JPH07295753A - 複数のディスプレイ・ポインタを提供する方法およびコンピュータ・システム - Google Patents

複数のディスプレイ・ポインタを提供する方法およびコンピュータ・システム

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JPH07295753A
JPH07295753A JP7054568A JP5456895A JPH07295753A JP H07295753 A JPH07295753 A JP H07295753A JP 7054568 A JP7054568 A JP 7054568A JP 5456895 A JP5456895 A JP 5456895A JP H07295753 A JPH07295753 A JP H07295753A
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    • G06F3/04812Interaction techniques based on cursor appearance or behaviour, e.g. being affected by the presence of displayed objects

Abstract

(57)【要約】 【目的】コンピュータのグラフィカル・ユーザ・インタ
ーフェースのための複数のディスプレイ・ポインタを実
現する。 【構成】各々のポインタが特定のアプリケーションおよ
びアプリケーション内の場所と関連付けられるように、
コンピュータのユーザにより作成および識別され得る複
数のディスプレイ・ポインタをポインタ・システムが提
供する。ユーザは、ポインタ識別子を選択することによ
り、各々のポインタおよびポインタの場所を回復させる
ことができる。1つまたはそれ以上のポインタを固定さ
れたポインタ(アンカー・ポインタ)として定義するこ
とができる。それらは1つまたはそれ以上のユーザ・ア
クションと関連付けられる。ユーザ・アクションはマウ
ス・ボタンのクリックを含むさまざまな機能を含むこと
ができる。このようにして、ユーザは、固定ポインタを
定義して、その識別文字を選択することにより、一連の
ユーザ・アクションを実行することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的にグラフィカル
・ユーザ・インターフェースに関し、特にグラフィカル
・ユーザ・インターフェース指示装置でコンピュータの
動きを制御することに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナル・コンピュータ等のユーザが
遭遇する対話式コンピュータ・システム処理環境は、オ
ペレーションの容易さ、および便利さが特徴である。そ
のようなコンピュータのオペレーションをより容易に、
より便利にするのに重要なのは、グラフィカル・ユーザ
・インターフェース(GUI)である。GUIは、視覚
に重点をおいたコンピュータ・インターフェースを提供
し、コンピュータ・ディスプレイ上に表示され、コンピ
ュータのオペレーションをより直観的なものにし、その
結果、ユーザの効率を高めることができるさまざまなグ
ラフィカル製品を含む。
【0003】GUI操作インターフェースは、例えばユ
ーザが、コンピュータに接続されているディスプレイ・
マウスまたは、トラック・ボールのようなGUI指示装
置を使って、コンピュータのディスプレイ・ポインタを
動かすことを可能にする。卓上でマウスを動かしたり、
受皿についているトラック・ボールを回すことにより制
御入力を生成すると、指示装置の応答機能に応じてその
動きと同じ方向にディスプレイを横切ってポインタを動
かす。指示装置の制御入力およびディスプレイ・スクリ
ーン上のポインタの応答との関連は直観的である。複数
のプログラムがコンピュータ・ディスプレイ上に異なる
ディスプレイ・ウィンドウとして同時に表示されること
をほとんどのGUIシステムが可能にする。ウィンドウ
の境界を調整したり、アイコン表現に追加したりするこ
とが可能である。プログラムを起動または、再入するた
めに、ユーザはディスプレイ・ポインタを要求するプロ
グラム・ウィンドウ中に的を定め、あるいは、そのプロ
グラムを表現するディスプレイ・アイコンに的を定め
て、ディスプレイ・マウスまたはトラック・ボール装置
のボタンを押す。ボタンを押すことはクリックすると呼
ばれているが、それにより、そのプログラムを起動また
は再入する。
【0004】GUIなしにプログラムを起動するために
は、ユーザは、実行可能ファイルの名前をタイプし、そ
れをオペレーティング・システムに渡す必要がある。こ
のようにして、プログラムを起動または再入するために
必要なキー・ストロークは、除去されるか、または少な
くともかなり減って、コンピュータを使用するのをより
容易に、より便利にする。望む活動を指示することが、
かなり直観的なので、コンピュータのオペレーションを
学ぶのをより容易により便利にする。
【0005】グラフィカル・ユーザ・インターフェース
・ディスプレイ・ポインタによりプログラム対話をさら
に改善することが、早急に実現される。たとえば本出願
人は、従来のコンピュータ・キーボードとは異なって、
ほぼ中央に据え付けられた小さくて、実質的に固いジョ
イスティック・タイプのアクチュエータを備えているト
ラック・ポイントIIと呼ばれるディスプレイ・ポインタ
制御機能を発表している。トラック・ポイントIIのコン
トロール・アクチュエータは、キーボードのほぼ中央に
位置し、ホーム位置でのタイピストの手の間で、キーボ
ードの普通の入力を妨害しないように充分短い。
【0006】コンピュータのユーザは、ディスプレイ・
マウスを使うのではなく、そのコントロール・アクチュ
エータに横から力を加えてポインタをコンピュータ・デ
ィスプレイ上で動かすことができる。トラック・ポイン
トIIのキーボードは、ディスプレイ・マウス・ボタンの
機能を合わせ持つボタンを含む。だから、ユーザの手
は、キーボードから離れることなくディスプレイ・ポイ
ンタを制御できる。この機能は、ディスプレイ・ポイン
タの動きを制御するためにマウス、またはトラック・ボ
ールをコンピュータに接続するのが不便または困難であ
るラップトップまたはノートブック・コンピュータとし
て知られているようなグラフィカル・ユーザ・インター
フェースを含むポータブル・コンピュータにおいて特に
望まれる。たとえば、本出願人の「シンクパッド75
0」と呼ばれているノートブック・コンピュータは、
「トラックポイントII」コントロール・アクチュエータ
を備えている。
【0007】先に述べたとおり、グラフィカル・ユーザ
・インターフェースは、複数のプログラムまたはウィン
ドウを同時に起動および表示することを可能にするし、
異なるウィンドウ毎に異なるポインタを持つことは有益
なので、2つ以上のディスプレイ・ポインタを制御でき
るようにしておくと有利なことがある。さらに、単一ウ
ィンドウにおいてさえ、ユーザがそのウィンドウを終了
した後に残っているポインタを位置づけることができれ
ば便利な場合がある。従って、複数のポインタが使用可
能であれば、ユーザがそのウィンドゥに戻った時にそれ
らを位置マーカとして再び呼び出すことができる。
【0008】ディスプレイ・マウスによって制御される
移動可能ポインタおよびタブレット装置によりディスプ
レイ・ウィンドウを横切って動かすことができる移動可
能カーソルの両方を、CAD(計算機援用設計)用のコ
ンピュータ・ワークステーションで使用することは知ら
れている。これらのポインタおよびカーソルは別々に制
御できるが、ポインタはディスプレイ・マウスのみに応
答し、カーソルはタブレットにのみ応答するので、CA
Dワークステーション・システムは、望まれる柔軟性を
持たない。さらに、カーソルの動きは概して示されたウ
ィンドウに制限されて、ディスプレイ・スクリーン全体
を横切って動くことはできない。最後に、ワークステー
ションが装備しているポインタおよびカーソルとは別の
ポインタまたはカーソルを使うことは、一般的に不可能
である。
【0009】処理の容易さ、および複数のポインタを提
供するGUI環境により得られる効率のより一層の改善
を可能にすることは、有利なことであろう。GUI操作
環境をサポートしないコンピュータにとっても、コンピ
ュータ・ユーザにより作成され、操作され得る複数のポ
インタを使用することは、有利なことであろう。そのよ
うな複数のポインタは、シングル・テキスト・ファイル
内での場所のマーカとして使用され得る。典型的なコン
ピュータ・システムにおいては、複数の指示装置を接続
することは可能だが、それらの指示装置はほとんどのオ
ペレーティング・システムにより提供される一つのポイ
ンタしか制御しないであろう。さらにデバイス・ハード
ウェアの使用可能な直列ポートの数が限られているの
で、限られた数の指示装置しか接続できない。たとえ
ば、ほとんどのパーソナル・コンピュータは、最大2台
のディスプレイ装置を接続できる。最後に、複数のポイ
ンタを提供するためのパーソナル・コンピュータのデザ
インに必要な追加の装置およびハードウェアの変更の数
を少なくするのが好ましい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、複数
のディスプレイ・ポインタが作成され、操作され、容易
にお互いの区別がつくようなコンピュータのためのポイ
ンタ・システムを提供することである。そして、そのよ
うなポインタ・システムは、ハードウェアのポートおよ
びデスクトップのスペースによる制約を受けることな
く、操作の制御をより簡単に、そしてより便利にする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、指示装
置を有するコンピュータのポインタ・システムは、コン
ピュータ・ユーザにより作成され、ラベルをつけられる
複数のディスプレイ・ポインタを提供する。各ポインタ
は、ユーザがポインタを削除するまでは、ユーザがディ
スプレイを変更した時にさえ、ディスプレイ・スクリー
ンの位置を含む特定のポインタ状況と関連付けられたま
まである。ポインタは、ユーザによりキーボードの一つ
の英数字でラベルをつけられるのが好ましい。そしてそ
の文字は、ディスプレイ・スクリーン上の関連のあるポ
インタの極めて近くに表示される。そのラベルにより、
各々のポインタを即座に区別できるし、望むポインタの
指定および再呼び出しも可能にする。このようにして、
ユーザは、複数のディスプレイ・ポインタを定義し、識
別し、操作できる。従って、コンピュータのオペレーシ
ョンはさらに容易に、便利になる。ディスプレイ・ポイ
ンタを動かさずにコンピュータの異なる機能を容易に選
択できる。本発明の他の特徴として、ディスプレイが変
更された時にアプリケーションまたは文書の特定の場所
に固定され、指示装置のボタンをクリックすることを要
求する選択アクションのようなユーザ・アクションと関
連付けられる固定ポインタ(アンカー・ポインタ)をユ
ーザは定義することができる。
【0012】本発明のポインタ・システムは、ウィンド
ウ・アプリケーションおよびウィンドウを使用しないア
プリケーションとともにさまざまなオペレーティング・
システムで実施できる。マルチ・ウィンドウをサポート
するGUI環境のオペレーティング・システムで処理を
するコンピュータ・システムにおいて、ユーザがあるG
UIウィンドゥ内の固定ポインタを別のGUIウィンド
ウ内の活動ポインタ位置から選択することを可能にす
る。その結果、GUIウィンドウはクローズされ、オペ
レーションは固定ポインタの目的地に移動され、固定ポ
インタと関連付けられたユーザ・アクションが実行され
る。このように、プログラム開始コマンド、編集コマン
ドまたは他の実行可能ルーチンのような比較的複雑で入
り組んだアクションを定義して、コンピュータ・オペレ
ーティング・システム内のどこからでも開始させること
ができる。
【0013】本発明によると、ユーザが文書間またはウ
ィンドゥ間を移動するときに複数のディスプレイ・ポイ
ンタを容易に区別して操作することができ、従って複数
の文書およびウィンドウによって、より容易でより便利
なオペレーションの制御が、コンピュータ・ハードウェ
アのポートの数や、複数のディスプレイ制御装置の有効
スペースのような制限に縛られることなく可能である。
さらに、ユーザが反復タスクを実行するのに必要なオペ
レーションの数を削減するために複数の固定ポインタを
定義して、選択することができる。
【0014】本発明の他の特徴や利点は、以下の好適実
施例の説明から明白になるはずである。
【0015】
【実施例】図1は、本発明に従って構成されたコンピュ
ータ・システム10のブロック図である。そのコンピュ
ータ・システムは、ランダム・アクセス・メモリ14お
よび周辺データ・ストレージ16にデータを記憶するホ
スト・プロセッサ12を含む。コンピュータ・システム
処理およびコンピュータ・ユーザとの通信は、キーボー
ド18により開始され、キーボード18は、キーボード
・インターフェース20を経由してホスト・プロセッサ
と接続する。ビデオ・ターミナルのようなディスプレイ
装置22は、コンピュータ出力およびシステム・オペレ
ーションを表示する。ディスプレイ・オブジェクトの操
作は、マウス・インターフェース26経由でホスト・プ
ロセッサと接続されているディスプレイ・マウス装置2
4を使うことによりおこなう。好適実施例においては、
コンピュータ・システム10は、ウィンドウ処理環境を
提供するグラフィカル・ユーザ・インターフェース(G
UI)を有するオペティング・システムを含む。そし
て、そのことは、当業者には周知なことなので、これ以
上の説明は必要ない。GUIのプログラム命令は、ラン
ダム・アクセス・メモリ14およびデータ・ストレージ
16中にある。しかし、本発明はパーソナル・コンピュ
ータのDOSシステムまたはDOSアプリケーションの
ようなウィンドウのない処理環境にも等しく適用できる
ものである。
【0016】ホスト・プロセッサ12は、本出願人のP
S/2パーソナル・コンピュータ、RS/6000ワー
クステーションなどの任意のプラットフォーム有するこ
とができる。データ・ストレージ16は、ハード・ディ
スク・ドライブおよびフロッピー・ディスク・ドライブ
のような直接アクセス記憶装置を含む。ディスプレイ・
マウス装置24は、トラック・ボール又はジョイスティ
ック(図示せず)のような同じ機能および制御を提供す
る他の装置で代替することができる。そのような代替装
置は当業者には周知のことなので、これ以上の説明は必
要ない。従って、ディスプレイ・マウスへの言及は、ト
ラック・ボールおよびジョイスティックのような代替装
置をも含んでいる。同様に、マウス・ボタンその他のマ
ウスの機能への言及は、トラック・ボール、ジョイ・ス
ティック装置等における同様なメカニズムを含む。
【0017】図2は、GUI30の処理構成要素を示
す。GUIは、図1に示されているホスト・プロセッサ
12およびランダム・アクセス・メモリ14で実施され
る。しかし、GUIの機能がコンピュータ・ユーザとプ
ロセッサ間のインターフェースを提供することにあるこ
とを強調するために、図2では、別ブロックで表示され
ている。GUI30は、キーボード・バッファ32から
キーボード入力を受け取り、マウス・バッファ34から
ディスプレイ・マウス入力(またはトラック・ボールも
しくはジョイスティック入力)を受け取る。当業者には
周知のとおり、キーストロークおよびディスプレイ装置
の入力は、ホスト・プロセッサが入力可能になるまで、
各々のバッファに記憶される。GUIがそのような入力
情報を受け取り、ホスト・プロセッサが必要な処理を実
行する時には、GUIは、ディスプレイ・ドライバ36
経由でディスプレイ装置22での表示を継続させる。複
数のアプリケーション・プログラム38をサポートする
ために、GUIは、ウィンドウ処理環境を使用する。後
で述べるように、本発明のGUI30は、ポインタ制御
インターフェース40およびポインタ状況テーブル42
により複数のディスプレイ・ポインタをサポートする。
【0018】図3は、好適実施例のGUI30によりサ
ポートされるウィンドウ処理環境を示す表示イメージで
あり、ディスプレイ装置22により表示される。周知の
ように、GUIは複数のアプリケーション・プログラム
および文書をウィンドウ形式で同時に起動できるマルチ
レベル処理環境を提供する。図3の表示は、ウィンドウ
・フレーム52およびタイトル・バー54を有するシス
テム管理プログラム・ディスプレイ・ウィンドウ50を
含む。そのタイトル・バーは、タイトル56、メニュー
・アイコン58およびウィンドウ・サイズ変更アイコン
60を含む。タイトル・バーの下には、「File」,
「Edit」,「View」,「Options」およ
び「Help」と表題をつけられているドロップダウン
・メニュー選択を示すメニュー・バー62がある。これ
らのディスプレイ・ウィンドウ要素は、GUIにより生
成される。
【0019】プログラム・ディスプレイ・ウィンドウ5
0内には、作業領域64が表示される。ウィンドウ作業
領域内には、システム・ユーザにより起動されたアプリ
ケーション・プログラムに対応するウィンドウ66、6
8、70が表示されている。各々のアプリケーション・
ウィンドウは、先に述べたプログラム・ウィンドウ同
様、ウィンドウ・メニュー・アイコン、ウィンドウ・タ
イトル・バーおよびウィンドウサイズ変更アイコンを含
む。通常のディスプレイ・ポインタ71は、ディスプレ
イ・ウィンドウ50内の作業領域64中にある。他のデ
ィスプレイ・ポインタもラベルがつけられて、図3に示
されている。たとえば、ディスプレイ・ウィンドウ50
の作業領域は、すぐ近くの文字「a」で示される移動可
能ポインタ72を含む。アプリケーション1のウィンド
ウ66は、隣接文字「b」で示される移動可能ポインタ
74を含む。アプリケーション2のウィンドウ68は、
隣接文字「c」で示される移動可能ポインタ76を含
む。最後に、アプリケーション3のウィンドウ70は、
隣接文字「d」で示される移動可能ポインタ78を含
む。
【0020】GUI30は、活動ポインタを特有な方法
で表示するので、活動ポインタ71は、他のポインタと
は容易に区別される。たとえば、好適実施例において
は、活動ポインタは他の示されたポインタより大きい。
活動ポインタを含むウィンドウは、フォーカス・ウィン
ドウと呼ばれる。好適実施例においては、単一のディス
プレイ・マウスがポインタを動かすのに使用される。従
って、マウスが動かされた際には、フォーカス・ウィン
ドウ中の活動ポインタが、動く唯一のポインタである。
【0021】コンピュータ・システム10のユーザは、
ディスプレイ・マウス装置24を使ってさまざまなポイ
ンタの動きを制御できる。好適実施例においては、ポイ
ンタは、GUIウィンドウ環境において実現され、それ
が最初に定義された特別なアプリケーション・ウィンド
ウの外で存在し続ける。従って、(ラベルがついていな
い)省略時ポインタ71をアプリケーションからアプリ
ケーションへディスプレイ装置22のスクリーン全体を
横切って動かせるのと同様に、他のポインタも各々のア
プリケーションを定義するウィンドウのフレーム境界を
越えて他のウィンドウの方へ動かすことができる。代わ
りに、移動可能ポインタが最初に定義したアプリケーシ
ョン・ウィンドゥの外に出ないようにすることもでき
る。そのような場合には、ユーザが作業領域を横切って
ディスプレイ・マウスを動かし続けても、各々のウィン
ドウ・フレームの境界に達すると移動可能ポインタは止
まる。
【0022】移動可能ポインタ72ないし78は、さま
ざまな方法で定義し、ラベルをつけることができる。好
適実施例においては、その識別子は、キーボード18の
キーの中から選ばれた英数字による。特定のファンクシ
ョン・キーのような特別なキーを使うと、そのディスプ
レイ表示がはっきりしなかったり、扱いにくかったりす
るという問題があるが、識別子を英数字キーに限定した
場合にはそのような問題はない。ポインタの識別文字
は、図3に示されているように、なるべく各々のポイン
タの隣に表示し、ポインタがウィンドウのあちこちを動
かされる際にも、その相対的な位置を保持しているのが
好ましい。しかし、別の構成も使用できる。たとえば、
図4は、識別文字がポインタのしっぽの上にある実施例
を示す。この実施例でも、ポインタがウィンドウのあち
こちを動かされる際にこの構成は維持される。
【0023】好適実施例において、GUI30は、ユー
ザにより定義されているさまざまな移動可能ポインタを
監視する。どの移動可能ポインタが制御されているかと
いうことに関して、ユーザが混乱しないように、そして
誤ったコマンド実行によって特定のポインタがディスプ
レイ・スクリーン上に予期せずに現れたり、あるいはス
クリーンから消えたりすることのないように、GUI
は、ポインタの応答を分けている。好適実施例において
は、システムは、ポインタ状況テーブルにより複数のポ
インタを監視する。このテーブルは、各ポインタと、デ
ィスプレイ・スクリーン上でポインタ位置を指定するの
に充分な情報とを関連付ける。
【0024】先に述べたとおり、好適実施例において
は、オペレーティング・システムは、ウィンドウ処理環
境を提供するGUI30を含む。ウィンドウ環境の場
合、ポインタ状況テーブルの項目は、アプリケーション
・ウィンドゥのタイトル・バー上のタイトル(アプリケ
ーション名および文書名を含む)と、グラフィカル・オ
ブジェクト・ハンドルと、アプリケーション・ウィンド
ウ内のポインタの概算のディスプレイ座標とを含む。デ
ィスプレイ座標は、たとえば、アプリケーション・ウィ
ンドウ・フレームの水平軸および垂直軸に沿った距離で
与えることができる。
【0025】ウィンドウ・グラフィカル・オブジェクト
・ハンドルはウィンドウの機能またはオブジェクトを示
す所定の識別子を含む。たとえば、GUI30は、マウ
ス・ボタンのクリックにより選択され、起動され得るサ
イズ変更アイコン、ドロップ・ダウン・メニュー・バ
ー、ディスプレイ・ボタン、その他のオブジェクトに対
して標準的な識別番号またはラベルを割り当てる。これ
らの識別ラベルがポインタ状況テーブルにあるグラフィ
カル・オブジェクト・ハンドルを構成する。グラフィカ
ル・オブジェクト・ハンドルを参照すれば、GUIが特
