JPH07336699A - 画素欠陥補正装置 - Google Patents
画素欠陥補正装置Info
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- JPH07336699A JPH07336699A JP6127699A JP12769994A JPH07336699A JP H07336699 A JPH07336699 A JP H07336699A JP 6127699 A JP6127699 A JP 6127699A JP 12769994 A JP12769994 A JP 12769994A JP H07336699 A JPH07336699 A JP H07336699A
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Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 固体撮像素子を用いた撮像装置に使用される
画素欠陥補正装置であって、高周波信号と画素欠陥を正
確に区別し、検出、補正を行い、本来の画質を劣化させ
ることなく、良好な画像を得ることを目的とする。 【構成】 FF4〜7により注目画素とその前後、およ
びさらにその前後の計5画素の画素データyn-2,
yn-1,yn,yn+1,yn+2を抽出し、これらの画素デー
タに対し、減算器8〜11、絶対値回路12,13、演
算回路14〜17を用い次の4式の演算を行う。 yn−
yn-1>a1、yn−yn+1>a2、|yn-1−y n-2|<
b1、|yn+1−yn+2|<b2(a1,a2は突出量のしき
い値、b1,b2はキズか高周波信号かを判定するしきい
値)、以上の4式をすべて満たすとき画素欠陥と判定
し、判定回路18より判定信号を出力し、補正回路3に
補正信号を出力するよう制御する。
画素欠陥補正装置であって、高周波信号と画素欠陥を正
確に区別し、検出、補正を行い、本来の画質を劣化させ
ることなく、良好な画像を得ることを目的とする。 【構成】 FF4〜7により注目画素とその前後、およ
びさらにその前後の計5画素の画素データyn-2,
yn-1,yn,yn+1,yn+2を抽出し、これらの画素デー
タに対し、減算器8〜11、絶対値回路12,13、演
算回路14〜17を用い次の4式の演算を行う。 yn−
yn-1>a1、yn−yn+1>a2、|yn-1−y n-2|<
b1、|yn+1−yn+2|<b2(a1,a2は突出量のしき
い値、b1,b2はキズか高周波信号かを判定するしきい
値)、以上の4式をすべて満たすとき画素欠陥と判定
し、判定回路18より判定信号を出力し、補正回路3に
補正信号を出力するよう制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCCD等の固体撮像素子
を用いた撮像装置において、固体撮像素子に存在する画
素欠陥を検出し補正する画素欠陥補正装置に関するもの
である。
を用いた撮像装置において、固体撮像素子に存在する画
素欠陥を検出し補正する画素欠陥補正装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般にCCD等の半導体により形成され
た固体撮像素子においては、半導体の局部的な結晶欠陥
等により画質劣化を生じることが知られている。入射光
量に応じた撮像出力に常に一定のバイアス電圧が加算さ
れてしまう画像欠陥は、この画像欠陥信号がそのまま処
理されるとモニター画面上に高輝度の白い点として現れ
るので白キズと呼ばれている。また、光電感度の低いも
のは黒い点として現れるので黒キズと呼ばれている(以
後、画素欠陥をキズと称する。)。
た固体撮像素子においては、半導体の局部的な結晶欠陥
等により画質劣化を生じることが知られている。入射光
量に応じた撮像出力に常に一定のバイアス電圧が加算さ
れてしまう画像欠陥は、この画像欠陥信号がそのまま処
理されるとモニター画面上に高輝度の白い点として現れ
るので白キズと呼ばれている。また、光電感度の低いも
のは黒い点として現れるので黒キズと呼ばれている(以
後、画素欠陥をキズと称する。)。
【0003】従来、上記のようなキズに対する検出に関
しては、例えば特開昭61−261974号公報に示さ
れている。この方法は注目画素が周辺の画素に対して一
定量以上大きいまたは小さい出力を持つ画素をキズとし
て検出する方法であり、横方向および縦方向に隣接画素
間の差を取り、周辺の画素と異なる出力を持つ画素を検
出するものである。
しては、例えば特開昭61−261974号公報に示さ
れている。この方法は注目画素が周辺の画素に対して一
定量以上大きいまたは小さい出力を持つ画素をキズとし
て検出する方法であり、横方向および縦方向に隣接画素
間の差を取り、周辺の画素と異なる出力を持つ画素を検
出するものである。
【0004】以下、CCDの水平方向における白キズの
検出の場合について説明を行うものとし、まずこの場合
の従来の画素欠陥補正装置について具体的に説明を行
う。
検出の場合について説明を行うものとし、まずこの場合
の従来の画素欠陥補正装置について具体的に説明を行
う。
【0005】白キズは、周辺の画素に対して、通常1画
素のみ突出している。例えば、注目画素とその前後の画
