JPH0729784A - 半導体製造装置 - Google Patents
半導体製造装置Info
- Publication number
- JPH0729784A JPH0729784A JP5197991A JP19799193A JPH0729784A JP H0729784 A JPH0729784 A JP H0729784A JP 5197991 A JP5197991 A JP 5197991A JP 19799193 A JP19799193 A JP 19799193A JP H0729784 A JPH0729784 A JP H0729784A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- controller
- opening
- exhaust
- exhaust fans
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】搬入搬出口を有し、該搬入搬出口がシャッタに
より開閉される半導体製造装置に於いて、シャッタの開
閉に拘らず装置内圧を適正な値に保持して適正なクリー
ンエアの流れを保持する。 【構成】装置内にクリーンエアを送風するクリーンユニ
ット4と装置内のエアを排気する排気ファン5と、搬入
搬出口2を開閉するシャッタ3を有し、該シャッタに連
動させ前記排気ファンの駆動状態を変更する様構成し、
シャッタ開放時には排気ファンによる排気流量を減少さ
せ、又シャッタ閉塞時には排気ファンによる排気流量を
増大させ、装置内部の内圧を適正な状態に保持する。
より開閉される半導体製造装置に於いて、シャッタの開
閉に拘らず装置内圧を適正な値に保持して適正なクリー
ンエアの流れを保持する。 【構成】装置内にクリーンエアを送風するクリーンユニ
ット4と装置内のエアを排気する排気ファン5と、搬入
搬出口2を開閉するシャッタ3を有し、該シャッタに連
動させ前記排気ファンの駆動状態を変更する様構成し、
シャッタ開放時には排気ファンによる排気流量を減少さ
せ、又シャッタ閉塞時には排気ファンによる排気流量を
増大させ、装置内部の内圧を適正な状態に保持する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体製造装置、特に装
置内部の圧力制御に関するものである。
置内部の圧力制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置内部でのパーティクルの
存在は、半導体素子の材料であるウェーハを汚染し、ウ
ェーハの品質、歩留まりに大きく影響する。従って、従
来より装置内部を陽圧とし、外部からのパーティクルの
浸入を防止している。図4に於いて、従来の半導体製造
装置を説明する。尚、図では説明を簡単にする為、内部
機構は省略してある。
存在は、半導体素子の材料であるウェーハを汚染し、ウ
ェーハの品質、歩留まりに大きく影響する。従って、従
来より装置内部を陽圧とし、外部からのパーティクルの
浸入を防止している。図4に於いて、従来の半導体製造
装置を説明する。尚、図では説明を簡単にする為、内部
機構は省略してある。
【0003】筐体1の前面にはウェーハカセット搬入搬
出用の開口2が設けられ、該開口2はシャッタ3により
開閉可能となっている。又、前記筐体1側面にはクリー
ンユニット4が設けられ、筐体1の後面、前記クリーン
ユニット4の反対側に排気ファン5が設けられている。
出用の開口2が設けられ、該開口2はシャッタ3により
開閉可能となっている。又、前記筐体1側面にはクリー
ンユニット4が設けられ、筐体1の後面、前記クリーン
ユニット4の反対側に排気ファン5が設けられている。
【0004】斯かる半導体製造装置に於いて、ウェーハ
カセットの搬入搬出は前記シャッタ3を開き開口2より
行っており、シャッタ3を開いた際に、装置外部からパ
ーティクルが浸入するのを防止する為、前記クリーンユ
ニット4からの空気流入量と前記排気ファン5による排
気流量とが調整され、装置内の圧力は若干陽圧となる様
に保たれている。
カセットの搬入搬出は前記シャッタ3を開き開口2より
行っており、シャッタ3を開いた際に、装置外部からパ
ーティクルが浸入するのを防止する為、前記クリーンユ
ニット4からの空気流入量と前記排気ファン5による排
気流量とが調整され、装置内の圧力は若干陽圧となる様
に保たれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した様に、従来の
半導体製造装置では、シャッタ3を開いた状態で装置内
の圧力が若干陽圧となる様、前記クリーンユニット4か
らの空気流入量と前記排気ファン5による排気流量とが
調整されており、それぞれは予め設定された状態で一定
に駆動されている。従って、図5に示される様に前記シ
ャッタ3の閉じた状態でも前記排気ファン5は一定流量
で排気する為、装置内の内圧が高くなり、前記クリーン
