JPH07298052A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

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JPH07298052A
JPH07298052A JP6089655A JP8965594A JPH07298052A JP H07298052 A JPH07298052 A JP H07298052A JP 6089655 A JP6089655 A JP 6089655A JP 8965594 A JP8965594 A JP 8965594A JP H07298052 A JPH07298052 A JP H07298052A
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image
pulse
phase output
difference
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Withdrawn
Application number
JP6089655A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Takeda
浩明 武田
Hidehiko Kinoshita
秀彦 木下
Yasuyuki Aiko
靖之 愛甲
Satoru Sugano
覚 菅野
Tetsuya Morita
哲哉 森田
Yukimasa Izeki
之雅 井関
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パルス幅変調を用いて画像形成する際に、原
稿画像の低濃度部の解像度を落として適切な階調性を得
ると共に、原稿の文字部に対しては高解像度の画像を得
ることができ、即ち、文字や写真等の原稿に対して良好
な画像を出力可能な画像処理装置及び方法を提供するこ
とができる。 【構成】 中央信号41―1が“1”である区間(t
5)ではパルス幅信号42のパルスはCLK43の周期
Tの位相中央部に出力される。中央信号41―1が
“0”で、左寄せ信号41―2が“1”である区間(t
6等)ではパルス幅信号42のパルスはCLK43の周
期Tの位相初期部に出力され、中央信号41―1が
“0”で、左寄せ信号41―2が“0”である区間(t
4等)ではパルス幅信号42のパルスはCLK43の周
期Tの位相末期部に出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置及び方法に
関し、例えば画像データをパルス幅変調して階調性のあ
る画像を得る画像処理装置及び方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子写真方式を用いたディ
ジタル複写機等の画像処理装置においては、画像を形成
する際に画像データ信号をパルス幅変調することにより
レーザダイオードを点灯させて感光体上に照射し、階調
性のある静電潜像を形成する技術が知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のパルス幅変調を行う画像処理装置においては、
画像の解像度が高くなると電子写真の特性が追いついて
いかないため、例えば低濃度部の階調性が適切にでなく
なり疑似輪郭が発生する等の不具合が生じることがあっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決するために成されたものであり、上述した課題を解
決するために以下の構成を備える。
【0005】即ち、画素の濃度値に応じて画像信号のパ
ルス幅を変調するパルス幅変調手段と、前記パルス幅変
調手段により変調されたパルスを基準信号に同期して出
力する出力手段と、前記画素の濃度値を所定の濃度値と
比較する濃度比較手段と、前記濃度比較手段の比較結果
に応じて前記パルス幅変調手段により出力されるパルス
の位相を前記基準信号に対して変更する移相手段と、前
記移相手段より出力されたパルスに基づいて画像を形成
する画像形成手段とを有することを特徴とする。
【0006】例えば、前記移相手段は前記基準信号の周
期のほぼ中央で前記パルスを出力する中央位相出力手段
と、前記基準信号の周期の初期の位相に前記パルスを出
力する初期位相出力手段と、前記基準信号の周期の末期
の位相に前記パルスを出力する末期位相出力手段とを有
し、前記画像形成手段は前記濃度比較手段による比較の
結果前記画素が高濃度であると判別されると前記中央位
相出力手段を用いて画像を形成し、低濃度であると判別
されると前記初期位相出力手段と前記末期位相出力手段
とを交互に用いて画像を形成することを特徴とする。
【0007】更に、前記濃度比較手段は前記画素と隣接
する画素の濃度値に応じて前記所定の濃度値を変更する
ことを特徴とし、また、前記濃度比較手段は所定のパタ
ーンで前記所定の濃度値を繰り返し変更することを特徴
とする。
【0008】更に、前記画素と1つ前の画素との濃度値
の差分を検出する濃度差分検出手段と、前記濃度差分検
出手段により検出された濃度値の差分を所定の差分値と
比較する差分比較手段とを有し、前記画像形成手段は前
記差分比較手段による比較の結果差分値が所定の差分値
よりも大きいと判別されると前記中央位相出力手段を用
いて画像を形成し、所定の差分値よりも小さいと判別さ
れると前記初期位相出力手段と前記末期位相出力手段と
を交互に用いて画像を形成することを特徴とする。
【0009】更に、画像形成のモードを設定可能なモー
ド設定手段を有し、前記濃度比較手段は前記モード設定
