JPH072970A - 高通気性軟質ポリウレタンフォームの製造方法 - Google Patents

高通気性軟質ポリウレタンフォームの製造方法

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JPH072970A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、後処理等によるセル膜除去
の工程を経ることなく、簡便に発泡時に安定してセル膜
を殆ど含まない高通気性ポリウレタンフォ−ムを製造す
る方法を提供することである。 【構成】 本発明は、特定のポリオ−ルを使用すること
により高通気性ポリウレタンフォ−ムを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軟質ポリウレタンフォ
−ムの製造方法に関し、特に高通気性が要求される用
途、例えば各種フィルタ−や、OA機器用各種ロ−ラ−
類、クリ−ナ−、ヘッドホ−ン用イヤパッド、化粧用パ
ッド、マスク、廃液処理用媒体、三次元網状セラミック
体或は金属体の中間材等種々の用途に使用される高通気
性ポリウレタンフォ−ムの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に軟質ポリウレタンフォ−ムの製造
方法は、ポリオ−ル成分として、通常三官能のポリオ−
ルが使用されている。軟質ポリウレタンフォ−ムは、樹
脂化反応と発泡反応の競争反応により三次元樹脂化する
(或は硬化する)が、この三次元樹脂化(硬化)過程で
セル膜が破れ、連通化することにより収縮現象もなく良
好なフォ−ムが得られるものの、一般的には、少なから
ずセル膜が残る。このため、セル膜が残らない通気性の
優れた軟質ウレタンフォ−ムを製造するための手段が開
発されている。
【0003】このような手段としては、公知の方法とし
て以下のものがある。 (1)軟質ウレタンフォ−ムの製造後、熱、オゾン、ア
ルカリ等により後処理を行う方法。(特公昭41−75
2号公報、英国特許第918495号、カナダ特許第6
20248号) (2)ポリオ−ル中に少量のシリカゾルを混合する方
法。(特開昭60−163912号公報) (3)親水性有機けい素乳化剤表面活性剤、及び疎水性
抗発泡性有機けい素化合物を少量添加する方法。(特開
昭47−32095号公報) (4)ポリオ−ルとして水酸基価が40〜70のポリエ
ステルポリオ−ルを使用するとともに、酸化エチレン成
分が50重量%以上のポリ(オキシプロピレン−オキシ
エチレン)エ−テルポリオ−ルを前記ポリエステルポリ
オ−ル100重量部に対して20〜40重量部の範囲で
使用する方法。(特開昭55−27315号公報、特開
昭55−27316号公報) しかし、(1)は、ほぼ完全にセル膜を除去できるが、
後処理工程が必要であるため工程が複雑かつ設備に莫大
な費用を要し、又、処理後の樹脂の破損、すなわち、樹
脂の耐久性が問題となる。又(2)〜(4)は、後処理
工程は必要ではないが、安定してしかも高いレベルの通
気性を保持したポリウレタンフォ−ムを得ることは困難
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、後処
理等によるセル膜除去の工程を経ることなく、簡便に発
泡時に安定してセル膜を殆ど含まない高通気性ポリウレ
タンフォ−ムを製造する方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するするための手段】上記目的は、下記に
示す本発明によって解決された。即ち、ポリオ−ル成分
に対して50重量%以上100重量%未満の単数の単一
ジオ−ル又はポリオ−ル成分に対して総量で50重量%
以上の複数の単一ジオ−ルを含むポリエ−テルポリオ−
ル、イソシアネ−ト、水、触媒並びに発泡剤を含む軟質
ポリウレタンフォ−ムの製造方法。実施例において、本
発明の製造方法は、ポリオ−ル成分に対して総量で50
重量%となる、含有量の多い2種の単一ジオ−ルを含
む。
【0006】又、実施例において、本発明の製造方法
は、1000〜3000の全平均分子量を有するジオ−
ル、更に好ましくは1000〜3000の全平均分子量
を有する複数の単一ジオ−ルを含む前記ポリエ−テルポ
リオ−ルを包含し、更に他の実施例では、800〜36
00の平均分子量差を有する、含有量の多い上位2種の
単一ジオ−ルを含む前記ポリエ−テルポリオ−ルを包含
する。
【0007】更に又、他の実施例において、本発明の製
造方法は、1000〜3000の全平均分子量及び80
0〜3600の平均分子量差を有する、含有量の多い上
位2種の単一ジオ−ルを含む。他の実施例において、本
発明の製造方法は、300以下の分子量を有するポリオ
−ルを15重量%以下で含むポリエ−テルポリオ−ルも
含む。
【0008】ここで、「単一のジオ−ル」の語は、1種
のジオ−ル又は平均分子量の差が400以内の2種以上
のジオ−ル群を総称する意味に用いられる。又、「全平
均分子量」の語は、用いられるジオ−ルが1種の場合に
は、その平均分子量を、用いられるジオ−ルが2種以上
の場合には、それらを合計して得られた平均分子量を表
す意味に用いられる。更に、「平均分子量差」の語は、
対象となるジオ−ルが各々有する平均分子量の差分を表
し、組み合わせが多種類ある場合には、特に、最大の差
分を表す意味に用いられる。
【0009】本発明の製造方法により、簡便で経済性よ
く、通気性に優れた例えば200cc/cm2 /秒以
上、特に300cc/cm2 /秒以上の軟質ポリウレタ
ンフォ−ムを製造することができる。
【0010】本発明の製造方法に用いられるポリエ−テ
ルポリオ−ルは、ポリオ−ル成分に対して50重量%以
上100重量%未満の単一ジオ−ル又はポリオ−ル成分
に対して総量で50重量%以上の複数の単一ジオ−ル、
好ましくはポリオ−ル成分に対して総量で50重量%以
上、より好ましくは70重量%以上の複数の単一ジオ−
ルを含む。
【0011】ポリオ−ル成分に対する含量が50重量%
未満では、単一ジオ−ルを1種又は2種以上用いても、
十分な通気量のポリウレタンフォ−ムを得ることができ
ない。又、該ジオ−ルのみ即ちポリオ−ル成分中単一ジ
オ−ルが100重量%とすると、フォ−ムを形成するこ
とができない。2種以上の該ジオ−ルを用いた場合で
は、ポリオ−ル成分に対して100重量%であっても、
良好な通気性を有するフォ−ムを形成することができ、
例えば用いる該ジオ−ルの種類を固定した場合には、ポ
リオ−ル成分に対するジオ−ルの含量に依存して、通気
量を増加させ得る。
【0012】従って、より良好な通気性を有するポリウ
レタンフォ−ムを得るためには、2種以上の単一ジオ−
ルをポリオ−ル成分に対して70重量%以上で含有する
ことが好ましい。更に好ましくは、使用するこれら単一
ジオ−ルを、最も多い量の含有量と同量若しくは次に多
い含有量の単一のジオ−ルとを選んだとき即ち含有量の
多い上位2種を選んだときに、その合計がポリオ−ル成
分に対して50重量%以上となる場合である。
【0013】前記単一ジオ−ルには、1種のジオ−ル及
び分子量差が400以下の複数のジオ−ルが該当する
が、1種のジオ−ルで構成されることが好ましい。
【0014】本発明に用いられるポリエ−テルポリオ−
ルに含有される1種、好ましくは2種以上のジオ−ルの
全平均分子量は、1000〜3000、より好ましくは
1000〜2000、更に好ましくは1300〜170
0である。この値が1000未満或は3000を越える
場合では、十分な通気量のポリウレタンフォ−ムを得ら
れず、又フォ−ムを形成し得ない。より一層の効果を得
るためには、これらの値はポリエ−テルポリオ−ルに含
有されるジオ−ルの内、単一ジオ−ルの全平均分子量に
適用され得る。この単一ジオ−ルの平均分子量は、例え
ば2種のジオ−ルを混合した場合は、以下のようにして
求めることができる。
【0015】
【数1】 A : ジオ−ルAの配合量 B : ジオ−ルBの配合量 Mw(A): ジオ−ルAの平均分子量 Mw(B): ジオ−ルBの平均分子量
【0016】本発明における単一ジオ−ルの平均分子量
差は、含有量の多い上位2種の単一ジオ−ルの平均分子
量の差であり、単一ジオ−ルが3種以上存在し、差分を
とるための組み合わせが多種類ある場合には、差分が最
大となる組み合わせで得られた平均分子量の差分であ
り、800〜3600、より好ましくは800〜200
0、更に好ましくは800〜1200とし得る。この範
囲外では、目的とするポリウレタンフォ−ムを提供し得
ない。この平均分子量差は、以下の式に基づいて求めら
れる。
【0017】 平均分子量差 =Mw(max)−Mw(min) Mw(max):最大のジオ−ルの平均分子量 Mw(min):最小のジオ−ルの平均分子量
【0018】本発明のポリエ−テルポリオ−ルは、
(1)例えばジエチレングリコ−ルにプロピレンオキサ
イドのみを付加させたタイプのポリエ−テルポリオ−
ル、(2)例えばジエチレングリコ−ルにプロピレンオ
キサイドとエチレンオキサイドをブロック又はランダム
に付加させたタイプのポリエ−テルポリオ−ル、(3)
上記(1)又は(2)に例えばアクリルニトリルやスチ
レンをグラフトしたタイプのポリエ−テルポリオ−ル、
等を含み、特に制限されないが、より効果を発揮するた
めには、好ましくは(1)タイプのポリエ−テルポリオ
−ルである。
【0019】本発明に用いられるポリエ−テルポリオ−
ルを製造するために用いられる開始剤には、多価アルコ
−ル、多価フェノ−ル、モノ若しくはポリアミン、その
他のものが該当するが、好ましくは多価アルコ−ル、及
び多価フェノ−ルであり、特に好ましくは多価アルコ−
ルであり、例えばエチレングリコ−ル、ジエチレングリ
コ−ル、トリエチレングリコ−ル、プロピレングリコ−
ル、1,3−ブタンジオ−ル、1,4−ブタンジオ−ル
等が含まれ、この中でもジエチレングリコ−ルが更に好
ましい。
【0020】又、本発明におけるポリエ−テルポリオ−
ル成分には、ジオ−ル以外のポリオ−ル成分も含み得
る。このようなポリオ−ル成分としては、通常、軟質ポ
リウレタンフォ−ムの製造に使用される3官能の、例え
ばグリセリンベ−スにアルキレンオキサイド例えばプロ
ピレンオキサイドを付加させたもの、2種のアルキレン
オキサイド例えばプロピレンオキサイドとエチレンオキ
サイドとをランダム若しくはブロックで付加させたも
の、多官能のものとしては、例えばサッカロ−スベ−ス
に上記と同様のものを付加させたポリエ−テルポリオ−
ル、等が挙げられ、これらをすべて用い得る。
【0021】本発明のポリエ−テルポリオ−ルは、30
0以下の分子量を有するポリオ−ルを、ポリオ−ル成分
に対して15重量%未満で含む。15重量%以上含有す
ると、ポリウレタンフォ−ムが形成しない等の好ましく
ない問題を誘発し得る。
【0022】イソシアネ−ト成分としては、トリレンジ
イソシアネ−ト、4,4−ジフェニルメタンジイソシア
ネ−ト、ポリメチレンポリフェニルイソシアネ−ト等
が、単体若しくは混合して使用される。トリレンジイソ
シアネ−トが特に好ましい。
【0023】触媒及び発泡剤に用いられる化合物には、
その種類及び使用量に特に制限はなく、公知のものが使
用される。例えば触媒としては、トリエチレンジアミ
ン、テトラメチレンヘキサジアミン、ジメチルシクロヘ
キシルアミン等のアミン触媒、スタナスオクトエ−ト、
ジブチルチンジラウレ−ト等の有機錫触媒が用いられ
る。また発泡剤としては、メチレンクロライド、フロン
123、フロン141b等が用いられる。
【0024】また、本発明の軟質ポリウレタンフォ−ム
は、この他に、各種の添加剤、例えば難燃剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤及び整泡剤等を適宜配合することがで
きる。添加剤例えば整泡剤としては、各種のシロキサ
ン、ポリアルキレンオキサイドブロック共重合体等が用
いられる。
【0025】本発明の製造方法は、従来の連続気泡性の
ポリウレタンフォ−ム製造方法に基づいて行うことがで
き、例えばプレポリマ−法、ワンショット法、部分プレ
ポリマ−法等が適用され得る。
【0026】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。表
1、表2の各配合処方により、次に示す方法でポリウレ
タンフォ−ムを製造した。1リットルの紙コップ中にポ
リオ−ルを計量して入れ、そこに水、アミン触媒、整泡
剤を計量して加え、攪拌機により攪拌混合する。更に各
種添加剤及び錫触媒を計量し、攪拌混合しポリオ−ル成
分を用意する。次に別容器にあらかじめ計量したイソシ
アネ−トを、上記ポリオ−ル成分の混合液の入った紙コ
ップ中に素早く加え攪拌した後、250mm角の正方形
の箱内に注ぎ発泡させた。フォ−ム発泡後、24時間室
温に放置して得られたポリウレタンフォ−ムをフラジ−
ル型試験機(JIS L−1004に準拠)により通気
性を測定した。なお、比較例17は、前記特公昭41−
752号公報における熱による後処理を行ったポリウレ
タンフォ−ムの通気量を示す。
【0027】
【表1】
【表2】
【0028】先ず、実施例1、2で示されるように、通
常のトリオ−ル単独処方において、単一ジオ−ル1種と
トリオ−ルとを併用した場合、その通気量は、ポリオ−
ル成分中にジオ−ルが50重量%以上含まれると、従来
の熱処理を行った場合(比較例17)と同程度の通気量
即ち200cc/cm2 /秒以上のポリウレタンフォ−
ムが得られることが明らかとなった。一方、単一ジオ−
ルを1種で100重量%として用いた場合には、フォ−
ム化が難しく(比較例4、5)、50重量%に満たない
場合には、良好なフォ−ムを得ることができなかった
(比較例1〜3)。
【0029】次に、実施例3〜5と比較例6との比較に
より、トリオ−ル単独処方に2種のジオ−ルを併用した
場合、全ポリオ−ル成分の内、全ジオ−ルの配合比率が
50重量%を越えると、上記と同様に、高通気性のフォ
−ムが得られることがわかる。
【0030】更にポリオ−ル成分をジオ−ル50〜10
0重量%として、単一のジオ−ル2種或は3種を種々組
み合わせた場合を比較検討した。その結果、それぞれ、
2種或は3種のジオ−ルの全平均分子量が1000〜3
000の範囲に含まれる組み合わせのものは、いずれも
高通気性を有するフォ−ムを提供することが出来(実施
例3〜18)、その中でもその全平均分子量が1000
〜2000(実施例3〜6、8〜11、15及び17〜
18)、更に全平均分子量が1300〜1700(実施
例3〜4、6、8〜10、17〜18)の場合では、よ
り優れた高通気性フォ−ムが得られた。
【0031】また、表2に示されるように、本発明の単
一ジオ−ルとして、平均分子量差が400以内の2つの
ジオ−ルを用いた場合にも、表1の実施例9と同等の、
良好な通気性を有するフォ−ムが得られた(実施例19
〜21)。
【0032】上記2種の単一の全平均分子量が1000
以下の場合((比較例10、12、14)又は3000
を越える場合(実施例7〜9、11)は、例えポリオ−
ル成分に単数或は複数の単一ジオ−ルを50重量%以上
含んでいても、本発明の目的とする高通気性のフォ−ム
を得ることが出来なかった。
【0033】なお、これまでの条件を満足していても、
ポリオ−ル成分中に使用される個々のジオ−ルの平均分
子量の差の最大値が、800以下(比較例12)又は3
600以上(比較例7、8、13)である場合は、同様
に高通気性のフォ−ムを得ることが出来ない。一方、個
々に配合混合のジオ−ルの平均分子量の差の最大値が8
00〜3600の範囲内であれば、良好な通気性を有す
るフォ−ムが得られ、更には、その最大値が800〜2
000の範囲内であることが好ましい。
【0034】更には、使用するジオ−ルの平均分子量が
300以下のものを15重量%以上含有すると、いずれ
も所望するフォ−ムを得ることが出来ない(比較例7、
14〜16)。
【0035】
【発明の効果】本発明のポリウレタンフォ−ムは、上記
縷々説明したごとく、特定のポリオ−ルを使用すること
により、熱、アルカリ等の後処理等によるセル膜除去の
工程を経ることなく、簡便に発泡時に安定してセル膜を
殆ど含まない高通気性ポリウレタンフォ−ムを製造する
方法を提供することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 75:04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオ−ル成分に対して50重量%以上
    100重量%未満の単一ジオ−ル又はポリオ−ル成分に
    対して総量で50重量%以上の複数の単一ジオ−ルを含
    むポリエ−テルポリオ−ル、イソシアネ−ト、水、触媒
    並びに発泡剤を含む軟質ポリウレタンフォ−ムの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記ポリエ−テルポリオ−ルが、ポリオ
    −ル成分に対して総量で50重量%以上となる、含有量
    の多い上位2種の単一ジオ−ルを含む請求項1記載の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 前記ポリエ−テルポリオ−ルが、100
    0〜3000の全平均分子量を有するジオ−ルを含む請
    求項1記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記複数の単一ジオ−ルが、1000〜
    3000の全平均分子量を有する請求項1記載の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記複数の単一ジオ−ルが、800〜3
    600の平均分子量差を有する、2種の単一ジオ−ルを
    含む請求項1記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記複数の単一ジオ−ルが、800〜3
    600の平均分子量差を有する、含有量の多い2種の単
    一ジオ−ルを含む請求項1記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記複数の単一ジオ−ルが、1000〜
    3000の平均分子量及び800〜3600の平均分子
    量差を有する、含有量の多い上位2種の単一ジオ−ルを
    含む請求項1記載の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記ポリエ−テルポリオ−ルが、300
    以下の分子量を有するポリオ−ルを15重量%以下で含
    む請求項1記載の製造方法。
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