JPH07295292A - 2成分現像剤及び製造方法 - Google Patents

2成分現像剤及び製造方法

Info

Publication number
JPH07295292A
JPH07295292A JP6090039A JP9003994A JPH07295292A JP H07295292 A JPH07295292 A JP H07295292A JP 6090039 A JP6090039 A JP 6090039A JP 9003994 A JP9003994 A JP 9003994A JP H07295292 A JPH07295292 A JP H07295292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tsp
toner
component developer
weight
raw material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6090039A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3757424B2 (ja
Inventor
Takeshi Omura
大村  健
Masanori Kouno
誠式 河野
Koji Inoue
浩司 井上
Tomoyasu Umeno
智靖 梅野
Hiroyuki Kozuru
浩之 小鶴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP09003994A priority Critical patent/JP3757424B2/ja
Publication of JPH07295292A publication Critical patent/JPH07295292A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3757424B2 publication Critical patent/JP3757424B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低温定着性、耐ホットオフセット性に優れた
現像剤を提供する。 【構成】 少なくとも結着樹脂,着色剤,離型剤をふく
むトナー原料成分を機械的に混合する工程,溶融混練す
る工程、粉砕する工程、分級する工程を経て製造するト
ナーであってトナーの軟化点TspとメルトインデクスMI
が下記関係にあるトナーと、キャリアを混合してなるこ
とを特徴とする2成分現像剤。 120℃<Tsp<140℃ ただし120℃<Tsp<125℃で −2Tsp+250<MI(mg/10分)<−2Tsp+280 125℃≦Tsp<140℃で 0<MI(mg/10分)<−2Tsp+280