ユニット4からの流入量が減少し、装置内でのクリーン
エアの流れが悪く、パーティクルの密度が高くなるとい
う問題があった。
半導体製造装置では、シャッタ3を開いた状態で装置内
の圧力が若干陽圧となる様、前記クリーンユニット4か
らの空気流入量と前記排気ファン5による排気流量とが
調整されており、それぞれは予め設定された状態で一定
に駆動されている。従って、図5に示される様に前記シ
ャッタ3の閉じた状態でも前記排気ファン5は一定流量
で排気する為、装置内の内圧が高くなり、前記クリーン
ユニット4からの流入量が減少し、装置内でのクリーン
エアの流れが悪く、パーティクルの密度が高くなるとい
う問題があった。
【0006】本発明は斯かる実情に鑑み、シャッタの開
閉に拘らず装置内圧を適正な値に保持して適正なクリー
ンエアの流れを保持しようとするものである。
閉に拘らず装置内圧を適正な値に保持して適正なクリー
ンエアの流れを保持しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、装置内にクリ
ーンエアを送風するクリーンユニットと装置内のエアを
排気する排気ファンと、搬入搬出口を開閉するシャッタ
を有し、該シャッタに連動させ前記排気ファンの駆動状
態を変更する様構成したことを特徴とするものである。
ーンエアを送風するクリーンユニットと装置内のエアを
排気する排気ファンと、搬入搬出口を開閉するシャッタ
を有し、該シャッタに連動させ前記排気ファンの駆動状
態を変更する様構成したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】シャッタ開放時には排気ファンによる排気流量
を減少させ、又シャッタ閉塞時には排気ファンによる排
気流量を増大させ、装置内部の内圧を適正な状態に保持
する。
を減少させ、又シャッタ閉塞時には排気ファンによる排
気流量を増大させ、装置内部の内圧を適正な状態に保持
する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例を
説明する。
説明する。
【0010】尚、図1中、図4で示したものと同一のも
のには同符号を付してある。
のには同符号を付してある。
【0011】前記開口2の近傍に前記シャッタ3の開閉
を検知する開閉センサ7が設けられ、該開閉センサ7か
らの信号は制御器6に入力される。又、複数(本実施例
では4個)の排気ファン5はそれぞれ駆動回路8により
駆動され、該駆動回路8には前記制御器6からの制御信
号が入力される。
を検知する開閉センサ7が設けられ、該開閉センサ7か
らの信号は制御器6に入力される。又、複数(本実施例
では4個)の排気ファン5はそれぞれ駆動回路8により
駆動され、該駆動回路8には前記制御器6からの制御信
号が入力される。
【0012】前記クリーンユニット4は駆動回路9によ
り駆動され、駆動回路9は前記クリーンユニット4を常
時一定の状態で駆動する。
り駆動され、駆動回路9は前記クリーンユニット4を常
時一定の状態で駆動する。
【0013】図2、図3により本実施例の作動を説明す
る。
る。
【0014】図2は前記開口2が解放されている状態を
示し、この状態は前記開閉センサ7が検出し、該開閉セ
ンサからの信号は前記制御器6に入力される。該制御器
6は前記排気ファン5の内所要数(図では2個)を駆動
し、残りを停止する。前記クリーンユニット4から吸引
されたエアは前記開口2と前記排気ファン5から排出さ
れ、装置内は適正な陽圧に保持される。
示し、この状態は前記開閉センサ7が検出し、該開閉セ
ンサからの信号は前記制御器6に入力される。該制御器
6は前記排気ファン5の内所要数(図では2個)を駆動
し、残りを停止する。前記クリーンユニット4から吸引
されたエアは前記開口2と前記排気ファン5から排出さ
れ、装置内は適正な陽圧に保持される。
【0015】次に、図3は前記開口2がシャッタ3によ
り閉塞された状態を示し、シャッタ3の閉状態は前記開
閉センサ7により検出され、該開閉センサからの信号は
前記制御器6に入力される。該制御器6は前記駆動回路
8を介して全ての排気ファン5を駆動する。而して、ク
リーンユニット4から吸引されたエアは前記排気ファン
5から排出され、全ての排気ファン5が駆動されている
ことから、充分な排気量が確保され、やはり装置内は適
正な陽圧に保持される。
り閉塞された状態を示し、シャッタ3の閉状態は前記開
閉センサ7により検出され、該開閉センサからの信号は
前記制御器6に入力される。該制御器6は前記駆動回路
8を介して全ての排気ファン5を駆動する。而して、ク
リーンユニット4から吸引されたエアは前記排気ファン
5から排出され、全ての排気ファン5が駆動されている
ことから、充分な排気量が確保され、やはり装置内は適
正な陽圧に保持される。
【0016】而して、複数の排気ファン5の所要数を適
宜駆動停止することで、シャッタ3の開閉に拘らず装置
内を適正な内圧に保持し得、装置内に適正なクリーンエ
アの流れを確保する。
宜駆動停止することで、シャッタ3の開閉に拘らず装置
内を適正な内圧に保持し得、装置内に適正なクリーンエ
アの流れを確保する。
【0017】尚、排気ファン5が1個の場合でも同様に
駆動停止で装置内を適正な内圧に保持し得ることがで
き、或は排気ファン5が1個、複数に拘らず、開口2が
開放状態で前記排気ファン5を間欠的に駆動停止させて
もよい。
駆動停止で装置内を適正な内圧に保持し得ることがで
き、或は排気ファン5が1個、複数に拘らず、開口2が
開放状態で前記排気ファン5を間欠的に駆動停止させて
もよい。
【0018】或は、シャッタ3開放時に停止させる排気
ファン5を順次変更して、全ての排気ファン5の稼働率
が等しくなる様にしてもよい。
ファン5を順次変更して、全ての排気ファン5の稼働率
が等しくなる様にしてもよい。
【0019】又、前記シャッタ3の開閉を検知するセン
サを省略し、シャッタ3を開閉するシリンダ等のアクチ
ュエータに発せられる指令信号を前記制御器6に入力す
る様にしてもよい。
サを省略し、シャッタ3を開閉するシリンダ等のアクチ
ュエータに発せられる指令信号を前記制御器6に入力す
る様にしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、シャッ
タの開閉に拘らず、装置内圧を常に適正な状態とするこ
とができ、消費電力の低減を図れると共にブロアの負担
を低減し、ブロアの長寿命化を図れるという優れた効果
を発揮する。
タの開閉に拘らず、装置内圧を常に適正な状態とするこ
とができ、消費電力の低減を図れると共にブロアの負担
を低減し、ブロアの長寿命化を図れるという優れた効果
を発揮する。
【図1】本発明の一実施例の要部を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】本実施例のシャッタ開放時のクリーンエアの流
れを示す説明図である。
れを示す説明図である。
【図3】本実施例のシャッタ閉塞時のクリーンエアの流
れを示す説明図である。
れを示す説明図である。
【図4】従来例のシャッタ開放時のクリーンエアの流れ
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図5】従来例のシャッタ閉塞時のクリーンエアの流れ
を示す説明図である。
を示す説明図である。
1 筺体 2 開口 3 シャッタ 4 クリーンユニット 5 排気ファン 6 制御器 7 開閉センサ 8 駆動回路
Claims (1)
- 【請求項1】 装置内にクリーンエアを送風するクリー
ンユニットと装置内のエアを排気する排気ファンと、搬
入搬出口を開閉するシャッタを有し、該シャッタに連動
させ前記排気ファンの駆動状態を変更する様構成したこ
とを特徴とする半導体製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5197991A JPH0729784A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 半導体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5197991A JPH0729784A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 半導体製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0729784A true JPH0729784A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=16383698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5197991A Pending JPH0729784A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 半導体製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0729784A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014188580A1 (ja) * | 2013-05-24 | 2014-11-27 | ヤマハ発動機株式会社 | プリント基板用作業装置 |
-
1993
- 1993-07-15 JP JP5197991A patent/JPH0729784A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014188580A1 (ja) * | 2013-05-24 | 2014-11-27 | ヤマハ発動機株式会社 | プリント基板用作業装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |