AM12時、PM8時〜閉店 無制限」という表示がさ
れている。これにより、遊技者は遊技盤13に集中しな
がら、無制限(どのような図柄で大当りが発生しても持
ち玉遊技の続行を許可)という遊技店からの情報を十分
に認識することができる。なお、営業方法の表示とし
て、例えば「このコーナーは無制限」、「他コーナーか
らの玉の持ら込みは禁止」という表示を行うようにして
もよい。
【0034】図5(C)に示す表示プレート313(遊
技店用機能表示手段)は同じく営業方法を表示する場合
の一例であり、表示プレート313には「このコーナー
は3000個定量です」という表示がされている。これ
により、遊技者は遊技盤13に集中しながら、獲得玉が
3000個になると、交換の必要があるという遊技店か
らの情報を十分に認識することができる。営業方法の表
示として、例えば「打ち止めにした玉は、すべて景品交
換して下さい」という表示を行うことも可能である。な
お、営業方法の表示は他の例でもよい。このようにし
て、各種の営業方法を適切に表示することができる。図
5(D)に示す表示プレート314(遊技店用機能表示
手段)は遊技内容を表示する場合の一例であり、表示プ
レート314には「大当りしたらすぐに右打ちして下さ
い」という表示がされている。これにより、遊技者は遊
技盤13に集中しながら、大当りが発生した場合に、発
射玉が遊技領域102の右側に到達するように打たなけ
ればないないことという遊技内容に関する情報を十分に
認識することができる。これは、大当り発生時に特定入
賞装置123に玉を入れる必要があるという遊技内容を
説明するものである。なお、遊技内容の表示として、例
えば「3、7が出たら確率変動」という表示を行うこと
も可能である。なお、遊技内容の表示は他の例でもよ
い。このようにして、各種の遊技内容を適切に表示する
ことができる。
【0035】図5(E)に示す表示プレート315(遊
技店用機能表示手段)はその他の内容を表示する場合の
一例であり、表示プレート315には「このコーナーは
禁煙です」という表示がされている。これにより、遊技
者は遊技盤13に集中しながら、禁煙コーナーであると
いう遊技店からの情報を十分に認識することができる。
その他の表示として、例えば「パチプロの人は遊技禁
止」という表示を行うことも可能である。なお、その他
の表示内容は他の例でもよい。このようにして、各種内
容を適切に表示することができる。
【0036】(b)表示プレートの他の取り付け例 図6は表示プレートの他の取り付け例を示す図である。
まず、図6(A)に示すものでは、内バンド112の表
側にガラス12aに隣接して、このガラス12aに対し
てほぼ平行状態の表示プレート取り付け部(平面部)3
21が形成されている。表示プレート取り付け部321
は内バンド112の配置に沿って円弧状をなし、その表
側には保持部322a〜322dが設けられ、これらの
保持部322a〜322dによって表示プレート323
(遊技店用機能表示手段)を保持するようになってい
る。具体的には矢印で示すように、表示プレート323
を上方から保持部322a〜322dに差し込むことに
より(スライドさせることにより)、表示プレート32
3を4箇所で保持して表示プレート取り付け部321に
固定する。表示プレート323を外すときは逆の手順に
よる。表示プレート323の表示内容は図4の例と同様
である。この取り付け方法によると、表示内容を変える
ような場合に、他の表示プレート323と容易に入れ替
えることができるという利点がある。
【0037】図6(B)に示す例では、内バンド112
の表側にガラス12aに隣接して、このガラス12aに
対してほぼ平行状態の表示プレート取り付け部(平面
部)331が形成されている。表示プレート取り付け部
331は内バンド112の配置に沿って円弧状をなし、
その表側には透明な素材からなる取り付けクリア部材3
32が形成されている。取り付けクリア部材332は表
示プレート取り付け部331の前面側で表示プレート3
33(遊技店用機能表示手段)を挿入可能な構造、すな
わち表示プレート333の全体を内部に挿入して保持す