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は静電荷像現像法における
磁性現像剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法など静電荷像現像法
は、モノクロ・カラー複写機、プリンター、簡易印刷等
に画像形成法として最も広く用いられている。
【0003】しかし静電荷像現像法においては、現在で
も盛んに研究開発が行われているいくつかの課題があ
り、その中に熱定着時の問題がある。例えば、特開昭57
-158658号などにおいて定着率と耐ホットオフセット性
の両立が検討されてきたが、未だ充分な効果を挙げるに
至っていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、低温
定着性、耐ホットオフセット性に優れた現像剤を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記構
成のいずれかを採ることによって達成される。
【0006】(1) 少なくとも結着樹脂,着色剤,離
型剤をふくむトナー原料成分を機械的に混合する工程,
溶融混練する工程、粉砕する工程、分級する工程を経て
製造するトナーであってトナーの軟化点Tspとメルトイ
ンデクスMIが下記関係にあるトナーと、キャリアを混合
してなることを特徴とする2成分現像剤。
【0007】120℃<Tsp<140℃ ただし120℃<Tsp<125℃で −2Tsp+250<MI(mg/10分)<−2Tsp+280 125℃≦Tsp<140℃で 0<MI(mg/10分)<−2Tsp+280 (2) 前記機械的に混合する工程において、トナー原
料成分から構成される体積平均粒径が2〜15μmの着色
粒子を全トナー原料の4〜40重量%加えて、トナー原料
と共に混合することを特徴とする第(1)項記載の2成
分現像剤。
【0008】(3) 前記機械的に混合する工程におい
て、トナー原料成分から構成される体積平均粒径が2〜
15μmの着色粒子を、全トナー原料の4〜40重量%加え
て、トナー原料と共に混合することを特徴とする第
(1)項1記載の2成分現像剤の製造方法。
【0009】本発明は前記した目的に沿い、トナーの熱
特性の検討の結果、軟化点(Tsp)とメルトインデクス(M
I)の関係を特定の範囲に制御すれば、定着可能温度域を
最も拡大出来るという新たな知見を得、これに基づいて
鋭意検討した結果なされたものである。
【0010】ここにおいて、140℃<Tsp、又は、−2Tsp
+250>MI(mg/10分)では低温定着性が不充分であり、T
sp<120℃、又は、MI(mg/10分)>−2Tsp+280では耐ホ
ットオフセット性に劣る。
【0011】着色剤の分散性から、機械的に混合する工
程においてトナー原料成分から構成される体積平均粒径
が2〜15μmの着色粒子を全トナー原料の4〜40重量%
に成るように加えて混合することが好ましい。前記着色
粒子は、粉砕工程以後に得られる着色粒子を用いる。
【0012】着色粒子のTsp,MIは、本発明の2成分現像
剤に使用するトナーと同じ範囲のものを使用する。通
常、着色粒子は混練時の分子鎖切断のために、Tspが 低
下、MIが上昇し、結果的に分級微粉を加えて製造したト
ナーは着色剤の分散性と帯電性が向上するが、耐オフセ
ット性の低下を誘発する。しかしながら、本発明の2成
分現像剤及び製造方法によれば混練時の分子鎖切断を最
小限に抑制することが出来るため分級微粉を加えても耐
オフセット性は低下すること無く、トナーの着色剤の分
散性と帯電性が向上する。着色粒子は全原料の4〜40重
量%の間に制御することで、トナーの着色剤の分散性と
帯電性と耐オフセット性に優れた2成分現像剤が得られ
る。
【0013】Tsp,MIの関係を制御するには原材料とな
る樹脂のTsp,MIの制御、混練時の温度制御によって達
成される。
【0014】原材料となる樹脂のTsp,MIの好ましい範
囲は 130℃<Tsp<150℃ ただし、130℃<Tsp<140℃において −0.8Tsp+112<MI(mg/10分)<−0.8Tsp+120 140℃≦Tsp<150℃において 0<MI(mg/10分)<−0.8Tsp+120 混練はスクリュー及びニーディングディスク部を有する
2軸押し出し混練機が好ましく用いられ、ニーディング
ディスク部を通過時の温度は、 (結着樹脂Tsp+10℃)〜(結着樹脂Tsp+50℃) で溶融混練、次いで冷却し、その後粉砕、分級を経て所
定の平均粒径を有するトナーを得るのがよい。
【0015】ここにおいてメルトインデクスMIとは、ト
ナーまたは原材料となる樹脂を20℃相対湿度50%に2時
間放置した後、メルトインデクサー1203型(宝工業社
製)を用いてJISK-7210記載の方法に従い、温度150℃、
荷重2160gを加えて、5分間予熱し、その後10分間の押
し出し量を測定しMI値とする。
【0016】又、軟化点Tspは、トナーまたは結着樹脂
を0.05torr.で1時間放置その後、20℃相対湿度50%に
2時間放置した後、高化式フローテスタ「CFT-500型」
(島津製作所製)を用いて測定した。測定条件を,荷重
20kg/cm2,ノズルの直径1mm,ノズルの長さ1mm,予備
加熱80℃で10分間,昇温速度6℃/分とし、サンプル量
1cm3(真比重×1cm3で表される重量)として測定記録
したとき、フローテスタのプランジャ降下量−温度曲線
(軟化流動曲線)におけるS字曲線の高さをhとすると
き、h/2の高さをもってTspとした。
【0017】体積平均粒径は、レーザ回折式粒度分布測
定装置「HEROS」(日本電子製)により測定された
値である。
【0018】
【作用】本発明の結着樹脂としては、通常トナー結着樹
脂として用いられる樹脂でよく、スチレン・アクリル樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂
などが使用される。特に低温での定着性から、ポリエス
テル樹脂が好ましく用いられるが、特に好ましくは下記
成分T1,T2,T3を含む単量体組成物を縮重合させ
て得られるポリエステルが用いられる。
【0019】成分T1;3価以上の多価単量体 成分T2;芳香族ジカルボン酸 成分T3;脂肪族ジアルコール 着色粒子の成分として含有される着色剤としては、例え
