JPH07297605A - アンテナ共用器 - Google Patents
アンテナ共用器Info
- Publication number
- JPH07297605A JPH07297605A JP6088524A JP8852494A JPH07297605A JP H07297605 A JPH07297605 A JP H07297605A JP 6088524 A JP6088524 A JP 6088524A JP 8852494 A JP8852494 A JP 8852494A JP H07297605 A JPH07297605 A JP H07297605A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inductance
- isolator
- antenna duplexer
- circuit
- capacitance
- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/213—Frequency-selective devices, e.g. filters combining or separating two or more different frequencies
- H01P1/2136—Frequency-selective devices, e.g. filters combining or separating two or more different frequencies using comb or interdigital filters; using cascaded coaxial cavities
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】アイソレータを内蔵し、部品点数を削減し、安
価でかつ小型化できるとともに、回路基板への実装コス
トを低減し、実装面積を小さくできる低損失のアンテナ
共用器を提供することにある。 【構成】送信部側をインダクタンスＬ２と容量Ｃ３の直
列共振回路とインダクタンスＬ１、容量Ｃ１，Ｃ２のπ
型のローパスフィルタとのインダクタンス及び容量から
なる回路とアイソレータＩＳＯとで構成し、受信部側を
誘電体共振器Ｒ３，Ｒ４を用いたフィルタで構成する。
そして、送信部側及び受信部側を１枚の基板上に配置し
一体化した構造とする。
価でかつ小型化できるとともに、回路基板への実装コス
トを低減し、実装面積を小さくできる低損失のアンテナ
共用器を提供することにある。 【構成】送信部側をインダクタンスＬ２と容量Ｃ３の直
列共振回路とインダクタンスＬ１、容量Ｃ１，Ｃ２のπ
型のローパスフィルタとのインダクタンス及び容量から
なる回路とアイソレータＩＳＯとで構成し、受信部側を
誘電体共振器Ｒ３，Ｒ４を用いたフィルタで構成する。
そして、送信部側及び受信部側を１枚の基板上に配置し
一体化した構造とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、自動車電話、
携帯電話等の移動通信機器に使用されるアンテナ共用器
に関する。
携帯電話等の移動通信機器に使用されるアンテナ共用器
に関する。
【０００２】
【従来の技術】携帯電話等の移動通信機器は、益々小形
化、高密度実装化の傾向にあり、そのデジタル方式化が
進展している。こうした中で、これらの機器に使用され
る部品の小形化、高密度実装化の要求がさらに増大して
いる。
化、高密度実装化の傾向にあり、そのデジタル方式化が
進展している。こうした中で、これらの機器に使用され
る部品の小形化、高密度実装化の要求がさらに増大して
いる。
【０００３】通常、携帯電話等の機器のアンテナ回路部
は、例えば、図４の構成図に示すように、アンテナ共用
器にアイソレータを接続して構成されている。図４にお
いて、アンテナ共用器は、送信フィルタと受信フィルタ
とからなり、アイソレータＩＳＯは、アンテナ共用器の
送信部側の入力端に接続されている。
は、例えば、図４の構成図に示すように、アンテナ共用
器にアイソレータを接続して構成されている。図４にお
いて、アンテナ共用器は、送信フィルタと受信フィルタ
とからなり、アイソレータＩＳＯは、アンテナ共用器の
送信部側の入力端に接続されている。
【０００４】図５は、従来のアナログ方式の携帯電話等