手段による設定に応じて前記所定の濃度値を変更するこ
とを特徴とする。
【0010】更に、前記移相手段は前記基準信号の周期
のほぼ中央で前記パルスを出力する第1の中央位相出力
手段と、前記基準信号の2倍の周期のほぼ中央で前記パ
ルスを出力する第2の中央位相出力手段とを有し、前記
画像形成手段は前記濃度比較手段による比較の結果前記
画素が高濃度であると判別されると前記第1の中央位相
出力手段を用いて画像を形成し、低濃度であると判別さ
れると前記第2の中央位相出力手段を用いて画像を形成
することを特徴とする。
【0011】
【作用】以上の構成により、パルス幅変調を用いて画像
形成する際に、原稿画像の低濃度部の解像度を落として
適切な階調性を得ると共に、原稿の文字部に対しては高
解像度の画像を得ることができ、即ち、文字や写真等の
原稿に対して良好な画像を出力可能な画像処理装置及び
方法を提供することができるという特有の作用効果が得
られる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例について図面を
参照して詳細に説明する。
【0013】<第1実施例>図1に、本実施例の画像処
理装置であるデジタル複写機の断面図を示す、図1にお
いて、1は感光ドラムであり、その表面には感光層が形
成されており、矢印Xの方向に回転駆動される。感光ド
ラム1の周囲には1次帯電器2、現像器3、転写帯電器
4、クリーニング装置5が配置されている。
【0014】また、図1に示す画像処理装置の上部には
画像読み取り部6が配置されており、原稿台(プラテン
ガラス)7上に載置された原稿の画像を後述するように
光学的・電気的に読み取る。画像読み取り部6は、原稿
照射ランプ8、走査ミラー9,10、結像レンズ11、
反射ミラー12、及び画像処理部13を有しており、画
像処理部13はCCDイメージセンサ14を含んでい
る。原稿照射ランプ8は走査ミラー9,10と一体とな
って移動可能に構成されており、所定の速度で副走査方
向(図中の矢印Y方向)に原稿を走査する。
【0015】原稿照射ランプ8で原稿台7に載置された
原稿を走査し、その反射光は走査ミラー9,10、結像
レンズ11、及び反射ミラー12を介してCCDイメー
ジセンサ14に入射され、光電変換されることにより、
画像信号が得られる。CCDイメージセンサ14で電気
信号に変換された画像信号は、画像処理部13により後
述する種々の処理が施された後、レーザスキャナユニッ
ト15に入力される。
【0016】レーザスキャナユニット15では、入力信
号に応じてレーザ光を変調して出射する。このレーザ光
は回転多面鏡15−1により主走査方向に偏光され、固
定ミラー16,17を介して感光ドラム1上に照射され
る。即ち、感光ドラム1上には原稿画像に応じた静電潜
像が形成される。感光ドラム1上の静電潜像は現像器3
により現像され、可視像となる。
【0017】そして、転写紙収納部18又は19より送
出された転写紙は、転写帯電器4により上述した感光ド
ラム1上の可視像が転写される。可視像が転写された転
写紙は、その後搬送部20を介して定着器21に送られ
て可視像が定着され、排出ローラ22を介して排紙部2
3へ排出される。
【0018】また、原稿台7の周囲には複写モードを設
定や表示等を行なうための操作部90が配置されてい
る。以下、図2を参照して操作部90について説明す
る。
【0019】図2は、操作部90の外観を示す図であ
る。図2において、91はコピー指令を与えるコピーキ
ー、92はコピー枚数を設定するためのテンキー部、9
3はコピーモードを設定するモードキーで、モードキー
を1回押す毎にコピーモードは「文字モード→写真モー
ド→文字モード」という具合にトグルに変化する。94
はコピー枚数、コピーモード、機械の状態等を表示する
LCDディスプレイ部である。
【0020】次に、上述した図1に示す画像処理部13
について、図3を参照して詳細に説明する。図3は、画
像処理部13の詳細構成を示すブロック図である。
【0021】図3において、原稿からの反射光は上述し
たようにCCDイメージセンサ14に入射され、原稿画
像の濃度に応じたアナログ信号に変換される。このアナ
ログ信号はアナログ処理部30にて増幅やオフセット調
整等の処理が施された後、A/D変換部31にて8ビッ
トのディジタル信号に変換される。そして、次にシェー
ディング補正部32にて原稿照射ランプ8の不均一性
等、読み取りの際に発生する誤差を補正し、輝度データ
を生成する。そしてLOG変換部33に入力されて、感
光ドラム1の特性を補正し、8ビットの濃度データ40
に変換する。そして、LOG変換部33から出力された
濃度データ40は判別部34に入力され、判別部34で
は濃度データ40を判別してPWM制御信号41を生成
し、PWM部35に出力する。又、判別部34では入力
された濃度データ40もそのままPWM部35に出力す
る。
【0022】PWM部35においては濃度データ40及
びPWM制御信号41に応じて、所定の周期でパルス幅
信号42を生成する。尚、PWM部35においてパルス
幅信号42を生成する方法は公知であるため、説明を省
略する。PWM部35で生成されたパルス幅信号42は
上述した図1に示すレーザスキャナユニット15へ送出
される。
【0023】又、36はCPU、37はROM、38は
RAMであり、CPU36はROM37に格納されたプ
ログラムに従って上述した操作部90を含む画像処理装
置全体の動作を制御すると共に、CPUバス39を介し
て図3に示す各構成を制御する。RAM38はCPU3
6によって作業領域として使用される。
【0024】尚、図3においては省略しているが、シェ
ーディング補正部32とLOG変換部33との間に、画
