JPH04336872A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH04336872A JPH04336872A JP10942391A JP10942391A JPH04336872A JP H04336872 A JPH04336872 A JP H04336872A JP 10942391 A JP10942391 A JP 10942391A JP 10942391 A JP10942391 A JP 10942391A JP H04336872 A JPH04336872 A JP H04336872A
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Links
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Landscapes
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、ファクシミリ等
における画像信号の同期方式に関する。
における画像信号の同期方式に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルカラー複写機等の画像処理装置
の画像処理データ処理系では図8に示すように、イメー
ジ入力ターミナル(IIT)302で原稿が読み取られ
、これがデジタルの画像信号に変換される。そして、こ
のデジタル画像データ信号はイメージ処理システム(I
PS)303において編集処理等の各種処理がなされる
。この編集処理等の処理がされた画像データ信号に基づ
いて、イメージ出力ターミナル(IOT)304ではレ
ーザビーム等による露光、現像が行われて、IIT30
2で読み取った原稿の画像を再現する。
の画像処理データ処理系では図8に示すように、イメー
ジ入力ターミナル(IIT)302で原稿が読み取られ
、これがデジタルの画像信号に変換される。そして、こ
のデジタル画像データ信号はイメージ処理システム(I
PS)303において編集処理等の各種処理がなされる
。この編集処理等の処理がされた画像データ信号に基づ
いて、イメージ出力ターミナル(IOT)304ではレ
ーザビーム等による露光、現像が行われて、IIT30
2で読み取った原稿の画像を再現する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】IPS303での時系
列的に配置される複数の画像処理ステップにおける画像
データ処理のためのラインシンク(以下、IIT−LS
という)は図9に示すようにIOTのラインシンク(以
下、IOT−LSという)に同期している。この同期方
法はIOT−LSの立ち下がりを基準にしてIIT−L
Sの立ち上がりまでの期間T1が一定になるように設定
されている。なお、IIT−LSの有効期間T2は一ラ
イン分の画像データ処理に有効なアクティブ幅を示して
いる。
列的に配置される複数の画像処理ステップにおける画像
データ処理のためのラインシンク(以下、IIT−LS
という)は図9に示すようにIOTのラインシンク(以
下、IOT−LSという)に同期している。この同期方
法はIOT−LSの立ち下がりを基準にしてIIT−L
Sの立ち上がりまでの期間T1が一定になるように設定
されている。なお、IIT−LSの有効期間T2は一ラ
イン分の画像データ処理に有効なアクティブ幅を示して
いる。
【0004】ところで、IOT304の基本クロックは
レーザ走査用ポリゴンミラーの回転速度特性などに基づ
き、その周期が設定され、また、IPS303の基本ク
ロックはIIT302のCCD等のラインセンサの読み
取り速度等に基づき、その周期を設定せざるを得ないの
で、両者の基本クロックを同期させることができない。 そのため、IIT−LSの周期が変動してしまい、図9
のIIT−LSの立ち下がりからIOT−LSの立ち上
がりまでの期間T3が変動する。その結果IIT−LS
のイアクティブ期間T4(=T3+T1)が変動してし
まう。
レーザ走査用ポリゴンミラーの回転速度特性などに基づ
き、その周期が設定され、また、IPS303の基本ク
ロックはIIT302のCCD等のラインセンサの読み
取り速度等に基づき、その周期を設定せざるを得ないの
で、両者の基本クロックを同期させることができない。 そのため、IIT−LSの周期が変動してしまい、図9
のIIT−LSの立ち下がりからIOT−LSの立ち上
がりまでの期間T3が変動する。その結果IIT−LS
のイアクティブ期間T4(=T3+T1)が変動してし
まう。
【0005】このことを図10の模式図を用いてさらに
詳細に説明する。同図において、IOT−LSはIOT
クロックに、IIT−LSはIITクロックにそれぞれ
同期している。IOTクロックとIITクロックの周期
は前述のようにそれぞれ独立に決められているため、期
間T1、T2、を一定にすると期間T3が変動すること
になる。例えばIOT−LSの立ち下がりよりIIT−
LSの立ち上がりまでの期間T1はIOT−LSの立ち
下がり後の最初のIITクロックの立ち下がり信号から
2クロックであるとすると、IIT−LSのアクティブ
期間T2(図示のばあいは3クロック)を一定とすると
図10に示すように各周期においてインアクティブ期間
T3は変動する。図示の場合はインアクティブ期間T3
は3クロックと4クロックと周期毎に変動している。
詳細に説明する。同図において、IOT−LSはIOT
クロックに、IIT−LSはIITクロックにそれぞれ
同期している。IOTクロックとIITクロックの周期
は前述のようにそれぞれ独立に決められているため、期
間T1、T2、を一定にすると期間T3が変動すること
になる。例えばIOT−LSの立ち下がりよりIIT−
LSの立ち上がりまでの期間T1はIOT−LSの立ち
下がり後の最初のIITクロックの立ち下がり信号から
2クロックであるとすると、IIT−LSのアクティブ
期間T2(図示のばあいは3クロック)を一定とすると
図10に示すように各周期においてインアクティブ期間
T3は変動する。図示の場合はインアクティブ期間T3
は3クロックと4クロックと周期毎に変動している。
【0006】通常の画像処理の場合はIIT−LSの一
定のアクティブ期間T2を示すIIT−LSにより有効
