JPH07297413A - 酸化物負性抵抗素子とその製造方法 - Google Patents

酸化物負性抵抗素子とその製造方法

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JPH07297413A
JPH07297413A JP6089249A JP8924994A JPH07297413A JP H07297413 A JPH07297413 A JP H07297413A JP 6089249 A JP6089249 A JP 6089249A JP 8924994 A JP8924994 A JP 8924994A JP H07297413 A JPH07297413 A JP H07297413A
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JP
Japan
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oxide
resistance element
negative resistance
layer
intermediate layer
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JP6089249A
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Inventor
Tsunehiro Namigashira
経裕 波頭
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 酸化物負性抵抗素子とその製造方法に関し、
負性抵抗特性あるいは負性抵抗特性と整流性を有する素
子を提供する。 【構成】 金属、酸化物超伝導体、透明な導電材料から
なる1対の電極1,3と、1対の電極の間のMgO,M
gTiO3 ,Mg2 TiO4 ,MgIn2 4 等の酸化
物中間層2と、酸化物中間層の中のTiO2 ,Sn
2 ,In2 3 等の不純物から構成され、この不純物
が酸化物中間層のバンドギャップ中に準位を形成し、酸
化物中間層内の主たる電気伝導路を形成する。酸化物中
間層の格子欠陥あるいは元素欠損によって酸化物中間層
のバンドギャップ中に準位を形成することができる。ま
た、酸化物中間層と電極の間にNbをドープしたSrT
iO3 ,LaをドープしたSrTiO3 あるいはIn2
3 、酸素を減量したSrTiO 3 等の酸化物半導体層
を挿入して整流性を有する酸化物負性抵抗素子を形成す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸化物負性抵抗素子と
その製造方法に関する。光透過性、ワイドギャップ、強
誘電性、超伝導性等の特徴を活かした様々な機能性酸化
物を応用した電子装置は、シリコンでは実現できなかっ
た新しいエレクトロニクス分野に用いる素子として注目
され、その基本となる様々な素子の開発が期待されてい
る。
【0002】
【従来の技術】従来のダイオードは、半導体にキャリア
を発生する不純物をドープしてn型あるいはp型半導体
とし、そのバンド構造を利用したものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、酸化物の場
合、同一の材料系でn型とp型を作り分けることは困難
で、トンネルダイオードのように負性抵抗を有するダイ
オードを形成することはできなかった。
【0004】本発明は、狭い伝導帯をもつ比較的厚い酸
化物中間層と電極から容易に製造することができる酸化
物負性抵抗素子、あるいは、この酸化物負性抵抗素子と
酸化物によって容易に形成できるn型半導体層を組み合
わせることによって整流性を有する酸化物負性抵抗素子
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる酸化物負
性抵抗素子においては、前記の課題を実現するため、1
対の電極と、該1対の電極の間の酸化物中間層と、該酸
化物中間層の中の不純物から構成され、該不純物が該酸
化物中間層のバンドギャップ中に準位を形成し、該不純
物が該酸化物中間層内の主たる電気伝導路を形成してい
る構成を採用した。
【0006】また、本発明にかかる他の酸化物負性抵抗
素子においては、1対の電極と、該1対の電極の間の結
晶欠陥あるいは元素欠損を有する酸化物中間層とから構
成され、該結晶欠陥あるいは元素欠損が該酸化物中間層
のバンドギャップ中に準位を形成し、これらの結晶欠陥
あるいは元素欠損が該酸化物中間層内の主たる電気伝導
路となっている構成を採用した。
【0007】これらの場合、酸化物中間層を、電子が直
接トンネルすることによるトンネル電流を抑制するのに
充分な厚さをもたせることができ、その材料として、M
gO,MgTiO3 ,Mg2 TiO4 あるいはMgIn
2 4 を用いることができ、これらの酸化物中間層に含
まれる不純物としてTiO2 ,SnO2 あるいはIn 2
3 を用いることができる。
【0008】また、これらの場合、電極として、酸化物
超電導体、金属、可視光に対して透明な導電性材料を用
いることができる。
【0009】そしてまた、これらの場合、酸化物中間層
と一方の電極の間に半導体層を挿入して整流特性をもた
せることができる。
【0010】この場合、半導体としてNbをドープした
SrTiO3 ,LaをドープしたSrTiO3 あるいは
In2 3 、あるいは、酸素を減量したSrTiO3
用いることができる。
【0011】この場合、半導体として半導体基板を用
い、一方の電極を該半導体基板の裏面に形成して電流容
量を大きくすることができ、また、半導体として半導体
基板を用い、両方の電極を半導体基板の同一面上に形成
し、または、半導体薄膜を用いることによって製造工程
を容易にすることができる。
【0012】また、本発明にかかる酸化物負性抵抗素子
の製造方法においては、半導体層と酸化物中間層の間の
元素の相互拡散によって、該酸化物中間層に不純物を混
入し、該不純物によって該酸化物中間層のバンドギャッ
プ中に準位を形成し、該不純物によって該酸化物中間層
内の主たる電気伝導路を形成する工程を採用した。
【0013】また、本発明にかかる他の酸化物負性抵抗
素子の製造方法においては、半導体基板上に形成された
酸化物中間層と電極材料層の積層構造を選択的に除去す
る工程をイオンビームエッチングによって行い、この工
程のイオンビーム照射によって半導体基板の表面にキャ
リアを生成する工程を採用した。
【0014】
【作用】図1は、本発明の第1形式の酸化物負性抵抗素
子の原理説明図であり、(A)は断面図、(B),
(C),(D)は動作原理説明図である。この図におい
て、1,3は電極、2は酸化物中間層である。
【0015】本発明の第1形式の酸化物負性抵抗素子
は、図1(A)に示されるように、不純物あるいは結晶
欠陥や元素欠損を有する酸化物中間層2を、第1の電極
1と第2の電極3によって挟んだ構造になっている。こ
の第1形式の酸化物負性抵抗素子において、後述するよ
うに、例えば成長温度が500℃以上を必要とする酸化
物超伝導体を電極1と電極3として用いる場合、酸化物
中間層2がその温度に耐え、しかも超伝導体との結晶整
合も満たさなければならない。この酸化物中間層2に高
融点の酸化物材料を用いることによって、これらの条件
を満たすことができる。
【0016】図1(B)は、第1形式の酸化物負性抵抗
素子の電極1と電極3の間に電圧を印加していない場合
のエネルギーバンド構造を示しており、酸化物中間層2
のエネルギーバンドは水平になっているため、キャリア
(電子)は流れない。
【0017】図1(C)は、第1形式の酸化物負性抵抗
素子の電極1に電極3に対して負の電位を印加した場合
のエネルギーバンド構造を示しており、印加した電圧の
多くは低誘電率の酸化物中間層2に加わり、酸化物中間
層2のエネルギーバンドが電極1から電極3に向かって
傾斜するため、電極1から電極3に向かってキャリア
(電子)が流れ始める。したがって、電流は電極3から
電極1に向かって流れる。
【0018】図1(D)は、第1形式の酸化物負性抵抗
素子の電極1に電極3に対して高い負の電位を印加した
場合のエネルギーバンド構造を示しており、印加した電
圧の多くは低誘電率の酸化物中間層2に加わり、酸化物
中間層2のエネルギーバンドが電極1から電極3に向か
って大きく傾斜するが、酸化物中間層の伝導帯が狭いた
めキャリア(電子)が散乱を受けはじめる。
【0019】このとき、例えば、酸化物中間層2の厚さ
が電極1と電極3の間でキャリア(電子)が直接トンネ
ルしないように、酸化物中間層2の厚さを充分に確保し
てあるとき、電流は減少し、その結果、負性抵抗が観測
される。
【0020】図2は、本発明の第2形式の酸化物負性抵
抗素子の原理説明図であり、(A)は断面図、(B),
(C),(D)は動作原理説明図である。この図におい
て、1,3は電極、2は酸化物中間層、4は半導体層で
ある。
【0021】本発明の第2形式の酸化物負性抵抗素子
は、図2(A)に示されるように、不純物あるいは結晶
欠陥や元素欠損を有する酸化物中間層2と、半導体層4
を、第1の電極1と第2の電極3によって挟んだ構造に
なっている。この第2形式の酸化物負性抵抗素子におい
ても、後述するように、例えば成長温度が500℃以上
を必要とする酸化物超伝導体を電極1と電極3として用
いる場合、酸化物中間層2や半導体層4がその温度に耐
え、しかも超伝導体との結晶整合も満たさなければなら
ない。この酸化物中間層2や半導体層4に高融点の酸化
物材料を用いることによって、これらの条件を満たすこ
とができる。
【0022】図2(B)は、第2形式の酸化物負性抵抗
素子の電極1と電極3の間に電圧を印加していない場合
のエネルギーバンド構造を示しており、酸化物中間層2
のエネルギーバンドは水平になっているため、キャリア
(電子)は流れない。
【0023】図2(C)は、第2形式の酸化物負性抵抗
素子の電極1に電極3に対して負の電位を印加した場合
のエネルギーバンド構造を示しており、印加した電圧の
多くは低誘電率の酸化物中間層2に加わり、酸化物中間
層2のエネルギーバンドが電極1から電極3に向かって
傾斜するため、電極1から電極3に向かってキャリア
(電子)が流れ始める。
【0024】この場合、半導体層4の電極3との界面に
生じた空乏層には順方向の電圧の場合には電流の流れを
妨げない。逆に、電極1に正電位を印加すると、半導体
層4の酸化物中間層2との界面、および電極3との界面
に生じる空乏層が電流の流れを妨げる。2つの空乏層の
うち、酸化物中間層2側の空乏層に対して印加電圧は順
方向であるが、印加電圧の多くは酸化物中間層2に加わ
り、バンドは全印加電圧に対して緩やかにフラットに近
づく。
【0025】図2(D)は、第2形式の酸化物負性抵抗
素子の電極1に電極3に対して高い負の電位を印加した
場合のエネルギーバンド構造を示しており、印加した電
圧の多くは低誘電率の酸化物中間層2に加わり、酸化物
中間層2のエネルギーバンドが電極1から電極3に向か
って大きく傾斜するが、酸化物中間層2の伝導帯が狭い
ためキャリア(電子)が散乱を受けはじめる。
【0026】そのため、この空乏層は順方向電圧である
にもかかわらず電流の流れを妨げる方向に働き、負性抵
抗特性をもつ整流特性が得られる。
【0027】図3は、本発明の第2形式の酸化物負性抵
抗素子の特性説明図である。この図は、電極1と電極3
に直径6μmのYBCOを用い、酸化物中間層2に厚さ
20nmのMg2 TiO4 を用い、半導体層4として酸
素減量SrTiO3を用い、伝導帯を形成するための酸
化物としてTiO2 を用いて酸化物負性抵抗素子を形成
し、4.2Kの温度において測定した印加電圧と電流密
度の関係を示している。
【0028】この図によると、第2形式の酸化物負性抵
抗素子に10Vの逆方向電圧から10Vの順方向電圧の
範囲で電圧を印加した場合の電流密度の推移の特性は、
整流特性と負性抵抗特性を共にもつことがわかる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の酸化物負性抵抗素子の実施例
を説明する。
【0030】(第1実施例)図4は、第1実施例の酸化
物負性抵抗素子の構成説明図である。この図において、
11,13はAu電極、12は(MgO+TiO2
層、15はMgO基板である。この実施例の酸化物負性
抵抗素子においては、MgO基板15の上の全面にAu
電極13を形成し、その上に一部に酸化物中間層として
MgOにTiO2 を混入した(MgO+TiO2 )層1
2を形成し、(MgO+TiO2 )層12の上にAu電
極11を形成している。
【0031】この実施例の酸化物負性抵抗素子のMgO
基板15は、その上に形成する(MgO+TiO2 )層
12の格子定数とマッチングするために用いられてい
る。
【0032】(第2実施例)図5は、第2実施例の酸化
物負性抵抗素子の構成説明図である。この図において、
21はAu電極、22は(MgOTiO3 −Ti)層、
23はYBCO電極、25はMgO基板である。この実
施例の酸化物負性抵抗素子においては、MgO基板25
の上の全面に酸化物超伝導体であるYBCO電極23を
形成し、その上の一部に酸化物中間層としてMgOTi
3 からTiを減量して元素欠陥を生じている(MgO
TiO3−Ti)層22を形成し、この(MgOTiO
3 −Ti)層22の上にAu電極21を形成している。
【0033】この実施例の酸化物負性抵抗素子のMgO
基板25は、その上に直接形成するYBCO電極23と
の格子定数と熱膨張係数をマッチングするために用いら
れている。
【0034】(第3実施例)図6は、第3実施例の酸化
物負性抵抗素子の構成説明図である。この図において、
31,33はYBCO電極、32は(MgO+Ti
2 )層、34は(SrTiO3 +Nb)基板である。
この実施例の酸化物負性抵抗素子においては、酸化物半
導体であるSrTiO 3 にNbをドープした(SrTi
3 +Nb)基板34の上の一部に酸化物中間層である
(MgO+TiO2 )層32を形成し、この(MgO+
TiO2 )層32の上に酸化物超伝導体であるYBCO
電極31を形成し、(SrTiO3 +Nb)基板34の
他の一部の上にYBCO電極33を形成している。
【0035】半導体層である(SrTiO3 +Nb)基
板34を用いることによって、負性抵抗特性に加えて整
流特性をもたせることができる。また、酸化物超伝導体
であるYBCO電極31とYBCO電極33を用いるこ
とによって、超伝導配線と接続することができる。超伝
導体電極としてYBCOの他、BSCCOを用いること
も可能である。この実施例のように、酸化物半導体とし
て(SrTiO3 +Nb)基板34を用いることによっ
て、(MgO+TiO2 )層32との相互拡散を容易に
することができる。
【0036】(第4実施例)図7は、第4実施例の酸化
物負性抵抗素子の構成説明図である。この図において、
41,43はAu電極、42は(MgO+TiO2
層、44は(SrTiO3 +Nb)基板である。
【0037】この実施例の酸化物負性抵抗素子において
は、酸化物半導体であるSrTiO 3 にNbをドープし
た(SrTiO3 +Nb)基板44の上の一部に酸化物
中間層である(MgO+TiO2 )層42を形成し、こ
の(MgO+TiO2 )層42の上にAu電極41を形
成し、(SrTiO3 +Nb)基板44の他の一部の上
にAu電極43を形成している。
【0038】半導体層である(SrTiO3 +Nb)基
板44を用いることによって、負性抵抗特性に加えて整
流特性をもたせることができる。また、通常用いられる
Au電極41とAu電極43を用いることによって、容
易に負性抵抗ダイオードを製造することができる。この
実施例のように、酸化物半導体として(SrTiO3
Nb)基板44を用いることによって、(MgO+Ti
2 )層42との相互拡散を容易にすることができる。
【0039】(第5実施例)図8は、第5実施例の酸化
物負性抵抗素子の構成説明図である。この図において、
51,53はITO電極、52は(MgO+TiO2
層、54は(SrTiO3 −O)基板である。
【0040】この実施例の酸化物負性抵抗素子において
は、酸化物半導体であるSrTiO 3 から酸素(O)を
減量した(SrTiO3 −O)基板54の上の一部に酸
化物中間層である(MgO+TiO2 )層52を形成
し、この(MgO+TiO2 )層52の上にITO電極
51を形成し、(SrTiO3 −O)基板54の他の一
部の上にITO電極53を形成している。
【0041】半導体層である(SrTiO3 −O)基板
54を用いることによって、負性抵抗特性に加えて整流
特性をもたせることができる。このSrTiO3 は酸化
物半導体の中でもキャリアの移動度が大きいため高速動
作可能な酸化物負性抵抗素子を実現することができる。
【0042】また、透明電極であるITO電極51,5
3を用い、(SrTiO3 −O)基板54を薄くするこ
とにより、または、(SrTiO3 −O)基板54の表
面の酸素を減量することによって透明にし、透明な回路
を製造するためのダイオードとして用いることができ
る。透明電極としては、ITOの他、In2 3 を用い
ることができる。
【0043】(第6実施例)図9は、第6実施例の酸化
物負性抵抗素子の構成説明図である。この図において、
61,63はNb電極、62は(Mg2 TiO4 +Ti
2)層、64は(SrTiO3 +Nb)基板である。
【0044】この実施例の酸化物負性抵抗素子において
は、酸化物半導体であるSrTiO 3 にNbをドープし
た(SrTiO3 +Nb)基板64の上の一部に酸化物
中間層である(Mg2 TiO4 +TiO2 )層62を形
成し、この(Mg2 TiO4+TiO2 )層62の上に
Nb電極61を形成し、(SrTiO3 +Nb)基板6
4の他の一部の上にNb電極63を形成している。
【0045】半導体層である(SrTiO3 +Nb)基
板64を用いることによって、負性抵抗特性に加えて整
流特性をもたせることができる。このSrTiO3 は酸
化物半導体の中でもキャリアの移動度が大きいため高速
動作可能な酸化物負性抵抗素子を実現することができ
る。また、低誘電率の酸化物中間層としてTiO2 を添
加したMg2 TiO4 を用いると、(MgO−Ti
2 )複合酸化物は様々な結晶をもち、TiO2 をその
含有量に応じて結晶中に取り込むことができるため、T
iO2 を混入材料として用いる場合は材料の相性がよ
い。
【0046】このような理由から、中間層としてMgO
や、MgOを母体としたMgTiO 3 ,MgInO4
用いることができる。Nb電極61,63と(SrTi
3 +Nb)基板64の間にバリアが生じ難いため電気
的な抵抗を低くすることができる。
【0047】(第7実施例)図10は、第7実施例の酸
化物負性抵抗素子の構成説明図である。この図におい
て、71,73はAu電極、72は(MgO+In2
3 )層、74は(SrTiO3 +Nb)基板である。
【0048】この実施例の酸化物負性抵抗素子において
は、酸化物半導体であるSrTiO 3 にNbをドープし
た(SrTiO3 +Nb)基板74の上の一部に酸化物
中間層である(MgO+In2 3 )層72を形成し、
この(MgO+In2 3 )層72の上にAu電極71
を形成し、(SrTiO3 +Nb)基板74の他の一部
の上にAu電極73を形成している。
【0049】半導体層である(SrTiO3 +Nb)基
板74を用いることによって、負性抵抗特性に加えて整
流特性をもたせることができる。このSrTiO3 は酸
化物半導体の中でもキャリアの移動度が大きいため高速
動作可能な酸化物負性抵抗素子を実現することができ
る。また、酸化物中間層としてMgOにIn2 3 を混
入した(MgO+In2 3 )層72を用いると、In
2 3 は半導体であるが、MgOと混合することでバリ
アが形成される。元来、MgIn2 4 は、MgOとI
2 3 に分離しやすく、この2つの材料を同時に成長
することによって混合状態を実現することができる。
【0050】(第8実施例)図11は、第8実施例の酸
化物負性抵抗素子の構成説明図である。この図におい
て、81,83はAu電極、82は(MgO+In2
3 )層、84はIn2 3 基板である。
【0051】この実施例の酸化物負性抵抗素子において
は、酸化物半導体であるIn2 3基板84の上の一部
に酸化物中間層である(MgO+In2 3 )層82を
形成し、この(MgO+In2 3 )層82の上にAu
電極81を形成し、In2 3 基板84の他の一部の上
にAu電極83を形成している。
【0052】半導体層であるIn2 3 基板84を用い
ることによって、負性抵抗特性に加えて整流特性をもた
せることができる。また、酸化物中間層としてMgOに
In2 3 を混入した(MgO+In2 3 )層82を
用いると、In2 3 は半導体であるが、MgOと混合
することでバリアが形成される。元来、MgIn2 4
は、MgOとIn2 3 に分離しやすく、この2つの材
料を同時に成長することによって混合状態を実現するこ
とができる。
【0053】In2 3 は酸化物中間層への混合材料と
しても用いられるため、酸化物中間層としてMgOを母
体に用いた場合、材料としての相性がよい。この他、半
導体材料としてNbをドープしたSrTiO3 や、La
をドープしたSrTiO3 を用いることができる。ま
た、In2 3 基板84のキャリアの移動度が大きいた
め高速動作を可能にすることができる。
【0054】(第9実施例)図12は、第9実施例の酸
化物負性抵抗素子の構成説明図である。この図におい
て、91,93はAu電極、92は(MgO+Ti
2 )層、94は(SrTiO3 −O)基板である。
【0055】この実施例の酸化物負性抵抗素子において
は、酸化物半導体であるSrTiO 3 の酸素(O)を減
量した(SrTiO3 −O)基板94の上の一部に酸化
物中間層である(MgO+TiO2 )層92を形成し、
この(MgO+TiO2 )層92の上にAu電極91を
形成し、(SrTiO3 −O)基板94の他の一部の上
にAu電極93を形成している。
【0056】半導体層である(SrTiO3 −O)基板
94を用いることによって、負性抵抗特性に加えて整流
特性をもたせることができる。半導体基板を用いる場
合、酸素の減量によるキャリアの生成により基板表面の
薄い層に限ってキャリアを生成できるため、透明度を確
保することができるとともに、容易に酸化物負性抵抗素
子を製造することができる。
【0057】(第10実施例)図13は、第10実施例
の酸化物負性抵抗素子の構成説明図である。この図にお
いて、101,103はAu電極、102は(MgO+
TiO2 )層、104は(SrTiO3 +Nb)基板で
ある。
【0058】この実施例の酸化物負性抵抗素子において
は、酸化物半導体であるSrTiO 3 にNbをドープし
た(SrTiO3 +Nb)基板104の上の全面に酸化
物中間層である(MgO+TiO2 )層102を形成
し、(MgO+TiO2 )層102の上にAu電極10
1を形成し、(SrTiO3 +Nb)基板104の裏面
の全面にAu電極103を形成している。
【0059】この実施例によると、特に、微細加工する
必要がない場合や、大きな電流の制御に応用する場合、
最も簡単な工程によって酸化物負性抵抗素子を製造する
ことができる。
【0060】(第11実施例)図14は、第11実施例
の酸化物負性抵抗素子の構成説明図である。この図にお
いて、111,113はYBCO電極、112は(Mg
O+SnO 2 )層、114は(SrTiO3 +La)基
板である。
【0061】この実施例の酸化物負性抵抗素子において
は、酸化物半導体であるSrTiO 3 にLaをドープし
た(SrTiO3 +La)基板114の上の一部に酸化
物中間層である(MgO+SnO2 )層112を形成
し、(MgO+SnO2 )層112の上にYBCO電極
111を形成し、(SrTiO3 +La)基板114の
他の一部にYBCO電極113を形成している。
【0062】この実施例によると、両方の電極、YBC
O電極111,113を同一面に形成しているため、微
細加工を必要とする場合に比較的容易に製造できる。
(SrTiO3 +La)基板114を用いると、不純物
であるLaの活性化率がNbに比較して高いため、キャ
リアが効率よく生成される。
【0063】(第15実施例)図15は、第12実施例
の酸化物負性抵抗素子の構成説明図である。この図にお
いて、121,123はYBCO電極、122は(Mg
O+TiO 2 )層、124は(SrTiO3 −O)層、
125はMgO基板である。
【0064】この実施例の酸化物負性抵抗素子において
は、MgO基板125の上に酸化物中間層である(Sr
TiO3 −O)層124を形成し、その上の一部に酸化
物中間層である(MgO+SnO2 )層112を形成
し、この(MgO+SnO2 )層112の上にYBCO
電極121を形成し、(SrTiO3 −O)層124の
上の他の一部にYBCO電極123を形成している。
【0065】この実施例によると、MgO基板125の
上に酸化物中間層である(SrTiO3 −O)層124
を形成しているため、同一基板上に形成したダイオード
の素子分離が容易になる。
【0066】(第16実施例)図16は、第13実施例
の酸化物負性抵抗素子の構成説明図である。この図にお
いて、131,133はYBCO電極、132は(Mg
O+TiO 2 )層、134はSrTiO3 基板である。
【0067】この実施例の酸化物負性抵抗素子において
は、酸化物半導体であるSrTiO 3 基板134の上に
MgO層を成長する工程において、SrTiO3 層13
4からのTiO2 を取り込むことによって酸化物中間層
である(MgO+TiO2 )層132を形成し、その両
側にYBCO電極131,133を形成している。
【0068】この実施例によると、酸化物半導体である
SrTiO3 基板134の上にMgO層を成長する工程
で、SrTiO3 層134から拡散されるTiO2 を取
り込んで酸化物中間層である(MgO+TiO2 )層1
32を形成するため、製造工程を簡略化することができ
る。
【0069】(第17実施例)図17は、第14実施例
の酸化物負性抵抗素子の構成説明図である。この図にお
いて、141,143はYBCO電極、142は(Mg
O+TiO 2 )層、144はSrTiO3 基板、146
はフォトレジストである。
【0070】この実施例の酸化物負性抵抗素子において
は、酸化物半導体であるSrTiO 3 基板144の上に
酸化物中間層である(MgO+TiO2 )層142、Y
BCO電極141,143を形成するためのYBCO層
を形成し、その上のYBCO電極141,143を形成
する予定の位置にフォトレジスト146を形成し、この
フォトレジスト146をマスクにして、イオンビームを
照射して、YBCO層と(MgO+TiO2 )層142
を選択的にエッチングして、YBCO電極141,14
3を残し、(MgO+TiO2 )層142を分離して酸
化物負性抵抗素子を形成する。
【0071】この実施例の特徴は、YBCO電極14
1,143を分離するためのイオンビーム照射によって
SrTiO3 基板144の表面の酸素を減量してキャリ
アの生成を行い、製造工程を簡略化することである。
【0072】(第18実施例)図18は、第15実施例
の酸化物負性抵抗素子の構成説明図である。この図にお
いて、151,153はYBCO電極、152は(Mg
O+TiO 2 )層、154はSrTiO3 基板である。
【0073】この実施例の酸化物負性抵抗素子において
は、酸化物半導体であるSrTiO 3 基板154の上
に、面積が異なる(MgO+TiO2 )層152とYB
CO電極151、および、(MgO+TiO2 )層15
2とYBCO電極153を形成している。
【0074】この実施例によると、2つの電極に酸化物
中間層である(MgO+TiO2 )層152が介在され
ていても、両電極の面積に差があることが原因して、各
電極に形成されるダイオードに印加される電圧が著しく
異なるため、この差に相当する負性抵抗特性を有するダ
イオードを形成することができる。このような構造とす
ることによって、酸化物中間層と電極となる薄膜を同一
真空容器中で形成した後、電極形状に加工することがで
き、著しく製造工程が単純化される。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると酸
化物を用いた負性抵抗素子、あるいは負性抵抗特性を有
するダイオードを実現することができ、酸化物を用いた
エレクトロニクスの発展に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1形式の酸化物負性抵抗素子の原理
説明図であり、(A)は断面図、(B),(C),
(D)は動作原理説明図である。
【図2】本発明の第2形式の酸化物負性抵抗素子の原理
説明図であり、(A)は断面図、(B),(C),
(D)は動作原理説明図である。
【図3】本発明の第2形式の酸化物負性抵抗素子の特性
説明図である。
【図4】第1実施例の酸化物負性抵抗素子の構成説明図
である。
【図5】第2実施例の酸化物負性抵抗素子の構成説明図
である。
【図6】第3実施例の酸化物負性抵抗素子の構成説明図
である。
【図7】第4実施例の酸化物負性抵抗素子の構成説明図
である。
【図8】第5実施例の酸化物負性抵抗素子の構成説明図
である。
【図9】第6実施例の酸化物負性抵抗素子の構成説明図
である。
【図10】第7実施例の酸化物負性抵抗素子の構成説明
図である。
【図11】第8実施例の酸化物負性抵抗素子の構成説明
図である。
【図12】第9実施例の酸化物負性抵抗素子の構成説明
図である。
【図13】第10実施例の酸化物負性抵抗素子の構成説
明図である。
【図14】第11実施例の酸化物負性抵抗素子の構成説
明図である。
【図15】第12実施例の酸化物負性抵抗素子の構成説
明図である。
【図16】第13実施例の酸化物負性抵抗素子の構成説
明図である。
【図17】第14実施例の酸化物負性抵抗素子の構成説
明図である。
【図18】第15実施例の酸化物負性抵抗素子の構成説
明図である。
【符号の説明】
1,3 電極 2 酸化物中間層 4 半導体層 11,13 Au電極 12 (MgO+TiO2 )層 15 MgO基板 21 Au電極 22 (MgOTiO3 −Ti)層 23 YBCO電極 25 MgO基板 31,33 YBCO電極 32 (MgO+TiO2 )層 34 (SrTiO3 +Nb)基板 41,43 Au電極 42 (MgO+TiO2 )層 44 (SrTiO3 +Nb)基板 51,53 ITO電極 52 (MgO+TiO2 )層 54 (SrTiO3 −O)基板 61,63 Nb電極 62 (Mg2 TiO4 +TiO2 )層 64 (SrTiO3 +Nb)基板 71,73 Au電極 72 (MgO+In2 3 )層 74 (SrTiO3 +Nb)基板 81,83 Au電極 82 (MgO+In2 3 )層 84 In2 3 基板 91,93 Au電極 92 (MgO+TiO2 )層 94 (SrTiO3 −O)基板 101,103 Au電極 102 (MgO+TiO2 )層 104 (SrTiO3 +Nb)基板 111,113 YBCO電極 112 (MgO+SnO2 )層 114 (SrTiO3 +La)基板 121,123 YBCO電極 122 (MgO+TiO2 )層 124 (SrTiO3 −O)層 125 MgO基板 131,133 YBCO電極 132 (MgO+TiO2 )層 134 SrTiO3 基板 141,143 YBCO電極 142 (MgO+TiO2 )層 144 SrTiO3 基板 146 フォトレジスト 151,153 YBCO電極 152 (MgO+TiO2 )層 154 SrTiO3 基板

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対の電極と、該1対の電極の間の酸化
    物中間層と、該酸化物中間層の中の不純物から構成さ
    れ、該不純物が該酸化物中間層のバンドギャップ中に準
    位を形成し、該不純物が該酸化物中間層内の主たる電気
    伝導路を形成していることを特徴とする酸化物負性抵抗
    素子。
  2. 【請求項2】 1対の電極と、該1対の電極の間の結晶
    欠陥あるいは元素欠損を有する酸化物中間層とから構成
    され、該結晶欠陥あるいは元素欠損が該酸化物中間層の
    バンドギャップ中に準位を形成し、これらの結晶欠陥あ
    るいは元素欠損が該酸化物中間層内の主たる電気伝導路
    となっていることを特徴とする酸化物負性抵抗素子。
  3. 【請求項3】 酸化物中間層と一方の電極の間に半導体
    層を有することを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載された酸化物負性抵抗素子。
  4. 【請求項4】 酸化物中間層が、電子が直接トンネルす
    ることによるトンネル電流を抑制するのに充分な厚さを
    有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    された酸化物負性抵抗素子。
  5. 【請求項5】 電極が酸化物超電導体で形成されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された
    酸化物負性抵抗素子。
  6. 【請求項6】 電極が金属で形成されていることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載された酸化物負性
    抵抗素子。
  7. 【請求項7】 電極が可視光に対して透明な導電性材料
    で形成されていることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載された酸化物負性抵抗素子。
  8. 【請求項8】 酸化物中間層がMgO,MgTiO3
    Mg2 TiO4 あるいはMgIn2 4 で形成されてい
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載され
    た酸化物負性抵抗素子。
  9. 【請求項9】 酸化物中間層に含まれる不純物としてT
    iO2 ,SnO2 あるいはIn2 3 を用いたことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載された酸化物負
    性抵抗素子。
  10. 【請求項10】 半導体としてNbをドープしたSrT
    iO3 ,LaをドープしたSrTiO3 あるいはIn2
    3 を用いたことを特徴とする請求項3に記載された酸
    化物負性抵抗素子。
  11. 【請求項11】 半導体として酸素を減量したSrTi
    3 を用いたことを特徴とする請求項3に記載された酸
    化物負性抵抗素子。
  12. 【請求項12】 半導体基板を用い、かつ、一方の電極
    が該半導体基板の裏面に形成したことを特徴とする請求
    項3に記載された酸化物負性抵抗素子。
  13. 【請求項13】 半導体基板を用い、かつ、両方の電極
    を半導体基板の同一面上に形成したことを特徴とする請
    求項3に記載された酸化物負性抵抗素子。
  14. 【請求項14】 半導体として基板上に形成された半導
    体薄膜を用いたことを特徴とする請求項3に記載された
    酸化物負性抵抗素子。
  15. 【請求項15】 半導体層または半導体基板の上に、面
    積が異なる酸化物中間層と電極の積層構造を形成したこ
    とを特徴とする請求項3に記載された酸化物負性抵抗素
    子。
  16. 【請求項16】 半導体層と酸化物中間層の間の元素の
    相互拡散によって、該酸化物中間層に不純物を混入し、
    該不純物によって該酸化物中間層のバンドギャップ中に
    準位を形成し、該不純物によって該酸化物中間層内の主
    たる電気伝導路を形成する工程を含むことを特徴とする
    酸化物負性抵抗素子の製造方法。
  17. 【請求項17】 半導体基板上に形成された酸化物中間
    層と電極材料層の積層構造を選択的に除去する工程をイ
    オンビームエッチングによって行い、この工程のイオン
    ビーム照射によって半導体基板の表面にキャリアを生成
    する工程を含むことを特徴とする酸化物負性抵抗素子の
    製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009071304A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Samsung Electronics Co Ltd 抵抗変化型メモリ素子及びその形成方法
CN110379860A (zh) * 2019-07-12 2019-10-25 中国科学院合肥物质科学研究院 一种实现电极化整流效应的方法

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