JPH0729644U - カード搬送装置 - Google Patents

カード搬送装置

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JPH0729644U
JPH0729644U JP6073993U JP6073993U JPH0729644U JP H0729644 U JPH0729644 U JP H0729644U JP 6073993 U JP6073993 U JP 6073993U JP 6073993 U JP6073993 U JP 6073993U JP H0729644 U JPH0729644 U JP H0729644U
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card
roller
rollers
transport
carrying
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亮 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの機構を共用して厚カードと薄カードを
使用することができ、かつ、安定した搬送が可能である
カード搬送装置を提供する。 【構成】 カードの搬送路Aを挾んで互いに対向して配
置された一対のローラからなる2組のカード搬送ローラ
12,13をカードの搬送方向の長さよりも短い離間距
離を隔てて配置すると共に、その一方のローラに対して
他方のローラをコイルバネ18でそれぞれ圧接させる方
向に付勢し、かつ、それぞれの一方のローラを支持アー
ム15,16及び支持金具14でカード面に対して平行
な状態を維持するように他のローラに対して接離自在に
支持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カードを搬送する装置に関し、特に、カードリーダ部におけるカー ド搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、厚さが0.7mm程度の塩化ビニール製のカード(以下厚カードという )及び厚さが0.2mm程度のP.E.T.カード(以下薄カードという)を搬 送するためのカード搬送装置が種々提案されている。
【0003】 従来の厚カードを搬送するためのカード搬送装置は、図3に示すように、カー ドを搬送するための搬送路Aを挾んで互いに対向して配置された一対のローラ3 2aと32b,33aと33b,34aと34bからなる複数組のカード搬送ロ ーラ32,33,34のそれぞれの一方のローラ32a,33a,34aが、連 結金具31によって互いに連結支持されて構成されている。連結金具31は、図 4に示すように、装置側板41に取り付けられた支持金具35により、軸40を 回転中心として揺動自在に支持されている。このカード搬送装置では、図3にお いて、厚カードがローラ34aと34bとの間に挿入されると、このカード搬送 ローラ34のニップ間隔が厚カードの厚さ分だけ拡げられ、このカード搬送ロー ラ34の動きに連動して、他のカード搬送ローラ32,33のニップ間隔が連結 金具31を介してそれぞれ拡げられる。
【0004】 一方、従来の薄カードを搬送するためのカード搬送装置は、図5に示すように 、カードを搬送するための搬送路Aを挾んで互いに対向して配置された一対のロ ーラ36aと36b,37aと37b,38aと38bからなる複数組のカード 搬送ローラ36,37,38によって構成されており、各カード搬送ローラ36 ,37,38のそれぞれの一方のローラ36a,37a,38aが、加圧金具3 9によってそれぞれ独立して支持されている。このカード搬送装置では、図5に おいて、薄カードがローラ38aと38bとの間に挿入されると、加圧金具39 の作用によりローラ38aと38bとが互いに密着した状態で回転して、薄カー ドがローラ37aと37bとの間のニップ部に搬送され、同様に、加圧金具39 の作用によりローラ37aと37bとが互いに密着した状態で回転して、薄カー ドがローラ36aと36bとの間のニップ部に搬送される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の厚カードを搬送するためのカード搬送装置は、図3における各ロー ラ32a,33a,34aに対向して配置されたローラ32b,33b,34b の搬送路Aに対する平行度が出しにくいため、各ローラ32aと32b,33a と33b,34aと34bのニップ部の間隔が均一にならず、カードの搬送力が 不安定となる場合が多い。このため、このカード搬送装置では、薄カードを搬送 した場合に、薄カードの搬送ができなくなる不具合があった。また、このカード 搬送装置では、図3及び図4に示すように、支持金具31の回転中心となる軸4 0がカード搬送方向に平行に取り付けられているため、支持金具31が揺動した 際の各ローラ32a,33a,34aのカード搬送面がカードに対して平行に移 動しない。このため、このカード搬送装置では、各ローラ32a,33a,34 aの片端の外周でカードを加圧することになり、カードに対して過負荷がかかっ て、同一カードの繰返しの使用によりカードが折れることがあった。
