JPH07295050A - 沈胴型カメラ - Google Patents

沈胴型カメラ

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JPH07295050A
JPH07295050A JP8189594A JP8189594A JPH07295050A JP H07295050 A JPH07295050 A JP H07295050A JP 8189594 A JP8189594 A JP 8189594A JP 8189594 A JP8189594 A JP 8189594A JP H07295050 A JPH07295050 A JP H07295050A
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lens
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Keiji Kunishige
恵二 国重
Yoshiaki Kobayashi
芳明 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、電動駆動の遮光部材駆動手段を有
する撮影レンズ沈胴型カメラにおいて、露光画面の遮光
または沈胴動作によって撮影レンズ面や遮光部材等を破
損させないようにすると共に、より小型化された沈胴型
カメラを提供する。 【構成】 被写体像を結像させる撮影レンズと、該撮影
レンズを沈胴位置と通常撮影位置の少なくとも2つの領
域に移動させる撮影レンズ駆動手段2と、撮影レンズの
光路中に挿脱自在な遮光部材と、該遮光部材を光路中に
挿脱するための電動駆動の遮光部材駆動手段1と、撮影
レンズを沈胴領域に移動させることを指示する沈胴指示
手段3と、該沈胴指示手段3からの指示に応答して光路
中から遮光部材の退避動作を遮光部材駆動手段1に行な
わせ、この退避動作が終了した後に、撮影レンズの沈胴
領域への移動動作を撮影レンズ駆動手段2に行なわせる
制御手段11とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、沈胴型カメラ、詳し
くは露光画面の一部を遮光する遮光部材駆動手段を有す
るカメラにおいて、撮影レンズを沈胴させることにより
カメラ本体内に収納するようにした沈胴型カメラに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、35mm幅のロールフィルム等を
使用するカメラにおいては、被写体像を結像させる撮影
レンズの光路中に挿脱自在な遮光部材を配設し、この遮
光部材が光路中に挿入される際には、撮影用開口部(露
光画面)の上下部分が遮光されることで、通常の撮影画
面(例えば24mm×36mmの露光画面(=縦横比
2:3)の35mmフルサイズ等)よりも、横長の画面
(例えば12mm×36mmの露光画面(=縦横比1:
3)のパノラマサイズ等)をフィルム上に露光し、これ
を通常のプリント(例えばサービスサイズプリント等)
よりも大き目の引伸し倍率でプリントすることによっ
て、横長の写真(例えば、89mm×254mmのいわ
ゆるパノラマサイズプリント等)を得るようにしたもの
がある。
【0003】そして、上記遮光部材の挿脱操作は、カメ
ラの外装部の操作部材によって、カメラ本体内の上記遮
光部材を撮影レンズの光路中より挿脱することによっ
て、撮影中の1本のフィルム中においても撮影画面1コ
マ毎に通常サイズの撮影画面と上記パノラマサイズの撮
影画面とを、自由に切り換えることができるようになっ
ている、いわゆる「パノラマ/標準途中切換機能付」の
カメラについては、従来より種々の提案がなされ、また
実用化がなされている。
【0004】一方、カメラの携帯時や保管時に、カメラ
本体より突出して設けられる撮影レンズを、カメラ本体
内に沈胴させて収納する一方、写真撮影を行なう際に
は、上記撮影レンズを駆動手段によってカメラ本体内か
ら撮影領域に移動させるようにしたカメラが、従来より
種々提案され、また実用化がなされている。
【0005】例えば、特開平5−45700号公報によ
って開示されているカメラは、カメラの外装部に配設さ
れた操作部材を、撮影者が手動操作によって、カメラ本
体内に配設されている遮光部材(パノラママスク)を動
かすことで、上記遮光部材の撮影レンズの光路中への挿
脱を行なうようにしたものである。
【0006】また、特開平4−171432号公報に開
示されているカメラのレンズ駆動制御装置は、カメラの
外装部に設けられた操作部材を、撮影者が手動操作する
ことによって、カメラ本体内の遮光部材(パノラママス
ク)を動作させるようにしたカメラにおいて、上記遮光
部材の動作を検出する検出手段を設けて遮光部材の動
作、即ち、上記遮光部材の設定されている位置を検出
し、この検出信号によって、該遮光部材が遮光状態にセ
ットされようとしているとの判断がなされた場合には、
上記遮光部材の遮光動作によって、該遮光部材が撮影レ
ンズに当接しないように、撮影レンズ(ズームレンズ)
を駆動して広角側から望遠側へとズーミングさせ、撮影
レンズを退避させるようにしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開平
5−45700号公報に開示されている手段によれば、
撮影用開口部を遮光する遮光部材(パノラママスク)を
駆動する手段と、カメラの携帯時や保管する際に、撮影
レンズをカメラ本体内に沈胴させる沈胴手段とが連動し
て駆動されるようになっていないので、上記遮光部材を
撮影レンズの光路中に挿入して露光画面を遮光状態とし
た場合、即ち図15(a)に示す状態において、撮影レ
ンズL1,L2を沈胴させるとすると、図15(b)に
示すように、撮影レンズL2の後端面と遮光部材300
a,300bとが当接してしまうことにより、撮影レン
ズ面を傷付けたり、遮光部材を破損させてしまう場合が
考えられる。従って、このような問題を避けるために
は、上記遮光部材が撮影レンズの光路中に挿入された場
合の状態を基準として、上記カメラの撮影レンズの沈胴
位置の設計を行なわなければならず、カメラの小型化を
行なう設計上の規制となるという問題点がある。
【0008】また、上記特開平4−171432号公報
によって開示されている手段によれば、上記撮影レンズ
(ズームレンズ)が広角側にある状態において、遮光部
材(パノラママスク)による露光画面の遮蔽を行なう際
に、該遮光部材が撮影レンズに当接してしまうという問
題点は解消されているが、上記遮光部材による露光画面
の遮光または非遮光操作が自動化されていないために、
操作性に問題があるという欠点がある。
【0009】本発明の目的は、上記の従来の問題点を解
決するためになされたものであり、電動によって遮光部
材が駆動されるようにした撮影レンズ沈胴型カメラにお
いて、遮光部材による露光画面の遮光または非遮光動作
や撮影レンズの沈胴動作によって、撮影レンズ面を傷つ
けたり、遮光部材を破損させることがないようにすると
共に、より小型化された撮影レンズ沈胴型カメラを提供
するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による撮影レンズ
沈胴型カメラは、図1(a)の概念図に示すように、遮
光部材を撮影レンズの光路中に挿脱させるための遮光部
材駆動手段1と、撮影レンズを通常撮影領域から沈胴領
域、もしくは沈胴領域から通常撮影領域に移動させるた
めの撮影レンズ駆動手段2と、撮影レンズを沈胴領域に
移動させることを指示する撮影レンズ沈胴指示手段3と
から構成されており、上記撮影レンズ沈胴指示手段3に
よる指示は、遮光部材を退避させた後に撮影レンズを沈
胴させるようにする。
【0011】また、図1(b)の概念図に示すように、
上記図1(a)の構成に加えて、遮光部材の状態を検出
する遮光/非遮光状態検出手段4を設け、上記撮影レン
ズ沈胴指示手段3および上記遮光/非遮光状態検出手段
4の出力に基づいて、上記遮光部材が非遮光状態にある
場合には、上記撮影レンズ駆動手段2によって撮影レン
ズを沈胴させ、上記遮光部材が遮光状態にある場合に
は、上記遮光部材駆動手段1によって遮光部材を退避さ
せた後に、上記撮影レンズ駆動手段2によって撮影レン
ズを沈胴させるようにする。
【0012】そして、図1(c)の概念図に示すよう
に、上記図1(b)の構成に加えて、撮影レンズを沈胴
領域から通常撮影領域に移動させることを指示する撮影
レンズ撮影域設定指示手段5を設け、これによって、撮
影レンズの撮影領域の設定指示がなされた場合に、前回
撮影レンズが沈胴される以前の遮光部材の位置、もしく
は撮影レンズが駆動される直前の遮光部材の位置を指定
する遮光部材位置指定手段6の出力を検出する上記遮光
/非遮光状態検出手段4の出力に基づいて、遮光設定指
示がなされた場合には、撮影レンズを撮影領域に移動さ
せた後に、遮光部材を駆動することで遮光状態とし、非
遮光設定指示がなされた場合には、すぐに撮影レンズを
駆動して撮影領域に移動させる。
【0013】
【作用】撮影レンズを沈胴領域に移動させることを指示
する沈胴指示手段からの指示に応答して、撮影レンズの
光路中から遮光部材の退避動作を遮光部材駆動手段に行
なわせ、この退避動作が終了した後に、撮影レンズの沈
胴領域への移動動作を撮影レンズ駆動手段に行なわせる
ように制御手段によって制御する。
【0014】また、撮影レンズの上記沈胴位置から通常
撮影領域への移動動作を行なう指示手段からの指示に応
答して、撮影レンズの上記移動動作を撮影レンズ駆動手
段に行なわせた後、遮光部材位置指定手段の出力に基づ
いて遮光部材駆動手段によって遮光部材の駆動を行な
う。
【0015】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
る。図2は、本発明の第1実施例のカメラにおける電気
システムの概略を示すブロック構成図である。なお、こ
の図2においては、図面の煩雑化を避けるために本発明
に関する部分のみを示し、他の部材については省略して
いる。
【0016】図2に示すように、カメラのシステム全体
の制御を行なうために、例えばCPU等によって形成さ
れるワンチップマイクロコンピュータである制御手段1
1には、例えばパワースイッチ(SW)12、レリーズ
スイッチ(SW)13、パノラマスイッチ(SW)1
4、ズームアップスイッチ(SW)15、ズームダウン
スイッチ(SW)16等が電気的に接続されており、こ
れらの各スイッチ12〜16を操作することによって、
写真撮影を行なう際の撮影者の意志が、上記制御手段1
1に伝達されて、カメラの各機構部を動作させるように
なっている。
【0017】また、上記制御手段11には、遮光/非遮
光状態指示手段であり遮光部材位置指定手段6である、
例えば電気的不揮発性メモリ等からなるEEPROM1
7がシリアル通信線によって接続されており、このEE
PROM17には、カメラの各調整値が記憶されてい
る。また、該EEPROM17は、カメラの動作状態を
示す各種のデータが一時的に記憶される記憶手段でもあ
る。
【0018】一方、上記制御手段11とモータ駆動回路
18とが電気的に接続されており、上記制御回路11に
よって上記モータ駆動回路18が制御されるようになっ
ている。つまり、上記制御手段11によって、撮影レン
ズを駆動させてフォーカシング制御を行なうための撮影
レンズ駆動(LD)モータ19、撮影レンズを駆動させ
てズーミング制御、および撮影レンズを撮影レンズを通
常撮影領域から沈胴領域、もしくは沈胴領域から通常撮
影領域に移動させるための撮影レンズ駆動手段であるズ
ームモータ20、遮光部材駆動手段である電動パノラマ
駆動装置24とを駆動して露光画面の切換制御を行なう
ためのパノラマモータ21の各駆動制御が行なわれるよ
うになっている。
【0019】そして、上記パノラマモータ21は、ギア
ー列等による伝達機構を介して電動駆動手段を有する遮
光部材駆動手段1である電動パノラマ駆動装置24と連
結されており、この電動パノラマ駆動装置24には、遮
光部材の状態を検出する遮光/非遮光状態検出手段4で
あるパノラマ状態スイッチ(SW)23が設けられ、露
光画面を遮光する場合に制御信号がオン(ON)となる
ようになっている。このパノラマ状態スイッチ23は、
上記制御手段11と電気的に接続されており、その出力
信号を直接、上記制御手段11へと伝達するようになっ
ている。
【0020】図3は、上記第1実施例のカメラの電動パ
ノラマ駆動装置の外観を示す要部斜視図である。図3に
示すように、この第1実施例のカメラの電動パノラマ駆
動装置24は、電動駆動手段を有する上記遮光部材駆動
手段1であり、以下の各種構成部材によって構成されて
いる。
【0021】即ち、上記電動パノラマ駆動装置24は、
露光画面の上下部分を遮光するパノラマ遮光部42a,
43aを有する第1および第2パノラマ遮光部材42,
43と、該第1および第2パノラマ遮光部材42,43
間を連結し、上記パノラマ遮光部42a,43aによっ
て遮光される露光画面を、常に遮光する方向に付勢する
遮光バネ44と、上記第1および第2パノラマ遮光部材
42,43をそれぞれ駆動する第1および第2パノラマ
駆動アーム40,41と、パノラマモータ21と、該パ
ノラマモータ21からの駆動力を減速ギアー列等(図示
せず)を介して上記第1パノラマ駆動アーム40へと伝
達するカムギアー22と、該カムギアー22を構成する
第1および第2カム22a,22bと、パノラマ状態ス
イッチ(SW)23と、上記第2パノラマ遮光部材43
の突出部43cのラック部43dの上下移動に伴って、
これと噛合するピニオンギアー71Aと、ファインダー
57部と、上記ピニオンギアー71Aと連結するギアー
列等(図示せず)を介して上記ファインダー部57のフ
ァインダー画面を遮光するファインダー遮光部67aを
有するファインダー遮光部材67等の各構成部材とによ
って構成されている。
【0022】そして、上記パノラマモータ21の回転駆
動力は、上述のように、減速ギアー列等(図示せず)を
介してカムギアー22に伝達され、該カムギアー22の
回転に伴って、該ガムギアー22と一体的に軸支されて
配設されている上記第1および第2カム22a,22b
とを回転させるようになっている。
【0023】上記第1カム22aの周面上のカム面に、
上記第1パノラマ駆動アーム40の下方に向けて設けら
れた一腕部のカム部40aが常に当接されるようになっ
ており、上記カムギアー22の回転に伴って回転される
上記第1カム22aの回転駆動力を前後方向の駆動力に
変換し、上記第1パノラマ駆動アーム40に伝達するよ
うになっている。これによって、上記第1パノラマ駆動
アーム40は、その支軸40dを中心として回動される
こととなる。
【0024】また、これと共に、上記カムギアー22の
回転に伴って回転される上記第2カム22bは、上記パ
ノラマ状態SW23の接点と常に当接されており、上記
第2ム22bの回転によって、上記パノラマ状態SW2
3のスイッチ動作、即ち、オン(ON)またはオフ(O
FF)信号を出力するスイッチ動作が行なわれ、上記露
光画面の遮光部材の遮光/非遮光状態の検出が行なわれ
るようになっている。
【0025】一方、上記第1パノラマ駆動アーム40
は、その支軸40dを軸とする回転方向の、それぞれ角
度90°離れた位置に2つのセクターギアー部40b、
40cが設けられており、また、上記第2パノラマ駆動
アーム41は、その支軸41dを軸とする回転方向の、
それぞれ角度90°離れた位置に2つのセクターギアー
部41a,41bが設けられている。そして、上記第1
および第2パノラマ駆動アーム40,41は、上記それ
ぞれの支軸40d,41dにおいて、カメラ本体の支持
部材(図示せず)に回動自在に軸支されている。
【0026】また、上記第1パノラマ駆動アーム40の
一方のセクターギアー部40cと、上記第2パノラマ駆
動アーム41の一方のセクターギアー部41aとが互い
に噛合していて、上述のように、カムギアー22の第1
カム22aと上記第1パノラマ駆動アーム40のカム部
40aを介して上記第1パノラマ駆動アーム40に伝達
される上記パノラマモータ21からの駆動力が、上記第
2パノラマ駆動アーム41へと伝達されて、上記第1お
よび第2パノラマ駆動アーム40,41をそれぞれ回動
させるようになっている。
【0027】また、上記第1パノラマ駆動アーム40の
他方のセクターギアー部40bと上記第1パノラマ遮光
部材42のラック部42bとが噛合し、同時に、上記第
2パノラマ駆動アーム41の他方のセクターギアー部4
1bと上記第2パノラマ遮光部材43のラック部43b
とが噛合していることによって、上記第1および第2パ
ノラマ駆動ギアー40,41の回動動作は、上記第1お
よび第2パノラマ遮光部材42,43のラック部42
b,43bをそれぞれ上下移動させることとなり、これ
によって、上記第1および第2パノラマ遮光部材42,
43の他端部に設けられ、その一端部が光軸に対して垂
直方向に支持されているパノラマ遮光部42a,43a
を上下方向に移動させ、露光画面を遮光または非遮光状
態とするようになっている。
【0028】なお、上記第1および第2パノラマ遮光部
材42,43は、カメラ本体の支持部材(図示せず)
に、支軸39によって軸支されており、上述のように、
バネ44によって連結されている。そして、このバネ4
4の付勢力によって、上記第1および第2パノラマ遮光
部材42,43は、常にパノラマサイズとなる方向、即
ち、常に露光画面を遮光する方向に付勢されている。
【0029】他方、上記第2パノラマ遮光部材43の上
下方向の移動に伴って、該第2パノラマ遮光部材43の
上部側に設けられた突出部43cのラック部43dが、
これと噛合するピニオンギアー71Aを回転させ、ギア
ー列(図示せず)を介して、ギアー71Bを回転させる
ことで、該ギアー71Bと噛合するファインダー遮光部
材67のラック部67bを駆動させるようになってい
る。従って、上記第1および第2パノラマ遮光部42,
43によって行なわれる露光画面の遮光または非遮光動
作に連動して、ファインダー部57の遮光または非遮光
動作が行なわれるようになっている。
【0030】このように構成された上記第1実施例のカ
メラの電動パノラマ駆動装置24において、露光画面を
遮光状態または非遮光状態とする際の動作を、図3およ
び図4によって以下に説明する。図4は、上記第1およ
び第2カム22a,22bの回転動作による、上記第1
パノラマ駆動アーム40のカム部40aおよび上記パノ
ラマ状態SW23の動作を示す図であって、図4(a)
〜図4(d)へと経時的に変化するように示されてい
る。
【0031】まず、図4(a)において、上記第1カム
22aが、上記パノラマモータ21の回転によって反時
計方向に回転すると、上記第1パノラマ駆動アーム40
のカム部40aを、上記第1カム22aのカム面Aによ
って、図3におけるA1方向に駆動させる。これによ
り、上記第1パノラマ駆動アーム40を支軸40dを中
心として反時計方向に、また、上記第2パノラマ駆動ア
ーム41を支軸41dを中心として時計方向に回動させ
ると共に、第1および第2パノラマ遮光部材42,43
とパノラマ遮光部42a,43aを、図3におけるA2
方向、即ち、露光画面の非遮光状態の方向に駆動し、通
常の露光画面サイズが得られている。そして、この場合
において、パノラマ状態SW23は、第2カム22bの
カム面Bによって、その接点を押圧されてオフ(OF
F)の状態とされている。
【0032】次に、上記第1カム22aがさらに反時計
方向に回転すると、図4(b)に示すように、上記第1
パノラマ駆動アーム40のカム部40aは、上記第1カ
ム22aのカム面Aに沿って当接しながら回転し、第1
カム22aのカム面Abに移動する。これによって、上
記カム部40aが、図3におけるB1方向に駆動される
ので、上記第1パノラマ駆動アーム40が支軸40dを
中心として時計方向に、また、第2パノラマ駆動アーム
41が支軸41dを中心として反時計方向に回動すると
共に、第1および第2パノラマ遮光部材42,43とパ
ノラマ遮光部42a,43aは、図3におけるB2方
向、即ち、露光画面を遮光する方向に駆動され、露光画
面を遮光状態としてパノラマ画面サイズとしている。そ
して、この場合において、パノラマ状態SW23は、第
2カム22bの上記カム面Bによって、上述の図4
(a)の状態と同様、その接点が押圧されたままなので
オフ(OFF)の状態である。
【0033】さらに、上記第1カム22aが反時計方向
に回転すると、図4(c)に示す状態となる。この状態
において、上記カム部40aは、上述の図4(b)に示
す状態と同様の位置にあり、上記パノラマ遮光部42
a,43aは、上記バネ44の付勢力によって遮光状態
に保持されて、また、上記パノラマ状態SW23は、第
2カム22bのカム面Bbによって、その接点の押圧が
解除されてオン(ON)状態とされる。従って、この状
態においてカメラの状態がパノラマ状態となる。
【0034】またさらに、上記第1カム22aが反時計
方向に回転すると、図4(d)に示す状態となる。この
状態において、上記カム部40aは、上記第1カム22
aのカム面Acによって、図3におけるA1方向に再び
駆動され、上記第1パノラマ駆動アーム40は支軸40
dを中心として反時計方向に、また、第2パノラマ駆動
アーム41は支軸41dを中心として時計方向に回動が
開始されると共に、上記第1および第2パノラマ遮光部
材42,43とパノラマ遮光部42a,43aが、図3
におけるA2方向、即ち、露光画面の非遮光方向に駆動
が開始され、露光画面の遮光状態から非遮光状態、即
ち、露光画面をパノラマ画面から通常の露光画面への移
動が開始される。そして、この場合において、パノラマ
状態SW23は、第2カム22bのカム面Bcによるオ
ン(ON)状態から、カム面Bのオフ(OFF)状態へ
と移動が行なわれており、上記第1カム22aの反時計
方向への回転に伴って、上述の図4(a)で説明した状
態に戻ることとなる。
【0035】図5は、上記第1実施例のカメラの電動パ
ノラマ駆動装置において、露光画面を遮光状態とする場
合の制御を示すサブルーチン(パノラマON)のフロー
チャート、即ち、上記パノラマ状態SW23をオン(O
N)とする際の制御を示している。
【0036】図5に示すように、まず、ステップS1に
おいて、上記制御手段11によってモータ駆動回路18
からパノラマモータ21を回転させるためのオン(O
N)信号を送ることで、上記カムギアー22を回転さ
せ、これにより第1および第2カム22a,22bを反
時計方向に回転させる(なお、ここで、Sは動作ステッ
プを示す。以下、同様。)。
【0037】次に、ステップS2において、パノラマ状
態SW23の出力信号が、上記制御手段11によって直
接読み込まれる。そして、上記制御手段11は、上記パ
ノラマ状態SW23の信号がオン(ON)とされるま
で、上記モータ駆動回路18を制御してパノラマモータ
21のオン(ON)信号を送り続けることで、該パノラ
マモータ21を駆動させ続ける。
【0038】そして、上記パノラマ状態SW23の出力
信号が、上述の図4(c)において説明したオン(O
N)状態となった場合に、次のステップS3の処理に進
み、制御手段11はモータ駆動回路18を介してパノラ
マモータ21にオフ(OFF)信号を送信することで、
このサブルーチン(パノラマON)の一連の処理を終了
する(リターン)。
【0039】図6は、上記第1実施例のカメラの電動パ
ノラマ駆動装置において、露光画面を非遮光状態とする
場合の制御を示すサブルーチン(パノラマOFF)のフ
ローチャート、即ち、パノラマ状態SW23をオフ(O
FF)とする際の制御を示している。
【0040】図6に示すように、まず、ステップS4に
おいて、上記制御手段11によってモータ駆動回路18
からパノラマモータ21を回転させるためのオン(O
N)信号を送ることで、上記カムギアー22を回転さ
せ、これにより第1および第2カム22a,22bを反
時計方向に回転させる。
【0041】次に、ステップS5において、パノラマ状
態SW23の出力信号が、上記制御手段11によって直
接読み込まれる。そして、上記制御手段11は、上記パ
ノラマ状態SW23の信号がオフ(OFF)とされるま
で、上記モータ駆動回路18を制御してパノラマモータ
21のオン(ON)信号を送り続けることで、該パノラ
マモータ21を駆動させ続ける。
【0042】そして、上記パノラマ状態SW23の出力
信号が、上述の図4(a)において説明したオン(O
N)状態となった場合に、次のステップS6の処理に進
み、制御手段11はモータ駆動回路18を介してパノラ
マモータ21にオフ(OFF)信号を送信することで、
このサブルーチン(パノラマOFF)の一連の処理を終
了する(リターン)。
【0043】図7は、上記第1実施例のカメラにおい
て、撮影レンズを沈胴させてカメラ本体内に収納する際
の動作を示すサブルーチン(沈胴)のフローチャートで
ある。なお、この第1実施例のカメラにおける撮影レン
ズは、ズームレンズを適用しているものとする。図7に
示すように、まず、ステップS7において、現在の露光
画面サイズの情報、即ち、上記電動パノラマ駆動装置2
4によって行なわれた現在設定されている露光画面が、
遮光または非遮光のどちらの状態にあるかどうかの情報
が、EEPROM17に書き込まれて記憶される。
【0044】次に、ステップS8において、パノラマ状
態SW23の出力信号が制御手段11によって直接読み
込まれる。この場合において、上記パノラマ状態SW2
3の出力信号がオン(ON)であった場合には、次のス
テップS9の処理に進み、続けて上述の図6によって説
明したサブルーチン(パノラマOFF)が実行されるこ
とによって、上記パノラマ状態SW23の出力信号をオ
フ(OFF)として、露光画面が通常の露光画面サイ
ズ、即ち、非遮光状態とする。
【0045】一方、上記ステップS8において、上記パ
ノラマ状態SW23が、オフ(OFF)の場合には、露
光画面サイズはすでに通常の画面サイズとなっており、
上記電動パノラマ駆動装置24によって露光画面は非遮
光状態となっているので、ステップS10の処理へと進
み、このステップS10において、制御手段11によっ
てモータ駆動回路18を制御することにより、ズームモ
ータ20の出力信号がオン(ON)されることで、撮影
レンズ(図示せず)をカメラ本体内に繰り込む方向への
駆動、即ち、撮影レンズの沈胴動作が行なわれる。そし
て、次のステップS11において、上記撮影レンズの沈
胴動作の完了が検出されるまで、上記ズームモータ20
は駆動される。
【0046】次に、撮影レンズの沈胴動作の完了信号が
検出されると、ステップS12の処理に進み、制御手段
11は、モータ駆動回路18を介してズームモータ20
の出力信号をオフ(OFF)させることで、上記撮影レ
ンズの沈胴動作の一連の処理を終了する(リターン)。
【0047】図8は、上記第1実施例のカメラの撮影レ
ンズを撮影領域へとセットする際の動作を示すサブルー
チン(ズームセット)のフローチャートを示している。
図8に示すように、まず、ステップS13において、制
御手段11は、モータ駆動回路18によってズームモー
タ20の出力信号をオン(ON)させることで、カメラ
本体内から繰り出す方向へと撮影レンズを駆動させる。
このとき、撮影レンズであるズームレンズの撮影領域の
内、最も広角側の位置に撮影レンズが移動されるまで、
上記ズームモータ20を駆動させる。そして、上記撮影
レンズが上記最も広角側の位置に移動されると、次のス
テップS15の処理において、制御手段11はモータ駆
動回路18を制御して、上記ズームモータ20の出力信
号をオフ(OFF)とさせる。
【0048】次に、ステップS16において、上述の図
7において説明したサブルーチン(沈胴)のステップS
7において、EEPROM17に書き込まれ記憶された
情報、即ち、撮影レンズが沈胴される以前の露光画面サ
イズの情報が、上記制御手段11によって読み出された
後、次のステップS17の処理に進む。
【0049】ステップS17においては、上述のステッ
プS16の処理で読み出された露光画面サイズの情報
が、遮光/非遮光状態指示手段であり遮光部材位置指定
手段6であるEEPROM17によって判断される。つ
まり、撮影レンズが沈胴される以前の状態がパノラマ画
面でなかったと判断された場合、即ち、露光画面が非遮
光状態であった場合には、そのまま一連の処理を終了
(リターン)する一方、撮影レンズが沈胴される以前の
状態がパノラマ画面であった場合、即ち、露光画面が遮
光状態であった場合には、次のステップS18の処理に
進み、上述の図5において説明したサブルーチン(パノ
ラマON)を実行し、露光画面を遮光状態(パノラマ画
面)とした後、一連の処理を終了する(リターン)。
【0050】図9は、上記第1実施例のカメラの撮影レ
ンズを撮影領域へとセットする際の動作における、上記
サブルーチン(ズームセット)の変形例を示すサブルー
チン(ズームセット1A)のフローチャートである。
【0051】上述の図8のサブルーチン(ズームセッ
ト)においては、上記ステップS17において、EEP
ROM17に記憶されている撮影レンズ沈胴以前の画面
サイズの情報を判断することによって、上述した図5の
サブルーチン(パノラマON)を実行するかどうかの判
断を行ない、撮影レンズが沈胴される以前の露光画面サ
イズの設定を行なっていたのに対し、この変形例におい
ては、撮影レンズ沈胴以前の画面サイズ情報にかかわり
なく、撮影者によってパノラマ状態SW23の出力信号
がオン(ON)された場合にのみ、上述の図5に示すサ
ブルーチン(パノラマON)を実行させるようにしたも
のである。
【0052】即ち、図9に示すように、まず、ステップ
S19において、制御手段11によ手モータ駆動回路1
8がズームモータ20の出力信号をオン(ON)とする
ことで、撮影レンズをカメラ本体内から繰り出す方向へ
と駆動させる。
【0053】ステップS20において、制御手段11
は、撮影レンズがその撮影領域の内の最も広角側の位置
に移動されるまで、上記ズームモータ20を駆動する。
そして、上記撮影レンズが広角側の位置に移動される
と、次のステップS21の処理に進み、上記ズームモー
タ20の出力信号がオフ(OFF)にされる。
【0054】次に、ステップS22において、パノラマ
状態SW23の状態が確認が行なわれ、パノラマ状態S
W23の出力信号がオフ(OFF)であれば、そのまま
一連の処理を終了(リターン)する一方、パノラマ状態
SW23の出力信号が、撮影者によってオン(ON)と
された場合には、次のステップS18の処理に進み、上
述の図5において説明したサブルーチン(パノラマO
N)を実行し、露光画面の遮光、即ち、画面サイズをパ
ノラマが面に切換えた後に、一連の処理を終了する(リ
ターン)。
【0055】以上説明したように上記第1実施例のカメ
ラによれば、図10に示すように、パノラマ遮光部42
a,43aによって露光画面が遮光状態にある場合にお
いて、撮影レンズL1,L2の沈胴動作を行なっても、
遮光部材駆動手段1である電動パノラマ駆動装置24
と、沈胴動作を行なう撮影レンズ駆動手段2とを連動し
て動作するようにしたので、露光画面が遮光状態であっ
た場合には、これを非遮光状態とした後、撮影レンズの
沈胴動作を行なうようにして、撮影レンズが沈胴される
際には、遮光部材を退避させるようにして、常に非遮光
状態となるようにしたので、遮光部材の遮光動作によっ
て撮影レンズ面を傷付けたり、遮光部材を損傷させたり
するようなこともなく、撮影レンズをカメラ本体内に収
納することができる。
【0056】また、撮影レンズの沈胴時には、遮光部材
を退避させるようにしたので、より深く撮影レンズを沈
胴させることができ、これによって、カメラの小型化の
ための設計が容易となる。
【0057】図11は、本発明の第2実施例のカメラの
電動パノラマ駆動装置の外観を示す要部斜視図である。
なお、この第2実施例の電動パノラマ駆動装置において
は、上述の第1実施例の電動パノラマ駆動装置(図3)
と基本的に同様の構成を有しているので、該第1実施例
と同じ構成部材についての説明は、その説明が重複する
ので省略し、数字の100を付加した符号を付して、異
なる部分のみについて説明する。
【0058】上述の第1実施例においては、図3によっ
て説明したように、カムギアー22の第1および第2カ
ム22a,22bを回転させることによって、第1パノ
ラマ駆動アーム40のカム部40aを駆動することで、
パノラマ遮光部42a,43aを移動させ、露光画面の
遮光または非遮光状態とするようにしていたが、この第
2実施例においては、図11に示すように、第1実施例
における上記カムギアー22、第1および第2カム22
a,22bに代えて、カムギアー122と、周面上に突
出した腕部を有するカム122dと回転部材122eと
板バネ122cとから構成されるスリップクラッチ機構
を配設したものである。そして、上記カム122dと回
転部材122eとは一体的に形成されており、上記カム
ギアー122の同軸上に正逆回転自在に軸支されてお
り、上記板バネ122はカメラ本体に固着されている。
【0059】また、第2パノラマ駆動アーム141の回
動動作を係止する係止部材であるストッパーピン200
a,200bとが新たに設けられ、さらに、パノラマモ
ータ121を正逆回転自在とすることで、上記カムギア
ー122および上記カム122d、回転部材122eを
正逆回転させるようにした点が、上述の第1実施例と異
なる。
【0060】上述のように、パノラマモータ121が正
逆回転されることにより、その回転駆動力は減速ギアー
列等(図示せず)を介して上記カムギアー122に伝達
され、該カムギアー122を正逆回転させると共に上記
カム122dが正逆回転されて、該カム122dの腕部
によって第1パノラマ駆動アーム140のカム部140
aのカム面C部またはカム面D部を押圧することで、上
記第1および第2パノラマ駆動アーム140,141を
その支軸140d,141dを中心に回動させ、これに
よって、パノラマ遮光部142a,143aを上下方向
に移動させて、露光画面を遮光または非遮光状態とする
ようになっている。
【0061】また、上記パノラマ遮光部142a,14
3aによって、露光画面が遮光または非遮光状態となっ
たときには、上記第2パノラマ駆動アーム141の回動
動作は、係止部材であるストッパーピン200a,20
0bによって係止されるようになっており、このとき、
ストッパーピン200a,200bによって上記第2パ
ノラマ駆動アーム141の回動が係止されることによ
り、上記スリップクラッチ機構が作用して、パノラマモ
ータ121の駆動力が断たれるようになっている。
【0062】即ち、上記カムギアー122の回転軸上に
回転自在に軸支されている回転部材122eには、カメ
ラ本体(図示せず)にその一端部を固定されている板バ
ネ122cの他端部が常に当接されることで付勢されお
り、この板バネ122cの付勢力によって、上記回転部
材122eとカムギアー122とが圧接されるようにな
っている。そして、上記ストッパーピン200a,20
0bが第2パノラマ駆動アーム141の回動動作を係止
することによって、上記カム122dに負荷が加わる
と、これと一体的に形成されている回転部材122eと
カムギアー122との間に回転スリップが発生し、パノ
ラマモータ121の駆動力が断たれることとなる。
【0063】このように構成された上記第2実施例のカ
メラの電動パノラマ駆動装置における、露光画面を遮光
または非遮光状態とする際の動作を以下に説明する。ま
ず、露光画面を遮光状態とする場合について説明する
と、上記パノラマモータ121を駆動させ、上記カムギ
アー122を反時計方向に回転させると、該カムギアー
122の回転と共に、回転部材122eおよびカム12
2dも反時計方向に回転し、該カム122dの腕部は、
第1パノラマ駆動アーム140のカム部140aのカム
面C部を押圧するので、該第1パノラマアーム140を
その支軸140dを中心として時計方向に回動させる。
これにより、該第1パノラマ駆動アーム140の一方の
セクターギアー部140cと第2パノラマ駆動アーム1
41の一方のセクターギアー部141aとが噛合してい
るので、該第2パノラマ駆動アーム141はその支軸1
41dを中心に反時計方向に回動する。すると、上記第
1および第2パノラマ駆動アーム140,141の他方
のセクターギアー140b,141bは、第1および第
2パノラマ遮光部材142,143のラック部142
b,143bとそれぞれ噛合しているので、上記第1お
よび第2パノラマ遮光部材142,143のパノラマ遮
光部142b,143bをそれぞれ露光画面を遮光する
方向に移動させる。そして、上記第2パノラマ駆動アー
ム141の回動動作が、ストッパーピン200bによっ
て係止されることにより、上記スリップクラッチ機構が
作用して、上記第2パノラマ駆動アーム141はストッ
パーピン200bに当接され続けると共に、バネ144
の付勢力によって、上記パノラマ遮光部露光画面を遮光
する遮光状態が保持される。
【0064】一方、露光画面を非遮光状態とする場合に
ついて説明すると、パノラマモータ121を駆動させ
て、上記カムギアー122を時計方向に回転させると、
該カムギアー122の回転と共に、回転部材122eお
よびカム122dも時計方向に回転し、該カム122d
の腕部は上記第1パノラマ駆動アーム140のカム部1
40aのカム面D部を押圧するので、該第1パノラマア
ーム140をその支軸140dを中心として反時計方向
に回動させる。これにより、該第1パノラマ駆動アーム
140の一方のセクターギアー部140cと第2パノラ
マ駆動アーム141の一方のセクターギアー部141a
とが噛合しているので、該第2パノラマ駆動アーム14
1をその支軸141dを中心に時計方向に回動する。す
ると、上記第1および第2パノラマ駆動アーム140,
141の他方のセクターギアー140b,141bと第
1および第2パノラマ遮光部材142,143のラック
部142b,143bとがそれぞれ噛合しているので、
上記第1および第2パノラマ遮光部材142,143の
パノラマ遮光部142b,143bをそれぞれ露光画面
を非遮光状態とする方向に移動させる。そして、上記第
2パノラマ駆動アーム141の回動動作が、ストッパー
ピン200aによって係止されると、上記スリップクラ
ッチ機構が作用して、上記第2パノラマ駆動アーム14
1はストッパーピン200aに当接され続けると共に、
上記パノラマ遮光部露光画面を遮光する遮光状態が保持
される。
【0065】図12は、上記第2実施例のカメラの電動
パノラマ駆動装置において、露光画面を遮光状態とする
場合の制御を示すサブルーチン(パノラマON2)のフ
ローチャートであり、図13は、露光画面を非遮光状態
とする場合の制御を示すサブルーチン(パノラマOFF
2)のフローチャート、即ち、パノラマモータ121の
出力信号のオン(ON)またはオフ(OFF)の制御
