JPH07298330A - 無線通信機 - Google Patents

無線通信機

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Publication number
JPH07298330A
JPH07298330A JP6114043A JP11404394A JPH07298330A JP H07298330 A JPH07298330 A JP H07298330A JP 6114043 A JP6114043 A JP 6114043A JP 11404394 A JP11404394 A JP 11404394A JP H07298330 A JPH07298330 A JP H07298330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
received message
key
received
memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP6114043A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhito Maehara
一仁 前原
Yasuhiko Shiina
靖彦 椎名
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP6114043A priority Critical patent/JPH07298330A/ja
Publication of JPH07298330A publication Critical patent/JPH07298330A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、メモリに保存した受信メッセージ
を編集する機能を持つ無線通信機を提供することであ
る。 【構成】 CPU26は、メモリキー8の操作により、
受信メッセージメモリ31に記憶された受信メッセージ
情報の読み出しが指示された時、受信メッセージ情報の
読み出し処理を実行し、変更キー7の操作により、その
読み出した受信メッセージ情報の変更が指示された時、
受信メッセージ変更処理を実行し、カーソルキー16
c、16dにより指示される変更ヶ所のメッセージ内容
を変更することにより、応答メッセージを作成する。そ
して、その作成した応答メッセージを表示バッファ36
に記憶させて表示部37に表示させるとともに、その数
字データをトーン変換部33によりDTMF信号に変換
させてスピーカー34から出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ページング受信機に用
いて好適な無線通信機に係り、詳細には、受信したメッ
セージを編集し、出力する機能を備えた無線通信機に関
する。
【0002】
【従来の技術】電話回線を使用したデータ通信システム
としては、無線ページングシステムやホームバンキング
システムなどがある。これらのシステムにおいて、一般
ユーザが利用可能な最も簡便なデータ送信装置はプッシ
ュホンである。
【0003】ここで、無線ページングシステムを例に、
従来のメッセージ送信方法について説明する。
【0004】プッシュホンを使用してページャーへメッ
セージを送る場合、発呼者は、先ず、プッシュホンのハ
ンドセットを持ち上げた後、プッシュ釦を操作して呼出
したいページャーの呼出電話番号を入力する。入力され
た呼出電話番号は、公衆電話回線網を介してページング
センターに送られ、ここで入力された呼出番号が加入者
メモリ(図示せず)に登録されている正規の番号である
か否かが判別される。入力された呼出番号が正規の番号
である場合には、ページングセンターからメッセージ入
力を促す音声メッセージが公衆電話回線網を介してプッ
シュホンに返送される。発呼者はこの返送メッセージを
聞いた後、プッシュ釦を操作してメッセージを入力す
る。これにより、入力されたメッセージはページングセ
ンターに送られる。ページングセンターは、先に受信し
ていた呼出電話番号に基づく呼出番号を無線基地局から
所定のタイムスロットで送出するとともに、この呼出番
号に続いて受信したメッセージを送出する。
【0005】このように、プッシュホンから送信された
メッセージを受信したページャーでは、そのメッセージ
を受信メッセージ用メモリに保存し、着信報知を行うと
ともに、保存した受信メッセージを表示部に表示して、
ユーザーに通知する。
【0006】そして、ページャーのユーザーが、応答メ
ッセージを発呼者に送信する場合は、発呼者と同様にプ
ッシュホンのプッシュ釦操作によりメッセージを入力す
る。また、オートダイヤラー機能付ページャーの場合
は、その受信メッセージ用メモリに保存した受信メッセ
ージと同一のメッセージや入力操作により作成したメッ
セージをプッシュホンのダイヤル信号であるDTMF
(Dual Tone Multi-Frequency)信号に対応した音に変
換して、プッシュホンのハンドセットから電話回線を介
して発呼者に送信することが可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のオートダイヤラー機能付ページャーにあって
は、保存した受信メッセージをそのまま利用して、応答
メッセージとして発呼者に送信したとしても、メッセー
ジが応答メッセージの形態を成していない可能性が高い
ので、あまり実用的でない。また、ページャーのユーザ
ーが、その受信メッセージと異なる応答メッセージを発
呼者に送信する場合は、上記発呼者側の送信メッセージ
の作成手順を説明したように、プッシュ釦操作による操
作手順を必要とするため、応答メッセージの作成操作が
