JPH07295948A - データバッファ - Google Patents
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- JPH07295948A JPH07295948A JP7085585A JP8558595A JPH07295948A JP H07295948 A JPH07295948 A JP H07295948A JP 7085585 A JP7085585 A JP 7085585A JP 8558595 A JP8558595 A JP 8558595A JP H07295948 A JPH07295948 A JP H07295948A
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Abstract
ロセッサ(21、22)の間に配置される。少なくとも
1つのプロセッサは、バッテリで給電され、情報を処理
するのに必要とされないときには、スタンバイ状態に置
かれて、全体としての電力消費を低減できるようにされ
ている。このデータバッファ装置は、データ記憶場所
(33、36)及びこれらデータ記憶場所に対するデー
タ転送を行うためにそれらデータ記憶場所にアドレスす
るための手段(42、43)を含む。少なくとも1つの
プロセッサに割込みを行うようにする割込み信号を発生
する割込み手段(42、F1、F2、G1)がさらに設
けられる。従って、割込み信号を受信する時、通信プロ
セッサは、そのスタンバイ状態から作動モードへと切り
換えられて、データ転送が行われる。データ転送は、両
方向において行われうるので、各バッファ手段には、各
割込み信号発生手段が設けられる。 【効果】 このデータバッファ装置は、電力消費を低減
でき、移動セルラー電話に使用され、制御器とデジタル
信号プロセッサとの間に配置されうる。
Description
セッサがバッテリにて給電されるもので、必要のないと
きに電力消費を低減させるようにスタンバイ状態に置か
れるように構成されているような通信プロセッサの間に
配置されうるデータバッファ装置に関するものである。
のとされる傾向にあるので、携帯用装置に、ますますよ
り複雑で精巧な機能を備えるさせることが可能である。
“ラップトップ”および“パームトップ”としてよく市
販されている通常のコンピュータシステムに加えて、伝
統的にその性格上携帯用とされるその他の装置がデジタ
ル処理技術を利用する場合が増えてきている。したがっ
て、新しく出現してきた移動セルラー電話は、制御環境
内におけるデジタル信号処理に加えて、音声信号の送信
および受信のためにデジタルコーディングを利用してい
る。
くの利点が得られるのであるが、この種のデジタル処理
は、アナログ処理に比較すると、電力需要が増大する傾
向があるという点で欠点がある。明らかなことに、携帯
用装置においては、電力は、バッテリパックから供給さ
れており、所定のサイズのバッテリについて言えば、電
力需要を低減するような方策をとれば、作動時間を増大
させることができることになる。
テリの如き局部電力供給装置から電力が供給されるとき
には、それらのプロセッサがあるデータ処理機能を行う
ために実際には必要とされていないときに、それらプロ
セッサを不作動としまたは消勢させることにより、需要
電力を低減させるようにすることは知られている。しか
し、当然のことながら、プロセッサは必要とされるとき
には再作動されて、処理動作を行う必要があるときにス
タンバイ状態のままでないようにするための方策がとら
れなければならない。
のプロセッサが第2のプロセッサと通信することが必要
とされるときに生ずる。セルラー移動電話においては、
第1のプロセッサは、制御機能を果たすために設けら
れ、第2のプロセッサは、特に、音声信号の処理に関連
して、データ信号処理を行うために設けられる。これら
のプロセッサは、共に、バッテリから相当量の電力を消
費し、したがって、情報を処理するのに必要とされてい
ないときには、それらプロセッサをスタンバイ状態にし
ておくのが望ましい。しかしながら、これらのプロセッ
サは、他方のプロセッサから情報を受信したり、また
は、他方のプロセッサへ情報を送信したりする必要があ
るときには、それらのスタンバイ状態にないようにする
ことも必須のことである。
れば、プロセッサの間に配置されてそれらプロセッサ間
の通信手段となるデータバッファ装置であって、データ
記憶場所と、該データ記憶場所が読み出されるべきデー
タをそこに記憶しているか否か、または、それらデータ
記憶場所がデータをそこに書き込むのに使用できるか否
かを指示するレジスタと、前記データ記憶場所が受信プ
ロセッサによって読み取られるべきデータを含むことを