と、回転方向の制御を示すものである。
【0066】図12に示すように、まず、露光画面を遮
光状態とする場合には、ステップS101において、上
記制御手段11によってモータ駆動回路18からパノラ
マモータ121を回転させるためのオン(ON)信号を
送ることで、上記カムギアー122を時計方向に回転さ
せ、これと同時に上記回転部材122eとカム122d
を時計方向に回転させる。
【0067】次に、ステップS102において、上記パ
ノラマモータ121をオン(ON)状態とする所定時
間、即ち、露光画面を遮光状態とするために上記電動パ
ノラマ駆動装置24を駆動させて遮光状態とする所定の
時間が経過したかどうかの判断がなされており、露光画
面が遮光状態となり上記所定時間が経過した後、ステッ
プS103の処理に進み、このステップS103におい
て、上記パノラマモータ121の出力信号をオフ(OF
F)することで、一連の処理を終了する(リターン)。
【0068】また、図13に示すように、サブルーチン
(パノラマOFF2)は、露光画面の非遮光状態、即
ち、通常の露光画面の状態とする場合であり、まず、ス
テップS104において、上記制御手段11によってモ
ータ駆動回路18からパノラマモータ121を回転させ
るためのオン(ON)信号を送ることで、上記カムギア
ー122を反時計方向に回転させ、これと同時に上記回
転部材122eとカム122dも反時計方向に回転させ
る。
【0069】次に、ステップS105においては、上記
パノラマモータ121をオン(ON)状態とする所定時
間、即ち、露光画面を非遮光状態とするために上記電動
パノラマ駆動装置24を駆動させる所定の時間が経過し
たかどうかの判断がなされており、露光画面が非遮光状
態となり上記所定時間が経過した後、ステップS106
の処理に進み、このステップS106において、上記パ
ノラマモータ121の出力信号をオフ(OFF)するこ
とで、一連の処理を終了する(リターン)。
【0070】図14は、上記第2実施例のカメラの撮影
レンズを沈胴させて、カメラ本体内に収納する際の動作
を示すサブルーチン(沈胴2)のフローチャートであ
る。なお、この第2実施例のカメラにおける撮影レンズ
は、上述の第1実施例のカメラと同様に、ズームレンズ
を適用するものとする。図14に示すように、まず、ス
テップS107において、現在の露光画面サイズの情
報、即ち、上記電動パノラマ駆動装置24によって行な
われた現在設定されている露光画面が、遮光または非遮
光のどちらの状態にあるかどうかの情報が、EEPRO
M17に書き込まれて記憶される。
【0071】次に、ステップS109において、上述の
図13によって説明したサブルーチン(パノラマOFF
2)が実行されることで、露光画面が通常の露光画面サ
イズ、即ち、非遮光状態とされ、ステップS110の処
理へと進み、このステップS110において、制御手段
11によってモータ駆動回路が制御され、これによりズ
ームモータ20の出力信号がオン(ON)とされること
で、撮影レンズをカメラ本体内に繰り込む方向への駆
動、即ち、沈胴動作が行なわれ。そして、次のステップ
S111において、上記撮影レンズの沈胴動作の完了が
検出されるまで、上記ズームモータ20は駆動され、上
記撮影レンズの沈胴動作の完了の信号が検出された後、
ステップS112の処理に進み、ズームモータ20の出
力信号をオフ(OFF)とすることで、上記撮影レンズ
の沈胴動作の一連の処理を終了する(リターン)。
【0072】以上説明したように、上記第2実施例のカ
メラにおいても、上述の第1実施例のカメラと全く同様
の効果を得ることができる。
【0073】また、パノラマモータ121を遮光/非遮
光状態の切換えに必要な時間よりも少しだけ長い時間、
時計方向または反時計方向に駆動させるようにすること
によって、遮光/非遮光の切り換えを行なうことがで
き、上述の第1実施例で適用した、パノラマ状態SW2
3を不要とすることができる。
【0074】なお、上記スリップクラッチ機構は、念の
ために設けたものであり、パノラマモータ121に通電
する電圧をあらかじめ低めに抑えておいたり、パノラマ
モータ121の起動時には電池電圧そのものを印加し
て、その後の駆動には、所定の低い電圧によって駆動さ
せるようにし、上記ストッパーピン200a,200b
による第2パノラマ駆動アーム141の回動係止時のモ
ータ貫通電流を抑えるような構成にすれば、スリップク
ラッチ機構を配設しなくても同様である。さらに、上記
ストッパーピン200a,200bによる第2パノラマ
駆動アーム141の回動係止時に、パノラマモータ12
1のトルクを遊星ギアー機構を設け、別のギアー系列側
に伝達されるようにしてもよい。
【0075】[付記] (1) 撮影レンズと、この撮影レンズを光軸方向に駆
動する撮影レンズ駆動手段と、上記撮影レンズ光路中に
挿脱可能な遮光部材と、この遮光部材の挿脱を行なう遮
光部材駆動手段と、上記撮影レンズを沈胴領域に駆動す
ることを指示する撮影レンズ沈胴指示手段とを具備し、
上記撮影レンズ沈胴指示手段の出力に応答して上記遮光
部材を退避させた後に、上記撮影レンズを沈胴するよう
にした撮影レンズ沈胴型カメラ。上記付記第1に記載の
沈胴型カメラによれば、撮影レンズの沈胴に当たって、
遮光部材を破損させてしまうことがない。
【0076】(2) 上記遮光部材は、撮影画面をパノ
ラマサイズとするための部材である付記第1に記載の撮
影レンズ沈胴型カメラ。上記付記第2に記載の沈胴型カ
メラによれば、撮影レンズの沈胴に当たって、パノラマ
サイズ設定用の遮光部材を破損させることがない。
【0077】(3) 撮影レンズと、この撮影レンズを
光軸方向に駆動する撮影レンズ駆動手段と、上記撮影レ
ンズ光路中に挿脱可能な遮光部材と、この遮光部材の挿
脱を行なう遮光部材駆動手段と、上記撮影レンズを沈胴
域から撮影域に駆動することを指示する撮影レンズ撮影
域設定指示手段と、上記沈胴領域から撮影領域への駆動
前に決定された遮光/非遮光指示部材による遮光/非遮
光状態指示手段を具備し、この遮光/非遮光状態指示手
段の出力に基づいて撮影レンズを沈胴領域から撮影領域
へ駆動した後に遮光部材の駆動を行なう撮影レンズ沈胴
型カメラ。上記付記第3に記載の沈胴型カメラによれ
ば、沈胴状態から撮影状態に復帰する場合に、遮光部材
を破損してしまうことがない。
【0078】(4) 上記遮光/非遮光状態指示手段
は、上記撮影レンズの沈胴前のカメラの遮光/非遮光状
態を記憶する記憶手段である。上記付記第4に記載の沈
