JPH0729570Y2 - 自動車用白熱電球 - Google Patents

自動車用白熱電球

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JPH0729570Y2
JPH0729570Y2 JP1990005600U JP560090U JPH0729570Y2 JP H0729570 Y2 JPH0729570 Y2 JP H0729570Y2 JP 1990005600 U JP1990005600 U JP 1990005600U JP 560090 U JP560090 U JP 560090U JP H0729570 Y2 JPH0729570 Y2 JP H0729570Y2
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tongue
light bulb
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亨 元生
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Ushio Denki KK
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車のヘッドライトやフォッグランプとし
て用いられる自動車用白熱電球に関する。
〔従来の技術〕
自動車用白熱電球は、一般に白熱電球の扁平なピンチシ
ール部に金属製口金が装着されて構成されるが、金属製
口金として、矩形状のものを用いて保持する構造として
は、次に掲げるものがある。
(1)矩形状金属製口金からの白熱電球の抜けを防止す
るために、ピンチシール部の幅広の両側面に形成した突
起に、矩形状金属製口金に形成した舌片を係合させて、
この舌片によりピンチシール部の幅広の両側面を保持す
る構造。
(2)白熱電球のがたつきを防止するために、矩形状金
属製口金の幅広の側面における白熱電球が挿入される入
口側の4つの隅部にそれぞれ突片を形成して、この突片
により白熱電球のピンチシール部の幅広の両側面から発
光空間膨出部に伸びる傾斜部を挟圧保持する構造。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記(1)の構造では、矩形状金属製口金から
の白熱電球の抜けは防止できるが、ピンチシール部の保
持が不十分であって白熱電球のがたつきが生じやすい問
題がある。
また、上記(2)の構造では、白熱電球のピンチシール
部の幅広の両側面から発光空間膨出部に伸びる傾斜部の
強度が小さいため、4個の突片によって白熱電球のがた
つきを防止するために十分な挟圧力で挟圧すると、当該
傾斜部のガラスに傷がついたり、破損する問題があ
る。。
本考案の目的は、白熱電球のガラス製封体に損傷を与え
ずに白熱電球のがたつきを十分に防止し得る構造の自動
車用白熱電球を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案においては、発光空間
膨出部を有するガラス製封体の一端にピンチシール部が
形成された白熱電球と、この白熱電球のピンチシール部
を覆う矩形状金属製口金とを備えてなり、前記ピンチシ
ール部の幅広の両側面のそれぞれには、中央突起と、こ
の中央突起の両サイドに一対のサイド突起とが形成さ
れ、前記矩形状金属製口金の幅広の両側面のそれぞれに
は、前記中央突起に係合してこれを封体の軸方向におけ
る一方向に押圧する第1の舌片と、前記サイド突起に係
合してこれを封体の軸方向における他方向に押圧する第
2の舌片とが形成され、前記矩形状金属製口金の幅狭の
両側面のそれぞれには、前記ピンチシール部の幅狭の側
面より前記白熱電球の発光空間膨出部に伸びる側部を挟
圧保持する突片が形成され、前記中央突起に対する第1
の舌片の押圧方向と、前記サイド突起に対する前記第2
の舌片の押圧方向が互いに向かい合う方向である構成を
採用する。
〔作用〕
ピンチシール部の幅広の両側面は、中央突起に係合する
第1の舌片に保持されると共に、サイド突起に係合する
第2の舌片により保持される。従って、ピンチシール部
は、その幅広の両側面に交差する方向にがたつくことが
ない。その上、中央突起には、第1の舌片により封体の
軸方向における一方向に押圧力が作用されると共に、サ
イド突起には第2の舌片により封体の軸方向における他
方向に押圧力が作用され、しかも、これらの押圧力は互
いに向かい合う方向に作用するため、白熱電球がその封
体の軸方向においても固定的に挟持されるので、この方
向にもがたつくことがない。
ピンチシール部の幅狭の側面より発光空間膨出部に伸び
る側部は、矩形状金属製口金の幅狭の両側面のそれぞれ
に設けられて白熱電球の挿入方向の後方側に伸びる突片
により挟圧保持される。従って、ピンチシール部は、そ
の幅狭の両側面に交差する方向においてもがたつくこと
がない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について説明する。
本実施例の自動車用白熱電球を第1図から第3図に示
す。
白熱電球10のガラス製封体の一端には扁平なピンチシー
ル部11が形成されている。16はフィラメント、17は発光
空間膨出部である。
ピンチシール部11の幅広の両側面12,12のそれぞれに
は、ほぼ中央の位置に例えば2段の中央突起13,13が形
成され、この中央突起13,13の両サイドに一対のサイド
突起14,14が形成されている。サイド突起14は中央突起1
3よりも封体の一端側(図で下方側)すなわち白熱電球1
0の挿入方向の前方側の位置に設けられている。中央突
起13の係合面は平坦面であって斜め上方に向いている。
またサイド突起14の係合面は平坦面であって斜め下方に
向いている。
矩形状金属製口金30は、白熱電球10のピンチシール部11
を覆う状態に取り付けられている。
この金属製口金30の幅広の両側面のそれぞれには、ピン
チシール部11の例えば下段の中央突起13に係合する第1
の舌片31と、ピンチシール部11の一対のサイド突起14,1
