JPH07297066A - 捲線装置と捲線方法 - Google Patents
捲線装置と捲線方法Info
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- JPH07297066A JPH07297066A JP6105952A JP10595294A JPH07297066A JP H07297066 A JPH07297066 A JP H07297066A JP 6105952 A JP6105952 A JP 6105952A JP 10595294 A JP10595294 A JP 10595294A JP H07297066 A JPH07297066 A JP H07297066A
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- film
- bobbin
- winding
- chuck
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Links
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Landscapes
- Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】フィルム先端の位置決めを正確にすると共に、
引きチャックを具備しサーボ制御により位置決めするよ
うにすることで、巻回するフィルム長さを管理し、トラ
ンスの製品形状の再現性向上を図ることができる捲線装
置を提供すること。 【構成】線材の巻回とフィルム18の巻回を交互にする
ことでボビン型トランスのボビンTBに多層化して捲線
をするための捲線装置であって、ボビンTBに対してフ
ィルム18を巻回する際に、フィルム18の巻き付け位
置より離隔した位置にフィルム18をロードするフィル
ムロード機構FLと、フィルム18の先端をボビンTB
に押し当てるフィルム押さえ部11と、を具備する捲線
装置。
引きチャックを具備しサーボ制御により位置決めするよ
うにすることで、巻回するフィルム長さを管理し、トラ
ンスの製品形状の再現性向上を図ることができる捲線装
置を提供すること。 【構成】線材の巻回とフィルム18の巻回を交互にする
ことでボビン型トランスのボビンTBに多層化して捲線
をするための捲線装置であって、ボビンTBに対してフ
ィルム18を巻回する際に、フィルム18の巻き付け位
置より離隔した位置にフィルム18をロードするフィル
ムロード機構FLと、フィルム18の先端をボビンTB
に押し当てるフィルム押さえ部11と、を具備する捲線
装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランスの多層化のた
めの捲線装置に関し、特にフライバックトランス等、線
材の巻回とフィルムの巻回を交互にして多層化するボビ
ン型トランスの捲線をするための捲線装置と捲線方法に
関する。
めの捲線装置に関し、特にフライバックトランス等、線
材の巻回とフィルムの巻回を交互にして多層化するボビ
ン型トランスの捲線をするための捲線装置と捲線方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、特開平5−312
8号公報に記載されている如く、ボビンに対する巻回過
程における捲線層の厚さの変化に対応した機構は、その
溶着機構でフィルムの押圧により、吸収するに止まって
いた。また、特開平5−101961号公報には、その
捲線方法について記載されており、ボビンに溶着機構で
フィルムの押圧をした後にフィルムの切断をし、その後
ボビンの巻回をするようにした点が開示されている。
8号公報に記載されている如く、ボビンに対する巻回過
程における捲線層の厚さの変化に対応した機構は、その
溶着機構でフィルムの押圧により、吸収するに止まって
いた。また、特開平5−101961号公報には、その
捲線方法について記載されており、ボビンに溶着機構で
フィルムの押圧をした後にフィルムの切断をし、その後
ボビンの巻回をするようにした点が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の溶着機
構ではフィルムの押圧が充分ではなく、フィルムを本来
の位置に正確に溶着することが困難であって、最終的に
製造されたトランスの製品形状のバラツキが大きくなる
といった問題があった。また、ボビンに溶着機構でフィ
ルムの押圧をした後にフィルムの切断をすると、巻回す
るフィルムの長さが巻層の違いによって制御することが
できず、結果として最終的に製造されるトランスの製品
形状がイビツになり、トランスエネルギー変換効率が低
下するといった問題があった。
構ではフィルムの押圧が充分ではなく、フィルムを本来
の位置に正確に溶着することが困難であって、最終的に
製造されたトランスの製品形状のバラツキが大きくなる
といった問題があった。また、ボビンに溶着機構でフィ
ルムの押圧をした後にフィルムの切断をすると、巻回す
るフィルムの長さが巻層の違いによって制御することが
できず、結果として最終的に製造されるトランスの製品
形状がイビツになり、トランスエネルギー変換効率が低
下するといった問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、ボビンに対してフィルムを巻回す
る際にフィルム巻き付け位置より離隔した位置にフィル
ムをロードすると共に、押さえ部を用いてフィルム先端
をボビンに押し当てるようにしたことで、フィルム先端
の位置決めを正確にすると共に、引きチャックを具備し
サーボ制御により位置決めするようにすることで、巻回
するフィルム長さを管理し、トランスの製品形状の再現
性向上を図ることができる捲線装置と捲線方法を提供す
ることを目的とする。
されたものであって、ボビンに対してフィルムを巻回す
る際にフィルム巻き付け位置より離隔した位置にフィル
ムをロードすると共に、押さえ部を用いてフィルム先端
をボビンに押し当てるようにしたことで、フィルム先端
の位置決めを正確にすると共に、引きチャックを具備し
サーボ制御により位置決めするようにすることで、巻回
するフィルム長さを管理し、トランスの製品形状の再現
性向上を図ることができる捲線装置と捲線方法を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、第1の発明
にあっては、線材の巻回とフィルムの巻回を交互にする
ことでボビン型トランスのボビンに多層化して捲線をす
るための捲線装置であって、上記ボビンに対して上記フ
ィルムを巻回する際に、上記フィルムの巻き付け位置よ
り離隔した位置に上記フィルムをロードするフィルムロ
ード機構と、上記フィルムの先端を上記ボビンに押し当
てるフィルム押さえ部と、を具備する捲線装置により、
達成される。
にあっては、線材の巻回とフィルムの巻回を交互にする
ことでボビン型トランスのボビンに多層化して捲線をす
るための捲線装置であって、上記ボビンに対して上記フ
ィルムを巻回する際に、上記フィルムの巻き付け位置よ
り離隔した位置に上記フィルムをロードするフィルムロ
ード機構と、上記フィルムの先端を上記ボビンに押し当
てるフィルム押さえ部と、を具備する捲線装置により、