前記レジスタが指示するようにセットされるときに、そ
の受信プロセッサへの割込み信号を発生するように構成
された割込み発生手段とを備えるデータバッファ装置が
提供される。
いデータが前記データ記憶場所へ書き込まれうることを
指示するように前記レジスタがリセットされるときに、
送信プロセッサへの割込み信号を供給するように割込み
発生手段が設けられる。
プロセッサへとデータを転送するために、第1の組の記
憶場所が設けられ、前記第2のプロセッサから前記第1
のプロセッサへの転送を行うために、第2の組の記憶場
所が設けられる。
について、本発明をより詳細に説明する。
話拡声器16とを有した移動電話が示されている。電話
番号をダイヤルしたり、*印ボタンや#印ボタンを使用
して補足的な電話サービスを行えるようにする通常の信
号ボタン17が設けられている。液晶ディスプレイ18
は、オペレータに対する可視表示を与え、通常の電話操
作を容易にすることに加えて、オペレータがその他の諸
操作を選択する上で助けとなるようにする。
タルコーディング技術を使用して基地局との通信を容易
とするために、相当程度のデータ処理を行う。
すべては、局部バッテリパック19を用いて給電され
る。この局部バッテリパック19には、通常、再充電し
てからまた再充電するまでの間において、数時間にわた
って完全動作状態にて電話に給電するに十分なエネルギ
が与えられている。
に、アナログ音声信号をデジタルエンコード信号へと変
換し且つその逆の変換を行うには、相当の処理オーバー
ヘッドが必要とされる。音声信号の処理は、図1に示し
た電話ハウジング内の専用デジタル信号プロセッサを使
用して行われる。同様に、相当程度の制御および信号送
信が必要とされ、電話内で制御機能を行えるようにする
専用マイクロコンピュータ制御ユニットが設けられる。
したがって、ある範囲までは、これらの処理区分の各々
は別々のままで、各々がその通信環境内において特定の
タスクに割り当てられている。しかしながら、場合によ
っては、マイクロコンピュータ制御ユニットがデジタル
信号プロセッサと通信することも必要である。
クロコンピュータ制御ユニットよりもはるかに速い速度
で動作する傾向にあり、その制御ユニットをスタンバイ
状態に実効的において、その次のタスクを開始する前に
デジタル信号プロセッサによって処理されるべきデータ
を待つようにさせることにより、電力節約をなすことが
できる。しかしながら、スタンバイ状態に一度置かれる
ときには、そのデジタル信号プロセッサとのデータ転送
を行う前に、それを動作状態へと戻すための動作がなさ
れねばならないという問題が生ずる。その上、通信が行
われる前に、そのマイクロコンピュータ制御ユニットが
通信のために適当な状態にあるようにさせるような付加
的なタスクをそのデジタル信号プロセッサに課するのは
望ましいことではない。
に示している。送話器15および受話器16は、デジタ
ル処理サブシステム21と通信する。サブシステム21
は、AT&Tによって供給されるDSP1616の如き
通常のデジタル信号プロセッサを含む。
される信号は、マイクロ制御ユニットサブシステム22
に供給されるような信号を発生する。このマイクロ制御
ユニットサブシステム22は、日立によって適用される
H8/536の如き通常のマイクロプロセッサを含む。
さらに、そのマイクロ制御ユニットサブシステムは、デ
ィスプレイ装置18へ信号を供給するようにも構成され
ている。データ信号処理サブシステム21とマイクロ制
御ユニットサブシステム22との間のデータ転送を行う
ための回路を含む専用集積回路23によって、付加的な
機能が与えられる。この専用集積回路23は、また、無
線装置24に対するインターフェイスを与える。この無
線装置24は、アンテナ25への送信信号を変調し且つ
そのアンテナからの受信信号を復調するように構成され
ている。
クロ制御ユニットサブシステム22との間での信号転送
を行うための専用集積回路23の部分は、図3に詳細に
示されている。集積回路23は、デジタル信号処理サブ
システム21のバスライン31に接続され且つマイクロ
制御ユニットサブシステム22のバスライン32に接続
されている。デジタル信号処理サブシステムからマイク
ロ制御ユニットサブシステムへのデータの転送を行うた
めに、データは、制御回路34の制御の下に、ランダム
アクセスメモリ装置33の形の記憶場所へと書き込まれ
る。データがランダムアクセスメモリ装置33へ書き込
まれた後には、そのデータは、再び、制御回路34の制
御の下に、マイクロ制御ユニットサブシステム22によ
って読み出されうる。
らデジタル信号処理サブシステム21への転送を行うた
めに、同様の構成がとられている。したがって、制御回
路35の制御の下に、データは、記憶場所36へと書き