像の変倍処理やエッジ強調処理等を行うための処理部を
挿入してもよい。
【0025】また、本実施例における画像処理装置はパ
ルス幅変調により400線の解像度で画像形成が可能で
あるとする。
【0026】次に、上述した判別部34について詳細に
説明するが、その前に判別部34において生成される各
信号を用いてPWM部35でパルス幅変調が行われる様
子を図4を参照して説明する。
【0027】図4はPWM部35の動作を説明するタイ
ミングチャートである。図4においてCLK43はクロ
ック信号であり、その周期Tは1画素を出力する時間と
なっており、PWM部35ではCLK43に同期してパ
ルス幅信号42を出力する。このパルス幅信号42が
“1”である区間(以下、「パルス」と称する)の長さ
PWは、図3に示す判別部34から出力された濃度デー
タ40の値をDとすると、次式の如く決定される。
【0028】PW=T×D/256 尚、Dは濃度データであるため、その取りうる範囲は0
≦D≦255である。
【0029】上述した図3に示す判別部34から出力さ
れるPWM制御信号41は、中央信号41−1及び左寄
せ信号41−2からなり、PWM部35ではこの2つの
信号により、パルス幅出力の位相を制御する。例えば、
図4においてt1で示される区間のように中央信号41
−1が“1”である場合には、左寄せ信号41−2のレ
ベルに係わらず、パルス幅信号42は“1”である出
力、即ちパルスが周期Tの中央の位置になるように出力
される。又、t2で示される区間のように中央信号41
−1が“0”で、左寄せ信号41−2が“1”である場
合には、パルス幅信号42のパルスは、周期T内の左側
の位相位置に出力される。また、t3で示される区間の
ように中央信号41−1が“0”で、左寄せ信号41−
2も“0”である場合には、パルス幅信号42のパルス
は、周期T内の右側の位相位置に出力される。
【0030】次に図5を参照して、上述した判別部34
について詳細に説明する。図5は、判別部34の詳細構
成を示す図である。
【0031】図5において、50はコンパレータ、51
はレジスタ、52はトグル回路である。レジスタ51に
は上述したCPU36によりCPUバスを介して適切な
閾値が設定される。レジスタ51からの8ビットの出力
信号44はコンパレータ50の一方入力端子(B入力と
する)に入力される。また、コンパレータ50の他方入
力端子(A入力とする)には、LOG変換部33から出
力された8ビットの濃度信号40が入力される。コンパ
レータ50では、A入力に入力された信号値をA、B入
力に入力された信号値をBとすると、AとBとを比較し
て、以下の如くA≧B出力、及びA<B出力信号を制御
する。
【0032】A≧Bの時: A≧B 出力 →
“1” A<B 出力 →“0” A<Bの時: A≧B 出力 →“0” A<B 出力 →“1” コンパレータ50のA≧B出力は上述した中央信号41
−1としてPWM回路35に入力される。
【0033】又、コンパレータ50のA<B出力はトグ
ル回路52に入力される。トグル回路52では、入力信
号が“1”であれば、CLK信号43に同期して“1”
から順に反転する信号を出力し、一方、入力信号が
“0”であれば“0”である信号を出力する。トグル回
路52からの出力信号は、上述した左寄せ信号41−2
としてPWM回路35に入力される。
【0034】以上説明した本実施例におけるパルス幅変
調の様子を、以下図6を参照して説明する。
【0035】図6は、本実施例のパルス幅変調を示すタ
イミングチャートである。図6において、43,40,
41−1,41−2,42はそれぞれ上述したCLK信
号、濃度データ、中央信号、左寄せ信号、及びパルス幅
信号である。濃度データ40において示される数字は各
画素の濃度値を示すものであり、最小値を「0」、最大
値を「255」とする。又、図5に示すレジスタ51に
はCPU36により「128」が設定されているとす
る。
【0036】図6において、t4〜t6で示される区間
は濃度データ40が「2」である低濃度部と「200」
である高濃度部とから成り、このような隣接画素毎の濃
度値の差が大きいパターンは、文字部の濃度パターンで
あるとみなせる。
【0037】この場合、中央信号41―1は濃度データ
40が「200」であるt5の区間のみ“1”となり、
従ってパルス幅信号42のパルスはt5区間では中央に
出力される。また、左寄せ信号41―2はt4の区間で
は“0”、t6の区間では“1”であるため、パルス幅
信号42のパルスは、それぞれ右側、左側の位相で出力
される。t4及びt6におけるパルス幅信号のパルスの
大きさ(長さ)は、その濃度データ40が「2」である
ため、小さなものとなる。
【0038】上述したように、隣接画素毎の濃度値の差
が大きいパターンにおいて、パルス幅信号42はCLK
43の周期T毎にパルスを出力する。即ち、本実施例に
おいては周期Tで400線の解像度で出力可能であるた
め、該文字部のパターンは400線の解像度で出力され
る。
【0039】一方、t7〜t11で示される区間は濃度
データ40が「60」である中間濃度部であり、即ち、
写真画像等のハーフトーン部のパターンである。
【0040】この場合、中央信号41―1は“0”とな
るため、左寄せ信号41―2のトグル出力に応じて、パ
ルス幅信号42のパルスは周期T毎に左側へ出力された
り右側へ出力されたりする。即ち、パルス幅信号42に
おいてパルスはCLK43の周期Tの2倍毎にパルスを
出力する。即ち、本実施例の画像処理装置は周期Tで4
00線の解像度で出力可能であるため、該ハーフトーン
パターンは200線の解像度での出力と同様の画像形成
が行われる。
【0041】以上述べた様に本実施例によれば、簡単な
構成で文字部と写真画像等のハーフトーン部の線数を切
り換えることができ、操作者が画像モードの設定を行な
わなくても、文字/写真それぞれの原稿に対して適切な
画像出力を得ることができる。
【0042】<第2実施例>次に、本発明に係る第2実
施例について図7及び図8を参照して説明する。
【0043】第2実施例の画像処理装置の構成は上述し
た第1実施例に示す図1,図2と同様であり、また、画
像処理部13の詳細構成も図3と同様であるため、説明
を省略する。
【0044】図7は第2実施例における判別部34の詳
細構成を示すブロック図であり、上述した第1実施例の
図5と同一の構成には同一番号を付し、説明を省略す
る。図7において、51,60はそれぞれレジスタA,
レジスタBであり、CPU36からCPUバス39を介
して8ビットのデータが設定されるが、この時レジスタ
A51への設定値よりもレジスタB60への設定値の方
が低い値となる様に設定される。レジスタA51及びレ
ジスタB60からの出力はそれぞれセレクタ53のA,
B入力端子に接続され、セレクタ53はそのセレクト信
号44が“0”である場合はA端子の値を、“1”であ
る場合はB端子の値を、Y出力45として出力する。そ
して、セレクタ53のY出力45はコンパレータ50の
B入力に接続される。
【0045】コンパレータ50は上述した第1実施例と
同様に、濃度データ40をA入力としており、A≧B出
力は前述の中央信号41−1となり、A<B出力はトグ
ル回路52に入力される。A≧B出力は、またDフリッ
プ・フロップ回路54にも入力され、CLK信号43に
同期して1クロック遅れで出力される。Dフリップ・フ
ロップ回路54の出力はセレクタ53のS入力に接続さ
れ、セレクト信号となる。
【0046】以上説明した図7に示す構成におけるパル
ス幅変調の動作を、図8のタイミングチャートを参照し
て説明する。図8において、43,40,41−1,4
1−2,45,42はそれぞれ上述したCLK信号、濃
度データ、中央信号、左寄せ信号、セレクタ出力、及び
パルス幅信号である。又、レジスタA51には「12
8」が、レジスタB60には「100」が設定されてい
るとする。
【0047】図8において、一旦中央信号41―1が
“1”となると、コンパレータ50において濃度データ
40と比較される閾値が「128」から「100」に下
がる。これにより、例えばt12〜t14で示される区
間のように閾値「128」近傍の濃度値をもつ画像デー
タの範囲は、高解像度の出力が得られる。
【0048】即ち、第2実施例においては、コンパレー
タ50で参照される閾値となるB入力としてレジスタA
51に設定された「128」から、レジスタB60に設
定された「100」までの幅(ヒステリシス)を持たせ
ることができる。従って、レジスタA51に設定された
閾値「128」近傍で異なる濃度データが発生している
場合においてもパルス幅出力は高解像度を保つことがで
き、即ち、400線出力が安定して得られる。
【0049】以上説明した様に第2実施例によれば、上
述した第1実施例による効果に加えて、閾値近傍の濃度
の画素が連続するような画像を形成する場合において
も、線数を安定するように制御することができ、適切な
画像を得ることができる。
【0050】<第3実施例>次に、本発明に係る第3実
施例について図9及び図10を参照して説明する。
【0051】第3実施例の画像処理装置の構成は上述し
た第1実施例に示す図1,図2と同様であり、また、画
像処理部13の詳細構成も図3と同様であるため、説明
を省略する。
【0052】図9は第3実施例における判別部34の詳
細構成を示すブロック図であり、上述した第1実施例の
図5と同一の構成には同一番号を付し、説明を省略す
る。図9において55は閾値発生器であり、CPU36
からCPUバス39を介して複数の8ビットデータが閾
値として設定される。図10に、閾値発生器55に設定
された8ビットデータの例を示す。
【0053】図10に示す16個の閾値は、CPU36
により擬似乱数的に設定されたものである。図10に示
す16個の閾値は、閾値発生器55において原稿の主走
査、副走査に応じて1画素毎に繰り返し選択され、出力
される。即ち、図10に示す4×4の閾値マトリクスが
主走査方向及び副走査方向に繰り返されたマトリクス
が、原稿の各画素に対応する閾値マトリクスとなる。
【0054】閾値発生器55からの出力はコンパレータ
50のB端子に入力され、閾値として使用される。
【0055】以上説明したように第3実施例によれば、
閾値を疑似乱数により変更することにより、ある閾値に
おいてその近傍の濃度値を持つ画素が連続した場合で
も、疑似輪郭の発生を抑制することができ、より適切な
画像を得ることができる。
【0056】尚、第3実施例においては閾値発生器55
に設定される閾値の数が16個である場合について説明
を行ったが、本実施例はこの限りではなく、2個以上で
あれば何個の閾値を設定してもよく、画像処理装置の特
性及び処理する原稿画像の特性に応じて適宜変更しても
良い。
【0057】<実施例4>次に、本発明に係る第4実施
例について図11を参照して説明する。
【0058】第4実施例の画像処理装置の構成は上述し
た第1実施例に示す図1,図2と同様であり、また、画
像処理部13の詳細構成も図3と同様であるため、説明
を省略する。
【0059】図11は第4実施例における判別部34の
詳細構成を示すブロック図であり、上述した第1実施例
の図5と同一の構成には同一番号を付し、説明を省略す
る。図11において、61はDフリップ・フロップ回
路、62は差分回路、63はコンパレータである。
【0060】図11において濃度データ40はコンパレ
ータ50のA端子に接続されると共に、Dフリップ・フ
ロップ回路61、及び差分回路62のB端子にも入力さ
れる。Dフリップ・フロップ回路61は、その入力をC
LK信号43に同期して1クロック遅れの濃度データと
して出力し、即ち、1画素前の濃度データを発生する。
Dフリップ・フロップ回路61からの出力は差分回路6
2のA端子に接続されており、差分回路62ではA入力
とB入力との差の絶対値66を出力する。差分回路62
からの出力66はコンパレータ63のA入力に接続され
る。
【0061】また、レジスタB60にはCPU36から
CPUバス39を介して8ビットデータが設定され、そ
の出力はコンパレータ63のB入力に接続される。コン
パレータ63はA入力の信号値とB入力の信号値とを比
較して、A≧Bである場合にOR回路64の一方入力端
子へ“1”を出力する。また、コンパレータ50も同様
に、A入力である濃度データ40とB入力であるレジス
タA51の設定値とを比較して、A≧Bである場合にO
R回路64の他方端子へ“1”を出力する。
【0062】OR回路64の出力は中央信号41−1と
なってPWM部35へ送られると共に、インバータ回路
65に入力され、反転した出力はトグル回路52の入力
となる。
【0063】以上説明した図11に示す構成におけるパ
ルス幅変調の動作を、図12のタイミングチャートを参
照して説明する。図12において、43,40,41−
1,41−2,66,42はそれぞれ上述したCLK信
号、濃度データ、中央信号、左寄せ信号、差分出力、及
びパルス幅信号である。又、レジスタA51には「12
8」が、レジスタB60には「30」が設定されている
とする。
【0064】図12において、t15〜t18に示され
る区間は、レジスタA51に設定された閾値「128」
よりも小さい濃度値であるが、1つ前の画素との差がレ
ジスタB60に設定されている「30」よりも大きいた
め、中央信号41―1は“1”となり、従って400線
出力が得られる。
【0065】即ち、第4実施例においてはレジスタA5
1に設定された所定の濃度より大きいか、又は前の画素
との差分がレジスタB60に設定された所定の値より大
きい場合に、400線での出力が行われる。そして上述
した条件以外の場合には中央信号41−1は“0”とな
り、200線相当で出力される。
【0066】以上説明したように第4実施例によれば、
濃度レベルのみでなくその差分値も考慮した上で、40
0線/200線による画像形成の切替を行なうことがで
きる。即ち、濃度レベルが大きく変化する部分では高解
像度で出力することができ、従って文字部とハーフトー
ン部の識別がより正確に行え、より適切な画像を得るこ
とができる。
【0067】<第5実施例>次に、本発明に係る第5実
施例について図13を参照して説明する。
【0068】第5実施例の画像処理装置の構成は上述し
た第1実施例に示す図1,図2と同様であり、また、画
像処理部13の詳細構成も図3と同様であり、更に判別
部34の詳細構成も図5と同様であるため、説明を省略
する。
【0069】図13は第4実施例における画像出力準備
処理を示すフローチャートである。
【0070】第4実施例においては、予め操作者により
操作部93のモードキーを押下することによって、コピ
ーモードが文字モード又は写真モードに設定されてい
る。
【0071】まずステップS70において、操作者によ
り設定されているコピーモードが文字モードであるか否
かを判別する。ステップS70において文字モードであ
ればステップS71へ進み、上述した図5に示すレジス
タ51に「90」を設定する。一方、ステップS70で
コピーモードが文字モードでない、即ち写真モードであ
るならばステップS72へ進み、レジスタ51に「15
0」を設定する。
【0072】以上説明したように第5実施例によれば、
コピーモードに応じて400線/200線の切替のため
の濃度値の閾値を適切に設定できるため、例えばコピー
モードが文字モードであった場合には薄い鉛筆原稿でも
高解像度の出力画像を得ることができる等、操作者の要
求を反映させた、より柔軟性のある解像度切り替えが可
能となる。
【0073】尚、第5実施例において上述したレジスタ
51に設定する値は、画像処理装置に応じて適宜設定す
ればよく、また、コピーモードも上述した2つのモード
に限定せず、3つ以上のモードを用意することにより更
に柔軟な対応が可能となる。
【0074】又、第5実施例は上述した第2,第3,第
4実施例に対しても適用可能であり、第5実施例と組み
合わせることにより、更に高画質の出力画像が得られ
る。例えば第2実施例の図7および、第4実施例の図1
1で示される判別部34の構成においては、レジスタA
51、及びレジスタB60に設定する値を第5実施例で
示した様にコピーモードに応じてそれぞれ設定すればよ
い。又、第3実施例の図9で示される判別部34の構成
においては、閾値発生器55の値をコピーモードに応じ
て設定すればよい。
【0075】<第6実施例>次に、本発明に係る第6実
施例について説明する。
【0076】第6実施例の画像処理装置の構成は上述し
た第1実施例に示す図1,図2と同様であるため、説明
を省略する。
【0077】図14に、第6実施例における画像処理部
13の詳細構成を示す。上述した第1実施例に示す図3
と同様の構成には同一番号を付し、説明を省略する。図
14において判別部13へ入力される濃度データ40
は、第6実施例においては判別部34で変換され、濃度
データ40′としてPWM部35へ出力される。
【0078】次に、図15を参照して、第6実施例のP
WM部35におけるパルス幅変調の動作原理について説