達成される。
【0006】本発明にあっては、好ましくは前記フィル
ムロード機構は、前記ボビン方向にフィルムを引き出す
引きチャックと、前記フィルムを切断するフィルム切断
部と、所定長さを切断された前記フィルムの後端部を把
持する抑えチャックと、を具備する。本発明にあって
は、好ましくは前記引きチャックはサーボ制御により位
置決めされると共に、前記抑えチャックは前記フィルム
をロードする方向とは反対の方向に付勢されている。本
発明にあっては、好ましくは前記フィルム押さえ部は、
前記ボビンに対して当接する力を所定圧にする所定圧制
御手段を具備する。本発明にあっては、好ましくは前記
ボビンに対して前記フィルムを巻回するワインダと、上
記ワインダを平面上で移送するテーブル機構と、前記ボ
ビンに対して前記線材を供給する線材供給機構と、を具
備し、前記線材を巻回する際には、上記線材供給機構よ
り前記線材を供給すると共に、前記ワインダを回転さ
せ、かつ一巻ごとに上記テーブル機構を動作させ、前記
線材のトラバース処理をする構成である。
ムロード機構は、前記ボビン方向にフィルムを引き出す
引きチャックと、前記フィルムを切断するフィルム切断
部と、所定長さを切断された前記フィルムの後端部を把
持する抑えチャックと、を具備する。本発明にあって
は、好ましくは前記引きチャックはサーボ制御により位
置決めされると共に、前記抑えチャックは前記フィルム
をロードする方向とは反対の方向に付勢されている。本
発明にあっては、好ましくは前記フィルム押さえ部は、
前記ボビンに対して当接する力を所定圧にする所定圧制
御手段を具備する。本発明にあっては、好ましくは前記
ボビンに対して前記フィルムを巻回するワインダと、上
記ワインダを平面上で移送するテーブル機構と、前記ボ
ビンに対して前記線材を供給する線材供給機構と、を具
備し、前記線材を巻回する際には、上記線材供給機構よ
り前記線材を供給すると共に、前記ワインダを回転さ
せ、かつ一巻ごとに上記テーブル機構を動作させ、前記
線材のトラバース処理をする構成である。
【0007】上記目的は、第2の本発明にあっては、線
材の巻回とフィルムの巻回を交互にすることで、ボビン
型トランスのボビンに多層化する捲線方法において、上
記ボビンに対して上記フィルムを巻回する際に、上記フ
ィルムを上記フィルムの巻き付け位置より離隔した位置
に案内し、上記フィルムの先端を上記ボビンに押し当て
て上記フィルムを上記ボビンに巻回する捲線方法によ
り、達成される。本発明にあっては、好ましくは前記フ
ィルムは、前記ボビンの方向に引き出して前記フィルム
を保持して、前記フィルムを所定の長さに切断する。
材の巻回とフィルムの巻回を交互にすることで、ボビン
型トランスのボビンに多層化する捲線方法において、上
記ボビンに対して上記フィルムを巻回する際に、上記フ
ィルムを上記フィルムの巻き付け位置より離隔した位置
に案内し、上記フィルムの先端を上記ボビンに押し当て
て上記フィルムを上記ボビンに巻回する捲線方法によ
り、達成される。本発明にあっては、好ましくは前記フ
ィルムは、前記ボビンの方向に引き出して前記フィルム
を保持して、前記フィルムを所定の長さに切断する。
【0008】
【作用】本発明では、ボビンに対してフィルムを巻回す
る際にフィルム巻き付け位置より離隔した位置にフィル
ムをロードすることで、巻層に関係なく同一の位置にフ
ィルムをロードできる。また、押さえ部材を用いてフィ
ルム先端をボビンに押し当てるようにしたことで、フィ
ルム溶着時のフィルム先端の位置決めを正確にし、再現
性が向上する。
る際にフィルム巻き付け位置より離隔した位置にフィル
ムをロードすることで、巻層に関係なく同一の位置にフ
ィルムをロードできる。また、押さえ部材を用いてフィ
ルム先端をボビンに押し当てるようにしたことで、フィ
ルム溶着時のフィルム先端の位置決めを正確にし、再現
性が向上する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
【0010】本発明の捲線装置の好ましい実施例の概略
について、図1を用いて説明する。この捲線装置は、フ
ライバックトランス(FBT)のようなボビン型トラン
スに対して、線材とフィルムを交互に巻いて多層化する
ためのものである。
について、図1を用いて説明する。この捲線装置は、フ
ライバックトランス(FBT)のようなボビン型トラン
スに対して、線材とフィルムを交互に巻いて多層化する
ためのものである。
【0011】ロータリーローダ1は、好ましくは2つの
ボビン挿入用ロッドを持つ。一方のボビン挿入用ロッド
は、線材及びフィルム18の巻回されたボビンが挿入さ
れる既巻回ボビンの装着部であり、他方のボビン挿入用
ロッドは、操作者により未だ巻回されていない空ボビン
を挿入できる空ボビンの装着部である。そして、ロータ
リーローダ1は、基台Bに対しては、制御装置(図示せ
ず)の指令によって回動する回動基台1aを介して付設
されている。
ボビン挿入用ロッドを持つ。一方のボビン挿入用ロッド
は、線材及びフィルム18の巻回されたボビンが挿入さ
れる既巻回ボビンの装着部であり、他方のボビン挿入用
ロッドは、操作者により未だ巻回されていない空ボビン
を挿入できる空ボビンの装着部である。そして、ロータ
リーローダ1は、基台Bに対しては、制御装置(図示せ
ず)の指令によって回動する回動基台1aを介して付設
されている。
【0012】テーブル機構としてのXYテーブル9は、
基台Bの上に配設され、上部に配設されたワインダ2等
を、基台Bと平行な面上で水平方向(X、Y方向)に移
送できるようになっている。ワインダ2はXYテーブル
9の上に配設され、サーボモータによってワインダ2の
軸2aが回動するようになっていて、その軸2aにはト
ランスのボビンTBが嵌挿して固定できるようになって
いる。
基台Bの上に配設され、上部に配設されたワインダ2等
を、基台Bと平行な面上で水平方向(X、Y方向)に移
送できるようになっている。ワインダ2はXYテーブル
9の上に配設され、サーボモータによってワインダ2の
軸2aが回動するようになっていて、その軸2aにはト
ランスのボビンTBが嵌挿して固定できるようになって
いる。
【0013】次に、フィルムロード機構FLについて説
明する。フィルムロード機構FLは、ボビンTBに対し
てフィルム18を巻回するさいに、フィルムの巻き付け
位置より離隔した位置にフィルム18をロードするため
のものである。フィルムロード機構FLの引きチャック
ガイド4は、リニアガイドであって、長手方向をX方向
に伸延するように、基台Bの上に固定されている。抑え
チャックガイド5は、リニアガイドであって、長手方向
をX方向に伸延するように基台Bの上に固定されてい
る。引きチャック13は、2つの爪によりなり、シリン
ダの作用によってフィルム18をチャックできるように
なっている。引きチャック13は、フィルム18をボビ
ンのある方向にフィルム18を引き出すためのものであ
る。引きチャック体3は、上部にこの引きチャック13
を具備し、引きチャックガイド4に嵌合してX方向に摺
動できるようになっている。
明する。フィルムロード機構FLは、ボビンTBに対し
てフィルム18を巻回するさいに、フィルムの巻き付け
位置より離隔した位置にフィルム18をロードするため