るような構造になっている。表示プレート333の表示
内容は図4の例と同様である。この場合、取り付けクリ
ア部材332は透明な素材であるから、表示プレート3
33に表示された内容は透視されて遊技者に容易に認識
可能である。表示プレート333を装着する場合には、
表示プレート333を取り付けクリア部材332の内部
に挿入するだけでよく、一方、取り外す場合は表示プレ
ート333を取り付けクリア部材332から引き抜けば
よい。この取り付け方法によると、表示内容を変えるよ
うな場合に、他の表示プレート323に容易に変更でき
るという利点がある。
【0038】図7は表示プレートのさらに他の取り付け
例を示す図であり、特に内バンド112の一部(特に、
アウト玉回収口147に近い下部領域)を示している。
図7において、内バンド112の表側にガラス12aに
隣接して、このガラス12aに対してほぼ平行状態の補
強ステンレス板341が配置されるようになっている。
補強ステンレス板341は内バンド112と同じく細長
い円弧状に形成され、その中央にアウト玉回収口147
に挿入されるアウト玉回収口部342が形成されてい
る。補強ステンレス板341には取り付け部343a、
343bが設けられ、これらの取り付け部343a、3
43bにビス等の固定手段を挿入し、遊技盤13の遊技
領域102に形成された穴344a、344bにそれぞ
れ捩じ込むことにより、内バンド112の表面を補強ス
テンレス板341で覆いつつ、補強ステンレス板341
が遊技盤13の遊技領域102に固定される。
【0039】補強ステンレス板341の表側には表示プ
レート345(遊技店用機能表示手段)が配置されてい
る。補強ステンレス板341の両端部には取り付け穴
(番号付けが困難につき省略)が形成されており、これ
らの取り付け穴に補強ステンレス板341の表面に形成
されたプレート固定部材346、347をそれぞれ通す
ことにより、プレート固定部材346、347が表示プ
レート345をロックして固定するようになっている。
なお、表示プレート345を補強ステンレス板341か
ら取り外すときは、プレート固定部材346、347か
ら表示プレート345を引き抜くことで、簡単に取り外
しが可能である。表示プレート345の表示内容は図4
の例と同様である。このような金属製の補強ステンレス
板341を設けることにより、樹脂製の内バンド112
の表面を上方から落下する玉の衝突による破壊から未然
に防ぐことができるという利点がある。特に、アウト玉
回収口147のある内バンド112にあっては、上方か
らの球の落下が多く、その衝突が激しい箇所であるか
ら、金属製の補強ステンレス板341で覆うことによっ
て有効に補強することが可能になる。したがって、樹脂
製の内バンド112の表面を玉の衝突による破壊から未
然に防ぎつつ、表示プレート345により各種の表示を
行うことができる。なお、表示プレート345を交換す
ることにより、様々な表示内容に変更することが可能で
ある。
【0040】(c)情報表示手段の変形例1 図8は情報表示手段の変形例1を示す図であり、内バン
ド112の一部(特に、アウト玉回収口147に近い下
部領域でバンド構造体202の部分)を示している。図
8において、内バンド112の表側にガラス12aに隣
接して、このガラス12aに対してほぼ平行状態のプレ
ート保持部351が配置されている。プレート保持部3
51は内バンド112を遊技盤13に固定する樹脂製の
遊技盤取付部352に設けられている。プレート保持部
351は樹脂製であり、例えば遊技盤取付部352と一
体成形してもよい。あるいは、遊技盤取付部352とは
別体として、後で遊技盤取付部352に取り付けてもよ
い。遊技盤取付部352は情報表示手段を配置可能な平
面部に相当する。
【0041】プレート保持部351には前面側に一定の
大きさの開口部353が形成されているとともに、側方
に表示プレート354(遊技店用機能表示手段)を挿入
可能な挿入部355が形成されている。表示プレート3
54は四角形状をなし、その表面には「本日のラッキー
3、5、7、アンラッキー4、9」という表示がされて
いる。表示プレート354は遊技店の係員により矢印で
示すように、挿入部355を通してプレート保持部35
1に挿入され、開口部353を通して表示内容を前面か
ら見ることが可能である。一方、取り外す場合は表示プ
レート354を挿入部355から引き抜けばよい。この
ように、平面に形成された遊技盤取付部352にプレー
ト保持部351を介して表示プレート354を配置する
ことにより、遊技者に容易に表示内容を認識させること
ができる。また、この取り付け方法によると、表示内容
を変えるような場合に、他の表示プレート354に容易
に変更できるという利点がある。さらに、表示プレート
354が大きいので、表示内容の認識が容易である。
【0042】(d)情報表示手段の変形例2 図9は情報表示手段の変形例2を示す図であり、内バン
ド112の一部(特に、アウト玉回収口147に近い下
部領域でバンド構造体202の部分)を示している。図
9において、内バンド112の表側の表示プレート取り
付け部(平面部)302には各種情報を表示可能な広く
て大きな表示プレート361(遊技店用機能表示手段)
が配置されている。表示プレート361は、例えばビス
等の固定手段によって表示プレート取り付け部302に
固定されている。表示プレート361には「本日のラッ
キー3、5、7、アンラッキー4、9」という表示がさ
れている。内バンド112の内部にはバンド構造体20
1の場合と同様に複数のランプを有するランプ基盤が配
置され、表示プレート361を照らすようになってい
る。装飾ランプ305よって表示プレート361を照ら
してもよい。なお、表示プレート361自体が大きいの
で、ランプ基盤を配置しないような構成でもよい。この
ような表示プレート361は広くて大きいので、遊技者
は遊技領域102を注視しながら表示プレート361の
内容をより一層確実に認識することができる。また、表
示プレート361が広くて大きいので、表示内容を充実
させることができる。さらに、この取り付け方法による
と、表示内容を変えるような場合に、他の表示プレート
361に容易に変更できるという利点がある。なお、表
示プレート361は樹脂製の内バンド112と一体的に
形成してもよい。
【0043】以上の例は主に、表示プレートという形態
で遊技店用機能表示手段(情報表示手段)を実現したも
のである。なお、遊技店用機能表示手段への表示例は上
記例に限るものではない。遊技店用機能表示手段は主に
遊技店におけるルールに関する表示を行うのであるか
ら、遊技店におけるその他の各種のメーセージを表示し
てもよい。また、例えばホールラッキーナンバーの数字
は上記例に限らない。さらに、第1種の遊技機において
は、特別図柄表示装置における大当り図柄をラッキーナ
ンバーに対応させる場合も多く、その場合にも、表示プ
レートを使用すればよく、遊技機の機種に関係なく本発
明は対応可能であり、機種別に開発や設計をする必要が
ないという優れた効果がある。次に、情報表示手段を表
示プレートという形態ではなく、例えばドットLEDあ
るいは液晶表示器で実現した例について、以下に説明す
る。
【0044】内バンド下部に配置した例 図10はドットLEDからなる情報表示手段を内バンド
下部に配置した例を示す図である。図10において、内
バンド112の一部(特に、アウト玉回収口147に近
い下部領域でバンド構造体202の部分)における表側
の情報表示手段配置部(平面部)401にはドットLE
Dからなる情報表示器402(情報表示手段:電気的表
示装置)が配置されている。情報表示器402は、例え
ば情報表示手段配置部401に埋め込むような構成であ
り、パチンコ機1のからの情報あるいは遊技店からの各
種情報をドットLEDの点灯によって表示可能(例え
ば、メッセージを表示可能)である。具体的には、以下
のような情報を表示する。なお、情報表示器402は情
報表示手段配置部401に埋め込むような構成でなく、
例えば情報表示手段配置部401の前面あるいは後面か
ら別体として、取り付けるような構成にしてもよい。
【0045】(I)遊技機からの情報 a)遊技に関する情報 ・遊技方法(例えば、第3種遊技の説明) ・ラッキーナンバー決定表示(例えば、ラッキーナンバ
ーをラッキーナンバー決定表示器によって行い、ラッキ
ーナンバー決定表示器の数字に3、7が出ると、ラッキ
ーナンバーになるような説明) b)各種装飾表示 ・大当り表示 ・リーチ表示(例えば、第1種遊技機の場合) このような大当り表示(あるいはリーチ表示)の場合
に、例えば「やったね大当り」というような内容をドッ
トLEDの点灯によって情報表示器402で表示する。
ドットLEDからなる情報表示器402を使用すること
により、上記同様の効果に加えて、前述した表示プレー
トの場合と異なり、表示内容を信号の制御で簡単に変更
できるという利点がある。
【0046】(II)遊技店の管理装置からの情報 a)遊技機の稼働データに関する情報 ・大当り回数 ・大当り確率 ・確率変動の発生回数(例えば、第1種遊技機の場合) ・始動回数(例えば、第1種遊技機の場合) ・リーチ回数(例えば、第1種遊技機の場合) ・打ち止め回数 このような遊技機の稼働データに関する情報をドットL
EDからなる情報表示器402によって表示することに
より、遊技者は遊技盤13に集中しながら、必要な情報
を容易に、かつ確実に認識することができる。また、同
様に前述した表示プレートの場合と異なり、表示内容を
信号の制御で簡単に変更できるという利点がある。
【0047】(b)各種インフォメーション ・ラッキーナンバー情報 例えば、「ラッキー3、7」という表示をしたり、ある
いは「開店〜12時まで無制限」というような内容の表
示を情報表示器402で行う。 ・専用台表示 例えば、「このコーナーは女性専用です」というような
内容の表示を情報表示器402で行う。 ・景品紹介 例えば、「本日は特別に景品に葡萄があります」という
ような内容の表示を情報表示器402で行う。 ・新台情報 例えば、「明日、新台が入ります」というような内容の
表示を情報表示器402で行う。 ・開店情報 例えば、「新台の入れ替えのため、12日に開店しま
す」というような内容の表示を情報表示器402で行
う。 ・定休日のお知らせ 例えば、「明日は定休日です」というような内容の表示
を情報表示器402で行う。 なお、情報表示器402はドットLEDを使用する例に
限らず、液晶表示器を使用してもよい。そのようにする
と、より一層表示内容を見やすくすることができる。
【0048】サイドケースに配置した例 図11はドットLEDからなる情報表示手段を遊技盤1
3における左側のサイドケースに配置した例を示す図で
ある。図11において、411は遊技盤13の上部左側
に配置されたサイドケースであり、サイドケース411
(遊技盤装飾体)には補給ランプ412が収納されてい
る。補給ランプ412が点灯すると、島設備から玉が遊
技機の方に補給されていることを示し、このとき「ST
OP」という表示が照らされる。サイドケース411は
外バンド111に沿って配置されており、サイドケース
411の前面側には、パチンコ機1の前面に配置される
ガラス12a(前面クリア部材)に隣接して、このガラ
ス12aに対してほぼ平行状態の情報表示手段配置部
(平面部)413が形成されている。情報表示手段配置
部413は外バンド111の配置に沿って円弧状をな
し、情報表示手段配置部413には各種情報を表示可能
でドットLEDからなる情報表示器414(情報表示手
段:電気的表示装置)が配置されている。なお、サイド
ケース411は樹脂製の外バンド111と一体成形して
もよいし、あるいはワンタッチで外バンド111(又は
遊技盤13自体)に取り付けるような構成でもよい。さ
らには、内バンド112と同様に外バンド111の平面
部に、情報表示器(情報表示手段)を配置してもよい。
情報表示器はドットLEDでもよいし、あるいは液晶表
示器でもよい。
【0049】情報表示器414は、例えば情報表示手段
配置部413に埋め込むような構成であり、パチンコ機
1のからの情報あるいは遊技店からの各種情報をドット
LEDの点灯によって表示可能(例えば、メッセージを
表示可能)である。具体的には、前述した情報表示器4
02の場合と同様に各種の表示を行う。このように、情
報表示器414によって遊技機の稼働データや遊技店か
らの情報を表示することにより、遊技者は遊技盤13に
集中しながら、必要な情報を容易に、かつ確実に認識す
ることができる。また、同様に前述した表示プレートの
場合と異なり、表示内容を信号の制御で簡単に変更でき
るという利点がある。なお、情報表示器414はドット
LEDを使用する例に限らず、液晶表示器を使用しても
よい。そのようにすると、より一層表示内容を見やすく
することができる。
【0050】サイドケースに配置した他の例 図12はドットLEDからなる情報表示手段を遊技盤1
3における右側のサイドケースに配置した例を示す図で
ある。図12において、421は遊技盤13の上部右側
に配置されたサイドケースであり、サイドケース421
(遊技盤装飾体)は遊技盤13の右側に配置した樹脂製
のバンド構造体422(ただし、図2のものとは別構
造)と一体的に成形されている。サイドケース421の
下方は内バンド423のバンド面になっている。なお、
この例では、サイドケース421と内バンド112とを
一体構成にしているが、これに限らずサイドケース42
1と内バンド112とを別体構成としてもよい。バンド
構造体422は内バンド423に沿ってラッキーナンバ
ー決定用表示器424、一般入賞口425、装飾ランプ
426を有している。ラッキーナンバー決定用表示器4
24の前面はレンズ部材になっており、その表面には
「2」、「4」、「6」、「8」の4つの数字が表示さ
れている。また、ラッキーナンバー決定用表示器424
は内部に複数のランプを有し、ラッキーナンバーを表示
すべく移動点滅して1つのランプが点灯状態になるよう
になっている。装飾ランプ426は遊技状態に応じて点
灯(あるいは点滅)制御される。
【0051】また、サイドケース421の前面側にはラ
ッキーナンバー表示札427が配置(例えば、ビス止め
あるいは固着)されており、ラッキーナンバー表示札4
27には「ラッキー3、7、アンラッキー4、9」とい
う表示がされて遊技者にラッキーナンバーおよびアンラ
ッキーナンバーを知らせるようになっている。サイドケ
ース421の上部前面側には、パチンコ機1の前面に配
置されるガラス12a(前面クリア部材)に隣接して、
このガラス12aに対してほぼ平行状態の情報表示手段
配置部(平面部)431が形成されている。情報表示手
段配置部431には各種情報を表示可能でドットLED
からなる情報表示器432(情報表示手段:電気的表示
装置)が配置されている。
【0052】情報表示器432は、例えば情報表示手段
配置部431に埋め込むような構成であり、パチンコ機
1のからの情報あるいは遊技店からの各種情報をドット
LEDの点灯によって表示可能(例えば、メッセージを
表示可能)である。具体的には、前述した情報表示器4
02の場合と同様に各種の表示を行う。このように、情
報表示器432によって遊技機の稼働データや遊技店か
らの情報を表示することにより、遊技者は遊技盤13に
集中しながら、必要な情報を容易に、かつ確実に認識す
ることができる。また、同様に前述した表示プレートの
場合と異なり、表示内容を信号の制御で簡単に変更でき
るという利点がある。なお、情報表示器432はドット
LEDを使用する例に限らず、液晶表示器を使用しても
よい。そのようにすると、より一層表示内容を見やすく
することができる。また、内バンド112の内部やサイ
ドケース421の内部には配線処理手段(配線固定部
材)が形成されており、この配線処理手段によって情報
表示器432(情報表示手段:電気的表示装置)の配線
が整然と行われるような配線処理が実行されている。こ
れにより、配線の作業性を向上させている。
【0053】以上のように、本実施例では遊技盤区画部
材を構成する内バンド112および遊技盤への取り付け
部(例えば、遊技盤取付部231)を樹脂により形成す
るとともに、遊技領域区画部材(例えば、内バンド11
2又は外バンド111)にガラス12aに隣接してほぼ
平行状態の平面部(例えば、ラッキーナンバー表示取り
付け部301)を形成し、この平面部に各種情報を表示
可能な情報表示手段(例えば、ラッキーナンバー決定表
示器151)を配置し、情報表示手段により遊技機から
の情報(例えば、大当り表示)、遊技店における各種情
報(例えば、遊技ルール)を表示したので、以下の効果
を得ることができる。 内バンド112および遊技盤取付部231を樹脂によ
って形成することにより、内バンド112自体によって
も装飾性を高めることができる。特に、内バンド112
自体が樹脂製で装飾性に富むように構成されているの
で、従来のように遊技者が注視する遊技領域を金属製の
帯状の各バンドによって取り囲んでいた場合と比較し
て、装飾性が高まる。 内バンド112を樹脂によって形成することにより、
特殊な釘を使用する必要もないので、組み立て作業を効
率良く行うことができ、かつこれらの組み立て作業工数
を減らすことができる。 内バンド112に情報表示手段を配置して各種の表示
を行うことにより、遊技者に的確な表示を行うことが可
能となり、装飾効果も向上する。
【0054】情報表示手段は、遊技領域区画部材であ
る内バンドや外バンドの形状に沿った状態で配置される
ことにより、遊技者に見やすく、かつ遊技中であっても
集中して見ることができ、遊技者が確実に表示情報を認
識することができる。例えば、間違って持ち玉遊技をし
たり、あるいはラッキーナンバーであるにもかかわら
ず、獲得玉を交換してしまったりするという不具合を解
消することができる。 内バンドや外バンドのバンド部に情報表示手段を配置
することにより、表示領域が広範囲になり、表示数が多
くても確実に多種類の表示を行うことができる。特に、
最近は遊技も複雑になったり、あるいは遊技店のルール
にも多種多様のものがあるが、遊技状態や遊技店からの
各種の情報の表示数が増えても確実に遊技者に認識させ
ることができる。 情報表示手段の表示を変更可能(例えば、表示プレー
トの交換)にすることにより、遊技ルールの変更があっ
たような場合でも、速やかに対応することができる。 遊技領域区画部材を樹脂製にして、さらにその箇所で
表示を行うことにより、従来にない斬新な表示構成にな
り、装飾性を向上させることができる。 情報表示器432(情報表示手段:電気的表示装置)
により情報を表示することにより、遊技者に見やすく、
多種類の情報表示を行うことができる。 サイドケース部に情報表示器432(情報表示手段:
電気的表示装置)を配置することにより、情報表示面が
広範囲になり、遊技者に見やすく、多種類の情報表示を
行うことができる。
【0055】なお、玉貸機の配置場所は上記例に限るも
のではない。例えば、前面パネルの部分や皿前装飾体の
部分に設けるようにしてパチンコ機と一体にしてもよ
い。また、本発明はカードリーダを備えていないパチン
コ機にも適用できるのは勿論である。本発明に係わる遊
技機は上記実施例のようなプリペイドカード方式のパチ
ンコ機に適用する例に限らない。例えば、クレジット方
式のパチンコ機にも適用することができる。プリペイド
カード方式でなく、全くカードを使用しないパチンコ機
についても幅広く適用することが可能である。また、ア
レンジボール機にも適用することができる。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、遊技盤区画部材および
遊技盤への取り付け部を樹脂により形成するとともに、
遊技領域区画部材に前面クリア部材に隣接してほぼ平行
状態の平面部を形成し、この平面部に各種情報を表示可
能な情報表示手段を配置し、情報表示手段により遊技機
からの情報、遊技店における各種情報を表示しているの
で、以下の効果を得ることができる。 遊技領域区画部材および遊技盤への取り付け部を樹脂
によって形成することにより、遊技領域区画部材自体に
よっても装飾性を高めることができる。特に、遊技領域
区画部材自体が樹脂製で装飾性に富むように構成されて
いるので、従来のように遊技者が注視する遊技領域を金
属製の帯状の各バンドによって取り囲んでいた場合と比
較して、装飾性が高まる。 遊技領域区画部材を樹脂によって形成することによ
り、特殊な釘を使用する必要もないので、組み立て作業
を効率良く行うことができ、かつこれらの組み立て作業
工数を減らすことができる。 遊技領域区画部材の平面部に情報表示手段を配置して
各種の表示を行うことにより、遊技者に的確な表示を行
うことが可能となり、装飾効果も向上する。
【0057】情報表示手段は、遊技領域区画部材であ
る内バンドや外バンドの形状に沿った状態で配置される
ことにより、遊技者に見やすく、かつ遊技中であっても
集中して見ることができ、遊技者が確実に表示情報を認
識することができる。例えば、間違って持ち玉遊技をし
たり、あるいはラッキーナンバーであるにもかかわら
ず、獲得玉を交換してしまったりするという不具合を解
消することができる。 遊技領域区画部材(例えば、内バンドや外バンドのバ
ンド部)に情報表示手段を配置することにより、表示領
域が広範囲になり、表示数が多くても確実に多種類の表
示を行うことができる。特に、最近は遊技も複雑になっ
たり、あるいは遊技店のルールにも多種多様のものがあ
るが、遊技状態や遊技店からの各種の情報の表示数が増
えても確実に遊技者に認識させることができる。 情報表示手段の表示を変更可能(例えば、表示プレー
トの交換)にすることにより、遊技ルールの変更があっ
たような場合でも、速やかに対応することができる。 遊技領域区画部材を樹脂製にして、さらにその箇所で
表示を行うことにより、従来にない斬新な表示構成にな
り、装飾性を向上させることができる。 情報表示手段(電気的表示装置)により情報を表示す
ることにより、遊技者に見やすく、多種類の情報表示を
行うことができる。 サイドケース部に情報表示手段(電気的表示装置)を
配置することにより、情報表示面が広範囲になり、遊技
者に見やすく、多種類の情報表示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したカード方式のパチンコ装置の
一実施例の構成を示す斜視図である。
【図2】同実施例の遊技盤を示す図である。
【図3】同実施例のバンド構造体の分解斜視図である。
【図4】同実施例のバンド構造体の斜視図である。
【図5】同実施例の表示プレートの他の表示例を示す図
である。
【図6】同実施例の表示プレートの他の取り付け例を示
す図である。
【図7】同実施例の表示プレートのさらに他の取り付け
例を示す図である。
【図8】同実施例の情報表示手段の変形例1を示す図で
ある。
【図9】同実施例の情報表示手段の変形例1を示す図で
ある。
【図10】同実施例の情報表示手段を内バンド下部に配
置した例を示す図である。
【図11】同実施例の情報表示手段を左側のサイドケー
スに配置した例を示す図である。
【図12】同実施例の情報表示手段を右側のサイドケー
スに配置した例を示す図である。
【符号の説明】
1 パチンコ装置 2 パチンコ機 3 玉貸機(遊技媒体貸出装置) 12a ガラス(前面クリア部材) 13 遊技盤 102 遊技領域 111 外バンド(打球案内部材、遊技領域区画部材) 112 内バンド(遊技領域区画部材) 113 打球上昇流路 151、152 ラッキーナンバー決定表示器(補助可
変表示装置:情報表示手段) 201〜203 バンド構造体 231 遊技盤取付部 251 レンズ部材(情報表示手段) 301 ラッキーナンバー表示取り付け部(平面部) 302、321、331 表示プレート取り付け部(平
面部) 303、311〜315、323、333、345、3
54、361 表示プレート(遊技店用機能表示手段) 341 補強ステンレス板(平面部) 352 遊技盤取付部(平面部) 401 情報表示手段配置部(平面部) 402、414、432 情報表示器(情報表示手段:
電気的表示装置) 411、421 サイドケース(遊技盤装飾体) 413、431 情報表示手段配置部(平面部)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打球発射装置から発射された打球を上方
    の遊技領域に案内する打球案内部材を、遊技盤表面の下
    端から上部に向けて円弧状に配置するとともに、該打球
    案内部材の内側に円弧状の遊技領域区画部材を配置し、 該遊技領域区画部材で囲まれた領域により遊技を行い、 所定条件が成立したことに基づいて遊技者に有利な大当
    り状態を発生可能な遊技機の遊技盤において、 前記遊技領域区画部材および遊技盤への取り付け部を樹
    脂により形成し、 該遊技領域区画部材に、遊技機の前面に配置される前面
    クリア部材に隣接して該クリア部材に対してほぼ平行状
    態の平面部を形成し、 該平面部に各種情報を表示可能な情報表示手段を備えた
    ことを特徴とする遊技機の遊技盤。
  2. 【請求項2】 前記情報表示手段は、遊技機からの情報
    を表示可能であることを特徴とする請求項1記載の遊技
    機の遊技盤。
  3. 【請求項3】 前記情報表示手段は、遊技店における各
    種情報を表示可能な遊技店用機能表示手段を含んでいる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機の遊技
    盤。
  4. 【請求項4】 前記遊技店用機能表示手段は、遊技店に
    おける遊技ルールを表示することを特徴とする請求項3
    記載の遊技機の遊技盤。
  5. 【請求項5】 前記遊技機は、大当り状態に関連して識
    別情報を発生する識別情報発生手段を備え、 遊技店が定めた遊技ルールとして、大当り時の獲得玉を
    一旦景品交換せずに、該獲得玉を使用して再度遊技を可
    能とするか否かを、遊技店で予め決定した図柄と大当り
    図柄とを対比して決定するラッキーナンバールールがあ
    る場合、 前記情報表示手段は、遊技店で予め決定した図柄を表示
    することにより、前記ラッキーナンバールールの決定結
    果を表示することを特徴とする請求項1乃至4の何れか
    に記載の遊技機の遊技盤。
  6. 【請求項6】 大当り状態に関連して可変動作を行う補
    助可変表示装置を備え、 前記情報表示手段は、補助可変表示装置を含んで構成さ
    れることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の
    遊技機の遊技盤。
  7. 【請求項7】 前記情報表示手段における表示内容を変
    更可能にしたことを特徴とする請求項1乃至6の何れか
    に記載の遊技機の遊技盤。
  8. 【請求項8】 前記情報表示手段は、複数の識別情報を
    表示可能な電気的表示装置であることを特徴とする請求
    項1乃至7の何れかに記載の遊技機の遊技盤。
  9. 【請求項9】 前記遊技領域区画部材の外側に、樹脂に
    より形成された遊技盤装飾体を配置し、 該遊技盤装飾体に前記情報表示手段を配置したことを特
    徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の遊技機の遊技
    盤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004267542A (ja) * 2003-03-10 2004-09-30 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2006187311A (ja) * 2004-12-28 2006-07-20 Heiwa Corp 遊技機
JP2011092624A (ja) * 2009-11-02 2011-05-12 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機用表示具

Cited By (3)

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JP2004267542A (ja) * 2003-03-10 2004-09-30 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2006187311A (ja) * 2004-12-28 2006-07-20 Heiwa Corp 遊技機
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