煩雑であり、手間がかかるという問題点があった。
【0008】本発明の目的は、メモリに保存した受信メ
ッセージを編集し、出力する機能を持つ無線通信機を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
受信した呼出番号と予め登録されている自己の呼出番号
とが一致すると、その呼出番号とともに受信した受信メ
ッセージを取り込んで記憶する機能を備えた無線通信機
において、前記受信メッセージを編集する編集手段と、
前記編集手段により編集された受信メッセージを出力す
る出力手段と、を具備したことを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明は、受信した呼出番号
と予め登録されている自己の呼出番号とが一致すると、
その呼出番号とともに受信した受信メッセージを取り込
んで記憶する機能を備えた無線通信機において、前記受
信メッセージの語尾を変換する変換手段と、前記変換手
段により変換された受信メッセージを出力する出力手段
と、を具備したことを特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明は、受信した呼出番号
と予め登録されている自己の呼出番号とが一致すると、
その呼出番号とともに受信した受信メッセージを取り込
んで記憶する機能を備えた無線通信機において、前記受
信メッセージを編集する編集手段と、前記編集手段によ
り編集された受信メッセージの語尾を変換する変換手段
と、前記変換手段により変換された伝言メッセージを出
力する出力手段と、を具備したことを特徴としている。
【0012】請求項4記載の発明は、受信した呼出番号
と予め登録されている自己の呼出番号とが一致しする
と、その呼出番号とともに受信した受信メッセージを取
り込んで記憶する機能を備えた無線通信機において、前
記受信メッセージを編集する編集手段と、前記受信メッ
セージの語尾を変換する第1の変換手段と、前記編集手
段により編集された受信メッセージの語尾を変換する第
2の変換手段と、前記第1の変換手段または第2の変換
手段により変換された受信メッセージを出力する出力手
段と、を具備したことを特徴としている。
【0013】また、この場合、請求項5に記載するよう
に、前記編集手段は、前記受信メッセージを所定の文節
毎に変更することが有効である。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明によれば、受信した呼出番
号と予め登録されている自己の呼出番号とが一致する
と、その呼出番号とともに受信した受信メッセージを取
り込んで記憶する機能を備えた無線通信機において、編
集手段により編集された受信メッセージが、出力手段に
より出力される。
【0015】したがって、受信メッセージを編集して容
易に返答メッセージを作成することができる。
【0016】請求項2記載の発明によれば、受信した呼
出番号と予め登録されている自己の呼出番号とが一致す
ると、その呼出番号とともに受信した受信メッセージを
取り込んで記憶する機能を備えた無線通信機において、
変換手段により変換された語尾が変換された受信メッセ
ージが、出力手段により出力される。
【0017】したがって、受信メッセージを自動的に返
答メッセージに変換して出力するので、返答メッセージ
を作成するための編集操作を必要とせず、編集機能を向
上させることができる。
【0018】請求項3記載の発明によれば、受信した呼
出番号と予め登録されている自己の呼出番号とが一致す
ると、その呼出番号とともに受信した受信メッセージを
取り込んで記憶する機能を備えた無線通信機において、
編集手段により編集された受信メッセージの語尾が、変
換手段により変換され、この変換手段により変換された
伝言メッセージが、出力手段により出力される。
【0019】したがって、編集した受信メッセージの語
尾を自動的に返答メッセージに変換して出力するので、
返答メッセージを作成するための操作を容易にして、編
集機能を向上させることができる。
【0020】請求項4記載の発明によれば、受信した呼
出番号と予め登録されている自己の呼出番号とが一致し
すると、その呼出番号とともに受信した受信メッセージ
を取り込んで記憶する機能を備えた無線通信機におい
て、受信メッセージの語尾が、第1の変換手段により変
換され、また、前記編集手段により編集された受信メッ
セージの語尾が、第2の変換手段により変換され、前記
第1の変換手段または第2の変換手段により変換された
受信メッセージをが、出力手段により力される。
【0021】したがって、受信メッセージの語尾と編集
した受信メッセージの語尾を自動的に返答メッセージに
変換して出力するので、返答メッセージを作成するため
の操作を容易にして、編集機能を一層向上させることが
できる。
【0022】また、請求項5に記載するように、前記編
集手段は、前記受信メッセージを所定の文節毎に変更す
る。
【0023】したがって、受信メッセージを編集して容
易に返答メッセージを作成することができるとともに、
その編集操作を容易にすることができる。
【0024】
【実施例】以下、図1〜図15を参照して実施例を説明
する。
【0025】図1〜図9は、本発明の無線通信機を電子
手帳ページャーに適用した第1実施例を示す図である。
【0026】本実施例の電子手帳ページャーは、電卓機
能、電話帳機能、オートダイアラ機能及びページャー機
能を備え、ページャー機能を通常機能とする電子機器で
ある。
【0027】まず、構成を説明する。
【0028】図1は、本実施例の電子手帳ページャー1
の外観を示したもので、同図において、2は電子手帳ペ
ージャーの本体部、3は蓋体部、4はこの蓋体部3を本
体2に回動自在に保持するヒンジ部である。