明する。図15において、CLK43は上述した周期T
のクロック信号、2TCLK80は、周期がCLK43
の2倍の2Tであるクロック信号である。
【0079】図15においてt1で示される区間の様
に、PWM制御信号41が“0”である場合、パルス幅
信号42はCLK43の周期Tの間に、1回のパルス出
力を行う。この時のパルス幅PWは濃度データ40の値
をD(0≦D≦255)とすると、 PW=T×D/256 の式で表わせる。
【0080】一方、図15においてt2で示される区間
の様に、PWM制御信号41が“1”である場合、パル
ス幅信号42は2TCLK80の周期2Tの間に、1回
のパルス出力を行う様に制御する。すると、この時のパ
ルス幅PW′は濃度データ40の値をD(0≦D≦25
5)とすると、 PW′=2T×D/256 の式で表わせる。即ち、第6実施例においては、PWM
制御信号41により400線/200線の切替を行なう
ように制御して、パルス幅変調を行う。
【0081】次に、第6実施例において上述したパルス
幅変調を実現させるための判別部34の詳細構成を図1
6に示し、説明する。
【0082】図16において51はレジスタであり、C
PU36によりCPUバス39を介して適切な閾値が設
定され、その出力はコンパレータ83,84のB端子に
入力される。濃度データ40はDフリップ・フロップ回
路81、コンパレータ84のA端子、加算回路85のB
端子に入力される。Dフリップ・フロップ回路81では
入力された濃度データ40を1CLK分遅延させた信号
101出力し、その出力101はDフリップ・フロップ
回路82、コンパレータ83のA端子、加算回路85の
A端子に入力される。Dフリップ・フロップ回路82で
も同じく信号101を1CLK分遅延させた信号102
を出力する。そして、濃度データ40を合計2CLK分
遅延された信号102は、セレクタ88のA端子に入力
される。
【0083】コンパレータ83,84は濃度データ40
とレジスタ51の設定値とを比較して、それぞれA≧B
である場合にOR回路64へ“1”を出力する。OR回
路86の出力103はDフリップ・フロップ回路87へ
入力されて2TCLK分遅延されて、その後インバータ
回路89によって反転され、セレクタ88のセレクト入
力になると共に、PWM制御信号41としてPWM部3
5へ出力される。
【0084】又、加算回路85はそのA,B入力に対し
て(A+B)/2となる値、即ち平均値を出力し、その
出力はDフリップ・フロップ回路79に入力される。そ
してDフリップ・フロップ回路79で2TCLK分遅延
されてた出力104はセレクタ88のB端子入力とな
る。セレクタ88はそのセレクト信号が“0”である場
合はA端子の値を、“1”である場合はB端子の値を出
力する。そして、セレクタ88の出力は濃度データ4
0′として、PWM部35へ出力される。
【0085】尚、Dフリップ・フロップ回路81,82
のクロック入力はCLK信号43であり、Dフリップ・
フロップ回路87,79のクロック入力は2TCLK信
号80である。
【0086】以上説明した判別部34の構成における動
作及びPWM部35で生成されるパルス幅信号につい
て、図17を参照して説明する。
【0087】図17は第6実施例におけるパルス幅変調
の動作を詳細に示すタイミングチャートである。図17
において43,80,40,41,40′,42はそれ
ぞれ上述したCLK信号、2TCLK信号、濃度デー
タ、PWM制御信号、濃度データ及びパルス幅信号であ
る。又、上述したレジスタ51には「128」が設定さ
れている。
【0088】図17において、例えば濃度データ40が
「2,200,4,56,100,…」という並びであ
るとする。このとき、Dフリップ・フロップ回路81の
出力101は1クロック遅れの濃度データ40が、Dフ
リップ・フロップ回路82の出力102は2クロック遅
れの濃度データ40が出力される。従ってOR回路86
の出力103は図中に示す様になり、出力103は2T
CLK80でラッチされ、反転されることにより、PW
M制御信号41が生成される。PWM制御信号41は図
中に示される如くt1,t2,t5の区間では“0”、
t3,t4の区間では“1”となる。
【0089】Dフリップ・フロップ回路79の出力10
4は2TCLK80に同期して、加算回路85で得られ
た2画素分の濃度値の平均値を出力する。従って、例え
ば(2+200)/2=101,((4+56)/2=
30)…であるため、出力104は図中に示される如く
「101,30,95,155,…」となる。又、濃度
データ40′として、PWM制御信号41が“0”の場
合にはDフリップ・フロップ回路82の出力102が、
“1”の場合にはDフリップ・フロップ回路79の出力
104が出力される。
【0090】図17においてt1,t2で示される区間
は例えば濃度データ40′が「2」である低濃度部及び
濃度データ40′が「200」である高濃度部であり、
文字部の濃度パターンであるとみなせる。この時のパル
ス幅信号42は図中に示されるように周期T毎に1パル
スが出力される。即ち、400線で出力される。
【0091】一方、t3,t4で示される区間は例えば
濃度データ40′が「4,56,100,90」で示さ
れるように、中間濃度である部分を含んでおり、写真画
像等のハーフトーン部のパターンであるとみなせる。こ
の時のパルス幅信号42は図中に示されるように周期2
T毎に1パルスが出力される。即ち200線相当で出力
される。尚、その際のパルス幅は、隣接する2画素の平
均濃度値により決定される。
【0092】以上説明したように第6実施例によって
も、上述した第1実施例と同様に簡単な構成で文字部と
ハーフトーン部との線数を切り換えることが可能であ
り、操作者が画像モードの設定を行なわなくても、文字
/写真それぞれの原稿に対して適切な画像を得ることが
できる。
【0093】又、第6実施例においても、上述した第2
〜第4実施例を適用することができ、これにより更に適
切な画像を得ることができる。
【0094】更に、第6実施例に上述した第5実施例を
適用して、より柔軟な解像度切り替えを行うことももち
ろん可能である。
【0095】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パ
ルス幅変調を用いて画像形成する際に、原稿画像の低濃
度部の解像度を落として適切な階調性を得ると共に、原
稿の文字部に対しては高解像度の画像を得ることがで
き、即ち、文字や写真等の原稿に対して良好な画像を出
力可能な画像処理装置及び方法を提供することができ
る。
【0097】更に、上述したような高画質の出力が簡単
な構成で得られるため、画像処理装置のコストダウン及
び装置サイズの縮小化が図れるという効果もある。
【0098】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例における画像処理装置の
断面図である。
【図2】本実施例における画像処理装置の操作部外観を
示すである。
【図3】本実施例における画像処理部の詳細構成を示す
ブロック図である。
【図4】本実施例におけるパルス幅変調の処理原理を示
すタイミングチャートである。
【図5】本実施例における判別部の詳細構成を示すブロ
ック図である。
【図6】本実施例におけるパルス幅変調処理を示すタイ
ミングチャートである。
【図7】本発明に係る第2実施例における判別部の詳細
構成を示すブロック図である。
【図8】第2実施例におけるパルス幅変調処理を示すタ
イミングチャートである。
【図9】本発明に係る第3実施例における判別部の詳細
構成を示すブロック図である。
【図10】第3実施例における閾値発生器に設定される
閾値の例を示す図である。
【図11】本発明に係る第4実施例における判別部の詳
細構成を示すブロック図である。
【図12】第4実施例におけるパルス幅変調処理を示す
タイミングチャートである。
【図13】本発明に係る第5実施例におけるパルス幅変
調準備処理を示すフローチャートである。
【図14】本発明に係る第6実施例における画像処理部
の詳細構成を示すブロック図である。
【図15】第6実施例におけるパルス幅変調の処理原理
を示すタイミングチャートである。
【図16】第6実施例における判別部の詳細構成を示す
ブロック図である。
【図17】第6実施例におけるパルス幅変調処理を示す
タイミングチャートである。
【符号の説明】
14 CCDイメージセンサ 30 アナログ処理部 31 A/D変換部 32 シェーディング補正部 33 LOG変換部 34 判別部 35 PWM部 36 CPU 50 コンパレータ 51 レジスタ 52 トグル回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/68 320 A (72)発明者 菅野 覚 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 森田 哲哉 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 井関 之雅 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素の濃度値に応じて画像信号のパルス
    幅を変調するパルス幅変調手段と、 前記パルス幅変調手段により変調されたパルスを基準信
    号に同期して出力する出力手段と、 前記画素の濃度値を所定の濃度値と比較する濃度比較手
    段と、 前記濃度比較手段の比較結果に応じて前記パルス幅変調
    手段により出力されるパルスの位相を前記基準信号に対
    して変更する移相手段と、 前記移相手段より出力されたパルスに基づいて画像を形
    成する画像形成手段とを有することを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記移相手段は前記基準信号の周期のほ
    ぼ中央で前記パルスを出力する中央位相出力手段と、 前記基準信号の周期の初期の位相に前記パルスを出力す
    る初期位相出力手段と、 前記基準信号の周期の末期の位相に前記パルスを出力す
    る末期位相出力手段とを有し、 前記画像形成手段は前記濃度比較手段による比較の結果
    前記画素が高濃度であると判別されると前記中央位相出
    力手段を用いて画像を形成し、低濃度であると判別され
    ると前記初期位相出力手段と前記末期位相出力手段とを
    交互に用いて画像を形成することを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記濃度比較手段は前記画素と隣接する
    画素の濃度値に応じて前記所定の濃度値を変更すること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記濃度比較手段は所定のパターンで前
    記所定の濃度値を繰り返し変更することを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記画素と1つ前の画素との濃度値の差
    分を検出する濃度差分検出手段と、 前記濃度差分検出手段により検出された濃度値の差分を
    所定の差分値と比較する差分比較手段とを有し、 前記画像形成手段は前記差分比較手段による比較の結果
    差分値が所定の差分値よりも大きいと判別されると前記
    中央位相出力手段を用いて画像を形成し、所定の差分値
    よりも小さいと判別されると前記初期位相出力手段と前
    記末期位相出力手段とを交互に用いて画像を形成するこ
    とを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 画像形成のモードを設定可能なモード設
    定手段を有し、 前記濃度比較手段は前記モード設定手段による設定に応
    じて前記所定の濃度値を変更することを特徴とする請求
    項1記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記移相手段は前記基準信号の周期のほ
    ぼ中央で前記パルスを出力する第1の中央位相出力手段
    と、 前記基準信号の2倍の周期のほぼ中央で前記パルスを出
    力する第2の中央位相出力手段とを有し、 前記画像形成手段は前記濃度比較手段による比較の結果
    前記画素が高濃度であると判別されると前記第1の中央
    位相出力手段を用いて画像を形成し、低濃度であると判
    別されると前記第2の中央位相出力手段を用いて画像を
    形成することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  8. 【請求項8】 画素の濃度値に応じて画像信号のパルス
    幅を変調して基準信号に同期して出力する出力工程と、 前記画素の濃度値を所定の濃度値と比較する濃度比較工
    程と、 前記濃度比較工程の比較結果に応じて前記パルス幅変調
    工程により出力されるパルスの位相を前記基準信号に対
    して変更する移相工程と、 前記移相工程より出力されたパルスに基づいて画像を形
    成する画像形成工程とを有することを特徴とする画像処
    理方法。
  9. 【請求項9】 前記移相工程は前記基準信号の周期のほ
    ぼ中央で前記パルスを出力する中央位相出力工程と、 前記基準信号の周期の初期の位相に前記パルスを出力す
    る初期位相出力工程と、 前記基準信号の周期の末期の位相に前記パルスを出力す
    る末期位相出力工程とを有し、 前記画像形成工程は前記濃度比較工程による比較の結果
    前記画素が高濃度であると判別されると前記中央位相出
    力工程を用いて画像を形成し、低濃度であると判別され
    ると前記初期位相出力工程と前記末期位相出力工程とを
    交互に用いて画像を形成することを特徴とする請求項8
    記載の画像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記濃度比較工程は前記画素と隣接す
    る画素の濃度値に応じて前記所定の濃度値を変更するこ
    とを特徴とする請求項8記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記濃度比較工程は所定のパターンで
    前記所定の濃度値を繰り返し変更することを特徴とする
    請求項8記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記画素と1つ前の画素との濃度値の
    差分を検出する濃度差分検出工程と、 前記濃度差分検出工程により検出された濃度値の差分を
    所定の差分値と比較する差分比較工程とを有し、 前記画像形成工程は前記差分比較工程による比較の結果
    差分値が所定の差分値よりも大きいと判別されると前記
    中央位相出力工程を用いて画像を形成し、所定の差分値
    よりも小さいと判別されると前記初期位相出力工程と前
    記末期位相出力工程とを交互に用いて画像を形成するこ
    とを特徴とする請求項9記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 画像形成のモードを設定可能なモード
    設定工程を有し、 前記濃度比較工程は前記モード設定工程による設定に応
    じて前記所定の濃度値を変更することを特徴とする請求
    項8記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記移相工程は前記基準信号の周期の
    ほぼ中央で前記パルスを出力する第1の中央位相出力工
    程と、 前記基準信号の2倍の周期のほぼ中央で前記パルスを出
    力する第2の中央位相出力工程とを有し、 前記画像形成工程は前記濃度比較工程による比較の結果
    前記画素が高濃度であると判別されると前記第1の中央
    位相出力工程を用いて画像を形成し、低濃度であると判
    別されると前記第2の中央位相出力工程を用いて画像を
    形成することを特徴とする請求項8記載の画像処理方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009109244A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Panasonic Electric Works Co Ltd 画像検査システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009109244A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Panasonic Electric Works Co Ltd 画像検査システム

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