【0006】 一方、図5に示した従来のカード搬送装置では、各カード搬送ローラ36,3 7,38がそれぞれ独立しているため、下流側のカード搬送ローラのニップ部に カードが挿入される際に、この下流側のカード搬送ローラのニップ部が密着して いる。このため、このカード搬送装置で磁気データの記録された厚カードを搬送 した場合には、その下流側のカード搬送ローラに厚カードが搬送された際に、こ の下流側のカード搬送ローラのニップ部に厚カードの先端が衝突して、この厚カ ードの搬送速度が極端に変化するため、この厚カードの磁気データ読み取り部で ビットジッタが発生し、その読み取りができなくなる不具合があった。
【0007】 上述のように、前記従来のカード搬送装置では、使用するカードの厚さに応じ てその搬送機構を替える必要があり、1つの機構を共用して厚カードと薄カード を使用することができなかった。また、前記従来のカード搬送装置では、各ロー ラのカード搬送面がカードに対して平行に移動しないため、同一カードの繰返し の使用によりカードを破損する不具合があった。
【0008】 本考案の課題は、1つの機構を共用して厚カードと薄カードを使用することが でき、かつ、安定した搬送が可能であるカード搬送装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、カードを搬送するための搬送路を挾んで互いに対向して配置 された一対のローラからなる第1のカード搬送ローラと、上記搬送路を挾んで互 いに対向して配置された一対のローラからなり上記第1のカード搬送ローラに対 して上記搬送路に沿って搬送されるカードの搬送方向の長さよりも短い離間距離 で配置された第2のカード搬送ローラと、上記各カード搬送ローラの一方のロー ラに対して他方のローラをそれぞれ圧接させる方向に付勢するローラ付勢部材と 、上記搬送路に対して上記各カード搬送ローラのそれぞれの一方のローラを平行 な状態を維持させて進退自在に支持するローラ支持部材とを具備することを特徴 とするカード搬送装置が得られる。
【0010】 また、本考案によれば、カードを搬送するための搬送路を挾んで互いに対向し て配置された一対のローラからなる第1のカード搬送ローラと、上記搬送路を挾 んで互いに対向して配置された一対のローラからなり上記第1のカード搬送ロー ラに対して上記搬送路に沿って搬送されるカードの搬送方向の長さよりも短い離 間距離で配置された第2のカード搬送ローラと、上記各カード搬送ローラの一方 のローラに対して他方のローラをそれぞれ圧接させる方向に付勢するローラ付勢 部材と、上記搬送路に対して上記各カード搬送ローラのそれぞれの一方のローラ を平行な状態を維持させて進退自在に支持するローラ支持部材とを具備し、上記 各カード搬送ローラのうちの一方のカード搬送ローラのニップ部に上記カードが 挿入されることにより、このカード搬送ローラのニップ間隔を上記カードの厚さ 分だけ拡げるとともに、このカード搬送ローラの動作に連動させて他のカード搬 送ローラのニップ間隔を上記カードの厚さ分だけ拡げることを特徴とするカード 搬送装置が得られる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0012】 ところで、カードがカード搬送ローラに衝突する際、カード搬送ローラのニッ プ部にカードの厚みの半分程度の隙間があれば、カード搬送装置における前述し たようなカードの速度変動の影響は少ない。また、カード搬送ローラの支軸を支 持するための支持金具の揺動時の回転中心が、カードの進行方向に対して直角な 方向にあれば、このカード搬送ローラのカード搬送面(周面)が、カードの面と 平行に移動する。本考案は、これらの点に留意してなされたものである。
【0013】 図1及び図2に示す本考案の実施例では、カードを搬送するための搬送路Aを 挾んで互いに対向して配置された一対のローラ12aと12b及び13aと13 bからなる第1のカード搬送ローラ12と第2のカード搬送ローラ13の各ロー ラ12a及び13aが、各支持アーム15及び16によりそれぞれ支持されてい る。ここで、各カード搬送ローラ12,13は、搬送路Aに沿って搬送されるカ ードの搬送方向の長さよりも短い離間距離を隔てて配置されている。
【0014】 各支持アーム15及び16は、図示しない不動部に固定された支持金具14に 対して、各軸20,21を回転中心としてそれぞれ揺動自在に支持されており、 各軸20,21に巻装されたコイルバネ18により、各ローラ12a及び13a がそれぞれの対向ローラ12b及び13bに対して圧接させる方向へ付勢されて いる。
【0015】 また、支持アーム15には貫通孔19が設けられ、支持アーム16には短軸1 7が植設されており、支持アーム16の短軸17が、この短軸17の直径よりも 僅かに大きく形成された支持アーム15の貫通孔19の中央部に挿入されている 。
【0016】 上述のように構成された本考案の実施例では、図1及び図2において、図示し ないカードが第1のカード搬送ローラ12のニップ部を通過することにより、こ の第1のカード搬送ローラ12のローラ12aが、カードの厚さ分だけ上方向に 移動する。これにより、支持アーム15が軸20を回転中心として時計方向に揺 動され、この支持アーム15の貫通孔19の位置が下方に移動する。
【0017】 このようにして支持アーム15の貫通孔19の位置が下方に移動すると、この 貫通孔19の上縁部が他の支持アーム16の短軸17に当接して、この短軸17 が押し下げられる。これにより、他の支持アーム16が、軸21を回転中心とし て図2において反時計方向に揺動され、この結果、第2のカード搬送ローラ13 のローラ13aが、その対向ローラ13bに対してそのニップ部を拡げる方向( 図2の上方向)に移動される。
【0018】 この後、第1のカード搬送ローラ12により図2において右方に搬送されたカ ードの先端が、このカードの厚さよりも小さな間隙だけ離間された第2のカード 搬送ローラ13のニップ部に挿入されると、短軸17が貫通孔19の上縁部から 離れ、この短軸17の中心が貫通孔19の略中心に位置するまで下降される。
【0019】 なお、ここでは、カードが第1の搬送ローラ12から第2の搬送ローラ13に 向けて搬送される場合について説明したが、本実施例は、カードが第2の搬送ロ ーラ13から第1の搬送ローラ12に向けて搬送される場合でも、その短軸17 と貫通孔19の関係が上述と逆になるだけで、上記と同じ動作をする。
【0020】 上述のように、本実施例では、その搬送方向の下流側に位置したカード搬送ロ ーラのニップ部が、その上流側のカード搬送ローラのニップ部の離隔動作に連動 して離隔されるので、この下流側のカード搬送ローラのニップ部に厚カードが挿 入される際の衝撃が小さく、また、薄カードを搬送した場合には、搬送力が安定 し搬送速度を一定に維持することができる。従って、本実施例によれば、カード の安定した搬送を実現でき、カードに対する情報の書き込み及び読み取りを正確 に行うことができる。また、本実施例では、各カード搬送ローラのニップ部が離 隔する際に、移動する側のローラのカード搬送面が、搬送されるカードの面に対 して常に平行状態を保って移動するので、そのカード搬送時におけるカードに対 する加圧力が安定し、カードの折れ曲がりを防止できる。
【0021】
【考案の効果】
上述したように、本考案によれば、使用するカードの厚さに応じてその搬送機 構を替える必要がなく、1つの機構を共用して厚カードと薄カードを使用するこ とができる。また、本考案のカード搬送装置では、各ローラのカード搬送面がカ ードに対して平行に移動するので、同一カードを繰返し使用してもカードを破損 することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のカード搬送装置の構成を示
す概略平面図である。
【図2】本考案の一実施例のカード搬送装置の構成を示
す概略側面図である。
【図3】従来のカード搬送装置の構成を示す概略側面図
である。
【図4】上記従来のカード搬送装置の構成を示す概略正
面図である。
【図5】従来の他のカード搬送装置の構成を示す概略側
面図である。
【符号の説明】
12 第1のカード搬送ローラ 13 第2のカード搬送ローラ 14 支持金具 15,16 支持アーム 17 短軸 18 コイルバネ 19 貫通孔 20,21 軸 A 搬送路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードを搬送するための搬送路を挾んで
    互いに対向して配置された一対のローラからなる第1の
    カード搬送ローラと、上記搬送路を挾んで互いに対向し
    て配置された一対のローラからなり上記第1のカード搬
    送ローラに対して上記搬送路に沿って搬送されるカード
    の搬送方向の長さよりも短い離間距離で配置された第2
    のカード搬送ローラと、上記各カード搬送ローラの一方
    のローラに対して他方のローラをそれぞれ圧接させる方
    向に付勢するローラ付勢部材と、上記搬送路に対して上
    記各カード搬送ローラのそれぞれの一方のローラを平行
    な状態を維持させて進退自在に支持するローラ支持部材
    とを具備することを特徴とするカード搬送装置。
  2. 【請求項2】 カードを搬送するための搬送路を挾んで
    互いに対向して配置された一対のローラからなる第1の
    カード搬送ローラと、上記搬送路を挾んで互いに対向し
    て配置された一対のローラからなり上記第1のカード搬
    送ローラに対して上記搬送路に沿って搬送されるカード
    の搬送方向の長さよりも短い離間距離で配置された第2
    のカード搬送ローラと、上記各カード搬送ローラの一方
    のローラに対して他方のローラをそれぞれ圧接させる方
    向に付勢するローラ付勢部材と、上記搬送路に対して上
    記各カード搬送ローラのそれぞれの一方のローラを平行
    な状態を維持させて進退自在に支持するローラ支持部材
    とを具備し、上記各カード搬送ローラのうちの一方のカ
    ード搬送ローラのニップ部に上記カードが挿入されるこ
    とにより、このカード搬送ローラのニップ間隔を上記カ
    ードの厚さ分だけ拡げるとともに、このカード搬送ロー
    ラの動作に連動させて他のカード搬送ローラのニップ間
    隔を上記カードの厚さ分だけ拡げることを特徴とするカ
    ード搬送装置。
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