ばカーボンブラック、クロムイエロー、デュポンオイル
レッド、キノリンイエロー、フタロシアニンブルー、マ
ラカイトグリーンオクサレートなどを用いることができ
る。この着色剤の使用量は、通常、バインダー樹脂100
重量部に対して0.1〜20重量部である。
【0020】着色粒子には、着色剤と共に、定着性向上
のためワックスが含有されることが多い。このワックス
としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレンなどの
ポリオレフィン、脂肪酸エステル系ワックス、高級アル
コール、パラフィンワックス、ビスアミド系ワックスな
どの環球法(JIS K2531)による軟化点が60〜150℃であ
るワックスが好適に用いられる。
【0021】更に本発明のトナーには、必要により流動
化剤として無機微粉末を添加する。この無機微粉末とし
ては、例えばシリカ微粉末、アルミナ、酸化チタン、チ
タン酸バリウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸化カ
ルシウム、チタン酸ストロンチウム、酸化亜鉛、珪砂、
クレイ、雲母、珪灰石、珪藻土、酸化クロム、酸化セリ
ウム、ベンガラ、三酸化アンチモン、酸化マグネシウ
ム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、炭酸バリウム、
炭酸カルシウム、炭化珪素、窒化珪素などを挙げること
ができるが、特にシリカ微粉末が好ましい。ここに、無
機微粒子の粒径は、その1次粒子の平均粒径が2〜100n
mの範囲内のものであることが好ましい。この無機微粒
子の含有割合は、トナーに対して0.1〜5重量%である
ことが好ましい。
【0022】この無機微粉末を固着させるためには、特
に限定されるものではないが、例えばボールミル、V型
混合機、特に回転羽を有する混合機などの各種の混合機
が有効に使用することができる。
【0023】本発明によるトナーは、キャリアと混合し
2成分現像剤として用いる。
【0024】キャリアとしては、従来から公知のものを
そのまま用いることができる。例えば鉄、ニッケル、コ
バルトなどの強磁性金属、これらの金属を含む合金、フ
ェライト、マグネタイトなどの強磁性金属の化合物の粒
子、並びにこのような粒子をフッ化ビニリデン-四フッ
化エチレン共重合体、テトラフルオロエチレン、1,1,1-
トリフルオロエチルメタクリレート、ペンタフルオロ-n
-プロピルメタクリレートなどのフッ素樹脂、あるいは
シリコーン樹脂によって被覆したものなどを挙げること
ができる。あるいは体積平均粒径0.1〜1μmの磁性粒子
を結着樹脂に分散した樹脂分散型キャリアが用いられ
る。このキャリアの平均粒径は20〜200μmであることが
好ましく、特に30〜150μmであることが好ましい。
【0025】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されない。なお、本実
施例、比較例において「部」とは、「重量部」を表す。
【0026】 <キャリアの製造> 芯材粒子(平均粒径80μmのフェライト粒子) 100部 樹脂粒子(平均粒径0.1μmの1,1,1-トリフルオロエチルメタクリレート) 2部 以上のキャリア原料を水平回転翼型混合機に投入し、混
合しながら90℃迄加熱し40分間混合しキャリアC−1を
得た。
【0027】 <結着樹脂の製造> ネオペンチルグリコール 132g エチレングリコール 60g テレフタル酸 279g ジブチルスズラウレート 1.5g 上記の試料を温度計、ステンレススチール製撹拌棒、ガ
ラス製窒素導入管、および流下式コンデンサをそなえた
容量2リットルのガラス製4つ口フラスコに入れ、マン
トルヒータ中で窒素雰囲気下中において常圧下170℃
ASTM E28-51Tに準ずる軟化点の値に変化が認め
られなくなった時点で、1,2,4-ベンゼントリカルボン酸
無水物108gを添加し、210℃にて反応を続行させ、AS
TM E28-51Tに準ずる軟化点より反応の進行を追跡
し軟化点が所定の温度に達した時点で反応を停止し、室
温まで冷却し結着樹脂A−1を得た。
【0028】反応時間,温度を調整することによって結
着樹脂A−1と同一組成で下記「表1」のごとき軟化点
TspとメルトインデクスMIを有する原材料となる結着樹
脂を得た。
【0029】
【表1】
【0030】 <着色粒子の製造> 結着樹脂;A−1 100重量部 着色剤 ;モーガルL(キャボット社製) 7.5重量部 離型剤 ;1)主成分が脂肪酸エステル(炭素数32のアルコールと炭素数 24の脂肪酸から構成される脂肪酸エステルが主成分)であるワ ックス。
【0031】 (融点84℃) 2重量部 2)主成分がエチレンビスステアリン酸アミドであるワックス 2重量部 混合;ヘンシェルミキサ 混練;2軸混練押出機 170℃設定 粗粉砕;ハンマーミル 粉砕;ジェット式粉砕機 分級;風力分級機 上記のようにして体積平均粒径4.0μmの着色粒子即ち
「着色粒子B−1」を製造した。
【0032】さらに結着樹脂A−1をA−4とした以外
は同様にして着色粒子B−2を製造した。
【0033】<実施例1> 結着樹脂;A−1 100重量部 着色粒子 25重量部 着色剤 ;モーガルL(キャボット社製) 7.5重量部 離型剤 ;1)主成分が脂肪酸エステル(炭素数32のアルコールと炭素数 24の脂肪酸から構成される脂肪酸エステルが主成分)であるワ ックス。
【0034】 (融点84℃) 2重量部 2)主成分がエチレンビスステアリン酸アミドであるワックス 2重量部 混合;ヘンシェルミキサ 混練;2軸混練押出機 170℃設定 粗粉砕;ハンマーミル 粉砕;ジェット式粉砕機 分級;風力分級機 上記のようにして体積平均粒径8.0μmの着色粒子を得
た。この着色粒子100重量部と疎水性シリカ1.0重量部を
ヘンシェルミキサで混合し、これをキャリアC−1とト
ナー濃度5重量%となるよう混合し本発明の2成分現像
剤を得た。
【0035】〈実施例2〉結着樹脂A−2,混練温度18
0℃とした以外は実施例1と同様にして本発明の2成分
現像剤を得た。
【0036】〈実施例3〉結着樹脂A−3,混練温度19
0℃とした以外は実施例1と同様にして本発明の2成分
現像剤を得た。
【0037】〈実施例4〉実施例1において、着色粒子
B−1を4重量部(3重量%)とした以外は、実施例1