【0029】図1において、本体2の上面には、電卓機
能用のオンキー5、オフキー6、編集キー7、メモリキ
ー8、TELバンクキー9、機能キー10、数字キー群
11a〜11j、消去キー12、復帰キー13、入力キ
ー14、実行キー15及びカーソルキー群16a〜16
dが設けられ、蓋体部3の内面には、液晶表示部17と
ダイヤルキー18が設けられている。
【0030】なお、図示していないが、本体部2の側面
には、電源のオン/オフ及び着信時の鳴動音のオン/オ
フを切り換えるためのスイッチとスピーカ用放音孔が設
けられている。
【0031】電卓機能用のオンキー5は電卓機能モード
の設定を指示するキーであり、オフキー6はオンキー5
により設定された電卓機能モードのオフを指示するキー
である。オンキーの操作により電卓機能モードが設定さ
れると、キー7〜10及び12〜16dの各キーは、そ
の近傍に印刷で示された機能に切り換わり、四則演算等
が実行できる。編集キー7は、後述する受信メッセージ
メモリ31に保存した受信メッセージを読み出して変更
する“受信メッセージ変更モード”を設定するために使
用されるキー、メモリキー8は、後述する受信メッセー
ジメモリ31に保存した受信メッセージを読み出す“受
信メッセージ読み出しモード”を設定するために使用さ
れるキー、TELバンクキー9は、“TELバンクモー
ド”を設定するために使用されるキー、機能キー10
は、“時刻修正モード”等の他のモードを設定するため
に使用されるキーである。
【0032】数字キー群11a〜11jは、数字の入力
を指示するとともに、後述する方法によりカナ文字、英
字等の入力も指示するキーである。消去キー12は、入
力中の文字データの消去を指示するキー、復帰キー13
は、各モード処理の終了を指示するキー、入力キー14
は、キー入力されたデータのメモリへの登録を指示する
キー、実行キー15は、各モードにおける各種処理の実
行を指示するキーである。
【0033】なお、実行キー15は、本実施例において
は、送信用のメッセージデータをプッシュホンのキー操
作データに変換する指示も行う。
【0034】カーソルキー群16a〜16dは、後述す
る各メモリに記憶の情報を順次読み出す際等に使用され
るキーである。なお、カーソルキー16a及び16b
は、上記機能の外、後述する“受信メッセージ変更モー
ド”等において入力用文字郡の切り換えに使用され、ま
た、カーソルキー16c及び16dは、後述するように
読み出した受信メッセージを編集する際に、その編集箇
所の指示に使用される。ダイヤルキー18は、ダイヤル
トーンの出力を指令するキーである。
【0035】液晶表示部17は、各モードにおいて各種
情報を表示するためのもので、受信したメッセージ情
報、キー入力された情報、各メモリから読み出された情
報等を表示する主表示部17a、読み出し表示されてい
る情報が記憶されているメモリのバンク番号を表示する
表示部17b、現在時刻や受信時刻等を表示する表示部
17c、文字入力用のガイダンス番号を表示する表示部
17d等を備えている。図2は、図1に示した電子手帳
ページャー1のブロック構成図であり、本実施例の電子
機器1は、アンテナ21、受信回路22、デコーダ2
3、ID−ROM24、キー入力部25、CPU26、
変換テーブル27、ROM28、キャラクタジェネレー
タ(CG)29、受信バッファ30、受信メッセージメ
モリ31、TELバンクメモリ32、トーン変換部3
3、スピーカ34、変換バッファ35、表示バッファ3
6及び表示部37から構成される。
【0036】アンテナ21は、図外の無線基地局から無
線で送信される呼出信号を受信して受信回路22に出力
する。受信回路22は、デコーダ23から入力される間
欠信号により制御され、アンテナ21から入力される呼
出信号を間欠受信し、受信信号を増幅、復調してデコー
ダ23に出力する。
【0037】デコーダ23は、受信回路22から入力さ
れる呼出信号の呼出番号が自己の認識番号と一致するか
否かを、予め認識番号を登録してあるID−ROM24
を参照して判断し、一致していればCPU26に呼出検
出信号を出力するとともに、受信回路22の信号受信を
継続し、続いて受信されるメッセージ情報もCPU26
に出力する。キー入力部25は、上記図1に示した各種
キーから構成され、各キーからの指示をCPU26に出
力する。
【0038】CPU(Central Processing Unit)26
は、タイマー、キー入力部25におけるキー入力操作を
保持する入力レジスタ等から構成され、受信したメッセ
ージ情報を受信バッファ30を介して記憶する受信メッ
セージメモリ31及び入力されたTEL情報を記憶する
TELバンクメモリ32が接続されている。また、CP
U26には、入力された伝言情報の文字データを数字デ
ータに変換したり、受信したメッセージ情報の数字デー
タを文字データに変換する変換テーブル27が接続され
ている。
【0039】CPU26は、ROM28に記憶された各
種制御プログラムに基づいて電子機器1としての処理を
実行し、デコーダ23から呼出検出信号が入力された
時、スピーカー34に報音信号を出力して呼出しがあっ
たことを報知させ、続いてデコーダ23から入力される
受信メッセージ情報を受信バッファ30を介して受信メ
ッセージメモリ31に記憶させるとともに、キー入力部
25から入力される電話番号情報をTELバンクメモリ
32に記憶させる。
【0040】また、CPU26は、メモリキー8の操作
により、受信メッセージメモリ31に記憶された受信メ
ッセージ情報の読み出しが指示された時、後述する受信
メッセージ情報の読み出し処理を実行し、編集キー7の
操作により、その読み出した受信メッセージ情報の変更
が指示された時、後述する受信メッセージ変更処理を実
行し、カーソルキー16c、16dにより指示される変
更箇所のメッセージ内容を変更することにより、応答メ
ッセージを作成する。そして、その作成した応答メッセ
ージを表示バッファ36に記憶させて表示部37に表示
させるとともに、その応答メッセージを変更テーブル2
7により数字データに変更し、トーン変換部33により
DTMF信号に変換させてスピーカー34から出力させ
る。さらに、CPU26は、時計回路を内蔵し、表示部
37に時間表示を行なうとともに、時計回路を利用して
アラーム時間設定を行なう。
【0041】変換テーブル27は、図3に示すようなフ
リー伝言変換マトリクス表を格納し、文字データを数字
データに変換する際、又は、数字データを文字データに
逆変換する際に利用される。
【0042】ROM(Read Only Memory)28は、CP
U26が実行する各種制御プログラムを格納する。キャ
ラクタジェネレータ29は、CPU26からの要求に応
じて表示部37に表示させるための複数のキャラクタパ
ターンを発生し、CPU26に出力する。
【0043】受信バッファ30は、CPU26と受信メ
ッセージメモリ31との間で授受される受信メッセージ
情報を一時的に格納するメモリエリアを形成する。受信
メッセージメモリ31は、複数のメモリバンクを有し、
CPU26から受信バッファ30を介して入力される受
信メッセージ情報を複数記憶する。
【0044】なお、受信メッセージメモリ31では、受
信した受信メッセージ情報を数字データ形態のまま記憶
するのではなく、文字データに変換してから記憶するも
のとする。
【0045】TELバンクメモリ32は、図4に示すよ
うに、複数のメモリバンクを有し、CPU26から入力
される電話番号情報(伝言内容)を、短縮No.(伝言
No.)及びページャー呼出しの電話番号である旨を表
わす識別情報“P”とともに記憶する。
【0046】次に、動作を説明する。
【0047】まず、上記電子手帳ページャー1における
受信メッセージ情報、電話番号情報処理について図5、
図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0048】電子手帳ページャー1において、メモリキ
ー8あるいはTELバンクキー9が操作されてモードが
選択されると、その選択モードが、“受信メッセージ読
み出しモード”か“TELバンクモード”かを判別する
(ステップS1)。受信メッセージ読み出しモードが選
択された時は、受信メッセージ読み出し処理を実行し
(ステップS2)、受信メッセージメモリ31に記憶さ
れている受信メッセージ情報を、直前に受信して記憶し
たものから読み出して表示部37に表示する。次に、編
集キー7の操作による受信メッセージ編集モードがセッ
トされたか否かを判別する(ステップS3)。
【0049】受信メッセージ編集モードがセットされな
かった時は、復帰キー13の操作による受信メッセージ
読み出しモードの終了指示か否かを判別し(ステップS
4)、復帰キー13の操作が行われない時は、ステップ
S3に戻り、復帰キー13が操作された時は、受信メッ
セージ読み出しモードを終了して、ステップS1の選択
モードの判別処理に戻る。
【0050】また、ステップS3で変更キー8の操作に
より受信メッセージ編集モードがセットされた時は、後
述する受信メッセージ編集処理を実行して(ステップS
5)、応答メッセージを作成する。次いで、編集キー7
により作成した応答メッセージを送信先のページャー呼
出番号と連結する要求が選択されるか否かを判別し(ス
テップS6)、連結要求が選択された時は、上記図4に
示したTELバンクメモリ32の記憶内容によりページ
ャー識別情報“P”が登録されている電話番号だけを図
7に示すように検索し(ステップS7)、該当するペー
ジャー呼出番号を選択して受信メッセージメモリ31に
登録する(ステップS8)。次いで、ステップS6で連
結要求が選択されない時、又は、ステップS8で受信メ
ッセージメモリ31への登録が終了した時は、実行キー
15の入力待ちとなり(ステップS9)、実行キー15
が操作された時は、データ変換出力処理を実行する(ス
テップS10)。
【0051】データ変換処理が終了し、呼出番号(電話
番号が連結されているとき)又は応答メッセージ(電話
番号が連結されていないとき)の出力が終了すると(ス
テップS11)、再度、ステップS9に戻って実行キー
15が操作されたか否かを判別し、実行キー15が操作
されなかった時は、復帰キー13の操作による受信メッ
セージ編集モードの終了指示か否かを判別し(ステップ
S12)、復帰キー13の操作が行われない時は、ステ
ップS9に戻り、復帰キー13が操作された時は、受信
メッセージ変更モードを終了して、ステップS1の選択
モードの判別処理に戻る。
【0052】一方、ステップS1でTELバンクキー9
が操作されてTELバンクモードが選択されると、TE
Lバンクメモリ32に登録するデータの入力作成モード
選択か、検索モード選択かを判別し(ステップS1
3)、データ入力作成モードが選択された時は、入力作
成処理を実行する(ステップS14)。この入力モード
では、名前(12桁)と電話番号(20桁)までを登録
可能とする。
【0053】この入力作成処理を終了すると、入力デー
タが、電話番号の選択か、ページャー呼出番号の選択か
を判別し(ステップS15)、電話番号が選択された時
は、TELバンクメモリ32に登録してステップS13
のモード選択待ちに戻る。ページャー呼出番号が選択さ
れた時は、ステップS16でページャー識別情報“P”
フラグを立ててTELバンクメモリ32に登録して(ス
テップS16)、ステップS13のモード選択待ちに戻
る。
【0054】一方、ステップS13で検索モードが選択
された時は、着信データにより指示される検索条件(例
