JP2001358996A - 固体撮像装置およびその駆動方法 - Google Patents

固体撮像装置およびその駆動方法

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JP2001358996A
JP2001358996A JP2000180735A JP2000180735A JP2001358996A JP 2001358996 A JP2001358996 A JP 2001358996A JP 2000180735 A JP2000180735 A JP 2000180735A JP 2000180735 A JP2000180735 A JP 2000180735A JP 2001358996 A JP2001358996 A JP 2001358996A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超高速電子シャッタを実現して画質の低下の
ない画像を得ることのできる固体撮像装置およびその駆
動方法の提供。 【解決手段】 ディジタルカメラ10は、タイミング信号
発生部20が映像期間内に露出開始のシャッタパルスを発
生させ、このパルスに対応する駆動信号186を生成して
撮像部28に供給し、撮像部28で入射光を演算により得ら
れた露光時間にして露光する。撮像部28では、この露光
で得られる画像データ29を出力し、信号処理部34にはデ
ィジタル化した画像データ32a が供給される。信号処理
部34では、供給される画像データの露出開始位置に生じ
る傷の位置を欠陥補正パルス186aで特定してこの位置の
画素データに欠陥補正処理を施して欠陥のない正常な画
像を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像装置およ
びその駆動方法に関し、たとえば、この固体撮像装置を
ディジタルカメラや画像入力装置等に適用して好適なも
のである。また、この固体撮像装置の駆動方法は、電子
シャッタの駆動を超高速する場合に用いて好適な方法で
ある。
【0002】
【従来の技術】ディジタルカメラやディジタルビデオカ
メラ等の撮像装置には年々高度な機能が求められてきて
いる。これらの機能の中に電荷蓄積時間を調整するシャ
ッタスピードの高速化も含まれている。シャッタスピー
ドは最高速度が毎年増加する傾向にある。
【0003】ところで、露光時間に対して1単位時間だ
け露光時間を減らした場合の露光時間変化率をシャッタ
ゲイン差とする。このシャッタゲイン差を最大にすると
ともに、ハンチング現象を防止することから、最高シャ
ッタ速度は1/1500秒に規制されている。このような電子
シャッタの速度の規制はこれまで1水平走査線期間(1
H)単位でしか変えられないことに基づいて決まってし
まい、最大シャッタ速度に限界が生じてしまう。
【0004】上述したようにシャッタ速度の増加を満足
させる条件は、ハンチング現象の発生を回避するととも
に、シャッタ速度をこの限界よりも速くすることにな
る。特開平6-62323 号公報には、このシャッタ速度を満
足させる固体撮像装置の駆動方法とビデオカメラの電子
アイリス制御回路が提案されている。この方法では、電
荷蓄積時間を1水平走査期間よりも短い時間を単位とし
て変化させる制御を行うことによりシャッタゲイン差の
増大を回避し、結果的にハンチング現象の発生を防止し
ている。
【0005】また、ディジタルカメラ等はテレビジョン
規格と異なる規格で動作させている。低消費電力を考慮
してシステムクロックレートを落として使うことが多
い。1水平期間を単位に露出を行った場合に1水平期間
もシステムクロックレートに比例するから、明るさの変
化量は粗くなる。この明るさの変化量における粗さや変
化量の増大を考慮して調整すると、テレビジョン規格と
の互換性がなくなることからテレビジョン規格では使え
なくなる。すなわち、ディジタルカメラ等はシステムク
ロックに対して自由度が低いことがわかる。特開平11-4
1527号公報に記載の固体撮像素子の駆動方法、電子アイ
リス制御回路およびこれを用いたカメラは、信号電荷の
読出しタイミングを1水平期間内で変化させるようにし
て、露光時間の微調を可能にし、1水平期間の時間がシ
ステムクロックに依存しても、このシステムクロックに
依存することなく所望の電子シャッタ速度を任意に設定
できるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開平6-62
323 号公報の駆動方法はブランキング期間内で1水平走
査期間よりも短い時間を単位にしてシャッタパルスを変
化させ、超高速電子シャッタを実現しているが、その時
間単位よりも若干長い中間的な電子シャッタ期間(すな
わち、露出期間)を設定すると、この電子シャッタ期間
が映像期間をまたぐことになる。結局、電子シャッタ期
間は映像期間をとばすことから1水平期間分余分に長く
なってしまい、中間的な電子シャッタが切れない。
【0007】また、前述した特開平11-41527号公報の発
明では、電子シャッタ用のパルスがブランキング期間内
に出力され、読出しパルスが水平期間内の任意の位置に
移動させて超高速電子シャッタを実現させている。しか
しながら、読み出した信号電荷が転送時に最悪1水平期
間(1H)放置される。これにより、得られる画像にはス
ミアが増大してしまうという欠点がある。
【0008】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、超高速電子シャッタを実現して画質の低下のない画
像を得ることのできる固体撮像装置およびその駆動方法
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、光学系を介して入射する光を所定の時間
だけ複数の撮像素子が2次元に配された撮像手段に送っ
て、この撮像手段の駆動のうちの露出期間にてこの入射
光を光電変換し、得られた信号電荷をこの撮像手段から
読み出して画像データにし、この画像データに信号処理
を施す固体撮像装置において、この装置は、撮像手段に
対して複数種類のパルスを生成するとともに、画像デー
タの有効画像期間内に露出開始のシャッタパルスおよび
信号電荷の読出し開始のパルスならびに露出期間の開始
位置に対応して生じる画像データの画素欠陥の補正要求
を示す欠陥補正パルスを生成するタイミング発生手段
と、この生成したパルスをそれぞれの駆動信号にする駆
動信号生成手段と、画像データに対して補正、および記
録用の信号処理を施すとともに、画像データのうち、欠
陥補正パルスに応じて画素データに対する欠陥補正処理
を施す信号処理手段とを含むことを特徴とする。
【0010】本発明の固体撮像装置は、タイミング発生
手段が有効画像期間内に露出開始のシャッタパルスを発
生させ、このパルスに対応する駆動信号を生成して露光
を行う。この露光で得られる画像データを信号処理手段
に供給する。信号処理手段では、供給される画像データ
の露出開始位置に生じる傷の位置を欠陥補正パルスで特
定してこの位置の画素データに欠陥補正処理を施すこと
により、露出時間の短時間化(すなわち、高速シャッ
タ)を行っても、映像領域の画像データに欠陥等の影響
が生じないようにすることができる。
【0011】また、本発明は上述の課題を解決するため
に、光学系を介して入射する光を所定の時間だけ複数の
撮像素子が2次元に配された撮像手段に送って、この撮
像手段の駆動のうちの露出期間にてこの入射光を光電変
換し、得られた信号電荷をこの撮像手段から読み出して
画像データにし、この画像データに信号処理を施す固体
撮像装置において、この装置は、撮像手段に対して複数
種類のパルスを生成するとともに、画像データの有効画
像期間内に露出開始のシャッタパルスおよび信号電荷の
読出し開始のパルスを生成するタイミング発生手段と、
この生成したパルスをそれぞれの駆動信号にする駆動信
号生成手段と、画像データに対して補正、および記録用
の信号処理を施す信号処理手段と、この信号処理手段で
施した画像データを一時記憶するメモリ手段と、一時記
憶した画像データが読み出されて、この画像データのう
ち、この画像データの画素欠陥の位置に対して補正処理
を施す制御手段とを含み、制御手段は、メモリ手段の入
力側と出力側に配された画像データの供給元および画像
データの供給先をそれぞれ切り換える第1の切換手段お
よび第2の切換手段を有効画像期間内の露出開始かどう
かに応じて切換制御することを特徴とする。
【0012】本発明の固体撮像装置は、タイミング発生
手段を制御する制御手段で生成する映像期間内に露出開
始のシャッタパルスを出すタイミング、すなわち有効画
像期間内の位置をあらかじめ求めている。駆動信号生成
手段の駆動により撮像手段で撮像した信号を画像データ
にし、この画像データには信号処理手段で補正および記
録用の信号処理が施される。第1の切換手段では、信号
処理した画像データをメモリ手段に一時記憶させる切換
制御を行い、第2の切換手段では、露出開始の位置に対
応した制御信号を受けて、有効画像期間内の露出開始で
得られた画像データを制御手段に供給し、制御手段で露
出開始位置に生じる不具合を欠陥補正する。そして、制
御信号により第1の切換手段を制御して欠陥補正した画
像データをメモリ手段に供給させ、ふたたび一時記憶さ
せる。第2の切換手段は制御信号に応じてメモリ手段か
ら読み出した画像データを圧縮処理を施す側に切り換え
る。これにより、有効画像期間に露出開始をしても画像
に及ぼす影響をなく画像を取り出すことができる。
【0013】さらに、本発明は上述の課題を解決するた
めに、複数の撮像素子が2次元に配された撮像手段を用
意し、光学系を介して入射する光を所定の時間だけ撮像
手段に送って、この撮像手段の駆動のうちの露出期間に
おいてこの入射光を光電変換し、得られた信号電荷をこ
の撮像手段から読み出して画像データにし、この画像デ
ータに信号処理を施す固体撮像装置の駆動方法におい
て、この方法は、撮像手段に対して複数種類のパルスを
生成するとともに、露出開始のシャッタパルスおよび信
号電荷の読出し開始のパルスならびにシャッタパルスの
画像データの有効画像期間内での露出開始に対応して生
じる画像データの画素欠陥の補正要求を示す欠陥補正パ
ルスを生成する第1の工程と、この生成したパルスに応
じて撮像手段にて露出を行い、得られた撮像信号を読み
出す第2の工程と、この読み出した撮像信号をディジタ
ルな画像データにする第3の工程と、画像データに対し
て補正、および記録用の信号処理を施すとともに、有効
画像期間内に露出開始のシャッタパルスまたは欠陥補正
パルスのいずれかに応じて画素欠陥の位置の画素データ
を欠陥補正する第4の工程とを含むことを特徴とする。
【0014】本発明の固体撮像装置の駆動方法は、有効
画像期間内に露出開始のシャッタパルスや露出期間の開
始位置に対応した欠陥補正パルスを生成した際に、駆動
信号に応じて撮像を行い、高速な電子シャッタを切って
所望の画像データを生成する。この際生成した画像デー
タが含む傷を欠陥補正パルスに基づき欠陥補正を行って
いるのでシャッタパルスの影響のない、正常な画像が得
られる。
【0015】そして最後に、本発明は上述の課題を解決
するために、複数の撮像素子が2次元に配された撮像手
段を用意し、光学系を介して入射する光を所定の時間だ
け撮像手段に送って、この撮像手段の駆動のうちの露出
期間においてこの入射光を光電変換し、得られた信号電
荷をこの撮像手段から読み出して画像データにし、この
画像データに信号処理を施す固体撮像装置の駆動方法に
おいて、この方法は、撮像手段に対して複数種類のパル
スを生成するとともに、画像データの有効画像期間内に
露出開始のシャッタパルスおよび信号電荷の読出し開始
のパルスを生成する第1の工程と、この生成したパルス
に応じて撮像手段にて露出を行い、得られた撮像信号を
読み出す第2の工程と、この読み出した撮像信号をディ
ジタルな画像データにする第3の工程と、画像データに
対して補正、および記録用の信号処理を施す第4の工程
と、この信号処理した画像データを一時記憶する第5の
工程と、この一時記憶した画像データが読み出して、こ
の画像データが有効画像期間内に露出開始された際に、
この画像データの供給先を補正処理側に切り換え、有効
画像期間から外れたブランキング期間に露出した際に、
圧縮処理を施す側に切り換える第6の工程と、補正処理
側への切り換え後に、画像データの画素欠陥の位置に対
する欠陥補正処理を施す第7の工程と、画像データの一
時記憶における供給元をこの欠陥補正した画像データの
供給元に切り換える第8の工程と、この欠陥補正した画
像データをふたたび一時記憶させる第9の工程と、この
ふたたび一時記憶した画像データを読み出し、圧縮処理
を施す側に切り換えを行う第10の工程とを含むことを特
徴とする。
【0016】本発明の固体撮像装置の駆動方法は、有効
画像期間内に露出開始のシャッタパルスを出すタイミン
グ、すなわちこの有効画像期間内の位置をあらかじめ求
めて記憶している。各種の生成したパルスに応じて各部
を駆動させる駆動信号を供給する。撮像手段では入射光
を撮像信号にして出力した後に画像データにし、さらに
この画像データに補正および記録用の信号処理を施す。
信号処理した画像データを供給元として一時記憶し、有
効画像期間内でのシャッタパルスの生成では欠陥補正処
理に、有効画像期間を外したシャッタパルスの生成では
圧縮処理に供給先を選択し、欠陥補正処理を施した画像
データを第2の供給元として選択してふたたびこの画像
データを一時記憶し、この後、この画像データを圧縮処
理に供給することにより、所望のシャッタ速度で画像デ
ータを生成し、この際生成した画像データが含む傷に対
する欠陥補正を行ってシャッタパルスの影響のない、正
常な画像が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる固体撮像装置の実施例を詳細に説明する。
【0018】本発明と直接的に関係のない部分について
図面および説明を省略する。ここで、信号の参照符号
は、その現れる接続線の参照番号で表す。本実施例は、
本発明の固体撮像装置を適用したディジタルカメラ10に
ついて説明する(図1を参照)。ディジタルカメラ10に
は、光学レンズ系12、操作部14、システム制御部16、駆
動信号生成部18、タイミング信号発生部20、絞り機構2
2、メカニカルシャッタ24、ストロボ26、撮像部28、ア
ナログ信号処理部30、A/D 変換部32、信号処理部34、フ
レームメモリ部36、圧縮/伸張処理部38、メモリカード
40、表示用信号処理部42および液晶モニタ44が備えられ
ている。
【0019】これら各部を順次説明する。光学レンズ系
12は、たとえば、複数枚の光学レンズを組み合わせて構
成されている。光学レンズ系12には、図示しないが、こ
れら光学レンズの配置する位置を調節して画面の画角を
操作部14からの操作信号14aに応じて調節するズーム機
構や被写体とカメラ10との距離に応じてピント調節す
る、AF(Automatic Focus :自動焦点)調節機構が含ま
れている。操作信号14aは、たとえばレリーズボタン
(図示せず)のストローク操作に応じてシステム制御部
16に供給される。光学レンズ系12には、システム制御部
16から供給される制御信号16a に基づくAF調節機構の駆
動信号180 がレンズ駆動部18a から供給される。AF調節
機構は供給される駆動信号180 に応じて光学レンズを光
軸に沿って変位させて焦点を調節する。
【0020】操作部14には、レリーズボタン140 だけで
なく、たとえばモニタ画面に表示される項目を選択する
カーソルを表示させ、このカーソル移動および選択を行
う機能を有する操作スイッチ部142 がある。画面表示の
領域を選択項目で隠されるから、表示画像と選択項目の
いずれかの表示をオン/オフ切換えて表示させるように
してもよい。操作部14におけるこのような選択には、た
とえば十字キーおよび/または液晶表示部分に配したタ
ッチパネルセンサ等を用いてもよい。項目やレベル補正
操作に応じた選択を指示する操作スイッチ部142 には、
選択キーおよび選択した指示を決定(または送出する)
決定キーが含まれている。操作部14で選択された操作は
操作信号14a によりシステム制御部16に報知される。
【0021】システム制御部16は、たとえば CPU(Cent
ral Processing Unit :中央演算処理装置)を有する。
システム制御部16には、ディジタルカメラ10の動作手順
が書き込まれた ROM(Read Only Memory:読み出し専用
メモリ)がある。システム制御部16は、たとえば、ユー
ザの操作にともなって操作部14から供給される操作信号
14a とこの ROMの情報を用いて各部の動作を制御する制
御信号16a, 16bを生成する。特に、この制御信号16a の
生成は操作部14のレリーズボタン140 のストローク操作
に応じて行われる。
【0022】システム制御部16は、生成した制御信号16
a を駆動信号生成部18およびタイミング信号発生部20に
供給し、生成した制御信号16b をアナログ信号処理部3
0、A/D 変換部32、信号処理部34、フレームメモリ部3
6、圧縮/伸張処理部38、表示用信号処理部42およびモ
ニタ44に供給している。これら各部は供給される制御信
号16a, 16bに応じてそれぞれ制御される。
【0023】さらに詳述すると、システム制御部16は、
制御信号16a を、最適な露出を行わせる標準露出にする
ように複数のパラメータを調整して露出量を算出し、こ
の露出量に応じて生成する。システム制御部16は、生成
した制御信号16a を駆動信号生成部18およびタイミング
信号発生部20に供給する。
【0024】駆動信号生成部18には、レンズ駆動部18a
、絞り駆動部18b 、シャッタ駆動部18c 、撮像駆動部1
8d 、およびストロボ駆動部18e が含まれている。レン
ズ駆動部18a は、駆動信号180 を出力して被写体が撮像
面において最適な焦点として結像するように自動的に前
述した光学レンズ系12を変位させている(自動焦点調
節)。
【0025】絞り駆動部18b には、たとえば標準露出を
行う際の絞り値や露出補正等の露出に関する制御信号16
a が供給され、制御信号16a に応じた駆動信号182 を絞
り機構22に出力する。シャッタ駆動部18c には、後述す
るようにタイミング信号発生部20からタイミング信号20
a が供給される。シャッタ駆動部18c は、供給されるタ
イミング信号20a に応じて駆動信号184 をメカニカルシ
ャッタ24に出力する。メカニカルシャッタ24は駆動信号
184 の供給タイミングに応じて駆動させている。
【0026】撮像駆動部18d にはタイミング信号20b に
応じて駆動信号186 を撮像部28に供給する。撮像駆動部
18d には、図1にあらわに図示していないが電子シャッ
タパルス、信号電荷を読み出すフィールドシフトパル
ス、および電極構造を考慮して複数の位相に変位させて
信号電荷を転送させるタイミング信号(垂直・水平)等
が供給されている。撮像駆動部18d はこれらの信号をま
とめて複数種類の垂直駆動信号および水平駆動信号を撮
像部28に出力するとともに、信号処理部34に映像期間
(有効画像期間)中に発生させた電子シャッタパルスに
対応してこの位置を報知する機能を有する欠陥補正要求
信号186aも出力している。
【0027】ストロボ駆動部18e には、レリーズボタン
140 の2段押圧によるストローク操作がなされた際の指
示によりシステム制御部16から制御信号16a が供給され
る。操作部14では操作スイッチ部142 でのストロボ発光
の設定がオンになっている場合、システム制御部16はス
トロボの発光光量が決まっていることから、あらかじめ
発光時の被写体との距離、絞り値、およびシャッタ速度
を考慮して露出量に関する各パラメータを設定してい
る。レリーズボタン140 の操作に同期して発光を促す駆
動信号188 を生成し、ストロボ26に出力する。
【0028】なお、図示していないがアナログ信号処理
部30には、ゲイン調整信号として駆動信号が供給されて
いる。
【0029】タイミング信号発生部20は、制御信号16a
に基づいてメカニカルシャッタ24および撮像部28を動作
させる複数種類のタイミング信号を生成する回路を含
む。タイミング信号発生部20は、生成したタイミング信
号20a, 20bをそれぞれシャッタ駆動部18c および撮像駆
動部18d に供給し、信号線を示していないが生成したタ
イミング信号をアナログ信号処理部30およびA/D 変換部
32にも供給している。
【0030】絞り機構22は、絞り駆動部18b からの駆動
信号182 に応じて撮像部28に入射する光束が通る開口径
を露出量に基づく絞りに合うように開口調節する機能を
有する。絞り機構22は、上述したように駆動信号182 に
より動作するが、この動作は操作部14のレリーズボタン
140 の第1段のストローク操作に応じて取り込んだ光量
を基にシステム制御部16が生成した制御信号16a に依存
して行われる。
【0031】メカニカルシャッタ24は、撮像部28に入射
光束が入射する期間を露出量に基づいて規定される開放
時間に合うようにシャッタをオン/オフする機能を有す
る。メカニカルシャッタ24もシャッタ駆動部18c からの
駆動信号184 に応じて動作する。シャッタ駆動部18c
は、上述したようにシステム制御部16が生成した制御信
号16a に依存している。この場合、システム制御部16は
制御信号16b を操作部14の2段押込みタイプのレリーズ
ボタン140 の2段階まで大きくストローク操作したタイ
ミングに応じて生成している。
【0032】ストロボ26は電子閃光(エレクトリックフ
ラッシュ)を発生させる装置である。ストロボ26はレリ
ーズボタン140 の撮像タイミングの入力に同期して動作
させる。ストロボ26はシステム制御部16にてあらかじめ
発光を想定して発光量、被写体までの距離、感度等々を
考慮して露出量が決められている。ストロボ26にも発光
およびそのタイミングを報知する駆動信号188 が供給さ
れている。
【0033】撮像部28は、光学ローパスフィルタ28a 、
色フィルタ28b 、および固体撮像素子28c が一体的に設
けられたセンサである。このセンサには、CCD (Charge
Coupled Device:電荷結合素子)が用いられている。撮
像部28は、光学レンズ系12で結像された光学像が受光部
の各撮像素子に到達した光量に応じた光電変換を行って
出力信号29を出力する。撮像素子28c には、CCD やMOS
(Metal Oxide Semiconductor :金属酸化型半導体)タ
イプの固体撮像デバイスが適用される。撮像部28では、
供給される駆動信号186 に応じて光電変換によって得ら
れた信号電荷を所定のタイミングとして、たとえば、垂
直ブランキング期間にフィールドシフトにより垂直転送
路に読み出され、この垂直転送路をラインシフトした信
号電荷が水平転送路に供給され、この水平転送路を経た
信号電荷が図示しない出力回路による電流/電圧変換に
よってアナログ電圧信号29にされ、アナログ信号処理部
30に出力される。撮像部28では、CCD タイプでは信号電
荷の読出しモードに応じた間引き読出しや全画素読出し
が用いられる。
【0034】また、色フィルタ28b には、原色または補
色の色フィルタセグメントを複数用いて所定のパターン
が撮像素子に対応してたとえば、単板で形成されるよう
に配されている。カメラ10は、上述したモードに応じて
所定の色パターンを考慮して信号電荷を読み出してい
る。
【0035】アナログ信号処理部30には、図示しないが
CDS 部(Correlated Double Sampling:相関二重サンプ
リング; 以下CDS という)が含まれている。CDS 部に
は、たとえば、CCD 型の撮像素子を用いて、基本的にそ
の素子により生じる各種のノイズをタイミング信号発生
部からのタイミング信号によりクランプするクランプ回
路と、タイミング信号により信号電荷をホールドするサ
ンプルホールド回路を有する。CDS 部は、ノイズ成分を
除去してA/D 変換部32に送る。
【0036】A/D 変換部32は、供給されるアナログ信号
30a の信号レベルを所定の量子化レベルにより量子化し
てディジタル信号32a に変換するA/D 変換器を有する。
A/D変換部32は、タイミング信号発生部20から供給され
る変換クロック等のタイミング信号(図示せず)により
変換したディジタル信号32a を信号処理部34に出力す
る。
【0037】信号処理部34には、供給される画像データ
に各種の補正・記録用信号処理をそれぞれ施す前処理部
および記録信号処理部(図示せず)とともに、あらかじ
め想定される欠陥画素を補正する欠陥画素補正部340 が
含まれている。
【0038】前処理部は、供給される画像のうち、所定
の領域の画素データがもつレベルを検出するとともに、
この画像データに線形な信号処理を施す。信号処理を行
う各種の補正項目には、黒レベル補正、白バランスのゲ
イン補正、シェーディング補正等がある。この線形処理
を施した段階の画像データは、絵にならない、生データ
である。この画像データが欠陥画素補正部340 に送られ
る。
【0039】本実施例の欠陥画素補正部340 は、フィー
ルドまたは全画素読出しに対応して1ライン分のメモリ
と、メモリから読み出した画像データに対する置換また
は平均処理を行う画素補正部とを有している。1ライン
分のメモリは、欠陥が横に筋を引くような大きな傷に対
応して欠陥ラインの一つ前の1ラインや欠陥の直前の画
素での置換を可能にする。
【0040】また、画素補正部は、供給される画像デー
タの近傍の画素で平均値を算出し、この平均値で置換す
る機能を有している。これら欠陥画素補正は、欠陥位置
の画素が対応する色と同一色を用いて行うことは言うま
でもない。欠陥画素補正部340 は、映像期間内に印加さ
れた電子シャッタパルスによる欠陥画素を補正し、補正
した画素を含む画像データを記録用処理部にそれぞれ供
給する。近傍の画素が複数のラインに及ぶ場合、メモリ
は1ラインに限定されず、複数のラインメモリを用いる
とよい。小さな傷の場合、対応する色と同色の画素の規
則的な配置を考慮した遅延処理で補正してもよい。
【0041】また、前処理部は、たとえば色フィルタの
色フィルタセグメントの配置を考慮して得られる画素デ
ータを用いてレベル検出も行う。レベル検出は画像の領
域を分割した各領域に対して行う分割測光、画面の中央
部近傍の領域を測光するAE(Automatic Exposure contr
ol)検出、被写体とカメラとの間の距離調整用AF(Auto
matic Focus control )検出、および白バランス調整用
AWB (Automatic WhiteBalance control)検出等を行
う。これらの検出では色フィルタを介して画素データを
出力することから直接的に輝度信号が得られない。そこ
で、色フィルタが原色の場合色G 、補色の場合色Mgを輝
度信号とみなして扱ってもよい。前処理部は、図示して
いないが検出結果をシステム制御部16に供給している。
【0042】記録用処理部は、記録用のレベル補正部、
ガンマ補正部、補間処理部、および色差マトリクス処理
部を有している。記録用処理部は、これらの処理をシス
テム制御部16からの制御信号16b に応じて行う。記録用
処理部はレベル補正部で画像データにレベル補正を行
い、この画像データを内蔵するルックアップテーブルに
供給し、ルックアップテーブルから入力に対応する値を
出力させてガンマ補正する。なお、ガンマ特性を細かく
調整する場合、実際に演算によって補正するようにして
もよい。
【0043】記録用ガンマ補正部は、非線型処理を施し
た画像データを補間処理部に供給する。補間処理部は単
板の色フィルタを用いている場合、色フィルタセグメン
トの色パターン配置した位置にしか色データが得られな
い。補間処理部はこの色パターンの隙間に対応する位置
の各色データを実際に得られた画素データを用いて補間
し、その際に、記録画像フォーマットの画素数に合わせ
て生成する。補間処理は、補間対象の画素に対して周囲
の画素を用いて加算平均して行う。
【0044】また、補間処理は、周囲の画素の相関係数
に基づいて相関のある方向の画素を用いて補間するよう
にしてもよい。補間処理部は、三原色R, G, B の面(プ
レーン)データを作成する。補間処理部は、この面デー
タを色差マトリクス処理部に供給する。色差マトリクス
処理部は、供給された三原色R, G, B の面データから輝
度信号Y および色差信号(R-Y), (B-Y) を作成する。色
差マトリクス処理部は作成した画像の輝度および色差信
号34a をフレームメモリ部36に出力する。
【0045】フレームメモリ部36は、一時記憶した画像
データを繰り返し読み出すことができる非破壊型メモリ
が連写等を考慮して複数配設されている。フレームメモ
リ部36は、システム制御部16の制御を受けて、アドレス
制御により間引き読出しも繰り返し行える。読み出した
画像データ36a が圧縮/伸張処理部38および表示用信号
処理部42に供給される。
【0046】圧縮/伸張処理部38は、フレームメモリ部
36から読み出した1フレーム分の輝度データと色差デー
タ36a に、たとえば、直交変換を用いたJPEG(Joint Ph
otographic Experts Group)規格での圧縮を施す回路
と、この圧縮した画像を再び元のデータに伸張する回路
とを有する。圧縮/伸張処理部38は、システム制御部16
の制御16b により記録時には圧縮したデータ38a を図示
しないメモリカードI/F部を介してメモリカード40に記
録させる。
【0047】圧縮/伸張処理部38が伸張処理を行う場
合、逆にメモリカード40から読み出したデータ38a をメ
モリカードI/F 部を介して圧縮/伸張処理部38に取り込
んで処理する。ここで処理されたデータは、システム制
御部16の制御により圧縮/伸張処理部38は、所要の順序
でフレームメモリ部36に伸張したデータを書き込む。メ
モリカード40には、たとえば、いわゆるスマートメディ
アやICカードのような記録媒体を用いる。
【0048】表示用信号処理部42には、レベル補正部、
および表示変換処理部が備えられている。表示レベル補
正部は、システム制御部16からの制御信号16b に応じて
行う。システム制御部16は、前処理部で検出したデータ
を考慮して制御信号16b を生成している。表示変換処理
部はフレームメモリ部36から液晶モニタ44に表示する画
素数を読み出す。記録に対応して画素1280×1024を320
×240 と4分の1にする場合、フレームメモリ部36をア
ドレス制御して間引き読出した画像データに対して信号
処理を施す。
【0049】また、表示変換処理部は、電子ズームで拡
大/縮小表示する場合も領域に合わせて画像データを読
み出し、補間/間引き等を行う補間処理機能も有する。
表示変換処理部は、補間/間引き処理した画像データ42
a を液晶モニタ44に供給する。
【0050】液晶モニタ44は、システム制御部16の制御
(図示せず)に応じて供給される輝度データおよび色差
データ42a の表示におけるタイミングを調整して表示す
る機能を有する。また、液晶モニタ44は三原色RGB のデ
ータで表示させてもよい。
【0051】次に、本実施例のディジタルカメラ10の動
作を説明する前に電子シャッタの原理について簡単に説
明する(図2を参照)。撮像部28の撮像素子(図示せ
ず)は露光により入射光を光電変換して信号電荷を蓄積
し、蓄積した信号電荷を読み出す。この電子シャッタの
原理の説明に用いる信号およびパルスはタイミング信号
発生部20から供給されるタイミング信号20b である。タ
イミング信号20b には、垂直ブランキング信号VBLK、読
出しパルスXTG 、水平同期信号HD、シャッタパルス
XSUB、およびXDECを含んでいる。これらの信号の関係
は、たとえば、図2(a)の垂直ブランキング信号VBLKの立
上りから次の立上りまでの期間が1Vである。
【0052】読出しパルスXTG は、図2(a)のブランキン
グ期間の中央近傍のタイミングで負極性パルスが生成、
出力されている(図2(b)を参照)。水平同期信号HDはブ
ランキングの立上り等に同期するとともに、所定の間隔
で水平ブランキングが生成されている(図2(c)を参
照)。
【0053】シャッタパルスXSUBが印加されると、撮像
部28の固体撮像素子28c はこの素子のオーバーフロード
レイン領域または基板側に蓄積した信号電荷を掃き出す
ようになっている。そして、シャッタパルスXSUBは映像
信号に及ぼす影響を回避するため通常水平同期信号HDの
ブランキング内において印加される。図2(c)および(d)
の時刻60がこの関係を示している。これにより、露光時
間は電子シャッタの最後に印加されたシャッタパルスX
SUBから読出しパルスXTG が印加される時刻62までの期
間である(図2(d)を参照)。また、上述した定義に基づ
いて図2(e)の場合、時刻64から時刻62までの期間が露光
時間になる。
【0054】ところで、シャッタパルスXSUBを映像期間
に印加していないのは、前述したように映像信号にシャ
ッタパルスXSUBが影響を及ぼし、このパルス印加のタイ
ミングで映像信号にオーバーシュートまたはアンダーシ
ュートの部分が生じ、それぞれ白くなったり、黒くなっ
た映像が現れ、さらにこれらの現象がランダムに現れた
りすることを回避するためである。
【0055】本実施例のディジタルカメラ10の電子シャ
ッタの動作の特徴点について簡単に説明する(図3を参
照)。各信号のタイミング関係を明らかにするため、図
3(a)〜(c) にそれぞれ垂直ブランキング信号VBLK、読出
しパルスXTG 、および水平同期信号HDを示す。電子シャ
ッタで超高速の露光期間や滑らかな露出変化を行うこと
を満足させることを第1に考慮して、タイミング信号発
生部20では、映像期間内にシャッタパルスXSUBを印加し
て露光を開始する。露光開始は、前述した露光の定義と
同様に最後のシャッタパルスXSUBが印加されたタイミン
グにしている。
【0056】本実施例では、水平同期信号HDのブランキ
ング期間にかかわりなく、時刻70,72でのシャッタパル
スの印加のように自由に露光の開始を行う。図2(b)に示
すように読出しパルスXTG は時刻74に印加される。この
場合、図3(d)のシャッタパルスの印加からの露光時間は
参照符号76の期間になり、図3(f)のシャッタパルスの印
加による露光時間は参照符号78が示す期間になる。露光
時間76は、水平同期信号HDの期間よりも短い露光で、超
高速電子シャッタを実現させている。また、露光時間78
は、1.7Hと中間的な露光時間を実現している。
【0057】これらの露光開始の時刻70, 72は、これま
での水平同期信号のブランキング期間に対応していな
い。したがって、映像信号にこれまでも懸念されていた
傷が発生するおそれが高い。最後のシャッタパルス
XSUB、すなわち露光の開始に同期して欠陥補正要求信号
XDECを生成する(図3(e)および(g) を参照)。前述した
信号処理部34では欠陥補正要求信号186a(=XDEC)を受
けた位置の画素を欠陥画素補正部340 で置換または平均
化した値による置換によって欠陥補正を行って出力す
る。欠陥補正が施されることにより液晶モニタ44には不
具合のない画像が表示される。
【0058】このように動作させることにより、これま
での電子シャッタの速度限界を容易に越えることがで
き、水平同期信号HDを単位としたHD単位の整数倍の電子
シャッタ速度に限定されることなく、事実上無段階の電
子シャッタを実現でき、無駄に感光部に留まることによ
って発生していたスミアも同時に解決することができ
る。
【0059】具体的に前述した信号の関係を液晶モニタ
の表示も含めて表す。水平同期信号の映像期間(時間80
〜82:図4(b)を参照)にシャッタパルスXSUBを印加する
と(図4(c)を参照)、画面の位置84にたとえば、黒点が
現れる(図4(a)を参照)。
【0060】この黒点を欠陥として補正する。欠陥補正
には、位置を特定するため欠陥画素補正要求信号XDEC
欠陥画素補正部340 に供給して(図4(d)を参照)、本来
この位置の色に対応する色と同色の一つ前の画素で補正
する。また、シャッタパルスXSUBの印加に対応して発生
する不具合は点状に限らず、水平方向にスジをひく場合
もある(図4(e)を参照)。この場合、位置84〜82まで太
線86で示すスジが発生する。このスジを補正するように
欠陥補正要求信号XDECをこの期間に対応した期間出しつ
づける(図4(h)を参照)。このような場合、一つ前に読
み出したラインの画素データを用いて欠陥補正を行う。
【0061】ところで、読出しパルスXTG の位置および
所望のシャッタ速度が設定されると、この傷がどの位置
に相当するかわかる。このことを考慮しても電子シャッ
タの高速化および無段階の電子シャッタ動作させても欠
陥画素の位置があらかじめわかることから、欠陥画素を
補正することができる。前述した実施例の一変形例とし