と同様にして本発明の2成分現像剤を得た。
【0038】〈実施例5〉実施例1において、着色粒子
B−1を5重量部(4重量%)とした以外は、実施例1
と同様にして本発明の2成分現像剤を得た。
【0039】〈実施例6〉実施例1において、着色粒子
B−1を74重量部(40重量%)とした以外は、実施例1
と同様にして本発明の2成分現像剤を得た。
【0040】〈実施例7〉実施例1において、着色粒子
B−1を80重量部(42重量%)とした以外は、実施例1
と同様にして本発明の2成分現像剤を得た。
【0041】〈実施例8〉実施例1において、着色粒子
B−1を120重量部(52重量%)とした以外は、実施例
1と同様にして本発明の2成分現像剤を得た。
【0042】〈比較例1〉結着樹脂A−1,混練温度11
5℃とした以外は実施例1と同様にして比較用の2成分
現像剤を得た。
【0043】〈比較例2〉結着樹脂A−2,混練温度11
5℃とした以外は実施例1と同様にして比較用の2成分
現像剤を得た。
【0044】〈比較例3〉結着樹脂A−3,混練温度11
5℃とした以外は実施例1と同様にして比較用の2成分
現像剤を得た。
【0045】〈比較例4〉結着樹脂A−4,以外は実施
例1と同様にして比較用の2成分現像剤を得た。 〈比較例5〉結着樹脂A−5,以外は実施例1と同様に
して比較用の2成分現像剤を得た。 〈比較例6〉結着樹脂A−6,以外は実施例1と同様に
して比較用の2成分現像剤を得た。 〈比較例7〉実施例1において、結着樹脂をA−5,着
色粒子B−1を4重量部(3重量%)にした以外は実施
例1と同様にして比較用の2成分現像剤を得た。
【0046】〈比較例8〉実施例1において、結着樹脂
A−4とした以外は同様にして比較用の2成分現像剤を
得た。
【0047】〈比較例9〉実施例1において、結着樹脂
をA−6,着色粒子B−1を78重量部(41重量%)とし
た以外は同様にして比較用の2成分現像剤を得た。
【0048】<最低定着温度の測定>市販の電子写真式
複写機U-BIX5082(コニカ(株)社製)に負帯電の有機感
光体を搭載した改造機で白地に対する相対濃度1.0,1.5
cm×1.5cmのソリッド画像を150〜200℃形成し、荷重211
5g,接触面積6.5cm×100cmの金属板の表面にサラシを
巻き付けた重りを長手方向に15回擦った後、サクラデン
シトメーター(コニカ(株)社製)で白地に対する相対濃
度を測定し、下式のとおり定着率を測定した。
【0049】定着率(%)=〈擦った後の画像濃度〉/
〈擦る前の画像濃度〉×100 定着率が70%となる温度を「最低定着温度」とした。
(定着率が低いほど定着強度が弱い。) <高温オフセット発生温度の測定>同じく市販の電子写
真式複写機U-BIX5082(コニカ(株)社製)に負帯電の有
機感光体を搭載した改造機で白地に対する相対濃度1.
3,7.5cm×22.5cmのソリッド画像を形成し、定着ローラ
ー温度180〜240℃で定着して、目視でオフセット発生が
認められた温度を「高温オフセット発生温度」とした。
【0050】<着色材の分散>混練板をミクロトームで
0.1μmの切片を作製し光学顕微鏡で観察した。200μm
×200μmの領域に直径1μm以上の着色剤の凝集体の
個数で評価した。
【0051】凝集体が少ないほど分散性にすぐれる。
【0052】<耐久性>U-BIX5082(コニカ(株)社製)
に負帯電型有機感光体を搭載した改造機で実写テストを
行い、非画像部の汚れが、白地に対する相対濃度0.01以
上になった枚数で評価した。
【0053】
【表2】
【0054】
【発明の効果】本発明により、低温定着性、耐ホットオ
フセット性共に優れた現像剤を提供する事が出来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅野 智靖 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 小鶴 浩之 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも結着樹脂,着色剤,離型剤を
    ふくむトナー原料成分を機械的に混合する工程,溶融混
    練する工程、粉砕する工程、分級する工程を経て製造す
    るトナーであってトナーの軟化点Tspとメルトインデク
    スMIが下記関係にあるトナーと、キャリアを混合してな
    ることを特徴とする2成分現像剤。 120℃<Tsp<140℃ ただし120℃<Tsp<125℃で −2Tsp+250<MI(mg/10分)<−2Tsp+280・・・・・(1) 125℃≦Tsp<140℃で 0<MI(mg/10分)<−2Tsp+280 ・・・・・(2)
  2. 【請求項2】 前記機械的に混合する工程において、ト
    ナー原料成分から構成され、前記(1)式及び(2)式
    を満たす体積平均粒径が2〜15μmの着色粒子を全トナ
    ー原料の4〜40重量%加えて、トナー原料と共に混合す
    ることを特徴とする請求項1記載の2成分現像剤。
  3. 【請求項3】 前記機械的に混合する工程において、ト
    ナー原料成分から構成される体積平均粒径が2〜15μm
    の着色粒子を、全トナー原料の4〜40重量%加えて、ト
    ナー原料と共に混合することを特徴とする請求項1記載
    の2成分現像剤の製造方法。
JP09003994A 1994-04-27 1994-04-27 2成分現像剤及び製造方法 Expired - Fee Related JP3757424B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09003994A JP3757424B2 (ja) 1994-04-27 1994-04-27 2成分現像剤及び製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09003994A JP3757424B2 (ja) 1994-04-27 1994-04-27 2成分現像剤及び製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07295292A true JPH07295292A (ja) 1995-11-10
JP3757424B2 JP3757424B2 (ja) 2006-03-22