込まれ、その後は、再び、制御回路21の制御の下に、
データは、各バスライン31によって、記憶場所36か
らデジタル信号処理サブシステム21へと読み出され
る。
クロ制御ユニットサブシステム22との間の送信は、6
8個の8ビットバイトのブロックにて行われ、10ミリ
秒毎に送信が行われる傾向にある。その他の処理機能を
行う必要にもかかわらず、デジタル信号処理サブシステ
ム21およびマイクロ制御ユニットサブシステム22
は、互いに通信する必要のないときには、不作動スタン
バイ状態に置かれ、バッテリ電力を節約する。
に、第1のプロセッサ21と第2のプロセッサ22との
間に配置されたバッファ装置として作用する。バッファ
装置は、第1のプロセッサから第2のプロセッサへのデ
ータ転送のためのメモリ装置33の形のデータ記憶場所
と、第2のプロセッサから第1のプロセッサへの転送の
ためのメモリ装置36の形の記憶場所とを含む。転送
は、制御回路34の制御の下で、行われる。制御回路3
4は、各データ記憶場所が読み出されて第2のプロセッ
サ22へと供給されるべきデータを記憶しているか否か
を指示するレジスタを含む。また、レジスタは、第1の
プロセッサ22からデータを書き込むために各記憶場所
が使用できるか否かを指示する。さらに、制御回路34
は、また、記憶場所が受信プロセッサによって読み出さ
れるべきデータを含むことを指示するようにレジスタが
セットされたときに、その第2の受信プロセッサ22へ
割込み信号を供給するように構成された割込み信号発生
手段を含む。その上、制御回路34は、また、データを
書き込むのに記憶場所が使用しうることを指示するよう
にレジスタがリセットされるとき、送信プロセッサ21
へ割込み信号を発生するように構成された割込み発生手
段を含む。
る。何故ならば、バッファは、どちらか一方のプロセッ
サがデータをそこへ書込みまたはそこから読み出してい
る間、他方のプロセッサをスタンバイ状態またはスリー
プモードのままとするようにするからである。データが
メイルボックスから読み出されたときには、割込み信号
が送信プロセッサへ供給され、そのプロセッサに次のメ
ッセージを送信させるように実効的に命令する。同様
に、データがメイルボックスに書き込まれたときには、
受信プロセッサに割込み信号が送られて、読み出しを待
っている完全なメッセージが存在することの指示がなさ
れる。
御回路は、図4に詳細に示されている。この制御回路
は、各記憶場所が送信プロセッサから受信されたデータ
で一杯であるときにセットされるA−B全レジスタとし
て示されたレジスタ41を含む。したがって、図4に示
す装置が制御回路34を表すときには、デジタル信号処
理サブシステム21は、プロセッサAとなり、マイクロ
制御ユニットサブシステム22は、プロセッサBとな
る。同様に、制御回路35を表すときには、それらの役
割は逆転され、プロセッサAがマイクロ制御ユニットサ
ブユニット22となり、プロセッサBがデジタル信号処
理サブシステム21となる。
ロセッサBへデータを転送するように構成されている。
プロセッサAは、そのアドレスバスAdd に特定のアドレ
スを出すことによって、A−B全レジスタ41にアドレ
スすることができる。アドレスバスに出されたその特定
のアドレスは、アドレスデコードロジック42によって
解釈される。アドレスデコードロジック42に供給され
たその特定のアドレスに応答して、WSライン44の信
号が低(“0”)にセットされているならば、レジスタ
41に記憶されたデータビットレベルがプロセッサAの
DATAラインに供給されて、そのバッファが一杯であ
り、レジスタが論理1にセットされているか、または、
バッファが空であり、レジスタ41が論理0にセットさ
れていることをプロセッサAに知らせる。
ロセッサAに戻されるならば、プロセッサAは、それに
論理1を書き込むことによってそのレジスタをセットす
る。
込まれる値は、ゲートG1に関連して2つのフリップフ
ロップF1およびF2によって集積回路23のシステム
クロックに再同期化される。したがって、ゲートG1
は、第1の非反転入力が論理レベル1であり、第2の反
転入力が論理レベル0であるとき、論理レベル1の出力
を与える。ゲートG1は、レジスタ41がセットされた
後すぐに、1つのシステムクロックサイクルの間、
“高”であるパルスを発生する。
プロセッサBに割込みを与える。プロセッサBは、電力
を節約するように、スリープ状態に置かれていたかもし
れない。したがって、プロセッサBは、割込み信号を受
信するとき、そのスリープ状態を中断し、サブルーチン
を呼び出し、記憶場所からのデータの読み出しを行うよ
うに、構成されている。
プロセッサBは、アドレスデコードロジック43によっ
てデコードされる特定のアドレスを出すことによって、
A−B全レジスタ41をリセットさせる。アドレスされ
ているロジック43に応答して、WSライン45の信号
が高(“1”)にセットされているならば、ゲートG2
は、非同期的にレジスタ41をリセットするリセットパ
ルスを発生する。これにより、再び、レジスタ41内に
記憶された論理レベル、この場合には、論理レベル0
が、フリップフロップF1およびF2を通して伝播させ
られる。この結果として、ゲートG3は、1つのシステ
ムクロックサイクルの間、高であるパルスを発生する。
このパルスは、プロセッサBがメイルボックスからデー
タを読み出すのを待っている間スリープ状態に置かれて
いたかもしれないプロセッサAに割込みをかける。
ゲートG4からの出力は、論理0にセットされ、したが
って、ゲートD1は、そのプロセッサに対してデータバ
スを駆動しない。同様に、プロセッサBが書き込んでい
るときは、ゲートG5の出力は、論理レベル0であり、
ラインD2は、プロセッサBに対してデータバスを駆動
しない。
時点でA−B全レジスタ41を読み出すような場合があ
りうる。これらプロセッサは、各プログラム内に例外条
件を置いておくことにより、特定の時間にそのレジスタ
にアクセスすることが阻止され、デッドロック状態を避
けることができるようになっている。
ィスプレイおよびバッテリパックを有した移動電話を示
す図である。
ユニットサブシステムおよびこれらサブシステムの間か
らのデータ転送を行う専用集積回路を含む図1に示した
電話の概略ブロック図である。
含む図2に示した専用集積回路の詳細図である。
サ) 22 マイクロ制御ユニットサブシステム(第2のプロ
セッサ) 23 専用集積回路 24 無線装置 25 アンテナ 31 バスライン 32 バスライン 33 ランダムアクセスメモリ装置 34 制御回路 35 制御回路 36 ランダムアクセスメモリ装置 41 A−B全レジスタ 42 アドレスデコードロジック 43 アドレスデコードロジック
Claims (11)
- 【請求項1】 プロセッサの間に配置されてそれらプロ
セッサの間に通信手段を与えるデータバッファ装置にお
いて、データ記憶場所(33、36)と、該データ記憶
場所が読み出されるべきデータをそこに記憶しているか
否か、または、該データ記憶場所がそこへデータを書き
込むために使用しうるか否かを指示するレジスタ(4
1)と、前記データ記憶場所が受信プロセッサによって
読み出されるデータを含むことを前記レジスタが指示す
るようにセットされているときに、その受信プロセッサ
に割込み信号を供給するように構成された割込み発生手
段(42、F1、F2、G1)とを備えることを特徴と
するデータバッファ装置。 - 【請求項2】 前記データ記憶場所が読み出されたこと
を指示するように前記レジスタがリセットされたとき、
送信プロセッサへ割込み信号を供給するように構成され
た割込み発生手段(43、G2)を含む請求項1記載の
装置。 - 【請求項3】 前記データ記憶場所は、第1のプロセッ
サから第2のプロセッサへと転送されるデータを記憶す
るための第1の組の記憶場所と、前記第2のプロセッサ
から前記第1のプロセッサへと転送されるデータを記憶
するための第2の組の記憶場所とを含む請求項1または
2記載の装置。 - 【請求項4】 前記各組の記憶場所は、各レジスタと、
各割込み発生手段とを有する請求項3記載の装置。 - 【請求項5】 前記受信プロセッサは、スタンバイ状態
に置かれるように構成されており、該プロセッサは、割
込み信号を受信するとき、前記スタンバイ状態を中断す
るようにされている請求項1から4のうちのいずれに記
載の装置。 - 【請求項6】 前記受信プロセッサは、バッテリで作動
させられる請求項5記載の装置。 - 【請求項7】 前記送信プロセッサは、スタンバイ状態
に入るように構成されており、且つ、割込み信号を受信
するとき、前記スタンバイ状態を中断するように構成さ
れている請求項1から6のうちのいずれかに記載の装
置。 - 【請求項8】 前記送信プロセッサは、バッテリで作動
させられる請求項7記載の装置。 - 【請求項9】 データは、68バイトを単位として転送
される請求項1から8のうちのいずれかに記載の装置。 - 【請求項10】 前記第1のプロセッサは、信号処理ユ
ニットである請求項1から9のうちのいずれかに記載の
装置。 - 【請求項11】 前記第2のプロセッサは、マイクロ制
御ユニットである請求項1から10のうちのいずれかに
記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
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