4にそれぞれ係合する第2の舌片32,32とが形成されてい
る。
第1の舌片31および第2の舌片32は、それぞれ矩形状金
属製口金30の幅広の側面の一部を切り欠いた部分を屈曲
して形成され、第1の舌片31は中央突起13の係合面に対
し、これを封体の軸方向における一方向すなわち下方に
押圧するように当接して係合し、第2の舌片32はサイド
突起14の係合面に対し、これを封体の軸方向における他
方向すなわち上方に押圧するように当接して係合してい
る。
金属製口金30の幅狭の両側面のそれぞれには、ピンチシ
ール部11の幅狭の側面15,15より白熱電球10の発光空間
膨出部17に伸びる側部20を挟圧保持する突片33,33が形
成されている。この側部20は、平面部であり、幅広の側
面から伸びる傾斜部よりも寸法のバラツキが少ない。
40は円筒状ソケットであり、金属製口金30に連結されて
いる。41は円筒状ソケットに設けられた位置決め用リン
グ、42は給電端子である。
以上の本実施例の自動車用白熱電球においては、ピンチ
シール部11の幅広の両側面12,12は、その中央部におい
て両面の中央突起13,13にそれぞれ係合する第1の舌片3
1,31により保持され、さらにそのサイドにおいて両面の
一対のサイド突起14,14にそれぞれ係合する第2の舌片3
2,32および32,32により保持され、これによりピンチシ
ール部11の幅広の両側面12,12に交差する方向のがたつ
きが十分に防止される。また、上方に位置する第1の舌
片31が中央突起13を下方に当接して係合し、下方に位置
する第2の舌片32が中央突起13より下方位置にあるサイ
ド突起14を上方に押圧しているので、両者の互いに向か
い合う方向に作用する挟圧力によって、白熱電球10はそ
の軸方向においても固定的に保持されるので、白熱電球
10の抜けも確実に防止することができる。
しかも、ピンチシール部11の幅狭の側面15,15より発光
空間膨出部17に伸びる側部20,20は、矩形状金属製口金3
0の幅狭の両側面のそれぞれに設けられて白熱電球10の
挿入方向の後方側に伸びる突片33,33により挟圧保持さ
れているので、ピンチシール部11の幅狭の両側面15,15
に交差する方向においてもがたつきを十分に防止するこ
とができる。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案によれば、ピンチシ
ール部の幅広の両側面は、その中央部の中央突起におい
て金属製口金の第1の舌片により保持されるうえ、その
サイドのサイド突起において金属製口金の第2の舌片よ
り保持されるので、ピンチシール部の幅広の両側面に交
差する方向のがたつきを防止することができる上、中央
突起には、第1の舌片により封体の軸方向における一方
向に押圧力が作用されると共に、サイド突起には第2の
舌片により封体の軸方向における他方向に押圧力が作用
され、しかもこれらの押圧力は互いに向かい合う方向で
あるため、白熱電球がその封体の軸方向においても固定
的に挟持されるので、この方向におけるがたつきをも防
止することができ、しかもピンチシール部の幅狭の側面
より発光空間膨出部に伸びる側部は、矩形状金属製口金
の幅狭の両側面のそれぞれに設けられて白熱電球の挿入
方向の後方側に伸びる突片により挟圧保持されるので、
ピンチシール部の幅狭の両側面に交差する方向において
もがたつきを防止することができ、その結果白熱電球の
がたつきを十分に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に係る自動車用白熱電球の正面図、第2
図は実施例に係る自動車用白熱電球の側面図、第3図は
実施例に係る自動車用白熱電球の要部を示す断面図であ
る。 10……白熱電球、11……ピンチシール部 12……幅広の両側面、13……中央突起 14……サイド突起、15……幅狭の両側面 16……フィラメント、17……発光空間膨出部 20……傾斜部、30……矩形状金属製口金 31……第1の舌片、32……第2の舌片 33……突片、40……円筒状ソケット 41……位置決め用リング、42……給電端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光空間膨出部を有するガラス製封体の一
    端にピンチシール部が形成された白熱電球と、この白熱
    電球のピンチシール部を覆う矩形状金属製口金とを備え
    てなり、 前記ピンチシール部の幅広の両側面のそれぞれには、中
    央突起と、この中央突起の両サイドに一対のサイド突起
    とが形成され、 前記矩形状金属製口金の幅広の両側面のそれぞれには、
    前記中央突起に係合してこれを封体の軸方向における一
    方向に押圧する第1の舌片と、前記サイド突起に係合し
    てこれを封体の軸方向における他方向に押圧する第2の
    舌片とが形成され、 前記矩形状金属製口金の幅狭の両側面のそれぞれには、
    前記ピンチシール部の幅狭の側面より前記白熱電球の発
    光空間膨出部に伸びる側部を挟圧保持する突片が形成さ
    れ、 前記中央突起に対する第1の舌片の押圧方向と、前記サ
    イド突起に対する前記第2の舌片の押圧方向が互いに向
    かい合う方向であることを特徴とする自動車用白熱電
    球。
JP1990005600U 1990-01-26 1990-01-26 自動車用白熱電球 Expired - Fee Related JPH0729570Y2 (ja)

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JPS61296651A (ja) * 1985-06-25 1986-12-27 東芝ライテック株式会社 口金付小形管球の製造方法
JPH0422538Y2 (ja) * 1985-10-11 1992-05-22
JPH0430771Y2 (ja) * 1987-06-30 1992-07-24

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