えば、伝言No.、ページャー識別フラグ)に応じてT
ELバンクメモリ32に登録された上記図7に示したデ
ータの検索処理を実行し(ステップS17)、検索処理
を終了すると、実行キー15の入力指示を待ち(ステッ
プS18)、実行キー15が操作されない時は、復帰キ
ー13操作による入力終了か否かを判別し(ステップS
19)、入力終了が指示されない時は、実行キー15の
入力待ちに戻り(ステップS18)、入力終了が指示さ
れた時は、ステップS10のモード選択待ちの処理に戻
る。実行キー15が操作された時は、登録してある電話
番号(20桁)のみをトーン変換部33によりDTMF
信号に変換してスピーカー34から出力させ、実行キー
15の入力待ちに戻る(ステップS20)。
【0055】ここで、上記図5のステップS5における
受信メッセージ編集処理により表示部37に表示される
具体的なデータの表示例及び表示の推移について図8、
9を参照して説明する。
【0056】図8において、表示部37には、初期状態
として報音モードのモード情報と時間が表示されている
状態(図示せず)から、メモリキー8が操作されると、
受信メッセージ読み出しモードがセットされ、直前に受
信した受信メッセージ情報が受信メッセージメモリ31
から読み出されて表示される(図中D1)。
【0057】次いで、編集キー7が操作されると、受信
メッセージ編集モードがセットされ、先頭文字が点滅表
示されるとともに、カナ文字列群表示としてア行とカ行
の文字列が表示される(図中D2)。この表示状態で、
カーソルキー16dを数回操作すると、文字の点滅表示
位置が右へ1文字づつ移動して表示され(図中D3〜D
5)、編集したい文字位置でカーソル操作を停止させ、
例えば、数字キーとして“7”キー11aを操作する
と、“キ”が挿入されて、“エキマエニイキマス”と表
示され、受信メッセージ編集処理を終了し、その受信メ
ッセージを編集した応答メッセージが受信メッセージメ
モリ31に記憶される(図中D6)。
【0058】次いで、実行キー15が操作されると、受
信メッセージメモリ31に記憶された文字データである
応答メッセージが変換テーブル27に格納されたフリー
伝言変換マトリクス表に基づいて数字データに変換さ
れ、その変換結果が表示される(図中D7、D8)。
【0059】また、図9では、実行キー15を操作する
毎に、入力ガイダンス処理が実行され、入力桁数が4桁
づつ反転表示される様子を示している(図中D9〜D1
2)。このガイダンス表示により、プッシュホンのプッ
シュ釦から伝言情報を変換された数字で入力する際に、
入力している範囲をユーザーに明確に知らせて、入力ミ
スの発生率を低減させることができる。
【0060】以上のように、本実施例の電子手帳ページ
ャー1では、受信メッセージメモリ31に記憶した受信
メッセージ情報を読み出して編集する機能を持つことに
より、受信メッセージ情報を利用して簡単に応答メッセ
ージを作成することができ、発呼者に応答メッセージを
送信する際のユーザーの操作手順を簡便にすることがで
きる。
【0061】なお、第1実施例では、受信メッセージを
読み出して変更する場合について説明したが、受信して
一定時間表示されているときに編集キー7を操作し、変
更するようにしてもよい。
【0062】図10〜図15は、本発明の無線通信機を
電子手帳ページャーに適用した第2実施例を示す図であ
る。
【0063】本実施例の電子機器は、電卓機能、電話帳
機能、オートダイアラ機能及びページャー機能を備え、
ページャー機能を通常機能とする電子機器である。
【0064】まず、構成を説明する。
【0065】図10は、本実施例の電子手帳ページャー
40のブロック構成図であり、上記図2に示した電子手
帳ページャー1と同一構成部分には、同一番号を付して
説明を省略する。また、本実施例の電子手帳ページャー
40の外観は、上記図1に示したものと同一であるた
め、図示及び説明を省略する。
【0066】図10において、電子手帳ページャー40
は、アンテナ21、受信回路22、デコーダ23、ID
−ROM24、キー入力部25、CPU41、ROM2
8、キャラクタジェネレータ(CG)29、受信バッフ
ァ30、受信メッセージメモリ31、TELバンクメモ
リ32、定型伝言メモリ42、メッセージ文フォーマッ
トメモリ43、トーン変換部33、スピーカ34、変換
バッファ35、表示バッファ36及び表示部37から構
成される。
【0067】CPU41は、タイマー、キー入力部25
におけるキー入力操作を保持する入力レジスタ等から構
成され、受信したメッセージ情報を受信バッファ30を
介して記憶する受信メッセージメモリ31及び入力され
たTEL情報を記憶するTELバンクメモリ32が接続
されている。
【0068】CPU41は、ROM28に記憶された各
種制御プログラムに基づいて電子機器40としての処理
を実行し、デコーダ23から呼出検出信号が入力された
時、スピーカー34に報音信号を出力して呼出しがあっ
たことを報知させ、続いてデコーダ23から入力される
受信メッセージ情報を受信バッファ30を介して受信メ
ッセージメモリ31に記憶させるとともに、キー入力部
25から入力される電話番号情報をTELバンクメモリ
32に記憶させる。
【0069】また、CPU41は、メモリキー8の操作
により、受信メッセージメモリ31に記憶された受信メ
ッセージ情報の読み出しが指示された時、後述する受信
メッセージ情報の読み出し処理を実行し、編集キー7の
操作により、その読み出した受信メッセージ情報の編集
が指示された時、後述する受信メッセージ編集処理を実
行し、カーソルキー16c、16dにより指示される文
節毎の変更箇所を、定型伝言メモリ42及びメッセージ
文フォーマットメモリ43に格納された定型伝言及び返
答メッセージ文フォーマットにより置き換えてメッセー
ジ内容を変更することにより、応答メッセージを作成す
る。
【0070】そして、その作成した応答メッセージを表
示バッファ36に記憶させて表示部37に表示させると
ともに、その数字データをトーン変換部33によりDT
MF信号に変換させてスピーカー34から出力させる。
さらに、CPU41は、時計回路を内蔵し、表示部37
に時間表示を行なうとともに、時計回路を利用してアラ
ーム時間設定を行なう。
【0071】定型伝言メモリ42は、図11に示すよう
に、受信メッセージを、その所定の文節毎に分類する分
類コードとして、日時コード、場所コード、目的コード
を設定して、そのコード毎に複数の伝言内容を伝言コー
ドとともに格納し、また、定型句を設定する第1コー
ド、第2コード、第3コードを設定して、そのコード毎
に複数の伝言内容を伝言コードとともに格納するメモリ
領域を形成する。
【0072】この図11において、第1コードの伝言コ
ード(00〜99)により示される伝言内容には、疑問
文節を設定し、第2コードの伝言コード(00〜99)
により示される伝言内容には、第1コードの各疑問文節
に対応する応答文節を設定し、第3コードには、“なら
いいですよ”という伝言内容を設定している。
【0073】メッセージ文フォーマットメモリ43は、
図12に示すように、受信メッセージを、その文節毎の
つながりを関係付ける複数の文節関連パターンを示すメ
ッセージ文フォーマットを、そのフォーマットコード
“*1〜*4”とフォーマットコード“#1〜#4”に
より設定して格納するメモリ領域を形成する。
【0074】本実施例では、発呼者から通信サービス会
社を介して電子機器40に送信する送信メッセージの先
頭には、図12に示したフォーマットコードが付加さ
れ、そのフォーマットコードに続いて、図11に示した
文節毎の日時コード、場所コード、目的コード及び第1
〜第3コード及びこれに該当する伝言コードが設定され
ることにより、文節毎の伝言内容が指定される。
【0075】したがって、電子手帳ページャー40で
は、受信メッセージメモリ31に記憶した受信メッセー
ジ情報を利用して返答メッセージを作成する際には、そ
の受信メッセージであるフォーマットコード及び伝言コ
ードによってメッセージ文フォーマット及び文節毎の伝
言内容が識別されて表示される。そして、表示された受
信メッセージの文節毎に、定型伝言メモリ42に記憶さ
れている文節毎に対応する伝言コードを置き換えて、文
節毎の伝言内容を変更することで返答メッセージが作成
される。
【0076】次に、動作を説明する。
【0077】まず、上記電子手帳ページャー40におけ
る受信メッセージ情報処理について図13に示すフロー
チャートに基づいて説明する。
【0078】電子手帳ページャー40において、メモリ
キー8が操作されて“受信メッセージ読み出しモード”
が選択されると(ステップS31)、受信メッセージ読
み出し処理を実行して(ステップS32)、受信メッセ
ージメモリ31に記憶されている受信メッセージ情報
を、直前に受信して記憶したものから読み出して表示部
37に表示し、次に、編集キー7の操作による受信メッ
セージ編集モードがセットされたか否かを判別する(ス
テップS33)。
【0079】編集キー7が操作されなかった時は、実行
キー15が操作されたか否かを判別し(ステップS3
4)、実行キー15が操作されなかった時は、復帰キー
13の操作による受信メッセージ読み出しモードの終了
指示か否かを判別し(ステップS35)、復帰キー13
の操作が行われない時は、ステップS33に戻り、復帰
キー13が操作された時は、受信メッセージ読み出しモ
ードを終了して、本処理を終了する。
【0080】一方、ステップS33で編集キー7の操作
により受信メッセージ編集モードがセットされた時は、
受信メッセージ編集処理を実行する(ステップS3
6)。次に、実行キー15が操作されたか否かを判別し
(ステップS37)、実行キー15が操作された時は、
読み出した受信メッセージを返答メッセージに変換する
処理を実行する(ステップS38)。
【0081】ここで、ステップS36の受信メッセージ
の編集処理について、図14及び図15を参照して説明
する。
【0082】まず、図14(a)に示すように“14時
30分に渋谷で映画を見ませんか”という受信メッセー
ジを読み出した場合は、図15(a)に示すデータ構成
となっている。すなわち、先頭の“*1”がフォーマッ
トコードを示し、以下、日時コードと日時データ“14
30”、場所コードとその伝言コード“00(渋
谷)”、目的コードとその伝言コード“00(映
画)”、第1コードとその伝言コード“00(見ません
か)”の順に設定されている。
【0083】この受信メッセージに対して変更を行う場
合、まず、日時表示の部分を変更したい場合は、日時コ
ードに続く日時データで示される時刻表示の時表示部分
にカーソルを合わせ(つまり、カーソルキー16c、1
6dを操作することにより、反転表示部分を移動)、数
字キー11a〜11jのキー入力によって時表示内容を
変更させ、分表示部分にカーソルを合わせ、数字キー1
1a〜11jのキー入力によって分表示内容を変更させ
る。
【0084】次いで、場所表示の部分を変更したい場合
は、場所コードに続く伝言コードで示される伝言内容の
文節にカーソルを合わせ、カーソルキー16a、16b
の操作により、その伝言コードを変更することにより場
所表示を変更させ、目的表示の部分を変更したい場合
は、目的コードに続く伝言コードで示される伝言内容の
文節にカーソルを合わせ、カーソルキー16a、16b
の操作により、その伝言コードを変更することにより目
的表示を変更させる。
【0085】以上の変更処理により、例えば、図15
(a)の構成データ中の日時コードに続く日時データを
“1500”、場所コードに続く伝言コードを“0
1”、目的コードに続く伝言コードを“01”に変更
し、実行キー15を操作すると、自動的にフォーマット
コード中の“*”が“#”に、第1コード及びこれに続
く伝言コードが第3コードに変換され、図15(c)に
示す構成データとなる。つまり、図14(c)に示すよ
うに、“15時00分に新宿でショッピングならいいで
すよ”という返答メッセージが作成される。
【0086】次いで、図13のステップS39におい
て、ダイヤルキー18が操作されると、作成した返答メ
ッセージのコードデータを、トーン変換部33によりD
TMF信号に変換させてスピーカー34から出力させる
(ステップS40)。また、ステップS39でダイヤル
キー18が操作されなかった時は、復帰キー13の操作
による入力終了か否かを判別し(ステップS41)、入
力終了が指示されない時は、ダイヤルキー18の入力待
ちに戻り(ステップS39)、入力終了が指示された時
は、本処理を終了する。
【0087】また、ステップS37において、実行キー
15が操作されなかった時は、復帰キー13の操作によ
る入力終了か否かを判別し(ステップS42)、入力終
了が指示されない時は、実行キー15の入力待ちに戻り
(ステップS37)、入力終了が指示された時は、本処
理を終了する。
【0088】さらに、ステップS33において、受信メ
ッセージ編集モードがセットされず、ステップS34に
おいて、実行キー15が操作された時は、先に読み出し
た受信メッセージをそのまま利用する返答メッセージの
作成処理を実行する(ステップS43)。
【0089】すなわち、図14(a)に示す“14時3
0分に渋谷で映画を見ませんか”が表示されているとき
に、実行キー15bが操作されると、図15(a)に示
す第1コードの部分が、第2コードに置き換えられて、
図15(b)に示す構成データとなる。つまり、図14
(b)に示すように“14時30分に渋谷で映画を見ま
しょう”とした返答メッセージが作成される。
【0090】次いで、ステップS39でダイヤルキー1
8が操作されたか否かを判別し、ダイヤルキー18が操
作された時は、作成した返答メッセージのコードデータ
を、トーン変換部33によりDTMF信号に変換させて
スピーカー34から出力させる(ステップS40)。ま
た、ステップS39でダイヤルキー18が操作されなか
った時は、復帰キー13の操作による入力終了か否かを
判別し(ステップS41)、入力終了が指示されない時
は、ダイヤルキー18の入力待ちに戻り(ステップS3
9)、入力終了が指示された時は、本処理を終了する。
【0091】以上のように、本実施例の電子手帳ページ
ャー1では、予め受信メッセージの文フォーマット設定
するメッセージ文フォーマットメモリ43と、その文フ
ォーマットの文節毎に対応して定型伝言を設定する定型
伝言メモリ42を設け、受信メッセージメモリ31から
読み出した受信メッセージを利用して、返答メッセージ
を作成する際には、メッセージ文フォーマットメモリ4
3及び定型伝言メモリ42内に格納される設定内容を利
用して、文節毎に伝言内容を変更して、自動的に返答メ
ッセージに変換するようにしたため、受信メッセージ情
報を利用して簡単に応答メッセージを作成することがで
き、発呼者に応答メッセージを送信する際のユーザーの
操作手順を簡便にすることができる。
【0092】なお、上記実施例では、定型伝言メモリ4
2及びメッセージ文フォーマットメモリ43に、図11
及び図12に示したような文節毎に分類する分類コード
と、メッセージ文フォーマットを設定するようにした
が、その設定内容は変更可能であり、ユーザーのキー入
力部25による所定のキー操作によって設定変更を可能
とすることにより、電子手帳ページャー1におけるペー
ジャー機能を向上させることができる。
【0093】さらに、上記実施例では、本発明を電子手
帳ページャーに適用した場合について説明したが、要は
メッセージデータの送受信ができる無線通信機器であれ
ばよい。
【0094】例えば、次世代コードレス電話機として、
PHP(パーソナルハンディホン)のサービスとして、
PHPに音声情報とは別にメッセージデータを送信し、
表示させるサービスが考えられているので、PHPに本
発明を適用することができる。このようなPHPに適用
した場合、受信メッセージを出力する手段は、ダイアラ
ー出力である必要はなく、音声情報と同様に直接PHP
システムにおける無線基地局に送信することができる。
【0095】また、最近、FM放送の電波に表示情報を
多重させて送信し、表示情報を表示させるサービスが考
えられており、このサービスの中でページャーと同じよ
うに個別呼出サービスが考えられているので、この表示
情報を受信することができるFM多重受信機にも本発明
を適用することができる。
【0096】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、受信メッ
セージを編集して容易に返答メッセージを作成すること
ができる。
【0097】請求項2記載の発明によれば、受信メッセ
ージを自動的に返答メッセージに変換して出力するの
で、返答メッセージを作成するための編集操作を必要と
せず、編集機能を向上させることができる。
【0098】請求項3記載の発明によれば、編集した受
信メッセージの語尾を自動的に返答メッセージに変換し
て出力するので、返答メッセージを作成するための操作
を容易にして、編集機能を向上させることができる。
【0099】請求項4記載の発明によれば、受信メッセ
ージの語尾と編集した受信メッセージの語尾を自動的に
返答メッセージに変換して出力するので、返答メッセー
ジを作成するための操作を容易にして、編集機能を一層
向上させることができる。
【0100】請求項5記載の発明によれば、受信メッセ
ージを編集して容易に返答メッセージを作成することが
できるとともに、その編集操作を容易にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線通信機を適用した第1実施例の電
子手帳ページャーの外観図。
【図2】図1の電子手帳ページャーのブロック構成図。
【図3】図2の変換テーブルに格納されるフリー伝言変
換マトリクス表を示す図。
【図4】図2のTELバンクメモリに登録されるデータ
の構成例を示す図。
【図5】本実施例の電子手帳ページャーにより実行され
る受信メッセージ情報、電話番号情報処理のフローチャ
ート。
【図6】図5に続く受信メッセージ情報、電話番号情報
処理のフローチャート。
【図7】図6の電話番号情報処理により検索されるペー
ジャー呼出番号の検索例を示す図。
【図8】図5の受信メッセージ情報処理により表示部に
表示される受信メッセージ情報のデータ変更表示例を示
す図。
【図9】図5の受信メッセージ情報、電話番号情報処理
により表示部に表示されるメッセージ情報の入力ガイダ
ンス表示例を示す図。
【図10】本発明の無線通信機を適用した第2実施例の
電子手帳ページャーのブロック構成図。
【図11】図10の定型伝言メモリに格納される受信メ
ッセージを所定の文節毎に分類する分類コードと、その
コード毎に設定される伝言内容を示す図。
【図12】図10のメッセージ文フォーマットメモリに
格納されるメッセージ文フォーマットの設定内容を示す
図。
【図13】本実施例の電子手帳ページャーにより実行さ
れる受信メッセージ情報処理のフローチャート。
【図14】図13の受信メッセージ情報処理により表示
部に表示される受信メッセージと返答メッセージを示す
図。
【図15】図14に示す受信メッセージと返答メッセー
ジのデータ構成を示す図。
【符号の説明】
1、40 電子手帳ページャー 7 編集キー 8 メモリキー 9 TELバンクキー 10 機能キー 11a〜11j 数字キー群 13 復帰キー 14 入力キー 15 実行キー 16a〜16d カーソルキー群 17 液晶表示部 18 ダイヤルキー 21 アンテナ 22 受信回路 23 デコーダ 24 ID−ROM 25 キー入力部 26、41 CPU 27 変換テーブル 28 ROM 30 受信バッファ 31 受信メッセージメモリ 32 TELバンクメモリ 33 トーン変換部 34 スピーカ 35 変換バッファ 36 表示バッファ 37 表示部 42 定型伝言メモリ 43 メッセージ文フォーマットメモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信した呼出番号と予め登録されている自
    己の呼出番号とが一致すると、その呼出番号とともに受
    信した受信メッセージを取り込んで記憶する機能を備え
    た無線通信機において、 前記受信メッセージを編集する編集手段と、 前記編集手段により編集された受信メッセージを出力す
    る出力手段と、 を具備したことを特徴とする無線通信機。
  2. 【請求項2】受信した呼出番号と予め登録されている自
    己の呼出番号とが一致すると、その呼出番号とともに受
    信した受信メッセージを取り込んで記憶する機能を備え
    た無線通信機において、 前記受信メッセージの語尾を変換する変換手段と、 前記変換手段により変換された受信メッセージを出力す
    る出力手段と、 を具備したことを特徴とする無線通信機。
  3. 【請求項3】受信した呼出番号と予め登録されている自
    己の呼出番号とが一致すると、その呼出番号とともに受
    信した受信メッセージを取り込んで記憶する機能を備え
    た無線通信機において、 前記受信メッセージを編集する編集手段と、 前記編集手段により編集された受信メッセージの語尾を
    変換する変換手段と、 前記変換手段により変換された伝言メッセージを出力す
    る出力手段と、 を具備したことを特徴とする無線通信機。
  4. 【請求項4】受信した呼出番号と予め登録されている自
    己の呼出番号とが一致しすると、その呼出番号とともに
    受信した受信メッセージを取り込んで記憶する機能を備
    えた無線通信機において、 前記受信メッセージを編集する編集手段と、 前記受信メッセージの語尾を変換する第1の変換手段
    と、 前記編集手段により編集された受信メッセージの語尾を
    変換する第2の変換手段と、 前記第1の変換手段または第2の変換手段により変換さ
    れた受信メッセージを出力する出力手段と、 を具備したことを特徴とする無線通信機。
  5. 【請求項5】前記編集手段は、前記受信メッセージを所
    定の文節毎に変更することを特徴とする請求項1、3、
    4記載の無線通信機。
JP6114043A 1994-04-27 1994-04-27 無線通信機 Pending JPH07298330A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6037878A (en) * 1996-10-29 2000-03-14 Nec Corporation Paging apparatus and paging method by password

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6037878A (en) * 1996-10-29 2000-03-14 Nec Corporation Paging apparatus and paging method by password
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