定のディスプレイ機能を正確に識別することができる。
従って、プログラム・ウィンドウ作業領域64にさえ予
め決められた一意的なグラフィカル・オブジェクト・ハ
ンドルが割り当てられている。
【0026】ウィンドウ環境では動かないアプリケーシ
ョンにおいては、ポインタ状況テーブルは、上述のよう
なグラフィカル・オブジェクト・ハンドルは含まない
が、ディスプレイ・スクリーン座標によりポインタの場
所を示すことはできる。また、ポインタ状況テーブル
は、アプリケーション名および文書名を含むアプリケー
ション識別子を含むことができる。
【0027】図5に示したとおり、GUI30により提
供されるウィンドウ環境のためのポインタ状況テーブル
80は、システム10において現在起動しているアプリ
ケーション38のテーブル82により索引をつけられ
る。すなわち、各々のアプリケーションは、それと関連
したポインタのポインタ状況テーブルを有する。図5
は、あるアプリケーションのポインタ状況テーブルを示
す。ネットワークにより通信する複数のユーザを有する
システムにおいては、各々のユーザは、ポインタ状況テ
ーブルを持つ別々のオペレーティング・システム内で仕
事をすることになる。あるいは、図5は、ネットワーク
のためのホスト・コンピュータが稼働中のアプリケーシ
ョンに関連するユーザ・テーブル84を維持できること
を示す。テーブル84の各ユーザはアプリケーションと
関連付けられ、各アプリケーションはポインタ状況テー
ブルと関連付けられる。図5に示したとおり、ポインタ
状況テーブル80の欄の見出しは、ウィンドウ・タイト
ル、グラフィカル・オブジェクト・ハンドル、ポインタ
位置、およびアクション・リストの欄を含む。
【0028】先に述べたとおり、ポインタ状況テーブル
80のウィンドウ・タイトルは、ワープロ・アプリケー
ション・プログラム、ウィンドウ管理プログラムまた
は、デバイス管理プログラムの名前のように特定のアプ
リケーションのタイトルに対応している。そのウィンド
ウ・タイトルは、また、アプリケーション・プログラム
によりアクセスされる特定の文書やデータ構造のタイト
ルを含むこともできる。グラフィカル・オブジェクト・
ハンドルは、たとえば予め決められたワープロ・メニュ
ー・ボタンと関連付けることができる。テーブル80内
のポインタ位置は、アプリケーション・ウィンドウ内に
おける現在のポインタ位置の水平および垂直座標に対応
する。その位置は、ウィンドウ・フレームに対する相対
的な水平および垂直位置で表すのが好ましい。状況テー
ブル内のポインタ位置座標は、ポインタがウィンドウ内
で動くのにつれて変わる。最後に、リストというラベル
のついている欄は、後で述べる固定ポインタの1つの特
徴であるアクション・リストに関係している。
【0029】ポインタ・システムが、たびたびポインタ
状況テーブル80を更新する必要はない。ポインタがデ
ィスプレイ装置22のスクリーンを横切って動かされる
のにつれて、マウス・インターフェース26が、ポイン
タ位置を即座に更新する。従って、ポインタ状況テーブ
ルがそのような情報を具備する必要はない。すなわち、
瞬間的なポインタ位置は、コンピュータ10の別のシス
テムにより決定されるので、ポインタ・システムのポイ
ンタ状況テーブルにより定義したり、保持したりする必
要はない。コンピュータ・ユーザが、制御されるべきポ
インタを変えたり、特定の文書、アプリケーションまた
はウィンドウをクローズしたりする際のみ、ポインタ状
況テーブルを参照し、更新すればよい。
【0030】好適実施例においては、ポインタと関連の
ある、すなわちそのポインタを所有している文書または
アプリケーションがクローズされた時に、そのポインタ
のためのポインタ状況テーブルの項目は、削除される。
たとえば、ウィンドウを使用しないオペレーティング・
システムにおけるポインタのためのポインタ状況テーブ
ルの項目は、そのポインタを所有する文書またはファイ
ルの名前を具備するアプリケーション識別子を含み、ウ
ィンドウを使用するオペレーティング・システムにおい
ては、そのポインタを所有しているウィンドウ、アプリ
ケーションおよび文書の識別子を含む。どちらの場合に
も、所有者のアプリケーションまたはウィンドウがクロ
ーズされると、テーブル内の対応するポインタ項目は削
除される。従って、アプリケーションまたはウィンドウ
がクローズされるのに伴い、ポインタはディスプレイか
ら削除される。
【0031】所有者のアプリケーションまたはウィンド
ウがクローズされる時に、システムがポインタ項目を保
管するようにすることもできる。所有者のアプリケーシ
ョンまたはウィンドウが再度オープンされた際には、シ
ステムは、ポインタ状況テーブル内にそのポインタ項目
を見つけ、対応するポインタを適切な位置に再表示す
る。第三の方法としては、現在の所有者がクローズした
時に、その下にあるいずれかのアプリケーションまたは
ウィンドウにそのポインタの所有権を与えるようにして
もよい。たとえば、ウィンドウを使用しないアプリケー
ションにおいては、複数の文書がオープンされることが
あり、また、ウィンドウを使用する環境においては、複
数のウィンドウがオープンされて、1つずつ積み重ねた
形で表示されることがある。一つの文書またはウィンド
ウがクローズされた時には、その下にある文書またはウ
ィンドウが表示される。第三の方法では、所有者の文書
またはウィンドウがクローズされた時には、その下にあ
って新たに表示された文書またはウィンドウの名前が所
有者名になるようにポインタ状況テーブルのポインタ項
目は更新される。ユーザがシステムを導入する際、また
は本発明に従ってシステムを構成する際に、システム
は、ユーザがこれらの代替案から選択できるようにする
ことができる。
【0032】図6は、プログラム管理機能を実行するシ
ステム管理プログラムを表わし、3つの活動ウィンドウ
66,68,70を含む作業領域64を有するディスプ
レイ・ウィンドウ50が表示されているディスプレイ・
スクリーンを示す。各々のアプリケーション・ウィンド
ウ66,68,70は、それぞれ作業領域88,90,
92を含む。アプリケーション・ウィンドウの作業領域
内には、移動可能ポインタおよび後で述べる固定ポイン
タを含むさまざまなディスプレイ・ポインタが表示され
ている。すべてのポインタに英数字のラベルがつけられ
ている。固定ポインタは、異なるラベル付けを行うこと
により、移動可能ポインタとは区別される。たとえば、
好適実施例においては、移動可能ポインタは、隣接する
英数字により識別され、固定ポインタはボックス内の英
数字で示される。
【0033】図6において、ディスプレイ・ウィンドウ
50の作業領域64は、省略時のGUIポインタ71を
含み、それはラベルがつけられていない。作業領域64
内には、「a」という文字で識別される移動可能ポイン
タ72も含まれる。第一のアプリケーション・ウィンド
ウ66の作業領域88内に含まれているのは、隣接する
文字「b」で識別される移動可能ポインタ74および固
定ポインタ・シンボルを構成するボックス内の文字
「e」で示される固定ポインタ94である。固定ポイン
タ94は、ウィンドウ・サイズ変更アイコン96の上に
一部重なっている。作業領域64内にある第二のアプリ
ケーション・ウィンドウ68は、隣接する文字「c」で
識別される移動可能ポインタ76および「File」の
ドロップダウン・メニュー・ボックスの上に一部重なっ
ていて、ボックス内の文字「f」で示される固定ポイン
タ98を含む。第三のアプリケーション・ウィンドウ7
0は、隣接する文字「d」で識別される移動可能ポイン
タ78のみを含む。
【0034】固定ポインタを表示するのにさまざまな異
なる案を使うことができる。その幾つかの例を図7に示
す。たとえば、第一の代替案は、丸で囲まれた点からな
るシンボルおよびそれに隣接する識別文字を使用する。
第二の代替案は、異なる識別文字、すなわち大文字を伴
うポインタを使用する。固定ポインタが容易に移動可能
ポインタと区別できる限り、多くの他の異なるシンボル
を使うことができる。
【0035】先に述べたとおり、固定ポインタは、一つ
または一連のユーザ・アクションと関連付けることがで
きる。ユーザ・アクションとは、たとえば、ディスプレ
イ・マウス・ボタンまたは類似のキーボード・ボタンを
押したり、クリックしたりすることを含む。周知のとお
り、さまざまなアイコンおよびグラフィカル・オブジェ
クトのところでディスプレイ・マウスをクリックするこ
とにより、アプリケーション・ウィンドウのサイズを変
えたり、プログラムを起動したり、その他さまざまなシ
ステム・タスクを実行したりすることができる。本発明
によるGUI30は、ユーザが望むユーザ・アクション
と対応する固定ポインタとを関連付けることができなけ
ればならないし、ユーザが要求した時には、関連付けら
れたユーザ・アクションを呼び出すことができなければ
ならない。好適実施例においては、これらの機能は、前
述のポインタ状況テーブル80により提供される。
【0036】図8は、固定ポインタのアクション・リス
ト100を示す。先に述べたとおり、アクション・リス
トは、ポインタ状況テーブル80より参照される。ポイ
ンタ状況テーブル内の「リスト」の欄にデータがない場
合には、そのポインタは単に移動可能ポインタであり、
どのユーザ・アクションとも関連付けられない。しか
し、ポインタ状況テーブルの「リスト」の欄が、ラベル
・アドレスのようなデータを含む場合には、そのポイン
タは固定ポインタであり、テーブル・データは、対応す
るポインタと関連付けられている一つまたはそれ以上の
ユーザ・アクションを含むアクション・リストを参照す
る。
【0037】図8に示されているとおり、固定ポインタ
のためのアクション・リストは、固定ポインタ・ラベ
ル、グラフィカル・オブジェクト・ハンドル、ユーザ・
アクション、次のアクションの欄を含む。ポインタの位
置は、ポインタ状況テーブルにより指定され、ユーザ・
アクションは、取るべきアクションを指定する。たとえ
ば、ユーザ・アクションの欄のデータは,所望のアクシ
ョンのためにキーボード・バッファまたはディスプレイ
・マウス・バッファに記憶されたデータに対応する。次
のアクションの欄は、ユーザが関連付けられた固定ポイ
ンタを選択した時に実行される一連のユーザ・アクショ
ンをユーザがたどれるようにする。テーブルに含まれる
項目は、実行されるべき順になっている。従って、同じ
ラベルを持つ一連の項目は、テーブル内に並べられた順
に実行されることになる。
【0038】ユーザが移動可能および固定の両方の複数
のポインタを定義し、これらのポインタを使用すること
を本発明によるGUIがどのようにして可能にするのか
を説明するテーブル102を図9は含む。実行され得る
さまざまな機能が第一の欄に列挙されており、後で順に
説明する定義、置換を伴う定義、削除などのようなアク
ションを含む。テーブル102の次の欄は、固定ポイン
タと関連付けられた特徴を挙げている。テーブル102
の最後の欄は、移動可能(固定されていない)ポインタ
と関連付けられた特徴を挙げている。固定ポインタおよ
び移動可能ポインタの欄の下の項目は、キーを押す順を
示している。機能を実行するために押されるキーの種類
および順番は単に例示されているだけであって、他のキ
ーも、列挙された機能を実行するために選択され得る。
実行可能な機能も図9に示したものに限らない。キーの
名前は、対応するキーが押され、次いで開放されるべき
であることを示す。そうすれば、第一の欄に挙げられた
機能がGUI30により実行される。
【0039】たとえば、固定ポインタを定義するため、
図9のテーブル102の項目は、「Ctrl」キー、ポ
インタ識別キーおよびそれに続くアクションを指定して
いる。このキー・シーケンスは、まず「Ctrl」キー
を押して解放し、次にキーボードの英数字キーから選ば
れたポインタ識別キーを押して解放し、最後にキースト
ローク・アクションが続くことを示す。最後のキースト
ローク・アクションは、単一キーおよび複数キー・アク
ション・シーケンス(たとえば「Alt」キーおよびそ
れに続く「F1」キー、「Ctrl」キーおよびそれに
続く「c」キーなど)またはマウス・ボタンのシングル
・クリック、「Enter」キーの押下げなどである。
同様に、移動可能(固定されていない)ポインタは、左
シフト・キーを最初に押して、それからそれを開放し、
次に英数字キーを押して、開放することにより定義され
る。どちらの場合でも、GUI30により、定義済み固
定または移動可能ポインタが省略時ポインタの場所に重
なって現れるようになる。固定ポインタの場合には、省
略時ポインタは固定ポインタの所から移動させることが
できる。そして固定ポインタはあとに残る。移動可能ポ
インタの場合には、制御が省略時ポインタから定義済み
の移動可能ポインタに渡され、それによりマウスで移動
可能ポインタを制御できるようになる。
【0040】場合によっては、固定または移動可能ポイ
ンタを定義し、同じ識別ラベルに関連する事前に定義さ
れたポインタと置き換えることが望ましいことがある。
この機能は、置換機能を伴う定義として言及されてお
り、図9のテーブル102の2行目にある。テーブルに
示されているように、固定ポインタおよび移動可能ポイ
ンタのためのシーケンスは、途中で「Insert」キ
ーを押すことを除けば、ポインタを定義するシーケンス
と同じである。テーブルに挙げられている削除機能は、
ユーザにより事前に定義されたポインタとキーの結合関
係を解消する。テーブルに挙げられている切り替え機能
は、マウスによって制御されるポインタを、現在のポイ
ンタから切り替えキー・シーケンスで指定されるポイン
タに替える。たとえば、ユーザが現在省略時ポインタを
制御していて、文字「c」で識別される移動可能ポイン
タの制御を始めたいと思えば、ユーザは左「Shif
t」キー、そして「c」キーを押す。
【0041】移動可能ポインタ固有の機能として、事前
に定義されている移動可能ポインタとは関連のないポイ
ンタ識別文字を指定することにより、定義されていない
移動可能ポインタを選択しようとすると、その結果、G
UI30が選択された文字を有する移動可能ポインタを
作成する。すなわち、移動可能ポインタは省略時解釈に
より定義され、ユーザが移そうとしていたラベルを与え
られる。このように、ユーザが識別文字を指定すること
により移動可能ポインタに切り替えようとする場合に
は、GUIは指定された英数字キーに対応する項目をポ
インタ状況テーブル80から捜す。そして、GUIがそ
のような項目を見つけだせない際には、そのキーと結合
する移動可能ポインタを作成する。このように、ユーザ
は事前に定義されていないポインタ・ラベルを単に指定
することにより、移動可能ポインタを定義することがで
きる。定義機能と同じく、新しい移動可能ポインタは、
現活動ポインタの隣に位置づけられる。定義されていな
いラベルで固定ポインタを選択するユーザにとっては、
省略時定義機能はない。この機能が固定ポインタには提
供されないのは、省略時ユーザ・アクションをユーザ固
定ポインタと関連付けることは概して望ましくないから
である。従って、固定ポインタの定義は慎重に行う必要
がある。
【0042】図9のテーブル102に挙げられている追
加機能は、固定ポインタと関連付けられる。追加機能
は、固定ポインタのアクション・リストにアクションを
追加するために使用される。この機能が提供されるの
は、アクション・リストと関連のあるアクションが単一
のキー押下げを含むからである。複数のキー押下げを固
定ポインタと関連付けるのが望ましい場合がある。たと
えば、マウス・ボタンのダブル・クリックを可能にする
ことが望まれるかもしれない。追加機能は、ユーザが固
定ポインタのアクション・リストにキー押下げを追加す
ることを認める。固定ポインタ定義シーケンスの間、ユ
ーザはただ「Ctrl」キーを押し、そして開放し、次
に英数字識別キーが続き、最後に望んだアクションが続
く。このようにして、望んだアクションを実行すること
が必要な間はずっと、ユーザは一連のアクションを定義
することができる。実行機能は、ユーザが関連付けられ
た固定ポインタ・アクション・リストをGUI30に実
行させることを可能にする。テーブルの項目に示したと
おり、固定ポインタは、右「Shift」キーを押して
開放し、次いで英数字のポインタ識別キーを押して解放
することにより実行される。
【0043】テーブル102にある全削除機能は、ユー
ザがシステムに直ちに、GUI30およびポインタ・シ
ステムの現在の呼び出し中に定義されたすべての固定お
よび移動可能ポインタとキーのつながりを削除させるこ
とを可能にする。好適実施例においては、アプリケーシ
ョンがクローズした時に、ポインタとキーのつながりを
自動的に保管するか、または削除するかをユーザが選択
することができる。ユーザがポインタの自動保管を選択
した場合には、ポインタはユーザが削除するまで保管さ
れる。すなわち、ユーザがGUIを終了したり、オペレ
ーティング・システムをリブートする時にさえポインタ
は保管される。ポインタとキーのつながりをユーザのロ
グイン識別コードと関連付けることにより、GUIはポ
インタとキーのつながりを再呼び出しすることができ
る。この機能をネットワーク・システムに組み込んでお
くと、ネットワークのどのコンピュータの場所でも再呼
び出しできる別々のポインタとキーのつながりを複数の
ユーザに持たせることができる。
【0044】テーブル102の複数状況選択機能は、第
二アプリケーションが現在GUI30においてアクティ
ブであるならば、GUI30が第一アプリケーションの
ポインタから第二アプリケーションのポインタへの切り
替えを許可することを示す。すなわち、第一アプリケー
ションのポインタを制御中のユーザが、左シフト・キー
を押し、次いで別のアプリケーションにおける移動可能
ポインタを識別する英数字キーを押せば、GUIは活動
ウィンドウを第二アプリケーションにシフトさせ、識別
された移動可能ポインタに制御が移る。GUIポインタ
の機能のより深い理解は、特定のアプリケーションの実
施例から得られる。
【0045】たとえば、ほとんどのGUIプログラムに
おいて、プログラム・アイコンの上にポインタを位置づ
けて、キーボードの「Enter」キーを押すか、また
は、左のマウス・ボタンを2回クリックすると、そのア
イコンと関連付けられているプログラムが起動される。
プログラムを起動するために固定ポインタを定義したけ
れば、省略時ポインタをプログラム・アイコン上に位置
づけて、GUI30の定義機能を開始するために「Ct
rl」キーを押し、次いでポインタを識別する英数字キ
ーを押し、最後にキーボードの「Enter」キーを押
せばよい。このキー・シーケンスは、「Enter」キ
ーの押下げに対応するデータをテーブル102のアクシ
ョン欄に配置する。ユーザがアクションの実行を望む場
合には、ユーザはただキーボードの右シフト・キーを押
し、それを開放し、そしてそれから識別する英数字キー
を押せばよい。GUI30は自動的に固定ポインタの位
置を含むアクション情報を検索し、それにより関連付け
られたプログラムを起動させる。
【0046】あるいは、ユーザは、プログラム・アイコ
ンの上にポインタを位置づけた後にマウス・ボタンを二
度押すことにより、プログラムを起動させることができ
る。そのためには、定義段階の間、マウス・ボタンを一
度押し、その後、キーボードの「Ctrl」キーを押す
追加コマンドが続き、識別英数字キーを押して、その後
マウス・ボタンをもう一度押すことが必要である。この
キー・ストローク・シーケンスは、マウス・ボタンの二
度押しすなわちダブル・クリックに対応したデータをア
クション・テーブルにセットする。このように、ユーザ
が固定ポインタを再び呼び出すか、または選択した場合
には、適切なデータがアクション・リストから検索さ
れ、実行される。これにより、ユーザは、固定ポインタ
を使用して所望のアプリケーション・プログラムを起動
することができる。
【0047】図10ないし13のディスプレイ・ウィン
ドウの表示を参照することにより、移動可能ポインタお
よび固定ポインタをより理解することができる。図10
および11は、移動可能ポインタの「切り替え」機能と
関連がある。図10は、作業領域64を有するプログラ
ム・ウィンドゥを示したもので、その中には第一アプリ
ケーション・ウィンドウ66があり、図6に示されてい
た第二および第三アプリケーション・ウィンドウは、ア
イコン104および106の大きさまで縮小されてい
る。図11は、事前に定義されたポインタが活動ポイン
タになるようにいかにしてGUIがオペレーションを切
り替えるのかを示す。
【0048】図10においては、プログラム作業領域6
4内の省略時ポインタ71および移動可能ポインタ72
のうちのどちらか1つ、または、第一アプリケーション
作業領域88内のラベル「b」の移動可能ポインタ74
が活動ポインタとして指定され得る。そして、活動ポイ
ンタは、ユーザがディスプレイ・マウス24(図1参
照)動かしたときにディスプレイ22のスクリーン上を
移動する。GUI30の切り替え機能を使用して、第三
アプリケーション・ウィンドウ70(図6参照)の作業
領域92内にあるラベル「d」の移動可能ポインタ78
をユーザが指定する。第三アプリケーション・ウィンド
ウは活動状態なので、図10ではアイコン106の大き
さまで縮小されていたが、ユーザが移動可能ポインタ
「d」に切り替えると、GUIはポインタ状況テーブル
80内のポインタ「d」の定義(その位置も含む)を見
つけ、第三アプリケーション・ウィンドウをそのフルサ
イズ70まで拡大し、活動ポインタ(ユーザに制御され
ているポインタ)をラベル「d」のポインタ78にす
る。ディスプレイ22は図11に描かれているようにな
る。
【0049】図12および13は、固定ポインタの処理
を示す。図12は、図6で示されていた第一、第二、第
三アプリケーション・ウィンドウ66,68,70が、
それぞれアイコン108,104,106の大きさまで
縮小されているプログラム・ウィンドウ50の表示であ
る。図6に示したとおり、第一アプリケーション・ウィ
ンドウ66は、ウィンドウのサイズ変更アイコン96上
にラベル「e」の固定ポインタ94を含む。図13は、
ユーザが図12の表示から固定ポインタ「e」を実行し
た結果を示す。図6の固定ポインタ「e」は、2度のボ
タン・クリックまたはキーボードの「Enter」の押
下げに対応したユーザ・アクションを有する。当業者に
は周知のとおり、固定ポインタ94は、第一アプリケー
ション・ウィンドウのサイズ変更アイコンの上にあるの
で、そのアクションにより、アプリケーションのディス
プレイ・ウィンドウが拡大される。特に、ユーザが固定
ポインタ「e」を指定した時には、GUI30はポイン
タ状況テーブル80内のそのポインタを見つけ、アクシ
ョン・リスト100を見つけだし、指定されたアクショ
ンを実行する。このように、第一アプリケーション・ウ
ィンドウ66は図13に描かれている大きさまで拡大さ
れる。従って、図13は、図12に示されたディスプレ
イからユーザが固定ポインタ「e」を選択した後の拡大
されたアプリケーション・ウィンドウを示す。
【0050】先に述べた好適実施例は、ウィンドウ処理
環境に関して示されている。しかし、本発明によれば、
ウィンドウを使用しない処理環境の状況においても複数
のポインタを提供できる。ポインタの基本的なオペレー
ションは同じだが、細部が少し異なる。たとえば、ポイ
ンタ状況テーブルは、先に述べたようなウィンドウ識別
情報は含まない。ウィンドウを使用しない処理環境にお
けるその他の相違点については、当業者であれば容易に
理解できるであろうから、その詳細な説明は省略する。
【0051】図14は、図1に示したシステムによるキ
ーボード入力の処理を示すフロー・ダイアグラムであ
る。ボックス202でシステムがシステム・フック入力
からキーボード・アクションを受け取ると、処理が始ま
る。システム・フック入力はGUIにより使用され、要
求元のプロセスまたはアプリケーションへユーザのキー
・ストロークまたはマウス入力の動きを提供し、さらに
次の要求元プロセスまたはアプリケーションへ入力を渡
す。ボックス202で獲得されたユーザ入力の処理は、
ボックス204から始まる。ボックス204では、その
入力が固定ポインタの定義アクションなのか、または追
加アクションなのかを決定する(図9およびその説明参
照)。
【0052】ユーザ・キーボード・アクションが固定ポ
インタの定義、置換を伴う定義、または追加であって、
ボックス204で肯定的な結果になると、処理はボック
ス206へ進む。ボックス206で、置換および定義機
能が存在すれば、システムは、固定ポインタに対応する
ポインタ状況テーブル項目を削除する。キーストローク
であろうとマウス・クリックであろうとシステムは、次
のアクションを取り込む。最後に、システムはアクショ
ンおよびポインタ状況をポインタ状況テーブルに記憶ま
たは追加する。処理はそれからボックス208へ進み、
そこでは、システムはキーボード入力キュー(システム
・フック入力)からユーザ入力を除去する。すなわち、
ユーザのキーボード・ポインタ制御入力自体が除去さ
れ、従ってそれがシステム・フック入力を要求する他の
プロセスまたはアプリケーションにより処理されること
はない。従って、実行機能の場合には、スタック・デー
タだけが入力キューに残る。処理はそれからボックス2
10に進み、そこではシステムは、システム・フック入
力を要求している次のプロセスにキーボード入力を渡
す。
【0053】ボックス204に戻って、入力が固定ポイ
ンタの定義、置換を伴う定義、または追加アクションで
ないならば、処理はボックス212に進み、入力が移動
可能ポインタを定義するアクションであるかどうかをチ
ェックする。入力が移動可能ポインタの定義アクション
である時には、処理はボックス214に進む。ボックス
214で、システムは、置換および定義機能が存在する
かどうかを決定し、もし、存在するならば、活動ポイン
タを再定義するためにシステム省略時ポインタを切り替
えた後にポインタ状況テーブルの項目を削除する。次
に、システムは、ポインタ状況テーブルに現在のポイン
タ状況を記憶し、切り替え機能に記載されているように
新しいポインタに切り替える。先に述べたとおり、さら
にシステム・フック入力処理のために、処理はボックス
208へ進む。
【0054】キーボード入力が固定ポインタの定義また
は追加機能ではなく、移動可能ポインタの定義機能でも
ない時には、ボックス216で入力が削除アクションの
ためのものかどうかシステムがチェックする。入力が削
除アクションのためのものであり、削除アクションが現
在の移動可能ポインタ上にあるならば、ボックス218
でシステムはシステム省略時ポインタに切り替える。そ
れからシステムはポインタ状況テーブルからポインタ構
造を削除する。前と同じく、ユーザ入力処理はボックス
208へ進む。
【0055】ボックス216で削除アクションかどうか
の答えがNOならば、ボックス220で、キーボード入
力が全削除アクションのためのものかどうかシステムが
チェックする。キーボード入力が全削除アクションのた
めのものである時には、ボックス222でシステムは、
システム省略時ポインタに切り替え、全ての移動可能ポ
インタ構造を削除する。処理は、ボックス208へ進
む。
【0056】全削除アクションでなければ、次にボック
ス224で、キーボード入力が実行アクションのための
ものかどうかシステムがチェックして、もしそうである
ならば、ボックス226で、従来のGUIキーボード/
マウス割り込み処理に従って、システムは、記憶された
アクションを変換処理に備えてキーボード/マウス・バ
ッファにスタックする。システム処理は、先に述べたと
おり、ボックス208へ進む。
【0057】チェックされる最後の複数ポインタ関連機
能は、条件ボックス228に示されているように、キー
ボード入力が切り替えアクションのためのものかどうか
である。ポインタ制御入力が受け取られず、ボックス2
28の結果がNOであるならば、システム・フック入力
の処理はボックス210に進む。システム・フック入力
が切り替えアクションのためのものであるならば、処理
はボックス230に進み、そこでシステムはまず現在の
ディスプレイ・ポインタの位置および状況の情報を更新
し、先に述べた活動ポインタの特徴的性質を除去し(た
とえばポインタの強調表示をやめたり、ポインタの大き
さを他の活動状態でないポインタと同じになるように縮
小したりする)、それから新しい活動ポインタに強調表
示などの特徴的性質を与える。システムはそれから関連
のあるアプリケーションのウィンドウをディスプレイ・
スクリーンの一番前に持って来る。この状態は一般的
に、GUIが関連のあるアプリケーションにフォーカス
を当てる、という表現で表される。処理は先に述べたと
おり、ボックス208に進む。
【0058】図1に示し、先に述べたコンピュータ・シ
ステムは、単一指示装置で複数のディスプレイ・ポイン
タを定義し、制御するのに便利な手段を提供する。複数
の指示装置で複数のポインタを制御するのにも有利であ
る。図15は、図1に示したシステムと共通するいくつ
かの構成要素を有するコンピュータ・システム302を
示す。共通の構成要素は、図1と共通の参照数字を有す
る。たとえば、図15のシステムは、図1のシステムと
共通のディスプレイ・ポインタ制御装置としてマウス2
4を有するが、その他に第二のディスプレイ・ポインタ
制御装置304および関連のある第二のデバイス・ドラ
イバ306も具備する。このように、システム302
は、ユーザが第一のポインタ制御装置24または第二の
ポインタ制御装置304と関連のある複数のポインタを
定義したり、その2つのポインタ制御装置間でポインタ
を共有したりすることを可能にする。
【0059】言うまでもないが、図15のシステム30
2のためのポインタ状況テーブルは、単一指示装置シス
テムのための先に述べたポインタ状況テーブル80と比
較して追加の情報を含む。たとえば、システム302の
複数ポインタ状況テーブルは、ポインタを所有した各々
のポインタ制御装置を指定する情報を含む。このよう
に、特定のポインタを所有すると確認されたポインタ制
御装置のみがそのポインタを動かすために使用され得
る。上述のように、もし望むなら、2つ以上のポインタ
制御装置が特定のポインタを所有するようにできる。
【0060】以上、本発明をその好適実施例により説明
してきたが、ここで説明した以外に本発明が適用できる
多くのコンピュータ・ディスプレイ・ポインタ・システ
ム構成がある。本発明はここで説明した特定の実施例に
限定されるのではなく、ポインタ・システムに関して一
般的に幅広い適応性を有している。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、複数のポインタを定義
し、各アプリケーションと関連付けて使用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたコンピュータ・シス
テムのブロック図。
【図2】図1に示されたシステムのGUIおよび他の構
成要素を示すブロック図。
【図3】図1に示されたシステムの複数のポインタを示
すディスプレイ表示。
【図4】図1に示されたシステムの複数のポインタを示
すディスプレイ表示。
【図5】図1に示されたコンピュータ・システムにおけ
るデータ構造。
【図6】図1に示されたシステムの移動可能および固定
ポインタを示すディスプレイ表示。
【図7】図1に示されたシステムの移動可能および固定
ポインタを示すディスプレイ表示。
【図8】図1に示されたコンピュータ・システムで使用
されるデータ構造。
【図9】図2に示されたGUIにより実行され得るアク
ションを示すテーブル。
【図10】図1に示されたシステムの移動可能ポインタ
の実現を示すディスプレイ表示。
【図11】図1に示されたシステムの移動可能ポインタ
の実現を示すディスプレイ表示。
【図12】図1に示されたシステムにおける固定ポイン
タの実現を示すディスプレイ表示。
【図13】図1に示されたシステムの固定ポインタの実
現を示すディスプレイ表示。
【図14】図1に示されたシステムの処理を示す流れ
図。
【図15】複数の指示装置をサポートする本発明の代替
例に従って構成されたコンピュータ・システムのブロッ
ク図。
【符号の説明】
10 コンピュータ・システム 54 タイトル
・バー 12 ホスト・プロセッサ 56 タイトル 14 ランダム・アクセス・メモリ 58 メニュー
・アイコン 16 データ・ストレージ 60 ウィンド
ウ・サイズ変更アイコン 18 キーボード 62 メニュー
・バー 20 キーボード・インターフェース 64 作業領域 22 ディスプレイ装置 71 活動ポイ
ンタ 24 ディスプレイ・マウス装置 72 移動可能
ポインタa 26 マウス・インターフェース 74 移動可能
ポインタb 30 GUI 76 移動可能
ポインタc 32 キーボード・バッファ 78 移動可能
ポインタd 34 マウス・バッファ 80 ポインタ
状況テーブル 36 ディスプレイ・ドライバ 82 テーブル 38 アプリケーション・プログラム 84 ユーザ・
テーブル 40 ポインタ制御インターフェース 94 固定ポイ
ンタ 42 ポインタ状況テーブル 96 ウィンド
ウ・サイズ変更アイコン 50 ディスプレイ・ウィンドウ 98 固定ポイ
ンタ 52 ウィンドウ・フレーム 100 アクシ
ョン・リスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダニエル・アレクサンダー・フォード アメリカ合衆国95123カリフォルニア州サ ンノゼ レイクタホ コート905 (72)発明者 エドウィン・ジョセフ・セルカー アメリカ合衆国94306カリフォルニア州パ ロアルト マタデロ・アベニュー738

Claims (80)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホスト・プロセッサと、複数のキーを有す
    るキーボードと、ディスプレイ装置と、アプリケーショ
    ンの表示された特定の機能を実行するためにディスプレ
    イ・ポインタが該特定の機能の上に位置付けられたとき
    に付勢される少なくとも1つのポインタ制御装置とを具
    備するコンピュータ・システムにおいて、複数のディス
    プレイ・ポインタを提供する方法であって、 上記ディスプレイ装置を用いて、ユーザにより全て制御
    され得る複数のディスプレイ・ポインタを定義すること
    をユーザに許可するステップと、 定義された複数のディスプレイ・ポインタの中から活動
    ディスプレイ・ポインタを選択して、上記ポインタ制御
    装置の移動により該活動ディスプレイ・ポインタを動か
    すことをユーザに許可するステップとを含むことを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】さらに、複数ポインタをサポートするウィ
    ンドウ処理環境を提供するステップを含むことを特徴と
    する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】現在のアプリケーション・タイトルおよび
    ポインタのためのアプリケーション内でのポインタ位置
    を含むポインタ状況を、各々の定義済みディスプレイ・
    ポインタと関連付けるステップを含むことを特徴とする
    請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】1つまたはそれ以上のポインタが事前に定
    義されている文書にユーザが戻った時に、定義済みディ
    スプレイ・ポインタのポインタ状況の再呼び出しを可能
    にするステップをさらに含むことを特徴とする請求項3
    記載の方法。
  5. 【請求項5】定義済みディスプレイ・ポインタをポイン
    タ状況と関連付けるステップが、 アプリケーション・タイトルおよび定義済みポインタが
    存在するポインタ位置を決定するステップと、 複数のポインタ識別文字のうちの1つに従って、タイト
    ルとポインタ位置をポインタ状況テーブルに記憶するス
    テップとを含むことを特徴とする請求項3記載の方法。
  6. 【請求項6】ユーザがアプリケーションをオープンした
    りクローズしたりする時に、複数のポインタのうちの少
    なくとも1つをその各々の位置に残る固定ポインタとし
    て定義することをユーザに許可するステップと、 各々の定義済み固定ポインタをポインタ状況に加えて、
    1つまたはそれ以上のユーザ・アクションと関連付ける
    ステップと、 関連付けられたユーザ・アクションが実行されるように
    定義済み固定ポインタを選択することをユーザに許可す
    るステップをさらに含むことを特徴とする請求項3記載
    の方法。
  7. 【請求項7】関連付けるステップが、ユーザ・アクショ
    ンを示すグラフィカル・ユーザ・インターフェースのシ
    ンボル上にポインタを固定することを含むことを特徴と
    する請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】ユーザ・アクションがディスプレイ・ポイ
    ンタのボタン操作を含むことを特徴とする請求項7記載
    の方法。
  9. 【請求項9】固定ポインタを定義することをユーザに許
    可するステップが、 固定ポインタをキーボードの単一英数字で識別するステ
    ップと、 ディスプレイ・スクリーン上で関連のある固定ポインタ
    の近くに上記英数字を表示するステップとを含むことを
    特徴とする請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】1つまたはそれ以上の固定ポインタが事
    前に定義されているアプリケーションにユーザが戻った
    時に、識別英数字が再び表示されることを特徴とする請
    求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】定義済みポインタとポインタ状況テーブ
    ルを関連付けるステップが、 アプリケーションまたは文書のタイトルおよび該定義済
    みポインタが存在するポインタ位置を決定するステップ
    と、 定義済みポインタの識別英数字によりアドレスされるポ
    インタ状況テーブルにタイトルおよび定義済みポインタ
    のポインタ位置を記憶し、ポインタが固定ポインタであ
    る場合には1つまたはそれ以上のユーザ・アクションも
    記憶するステップとを含むことを特徴とする請求項10
    記載の方法。
  12. 【請求項12】ポインタ識別英数字を指定することによ
    り現在のポインタ状況から異なるポインタ状況へ切り替
    えることをユーザに許可するステップと、 指定した識別英数字が固定ポインタと関連があるかどう
    かを決定するステップと、 識別英数字が固定ポインタと関連があるならばユーザ・
    アクションを実行するステップとをさらに含むことを特
    徴とする請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】上記英数字が固定ポインタと関連がある
    かどうかを決定するステップが、上記英数字と関連付け
    られたポインタ状況テーブルをチェックして、ユーザ・
    アクションを示す項目を含むかどうか決定するステップ
    を含むことを特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】複数のディスプレイ・ポインタを定義す
    ることをユーザに許可するステップが、異なるしるしで
    複数のポインタを識別するステップをさらに含むことを
    特徴とする請求項1記載の方法。
  15. 【請求項15】複数のディスプレイ・ポインタを定義す
    ることをユーザに許可するステップが、 ポインタをキーボードの単一英数字で識別するステップ
    と、 ディスプレイ・スクリーン上で関連のあるポインタの近
    くに上記英数字を表示するステップとをさらに含むこと
    を特徴とする請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】1つまたはそれ以上のポインタが事前に
    定義されているアプリケーションにユーザが戻った時
    に、識別英数字が再び表示されることを特徴とする請求
    項15記載の方法。
  17. 【請求項17】現在のアプリケーション・タイトルおよ
    びアプリケーション内でのポインタ位置を含むポインタ
    状況を各々の定義済みディスプレイ・ポインタと関連付
    けるステップをさらに含むことを特徴とする請求項16
    記載の方法。
  18. 【請求項18】定義済みディスプレイ・ポインタとポイ
    ンタ状況を関連付けるステップが、アプリケーション・
    タイトルおよび、定義済みポインタが存在するポインタ
    位置を決定するステップと、 定義済みポインタの識別英数字によりアドレスされるポ
    インタ状況テーブルに、アプリケーション・タイトルお
    よび、ポインタ位置を記憶するステップを含むことを特
    徴とする請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】現在のポインタ状況のポインタ位置から
    ポインタ識別英数字により指定される異なるポインタ状
    況のポインタ位置に切り替えるステップをさらに含むこ
    とを特徴とする請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】異なるポインタ状況に切り替えるステッ
    プが、 指定されたポインタ識別英数字がポインタ状況テーブル
    内に対応する項目を有するかどうか決定するステップ
    と、 該識別英数字に対応するテーブル項目があるならば、現
    在の活動ポインタから該テーブル項目により指定される
    ポインタに変更するステップと、 テーブル項目がなければ、現在のポインタ位置に対応す
    る、ポインタ識別英数字のためのテーブル項目を作成す
    るステップを含むことを特徴とする請求項19記載の方
    法。
  21. 【請求項21】ホスト・プロセッサと、複数のキーを有
    するキーボードと、ディスプレイ装置と、活動ウィンド
    ウ中の表示された特定の機能を実行するためにディスプ
    レイ・ポインタが該特定の機能の上に位置付けられたと
    きに付勢されるポインタ・ボタンを有する少なくとも1
    つのポインタ制御アクチュエータを具備するコンピュー
    タ・システムにおいてウィンドウ処理環境を提供するグ
    ラフィカル・ユーザ・インターフェースに複数の固定デ
    ィスプレイ・ポインタを提供する方法であって、ユーザ
    がアプリケーション・ウィンドウをオープンしたりクロ
    ーズしたりする時に、その各々のウィンドウ位置に固定
    される少なくとも1つの固定ポインタを定義することを
    コンピュータ・システム・ユーザに許可するステップ
    と、 1つまたはそれ以上のユーザ・アクションを各々の固定
    ポインタと関連付けるステップと、 ホスト・プロセッサが関連付けられたユーザ・アクショ
    ンを実行するようにユーザが固定ポインタを選択するこ
    とを許可するステップを含むことを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】ウィンドウ・タイトルおよびウィンドウ
    内でのポインタ位置を含むポインタ状況と、各々の固定
    ポインタを関連付けるステップをさらに含むことを特徴
    とする請求項21記載の方法。
  23. 【請求項23】ディスプレイ装置を用いて、ユーザによ
    り全て制御され得る複数のディスプレイ・ポインタをコ
    ンピュータ・システム・ユーザが定義することを許可す
    るステップと、 定義された複数のディスプレイ・ポインタから活動ディ
    スプレイ・ポインタを選択して、上記ポインタ制御アク
    チュエータの移動により該活動ディスプレイ・ポインタ
    を動かすことをユーザに許可するステップをさらに含む
    ことを特徴とする請求項22記載の方法。
  24. 【請求項24】ユーザが1つまたはそれ以上の事前定義
    済み固定ポインタを有するクローズされたウィンドウに
    戻った時に、識別英数字再び表示されることを特徴とす
    る請求項23記載の方法。
  25. 【請求項25】ユーザ・アクションがディスプレイ・ポ
    インタのボタン操作を含むことを特徴とする請求項24
    記載の方法。
  26. 【請求項26】固定ポインタを定義することをユーザに
    許可するステップが、 固定ポインタをキーボードの単一英数字で識別するステ
    ップと、 ディスプレイ・スクリーン上で、関連付けられた固定ポ
    インタの近くに該英数字を表示するステップとを含むこ
    とを特徴とする請求項25記載の方法。
  27. 【請求項27】ユーザが1つまたはそれ以上の事前定義
    済み固定ポインタがあるウィンドゥまたはアプリケーシ
    ョンに戻った時に、識別英数字再び表示されることを特
    徴とする請求項26記載の方法。
  28. 【請求項28】定義済み固定ポインタとポインタ状況を
    関連付けるステップが、 定義済み固定ポインタが存在するウィンドウのウィンド
    ウ・タイトルおよびポインタ位置を決定するステップ
    と、 定義済み固定ポインタの識別英数字によりアドレスされ
    たポインタ状況テーブルに、1つまたはそれ以上のユー
    ザ・アクションとともに、ウィンドウ・タイトルおよび
    定義済みポインタのポインタ位置を記憶するステップと
    を含むことを特徴とする請求項27記載の方法。
  29. 【請求項29】ポインタ識別英数字を指定することによ
    り現在のポインタ状況から異なるポインタ状況へ切り替
    えることをユーザに許可するステップと、 固定ポインタと関連付けられたユーザ・アクションを実
    行するステップを含むことを特徴とする請求項28記載
    の方法。
  30. 【請求項30】現在のアプリケーション・タイトルおよ
    び、関連付けられたポインタのアプリケーションにおけ
    るポインタ位置を含むポインタ状況と、各々の定義済み
    ディスプレイ・ポインタを関連付けるステップをさらに
    含むことを特徴とする請求項23記載の方法。
  31. 【請求項31】ユーザが1つまたはそれ以上の事前定義
    済みポインタのある文書に戻った時に、定義済みディス
    プレイ・ポインタのポインタ状況を再呼び出しすること
    をユーザに許可するステップを含むことを特徴とする請
    求項30記載の方法。
  32. 【請求項32】複数のディスプレイ・ポインタをユーザ
    が定義することを許可するステップが異なるしるしで複
    数のポインタを識別することを含むことを特徴とする請
    求項23記載の方法。
  33. 【請求項33】複数のディスプレイ・ポインタを定義す
    ることをユーザに許可するステップが、 ポインタをキーボードの単一英数字で識別するステップ
    と、 ディスプレイ・スクリーン上で、関連付けられたポイン
    タの近くに該英数字を表示するステップを含むことを特
    徴とする請求項32記載の方法。
  34. 【請求項34】ユーザが1つまたはそれ以上の事前定義
    済みポインタのあるアプリケーションに戻った時に、識
    別英数字が再び表示されることを特徴とする請求項33
    記載の方法。
  35. 【請求項35】現在のアプリケーション・タイトルおよ
    び関連付けられたポインタのアプリケーション内でのポ
    インタ位置を含むポインタ状況と、各々の定義済みディ
    スプレイ・ポインタとを関連付けるステップをさらに含
    むことを特徴とする請求項34記載の方法。
  36. 【請求項36】定義済みディスプレイ・ポインタとポイ
    ンタ状況を関連付けるステップが、アプリケーション・
    タイトルと、定義済みポインタが存在するポインタ位置
    を決定するステップと、定義済みポインタの識別英数字
    によりアドレスされるポインタ状況にアプリケーション
    ・タイトルおよびポインタ位置を記憶させるステップを
    含むことを特徴とする請求項35記載の方法。
  37. 【請求項37】現在のポインタ状況のポインタ位置か
    ら、ポインタ識別英数字により指定される異なるポイン
    タ状況のポインタ位置に切り替えるステップをさらに含
    むことを特徴とする請求項36記載の方法。
  38. 【請求項38】異なるポインタ状況に切り替えるステッ
    プが、 指定されたポインタ識別英数字がポインタ状況テーブル
    内に対応する項目を含むかどうか決定するステップと、 識別英数字に対応するテーブル項目がある場合には、現
    在の活動ポインタをテーブル項目により明示されるポイ
    ンタに変更するステップと、 現在のポインタ位置に対応するテーブル項目がない場合
    には、ポインタ識別英数字のためのテーブル項目を作成
    するステップとを含むことを特徴とする請求項37記載
    の方法。
  39. 【請求項39】定義済みディスプレイ・ポインタをポイ
    ンタ状況と関連付けるステップが、 定義済みポインタが存在するアプリケーション・タイト
    ルおよびポインタ位置を決定するステップと、 複数のポインタ識別文字のうちの1つに従って、ポイン
    タ状況テーブル内にタイトルおよびポインタ位置を記憶
    するステップを含むことを特徴とする請求項23記載の
    方法。
  40. 【請求項40】ホスト・プロセッサと、 複数のキーを有するキーボードと、 ディスプレイ装置と、 ディスプレイ装置上にアプリケーションがオープンされ
    表示されるようにし、表示された文書内を移動可能な1
    つまたはそれ以上のディスプレイ・ポインタをディスプ
    レイ装置に提供し、ディスプレイ・ポインタのうちの1
    つが活動ポインタとして指定され得るようにするオペレ
    ーティング・システムと、 ディスプレイ・ポインタの動きを制御し、ディスプレイ
    ・ポインタが特定の機能のところに移動させられた後に
    付勢され得る制御ボタンを有す少なくとも1つのポイン
    タ制御装置とを具備するコンピュータ・システム。
  41. 【請求項41】ウィンドウ処理環境を提供するグラフィ
    カル・ユーザ・インターフェースをさらに含むことを特
    徴とする請求項40記載のコンピュータ・システム。
  42. 【請求項42】各々が複数のディスプレイ・ポインタを
    制御できる複数のポインタ制御装置をさらに含むことを
    特徴とする請求項40記載のコンピュータ・システム。
  43. 【請求項43】オペレーティング・システムが、特定の
    アプリケーション・タイトルおよびアプリケーション内
    でのポインタ位置を含むポインタ状況と、各々の定義済
    みディスプレイ・ポインタを関連付けることを特徴とす
    る請求項40記載のコンピュータ・システム。
  44. 【請求項44】1つまたはそれ以上の事前定義済みディ
    スプレイ・ポインタが存在する活動アプリケーションに
    ユーザが戻る際に、オペレーティング・システムがポイ
    ンタ状況を再呼び出しすることを特徴とする請求項43
    記載のコンピュータ・システム。
  45. 【請求項45】システムが、ポインタと関連付けられた
    しるしを受け取り、ディスプレイ・スクリーン上で関連
    付けられたポインタの近くに該しるしを表示することを
    特徴とする請求項44記載のコンピュータ・システム。
  46. 【請求項46】上記しるしがキーボードの単一英数字で
    あることを特徴とする請求項45記載のコンピュータ・
    システム。
  47. 【請求項47】オペレーティング・システムが維持する
    ポインタ識別文字によりアドレスされるポインタ状況テ
    ーブルを含み、ポインタが定義される時に、アプリケー
    ション・タイトルおよびポインタ位置を該ポインタ状況
    テーブルに追加することによって、ポインタとポインタ
    状況とを関連付けるようにしたことを特徴とする請求項
    44記載のコンピュータ・システム。
  48. 【請求項48】ユーザがポインタ識別文字を指定したこ
    とに応答して、オペレーティング・システムが現在の活
    動ポインタから指定されたポインタへコンピュータ・シ
    ステムを切り替えることを特徴とする請求項47記載の
    コンピュータ・システム。
  49. 【請求項49】オペレーティング・システムは、ユーザ
    がポインタ識別文字を指定した時、もし該文字に対応す
    るテーブル項目があれば、現在のアプリケーションおよ
    びポインタを該テーブル項目により指定されるアプリケ
    ーションおよびポインタへ変更し、対応するテーブル項
    目がなければ、上記ポインタ識別文字のためのポインタ
    状況項目を作成することを特徴とする請求項48記載の
    コンピュータ・システム。
  50. 【請求項50】定義済みポインタが存在するアプリケー
    ションのアプリケーション・タイトルおよびポインタ位
    置を決定し、該アプリケーション・タイトルおよびポイ
    ンタ位置を複数のポインタ識別文字のうちの1つに従っ
    てポインタ状況テーブルに記憶することにより、オペレ
    ーティング・システムが、定義済みディスプレイ・ポイ
    ンタとポインタ状況とを関連付けることを特徴とする請
    求項49記載のコンピュータ・システム。
  51. 【請求項51】ユーザがアプリケーションをオープンお
    よびクローズする時に、その各々の位置に残る固定ポイ
    ンタとなるように複数のポインタのうちの少なくとも1
    つを定義することをオペレーティング・システムがコン
    ピュータ・システム・ユーザに許可し、ポインタ状況に
    加えて、1つまたはそれ以上のユーザ・アクションと各
    々の定義済み固定ポインタとを関連付け、関連付けられ
    たユーザ・アクションが実行されるように定義済み固定
    ポインタを選択することをユーザに許可することを特徴
    とする請求項44記載のコンピュータ・システム。
  52. 【請求項52】ユーザによる定義済み固定ポインタの選
    択に応答して、システムが上記固定ポインタと関連付け
    られたユーザ・アクションを実行することを特徴とする
    請求項51記載のコンピュータ・システム。
  53. 【請求項53】システムにより実行されるユーザ・アク
    ションがディスプレイ・ポインタのボタン操作を含むこ
    とを特徴とする請求項52記載のコンピュータ・システ
    ム。
  54. 【請求項54】固定ポインタを定義するために、ユーザ
    が選択したキーボードの英数字を受け取り、ディスプレ
    イ・スクリーン上で関連付けられた固定ポインタの近く
    に該英数字を表示することを特徴とする請求項44記載
    のコンピュータ・システム。
  55. 【請求項55】1つまたはそれ以上の事前定義済み固定
    ポインタがある活動アプリケーションにユーザが戻った
    時に、識別英数字再び表示されることを特徴とする請求
    項54記載のコンピュータ・システム。
  56. 【請求項56】アプリケーション・タイトルおよび定義
    済みポインタが存在するポインタ位置を決定し、そのポ
    インタが固定ポインタであるならば、1つまたはそれ以
    上のユーザ・アクションとともに、定義済みポインタの
    識別英数字によりアドレスされるポインタ状況テーブル
    に該タイトルおよび定義済みポインタの位置を記憶させ
    ることにより、システムが定義済みポインタとポインタ
    状況を関連付けることを特徴とする請求項55記載のコ
    ンピュータ・システム。
  57. 【請求項57】ユーザがポインタ識別文字を指定したこ
    とに応答して、指定された識別文字が固定ポインタと関
    連があるかどうか決定し、もし関連があれば、現在のポ
    インタ状況からポインタ識別文字により指定されるポイ
    ンタ状況に切り替え、ユーザ・アクションを実行するこ
    とを特徴とする請求項56記載のコンピュータ・システ
    ム。
  58. 【請求項58】上記識別文字と関連付けられたポインタ
    状況テーブルをチェックして、ユーザ・アクションを示
    す項目を含むかどうかを決定するすることにより、上記
    識別文字が固定ポインタと関連があるかどうかをシステ
    ムが決定することを特徴とする請求項56記載のコンピ
    ュータ・システム。
  59. 【請求項59】ホスト・プロセッサと、複数のキーを有
    するキーボードと、ディスプレイ装置と、アプリケーシ
    ョンがオープンされてディスプレイ装置に表示されるこ
    とを許可するオペレーティング・システムとを具備する
    コンピュータ・システムにおいて使用されるポインタ制
    御システムであって、 表示された文書内をポインタ制御装置によって移動可能
    な1つまたはそれ以上のディスプレイ・ポインタをディ
    スプレイ装置に提供し、ディスプレイ・ポインタのうち
    の1つを活動ポインタにすることを許可するディスプレ
    イ・ドライバ手段と、 特定のアプリケーション・タイトルおよびそのアプリケ
    ーション内でのポインタ位置を含むポインタ状況と各々
    の定義済みディスプレイ・ポインタとを関連付け、1つ
    またはそれ以上の事前定義済みディスプレイ・ポインタ
    がある活動アプリケーションにユーザが戻る際に、該ポ
    インタ状況を再呼び出しするグラフィカル・インターフ
    ェース制御手段とを含むことを特徴とするポインタ制御
    システム。
  60. 【請求項60】ユーザが選択したポインタ識別文字を受
    け取り、ディスプレイ・スクリーン上で関連付けられた
    ポインタの近くに該識別文字を表示することを特徴とす
    る請求項59記載のポインタ制御システム。
  61. 【請求項61】上記ポインタ識別文字によりアドレスさ
    れ、グラフィカル・インターフェース制御手段により維
    持されるポインタ状況テーブルをさらに含み、ポインタ
    が定義される時にアプリケーション・タイトルおよびポ
    インタ位置を該ポインタ状況テーブルに追加することに
    よってポインタとポインタ状況を関連付けることを特徴
    とする請求項59記載のポインタ制御システム。
  62. 【請求項62】ユーザがポインタ識別文字を指定したこ
    とに応答して、グラフィカル・インターフェース制御手
    段が指定されたポインタを活動ポインタにすることを特
    徴とする請求項61記載のポインタ制御システム。
  63. 【請求項63】グラフィカル・インターフェース制御手
    段は、上記識別文字に対応するテーブル項目があれば、
    現在のアプリケーションおよびポインタを該テーブル項
    目により指定されるアプリケーションおよびポインタへ
    変更し、対応するテーブル項目がなければ、上記識別文
    字のためのポインタ状況項目を作成することを特徴とす
    る請求項62記載のポインタ制御システム。
  64. 【請求項64】定義済みポインタが存在するアプリケー
    ション・タイトルおよびアプリケーションのポインタ位
    置を決定し、ポインタ識別文字に従って、アプリケーシ
    ョン・タイトルおよびポインタ位置をポインタ状況テー
    ブルに記憶することにより、グラフィカル・インターフ
    ェース制御手段が、定義済みディスプレイ・ポインタと
    ポインタ状況を関連付けることを特徴とする請求項63
    記載のポインタ制御システム。
  65. 【請求項65】上記グラフィカル・インターフェース制
    御手段は、ユーザがアプリケーションをオープンしたり
    クローズしたりする時に、複数のポインタのうちの少な
    くとも1つをその各々の位置に残る固定ポインタとして
    定義することをユーザに許可し、ポインタ状況に加え
    て、1つまたはそれ以上のユーザ・アクションと各々の
    定義済み固定ポインタとを関連付けることを特徴とする
    請求項59記載のポインタ制御システム。
  66. 【請求項66】ユーザによる定義済み固定ポインタの選
    択に応答して、該固定ポインタと関連付けられたユーザ
    ・アクションを実行することを特徴とする請求項65記
    載のポインタ制御システム。
  67. 【請求項67】システムにより実行されるユーザ・アク
    ションが、ディスプレイ・ポインタのボタン操作を含む
    ことを特徴とする請求項66記載のポインタ制御システ
    ム。
  68. 【請求項68】固定ポインタを定義するためにユーザが
    選択したキーボードの英数字をシステムが受け取り、デ
    ィスプレイ・スクリーン上で、関連付けられた固定ポイ
    ンタの近くに該英数字を表示することを特徴とする請求
    項59記載のポインタ制御システム。
  69. 【請求項69】1つまたはそれ以上の事前定義済み固定
    ポインタがある活動アプリケーションにユーザが戻った
    時に、グラフィカル・インターフェース制御手段が識別
    文字を再び表示することを特徴とする請求項68記載の
    ポインタ制御システム。
  70. 【請求項70】アプリケーション・タイトルおよび定義
    済みポインタが存在するポインタ位置を決定し、そのポ
    インタが固定ポインタであるならば、1つまたはそれ以
    上のユーザ・アクションとともに、定義済みポインタの
    識別英数字によりアドレスされるポインタ状況テーブル
    に該タイトルおよび定義済みポインタの位置を記憶させ
    ることにより、グラフィカル・インターフェース制御手
    段が定義済みポインタとポインタ状況を関連付けること
    を特徴とする請求項69記載のポインタ制御システム。
  71. 【請求項71】ユーザがポインタ識別文字を指定したこ
    とに応答して、グラフィカル・インターフェース制御手
    段が指定された識別文字が固定ポインタと関連があるか
    どうか決定し、現在のポインタ状況からポインタ識別文
    字により指定されるポインタ状況に切り替え、該識別文
    字が固定ポインタと関連付けられているならば、ユーザ
    ・アクションを実行することを特徴とする請求項70記
    載のポインタ制御システム。
  72. 【請求項72】上記識別文字と関連付けられたポインタ
    状況テーブルをチェックして、ユーザ・アクションを示
    す項目を含むかどうかを決定するすることにより、上記
    識別文字が固定ポインタと関連があるかどうかをグラフ
    ィカル・インターフェース制御手段が決定することを特
    徴とする請求項71記載のポインタ制御システム。
  73. 【請求項73】各々が、複数のディスプレイ・ポインタ
    を制御できる複数のポインタ制御装置をさらに含むこと
    を特徴とする請求項59記載のポインタ制御システム。
  74. 【請求項74】ホスト・プロセッサと、複数のキーを有
    するキーボードと、ディスプレイ装置と、アプリケーシ
    ョンの特定の機能を実行するためにディスプレイ・ポイ
    ンタが該特定の機能の上に位置付けられたときに付勢さ
    れ得る少なくとも1つのポインタ制御装置とを具備する
    コンピュータ・システムのための複数のディスプレイ・
    ポインタを提供する方法であって、ユーザがアプリケー
    ションをオープンしたりクローズしたりする時に、その
    各々の位置に残る複数の固定ポインタを定義することを
    コンピュータ・システム・ユーザに許可するステップ
    と、1つまたはそれ以上のユーザ・アクションと各々の
    定義済み固定ポインタを関連付けるステップと、関連付
    けられたユーザ・アクションが実行されるように定義済
    み固定ポインタをユーザが選択することを許可するステ
    ップとを含むことを特徴とする方法。
  75. 【請求項75】ユーザ・アクションが、ディスプレイ・
    ポインタのボタン操作を含むことを特徴とする請求項7
    4記載の方法。
  76. 【請求項76】固定ポインタを定義することをユーザに
    許可するステップが、 固定ポインタをキーボードの単一英数字で識別するステ
    ップと、 ディスプレイ・スクリーン上で、関連付けられた固定ポ
    インタの近くに該英数字を表示するステップとを含むこ
    とを特徴とする請求項74記載の方法。
  77. 【請求項77】1つまたはそれ以上の事前定義済み固定
    ポインタがあるアプリケーションにユーザが戻った時
    に、識別英数字が再び表示されることを特徴とする請求
    項76記載の方法。
  78. 【請求項78】定義済みポインタとポインタ状況を関連
    付けるステップが、 アプリケーションまたは文書のタイトルおよび、該定義
    済みポインタが存在するポインタ位置を決定するステッ
    プと、 1つまたはそれ以上のユーザ・アクションとともに、定
    義済みポインタの識別英数字によりアドレスされるポイ
    ンタ状況テーブルに該タイトルおよび定義済みポインタ
    のポインタ位置を記憶するステップとを含むことを特徴
    とする請求項77記載の方法。
  79. 【請求項79】ポインタ識別英数字を指定することによ
    り、現在のポインタ状況から異なるポインタ状況へ切り
    替えることをユーザに許可するステップと、指定された
    識別英数字が固定ポインタと関連があるかどうか決定す
    るステップと、 該識別英数字が固定ポインタと関連があるならば、ユー
    ザ・アクションを実行するステップとを含むことを特徴
    とする請求項78記載の方法。
  80. 【請求項80】識別英数字が固定ポインタと関連がある
    かどうかを決定するステップが、該英数字と関連付けら
    れたポインタ状況テーブルをチェックして、それがユー
    ザ・アクションを示す項目を含むかどうかを決定するス
    テップを含むことを特徴とする請求項79記載の方法。
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