の移動通信機器に使用される誘電体共振器を用いたアン
テナ共用器の回路図を示すものである。
の移動通信機器に使用される誘電体共振器を用いたアン
テナ共用器の回路図を示すものである。
【０００５】このアンテナ共用器は、送信部側は誘電体
共振器Ｒ１、Ｒ２を２個用いたバンドエリミネーション
フィルタで構成され、受信部側は誘電体共振器Ｒ３、Ｒ
４を２個用いた２段のバンドパスフィルタで構成されて
いる。また、中央のアンテナ端ＡＮＴにはアンテナが接
続されるようになっている。
共振器Ｒ１、Ｒ２を２個用いたバンドエリミネーション
フィルタで構成され、受信部側は誘電体共振器Ｒ３、Ｒ
４を２個用いた２段のバンドパスフィルタで構成されて
いる。また、中央のアンテナ端ＡＮＴにはアンテナが接
続されるようになっている。
【０００６】アンテナ共用器の送信部側のバンドエリミ
ネーションフィルタは、誘電体共振器Ｒ１，Ｒ２、容量
Ｃ１〜Ｃ５、インダクタンスＬ１，Ｌ３等で構成されて
いる。また、受信部側のバンドパスフィルタは、誘電体
共振器Ｒ３，Ｒ４、容量Ｃ６〜Ｃ８等で構成されてい
る。
ネーションフィルタは、誘電体共振器Ｒ１，Ｒ２、容量
Ｃ１〜Ｃ５、インダクタンスＬ１，Ｌ３等で構成されて
いる。また、受信部側のバンドパスフィルタは、誘電体
共振器Ｒ３，Ｒ４、容量Ｃ６〜Ｃ８等で構成されてい
る。
【０００７】ここで、アンテナ共用器のバンドエリミネ
ーションフィルタのアンテナ端ＡＮＴにおいて、受信部
側のバンドパスフィルタの通過帯域で反射位相が開放
（オープン）となるように、インダクタンスＬ１、容量
Ｃ１，Ｃ２のπ型のローパスフィルタで位相を調整して
いる。
ーションフィルタのアンテナ端ＡＮＴにおいて、受信部
側のバンドパスフィルタの通過帯域で反射位相が開放
（オープン）となるように、インダクタンスＬ１、容量
Ｃ１，Ｃ２のπ型のローパスフィルタで位相を調整して
いる。
【０００８】このアンテナ共用器は、上記各誘電体共振
器Ｒ１〜Ｒ４、容量Ｃ１〜Ｃ８、インダクタンスＬ１，
Ｌ３を１枚の基板上に実装し一体化して構成されてい
る。そして、携帯電話等の機器においては、このアンテ
ナ共用器とアイソレータとを回路基板上に実装して使用
されている。
器Ｒ１〜Ｒ４、容量Ｃ１〜Ｃ８、インダクタンスＬ１，
Ｌ３を１枚の基板上に実装し一体化して構成されてい
る。そして、携帯電話等の機器においては、このアンテ
ナ共用器とアイソレータとを回路基板上に実装して使用
されている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
のアンテナ共用器は、送信部側には受信部側の通過帯域
での大きな減衰量をもつフィルタ機能を有しており、誘
電体共振器を複数個用いた高減衰量の誘電体フィルタで
構成されている。このため、誘電体共振器、コンデンサ
素子、コイル等のインダクタンス素子等の部品点数を多
く必要とし、しかもそれらを組み付けてはんだ付けする
作業等が必要となる。したがって、小型化が困難であ
り、部品コスト、製造コストが高くなるという問題があ
った。
のアンテナ共用器は、送信部側には受信部側の通過帯域
での大きな減衰量をもつフィルタ機能を有しており、誘
電体共振器を複数個用いた高減衰量の誘電体フィルタで
構成されている。このため、誘電体共振器、コンデンサ
素子、コイル等のインダクタンス素子等の部品点数を多
く必要とし、しかもそれらを組み付けてはんだ付けする
作業等が必要となる。したがって、小型化が困難であ
り、部品コスト、製造コストが高くなるという問題があ
った。
【００１０】また、送信フィルタには誘電体共振器を複
数個用いており、挿入損失が大きいという問題があっ
た。
数個用いており、挿入損失が大きいという問題があっ
た。
【００１１】そこで、本発明の目的は、以上のような従
来のアンテナ共用器が持つ問題点を解消し、アイソレー
タを内蔵し、部品点数を削減し、安価でかつ小型化でき
るとともに、回路基板への実装コストを低減し、実装面
積を小さくできる低損失のアンテナ共用器を提供するこ
とにある。
来のアンテナ共用器が持つ問題点を解消し、アイソレー
タを内蔵し、部品点数を削減し、安価でかつ小型化でき
るとともに、回路基板への実装コストを低減し、実装面
積を小さくできる低損失のアンテナ共用器を提供するこ
とにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１に係るアンテナ共用器は、送信部側をイン
ダクタンスと容量からなる回路とアイソレータとで構成
し、受信部側を誘電体共振器を用いたフィルタで構成
し、前記送信部側と前記受信部側を１枚の基板上に配置
し一体化したことを特徴とするものである。
に、請求項１に係るアンテナ共用器は、送信部側をイン
ダクタンスと容量からなる回路とアイソレータとで構成
し、受信部側を誘電体共振器を用いたフィルタで構成
し、前記送信部側と前記受信部側を１枚の基板上に配置
し一体化したことを特徴とするものである。
【００１３】請求項２に係るアンテナ共用器は、請求項
１に係る発明において、送信部側のインダクタンス及び
容量からなる回路をインダクタンスと容量の直列共振回
路と、インダクタンスと容量のπ型のローパスフィルタ
とで構成したことを特徴とするものである。
１に係る発明において、送信部側のインダクタンス及び
容量からなる回路をインダクタンスと容量の直列共振回
路と、インダクタンスと容量のπ型のローパスフィルタ
とで構成したことを特徴とするものである。
【００１４】請求項３に係るアンテナ共用器は、送信部
側を誘電体共振器と容量からなるトラップ回路と、イン
ダクタンスと容量のπ型のローパスフィルタと、アイソ
レータとで構成し、受信部側を誘電体共振器を用いたフ
ィルタで構成し、前記送信部側と前記受信部側を１枚の
基板上に配置し一体化したことを特徴とするものであ
る。
側を誘電体共振器と容量からなるトラップ回路と、イン
ダクタンスと容量のπ型のローパスフィルタと、アイソ
レータとで構成し、受信部側を誘電体共振器を用いたフ
ィルタで構成し、前記送信部側と前記受信部側を１枚の
基板上に配置し一体化したことを特徴とするものであ
る。
【００１５】
【作用】請求項１及び請求項２に係る発明において、送
信部側は、インダクタンスと容量からなる回路とアイソ
レータとで構成しており、誘電体共振器を使用していな
いので、部品点数を削減でき、低損失でかつ小型化が実
現できる。
信部側は、インダクタンスと容量からなる回路とアイソ
レータとで構成しており、誘電体共振器を使用していな
いので、部品点数を削減でき、低損失でかつ小型化が実
現できる。
【００１６】請求項３に係る発明においては、送信部側
は、誘電体共振器１個とインダクタンス及び容量からな
る回路とアイソレータとで構成しており、部品点数を削
減でき、低損失でかつ小形化が実現できる。
は、誘電体共振器１個とインダクタンス及び容量からな
る回路とアイソレータとで構成しており、部品点数を削
減でき、低損失でかつ小形化が実現できる。
【００１７】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて説明する。図１はアンテナ共用器の回路図、図２は
図１の回路図を実現するアンテナ共用器を基板上に実装
し一体化した状態を示す外観斜視図である。図におい
て、従来例と同一部分または相当する部分については同
一符号を付す。
いて説明する。図１はアンテナ共用器の回路図、図２は
図１の回路図を実現するアンテナ共用器を基板上に実装
し一体化した状態を示す外観斜視図である。図におい
て、従来例と同一部分または相当する部分については同
一符号を付す。
【００１８】本発明の第１実施例であるアンテナ共用器
の回路構成を図１に示す。図１に示すアンテナ共用器回
路において、アンテナ共用器の受信部側のバンドパスフ
ィルタは、誘電体共振器Ｒ３、Ｒ４間、誘電体共振器Ｒ
４と出力端ＲＸ間及び誘電体共振器Ｒ３とアンテナＡＮ
Ｔ間にそれぞれ結合容量Ｃ７、Ｃ８、Ｃ６を付加して構
成されている。
の回路構成を図１に示す。図１に示すアンテナ共用器回
路において、アンテナ共用器の受信部側のバンドパスフ
ィルタは、誘電体共振器Ｒ３、Ｒ４間、誘電体共振器Ｒ
４と出力端ＲＸ間及び誘電体共振器Ｒ３とアンテナＡＮ
Ｔ間にそれぞれ結合容量Ｃ７、Ｃ８、Ｃ６を付加して構
成されている。
【００１９】送信部側は、入力端ＴＸにアイソレータＩ
ＳＯを接続し、このアイソレータＩＳＯとアンテナ端Ａ
ＮＴ間にインダクタンスＬ１、容量Ｃ１，Ｃ２のπ型の
ローパスフィルタとインダクタンスＬ２、容量Ｃ３の直
列共振回路とを接続して構成されている。
ＳＯを接続し、このアイソレータＩＳＯとアンテナ端Ａ
ＮＴ間にインダクタンスＬ１、容量Ｃ１，Ｃ２のπ型の
ローパスフィルタとインダクタンスＬ２、容量Ｃ３の直
列共振回路とを接続して構成されている。
【００２０】ここで、インダクタンスＬ１、容量Ｃ１，
Ｃ２からなるπ型のローパスフィルタとインダクタンス
Ｌ２、容量Ｃ３の直列共振（トラップ）回路の主な働き
は、アンテナ端ＡＮＴにおいて、受信部（相手）側のバ
ンドパスフィルタの通過帯域で反射位相が開放（オープ
ン）となるように、位相を調整するものである。すなわ
ち、上記送信部側回路はアイソレータと受信部側回路
（受信フィルタ）とのマッチングのためのものであり、
相手（受信部）側通過帯域での減衰量を得るためのもの
ではない。
Ｃ２からなるπ型のローパスフィルタとインダクタンス
Ｌ２、容量Ｃ３の直列共振（トラップ）回路の主な働き
は、アンテナ端ＡＮＴにおいて、受信部（相手）側のバ
ンドパスフィルタの通過帯域で反射位相が開放（オープ
ン）となるように、位相を調整するものである。すなわ
ち、上記送信部側回路はアイソレータと受信部側回路
（受信フィルタ）とのマッチングのためのものであり、
相手（受信部）側通過帯域での減衰量を得るためのもの
ではない。
【００２１】上記のように、この実施例では、アンテナ
共用器の送信部側において、従来の誘電体共振器を用い
たフィルタ回路に代えて、インダクタンス及び容量で構
成される回路を用いている。このことは、デジタル方式
の携帯電話等では、送信フィルタ及び受信フィルタで構
成されるアンテナ共用器において、相手側通過帯域での
減衰量が不要となったために可能となったことである。
共用器の送信部側において、従来の誘電体共振器を用い
たフィルタ回路に代えて、インダクタンス及び容量で構
成される回路を用いている。このことは、デジタル方式
の携帯電話等では、送信フィルタ及び受信フィルタで構
成されるアンテナ共用器において、相手側通過帯域での
減衰量が不要となったために可能となったことである。
【００２２】そして、図１の回路図に示すアンテナ共用
器を構成する場合、図２に示すように、１枚の基板上
に、アイソレータＩＳＯ、誘電体共振器Ｒ１，Ｒ２及び
インダクタンスＬ１，Ｌ２、容量Ｃ１〜Ｃ３，Ｃ６〜Ｃ
８を実装し一体化した構造を採用している。図２におい
て、図示しないが、基板の上下面にはアース電極、結合
用電極、入出力電極等の配線パターンが形成されてい
る。
器を構成する場合、図２に示すように、１枚の基板上
に、アイソレータＩＳＯ、誘電体共振器Ｒ１，Ｒ２及び
インダクタンスＬ１，Ｌ２、容量Ｃ１〜Ｃ３，Ｃ６〜Ｃ
８を実装し一体化した構造を採用している。図２におい
て、図示しないが、基板の上下面にはアース電極、結合
用電極、入出力電極等の配線パターンが形成されてい
る。
【００２３】つまり、この実施例のアンテナ共用器は、
送信部側の回路を簡略化し、アイソレータを付加して一
体化されている。
送信部側の回路を簡略化し、アイソレータを付加して一
体化されている。
【００２４】このように、本実施例のアンテナ共用器
は、送信部側に誘電体共振器を用いることなく構成する
とともに、アイソレータを内蔵して一体化しているの
で、誘電体共振器及びこの誘電体共振器に付加してフィ
ルタを構成するためのインダクタンス及び容量が不要な
り、部品を削減することができ、挿入損失を低減するこ
とができる。
は、送信部側に誘電体共振器を用いることなく構成する
とともに、アイソレータを内蔵して一体化しているの
で、誘電体共振器及びこの誘電体共振器に付加してフィ
ルタを構成するためのインダクタンス及び容量が不要な
り、部品を削減することができ、挿入損失を低減するこ
とができる。
【００２５】次に本発明の第２実施例であるアンテナ共
用器の回路構成を図３に示す。図３に示すアンテナ共用
器回路において、送信部側は、入力端ＴＸにアイソレー
タＩＳＯを接続し、このアイソレータＩＳＯとアンテナ
端ＡＮＴ間にインダクタンスＬ１、容量Ｃ１，Ｃ２のπ
型のローパスフィルタと誘電体共振器Ｒ２、容量Ｃ３の
直列共振（トラップ）回路とを接続して構成されてい
る。受信部側の構成は、図１に示すものと同様の構成で
あり、その説明を省略する。
用器の回路構成を図３に示す。図３に示すアンテナ共用
器回路において、送信部側は、入力端ＴＸにアイソレー
タＩＳＯを接続し、このアイソレータＩＳＯとアンテナ
端ＡＮＴ間にインダクタンスＬ１、容量Ｃ１，Ｃ２のπ