胴型カメラの記憶手段によれば、撮影レンズの沈胴前の
状態を記憶させておくことによって、撮影レンズ沈胴後
に、再び撮影領域に撮影レンズを移動させて、写真撮影
を再開する場合に、前回の撮影レンズ沈胴前の状態に自
動的に戻すことができる。
【0079】(5) 上記記憶手段は電気的不揮発性メ
モリである付記第4に記載の撮影レンズ沈胴型カメラ。
上記付記第5に記載の沈胴型カメラによれば、カメラの
電源がオフの状態となっていても記憶を保持しておくこ
とができるので、電池の消耗が少ない。
【0080】(6) 上記遮光/非遮光状態指示手段
は、カメラの遮光/非遮光状態を記憶する状態スイッチ
である。
【0081】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、電動
によって遮光部材が駆動されるようにした撮影レンズ沈
胴型カメラにおいて、撮影レンズを沈胴する際には、ま
ず、遮光部材を退避させた後に、撮影レンズを沈胴する
ように構成したことで、遮光部材による露光画面の遮光
または非遮光動作や撮影レンズの沈胴動作によって、撮
影レンズ面を傷つけたり、遮光部材を破損させることが
ないようにすると共に、より不快沈胴を実現すること
で、より小型化された撮影レンズ沈胴型カメラを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮影レンズ沈胴型カメラの概念図。
【図2】本発明の第1実施例のカメラにおける電気シス
テムの概略を示すブロック構成図。
【図3】上記図2のカメラの遮光部材駆動手段(電動パ
ノラマ駆動装置)の外観を示す要部斜視図。
【図4】上記図3の遮光部材駆動手段(電動パノラマ駆
動装置)において、露光画面を遮光状態または非遮光状
態とする際の第1、第2カムの動作を説明する図。
【図5】上記図3の遮光部材駆動手段(電動パノラマ駆
動装置)において、露光画面を遮光状態とする場合のフ
ローチャート。
【図6】上記図3の遮光部材駆動手段(電動パノラマ駆
動装置)において、露光画面を非遮光状態とする場合の
フローチャート。
【図7】上記図2のカメラにおける、撮影レンズの沈胴
動作を示すフローチャート。
【図8】上記図2のカメラにおける、撮影レンズを撮影
領域へセットする際の動作を示すフローチャート。
【図9】上記図2のカメラにおける、撮影レンズを撮影
領域へセットする際の動作の変形例を示すフローチャー
ト。
【図10】上記第1実施例の効果を示す図であって、遮
光部材が退避した後に撮影レンズが沈胴した際の動作を
示す図。
【図11】本発明の第2実施例のカメラの遮光部材駆動
手段(電動パノラマ駆動装置)の外観を示す要部斜視
図。
【図12】上記図11の遮光部材駆動手段(電動パノラ
マ駆動装置)において、露光画面を遮光状態とする場合
のフローチャート。
【図13】上記図11の遮光部材駆動手段(電動パノラ
マ駆動装置)において、露光画面を非遮光状態とする場
合のフローチャート。
【図14】上記第2実施例のカメラにおける、撮影レン
ズの沈胴動作を示すフローチャート。
【図15】従来の沈胴型カメラの動作を示す一例であっ
て、(a)は、遮光部材を撮影レンズの光路中に挿入し
て露光画面を遮光状態とした場合を示す図、(b)は、
上記(b)の状態で撮影レンズを沈胴させた状態を示す
図。
【符号の説明】
1…遮光部材駆動手段 2…撮影レンズ駆動手段 3…撮影レンズ沈胴指示手段 4…遮光/非遮光状態検出手段 5…撮影レンズ撮影域設定指示手段 6…遮光/非遮光指示手段(遮光部材位置指定手段) 11…制御手段(CPU) 12…パワースイッチ 13…レリーズスイッチ 14…パノラマスイッチ 15…ズームアップスイッチ 16…ズームダウンスイッチ 17…EEPROM(記憶手段) 18…モータ駆動回路 19…撮影レンズ駆動(LD)モータ 20…ズームモータ 21…パノラマモータ 23…パノラマ状態スイッチ(遮光/非遮光状態検出手
段) 22,122…カムギアー 22a…第1カム 22b…第2カム 24…電動パノラマ駆動装置 40,140…第1パノラマ駆動アーム 41,141…第2パノラマ駆動アーム 42,142…第1パノラマ遮光部材 43,143…第2パノラマ遮光部材 42a,43a,142a,143a…パノラマ遮光部 44,144…バネ 122c…板バネ(スリップクラッチ機構) 122d…カム(スリップクラッチ機構) 122e…回転部材(スリップクラッチ機構)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を結像させる撮影レンズと、 この撮影レンズを沈胴位置と通常撮影位置の少なくとも
    2つの領域に移動させる撮影レンズ駆動手段と、 上記撮影レンズの光路中に挿脱自在な遮光部材と、 この遮光部材を上記光路中に挿脱するための電動駆動手
    段を有する遮光部材駆動手段と、 上記撮影レンズを上記沈胴領域に移動させることを指示
    する沈胴指示手段と、 この沈胴指示手段からの指示に応答して、上記光路中か
    ら上記遮光部材の退避動作を上記遮光部材駆動手段に行
    なわせ、この退避動作が終了した後に、上記撮影レンズ
    の上記沈胴領域への移動動作を上記撮影レンズ駆動手段
    に行なわせる制御手段と、 を具備したことを特徴とする沈胴型カメラ。
  2. 【請求項2】 被写体像を結像させる撮影レンズと、 この撮影レンズを沈胴領域と通常撮影領域の少なくとも
    2つの領域に移動させる撮影レンズ駆動手段と、 上記撮影レンズの光路中に挿脱自在な遮光部材と、 この遮光部材を上記光路中に挿脱するための電動駆動手
    段を有する遮光部材駆動手段と、 上記撮影レンズを上記沈胴領域から通常撮影領域に移動
    させることを指示する指示手段と、 上記遮光部材の位置を指定する遮光部材位置指定手段
    と、 上記指示手段からの指示に応答して、上記撮影レンズの
    上記沈胴位置から通常撮影領域への移動動作を上記撮影
    レンズ駆動手段に行なわせた後、上記遮光部材位置指定
    手段の出力に基づいて遮光部材駆動手段によって上記遮
    光部材の駆動を行なう制御手段と、 を具備したことを特徴とする沈胴型カメラ。
  3. 【請求項3】上記遮光部材位置指定手段は、上記撮影レ
    ンズの沈胴前の遮光部材の位置を記憶する記憶手段から
    の出力に基づくことを特徴とする請求項2に記載の沈胴
    型カメラ。
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