のものである。フィルムロード機構FLの引きチャック
ガイド4は、リニアガイドであって、長手方向をX方向
に伸延するように、基台Bの上に固定されている。抑え
チャックガイド5は、リニアガイドであって、長手方向
をX方向に伸延するように基台Bの上に固定されてい
る。引きチャック13は、2つの爪によりなり、シリン
ダの作用によってフィルム18をチャックできるように
なっている。引きチャック13は、フィルム18をボビ
ンのある方向にフィルム18を引き出すためのものであ
る。引きチャック体3は、上部にこの引きチャック13
を具備し、引きチャックガイド4に嵌合してX方向に摺
動できるようになっている。
【0014】サーボモータ17の軸にはボールネジが固
定さられていて、数値制御装置からのサーボ制御の指令
値によって引きチャック体3を引きチャックガイド4の
任意の位置に移動して位置決めすることができる直流モ
ータである。抑えチャック14は、2つの爪によりな
り、シリンダの作用によってフィルム18の後端部をチ
ャックできるようになっている。この抑えチャック14
は、カッター12により所定長さに切断されたフィルム
18の後端部を把持するためのものである。
定さられていて、数値制御装置からのサーボ制御の指令
値によって引きチャック体3を引きチャックガイド4の
任意の位置に移動して位置決めすることができる直流モ
ータである。抑えチャック14は、2つの爪によりな
り、シリンダの作用によってフィルム18の後端部をチ
ャックできるようになっている。この抑えチャック14
は、カッター12により所定長さに切断されたフィルム
18の後端部を把持するためのものである。
【0015】抑えチャック体8は、上部に抑えチャック
14を具備し、抑えチャックガイド5に嵌合してX方向
に摺動できるようになっている。ベルト15は、弾性の
低い帯体であって、ベルト15の一端が抑えチャック体
8に係合されていると共に、他端がウエイト6に係合さ
れている。つまり、このウエイト6により、抑えチャッ
ク14は、ベルト15を介して、フィルム18をロード
する方向(X方向)とは反対のX1方向に付勢されてい
る。また、ベルト15は、水平方向の伸延を鉛直方向の
伸延に方向が変えられるべく、途中のベルトプーリ16
に懸架させられている。
14を具備し、抑えチャックガイド5に嵌合してX方向
に摺動できるようになっている。ベルト15は、弾性の
低い帯体であって、ベルト15の一端が抑えチャック体
8に係合されていると共に、他端がウエイト6に係合さ
れている。つまり、このウエイト6により、抑えチャッ
ク14は、ベルト15を介して、フィルム18をロード
する方向(X方向)とは反対のX1方向に付勢されてい
る。また、ベルト15は、水平方向の伸延を鉛直方向の
伸延に方向が変えられるべく、途中のベルトプーリ16
に懸架させられている。
【0016】フィルム切断部としてのカッター12は、
フィルム18の切断手段と、フィルム18の一時的固定
をする把持手段を具備している。カッター12の内部を
貫通してフィルム18を導入して、フィルム18の切断
ができるようになっている。また、切断したフィルム1
8が暴れないように把持手段によってフィルム18を保
持できるようになっている。上述したように、引きチャ
ック13、フィルムカッター12および抑えチャック1
4は、図1のフィルム18のフィルムロード機構FLを
構成している。
フィルム18の切断手段と、フィルム18の一時的固定
をする把持手段を具備している。カッター12の内部を
貫通してフィルム18を導入して、フィルム18の切断
ができるようになっている。また、切断したフィルム1
8が暴れないように把持手段によってフィルム18を保
持できるようになっている。上述したように、引きチャ
ック13、フィルムカッター12および抑えチャック1
4は、図1のフィルム18のフィルムロード機構FLを
構成している。
【0017】図1のウエルダ10の上部先端には、フィ
ルム加熱部と、Z方向およびY方向に移動できる機構を
具備し、ボビンTBに巻回されたフィルム18の溶着が
できるようになっている。本装着のワインダ2の軸2a
を回転することによってボビンTBにワインディングさ
れるフィルム18は、フィルム18の導入の方向Sか
ら、図示しない張力制御手段を通り、X方向(フィルム
18のロード方向)に導入されていくようになってい
る。
ルム加熱部と、Z方向およびY方向に移動できる機構を
具備し、ボビンTBに巻回されたフィルム18の溶着が
できるようになっている。本装着のワインダ2の軸2a
を回転することによってボビンTBにワインディングさ
れるフィルム18は、フィルム18の導入の方向Sか
ら、図示しない張力制御手段を通り、X方向(フィルム
18のロード方向)に導入されていくようになってい
る。
【0018】次に、図1のXYテーブル9とワインダ2
の構造を図3を用いて詳しく説明する。Yガイドレール
25−1,25−2は、それぞれ基台Bに固定されてい
て、Yテーブル26の4つのYガイドブロック34を摺
動可能にさせている。Yネジ23はボールネジであっ
て、基台B上で軸回動可能に支持されている。Yネジ2
3にはプーリ23aが取り付けられ、かつそのプーリ2
3aにはベルト23bが懸架させられYサーボモータ2
1の回動軸の動力がプーリ21aを介して、Yネジ23
に伝達される。
の構造を図3を用いて詳しく説明する。Yガイドレール
25−1,25−2は、それぞれ基台Bに固定されてい
て、Yテーブル26の4つのYガイドブロック34を摺
動可能にさせている。Yネジ23はボールネジであっ
て、基台B上で軸回動可能に支持されている。Yネジ2
3にはプーリ23aが取り付けられ、かつそのプーリ2
3aにはベルト23bが懸架させられYサーボモータ2
1の回動軸の動力がプーリ21aを介して、Yネジ23
に伝達される。
【0019】Yサーボモータ21は、Yテーブル26を
Y方向に動作させる動力源となる直流サーボモータであ
って、図示しない数値制御装置によって制御されてい
る。Yボールナット24は、Yネジ23に螺合させられ
たナットであって、Yテーブル26に固着されている。
Yテーブル26の裏面に固定された4つのYガイドブロ
ック34により、Yテーブル26は、Yガイドレール2
5−1,25−2に従ってYネジ23の回動と共にY方
向に摺動されるテーブルである。
Y方向に動作させる動力源となる直流サーボモータであ
って、図示しない数値制御装置によって制御されてい
る。Yボールナット24は、Yネジ23に螺合させられ
たナットであって、Yテーブル26に固着されている。
Yテーブル26の裏面に固定された4つのYガイドブロ
ック34により、Yテーブル26は、Yガイドレール2
5−1,25−2に従ってYネジ23の回動と共にY方
向に摺動されるテーブルである。
【0020】Xガイドレール29−1,29−2は、Y
テーブル26の上に固定されているリニアガイドレール
である。Xサーボモータ20は、Xテーブル28をX方
向に動作させる動力源となる直流サーボモータであっ
て、図示しない数値制御装置によって制御されている。
Xネジ22は、ボールネジであって、Yテーブル26上
で回動可能に支持されている。Xネジ22にはプーリ2
2aが取り付けられ、かつそのプーリ22aにはベルト
22bが懸架させられ、Xサーボモータ20の回動軸の
動力が、プーリ20aを介してXネジ22に伝達されて
いる。
テーブル26の上に固定されているリニアガイドレール
である。Xサーボモータ20は、Xテーブル28をX方
向に動作させる動力源となる直流サーボモータであっ
て、図示しない数値制御装置によって制御されている。
Xネジ22は、ボールネジであって、Yテーブル26上
で回動可能に支持されている。Xネジ22にはプーリ2
2aが取り付けられ、かつそのプーリ22aにはベルト
22bが懸架させられ、Xサーボモータ20の回動軸の
動力が、プーリ20aを介してXネジ22に伝達されて
いる。
【0021】Xテーブル28の裏面には、4つのXガイ
ドブロック35が付設されていて、Xテーブル28は、
Xガイドレール29−1,29−2に従ってXネジ22
の回動と共にX方向に摺動されるテーブルである。支柱
27は、Xテーブル28上に固定されている。Xテーブ
ル28の上端にワインダ2を乗せ、その高さをワインダ
スピンドル2aが本来あるべき位置に支持するようにな
っている。ここで、その高さを調整する必要はない。
ドブロック35が付設されていて、Xテーブル28は、
Xガイドレール29−1,29−2に従ってXネジ22
の回動と共にX方向に摺動されるテーブルである。支柱
27は、Xテーブル28上に固定されている。Xテーブ
ル28の上端にワインダ2を乗せ、その高さをワインダ
スピンドル2aが本来あるべき位置に支持するようにな
っている。ここで、その高さを調整する必要はない。
【0022】スピンドルサーボモータ30は、ワインダ
スピンドル2aを回転させる動力源となる直流サーボモ
ータであって、図示しない数値制御装置によって制御さ
れている。そして、その出力軸にはプーリ30aが固定
されている。このスピンドルサーボモータ30を駆動す
ることにより、ワインダスピンドル2aに設定されたボ
ビンTBを回して、ボビンに対して線材やフィルムを巻
回することができる。ワインダプーリ31は、ワインダ
スピンドル2aに取り付けられているプーリであって、
スピンドルサーボモータ30に取り付けられているプー
リ30aとの間にベルト30bが懸架されている。
スピンドル2aを回転させる動力源となる直流サーボモ
ータであって、図示しない数値制御装置によって制御さ
れている。そして、その出力軸にはプーリ30aが固定
されている。このスピンドルサーボモータ30を駆動す
ることにより、ワインダスピンドル2aに設定されたボ
ビンTBを回して、ボビンに対して線材やフィルムを巻
回することができる。ワインダプーリ31は、ワインダ
スピンドル2aに取り付けられているプーリであって、
スピンドルサーボモータ30に取り付けられているプー
リ30aとの間にベルト30bが懸架されている。
【0023】次に、図1の抑えチャック体8の機構につ
いて、図4と図5を用いて説明する。抑えチャック14
は、フィルム18を把持できる爪部分14a,14bを
有する。図4の抑えチャックシリンダ34は、抑えチャ
ック35の爪部分14a,14bの開閉をさせるための
駆動源となるエアシリンダである。
いて、図4と図5を用いて説明する。抑えチャック14
は、フィルム18を把持できる爪部分14a,14bを
有する。図4の抑えチャックシリンダ34は、抑えチャ
ック35の爪部分14a,14bの開閉をさせるための
駆動源となるエアシリンダである。
【0024】図5に示すように、抑えチャック体8は、
抑えチャックガイドブロック38の上に固定されてい
て、抑えチャックガイド5に従ってX方向に摺動自在に
なっている。そして、抑えチャック体8には、直接ベル
ト15が取り付けられていて、プーリ16により方向が
変えられ、抑えチャック体8は図1のウエイト6により
X1方向に付勢されている。
抑えチャックガイドブロック38の上に固定されてい
て、抑えチャックガイド5に従ってX方向に摺動自在に
なっている。そして、抑えチャック体8には、直接ベル
ト15が取り付けられていて、プーリ16により方向が
変えられ、抑えチャック体8は図1のウエイト6により
X1方向に付勢されている。
【0025】図5においては、ポジションP1にある抑
えチャック体8を実線で示し、ポジションP2に移動し
た状態の抑えチェック体8を破線で示している。図5の
エアアブソーバ36は、その軸の伸縮が弾性と減衰する
特性を有した緩衝機構である。エアアブソーバ36は、
抑えチャック体8がX1方向に移動してきた時所定位置
で抑えチェック体8の一部が当接するようになってい
て、抑えチャック体8の移動により衝突した際に衝撃を
緩衝させると共に、当該所定の位置よりもX1方向には
移動しないようにするメカニカル・ストッパとして作用
する。
えチャック体8を実線で示し、ポジションP2に移動し
た状態の抑えチェック体8を破線で示している。図5の
エアアブソーバ36は、その軸の伸縮が弾性と減衰する
特性を有した緩衝機構である。エアアブソーバ36は、
抑えチャック体8がX1方向に移動してきた時所定位置
で抑えチェック体8の一部が当接するようになってい
て、抑えチャック体8の移動により衝突した際に衝撃を
緩衝させると共に、当該所定の位置よりもX1方向には
移動しないようにするメカニカル・ストッパとして作用
する。
【0026】次に、図1の引きチャック13の周辺の機
構について、図8ないし図10を用いて説明する。引き
チャック13用のサーボモータ17は、引きチャックボ
ールネジ51の動力源となる直流サーボモータであっ
て、図示しない数値制御装置によって制御されている。
引きチャックボールネジ51は、基台B上で引きチャッ
クガイド4に平行に配置され、回動可能に支持されてい
る。引きチャックボールネジ51は、直接引きチャック
用サーボモータ50の出力軸に取り付けられている。
構について、図8ないし図10を用いて説明する。引き
チャック13用のサーボモータ17は、引きチャックボ
ールネジ51の動力源となる直流サーボモータであっ
て、図示しない数値制御装置によって制御されている。
引きチャックボールネジ51は、基台B上で引きチャッ
クガイド4に平行に配置され、回動可能に支持されてい
る。引きチャックボールネジ51は、直接引きチャック
用サーボモータ50の出力軸に取り付けられている。
【0027】引きチャックガイドブロック52は、リニ
アガイドブロックであって、引きチャックガイド4にX
方向に摺動可能に付設されている。このブロック52
は、引きチャックボールネジ51に螺合したナットを固
定しており、引きチャックボールネジ51の回転と共に
X方向に移動するようになっている。引きチャック体3
は、引きチャックガイドブロック52上に固定されてい
て、上部に引きチャック13を具備している。引きチャ
ック13は、図1のフィルム18を把持できるようにな
っていて、図10に示すその爪部分13a,13bは、
抑えチャックシリンダの作用により上下に開閉するよう
になっている。
アガイドブロックであって、引きチャックガイド4にX
方向に摺動可能に付設されている。このブロック52
は、引きチャックボールネジ51に螺合したナットを固
定しており、引きチャックボールネジ51の回転と共に
X方向に移動するようになっている。引きチャック体3
は、引きチャックガイドブロック52上に固定されてい
て、上部に引きチャック13を具備している。引きチャ
ック13は、図1のフィルム18を把持できるようにな
っていて、図10に示すその爪部分13a,13bは、
抑えチャックシリンダの作用により上下に開閉するよう
になっている。
【0028】次に、図1のウエルダ10の機構につい
て、図6と図7を用いて説明する。図6のウエルダ10
のウエルダ支持体40は、側面外観がぼぼT形状をした
部材であって、ウエルダ支持体40の下端は、図示しな
いシリンダによって図6の紙面鉛直方向に移動可能にな
っている。ウエルダ上下用シリンダ39は、ウエルダ1
0を上下動させる動力源となるエアシリンダである。
て、図6と図7を用いて説明する。図6のウエルダ10
のウエルダ支持体40は、側面外観がぼぼT形状をした
部材であって、ウエルダ支持体40の下端は、図示しな
いシリンダによって図6の紙面鉛直方向に移動可能にな
っている。ウエルダ上下用シリンダ39は、ウエルダ1
0を上下動させる動力源となるエアシリンダである。
【0029】ウエルダ上下ガイドレール41は、ウエル
ダ支持体40に付設されたリニアガイドレールであっ
て、長手方向を装置のほぼ鉛直方向もしくは所定の角度
をもって斜めに配向している。ウエルダ下移動ブロック
60は、ウエルダ上下用シリンダ39のピストン部分に
係合すると共に、ガイドブロックに係合させられてい
る。このガイドブロックは、ウエルダ上下ガイドレール
41に摺動可能に設けられている。ウエルダ上移動ブロ
ック42は、ウエルダ上下ガイドレール41に摺動可能
に係合したリニアガイドブロックに担持されたブロック
である。
ダ支持体40に付設されたリニアガイドレールであっ
て、長手方向を装置のほぼ鉛直方向もしくは所定の角度
をもって斜めに配向している。ウエルダ下移動ブロック
60は、ウエルダ上下用シリンダ39のピストン部分に
係合すると共に、ガイドブロックに係合させられてい
る。このガイドブロックは、ウエルダ上下ガイドレール
41に摺動可能に設けられている。ウエルダ上移動ブロ
ック42は、ウエルダ上下ガイドレール41に摺動可能
に係合したリニアガイドブロックに担持されたブロック
である。
【0030】ウエルダ当接圧調整用エアバネ44は、エ
アシリンダであり、図示しないエアレギュレータによっ
て内圧が管理されていて、シリンダ部分とピストン部分
との間に所定以上の力が印加されない限り、短縮しない
ようになっている。勿論、ここではウエルダがボビンに
当接する圧を管理するものであれば良く、所定圧制御手
段となるものであれば、他のものであっても良い。この
ウエルダ当接圧調整用エアバネは、シリンダ部分をウエ
ルダ下移動ブロック60に、またピストン部分をウエル
ダ上移動ブロック42に固定され、間接的にウエルダ下
移動ブロック60とウエルダ上移動ブロック42を接続
するようになっている。
アシリンダであり、図示しないエアレギュレータによっ
て内圧が管理されていて、シリンダ部分とピストン部分
との間に所定以上の力が印加されない限り、短縮しない
ようになっている。勿論、ここではウエルダがボビンに
当接する圧を管理するものであれば良く、所定圧制御手
段となるものであれば、他のものであっても良い。この
ウエルダ当接圧調整用エアバネは、シリンダ部分をウエ
ルダ下移動ブロック60に、またピストン部分をウエル
ダ上移動ブロック42に固定され、間接的にウエルダ下
移動ブロック60とウエルダ上移動ブロック42を接続
するようになっている。
【0031】ウエルダ上移動ブロック42は、ウエルダ
上下ガイドレール41に摺動可能に係合したリニアガイ
ドブロックに担持されたブロックである。そして、ウエ
ルダ上移動ブロック42の上端にはウエルダ10を支持
している。ウエルダ10の先端は、図1のフィルム18
を溶着するための加熱装置である。
上下ガイドレール41に摺動可能に係合したリニアガイ
ドブロックに担持されたブロックである。そして、ウエ
ルダ上移動ブロック42の上端にはウエルダ10を支持
している。ウエルダ10の先端は、図1のフィルム18
を溶着するための加熱装置である。
【0032】次に、フィルム押さえ部11の機構につい
て、図6と図7を用いて説明する。フィルム押さえ部1
1は、フィルム18の先端をボビンTBに対して押し当
てるものである。フィルム押さえ部11は、上述したウ
エルダ10に対応して配置されている。フィルム押さえ
支持体61は、側面外観がL字形状をした部材であっ
て、片方の短辺が基台Bに固定されている。図7のフィ
ルム押さえ上下用シリンダ46は、フィルム圧接ブロッ
ク64を上下動させる動力源となるエアシリンダであっ
て、シリンダ部分が基部に固定され、ロッドがフィルム
押さえ下移動ブロック63に取り付けられている。
て、図6と図7を用いて説明する。フィルム押さえ部1
1は、フィルム18の先端をボビンTBに対して押し当
てるものである。フィルム押さえ部11は、上述したウ
エルダ10に対応して配置されている。フィルム押さえ
支持体61は、側面外観がL字形状をした部材であっ
て、片方の短辺が基台Bに固定されている。図7のフィ
ルム押さえ上下用シリンダ46は、フィルム圧接ブロッ
ク64を上下動させる動力源となるエアシリンダであっ
て、シリンダ部分が基部に固定され、ロッドがフィルム
押さえ下移動ブロック63に取り付けられている。
【0033】図6のフィルム押さえ上下ガイドレール6
2は、フィルム押さえ支持体61の長辺部に付設された
リニアガイドレールであって、長手方向を装置鉛直方向
に配向している。フィルム押さえ下移動ブロック63
は、フィルム押さえ上下用シリンダ46のピストン部分
に係合すると共に、フィルム押さえガイドレール62に
摺動可能に付設されたガイドブロックに係合されてい
る。
2は、フィルム押さえ支持体61の長辺部に付設された
リニアガイドレールであって、長手方向を装置鉛直方向
に配向している。フィルム押さえ下移動ブロック63
は、フィルム押さえ上下用シリンダ46のピストン部分
に係合すると共に、フィルム押さえガイドレール62に
摺動可能に付設されたガイドブロックに係合されてい
る。
【0034】フィルム押さえ圧接ブロック64は、フィ
ルム押さえ上下ガイドレール62に摺動可能に係合した
リニアガイドブロックに担持されたブロックである。こ
のブロック64の上端は図1のフィルム18をボビンT
Bに圧接するようになっている。フィルム押さえ当接圧
調整用エアバネ45は、エアシリンダがあり、図示しな
いエアレギュレータによって内圧が管理されていて、エ
アバネ45のシリンダ部分とピストン部分との間に所定
以上の力が印加されない限り、短縮しないようになって
いる。勿論、ここではフィルム押さえがボビンに当接す
る圧を管理するものであれば良く、所定圧制御手段とな
るものであれば、他のものであっても良い。
ルム押さえ上下ガイドレール62に摺動可能に係合した
リニアガイドブロックに担持されたブロックである。こ
のブロック64の上端は図1のフィルム18をボビンT
Bに圧接するようになっている。フィルム押さえ当接圧
調整用エアバネ45は、エアシリンダがあり、図示しな
いエアレギュレータによって内圧が管理されていて、エ
アバネ45のシリンダ部分とピストン部分との間に所定
以上の力が印加されない限り、短縮しないようになって
いる。勿論、ここではフィルム押さえがボビンに当接す
る圧を管理するものであれば良く、所定圧制御手段とな
るものであれば、他のものであっても良い。
【0035】フィルム押さえ当接圧調整用エアバネ45
は、シリンダ部分をフィルム押さえ下移動ブロック63
に、またピストン部分をフィルム押さえ圧接ブロック6
4に固定され、間接的にフィルム押さえ下移動ブロック
63とフィルム押さえ上移動ブロックを接続するように
なっている。図6と図7に示すように、フィルム圧接ブ
ロック64の付近には、ワインダ2のワインダスピンド
ル2aに設定されたボビンTBが位置している。なお、
線材供給機構は、図1のワインダ2の近くに配置されて
いる。このボビンTBに対して線材を供給する。
は、シリンダ部分をフィルム押さえ下移動ブロック63
に、またピストン部分をフィルム押さえ圧接ブロック6
4に固定され、間接的にフィルム押さえ下移動ブロック
63とフィルム押さえ上移動ブロックを接続するように
なっている。図6と図7に示すように、フィルム圧接ブ
ロック64の付近には、ワインダ2のワインダスピンド
ル2aに設定されたボビンTBが位置している。なお、
線材供給機構は、図1のワインダ2の近くに配置されて
いる。このボビンTBに対して線材を供給する。
【0036】次に本実施例の捲線装置と捲線方法につい
て、図2のフローチャートを用いて説明する。先ず操作
者は、図1のロータリーローダ1の空ボビン装着部に空
ボビンTBを装着して、図示しない操作パネルから操作
開始指示を出す(ステップS5)。これにより、ロータ
リーローダ1を回動させて、空ボビンTBがワインダ2
のワインダスピンドル2aの軸線上と平行になる位置
に、ロータリーローダ1を移動させる(ステップS
6)。そしてXYテーブル9を動作させ、ロータリーロ
ーダからワインダスピンドル2aに空ボビンTBを装着
する(ステップS7)。
て、図2のフローチャートを用いて説明する。先ず操作
者は、図1のロータリーローダ1の空ボビン装着部に空
ボビンTBを装着して、図示しない操作パネルから操作
開始指示を出す(ステップS5)。これにより、ロータ
リーローダ1を回動させて、空ボビンTBがワインダ2
のワインダスピンドル2aの軸線上と平行になる位置
に、ロータリーローダ1を移動させる(ステップS
6)。そしてXYテーブル9を動作させ、ロータリーロ
ーダからワインダスピンドル2aに空ボビンTBを装着
する(ステップS7)。
【0037】一方、図示しない線材供給機構により、一
巻分空ボビンTBを巻回する為にワインダスピンドル2
aを回転させると共に、トラバース処理をするために、
一巻ごとに、図3のXYテーブル9のYテーブル26を
ステップ動作させる。ここで、トラバース処理とは一巻
の次の一巻が隣接されるようにすることをいい、一般に
一層の巻回が終了した時にその巻姿の表面が平坦になる
ように、Yテーブル26を動作させる。
巻分空ボビンTBを巻回する為にワインダスピンドル2
aを回転させると共に、トラバース処理をするために、
一巻ごとに、図3のXYテーブル9のYテーブル26を
ステップ動作させる。ここで、トラバース処理とは一巻
の次の一巻が隣接されるようにすることをいい、一般に
一層の巻回が終了した時にその巻姿の表面が平坦になる
ように、Yテーブル26を動作させる。
【0038】次に、図1の引きチャック3をカッター1
2まで移動させる(ステップS1)。図1のフィルム1
8の先端部はカッター12の位置にあるので、このフィ
ルム18の先端部を引きチャック13で把持する(ステ
ップS2)。この際、抑えチャック体8は、最もカッタ
ー12に近い部分で停止している。その後、引きチャッ
ク13をサーボモータ13で移動させ、ワインダ2の近
くの所定の位置まで移送する(ステップS3)。
2まで移動させる(ステップS1)。図1のフィルム1
8の先端部はカッター12の位置にあるので、このフィ
ルム18の先端部を引きチャック13で把持する(ステ
ップS2)。この際、抑えチャック体8は、最もカッタ
ー12に近い部分で停止している。その後、引きチャッ
ク13をサーボモータ13で移動させ、ワインダ2の近
くの所定の位置まで移送する(ステップS3)。
【0039】この時の所定の位置とは、引きチャック体
3で引き出したフィルム18の先端部と、カッター12
で切断する部分までのフィルムの長さが、ボビンTBに
対して1回のフィルムの巻回に必要な距離となるような
位置である。従って、ボビンTBに対して巻く階層が異
なる場合には、引きチャック体3の移送する所定位置が
相違することになる。具体的には、1層ごとにフィルム
18を巻く半径が線材の厚さ等の影響で長くなっていく
ために、階層ごとによりワインダ2の近くにまで移動さ
れることになる。
3で引き出したフィルム18の先端部と、カッター12
で切断する部分までのフィルムの長さが、ボビンTBに
対して1回のフィルムの巻回に必要な距離となるような
位置である。従って、ボビンTBに対して巻く階層が異
なる場合には、引きチャック体3の移送する所定位置が
相違することになる。具体的には、1層ごとにフィルム
18を巻く半径が線材の厚さ等の影響で長くなっていく
ために、階層ごとによりワインダ2の近くにまで移動さ
れることになる。
【0040】次に、抑えチャック14でフィルム18を
把持した後、カッター12でフィルム18を切断する
(ステップS4)。次に、引きチャック13をワインダ
2の付近まで移送してワインダ2の直下まで移動する
(ステップS8)。つまり、引きチャック13により、
フィルム18の巻き付け位置より離隔した位置にフィル
ム18がロードされる。この時、抑えチャック体8は、
ウエイト6の作用により、X1方向に所定の力で引かれ
ているので、引きチャック13の移動により抑えチャッ
ク14もX方向に引きずられてX方向に移動している。
そして、抑えチャック14は、フィルム18に適当な張
力を付与すると共に弛みの発生を防止するように作用し
ている。
把持した後、カッター12でフィルム18を切断する
(ステップS4)。次に、引きチャック13をワインダ
2の付近まで移送してワインダ2の直下まで移動する
(ステップS8)。つまり、引きチャック13により、
フィルム18の巻き付け位置より離隔した位置にフィル
ム18がロードされる。この時、抑えチャック体8は、
ウエイト6の作用により、X1方向に所定の力で引かれ
ているので、引きチャック13の移動により抑えチャッ
ク14もX方向に引きずられてX方向に移動している。
そして、抑えチャック14は、フィルム18に適当な張
力を付与すると共に弛みの発生を防止するように作用し
ている。
【0041】次に、フィルム押さえ11でフィルム18
を空ボビンTBに適当な圧力で当接させる(ステップS
9)。図1のフィルム押さえ11を上げる動作は、図6
と図7のフィルム押さえ上下用シリンダ46を伸長する
ことにより、フィルム押さえ下移動ブロック63が上昇
し、フィルム押さえ当接圧エアバネ45の作用により、
フィルム圧接ブロック64が上昇し、結果としてフィル
ム圧接ブロック64の先端は、所定圧でフィルム18を
ボビンTB上に圧接することとなる。なお、図示しない
エアバネレギュレータはエアバネ45が0.5kgfな
いし2.0kgfで短縮を開始するように調整されてい
るので、上記所定の圧とはこの0.5kgfないし2.
0kgfとなっている。
を空ボビンTBに適当な圧力で当接させる(ステップS
9)。図1のフィルム押さえ11を上げる動作は、図6
と図7のフィルム押さえ上下用シリンダ46を伸長する
ことにより、フィルム押さえ下移動ブロック63が上昇
し、フィルム押さえ当接圧エアバネ45の作用により、
フィルム圧接ブロック64が上昇し、結果としてフィル
ム圧接ブロック64の先端は、所定圧でフィルム18を
ボビンTB上に圧接することとなる。なお、図示しない
エアバネレギュレータはエアバネ45が0.5kgfな
いし2.0kgfで短縮を開始するように調整されてい
るので、上記所定の圧とはこの0.5kgfないし2.
0kgfとなっている。
【0042】次に、図6のウエルダ10を上げて、フィ
ルム18をボビンTBに溶着させる(ステップS1
0)。図6のウエルダ10を上げる動作は、ウエルダ上
下用シリンダ39を短縮させることにより、ウエルダ下
移動ブロック60が上昇し、ウエルダ当接圧エアバネ4
4の作用により、ウエルダ上移動ブロック42が上昇
し、結果、ウエルダ10の先端10aは、所定圧でフィ
ルム18をボビンTB上に溶着することができる。
ルム18をボビンTBに溶着させる(ステップS1
0)。図6のウエルダ10を上げる動作は、ウエルダ上
下用シリンダ39を短縮させることにより、ウエルダ下
移動ブロック60が上昇し、ウエルダ当接圧エアバネ4
4の作用により、ウエルダ上移動ブロック42が上昇
し、結果、ウエルダ10の先端10aは、所定圧でフィ
ルム18をボビンTB上に溶着することができる。
【0043】なお、ここでも図示しないエアバネレギュ
レータは、エアバネ44が0.5kgfないし2.0k
gfで短縮を開始するように調整されているので、上記
所定の圧とはこの0.5kgfないし2.0kgfとな
っている。ここで、フィルム18をロードするための高
さとボビンTBの高さの関係に付いて説明する。フィル
ム18をロードするための高さとボビンTBの高さの関
係は、ボビンTBに対してフィルム18を巻回する際
に、フィルム18の巻き付け位置より離隔した位置にす
る。具体的には、フィルム18はボビンTBの全巻層が
巻回された時の最大巻回半径と同位置、もしくはこれよ
り離れた位置に接線方向からフィルム18をボビンTB
に対してロードする。
レータは、エアバネ44が0.5kgfないし2.0k
gfで短縮を開始するように調整されているので、上記
所定の圧とはこの0.5kgfないし2.0kgfとな
っている。ここで、フィルム18をロードするための高
さとボビンTBの高さの関係に付いて説明する。フィル
ム18をロードするための高さとボビンTBの高さの関
係は、ボビンTBに対してフィルム18を巻回する際
に、フィルム18の巻き付け位置より離隔した位置にす
る。具体的には、フィルム18はボビンTBの全巻層が
巻回された時の最大巻回半径と同位置、もしくはこれよ
り離れた位置に接線方向からフィルム18をボビンTB
に対してロードする。
【0044】この位置関係で上記動作をすることによ
り、フィルム18の押さえの作用により、フィルム18
を確実にボビンTBに取り付けられるようになると共
に、その装置全体においてZ軸方向の移動機構の簡易化
が実現されている。これにより、フィルム18がボビン
TBに溶着された後、ワインダ2を回転させ、フィルム
18の巻き付けを行う(ステップS11)。この際、図
1の抑えチャック体8はそのまま引きずられてワインダ
2の付近まで移動するが、ここで抑えチャック14の爪
部分ををリリースする(ステップS12)。
り、フィルム18の押さえの作用により、フィルム18
を確実にボビンTBに取り付けられるようになると共
に、その装置全体においてZ軸方向の移動機構の簡易化
が実現されている。これにより、フィルム18がボビン
TBに溶着された後、ワインダ2を回転させ、フィルム
18の巻き付けを行う(ステップS11)。この際、図
1の抑えチャック体8はそのまま引きずられてワインダ
2の付近まで移動するが、ここで抑えチャック14の爪
部分ををリリースする(ステップS12)。
【0045】これにより、抑えチャック体8はウエイト
6の作用により、自動的にカッター12の方向(X1方
向)に移動するが、エアアブソーバ36の作用により、
所定位置に衝撃を受けずに停止する。次に、ウエルダ1
0を上げフィルム18をボビンTBに溶着する(ステッ
プS13)。以上の処理により、フィルム18の1層が
ボビンTBに巻回され固定されたことになる。次に、線
材の巻き付け(ステップS14)を行った後、図2のス
テップS1にもどり、次の層のフィルム18の装着を行
うこととなる。
6の作用により、自動的にカッター12の方向(X1方
向)に移動するが、エアアブソーバ36の作用により、
所定位置に衝撃を受けずに停止する。次に、ウエルダ1
0を上げフィルム18をボビンTBに溶着する(ステッ
プS13)。以上の処理により、フィルム18の1層が
ボビンTBに巻回され固定されたことになる。次に、線
材の巻き付け(ステップS14)を行った後、図2のス
テップS1にもどり、次の層のフィルム18の装着を行
うこととなる。
【0046】そして、1本のボビンTBの巻回が終了し
た時には、図2のXYテーブル9を移動して、図1のロ
ータリーローダ1の既巻回ボビン装着部にボビンTBを
移送させると共に、ロータリーローダ1を元の位置に回
動させ、操作者が既に巻回したボビンTBを取り出せる
ようにする。そして、ステップS5にもどり、次の空の
ボビンTBにフィルム18と線材を巻回する。
た時には、図2のXYテーブル9を移動して、図1のロ
ータリーローダ1の既巻回ボビン装着部にボビンTBを
移送させると共に、ロータリーローダ1を元の位置に回
動させ、操作者が既に巻回したボビンTBを取り出せる
ようにする。そして、ステップS5にもどり、次の空の
ボビンTBにフィルム18と線材を巻回する。
【0047】以上の操作により、1本のトランスの製造
が終了したことになる。このようにして、ボビン型のト
ランスの捲線をする際に線材の巻回と捲線用の層間絶縁
用のフィルムの巻回を交互にすることで多層化すること
ができる。
が終了したことになる。このようにして、ボビン型のト
ランスの捲線をする際に線材の巻回と捲線用の層間絶縁
用のフィルムの巻回を交互にすることで多層化すること
ができる。
【0048】ところで、本発明は上述した実施例に限定
されない。たとえば、フライバックトランスに限らず、
他の部分に捲線する場合にも本発明を適用できる。
されない。たとえば、フライバックトランスに限らず、
他の部分に捲線する場合にも本発明を適用できる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ボビンに対してフィルムを巻回する際にフィルム巻き付
け位置より離隔した位置にフィルムをロードすると共
に、押さえ部を用いてフィルム先端をボビンに押し当て
るようにしたことで、タルミのないフィルム巻回が可能
でフィルム先端の位置決めを正確にすることができる。
また、本発明によれば、引きチャックを具備しサーボ制
御により位置決めするようにすることで、巻回するフィ
ルム長さを管理し、トランスの製品形状の再現性向上を
図ることができる。
ボビンに対してフィルムを巻回する際にフィルム巻き付
け位置より離隔した位置にフィルムをロードすると共
に、押さえ部を用いてフィルム先端をボビンに押し当て
るようにしたことで、タルミのないフィルム巻回が可能
でフィルム先端の位置決めを正確にすることができる。
また、本発明によれば、引きチャックを具備しサーボ制
御により位置決めするようにすることで、巻回するフィ
ルム長さを管理し、トランスの製品形状の再現性向上を
図ることができる。
【図1】本発明の捲線装置の好ましい実施例の外観を示
す斜視図。
す斜視図。
【図2】本発明の捲線装置による捲線方法を示すフロー
図。
図。
【図3】図1のワインダとそのXYステージを示す斜視
図。
図。
【図4】抑えチャックと抑えチャックシリンダ等を示す
正面図。
正面図。
【図5】抑えチャック体と抑えチャックガイド等を示す
側面図。
側面図。
【図6】ボビンとウエルダとフィルム押さえ部を示す側
面図。
面図。
【図7】ボビンとフィルム押さえ部を示す正面図。
【図8】引きチャック体と引きチャックガイド等を示す
側面図。
側面図。
【図9】引きチャック体と引きチャックガイド等を示す
平面図。
平面図。
【図10】引きチャック体と引きチャックガイド等を示
す正面図。
す正面図。
1 ロータリーローダ 2 ワインダ 3 引きチャック体 4 引きチャックガイド 5 抑えチャックガイド 6 ウエイト 8 抑えチャック体 9 XYテーブル(テーブル機構) 10 ウエルダ 11 フィルム押さえ部 12 カッター(フィルム切断部) 13 引きチャック 14 抑えチャック 15 ベルト 17 サーボモータ 18 フィルム FL フィルムロード機構 B 基台 TB トランスのボビン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 孝之 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 線材の巻回とフィルムの巻回を交互にす
ることでボビン型トランスのボビンに多層化して捲線を
するための捲線装置であって、 上記ボビンに対して上記フィルムを巻回する際に、上記
フィルムの巻き付け位置より離隔した位置に上記フィル
ムをロードするフィルムロード機構と、 上記フィルムの先端を上記ボビンに押し当てるフィルム
押さえ部と、を具備することを特徴とする捲線装置。 - 【請求項2】 前記フィルムロード機構は、 前記ボビン方向にフィルムを引き出す引きチャックと、 前記フィルムを切断するフィルム切断部と、 所定長さを切断された前記フィルムの後端部を把持する
抑えチャックと、を具備する請求項1に記載の捲線装
置。 - 【請求項3】 前記引きチャックはサーボ制御により位
置決めされると共に、 前記抑えチャックは前記フィルムをロードする方向とは
反対の方向に付勢されている請求項2に記載の捲線装
置。 - 【請求項4】 前記フィルム押さえ部は、前記ボビンに
対して当接する力を所定圧にする所定圧制御手段を具備
する請求項1に記載の捲線装置。 - 【請求項5】 前記ボビンに対して前記フィルムを巻回
するワインダと、 上記ワインダを平面上で移送するテーブル機構と、 前記ボビンに対して前記線材を供給する線材供給機構
と、を具備し、 前記線材を巻回する際には、上記線材供給機構より前記
線材を供給すると共に、前記ワインダを回転させ、かつ
一巻ごとに上記テーブル機構を動作させ、前記線材のト
ラバース処理をする構成とした請求項1に記載の捲線装
置。 - 【請求項6】 線材の巻回とフィルムの巻回を交互にす
ることで、ボビン型トランスのボビンに多層化する捲線
方法において、 上記ボビンに対して上記フィルムを巻回する際に、上記
フィルムを上記フィルムの巻き付け位置より離隔した位
置に案内し、 上記フィルムの先端を上記ボビンに押し当てて上記フィ
ルムを上記ボビンに巻回することを特徴とする捲線方
法。 - 【請求項7】 前記フィルムは、前記ボビンの方向に引
き出して前記フィルムを保持して、前記フィルムを所定
の長さに切断する請求項6に記載の捲線方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6105952A JPH07297066A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | 捲線装置と捲線方法 |
MYPI95001006A MY113166A (en) | 1994-04-21 | 1995-04-18 | Winding apparatus and method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6105952A JPH07297066A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | 捲線装置と捲線方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07297066A true JPH07297066A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=14421174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6105952A Pending JPH07297066A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | 捲線装置と捲線方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07297066A (ja) |
-
1994
- 1994-04-21 JP JP6105952A patent/JPH07297066A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040309 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040706 |