素の関係は図11の(a)のように表される。このた
め、注目画素とその隣接する前後の画素とを比較し、注
目画素が一定レベル以上前後の画素より大きい場合キズ
と見なすことができる。
素のみ突出している。例えば、注目画素とその前後の画
素の関係は図11の(a)のように表される。このた
め、注目画素とその隣接する前後の画素とを比較し、注
目画素が一定レベル以上前後の画素より大きい場合キズ
と見なすことができる。
【0006】上記内容を実現するブロック図を図10に
示す。入力された信号は複数のフリップフロップ(以
下、FFと略す。)37,38を通り、順次送られてき
た注目画素値とその前後の画素値、yn-1,yn,yn+1
を得る。これらの信号に対して、加算器39,40、比
較回路41,42、AND回路43により下記の演算を
行っている。
示す。入力された信号は複数のフリップフロップ(以
下、FFと略す。)37,38を通り、順次送られてき
た注目画素値とその前後の画素値、yn-1,yn,yn+1
を得る。これらの信号に対して、加算器39,40、比
較回路41,42、AND回路43により下記の演算を
行っている。
【0007】
【数1】
【0008】
【数2】
【0009】a1,a2は、ynのyn-1,yn+1に対する
突出量のしきい値であり、ここでは、a1=a2=a(a
>0)として考える。
突出量のしきい値であり、ここでは、a1=a2=a(a
>0)として考える。
【0010】以上により、注目する画素の値がその周辺
の画素の値に対して一定レベル以上突出している場合は
キズとみなし、検出出力を出力する。補正回路は、検出
出力により制御される。
の画素の値に対して一定レベル以上突出している場合は
キズとみなし、検出出力を出力する。補正回路は、検出
出力により制御される。
【0011】画素欠陥の補正に関しては、特開昭62−
8666号公報にいくつかの方法が示されている。例え
ば、1画素もしくは2画素前の画素で置換する方法、前
後の画素値の平均で置換する方法、または同様に垂直方
向で考え、1つ上の画素で置換する方法、上下の画素値
の平均で置換する方法などがある。
8666号公報にいくつかの方法が示されている。例え
ば、1画素もしくは2画素前の画素で置換する方法、前
後の画素値の平均で置換する方法、または同様に垂直方
向で考え、1つ上の画素で置換する方法、上下の画素値
の平均で置換する方法などがある。
【0012】ここでは、補正回路は前後の画素値の平均
で置換するものとし、ブロック図は図2に示したように
なり、動作は以下の通りである。
で置換するものとし、ブロック図は図2に示したように
なり、動作は以下の通りである。
【0013】入力された信号はFF30,31を通り、
中央の注目画素の値とその前後の画素値を抽出する。注
目画素の前後の画素値の平均値を求め補正信号としてい
る。判定回路の出力に従い、通常は中央の注目画素の値
を、キズと判定した場合は補正信号を出力する。
中央の注目画素の値とその前後の画素値を抽出する。注
目画素の前後の画素値の平均値を求め補正信号としてい
る。判定回路の出力に従い、通常は中央の注目画素の値
を、キズと判定した場合は補正信号を出力する。
【0014】以上より、周辺の画素の値に対して一定レ
ベル以上突出している画素に対してはキズとして検出で
き、目立たないよう補正することができる。
ベル以上突出している画素に対してはキズとして検出で
き、目立たないよう補正することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法によれば、高周波信号に対しては、信号であるにも
関わらず、信号位相により突出している場合があり、キ
ズと誤って判定する。
方法によれば、高周波信号に対しては、信号であるにも
関わらず、信号位相により突出している場合があり、キ
ズと誤って判定する。
【0016】白黒の固体撮像素子より出力される図11
の(b),(c)のような信号の場合、その中心の信号
は、キズと誤って判定され補正されてしまい補正回路出
力信号のように本来あるべき信号が欠けた形になる。
の(b),(c)のような信号の場合、その中心の信号
は、キズと誤って判定され補正されてしまい補正回路出
力信号のように本来あるべき信号が欠けた形になる。
【0017】また、色フィルタを備えた固体撮像素子よ
り出力される信号は、1画素ごとにYe+MgとCy+
Gが交互に出力され、次のラインでは1画素ごとにYe
+GとCy+Mgが交互に出力される。従来の方法で
は、注目画素が一定レベル以上2画素前後の画素より大
きい場合キズと見なすことができるが、図12、図13
のような信号の場合、その中心の信号はキズと誤って判
定され補正されてしまい補正回路出力信号のように本来
あるべき信号が欠けた形になる。
り出力される信号は、1画素ごとにYe+MgとCy+
Gが交互に出力され、次のラインでは1画素ごとにYe
+GとCy+Mgが交互に出力される。従来の方法で
は、注目画素が一定レベル以上2画素前後の画素より大
きい場合キズと見なすことができるが、図12、図13
のような信号の場合、その中心の信号はキズと誤って判
定され補正されてしまい補正回路出力信号のように本来
あるべき信号が欠けた形になる。
【0018】このような高周波の信号がある場合には、
画質を劣化させ良好な画像を得ることができないという
問題を有していた。
画質を劣化させ良好な画像を得ることができないという
問題を有していた。
【0019】本発明は、以上述べた従来の問題点を解決
するものであり、簡単な構成で高周波信号とキズを精度
良く判別して、キズについてのみ補正を行い、高周波信
号を含む画像においても、本来の画質を劣化させること
なく、良好な画像を得ることができる画素欠陥補正装置
を提供することを目的とする。
するものであり、簡単な構成で高周波信号とキズを精度
良く判別して、キズについてのみ補正を行い、高周波信
号を含む画像においても、本来の画質を劣化させること
なく、良好な画像を得ることができる画素欠陥補正装置
を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画素欠陥補正装置は、固体撮像素子と、固体
撮像素子より出力された信号をサンプリングするサンプ
リング回路と、第1の画素の値と、隣接する第2,第3
の画素の値と、第2,第3の画素に隣接し第1の画素か
ら離れた側にある第4,第5の画素の値を抽出する抽出
回路と、第1の画素の値と第2の画素の値との差、第1
の画素の値と第3の画素の値との差を求め、それぞれ予
め設定された値と比較する第1,第2の比較回路と、第
2の画素の値と第4の画素の値との差の絶対値、第3の
画素の値と第5の画素の値との差の絶対値を求める第
1,第2の絶対値回路と、第1,第2の絶対値回路の出
力を入力とする第3,第4の比較回路と、第1,第2,
第3,第4の比較回路の出力を入力とする判定回路と、
判定回路の出力により制御される補正回路とから構成さ
れる。
に本発明の画素欠陥補正装置は、固体撮像素子と、固体
撮像素子より出力された信号をサンプリングするサンプ
リング回路と、第1の画素の値と、隣接する第2,第3
の画素の値と、第2,第3の画素に隣接し第1の画素か
ら離れた側にある第4,第5の画素の値を抽出する抽出
回路と、第1の画素の値と第2の画素の値との差、第1
の画素の値と第3の画素の値との差を求め、それぞれ予
め設定された値と比較する第1,第2の比較回路と、第
2の画素の値と第4の画素の値との差の絶対値、第3の
画素の値と第5の画素の値との差の絶対値を求める第
1,第2の絶対値回路と、第1,第2の絶対値回路の出
力を入力とする第3,第4の比較回路と、第1,第2,
第3,第4の比較回路の出力を入力とする判定回路と、
判定回路の出力により制御される補正回路とから構成さ
れる。
【0021】
【作用】この構成によって、注目画素と注目画素に隣接
する画素との差および注目画素に隣接する画素とその隣
の画素との差の絶対値がそれぞれ予め定めた値以上であ
れば、高周波信号であると判断でき、高周波信号におい
て従来のように誤検出、誤補正を行わず、本来の画質を
劣化させることなく、良好な画像を得ることができる。
する画素との差および注目画素に隣接する画素とその隣
の画素との差の絶対値がそれぞれ予め定めた値以上であ
れば、高周波信号であると判断でき、高周波信号におい
て従来のように誤検出、誤補正を行わず、本来の画質を
劣化させることなく、良好な画像を得ることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0023】本発明の第1の実施例のブロック図を図1
に示す。入射光は、固体撮像素子1により光電変換さ
れ、A/D変換器2でデジタル信号に変換される。A/
D変換器の出力信号を図3に示す。A/D変換器2の出
力信号は、FF4〜7により注目画素とその前後、およ
びさらにその前後の計5画素の画素データyn-2,
yn-1,yn,yn+1,yn+2を抽出される。ここで、FF
4〜7のクロックは固体撮像素子1の駆動周波数と同じ
fckである。これらの画素データに対し、減算器8〜
11、絶対値回路12,13、比較回路14〜17を用
い下記の演算を行う。
に示す。入射光は、固体撮像素子1により光電変換さ
れ、A/D変換器2でデジタル信号に変換される。A/
D変換器の出力信号を図3に示す。A/D変換器2の出
力信号は、FF4〜7により注目画素とその前後、およ
びさらにその前後の計5画素の画素データyn-2,
yn-1,yn,yn+1,yn+2を抽出される。ここで、FF
4〜7のクロックは固体撮像素子1の駆動周波数と同じ
fckである。これらの画素データに対し、減算器8〜
11、絶対値回路12,13、比較回路14〜17を用
い下記の演算を行う。
【0024】
【数3】
【0025】
【数4】
【0026】
【数5】
【0027】
【数6】
【0028】
【数7】
【0029】
【数8】
【0030】(数3),(数4)では、注目画素が隣接
画素に対して一定値以上突出しているという条件を満た
すことを判定する。a1,a2は突出量が一定値以上であ
ることを判定するためのしきい値であり、ここでは(数
5)としている。これらの演算を減算器9,10、比較
回路15,16を用いて行っている。
画素に対して一定値以上突出しているという条件を満た
すことを判定する。a1,a2は突出量が一定値以上であ
ることを判定するためのしきい値であり、ここでは(数
5)としている。これらの演算を減算器9,10、比較
回路15,16を用いて行っている。
【0031】(数6),(数7)では、注目画素に隣接
する画素とその隣の画素との差の絶対値が、一定値以下
であるという条件を満たすことを判定している。これに
より、キズと高周波信号の区別を行っている。
する画素とその隣の画素との差の絶対値が、一定値以下
であるという条件を満たすことを判定している。これに
より、キズと高周波信号の区別を行っている。
【0032】b1,b2はキズか高周波信号かを判定する
ためのしきい値で、ここでは(数8)としている。これ
らの演算を、減算器8,11、絶対値回路12,13、
比較回路14,17を用いて行っている。
ためのしきい値で、ここでは(数8)としている。これ
らの演算を、減算器8,11、絶対値回路12,13、
比較回路14,17を用いて行っている。
【0033】判定回路18は、比較回路14,15,1
6,17の出力信号のANDを取り上記の6式を全て満
たすかどうかを判定する。6式を全て満たすときキズで
あると判定し、判定信号を出力する。この判定信号によ
り補正回路3を制御する。
6,17の出力信号のANDを取り上記の6式を全て満
たすかどうかを判定する。6式を全て満たすときキズで
あると判定し、判定信号を出力する。この判定信号によ
り補正回路3を制御する。
【0034】本実施例の補正回路3のブロック図を図2
に示す。入力された信号は、FF30,31を通り中央
の注目画素の値とその前後の画素値を抽出する。ここ
で、FF30,31のクロックはfckである。注目画
素の前後の画素値からこれらの平均値を求め補正信号と
している。判定回路18の出力に従い、通常は中央の注
目画素の値を、キズと判定した場合は補正信号を出力す
る。また、判定回路18との時間合わせは必要に応じ行
うものとする。
に示す。入力された信号は、FF30,31を通り中央
の注目画素の値とその前後の画素値を抽出する。ここ
で、FF30,31のクロックはfckである。注目画
素の前後の画素値からこれらの平均値を求め補正信号と
している。判定回路18の出力に従い、通常は中央の注
目画素の値を、キズと判定した場合は補正信号を出力す
る。また、判定回路18との時間合わせは必要に応じ行
うものとする。
【0035】以上のように本実施例によれば、注目画素
に隣接する画素とその隣の画素との差の絶対値をしきい
値bと比較できるように絶対値回路12,13と比較回
路14,17を設けることにより、高周波信号での誤検
出、誤補正を行わないようにすることができる。
に隣接する画素とその隣の画素との差の絶対値をしきい
値bと比較できるように絶対値回路12,13と比較回
路14,17を設けることにより、高周波信号での誤検
出、誤補正を行わないようにすることができる。
【0036】なお、本実施例においては注目画素に隣接
する画素とその隣の画素との差の絶対値を求めしきい値
と比較しているが、差を求め正側と負側でそれぞれ独立
にしきい値と比較する回路構成も可能である。
する画素とその隣の画素との差の絶対値を求めしきい値
と比較しているが、差を求め正側と負側でそれぞれ独立
にしきい値と比較する回路構成も可能である。
【0037】次に、本発明の第2の実施例について図面
を参照して説明する。本発明の第2の実施例のブロック
図を図4に示す。図1の構成と異なるのはレベルシフト
回路19,20を注目画素の突出量と、注目画素に隣接
する画素とその隣の画素との差の絶対値とを比較するよ
うに設けた点である。これにより第1の実施例における
(数6),(数7)は、注目画素に隣接する画素とその
隣の画素との差の絶対値が、注目画素の突出量の定数倍
以下であるという条件式、(数9),(数10)に置き
換えられる。
を参照して説明する。本発明の第2の実施例のブロック
図を図4に示す。図1の構成と異なるのはレベルシフト
回路19,20を注目画素の突出量と、注目画素に隣接
する画素とその隣の画素との差の絶対値とを比較するよ
うに設けた点である。これにより第1の実施例における
(数6),(数7)は、注目画素に隣接する画素とその
隣の画素との差の絶対値が、注目画素の突出量の定数倍
以下であるという条件式、(数9),(数10)に置き
換えられる。
【0038】
【数9】
【0039】
【数10】
【0040】
【数11】
【0041】このとき、N1,N2は注目画素の突出量
と、注目画素に隣接する画素とその隣の画素との差の絶
対値の度合いを設定する値で、ここでは(数11)とし
ている。(数9),(数10)では、注目画素に隣接す
る画素とその隣の画素との差の絶対値が、注目画素の突
出量の定数倍以下であるという条件を満たすことを判定
している。これにより、キズと高周波信号の区別を行っ
ている。これらの演算を減算器8〜11、絶対値回路1
2,13、レベルシフト回路19,20、比較回路1
4,17を用いて行っている。
と、注目画素に隣接する画素とその隣の画素との差の絶
対値の度合いを設定する値で、ここでは(数11)とし
ている。(数9),(数10)では、注目画素に隣接す
る画素とその隣の画素との差の絶対値が、注目画素の突
出量の定数倍以下であるという条件を満たすことを判定
している。これにより、キズと高周波信号の区別を行っ
ている。これらの演算を減算器8〜11、絶対値回路1
2,13、レベルシフト回路19,20、比較回路1
4,17を用いて行っている。
【0042】判定回路18は、比較回路14,15,1
6,17の出力信号のANDを取り上記の(数3),
(数4),(数5),(数9),(数10),(数1
1)を全て満たすかどうかを判定する。全て満たすとき
キズであると判定し、判定信号を出力する。この判定信
号により補正回路3を制御する。本実施例の補正回路
は、第1の実施例の補正回路と同じである。
6,17の出力信号のANDを取り上記の(数3),
(数4),(数5),(数9),(数10),(数1
1)を全て満たすかどうかを判定する。全て満たすとき
キズであると判定し、判定信号を出力する。この判定信
号により補正回路3を制御する。本実施例の補正回路
は、第1の実施例の補正回路と同じである。
【0043】以上のように本実施例によれば、レベルシ
フト回路19,20を注目画素の突出量の定数倍と、注
目画素に隣接する画素とその隣の画素との差の絶対値と
を比較するよう設けることにより、高周波信号での誤検
出、誤補正を行わないようにすることができる。
フト回路19,20を注目画素の突出量の定数倍と、注
目画素に隣接する画素とその隣の画素との差の絶対値と
を比較するよう設けることにより、高周波信号での誤検
出、誤補正を行わないようにすることができる。
【0044】次に、本発明の第3の実施例について図面
を参照して説明する。本発明の第3の実施例のブロック
図を図5に示す。入射光は、色フィルタ21を備えた固
体撮像素子1により光電変換され、A/D変換器2でデ
ジタル信号に変換される。A/D変換器の出力信号を図
7,図8に示す。A/D変換器2の出力信号は、FF4
〜7,22,23により注目画素と、注目画素から前後
2画素離れた画素と、さらにその前後の画素の計7画素
のデータyn-3,yn-2,yn-1,yn,yn+1,yn+2,y
n+3を抽出される。ここで、FF4〜7,22,23の
クロックは固体撮像素子1の駆動周波数と同じfckで
ある。これらの画素データに対し、減算器8〜11,2
4,25、絶対値回路12,13,26,27、比較回
路14〜17を用い下記の演算を行う。図1の構成と異
なるのはFF22,23と減算器24,25と絶対値回
路26,27を注目画素から前後2画素離れた画素と注
目画素から前後1画素離れた画素の差の絶対値が外部よ
り設定可能な値と比較できるように設けた点である。
を参照して説明する。本発明の第3の実施例のブロック
図を図5に示す。入射光は、色フィルタ21を備えた固
体撮像素子1により光電変換され、A/D変換器2でデ
ジタル信号に変換される。A/D変換器の出力信号を図
7,図8に示す。A/D変換器2の出力信号は、FF4
〜7,22,23により注目画素と、注目画素から前後
2画素離れた画素と、さらにその前後の画素の計7画素
のデータyn-3,yn-2,yn-1,yn,yn+1,yn+2,y
n+3を抽出される。ここで、FF4〜7,22,23の
クロックは固体撮像素子1の駆動周波数と同じfckで
ある。これらの画素データに対し、減算器8〜11,2
4,25、絶対値回路12,13,26,27、比較回
路14〜17を用い下記の演算を行う。図1の構成と異
なるのはFF22,23と減算器24,25と絶対値回
路26,27を注目画素から前後2画素離れた画素と注
目画素から前後1画素離れた画素の差の絶対値が外部よ
り設定可能な値と比較できるように設けた点である。
【0045】
【数12】
【0046】
【数13】
【0047】
【数14】
【0048】
【数15】
【0049】
【数16】
【0050】
【数17】
【0051】
【数18】
【0052】
【数19】
【0053】
【数20】
【0054】(数12),(数13)では、注目画素が
前後2画素に対して一定値以上突出しているという条件
を満たすことを判定する。a1,a2は突出量が一定値以
上であることを判定するためのしきい値であり、ここで
は(数14)としている。これらの演算を減算器9,1
0、比較回路15,16を用いて行っている。
前後2画素に対して一定値以上突出しているという条件
を満たすことを判定する。a1,a2は突出量が一定値以
上であることを判定するためのしきい値であり、ここで
は(数14)としている。これらの演算を減算器9,1
0、比較回路15,16を用いて行っている。
【0055】(数15),(数16)では、注目画素か
ら前後2画素離れた画素と注目画素から前後3画素離れ
た画素の差の絶対値が、一定値以下であるという条件を
満たすことを判定している。さらに、(数17),(数
18)で注目画素から前後2画素離れた画素と注目画素
から前後1画素離れた画素の差の絶対値が、一定値以下
であるという条件を満たすことを判定している。これら
により、キズと高周波信号の区別を行っている。b1,
b2,c1,c2はキズか高周波信号かを判定するための
しきい値で、ここでは(数19),(数20)としてい
る。これらの演算を、減算器8,11,24,25、絶
対値回路12,13,26,27、比較回路14,17
を用いて行っている。判定回路18は、比較回路14,
15,16,17の出力信号のANDを取り上記の9式
を全て満たすかどうかを判定する。9式を全て満たすと
きキズであると判定し、判定信号を出力する。この判定
信号により補正回路3を制御する。
ら前後2画素離れた画素と注目画素から前後3画素離れ
た画素の差の絶対値が、一定値以下であるという条件を
満たすことを判定している。さらに、(数17),(数
18)で注目画素から前後2画素離れた画素と注目画素
から前後1画素離れた画素の差の絶対値が、一定値以下
であるという条件を満たすことを判定している。これら
により、キズと高周波信号の区別を行っている。b1,
b2,c1,c2はキズか高周波信号かを判定するための
しきい値で、ここでは(数19),(数20)としてい
る。これらの演算を、減算器8,11,24,25、絶
対値回路12,13,26,27、比較回路14,17
を用いて行っている。判定回路18は、比較回路14,
15,16,17の出力信号のANDを取り上記の9式
を全て満たすかどうかを判定する。9式を全て満たすと
きキズであると判定し、判定信号を出力する。この判定
信号により補正回路3を制御する。
【0056】本実施例の補正回路3のブロック図を図6
に示す。入力された信号は、FF35,30,31,3
6を通り中央の注目画素の値とその2画素前後の画素値
を抽出する。ここで、FF35,30,31,36のク
ロックはfckである。注目画素の2画素前後の画素値
からこれらの平均値を求め補正信号としている。判定回
路の出力に従い、通常は中央の注目画素の値を、キズと
判定した場合は補正信号を出力する。また判定回路との
時間合わせは必要に応じ行うものとする。
に示す。入力された信号は、FF35,30,31,3
6を通り中央の注目画素の値とその2画素前後の画素値
を抽出する。ここで、FF35,30,31,36のク
ロックはfckである。注目画素の2画素前後の画素値
からこれらの平均値を求め補正信号としている。判定回
路の出力に従い、通常は中央の注目画素の値を、キズと
判定した場合は補正信号を出力する。また判定回路との
時間合わせは必要に応じ行うものとする。
【0057】以上のように本実施例によれば、注目画素
から前後2画素離れた画素と注目画素から前後1画素離
れた画素との差の絶対値をしきい値cと比較できるよう
にFF22,23と減算器24,25と絶対値回路2
6,27を設けることにより、高周波信号での誤検出、
誤補正を行わないようにできる。
から前後2画素離れた画素と注目画素から前後1画素離
れた画素との差の絶対値をしきい値cと比較できるよう
にFF22,23と減算器24,25と絶対値回路2
6,27を設けることにより、高周波信号での誤検出、
誤補正を行わないようにできる。
【0058】なお、本実施例においては注目画素から前
後2画素離れた画素と注目画素から前後1画素離れた画
素との差の絶対値を求めしきい値と比較しているが、差
を求め正側と負側でそれぞれ独立にしきい値と比較する
回路構成も可能である。
後2画素離れた画素と注目画素から前後1画素離れた画
素との差の絶対値を求めしきい値と比較しているが、差
を求め正側と負側でそれぞれ独立にしきい値と比較する
回路構成も可能である。
【0059】次に、本発明の第4の実施例について図面
を参照して説明する。本発明の第4の実施例のブロック
図を図9に示す。図5の構成と異なるのはレベルシフト
回路28,29を注目画素の突出量と、注目画素から前
後2画素離れた画素と前後3画素離れた画素の差の絶対
値および注目画素から前後2画素離れた画素と前後1画
素離れた画素の差の絶対値とを比較するように設けた点
である。これにより第3の実施例における(数15),
(数16),(数17),(数18)は、注目画素から
前後2画素離れた画素と3画素離れた画素の差の絶対値
および注目画素から前後2画素離れた画素と前後1画素
離れた画素の差の絶対値が、注目画素の突出量の定数倍
以下であるという条件式、(数21),(数22),
(数23),(数24)に置き換えられる。
を参照して説明する。本発明の第4の実施例のブロック
図を図9に示す。図5の構成と異なるのはレベルシフト
回路28,29を注目画素の突出量と、注目画素から前
後2画素離れた画素と前後3画素離れた画素の差の絶対
値および注目画素から前後2画素離れた画素と前後1画
素離れた画素の差の絶対値とを比較するように設けた点
である。これにより第3の実施例における(数15),
(数16),(数17),(数18)は、注目画素から
前後2画素離れた画素と3画素離れた画素の差の絶対値
および注目画素から前後2画素離れた画素と前後1画素
離れた画素の差の絶対値が、注目画素の突出量の定数倍
以下であるという条件式、(数21),(数22),
(数23),(数24)に置き換えられる。
【0060】
【数21】
【0061】
【数22】
【0062】
【数23】
【0063】
【数24】
【0064】
【数25】
【0065】このとき、N1,N2は注目画素の突出量に
対する周辺画素の平坦の度合いを設定する係数で、ここ
では(数25)としている。(数21),(数22),
(数23),(数24)では、注目画素から前後2画素
離れた画素と前後3画素離れた画素の差の絶対値と、注
目画素から前後2画素離れた画素と前後1画素離れた画
素の差の絶対値が、注目画素の突出量の定数倍以下であ
るという条件を満たすことを判定している。これによ
り、キズと高周波信号の区別を行っている。これらの演
算を減算器8〜11,24,25、絶対値回路12,1
3,26,27、レベルシフト回路28,29、比較回
路14,17を用いて行っている。
対する周辺画素の平坦の度合いを設定する係数で、ここ
では(数25)としている。(数21),(数22),
(数23),(数24)では、注目画素から前後2画素
離れた画素と前後3画素離れた画素の差の絶対値と、注
目画素から前後2画素離れた画素と前後1画素離れた画
素の差の絶対値が、注目画素の突出量の定数倍以下であ
るという条件を満たすことを判定している。これによ
り、キズと高周波信号の区別を行っている。これらの演
算を減算器8〜11,24,25、絶対値回路12,1
3,26,27、レベルシフト回路28,29、比較回
路14,17を用いて行っている。
【0066】判定回路18は、比較回路14,15,1
6,17の出力信号のANDを取り上記の(数12),
(数13),(数14),(数21),(数22),
(数23),(数24),(数20),(数25)を全
て満たすかどうかを判定する。全て満たすときキズであ
ると判定し、判定信号を出力する。この判定信号により
補正回路3を制御する。本実施例の補正回路は、第3の
実施例の補正回路と同じである。
6,17の出力信号のANDを取り上記の(数12),
(数13),(数14),(数21),(数22),
(数23),(数24),(数20),(数25)を全
て満たすかどうかを判定する。全て満たすときキズであ
ると判定し、判定信号を出力する。この判定信号により
補正回路3を制御する。本実施例の補正回路は、第3の
実施例の補正回路と同じである。
【0067】以上のように本実施例によれば、レベルシ
フト回路28,29を注目画素の突出量と、注目画素か
ら前後2画素離れた画素と前後3画素離れた画素の差の
絶対値および注目画素から前後2画素離れた画素と前後
1画素離れた画素の差の絶対値とを比較するよう設ける
ことにより、高周波信号での誤検出、誤補正を行わない
ようにすることができる。
フト回路28,29を注目画素の突出量と、注目画素か
ら前後2画素離れた画素と前後3画素離れた画素の差の
絶対値および注目画素から前後2画素離れた画素と前後
1画素離れた画素の差の絶対値とを比較するよう設ける
ことにより、高周波信号での誤検出、誤補正を行わない
ようにすることができる。
【0068】なお、以上の第1,第2,第3,第4の実
施例については、水平方向についてのみの説明を行って
いるが、垂直方向についても同様であり、水平方向、垂
直方向の両方を組み合わせた処理も可能である。
施例については、水平方向についてのみの説明を行って
いるが、垂直方向についても同様であり、水平方向、垂
直方向の両方を組み合わせた処理も可能である。
【0069】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、高周波信号において従来のように誤検出、誤
補正を行わず、信号とキズを明確に区別し、キズを精度
良く検出できるため、キズについてのみ補正を行い、本
来の画質を劣化させることなく、良好な画像を得ること
ができる。
によれば、高周波信号において従来のように誤検出、誤
補正を行わず、信号とキズを明確に区別し、キズを精度
良く検出できるため、キズについてのみ補正を行い、本
来の画質を劣化させることなく、良好な画像を得ること
ができる。
【図1】本発明の第1の実施例の画素欠陥補正装置の構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図2】同第1の実施例の補正回路の内部構成を示すブ
ロック図
ロック図
【図3】同第1の実施例における動作を示す波形図
【図4】本発明の第2の実施例の画素欠陥補正装置の構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図5】本発明の第3の実施例の画素欠陥補正装置の構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図6】同第3の実施例の補正回路の内部構成を示すブ
ロック図
ロック図
【図7】同第3の実施例における動作を示す波形図
【図8】同第3の実施例における動作を示す波形図
【図9】本発明の第4の実施例の画素欠陥補正装置の構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図10】従来の画素欠陥補正装置の判定回路の構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図11】従来の画素欠陥補正装置の動作を示す波形図
【図12】従来の画素欠陥補正装置の動作を示す波形図
【図13】従来の画素欠陥補正装置の動作を示す波形図
1 固体撮像素子 2 A/D変換器 3 補正回路 4〜7 フリップフロップ 12 第1の絶対値回路 13 第2の絶対値回路 15 第1の比較回路 16 第2の比較回路 14 第3の比較回路 17 第4の比較回路 18 判定回路 19,20 レベルシフト回路 21 色フィルタ 22,23 フリップフロップ 26 第3の絶対値回路 27 第4の絶対値回路 28,29 レベルシフト回路
Claims (6)
- 【請求項1】 固体撮像素子と、固体撮像素子より出力
された信号をサンプリングするサンプリング回路と、 第1の画素の値と、隣接する第2,第3の画素の値と、
前記第2,第3の画素に隣接し前記第1の画素から離れ
た側にある第4,第5の画素の値を抽出する抽出回路
と、 前記第1の画素の値と前記第2の画素の値との差、前記
第1の画素の値と前記第3の画素の値との差を求め、そ
れぞれ予め設定された値と比較する第1,第2の比較回
路と、 前記第2の画素の値と前記第4の画素の値との差の絶対
値、前記第3の画素の値と前記第5の画素の値との差の
絶対値を求める第1,第2の絶対値回路と、 前記第1,第2の絶対値回路の出力を入力とする第3,
第4の比較回路と、 前記第1,第2,第3,第4の比較回路の出力を入力と
する判定回路と、 前記判定回路の出力により制御される補正回路とからな
ることを特徴とする画素欠陥補正装置。 - 【請求項2】 第3,第4の比較回路は第1,第2の絶
対値回路の出力と予め設定された値と比較する回路から
なることを特徴とする請求項1記載の画素欠陥補正装
置。 - 【請求項3】 第3,第4の比較回路は第1,第2の絶
対値回路の出力と抽出された第1,第2,第3の画素の
値を演算した値と比較する回路からなることを特徴とす
る請求項1記載の画素欠陥補正装置。 - 【請求項4】 二次元に配された複数の受光画素に対応
して水平方向に複数画素の繰り返しを有する色フィルタ
を備えた固体撮像素子と、 固体撮像素子より出力された信号をサンプリングするサ
ンプリング回路と、 第1の画素の値と、前記第1の画素から2画素離れた第
2,第3の画素の値と、前記第2の画素に隣接する第
4,第5の画素の値と、第3の画素に隣接する第6,第
7の画素の値を抽出する抽出回路と、 前記第1の画素の値と前記第2の画素の値との差、前記
第1の画素の値と前記第3の画素の値との差を求め、そ
れぞれ予め設定された値と比較する第1,第2の比較回
路と、 前記第2の画素の値と前記第4の画素の値との差の絶対
値、前記第3の画素の値と前記第7の画素の値との差の
絶対値を求める第1,第2の絶対値回路と、 前記第2の画素の値と前記第5の画素の値との差の絶対
値、前記第3の画素の値と前記第6の画素の値との差の
絶対値を求める第3,第4の絶対値回路と、 前記第1,第3の絶対値回路の出力を入力とする第3の
比較回路と、 前記第2,第4の絶対値回路の出力を入力とする第4の
比較回路と、 前記第1,第2,第3,第4の比較回路の出力を入力と
する判定回路と、 前記判定回路の出力により制御される補正回路とからな
ることをを特徴とする画素欠陥補正装置。 - 【請求項5】 第3の比較回路は第1,第3の絶対値回
路の出力と予め設定された値と比較する回路からなり、
第4の比較回路は第2,第4の絶対値回路の出力と予め
設定された値と比較する回路からなることを特徴とする
請求項4記載の画素欠陥補正装置。 - 【請求項6】 第3の比較回路は第1,第3の絶対値回
路の出力と抽出された第1,第2の画素の値を演算した
値と比較する回路からなり、第4の比較回路は第2,第
4の絶対値回路の出力と抽出された第1,第3の画素の
値を演算した値と比較する回路からなることを特徴とす
る請求項4記載の画素欠陥補正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6127699A JPH07336699A (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | 画素欠陥補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6127699A JPH07336699A (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | 画素欠陥補正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07336699A true JPH07336699A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=14966523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6127699A Pending JPH07336699A (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | 画素欠陥補正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07336699A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001358996A (ja) * | 2000-06-12 | 2001-12-26 | Fuji Photo Film Co Ltd | 固体撮像装置およびその駆動方法 |
-
1994
- 1994-06-09 JP JP6127699A patent/JPH07336699A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001358996A (ja) * | 2000-06-12 | 2001-12-26 | Fuji Photo Film Co Ltd | 固体撮像装置およびその駆動方法 |
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