型のローパスフィルタと誘電体共振器Ｒ２、容量Ｃ３の
直列共振（トラップ）回路とを接続して構成されてい
る。受信部側の構成は、図１に示すものと同様の構成で
あり、その説明を省略する。
【００２６】つまり、この実施例のアンテナ共用器回路
は、図１に示す回路のインダクタンスＬ２に代えて誘電
体共振器Ｒ２を用いたものである。すなわち、インダク
タンスＬ１、容量Ｃ１，Ｃ２，Ｃ３、及び誘電体共振器
Ｒ２からなる送信部側回路は、送信部側のアイソレータ
と受信部側回路とのマッチングのためのものである。上
記のように、この実施例では、アンテナ共用器の送信部
側において、従来、減衰量を得るために必要であった複
数の誘電体共振器からなるフィルタ機能は持たず、誘電
体共振器はマッチングのための１個のみとなり、送信部
側回路は簡略化されている。
は、図１に示す回路のインダクタンスＬ２に代えて誘電
体共振器Ｒ２を用いたものである。すなわち、インダク
タンスＬ１、容量Ｃ１，Ｃ２，Ｃ３、及び誘電体共振器
Ｒ２からなる送信部側回路は、送信部側のアイソレータ
と受信部側回路とのマッチングのためのものである。上
記のように、この実施例では、アンテナ共用器の送信部
側において、従来、減衰量を得るために必要であった複
数の誘電体共振器からなるフィルタ機能は持たず、誘電
体共振器はマッチングのための１個のみとなり、送信部
側回路は簡略化されている。
【００２７】また、図示しないが、この回路図を実現す
るアンテナ共用器もアイソレータを含め１枚の基板上に
一体化して構成される。
るアンテナ共用器もアイソレータを含め１枚の基板上に
一体化して構成される。
【００２８】このように、この実施例のアンテナ共用器
は、アイソレータを内蔵して一体化するとともに、受信
部側は誘電体共振器をマッチング用の１個とすることが
できるので、部品を削減することができ、挿入損失をも
低減することができる。
は、アイソレータを内蔵して一体化するとともに、受信
部側は誘電体共振器をマッチング用の１個とすることが
できるので、部品を削減することができ、挿入損失をも
低減することができる。
【００２９】なお、上記実施例では受信部側のフィルタ
を２段の誘電体共振器で構成したもので説明したが、こ
れに限るものではなく、１段または３段以上の誘電体共
振器で構成したものでもよく、その共振器間の結合等に
ついても特に限定するものではない。
を２段の誘電体共振器で構成したもので説明したが、こ
れに限るものではなく、１段または３段以上の誘電体共
振器で構成したものでもよく、その共振器間の結合等に
ついても特に限定するものではない。
【００３０】また、上記実施例では受信部側のフィルタ
として誘電体ブロックに１個の共振器孔が形成された誘
電体共振器を複数個用いたが、これに限るものではな
く、誘電体ブロックに複数個の共振器孔を形成した誘電
体共振器（誘電体フィルタ）を用いてもよい。
として誘電体ブロックに１個の共振器孔が形成された誘
電体共振器を複数個用いたが、これに限るものではな
く、誘電体ブロックに複数個の共振器孔を形成した誘電
体共振器（誘電体フィルタ）を用いてもよい。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るアン
テナ共用器によれば、送信部側回路を簡略して構成する
とともに、アイソレータを内蔵して一体化されており、
携帯電話等の機器の回路基板への実装が容易となり、実
装コストを低減することができる。
テナ共用器によれば、送信部側回路を簡略して構成する
とともに、アイソレータを内蔵して一体化されており、
携帯電話等の機器の回路基板への実装が容易となり、実
装コストを低減することができる。
【００３２】さらに、送信部側は、誘電体共振器を１個
用いるか、あるいは誘電体共振器を用いることなく構成
しているので、部品点数を大幅に削減することができ
る。したがって、挿入損失を低減でき小型化できるとと
もに、部品コスト、製造コストを大幅に低減することが
できる。
用いるか、あるいは誘電体共振器を用いることなく構成
しているので、部品点数を大幅に削減することができ
る。したがって、挿入損失を低減でき小型化できるとと
もに、部品コスト、製造コストを大幅に低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施例に係るアンテナ共用器の回
路図である。
路図である。
【図２】図１の回路図を実現するアンテナ共用器を基板
上に実装し一体化した状態を示す外観斜視図である。
上に実装し一体化した状態を示す外観斜視図である。
【図３】本発明の第２実施例に係るアンテナ共用器の回
路図である。
路図である。
【図４】一般的なアンテナ回路部の構成を示す図であ
る。
る。
【図５】従来のアンテナ共用器の回路図である。
Ｒ２、Ｒ３、Ｒ４ 誘電体共振器 ＩＳＯ アイソレータ Ｌ１、Ｌ２ インダクタンス Ｃ１〜Ｃ３，Ｃ６〜Ｃ８ 容量
Claims (3)
- 【請求項１】 送信部側をインダクタンスと容量からな
る回路とアイソレータとで構成し、受信部側を誘電体共
振器を用いたフィルタで構成し、 前記送信部側と前記受信部側を１枚の基板上に配置し一
体化したことを特徴とするアンテナ共用器。 - 【請求項２】 前記送信部側のインダクタンス及び容量
からなる回路をインダクタンスと容量の直列共振回路
と、インダクタンスと容量のπ型のローパスフィルタと
で構成したことを特徴とする請求項１に記載のアンテナ
共用器。 - 【請求項３】 送信部側を誘電体共振器と容量からなる
トラップ回路と、インダクタンスと容量のπ型のローパ
スフィルタと、アイソレータとで構成し、受信部側を誘
電体共振器を用いたフィルタで構成し、 前記送信部側と前記受信部側を１枚の基板上に配置し一
体化したことを特徴とするアンテナ共用器。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08852494A JP3316713B2 (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | アンテナ共用器 |
| US08/422,143 US5604470A (en) | 1994-04-26 | 1995-04-13 | Duplexer having transmit and receive sections mounted on a single substrate |
| EP95302705A EP0680108B1 (en) | 1994-04-26 | 1995-04-24 | Duplexer |
| DE69513719T DE69513719T2 (de) | 1994-04-26 | 1995-04-24 | Duplexer |
| TW084104381A TW269060B (ja) | 1994-04-26 | 1995-05-02 | |
| KR2019990014628U KR200167764Y1 (ko) | 1994-04-26 | 1999-07-22 | 듀플렉서 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08852494A JP3316713B2 (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | アンテナ共用器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07297605A true JPH07297605A (ja) | 1995-11-10 |
| JP3316713B2 JP3316713B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=13945231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08852494A Expired - Lifetime JP3316713B2 (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | アンテナ共用器 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5604470A (ja) |
| EP (1) | EP0680108B1 (ja) |
| JP (1) | JP3316713B2 (ja) |
| DE (1) | DE69513719T2 (ja) |
| TW (1) | TW269060B (ja) |
Cited By (2)
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