画素数の画像処理がされる。しかし、IPS303での
絵柄と文字との分離処理等の処理系のように、大きなデ
ィレイがある場合には、そのディレイ分だけ全体の画像
処理時間を増加させることになるので、そのディレイ分
だけ早めにこれらの画像処理を開始させると全体の画像
処理時間に影響を与えない。また、領域生成処理等のよ
うに時系列的に行われる複数の画像データ処理ステップ
うち当該処理よりも前段側に処理結果を転送する必要が
ある画像処理項目の場合には実際の画像データ信号より
早めに当該処理を開始して、時系列的に行われる画像デ
ータの処理プロセス中に順次組み込む必要がある。この
ように早めに前記処理のための制御信号を実際の画像信
号より早めに出力するには、例えば前回のIIT−LS
の立ち下がりを基準として、一定時間後にラインシンク
を立ち上げることが考えられる。ところが、上記したよ
うにIIT−LSのインアクティブ期間(T4)が変動
していると、前回のIIT−LSの立ち下がりを周期を
とる基準信号とすることができなくなる。
定のアクティブ期間T2を示すIIT−LSにより有効
画素数の画像処理がされる。しかし、IPS303での
絵柄と文字との分離処理等の処理系のように、大きなデ
ィレイがある場合には、そのディレイ分だけ全体の画像
処理時間を増加させることになるので、そのディレイ分
だけ早めにこれらの画像処理を開始させると全体の画像
処理時間に影響を与えない。また、領域生成処理等のよ
うに時系列的に行われる複数の画像データ処理ステップ
うち当該処理よりも前段側に処理結果を転送する必要が
ある画像処理項目の場合には実際の画像データ信号より
早めに当該処理を開始して、時系列的に行われる画像デ
ータの処理プロセス中に順次組み込む必要がある。この
ように早めに前記処理のための制御信号を実際の画像信
号より早めに出力するには、例えば前回のIIT−LS
の立ち下がりを基準として、一定時間後にラインシンク
を立ち上げることが考えられる。ところが、上記したよ
うにIIT−LSのインアクティブ期間(T4)が変動
していると、前回のIIT−LSの立ち下がりを周期を
とる基準信号とすることができなくなる。
【0007】そこで、本発明の目的は、画像処理目的に
合わせてアクティブ期間一定のラインシンク信号とイン
アクティブ期間一定のラインシンク信号を使い分けるこ
とのできる画像処理装置を提供することである。
合わせてアクティブ期間一定のラインシンク信号とイン
アクティブ期間一定のラインシンク信号を使い分けるこ
とのできる画像処理装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は次の
構成により達成される。すなわち、リアルタイムに画像
出力装置の出力信号と同期を取ってラインシンクを出力
して画像入力装置から読み取った画像データ信号を画像
処理する画像処理システムを有する画像処理装置におい
て、前記画像処理システムはアクティブ期間一定の画像
データの主走査方向のラインシンクを出力する第1ライ
ンシンク出力手段と、画像出力装置のラインシンクに応
じて第1ラインシンクの出力制御を行う第1ラインシン
ク出力制御手段と、インアクティブ期間一定の第2ライ
ンシンク出力手段と、画像出力装置のラインシンクに応
じて出力する制御信号を基準に第2ラインシンクの出力
の制御を行う第2ラインシンク出力制御手段と、前記第
1、第2ラインシンクの出力を画像処理項目に応じて切
り換えるラインシ出力切換手段とを備えた画像処理装置
である。
構成により達成される。すなわち、リアルタイムに画像
出力装置の出力信号と同期を取ってラインシンクを出力
して画像入力装置から読み取った画像データ信号を画像
処理する画像処理システムを有する画像処理装置におい
て、前記画像処理システムはアクティブ期間一定の画像
データの主走査方向のラインシンクを出力する第1ライ
ンシンク出力手段と、画像出力装置のラインシンクに応
じて第1ラインシンクの出力制御を行う第1ラインシン
ク出力制御手段と、インアクティブ期間一定の第2ライ
ンシンク出力手段と、画像出力装置のラインシンクに応
じて出力する制御信号を基準に第2ラインシンクの出力
の制御を行う第2ラインシンク出力制御手段と、前記第
1、第2ラインシンクの出力を画像処理項目に応じて切
り換えるラインシ出力切換手段とを備えた画像処理装置
である。
【0009】ここで、ラインシンク出力切換手段はライ
ンシンク出力切換手段は領域生成処理等のように時系列
的に行われる複数の画像データ処理ステップうち当該処
理よりも前段側に処理結果を転送する必要がある画像処
理項目の場合または絵文字分離処理等のように処理時間
に大きなディレイがあるために、このディレイを無くす
必要がある画像処理項目の場合は第2ラインシンク出力
手段を出力させ、その他の通常の画像処理項目である場
合は第1ラインシンク出力手段を出力させることができ
る。本発明の構成図を図1に示す。
ンシンク出力切換手段は領域生成処理等のように時系列
的に行われる複数の画像データ処理ステップうち当該処
理よりも前段側に処理結果を転送する必要がある画像処
理項目の場合または絵文字分離処理等のように処理時間
に大きなディレイがあるために、このディレイを無くす
必要がある画像処理項目の場合は第2ラインシンク出力
手段を出力させ、その他の通常の画像処理項目である場
合は第1ラインシンク出力手段を出力させることができ
る。本発明の構成図を図1に示す。
【0010】
【作用】通常の画像データの処理は第1ラインシンク出
力手段の出力信号(例えば、図5の通常のIIT−LS
)の一定のアクティブ期間(例えば、図5のT2)を持
っている。ところが、領域生成処理等のように時系列的
に行われる複数の画像データ処理ステップのうち当該領
域生成処理よりも前段側にその処理結果を転送する必要
がある場合、または絵柄データと文字データを分離する
処理等のように、処理に大きなディレイがあるために、
全体の画像処理にこのディレイ分の影響がでる場合等で
は画像出力装置(IOT)のラインシンクに応じて出力
する制御信号(例えば、図5のDLS信号)を基準にし
てインアクティブ期間が一定(例えば、図5のT4’)
の第2ラインシンク(例えば、図5の新規のIIT−L
S)の出力制御を行う。
力手段の出力信号(例えば、図5の通常のIIT−LS
)の一定のアクティブ期間(例えば、図5のT2)を持
っている。ところが、領域生成処理等のように時系列的
に行われる複数の画像データ処理ステップのうち当該領
域生成処理よりも前段側にその処理結果を転送する必要
がある場合、または絵柄データと文字データを分離する
処理等のように、処理に大きなディレイがあるために、
全体の画像処理にこのディレイ分の影響がでる場合等で
は画像出力装置(IOT)のラインシンクに応じて出力
する制御信号(例えば、図5のDLS信号)を基準にし
てインアクティブ期間が一定(例えば、図5のT4’)
の第2ラインシンク(例えば、図5の新規のIIT−L
S)の出力制御を行う。
【0011】このように、本発明は時系列的に行われる
複数の画像データ処理ステップのうち当該処理より前段
側にその処理結果を転送する必要がある場合または処理
に大きなディレイがあるために、全体の画像処理にこの
ディレイ分の影響がでる場合等において、早めにこれら
の処理を開始するための基準として用いることのできる
インアクティブ期間一定の第2ラインシンクを用いるも
のである。
複数の画像データ処理ステップのうち当該処理より前段
側にその処理結果を転送する必要がある場合または処理
に大きなディレイがあるために、全体の画像処理にこの
ディレイ分の影響がでる場合等において、早めにこれら
の処理を開始するための基準として用いることのできる
インアクティブ期間一定の第2ラインシンクを用いるも
のである。
【0012】こうして、周期の変動することが避けられ
ないラインシンクにおいて、第2ラインシンクの前回の
立ち下がりを基準にして一定時間後に領域生成処理とか
絵文字分離処理などの処理を実際の画像データより早め
に処理を開始させることができる。
ないラインシンクにおいて、第2ラインシンクの前回の
立ち下がりを基準にして一定時間後に領域生成処理とか
絵文字分離処理などの処理を実際の画像データより早め
に処理を開始させることができる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図面と共に説明する。本
実施例の適用される画像処理装置の一例であるデジタル
カラー複写機の全体の構成図を図2に示す。
実施例の適用される画像処理装置の一例であるデジタル
カラー複写機の全体の構成図を図2に示す。
【0014】図2に示すカラー複写機は、ベースマシン
30が、上面に原稿を載置するプラテンガラス31、イ
メージ入力ターミナル(IIT)32、電気系制御収納
部33、イメージ出力ターミナル(IOT)34、用紙
トレイ35、ユーザインタフェース(U/I)36から
構成され、オプションとして、エディットパッド61、
オートドキュメントフィーダ(ADF)62、ソータ6
3、及びフィルムプロジェクタ(F/P)64とミラー
ユニット(M/U)65からなるフィルム画像読取装置
を備えたものである。
30が、上面に原稿を載置するプラテンガラス31、イ
メージ入力ターミナル(IIT)32、電気系制御収納
部33、イメージ出力ターミナル(IOT)34、用紙
トレイ35、ユーザインタフェース(U/I)36から
構成され、オプションとして、エディットパッド61、
オートドキュメントフィーダ(ADF)62、ソータ6
3、及びフィルムプロジェクタ(F/P)64とミラー
ユニット(M/U)65からなるフィルム画像読取装置
を備えたものである。
【0015】イメージ入力ターミナル(IIT)32は
、イメージングユニット37、それを駆動するためのワ
イヤ38、駆動プーリ39等からなり、イメージングユ
ニット37内のカラーフィルタで光の原色B(青)、G
(緑)、R(赤)に色分解してCCDラインセンサを用
いて読み取ったカラー原稿の画像情報を多階調のデジタ
ル画像信号BGRに変換してイメージ処理システム(I
PS)に出力するものである。IPSは、電気系制御収
納部33に収納され、BGRの画像信号を入力して色や
階調、精細度その他画質、再現性を高めるために各種の
変換、補正処理、さらには編集処理等の種々の処理を行
ない、また、前記処理信号に基づきトナーの原色Y(イ
エロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒また
は墨)へ変換し、プロセスカラーの階調トナー信号をオ
ン/オフの2値化トナー信号に変換してIOT34に出
力するものである。IOT34は、スキャナ40、感材
ベルト41を有し、レーザ出力部40aにおいて画像信
号を光信号に変換し、ポリゴンミラー40b、F/θレ
ンズ40c及び反射ミラー40dを介して感材ベルト4
1上に原稿画像に対応した潜像を形成させ、用紙トレイ
35から搬送した用紙に画像を転写しカラーコピーを排
出するものである。
、イメージングユニット37、それを駆動するためのワ
イヤ38、駆動プーリ39等からなり、イメージングユ
ニット37内のカラーフィルタで光の原色B(青)、G
(緑)、R(赤)に色分解してCCDラインセンサを用
いて読み取ったカラー原稿の画像情報を多階調のデジタ
ル画像信号BGRに変換してイメージ処理システム(I
PS)に出力するものである。IPSは、電気系制御収
納部33に収納され、BGRの画像信号を入力して色や
階調、精細度その他画質、再現性を高めるために各種の
変換、補正処理、さらには編集処理等の種々の処理を行
ない、また、前記処理信号に基づきトナーの原色Y(イ
エロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒また
は墨)へ変換し、プロセスカラーの階調トナー信号をオ
ン/オフの2値化トナー信号に変換してIOT34に出
力するものである。IOT34は、スキャナ40、感材
ベルト41を有し、レーザ出力部40aにおいて画像信
号を光信号に変換し、ポリゴンミラー40b、F/θレ
ンズ40c及び反射ミラー40dを介して感材ベルト4
1上に原稿画像に対応した潜像を形成させ、用紙トレイ
35から搬送した用紙に画像を転写しカラーコピーを排
出するものである。
【0016】イメージ出力ターミナル(IOT)34は
、感材ベルト41が駆動プーリ41aによって駆動され
、その周囲にクリーナ41b、帯電器41c、YMCK
の各現像器41d及び転写器41eが配置され、この転
写器41eに対向して転写装置42が設けられている。 そして、用紙トレイ35から用紙搬送路35aを経て送
られてくる用紙をくわえ込み、4色フルカラーコピーの
場合には、転写装置42を4回転させて用紙にYMCK
の各潜像を転写させた後、用紙を転写装置42から真空
搬送装置43を経て定着器45で定着させ排出する。S
SI(シングルシートインサータ)35bは、用紙搬送
路35aに手差しで用紙を選択的に供給できるするもの
である。
、感材ベルト41が駆動プーリ41aによって駆動され
、その周囲にクリーナ41b、帯電器41c、YMCK
の各現像器41d及び転写器41eが配置され、この転
写器41eに対向して転写装置42が設けられている。 そして、用紙トレイ35から用紙搬送路35aを経て送
られてくる用紙をくわえ込み、4色フルカラーコピーの
場合には、転写装置42を4回転させて用紙にYMCK
の各潜像を転写させた後、用紙を転写装置42から真空
搬送装置43を経て定着器45で定着させ排出する。S
SI(シングルシートインサータ)35bは、用紙搬送
路35aに手差しで用紙を選択的に供給できるするもの
である。
【0017】ユーザインタフェース36は、ユーザが所
望の機能を選択してその実行条件を指示するものであり
、カラーディスプレイ51とハードコントロールパネル
52を備え、さらに赤外線タッチボード53を組み合せ
て画面のソフトボタンで直接指示できるようにしている
。
望の機能を選択してその実行条件を指示するものであり
、カラーディスプレイ51とハードコントロールパネル
52を備え、さらに赤外線タッチボード53を組み合せ
て画面のソフトボタンで直接指示できるようにしている
。
【0018】電気系制御収納部33は、上記のIIT3
2、IOT34、ユーザインタフェース36、イメージ
処理システム(IPS)、フィルムプロジェクタ64等
の各処理単位毎に分けて構成された複数の制御基板、さ
らには、IOT34、自動原稿送り装置62、ソータ6
3等の機構の動作を制御するためのMCB基板(マシン
コントロールボード)、これら全体を制御するSYS基
板を収納するものである。
2、IOT34、ユーザインタフェース36、イメージ
処理システム(IPS)、フィルムプロジェクタ64等
の各処理単位毎に分けて構成された複数の制御基板、さ
らには、IOT34、自動原稿送り装置62、ソータ6
3等の機構の動作を制御するためのMCB基板(マシン
コントロールボード)、これら全体を制御するSYS基
板を収納するものである。
【0019】また、図2の複写機の制御装置を図3、図
4に示す。
4に示す。
【0020】画像入力部100は、副走査方向(ページ
シンク方向)に直角に配置されたR,G,B3本のライ
ンセンサからなる縮小型センサを有し、タイミング生成
回路12からのタイミング信号に同期して走査されて画
像読み取りを行っている。タイミング生成回路12では
この他に、画像データの後記密度・領域生成回路405
での領域生成処理のように時系列的に行われる複数の画
像データ処理ステップうち当該処理よりも前段側に処理
結果を転送する必要がある画像処理項目の場合または後
記絵文字分離回路20における絵文字分離処理等のよう
に処理に大きなディレイがあるために、このディレイを
見かけ上無くす必要がある画像処理項目の場合は、画像
データ処理より前に、予め前記処理を開始させ、画像デ
ータ処理とのタイミングを取ることも行われる。読み込
まれた画像データは、シェーディング補正回路11で種
々の要因による各画素間のバランスに対してシェーディ
ング補正された後、ギャップ補正回路13で各ラインセ
ンサ間のギャップ補正が行われる。このギャップ補正は
、FIFO14でギャップに相当する分だけ読み取った
画像データを遅延させ、同一位置のR,G,B画像信号
が同一時刻に得られるようにするためのものである。
シンク方向)に直角に配置されたR,G,B3本のライ
ンセンサからなる縮小型センサを有し、タイミング生成
回路12からのタイミング信号に同期して走査されて画
像読み取りを行っている。タイミング生成回路12では
この他に、画像データの後記密度・領域生成回路405
での領域生成処理のように時系列的に行われる複数の画
像データ処理ステップうち当該処理よりも前段側に処理
結果を転送する必要がある画像処理項目の場合または後
記絵文字分離回路20における絵文字分離処理等のよう
に処理に大きなディレイがあるために、このディレイを
見かけ上無くす必要がある画像処理項目の場合は、画像
データ処理より前に、予め前記処理を開始させ、画像デ
ータ処理とのタイミングを取ることも行われる。読み込
まれた画像データは、シェーディング補正回路11で種
々の要因による各画素間のバランスに対してシェーディ
ング補正された後、ギャップ補正回路13で各ラインセ
ンサ間のギャップ補正が行われる。このギャップ補正は
、FIFO14でギャップに相当する分だけ読み取った
画像データを遅延させ、同一位置のR,G,B画像信号
が同一時刻に得られるようにするためのものである。
【0021】ENL(Equivalnt Neut
ral Lightness)15は、グレイバラン
スを行うためのものであり、また、後述する編集処理部
400からのネガポジ反転信号により、画素毎にグレー
のとり方を逆にしてネガポジ反転し、例えば、或る指定
領域のみネガポジを反転できるようになっている。
ral Lightness)15は、グレイバラン
スを行うためのものであり、また、後述する編集処理部
400からのネガポジ反転信号により、画素毎にグレー
のとり方を逆にしてネガポジ反転し、例えば、或る指定
領域のみネガポジを反転できるようになっている。
【0022】マトリックス回路16aは後述の編集処理
部400からの制御信号によりグレイバランスさせたR
,G,B画像信号をL’,a’,b’画像信号に変換す
る。このR,G,BからL’,a’,b’への変換は、
計算機等外部とのインターフェースを取り易くするため
のものである。
部400からの制御信号によりグレイバランスさせたR
,G,B画像信号をL’,a’,b’画像信号に変換す
る。このR,G,BからL’,a’,b’への変換は、
計算機等外部とのインターフェースを取り易くするため
のものである。
【0023】セレクタ17は、編集処理部400からの
信号により制御されてマトリックス回路16aの出力、
または外部の計算機とのインターフェースであるメモリ
システム200からの画像データを選択的に取り出すた
めのものである。下地除去回路18は、例えば、プリス
キャンで原稿の濃度のヒストグラムを作成して下地濃度
を検出し、下地濃度以下の画素については飛ばして新聞
等のようなかぶった原稿に対するコピー品質を良くする
ためのものである。
信号により制御されてマトリックス回路16aの出力、
または外部の計算機とのインターフェースであるメモリ
システム200からの画像データを選択的に取り出すた
めのものである。下地除去回路18は、例えば、プリス
キャンで原稿の濃度のヒストグラムを作成して下地濃度
を検出し、下地濃度以下の画素については飛ばして新聞
等のようなかぶった原稿に対するコピー品質を良くする
ためのものである。
【0024】原稿検知回路19は、黒いプラテンの裏面
と原稿との境界を検出して外形矩形を求めることによっ
て、原稿サイズを検出して記憶しておくためのものであ
る。マトリックス回路16bは編集処理部400で色編
集されたL’,a’,b’の画像信号をY,M,Cのト
ナー色に変換する。絵文字分離回路20は色編集した画
像データを複数の画素をブロック化して、色文字/黒文
字/絵柄(文字/中間調)の領域識別をするものである
。下色除去回路21では墨板の生成とモノカラー/フル
カラーモード信号と墨に応じて等量のY,M,Cの除去
を行って、プロセスカラーの画像データを出力し、さら
に色相判定を行って色相信号(Hue)を生成する。 そして、色相信号はFIFO22aに一旦記憶され、ま
た絵柄の中間調画像信号および黒文字と色文字の文字用
画像信号からなる画像データは、FIFO22bに一旦
記憶される。この色相信号は絵文字分離回路20からの
絵文字分離結果に基づく信号と共にエリアデコーダ24
にてデコードされ、この制御信号に基づいてフィルタ2
5、乗算器26、TRC27の各処理部が動作し、FI
FO22bから出される画像データの処理が実行される
。
と原稿との境界を検出して外形矩形を求めることによっ
て、原稿サイズを検出して記憶しておくためのものであ
る。マトリックス回路16bは編集処理部400で色編
集されたL’,a’,b’の画像信号をY,M,Cのト
ナー色に変換する。絵文字分離回路20は色編集した画
像データを複数の画素をブロック化して、色文字/黒文
字/絵柄(文字/中間調)の領域識別をするものである
。下色除去回路21では墨板の生成とモノカラー/フル
カラーモード信号と墨に応じて等量のY,M,Cの除去
を行って、プロセスカラーの画像データを出力し、さら
に色相判定を行って色相信号(Hue)を生成する。 そして、色相信号はFIFO22aに一旦記憶され、ま
た絵柄の中間調画像信号および黒文字と色文字の文字用
画像信号からなる画像データは、FIFO22bに一旦
記憶される。この色相信号は絵文字分離回路20からの
絵文字分離結果に基づく信号と共にエリアデコーダ24
にてデコードされ、この制御信号に基づいてフィルタ2
5、乗算器26、TRC27の各処理部が動作し、FI
FO22bから出される画像データの処理が実行される
。
【0025】縮拡回路23aは、縮小拡大があった場合
にも画像に対する領域制御情報の実行領域がずれないよ
うに縮拡するためのもので、必要に応じて縮拡された領
域制御情報がエリアデーコーダ24でデコードされて各
部の処理に供される。また、エリアデーコーダ24は編
集コマンドや領域識別、色相からそれぞれのパラメータ
の切り換え信号を生成するものである。
にも画像に対する領域制御情報の実行領域がずれないよ
うに縮拡するためのもので、必要に応じて縮拡された領
域制御情報がエリアデーコーダ24でデコードされて各
部の処理に供される。また、エリアデーコーダ24は編
集コマンドや領域識別、色相からそれぞれのパラメータ
の切り換え信号を生成するものである。
【0026】縮拡回路23bで縮小または拡大された画
像データはフィルタ25でモアレ除去、エッジ強調がさ
れ、乗算器26とTRC27で各色成分に対する係数と
変換テーブルを適宜選択することにより、色文字、黒文
字、絵柄に対しての色調整、濃度調整が行われる。乗算
器26は係数a、bが与えられた画像データxに対して
ax+bの演算を行い、TRC27の変換テーブルを補
正するものである。TRC27はIOT34の特性に合
わせて濃度調整をするためのものである。
像データはフィルタ25でモアレ除去、エッジ強調がさ
れ、乗算器26とTRC27で各色成分に対する係数と
変換テーブルを適宜選択することにより、色文字、黒文
字、絵柄に対しての色調整、濃度調整が行われる。乗算
器26は係数a、bが与えられた画像データxに対して
ax+bの演算を行い、TRC27の変換テーブルを補
正するものである。TRC27はIOT34の特性に合
わせて濃度調整をするためのものである。
【0027】PAL29は現像プロセスや領域識別によ
つて、TRC27の変換テーブルを切り換えるデコーダ
である。これらによって調製された画像データはメモリ
システムに記憶されるか、ROS300のスクリーン生
成部28でドット展開され、網点画像にして出力される
。編集処理部400は、色変換、色編集、領域生成等を
するためのものであり、セレクタ17からの画像信号L
’,a’,b’は、LUT415aでマーカー色の検出
色の検出や色編集、色変換等がし易いように色度(色相
、彩度)の情報が直交座標系のa,bから極座標系のC
,Hに変換される。
つて、TRC27の変換テーブルを切り換えるデコーダ
である。これらによって調製された画像データはメモリ
システムに記憶されるか、ROS300のスクリーン生
成部28でドット展開され、網点画像にして出力される
。編集処理部400は、色変換、色編集、領域生成等を
するためのものであり、セレクタ17からの画像信号L
’,a’,b’は、LUT415aでマーカー色の検出
色の検出や色編集、色変換等がし易いように色度(色相
、彩度)の情報が直交座標系のa,bから極座標系のC
,Hに変換される。
【0028】色変換&パレット413は例えば色変換や
色編集で使用する色を32種類のパレットに持っており
、ディレイ回路411aを通って入力される編集コマン
ドに従って、画像データL、C、Hに対してマーカー色
の検出や色編集、色変換等の処理を行うものである。 色変換等の処理を行う領域の画像データのみが色変換&
パレット413に入力され、LUT415bを通してセ
レクタ416から出力され、それ以外の領域の画像デー
タは直接セレクタ416から出力される。そして、前述
のマトリックス回路16bへ送られる。
色編集で使用する色を32種類のパレットに持っており
、ディレイ回路411aを通って入力される編集コマン
ドに従って、画像データL、C、Hに対してマーカー色
の検出や色編集、色変換等の処理を行うものである。 色変換等の処理を行う領域の画像データのみが色変換&
パレット413に入力され、LUT415bを通してセ
レクタ416から出力され、それ以外の領域の画像デー
タは直接セレクタ416から出力される。そして、前述
のマトリックス回路16bへ送られる。
【0029】密度変換・領域生成回路405には色変換
&パレット413からのマーカ色(3色)と閉領域の4
ビット信号が送られる。この密度変換・領域生成回路4
05ではFIFO410a、410b、410cを用い
て4×4のウインドウで、16画素の中で黒画素が所定
数以上であれば「1」とする2値化処理を行って400
spiから100spiへの密度変換が行われる。この
ようにして生成されたマーカ信号(閉ループ及びマーカ
・ドット)は密度変換・領域生成回路405によりプレ
ーンメモリ403に書き込み、また、マーカ・ドット信
号については小さなゴミなどをマーカとして誤検知しな
いようにFIFO408により3ライン分遅延させて3
×3ウインドウにして座標値生成回路407でマーカ・
ドット検出を行い、マーカ・ドットの座標値の生成を行
いRAM406に記憶させる。なお、マーカ・ドットに
ついてはプレーンメモリ403にも記憶されるが、誤検
知を防止するためにこの処理を行っている。
&パレット413からのマーカ色(3色)と閉領域の4
ビット信号が送られる。この密度変換・領域生成回路4
05ではFIFO410a、410b、410cを用い
て4×4のウインドウで、16画素の中で黒画素が所定
数以上であれば「1」とする2値化処理を行って400
spiから100spiへの密度変換が行われる。この
ようにして生成されたマーカ信号(閉ループ及びマーカ
・ドット)は密度変換・領域生成回路405によりプレ
ーンメモリ403に書き込み、また、マーカ・ドット信
号については小さなゴミなどをマーカとして誤検知しな
いようにFIFO408により3ライン分遅延させて3
×3ウインドウにして座標値生成回路407でマーカ・
ドット検出を行い、マーカ・ドットの座標値の生成を行
いRAM406に記憶させる。なお、マーカ・ドットに
ついてはプレーンメモリ403にも記憶されるが、誤検
知を防止するためにこの処理を行っている。
【0030】プレーンメモリ403は色変換や色編集そ
の他の領域編集を行うための編集コマンドを格納するた
めのメモリであり、例えばエディタパッド(図示せず)
からも領域を指定して、その領域に編集コマンドを書き
込むことができる。すなわち、エディタパッドで指定し
た領域の編集コマンドはCPUバスを通してグラフィッ
クコントローラ401に転送され、グラフィックコント
ローラ401からのDRAMコントローラ402を介し
てプレーンメモリ403に書き込まれる。プレーンメモ
リ403は4面からなっており、プレーンメモリ403
からの領域の読み出しを4面同時に行って0〜15まで
の16種類の編集コマンドが制御できる。
の他の領域編集を行うための編集コマンドを格納するた
めのメモリであり、例えばエディタパッド(図示せず)
からも領域を指定して、その領域に編集コマンドを書き
込むことができる。すなわち、エディタパッドで指定し
た領域の編集コマンドはCPUバスを通してグラフィッ
クコントローラ401に転送され、グラフィックコント
ローラ401からのDRAMコントローラ402を介し
てプレーンメモリ403に書き込まれる。プレーンメモ
リ403は4面からなっており、プレーンメモリ403
からの領域の読み出しを4面同時に行って0〜15まで
の16種類の編集コマンドが制御できる。
【0031】プレーンメモリ403に格納した4ビット
の編集コマンドは、画像データの出力に同期して読み出
され、色変換&パレット413における編集処理や画像
データ処理系でのバラメータの切り換え等に使用する際
には、100spiから400spiへの密度変換が必
要であり、その処理を密度変換・領域生成回路405で
行っている。密度変換・領域生成回路405ではFIF
O409a、409bで3×3のブロック化を行い、そ
のパターンからデータ補完を行うことによって、閉ルー
プ曲線や変換領域等の境界がギザギザにならないように
100spiから400spiへの密度変換を行ってい
る。ディレイ回路411a、411b、1MFIFO4
12等は、編集コマンドと画像データとのタイミング調
製を行うためのものである。
の編集コマンドは、画像データの出力に同期して読み出
され、色変換&パレット413における編集処理や画像
データ処理系でのバラメータの切り換え等に使用する際
には、100spiから400spiへの密度変換が必
要であり、その処理を密度変換・領域生成回路405で
行っている。密度変換・領域生成回路405ではFIF
O409a、409bで3×3のブロック化を行い、そ
のパターンからデータ補完を行うことによって、閉ルー
プ曲線や変換領域等の境界がギザギザにならないように
100spiから400spiへの密度変換を行ってい
る。ディレイ回路411a、411b、1MFIFO4
12等は、編集コマンドと画像データとのタイミング調
製を行うためのものである。
【0032】上記カラー複写機において、例えば、絵文
字分離回路20における画像データの分離処理には58
クロックが必要であるので絵文字分離に必要な58クロ
ック分早めに絵文字分離回路20での処理を行う(本実
施例ではこの処理のための制御信号を58クロック分早
めに出力している。)ことで、実際の画像データ信号の
処理時間を遅らせることはなくなる。また密度変換・領
域生成回路405における領域生成処理の結果をこの処
理より事前に行われるENL15に転送する必要がある
ので、密度変換・領域生成回路405での処理をその分
早めに行う必要がある。
字分離回路20における画像データの分離処理には58
クロックが必要であるので絵文字分離に必要な58クロ
ック分早めに絵文字分離回路20での処理を行う(本実
施例ではこの処理のための制御信号を58クロック分早
めに出力している。)ことで、実際の画像データ信号の
処理時間を遅らせることはなくなる。また密度変換・領
域生成回路405における領域生成処理の結果をこの処
理より事前に行われるENL15に転送する必要がある
ので、密度変換・領域生成回路405での処理をその分
早めに行う必要がある。
【0033】また、早めに制御信号を出力させる必要の
ないその他の通常の処理においては、上記のような処理
は不要であるので、本実施例においてはこれら二種類の
IIT−LSを選択できるようにしている。これを図5
、図6を用いて説明する。
ないその他の通常の処理においては、上記のような処理
は不要であるので、本実施例においてはこれら二種類の
IIT−LSを選択できるようにしている。これを図5
、図6を用いて説明する。
【0034】タイミング生成回路12にIOT−LSを
入力させ、IOT−LSの立ち下がりから一定時間経過
後にIIT−LSを出力する構成を持っている。従来は
このIIT−LSを出力する構成は通常のラインシンク
(IIT−LS)を出力させるもの(本発明の第1ライ
ンシンク出力手段に相当する。)のみであったが、本実
施例ではこの他に新規のLS(IIT−LS)が出力で
きる構成(本発明の第2ラインシンク出力手段に相当す
る。)になっている。
入力させ、IOT−LSの立ち下がりから一定時間経過
後にIIT−LSを出力する構成を持っている。従来は
このIIT−LSを出力する構成は通常のラインシンク
(IIT−LS)を出力させるもの(本発明の第1ライ
ンシンク出力手段に相当する。)のみであったが、本実
施例ではこの他に新規のLS(IIT−LS)が出力で
きる構成(本発明の第2ラインシンク出力手段に相当す
る。)になっている。
【0035】図5に示すように、通常のIIT−LSは
IOT−LSの立ち下がり後一定時間T1経過後に立ち
上がる。しかし、早めに処理を開始したい前記絵文字分
離回路20または密度変換・領域生成回路405での処
理においては、新規IIT−LSを用いる。
IOT−LSの立ち下がり後一定時間T1経過後に立ち
上がる。しかし、早めに処理を開始したい前記絵文字分
離回路20または密度変換・領域生成回路405での処
理においては、新規IIT−LSを用いる。
【0036】この新規のIIT−LSは図5に示す一定
幅のインアクティブ期間T5を持つDLSの立ち上がり
を基準にして 所定インアクティブ期間T4’後に新
規のIIT−LSを立ち上げるものである(したがって
アクティブ期間T2’は変動する。)。なお、DLSは
IOT−LSの立ち下がりを基準にして出力される。
幅のインアクティブ期間T5を持つDLSの立ち上がり
を基準にして 所定インアクティブ期間T4’後に新
規のIIT−LSを立ち上げるものである(したがって
アクティブ期間T2’は変動する。)。なお、DLSは
IOT−LSの立ち下がりを基準にして出力される。
【0037】こうして、前記絵文字分離回路20または
密度変換・領域生成回路405での処理においては、ラ
インシンクの周期が変動していても、インアクティブ期
間が一定であるので、前回の新規IIT−LSの立ち下
がりを基準にして、早めにそれらの処理を開始するため
のタイミングを決めることができる。その結果、例えば
文字出力領域に絵柄の情報が入り込んだり、また、領域
生成ズレが生じることを防げる。
密度変換・領域生成回路405での処理においては、ラ
インシンクの周期が変動していても、インアクティブ期
間が一定であるので、前回の新規IIT−LSの立ち下
がりを基準にして、早めにそれらの処理を開始するため
のタイミングを決めることができる。その結果、例えば
文字出力領域に絵柄の情報が入り込んだり、また、領域
生成ズレが生じることを防げる。
【0038】このとき、図5のDLSの立ち上がりを基
準にした新規IIT−LSを作製するために図6に示す
本実施例のタイミング生成回路12にD−フリップフロ
ップ121、122とOR回路123を接続する。そし
て、このOR回路123と通常のIIT−LSおよびセ
レクト信号(この信号をコピースキャン中にアクティブ
にして新規IIT−LSを使える状態にする。)を入力
端子とし、新規のIIT−LSを出力端子するD−フリ
ップフロップ125が設けられている。そして、前記通
常のIIT−LSと新規IIT−LSとはOR回路12
6を経由して、いずかがIIT−LSとして出力される
。
準にした新規IIT−LSを作製するために図6に示す
本実施例のタイミング生成回路12にD−フリップフロ
ップ121、122とOR回路123を接続する。そし
て、このOR回路123と通常のIIT−LSおよびセ
レクト信号(この信号をコピースキャン中にアクティブ
にして新規IIT−LSを使える状態にする。)を入力
端子とし、新規のIIT−LSを出力端子するD−フリ
ップフロップ125が設けられている。そして、前記通
常のIIT−LSと新規IIT−LSとはOR回路12
6を経由して、いずかがIIT−LSとして出力される
。
【0039】図7にはこれらDLS等を用いて、クロッ
ク■の作製タイムチャートを示す。DLSはD−フリッ
プフロップ121のQ出力信号■、D−フリップフロッ
プ122のQ出力■、D−フリップフロップ121のQ
バー出力■によりクロック■を作る。
ク■の作製タイムチャートを示す。DLSはD−フリッ
プフロップ121のQ出力信号■、D−フリップフロッ
プ122のQ出力■、D−フリップフロップ121のQ
バー出力■によりクロック■を作る。
【0040】ここで、タイミング生成回路12が本発明
の第1ラインシンク出力手段、第1ラインシンク出力制
御手段に相当し、タイミング生成回路12とD−フリッ
プフロップ121、122およびOR回路123が本発
明の第2ラインシンク出力制御手段に相当する。また、
通常のLS出力手段およびセレクト信号出力手段、D−
フリップフロップ125が本発明の第2ラインシンク出
力手段に相当し、D−フリップフロップ125とOR回
路126が本発明の第1、第2ラインシンク出力切換手
段に相当する。
の第1ラインシンク出力手段、第1ラインシンク出力制
御手段に相当し、タイミング生成回路12とD−フリッ
プフロップ121、122およびOR回路123が本発
明の第2ラインシンク出力制御手段に相当する。また、
通常のLS出力手段およびセレクト信号出力手段、D−
フリップフロップ125が本発明の第2ラインシンク出
力手段に相当し、D−フリップフロップ125とOR回
路126が本発明の第1、第2ラインシンク出力切換手
段に相当する。
【0041】以上のようにして、インアクティブ期間T
4’が一定の新規IIT−LSを作製することができる
。また、新規IIT−LSのアクティブ期間T2’はD
LS出力信号に同期しているので画像データ信号の有効
処理域を確保することができる。また、本実施例ではD
フリップフロップ121、122、125、OR回路1
23、126をタイミング生成回路12の外部に設けた
が、当然にこれをタイミング生成回路12内に予め組み
込んでおいてもよいし、これらの論理回路に代えてこれ
らをソフトウエア的に設計してもよい。
4’が一定の新規IIT−LSを作製することができる
。また、新規IIT−LSのアクティブ期間T2’はD
LS出力信号に同期しているので画像データ信号の有効
処理域を確保することができる。また、本実施例ではD
フリップフロップ121、122、125、OR回路1
23、126をタイミング生成回路12の外部に設けた
が、当然にこれをタイミング生成回路12内に予め組み
込んでおいてもよいし、これらの論理回路に代えてこれ
らをソフトウエア的に設計してもよい。
【0042】本発明は上記カラー複写機に限らず事前の
処理が必要なファクシミリ等の画像処理装置に適用でき
ることは言うまでもない。
処理が必要なファクシミリ等の画像処理装置に適用でき
ることは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】本発明により通常の画像処理においては
画像データの信号の有効幅(期間)を知るために使用す
る場合は第1ラインシンクを使い、また、実際の画像デ
ータ信号より事前に処理を開始したい画像処理項目の場
合においては前回のラインシンクをみてタイミングがと
ることができる第2ラインシンクを用いることができる
。そのため、特別のハードウェアを設けることなく、各
種画像処理をしても鮮明な画像を出力することができる
。
画像データの信号の有効幅(期間)を知るために使用す
る場合は第1ラインシンクを使い、また、実際の画像デ
ータ信号より事前に処理を開始したい画像処理項目の場
合においては前回のラインシンクをみてタイミングがと
ることができる第2ラインシンクを用いることができる
。そのため、特別のハードウェアを設けることなく、各
種画像処理をしても鮮明な画像を出力することができる
。
【図1】本発明の構成図である。
【図2】本発明の実施例のカラー複写機の全体の構成図
である。
である。
【図3】本発明の実施例のカラー複写機の制御ブロック
図である。
図である。
【図4】本発明の実施例のカラー複写機の制御ブロック
図である。
図である。
【図5】本発明の実施例の通常のIIT−LSと新規I
IT−LSのタイムチャートである。
IT−LSのタイムチャートである。
【図6】本発明の実施例の通常のIIT−LSと新規I
IT−LSを出力するための回路図である。
IT−LSを出力するための回路図である。
【図7】本発明の実施例の新規IIT−LS作製のため
のタイムチャートである。
のタイムチャートである。
【図8】IITとIOT間のLSの出力経路を示す図で
ある。
ある。
【図9】通常のIIT−LSの出力の周期変動を示すタ
イムチャートである。
イムチャートである。
【図10】通常のIIT−LSの出力の周期変動を示す
タイムチャートである。
タイムチャートである。
2 タイミング生成回路
15 ENL
20 絵文字分離回路
32 イメージ入力ターミナル
34 イメージ出力ターミナル
405 密度・領域生成回路
Claims (2)
- 【請求項1】 リアルタイムに画像出力装置の出力信
号と同期を取ってラインシンクを出力して画像入力装置
から読み取った画像データ信号を画像処理する画像処理
システムを有する画像処理装置において、前記画像処理
システムはアクティブ期間一定の画像データの主走査方
向のラインシンクを出力する第1ラインシンク出力手段
と、画像出力装置のラインシンクに応じて第1ラインシ
ンクの出力制御を行う第1ラインシンク出力制御手段と
、インアクティブ期間一定の第2ラインシンク出力手段
と、画像出力装置のラインシンクに応じて出力する制御
信号を基準に第2ラインシンクの出力の制御を行う第2
ラインシンク出力制御手段と、前記第1、第2ラインシ
ンクの出力を画像処理項目に応じて切り換えるラインシ
出力切換手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置
。 - 【請求項2】 ラインシンク出力切換手段は領域生成
処理等のように時系列的に行われる複数の画像データ処
理ステップうち当該処理よりも前段側に処理結果を転送
する必要がある画像処理項目の場合または絵文字分離処
理等のように処理に大きなディレイがあるために、この
ディレイを無くす処理の必要がある画像処理項目の場合
は第2ラインシンク出力手段を出力させ、その他の通常
の画像処理項目である場合は第1ラインシンク出力手段
を出力させることを特徴とする請求項1記載の画像処理
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10942391A JPH04336872A (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10942391A JPH04336872A (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04336872A true JPH04336872A (ja) | 1992-11-25 |
Family
ID=14509870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10942391A Pending JPH04336872A (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04336872A (ja) |
-
1991
- 1991-05-14 JP JP10942391A patent/JPH04336872A/ja active Pending
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