てディジタルカメラ100 の構成を図5に示す。図1に示
したディジタルカメラ10と共通する部分には同じ参照符
号を付し、説明を省略する。
【0062】ディジタルカメラ100 には、切換スイッチ
46, 48、および欠陥補正機能部160が配されている。切
換スイッチ46には、信号処理部34からの画像データ34a
が供給されるように端子a に接続され、システム制御部
16の欠陥補正機能部160 から欠陥補正した画像データ16
2 が供給されるように端子b にされている。そして、選
択された画像データ34a/162 がフレームメモリ部36に供
給される。
【0063】また、切換スイッチ48の共通端子a には、
フレームメモリ部36から読み出したいずれかの画像デー
タ34a/162 が端子a に送られる。切換スイッチ48には2
つの選択する供給先と接続する端子b, cがある。端子b
は圧縮/伸張処理部38に接続され、端子c はシステム制
御部16の欠陥補正機能部160 に接続されている。切換ス
イッチ46, 48は、システム制御部16から供給される制御
信号16c で切り換えている。システム制御部16では、制
御信号16c が切換スイッチ46の切換制御を考慮して切り
換えるように生成している。また、切換スイッチ48に
は、システム制御部16から欠陥補正の有無を考慮した制
御信号16d が供給される。
【0064】システム制御部16は、読出しパルスXTG
よび算出されている露光時間の長さからあらかじめシャ
ッタパルスXSUBの映像期間内での印加の有無がわかるこ
とを用いて、この位置に対して制御信号16b で欠陥画素
近傍に位置する画素データを読み出すようにアドレス制
御を行う。システム制御部16には、欠陥補正機能部160
が含まれている。読み出した画素データが切換スイッチ
48の端子c を介して欠陥補正機能部160 に供給される。
欠陥補正機能部160 は、欠陥画素近傍の画素データから
欠陥補正を行う。この欠陥補正は、欠陥画素の色を考慮
してこの色と同一色の画素データを用いて補正を行う。
この欠陥補正においても直前の同一色の画素の置換、最
近傍の画素の置換、または近傍画素の平均値での置換の
いずれかで行う。欠陥補正機能部160 は、欠陥補正した
画像データ162 を切換スイッチ46の端子b に送る。
【0065】システム制御部16は、制御信号16c を生成
して切換スイッチ46の端子b を介して欠陥補正した画素
データに供給するとともに、制御信号16b を生成してフ
レームメモリ部36の先の読み出した領域にふたたび書き
込むアドレス制御を行う。欠陥画素の補正後、フレーム
メモリ部36には、1フレーム分の画像データ36a の読出
し制御が制御信号16c により施される。システム制御部
16は、制御信号16d を生成して切換スイッチ48の端子b
に切り換えさせて圧縮/伸張処理部38に供給する。
【0066】前述した説明において、位置および期間に
ついてシステム制御部16の演算により明らかになること
を説明したが、さらに細かい制御を行う場合、画素クロ
ック単位でタイミング信号発生部20に指示を出すので、
映像期間中の露光期間をこの単位で表して記憶させてお
くとよい。
【0067】このように構成しても映像期間内でのシャ
ッタパルスの印加による影響を吸収することができる。
【0068】なお、本実施例のディジタルカメラ10で
は、カラー画像を扱うカメラについて説明したが、本発
明はこの実施例に限定されるものでなく、白黒画像を扱
うディジタルカメラに適用しても超高速の電子シャッタ
および無段階の電子シャッタによる露出制御ができるこ
とは言うまでもない。
【0069】以上のように構成することにより、撮像部
28の駆動、特に映像期間にかかわらず露出開始させ、こ
の期間に開始する露出にともなって生じる画像の欠陥を
欠陥補正で補正することにより、これまで水平同期信号
を単位としてしか変えられなかった電子シャッタの駆動
を事実上無段階に制御できるようになる。無駄な信号電
荷の停留を防ぐことができるからスミアの防止にも役立
たせることができる。
【0070】
【発明の効果】このように本発明の固体撮像装置によれ
ば、タイミング発生手段が有効画像期間内に露出開始の
シャッタパルスを発生させ、このパルスに対応する駆動
信号を生成して露光を行う。この露光で得られる画像デ
ータを信号処理手段に供給する。信号処理手段では、供
給される画像データの露出開始位置に生じる傷の位置を
欠陥補正パルスで特定してこの位置の画素データに欠陥
補正処理を施して、露出時間の短時間化(すなわち、高
速シャッタ)を行っても、映像領域の画像データに欠陥
等の影響が生じないようにすることにより、従来の1水
平走査期間単位による電子シャッタ制御では行うことの
できなかった、無段階の電子シャッタ制御を行わせるこ
とができる。
【0071】また、本発明の固体撮像装置によれば、タ
イミング発生手段を制御する制御手段で生成する有効画
像期間内に露出開始のシャッタパルスを出すタイミン
グ、すなわち有効画像期間内の位置を記憶しておく。得
られた撮像信号を画像データにし、この画像データには
信号処理手段で補正および記録用の信号処理を施す。第
1の切換手段では、信号処理した画像データをメモリ手
段に一時記憶させ、第2の切換手段では、露出開始の位
置に対応した制御信号を受けて、有効画像期間内の露出
開始で得られた画像データを制御手段に供給し、制御手
段で露出開始位置に生じる不具合を欠陥補正する。そし
て、制御信号により第1の切換手段を切り換えて欠陥補
正した画像データをメモリ手段に供給させ、一時記憶す
る。第2の切換手段は制御信号に応じてメモリ手段から
読み出した画像データを圧縮処理を施す側に切り換え
て、有効画像期間に露出開始をしても画像に及ぼす影響
をなく画像を取り出すことができ、従来の1水平走査期
間単位による電子シャッタ制御に対して無段階に制御す
ることができる。
【0072】さらに、本発明の固体撮像装置の駆動方法
によれば、有効画像期間内に露出開始のシャッタパルス
や露出期間の開始位置に対応した欠陥補正パルスを生成
した際に、駆動信号に応じて撮像を行い、高速な電子シ
ャッタを切って所望の画像データを生成してもこの際生
成した画像データが含む傷を欠陥補正パルスに基づいて
欠陥補正を行っているのでシャッタパルスの影響のな
い、正常な画像が得られ、事実上無段階の電子シャッタ
制御を行うことが可能になる。
【0073】最後に、本発明の固体撮像装置の駆動方法
によれば、有効画像期間内に露出開始のシャッタパルス
を出すタイミング、すなわち有効画像期間内の位置をあ
らかじめ求めて記憶し、撮像した信号をディジタルの画
像データにして信号処理を施す。信号処理した画像デー
タを供給元として一時記憶し、有効画像期間内でのシャ
ッタパルスの生成では欠陥補正処理に、有効画像期間を
外した、見えない位置に対するシャッタパルスの生成で
は圧縮処理に供給先を選択し、欠陥補正処理を施した画
像データを第2の供給元として選択してふたたびこの画
像データを一時記憶し、この後、この画像データを圧縮
処理に供給することにより、所望のシャッタ速度で画像
を取り込み、この際の画像データが含む傷に対する欠陥
補正を行ってシャッタパルスの影響のない、正常な画像
にして出力することにより、事実上無段階の電子シャッ
タ制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固体撮像装置を適用したディジタルカ
メラの概略的な構成を示すブロック図である。
【図2】ディジタルカメラにおいて用いる電子シャッタ
の原理を説明するタイミングチャートである。
【図3】図2の電子シャッタを映像期間等に適用した際
に対応して生成する欠陥画素補正要求信号のタイミング
関係を説明するタイミングチャートである。
【図4】電子シャッタのシャッタパルスに応じて画像に
生じる傷の大きさとこの大きさに対応して生成する欠陥
画素補正要求信号の関係を説明する模式図である。
【図5】本発明の固体撮像装置をディジタルカメラに適
用した実施例の一変形例の概略的な構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
10 ディジタルカメラ 14 操作部 16 システム制御部 18 駆動信号生成部 20 タイミング信号発生部 22 絞り機構 24 メカニカルシャッタ 28 撮像部 34 信号処理部 36 フレームメモリ部 38 圧縮/伸張処理部 44 液晶モニタ 340 欠陥画素補正部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 101:00 H04N 101:00 Fターム(参考) 2H054 AA01 5C024 AX04 AX19 CX22 CX23 CX24 CX26 CY14 CY45 DX01 DX07 EX52 HX14 HX21 HX58 JX44 JX46 5C065 AA01 BB23 CC01 CC09 DD02 EE06 FF02 FF03 FF05 GG13 GG17 GG18 GG30 GG32 GG44 GG49

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学系を介して入射する光を所定の時間
    だけ複数の撮像素子が2次元に配された撮像手段に送っ
    て、該撮像手段の駆動のうちの露出期間にて該入射光を
    光電変換し、得られた信号電荷を該撮像手段から読み出
    して画像データにし、該画像データに信号処理を施す固
    体撮像装置において、該装置は、 前記撮像手段に対して複数種類のパルスを生成するとと
    もに、前記画像データの有効画像期間内に露出開始のシ
    ャッタパルスおよび前記信号電荷の読出し開始のパルス
    ならびに前記露出期間の開始位置に対応して生じる前記
    画像データの画素欠陥の補正要求を示す欠陥補正パルス
    を生成するタイミング発生手段と、 該生成したパルスをそれぞれの駆動信号にする駆動信号
    生成手段と、 前記画像データに対して補正、および記録用の信号処理
    を施すとともに、前記画像データのうち、前記欠陥補正
    パルスに応じて画素データに対する欠陥補正処理を施す
    信号処理手段とを含むことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、前記信
    号処理手段は、前記入射光を色セグメントのパターンに
    応じて色分解する色分解手段を前記撮像手段の前面に一
    体的に配して色分解した入射光を前記撮像手段で撮像し
    て供給される画素データのうち、前記欠陥のある画素デ
    ータが示すそれぞれの色と同一色の直前にある画素デー
    タを用いて前記欠陥のある画素データを置換する手段を
    含むことを特徴とする固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の装置において、前記信
    号処理手段は、前記入射光を色セグメントのパターンに
    応じて色分解する色分解手段を前記撮像手段の前面に一
    体的に配して色分解した入射光を前記撮像手段で撮像し
    て供給される画素データのうち、前記欠陥のある画素デ
    ータが示すそれぞれの色と同一色の最も近傍の画素デー
    タを用いて前記欠陥のある画素データを置換する手段を
    含むことを特徴とする固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の装置において、前記信
    号処理手段は、前記入射光を色セグメントのパターンに
    応じて色分解する色分解手段を前記撮像手段の前面に一
    体的に配して色分解した入射光を前記撮像手段で撮像し
    て供給される画素データのうち、前記欠陥のある画素デ
    ータが示すそれぞれの色と同一色の最も近傍の画素デー
    タを用いて平均して得られるデータで前記欠陥のある画
    素データを置換する手段を含むことを特徴とする固体撮
    像装置。
  5. 【請求項5】 光学系を介して入射する光を所定の時間
    だけ複数の撮像素子が2次元に配された撮像手段に送っ
    て、該撮像手段の駆動のうちの露出期間にて該入射光を
    光電変換し、得られた信号電荷を該撮像手段から読み出
    して画像データにし、該画像データに信号処理を施す固
    体撮像装置において、該装置は、 前記撮像手段に対して複数種類のパルスを生成するとと
    もに、前記画像データの有効画像期間内に露出開始のシ
    ャッタパルスおよび前記信号電荷の読出し開始のパルス
    を生成するタイミング発生手段と、 該生成したパルスをそれぞれの駆動信号にする駆動信号
    生成手段と、 前記画像データに対して補正、および記録用の信号処理
    を施す信号処理手段と、 該信号処理手段で施した画像データを一時記憶するメモ
    リ手段と、 前記一時記憶した画像データが読み出されて、該画像デ
    ータのうち、該画像データの画素欠陥の位置に対して補
    正処理を施す制御手段とを含み、 前記制御手段は、前記メモリ手段の入力側と出力側に配
    された前記画像データの供給元および前記画像データの
    供給先をそれぞれ切り換える第1の切換手段および第2
    の切換手段を前記有効画像期間内の露出開始かどうかに
    応じて切換制御することを特徴とする固体撮像装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の装置において、前記制
    御手段は、該制御手段が画素クロック単位で制御する際
    に前記タイミング発生手段に指示として出力した位置お
    よびクロック数を記憶し、該記憶に応じて前記読み出し
    た画像データに補正を施すことを特徴とする固体撮像装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の装置において、前記制
    御手段は、前記入射光を色セグメントのパターンに応じ
    て色分解する色分解手段を前記撮像手段の前面に一体的
    に配して色分解した入射光を前記撮像手段で撮像して供
    給される画素データのうち、前記記憶に応じて前記読み
    出した画像データに対する補正を前記欠陥のある画素デ
    ータが示すそれぞれの色と同一色の直前にある画素デー
    タを用いて置換する手段を含むことを特徴とする固体撮
    像装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の装置において、前記制
    御手段は、前記入射光を色セグメントのパターンに応じ
    て色分解する色分解手段を前記撮像手段の前面に一体的
    に配して色分解した入射光を前記撮像手段で撮像して供
    給される画素データのうち、前記欠陥のある画素データ
    が示すそれぞれの色と同一色の最も近傍の画素データを
    用いて前記欠陥のある画素データを置換する手段を含む
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の装置において、前記制
    御手段は、前記入射光を色セグメントのパターンに応じ
    て色分解する色分解手段を前記撮像手段の前面に一体的
    に配して色分解した入射光を前記撮像手段で撮像して供
    給される画素データのうち、前記欠陥のある画素データ
    が示すそれぞれの色と同一色の最も近傍の画素データを
    用いて前記欠陥のある画素データを置換する手段を含む
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  10. 【請求項10】 複数の撮像素子が2次元に配された撮
    像手段を用意し、光学系を介して入射する光を所定の時
    間だけ前記撮像手段に送って、該撮像手段の駆動のうち
    の露出期間にて該入射光を光電変換し、得られた信号電
    荷を該撮像手段から読み出して画像データにし、該画像
    データに信号処理を施す固体撮像装置の駆動方法におい
    て、該方法は、 前記撮像手段に対して複数種類のパルスを生成するとと
    もに、前記露出開始のシャッタパルスおよび前記信号電
    荷の読出し開始のパルスならびに前記シャッタパルスの
    前記画像データの有効画像期間内での露出開始に対応し
    て生じる前記画像データの画素欠陥の補正要求を示す欠
    陥補正パルスを生成する第1の工程と、 該生成したパルスに応じて前記撮像手段にて露出を行
    い、得られた撮像信号を読み出す第2の工程と、 該読み出した撮像信号をディジタルな画像データにする
    第3の工程と、 前記画像データに対して補正、および記録用の信号処理
    を施すとともに、前記有効画像期間内に露出開始のシャ
    ッタパルスまたは前記欠陥補正パルスのいずれかに応じ
    て画素欠陥の位置の画素データを欠陥補正する第4の工
    程とを含むことを特徴とする固体撮像装置の駆動方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の方法において、第4
    の工程は、前記撮像手段の前面に一体的に配された色セ
    グメントのパターンに応じて前記入射光を色分解し、得
    られた画像データのうち、前記欠陥のある画素データが
    示すそれぞれの色と同一色の直前にある画素データを用
    いて前記欠陥のある画素データを置換することを特徴と
    する固体撮像装置の駆動方法。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の方法において、第4
    の工程は、前記撮像手段の前面に一体的に配された色セ
    グメントのパターンに応じて前記入射光を色分解し、得
    られた画像データのうち、前記欠陥のある画素データが
    示すそれぞれの色と同一色の最も近傍の画素データを用
    いて前記欠陥のある画素データを置換することを特徴と
    する固体撮像装置の駆動方法。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載の方法において、第4
    の工程は、前記撮像手段の前面に一体的に配された色セ
    グメントのパターンに応じて前記入射光を色分解し、得
    られた画像データのうち、前記欠陥のある画素データが
    示すそれぞれの色と同一色の最も近傍の画素データを用
    いて平均して得られるデータで前記欠陥のある画素デー
    タを置換することを特徴とする固体撮像装置の駆動方
    法。
  14. 【請求項14】 複数の撮像素子が2次元に配された撮
    像手段を用意し、光学系を介して入射する光を所定の時
    間だけ前記撮像手段に送って、該撮像手段の駆動のうち
    の露出期間において該入射光を光電変換し、得られた信
    号電荷を該撮像手段から読み出して画像データにし、該
    画像データに信号処理を施す固体撮像装置の駆動方法に
    おいて、該方法は、 前記撮像手段に対して複数種類のパルスを生成するとと
    もに、前記画像データの有効画像期間内に露出開始のシ
    ャッタパルスおよび前記信号電荷の読出し開始のパルス
    を生成する第1の工程と、 該生成したパルスに応じて前記撮像手段にて露出を行
    い、得られた撮像信号を読み出す第2の工程と、 該読み出した撮像信号をディジタルな画像データにする
    第3の工程と、 前記画像データに対して補正、および記録用の信号処理
    を施す第4の工程と、 前記信号処理した画像データを一時記憶する第5の工程
    と、 該一時記憶した画像データが読み出して、該画像データ
    が前記有効画像期間内に露出開始された際に、該画像デ
    ータの供給先を補正処理側に切り換え、前記有効画像期
    間から外れたブランキング期間に露出した際に、圧縮処
    理を施す側に切り換える第6の工程と、 前記補正処理側への切り換え後に、前記画像データの画
    素欠陥の位置に対する欠陥補正処理を施す第7の工程
    と、 前記画像データの一時記憶における供給元を該欠陥補正
    した画像データの供給元に切り換える第8の工程と、 該欠陥補正した画像データをふたたび一時記憶させる第
    9の工程と、 該ふたたび一時記憶した画像データを読み出し、前記圧
    縮処理を施す側に切り換えを行う第10の工程とを含むこ
    とを特徴とする固体撮像装置の駆動方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の方法において、第6
    の工程は、前記撮像手段の前面に一体的に配された色セ
    グメントのパターンに応じて前記入射光を色分解し、得
    られた画像データのうち、前記欠陥のある画素データが
    示すそれぞれの色と同一色の直前にある画素データを用
    いて前記欠陥のある画素データを置換することを特徴と
    する固体撮像装置の駆動方法。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載の方法において、第6
    の工程は、前記撮像手段の前面に一体的に配された色セ
    グメントのパターンに応じて前記入射光を色分解し、得
    られた画像データのうち、前記欠陥のある画素データが
    示すそれぞれの色と同一色の最も近傍の画素データを用
    いて前記欠陥のある画素データを置換することを特徴と
    する固体撮像装置の駆動方法。
  17. 【請求項17】 請求項14に記載の方法において、第6
    の工程は、前記撮像手段の前面に一体的に配された色セ
    グメントのパターンに応じて前記入射光を色分解し、得
    られた画像データのうち、前記欠陥のある画素データが
    示すそれぞれの色と同一色の最も近傍の画素データを用
    いて平均して得られるデータで前記欠陥のある画素デー
    タを置換することを特徴とする固体撮像装置の駆動方
    法。
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