JPH07298002A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH07298002A
JPH07298002A JP6088595A JP8859594A JPH07298002A JP H07298002 A JPH07298002 A JP H07298002A JP 6088595 A JP6088595 A JP 6088595A JP 8859594 A JP8859594 A JP 8859594A JP H07298002 A JPH07298002 A JP H07298002A
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JP
Japan
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flicker
light source
exposure time
image pickup
image
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敏和 ▲柳▼井
Toshikazu Yanai
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光源輝度のフリッカに損なわれることなく撮
像できる。 【構成】 撮像対象を照明する光源のフリッカを検出す
るフリッカ検出回路10と、光源のフリッカ周波数を検
出するフリッカ周波数検出回路12と、ラインセンサ3
への露光時間を光源のフリッカに対応して所定時間に設
定する露光時間制御回路13とを備え、光電変換素子を
主走査方向に直線状に配列したラインセンサ3によって
主走査および副走査し露光させて光電変換し、信号処理
回路7で画像電気信号を所定方式の映像信号に変換して
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラインセンサによって
走査して画像を撮像する撮像装置において、特に、輝度
変化のある光源を用いて撮像する場合のフリッカの除去
手段を備えた撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のラインセンサを走査して
画像を撮像する撮像装置のブロック図である。同図を参
照して従来の撮像装置を説明する。
【0003】1は被写体像を結像させるためのレンズ、
2は被写体像が結像する結像面、3は結像面2に配置さ
れたラインセンサで、被写体像を電気信号に変換して出
力する。また、ラインセンサ3は結像面2を主走査方向
と垂直の方向、すなわち副走査方向(図中の矢印の方
向)に走査することにより、2次元の画像を撮像するこ
とができる。ラインセンサ3が所定の位置にあるときに
主走査により出力された信号は、4のサンプルホールド
回路(S/H回路)でサンプルホールドされ、5のアナ
ログ−デジタル変換回路(A/D変換回路)でアナログ
信号からディジタル信号に変換され、6のメモリにいっ
たん記憶される。この動作をラインセンサ3を副走査方
向に走査させながら繰り返し、1画面分の2次元の画像
をメモリ6に記憶する。さらにメモリ6に記憶された画
像は7の信号処理回路で、所定の方式の映像信号に変換
処理して出力される。出力信号9は、モニターに接続さ
れたり、あるいは所定の記録装置に記録されたりする。
8の駆動回路は、ラインセンサ3,S/H回路4,A/
D変換回路5,メモリ6,信号処理回路7の駆動、なら
びにラインセンサ3を副走査させるための駆動パルスを
発生する回路である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のような撮像装置で、50Hzあるいは60Hzで
点灯する蛍光灯のような光源下で被写体の撮像を行う
と、ラインセンサ3の副走査中に、光源の輝度が100
Hzあるいは120Hzの周期で変化するので、その影
響を受け、被写体像とは無関係に輝度レベルが変化した
画像が得られてしまうという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来装置の問題点を解消す
るために成されたもので、光源輝度が周期的に変化する
フリッカの悪影響を受けることがない撮像装置の提供を
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
撮像装置は、光電変換素子を主走査方向に直線状に配列
した撮像素子によって主走査および主走査方向に対する
垂直方向に副走査し露光させて光電変換する撮像手段
と、該撮像手段から入力した画像電気信号を所定方式の
映像信号に変換する信号処理手段と、撮像対象を照明す
る光源のフリッカを検出するフリッカ検出手段と、前記
撮像手段の露光時間を光源のフリッカに対応して所定時
間に設定する露光時間制御手段を備えたことを特徴とす
る構成によって、上記の目的を達成しようとするもので
ある。
【0007】更に、上記構成に加えて、光源のフリッカ
周波数を検出するフリッカ周波数検出手段を備えたこと
を特徴とする構成によって、そして、前記露光時間制御
手段は、フリッカ検出手段によって光源のフリッカが検
出されたときは前記フリッカ周波数検出手段によって検
出された光源のフリッカ周波数の周期の整数倍の時間
に、或は、前記フリッカ周波数検出手段によって検出さ
れた光源のフリッカ周波数に同期させ、かつフリッカ周
波数の周期の二分の一の整数倍の時間に前記撮像手段の
露光時間を設定することを特徴とする構成によって、上
記の目的を達成しようとするものである。
【0008】そして、前記露光時間制御手段は、フリッ
カ検出手段によって光源のフリッカが検出され、かつ撮
像手段の露光時間が前記フリッカ周波数検出手段によっ
て検出された光源フリッカ周波数の周期の百倍を越える
時間であるときは、前記フリッカ周波数検出手段によっ
て検出された光源のフリッカ周波数の周期の百倍を越え
る任意の時間に前記撮像手段の露光時間を設定すること
を特徴とする構成によって、上記の目的を達成しようと
するものである。
【0009】
【作用】上記の構成により、フリッカ検出手段および/
またはフリッカ周波数検出手段からの検出に基づいた露
光時間制御手段による、撮像手段の露光時間を上記の所
定時間に設定する露光時間制御によって、従来問題とな
っていた蛍光灯のようなフリッカのある光源下での被写
体の撮像において、ラインセンサの副走査中に、光源の
輝度が所定の周期で変化することにより、被写体像とは
無関係に所定の周期で輝度レベルが変化した画像が得ら
れてしまうという問題は解消し、光源輝度のフリッカに
損なわれることのない撮像ができる。
【0010】
【実施例】
〔第1実施例〕図1は、ラインセンサを走査して画像を
撮像する本発明に係る撮像装置の第1実施例のブロック
図である。なお、図7に示す従来例と同一または相当部
分は同一符号で示してある。
【0011】1は被写体像を結像させるためのレンズ、
2は被写体像が結像する結像面、3は結像面2を走査す
るように配置されたラインセンサ、4はサンプルホール
ド回路(S/H回路)、5はアナログ−デジタル変換回
路(A/D変換回路)、6は1画面分の2次元画像を記
憶するメモリ、7は信号処理回路、9は所定の方式の映
像信号に変換された出力であり、8は、ラインセンサ
3、S/H回路4、A/D変換回路5、メモリ6、信号
処理回路7の駆動、ならびにラインセンサ3を副走査さ
せるための駆動パルスを発生する駆動回路である。
【0012】そして、10は光源のフリッカを検出する
フリッカ検出回路、11はフリッカ検出回路10により
光源のフリッカが検出された場合に撮像モードを切換え
るモード切換制御回路、12はフリッカ検出回路10で
検出された光源のフリッカの周波数を検出するフリッカ
周波数検出回路であり、13はフリッカ周波数検出回路
12で検出された周波数をもとに露光時間を設定し駆動
回路8を駆動させる露光時間制御回路である。
【0013】図2は、上記構成の本実施例撮像装置を用
いて撮像する時のタイミング図であり、ラインセンサ3
の副走査の3ライン分が示してある。
【0014】図2において、14は所定の周期で輝度が
変化する光源の輝度レベル、15は光源の輝度変化の周
期、16,17および18はそれぞれ副走査方向の第1
ライン,第2ラインおよび第3ラインの撮像タイミン
グ、19は各ラインでの露光時間、20はラインセンサ
の一ライン分の副走査にかかる時間である。
【0015】図1および図2を参照して、フリッカ検出
回路10によりフリッカが検出され、モード切換制御回
路11によりフリッカ除去モードに切り換えられた場合
における第1実施例の動作を説明する。
【0016】まず、フリッカ周波数検出回路12で検出
された周波数にもとづき露光時間制御回路13が、露光
時間19を所定時間に設定する。図2においては、光源
の輝度変化の周期15の2倍の時間に設定してある。第
1ラインの撮像時16に、ラインセンサ3は光源の輝度
変化の周期15の2倍の時間だけ露光される。ラインセ
ンサ3から出力された信号は、サンプルホールド回路
4,アナログ−デジタル変換回路5を通過し、メモリ6
に出力されるとともに、ラインセンサ3が一ライン分だ
け副走査される。第2ライン17および第3ライン18
の撮像時にも、ラインセンサ3は光源の輝度変化の周期
15の2倍の時間だけ露光される。そして、ラインセン
サ3を副走査方向に走査させながら1画面分の2次元の
画像をメモリ6に記憶する。こうして、メモリ6に記憶
された1画面分の画像は信号処理回路7で処理され、所
定の方式の映像信号に変換され出力される。
【0017】上記のように、第1ライン16,第2ライ
ン17および第3ライン18の露光時間が、光源の輝度
変化の周期15の2倍の時間に設定してあるので、どの
ような位相で露光が行われても光源のフリッカの影響を
受けずに撮像することができる。また上記により、ライ
ンセンサ3の一ライン分の副走査にかかる時間20も任
意の時間だけとることができる。
【0018】上記のように構成することによって、光源
のフリッカの影響を受けずに撮像することができるの
で、従来問題となっていた蛍光灯のフリッカの影響で、
被写体像とは無関係に所定の周期で輝度レベルが変化し
た画像が得られてしまうという問題を解消することがで
きる。また、本実施例では、ラインセンサの露光時間を
光源の輝度変化の周期の2倍に設定したが、光源の輝度
変化の周期の整数倍であれば、必要な露光時間に設定す
ることができる。なお、図2では、ラインセンサ3の副
走査3ライン分が示してあるが、画像として必要なライ
ン数だけ副走査を行う構成とすることができる。
【0019】〔第2実施例〕図3は、第2実施例である
撮像装置のブロック図であり、前記実施例と同一または
相当部分は同一符号で示してあり、重複説明は省略す
る。
【0020】本実施例が備える21はフリッカ周波数検
出回路12で検出された周波数に同期して駆動回路8を
駆動させるための同期回路である。
【0021】図4は、上記構成の本実施例撮像装置を用
いて撮像する時のタイミング図であり、ラインセンサ3
の副走査の3ライン分が示してある。
【0022】図4において、14は所定の周期で輝度が
変化する光源の輝度レベル、15は光源の輝度変化の周
期、16,17および18はそれぞれ副走査方向の第1
ライン,第2ラインおよび第3ラインの撮像タイミン
グ、19は各ラインでの露光時間、20はラインセンサ
の一ライン分の副走査にかかる時間である。
【0023】図3および図4を参照して、フリッカ検出
回路10によりフリッカが検出され、モード切換制御回
路11によりフリッカ除去モードに切り換えられた場合
における第2実施例の動作を説明する。
【0024】まず、フリッカ周波数検出回路12で検出
された周波数にもとづき露光時間制御回路13が、露光
時間19を所定時間に設定する。図4においては、光源
の輝度変化の周期15の3/2倍の時間に設定してあ
る。第1ラインの撮像時16に、フリッカ周波数検出回
路12で検出された周波数にもとづき同期回路21が、
所定の位相でラインセンサ3の露光を開始させる。図4
においては、輝度レベルの立ち上がり開始時に同期させ
て設定してある。そして、ラインセンサ3は光源の輝度
変化の周期15の3/2倍の時間だけ露光される。ライ
ンセンサ3から出力された信号は、サンプルホールド回
路4,アナログ−デジタル変換回路5を通過し、メモリ
6に記憶されるとともに、ラインセンサ3が一ライン分
だけ副走査される。
【0025】第2ライン17および第3ライン18の撮
像時にも、ラインセンサ3は露光を開始する位相を同期
回路21により輝度レベルの立ち上がり開始時に設定さ
れ、光源の輝度変化の周期15の3/2倍の時間だけ露
光される。そして、ラインセンサ3を副走査方向に走査
させながら1画面分の2次元の画像をメモリ6に記憶す
る。こうして、メモリ6に記憶された1画面分の画像は
信号処理回路7で処理され、所定の方式の映像信号とし
て変換され出力される。
【0026】上記のように、第1ライン16,第2ライ
ン17および第3ライン18の露光時間が、輝度レベル
の立ち上がり開始時に同期し、かつ、光源の輝度変化の
周期15の3/2倍の時間に設定してあるので、光源の
フリッカの影響を受けずに撮像することができる。ま
た、ラインセンサ3の一ライン分の副走査にかかる時間
20は、光源の輝度変化の周期15の1/2倍の時間と
なっているが、光源の輝度変化の周期15の1/2の整
数倍の時間だけとることができる。
【0027】上記のように構成することによって、光源
のフリッカの影響を受けずに撮像することができるの
で、従来問題となっていた蛍光灯のフリッカの影響で、
被写体像とは無関係に所定の周期で輝度レベルが変化し
た画像が得られてしまうという問題を解消することがで
きる。また、本実施例では、ラインセンサの露光時間を
光源の輝度変化の周期の3/2倍に設定したが、光源の
輝度変化の周期の1/2の整数倍であれば、必要な露光
時間に設定することができる。なお、図4では、ライン
センサ3の副走査3ライン分が示してあるが、画像とし
て必要なライン数だけ副走査を行う構成とすることがで
きる。
【0028】〔第3実施例〕第3実施例は、図3に示す
前記第2実施例のブロック構成と同様なブロック構成で
あり、重複説明を省略し、図5のタイミング図を参照し
て特徴ある構成と動作を説明する。
【0029】なお図5は、ラインセンサ3の副走査の3
ライン分が示してある。
【0030】14は所定の周期で輝度が変化する光源の
輝度レベル、15は光源の輝度変化の周期、16,17
および18はそれぞれ副走査方向の第1ライン,第2ラ
インおよび第3ラインの撮像タイミング、19は各ライ
ンでの露光時間である。
【0031】まず、フリッカ周波数検出回路12で検出
された周波数にもとづき露光時間制御回路13が、露光
時間19を所定時間に設定する。図5においては、光源
の輝度変化の周期15の3/2倍の時間に設定してあ
る。さらに、この時、同期回路21により、ラインセン
サ3の一ライン分の副走査にかかる時間が、露光時間制
御回路13が設定した露光時間19と等しくなるように
ラインセンサ3の副走査速度を設定すると、ラインセン
サ3を等速で副走査しながら撮影することが可能とな
る。第1ラインの撮像時16に、フリッカ周波数検出回
路12で検出された周波数にもとづき同期回路21が、
所定の位相でラインセンサ3の露光を開始させる。図4
においては、輝度レベルの立ち上がり開始時に設定して
ある。そして、ラインセンサ3は光源の輝度変化の周期
15の3/2倍の時間だけ露光される。ラインセンサ3
から出力された信号は、サンプルホールド回路4,アナ
ログ−デジタル変換回路5を通過し、メモリ6に記憶さ
れるとともに、ラインセンサ3が一ライン分だけ副走査
されている。
【0032】第2ラインの撮像時17には、ラインセン
サ3は露光を開始する位相を同期回路21により、輝度
レベルの立ち上がり開始時から光源の輝度変化の周期1
5と半周期ずれて設定され、光源の輝度変化の周期15
の3/2倍の時間だけ露光される。第3ラインの撮像時
18には、ラインセンサ3は露光を開始する位相を同期
回路21により、輝度レベルの立ち上がり開始時に設定
され、光源の輝度変化の周期15の3/2倍の時間だけ
露光される。そして、ラインセンサ3を副走査方向に走
査させながら1画面分の2次元の画像をメモリ6に記憶
する。こうして、メモリ6に記憶された1画面分の画像
は信号処理回路7で処理され、所定の方式の映像信号と
して変換され出力される。
【0033】上記のように、第1ライン16,第2ライ
ン17および第3ライン18の露光が、光源の輝度変化
の周期15に同期し、かつ、光源の輝度変化の周期15
の3/2倍の時間に設定してあるので、露光時間が光源
のフリッカの影響を受けずに撮像することができる。ま
た、ラインセンサ3を等速で副走査しながら撮影するこ
とが可能であるため、ラインセンサ3の駆動回路が簡略
化できる。
【0034】上記のように構成することによって、光源
のフリッカの影響を受けずに撮像することができるの
で、従来問題となっていた蛍光灯のフリッカの影響で、
被写体像とは無関係に所定の周期で輝度レベルが変化し
た画像が得られてしまうという問題を解消することがで
きる。また、本実施例では、ラインセンサの露光時間を
光源の輝度変化の周期の3/2倍に設定したが、光源の
輝度変化の周期の1/2の整数倍であれば、必要な露光
時間に設定することができる。なお図5では、ラインセ
ンサ3の副走査3ライン分が示してあるが、画像として
必要なライン数だけ副走査を行う構成とすることができ
る。
【0035】〔第4実施例〕第4実施例は、図3に示す
前記第2実施例のブロック構成と同様なブロック構成で
あり、重複説明を省略し、図6のタイミング図を参照し
て特徴ある構成と動作を説明する。
【0036】なお図6はラインセンサ3の副走査の3ラ
イン分が示してある。
【0037】14は所定の周期で輝度が変化する光源の
輝度レベル、15は光源の輝度変化の周期、16,17
および18はそれぞれ副走査方向の第1ライン,第2ラ
インおよび第3ラインの撮像タイミング、19は各ライ
ンでの露光時間である。
【0038】図3および図6を参照して、フリッカ検出
回路10によりフリッカが検出され、モード切換制御回
路11によりフリッカ除去モードに切り換えられた場合
における第4実施例の動作を説明する。
【0039】まず、フリッカ周波数検出回路12で検出
された周波数にもとづき露光時間制御回路13が、露光
時間19を所定時間に設定する。さらに、同期回路21
により、ラインセンサ3の一ライン分の副走査にかかる
時間が、露光時間制御回路13が設定した露光時間と等
しくなるようにラインセンサ3の副走査速度を設定す
る。この時、露光時間制御回路13が設定した露光時間
19が、光源の輝度変化の周期15の100倍を越えて
いる場合、あるいは、光源の輝度変化の周波数が、12
KHzを越えるような場合は、 1)フリッカ防止のための高周波点灯を行っている。
【0040】2)同期回路での一周期毎の制御ができな
い。
【0041】3)駆動回路によるラインセンサの副走査
の制御ができない。
【0042】ことがある。
【0043】そして、ラインセンサ3の副走査が定速で
行われているので、露光時間19が、光源の輝度変化の
周期の整数倍でない場合、露光量は、最大一周期分だけ
差が出る可能性がある。しかし、露光時間19が光源の
輝度変化の周期15の100倍を越えている場合、誤差
は1%以内で済む。そこで、同期回路21を動作させず
に、各ラインの撮像を行う。
【0044】上記のように構成することによって、光源
のフリッカの影響を最小限に抑えて撮像することができ
るので、従来問題となっていた蛍光灯のフリッカの影響
で、被写体像とは無関係に所定の周期で輝度レベルが変
化した画像が得られてしまうという問題点を低減するこ
とができる。本実施例では、ラインセンサの露光時間を
光源の輝度変化の周期の100倍を越える時間に設定し
たが、露光時間を長くする、或は光源の輝度変化の周波
数を高くすることによりさらにフリッカの影響を低減す
ることができる。なお図6では、ラインセンサ3の副走
査3ライン分が示してあるが、画像として必要なライン
数だけ副走査を行うことができる。さらに、本実施例
は、同期回路のない図1に示す第1実施例撮像装置を用
いても実行可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ラインセンサによって主走査および副走査して画像を撮
像する撮像装置において、光源のフリッカを検出する検
出手段を用い、光源にフリッカが検出された場合には、
露光時間をフリッカの周期に同期対応した制御を行い撮
影することにより、光源フリッカの悪影響を除去するこ
とができ、従来問題となっていた例えば蛍光灯のフリッ
カの影響で、被写体像とは無関係に所定の周期で輝度レ
ベルが変化した画像が得られてしまうという問題を解消
することができる。
【0046】さらに、本発明によれば、光源のフリッカ
の周波数に対応した制御を行うことにより、フリッカの
周波数に関わらずに、その影響を相殺することができる
という効果が得られ、光源輝度のフリッカに損なわれる
ことのない撮像ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例のブロック図である。
【図2】 第1実施例のタイミング図である。
【図3】 第2実施例のブロック図である。
【図4】 第2実施例のタイミング図である。
【図5】 第3実施例のタイミング図である。
【図6】 第4実施例のタイミング図である。
【図7】 従来の撮像装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 レンズ 2 結像面 3 ラインセンサ 4 サンプルホールド回路 5 アナログ−デジタル変換回路 6 メモリ 7 信号処理回路 8 駆動回路 9 映像信号出力 10 フリッカ検出回路 11 モード切換制御回路 12 フリッカ周波数検出回路 13 露光時間制御回路 14 輝度が変化する光源の輝度レベル 15 光源の輝度変化の周期 16 第1ラインの撮像タイミング 17 第2ラインの撮像タイミング 18 第3ラインの撮像タイミング 19 露光時間 20 一ライン分の副走査時間 21 同期回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電変換素子を主走査方向に直線状に配
    列した撮像素子によって主走査および主走査方向に対す
    る垂直方向に副走査し露光させて光電変換する撮像手段
    と、該撮像手段から入力した画像電気信号を所定方式の
    映像信号に変換する信号処理手段と、撮像対象を照明す
    る光源のフリッカを検出するフリッカ検出手段と、前記
    撮像手段の露光時間を光源のフリッカに対応して所定時
    間に設定する露光時間制御手段を備えたことを特徴とす
    る撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の構成に加えて、光源のフ
    リッカ周波数を検出するフリッカ周波数検出手段を備え
    たことを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記露光時間制御手段は、フリッカ検出
    手段によって光源のフリッカが検出されたときは前記フ
    リッカ周波数検出手段によって検出された光源のフリッ
    カ周波数の周期の整数倍の時間に前記撮像手段の露光時
    間を設定することを特徴とする請求項2記載の撮像装
    置。
  4. 【請求項4】 前記露光時間制御手段は、フリッカ検出
    手段によって光源のフリッカが検出されたときは前記フ
    リッカ周波数検出手段によって検出された光源のフリッ
    カ周波数に同期させ、かつフリッカ周波数の周期の二分
    の一の整数倍の時間に前記撮像手段の露光時間を設定す
    ることを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記露光時間制御手段は、フリッカ検出
    手段によって光源のフリッカが検出され、かつ撮像手段
    の露光時間が前記フリッカ周波数検出手段によって検出
    された光源フリッカ周波数の周期の百倍を越える時間で
    あるときは、前記フリッカ周波数検出手段によって検出
    された光源のフリッカ周波数の周期の百倍を越える任意
    の時間に前記撮像手段の露光時間を設定することを特徴
    とする請求項2記載の撮像装置。
JP6088595A 1994-04-26 1994-04-26 撮像装置 Withdrawn JPH07298002A (ja)

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JP (1) JPH07298002A (ja)

Cited By (4)

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