Family

ID=13987517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09003994A Expired - Fee Related JP3757424B2 (ja) 1994-04-27 1994-04-27 2成分現像剤及び製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3757424B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000305309A (ja) * 1999-04-19 2000-11-02 Tomoegawa Paper Co Ltd 電子写真用トナー
US11143041B2 (en) 2017-01-09 2021-10-12 General Electric Company Turbine have a first and second rotor disc and a first and second cooling fluid conduit wherein the second cooling fluid conduit is extended through an annular axially extended bore having a radially outer extent defined by a radially innermost surface of the rotor discs
US11499479B2 (en) 2017-08-31 2022-11-15 General Electric Company Air delivery system for a gas turbine engine

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000305309A (ja) * 1999-04-19 2000-11-02 Tomoegawa Paper Co Ltd 電子写真用トナー
US11143041B2 (en) 2017-01-09 2021-10-12 General Electric Company Turbine have a first and second rotor disc and a first and second cooling fluid conduit wherein the second cooling fluid conduit is extended through an annular axially extended bore having a radially outer extent defined by a radially innermost surface of the rotor discs
US11499479B2 (en) 2017-08-31 2022-11-15 General Electric Company Air delivery system for a gas turbine engine

Also Published As

Publication number Publication date
JP3757424B2 (ja) 2006-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3240369B2 (ja) 静電荷像現像用トナー
JP4549259B2 (ja) カラートナー
JP2008287294A (ja) カラートナー
JP2017003916A (ja) トナー
JPH07295292A (ja) 2成分現像剤及び製造方法
JP2006317744A (ja) 負帯電性トナー
JP3915542B2 (ja) 静電荷像現像用トナー
JP2007140093A (ja) 電子写真用現像剤
JP2003223018A (ja) 静電荷像現像用カラートナー
JP4136780B2 (ja) カラー二成分系現像剤
JP2008134400A (ja) トナー
JP2004271850A (ja) トナー
JP3709207B2 (ja) トナー用ポリエステル樹脂および静電像現像用トナー
JP4957253B2 (ja) 静電荷像現像用トナー
JP4933214B2 (ja) 黒トナー及びこれを用いた二成分系現像剤
JP3373073B2 (ja) 電子写真用トナー及びその製造方法
JP2003066652A (ja) 静電荷像現像用トナー
JP3658811B2 (ja) 静電像現像用トナー
JP4212916B2 (ja) 画像形成方法
JPH0394270A (ja) 電子写真用イエロートナー
JP2003345067A (ja) 静電荷像現像用トナー
JP2007316369A (ja) トナー
JPH11327213A (ja) 正帯電性トナーおよびそれを用いた現像剤
JP3943736B2 (ja) トナー
JP2005352131A (ja) カラートナーの製造方法及びカラートナー

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040928

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041126

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050307

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050927

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051219

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100113

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110113

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120113

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130113

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees