JPH07294704A - 光ファイバコネクタ反射防止膜の形成装置および形成方法 - Google Patents

光ファイバコネクタ反射防止膜の形成装置および形成方法

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JPH07294704A
JPH07294704A JP6084641A JP8464194A JPH07294704A JP H07294704 A JPH07294704 A JP H07294704A JP 6084641 A JP6084641 A JP 6084641A JP 8464194 A JP8464194 A JP 8464194A JP H07294704 A JPH07294704 A JP H07294704A
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JP
Japan
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optical fiber
connector
antireflection film
face
rotating member
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JP6084641A
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Mitsuaki Tamura
充章 田村
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光コネクタに配置された光ファイバの端面に
耐久性に優れた反射防止幕を高い膜厚の制御性をもって
形成することができる光ファイバコネクタ反射防止膜の
形成装置および形成方法を提供する。 【構成】 本発明の光ファイバコネクタ反射防止膜の形
成装置は、本体1と、本体1に一端部を中心に水平面内
で回転可能に取り付けられた支持円板51と、支持円板
51の他端部に回転可能に取り付けられた円板54と、
円板54に取り付けられ、光ファイバの端面を上にして
光コネクタ70を保持する有底筒体56と、円板54と
同じ高さであって、本体1に固定された円板61と、円
板61と円板54に巻き掛けられたベルト62とを具備
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバを結合する
コネクタ端面に反射防止膜溶剤を滴下して、反射防止膜
を形成する光ファイバコネクタ反射防止膜の形成装置お
よび光ファイバコネクタ反射防止膜の形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から光ファイバコネクタの端面に
は、光ファイバ内を伝搬してきた光がこの端面で反射さ
れ、この反射光が送信側に帰還されてノイズの原因とな
らないように、特開昭58−52609号公報に記載さ
れているような反射防止膜が設けられている。光ファイ
バコネクタの端面に反射防止膜を形成する技術として
は、特開平4−34403号公報に記載のように薄膜シ
ートを所定の寸法に切り出してコネクタ端面に貼り付け
たり、特開昭58−205117号公報に記載のように
反射防止膜溶剤を滴下して焼き付けるものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光ファ
イバの端面に薄膜シートを貼り付けて反射防止膜を形成
する場合にはコネクタ端面への反射防止膜の接着性が悪
いために耐久性が低く、また、反射防止膜溶剤を滴下し
焼き付けて反射防止膜を形成する場合には滴下条件によ
り膜厚が著しく変化するために膜厚管理が困難であると
いう問題があった。
【0004】とすれば、スピンコートなどを用いて滴下
した溶剤を薄くのばして膜厚制御をすればよいと考えら
れるが、スピンコートを用いた場合にはコネクタに取り
付けられた光ファイバが回転によりねじれてしまう。
【0005】本発明は以上の問題に鑑みてなされたもの
であり、光コネクタに配置された光ファイバの端面に耐
久性に優れた反射防止膜を高い膜厚の制御性をもって形
成することができる光ファイバコネクタ反射防止膜の形
成装置および形成方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、光コネクタ内
に設置された光ファイバの端面に反射防止膜溶剤を滴下
して、反射防止膜を形成する光ファイバコネクタ反射防
止膜の形成装置を対象とするものである。そして、上述
の目的を達成するために、本発明の光ファイバコネクタ
反射防止膜の形成装置は、本体(1)と、軸および一端
部を有し、軸を中心として一端部が水平面内において回
転可能であるよう、本体に取り付けられた第1回転部材
(51)と、第1回転部材(51)の一端部に回転可能
に取り付けられた第2回転部材(54)と、光ファイバ
の端面を上にして光コネクタ(70)を保持するよう、
第2回転部材(54)に取り付けられた保持部材(5
6)と、この軸と同軸の回転軸を有して本体(1)に固
定された第1部材(61)と、第2回転部材(54)の
第1回転部材(51)に対する回転が、第1回転部材
(51)の本体(1)に対する回転と向きが反対で回転
数が同じとなるよう、第2回転部材(54)と第1部材
(61)とを接続する接続手段(62)とを具備するこ
ととした。なお、第2回転部材(54)と保持部材(5
6)とは一体成形されることとしてもよい。
【0007】
【作用】本発明の光ファイバコネクタ反射防止膜の形成
装置は、第1回転部材を回転させることにより、その一
端部に設けられた第2回転部材が本体に対して公転す
る。一方、本体に固定された第1部材と第1回転部材に
対して回転可能な第2回転部材とは接続手段によって、
第2回転部材の第1回転部材に対する回転が、第1回転
部材の本体に対する回転と向きが反対で回転数が同じと
なるように接続されているので、第2回転部材は本体に
対しては公転することになるが、第2回転部材は本体に
対して自転することはない。
【0008】従って、第2回転部材に取り付けられた保
持部材に光コネクタを固定したとしても、コネクタは本
体に対して首振運動などの往復運動はするが、自転運動
はしないので、光ファイバやこの光ファイバが集合した
光ファイバケーブルが捩じれることはない。
【0009】この装置のさらに具体的な構成としては、
第1部材および第2回転部材が同一の直径を有する円板
であり、接続手段が第1部材と第2回転部材との間に巻
き掛けられたベルトであるものが挙げられる。また、第
1部材および第2回転部材が直径の等しい歯車であり、
接続手段がこれらの歯車に巻き掛けられたチェーンであ
ってもよい。また、第1部材および第2回転部材が等し
い直径を有する歯車であり、接続手段がこれらの歯車に
噛合するように前記第1回転部材に回転自在に取り付け
られた歯車であっても同様の機能を達成することができ
る。
【0010】しかし、ベルトを用いる構成を採用した場
合には、第1部材および第2回転部材とは円板(プーリ
ー)であるのでこれらの慣性モーメントを細い棒などと
比較して大きくすることができ、第2回転部材を安定し
て回転させることができる。また、ベルトを用いている
ので、この装置を駆動する場合にチェーンなどと比較し
てこの装置を静かに駆動させることができる。なお、第
2回転部材および第1部材の形状としては、これらの軸
に平行な外周の長さの等しい円板の他に多角形板などが
列挙される。
【0011】保持部材に保持された光ファイバの端面に
反射防止膜溶剤を滴下して、この光ファイバコネクタ反
射防止膜の形成装置を駆動することとすれば、反射防止
膜溶剤は端面において均一な厚みとなり、この端面に均
一な膜厚の反射防止膜を形成することができる。
【0012】なお、この光ファイバコネクタ反射防止膜
の形成装置が、第1回転部材(51)を回転させるモー
ター(40)をさらに備え、モーター(40)の回転数
が可制御であれば、第1回転部材(51)の回転数に応
じて、形成される反射防止膜の膜厚は変化するので、反
射防止膜の膜厚制御に有効である。
【0013】また、上述のような目的を達成する光ファ
イバコネクタ反射防止膜の形成方法としては以下の方法
がある。すなわち、光コネクタ内に設置された光ファイ
バの端面に反射防止膜を形成する光ファイバコネクタ反
射防止膜の形成方法において、光ファイバの端面を上に
して、反射防止膜の材料である反射防止膜溶剤を滴下す
る第1の工程と、光ファイバの端面を水平に保持したま
まで、光コネクタを自転させずに、光コネクタを地面に
対して往復運動させる第2の工程とを有することとすれ
ば、光コネクタに接続された光ファイバが捩じれること
なく、塗布された反射防止膜溶剤の膜厚を均一にするこ
とができる。ここで、水平面内での往復運動とは、水平
面内での回転や単なる首振り運動、八の字運動などであ
り、光コネクタを所定の位置から別の位置に移動させ、
再びもとの所定の位置に戻させる運動一般とする。
【0014】しかしながら、上述の方法や装置を用いて
光ファイバコネクタ反射防止膜を形する場合には、特
に、反射防止膜溶剤を滴下した後に、反射防止膜の膜厚
を均一にするために光コネクタは水平面内で運動させら
れるので、反射防止膜溶剤がガイドピン穴内に入り込ん
でしまう。ガイドピン穴は、高精度に加工してあるので
このように反射防止膜溶剤がガイドピン穴に導入される
とガイドピンをこのガイドピン穴に差し込むことができ
ない。
【0015】そこで、ガイドピン穴の穿設された光コネ
クタ内に端面が露出して設置された光ファイバの端面に
反射防止膜を形成する光ファイバコネクタ反射防止膜の
形成方法においては、ガイドピン穴の穿設された光コネ
クタ上の領域であって、光ファイバの端面でない光コネ
クタ上の領域に剥離シートを被せる第1の工程と、光コ
ネクタの剥離シート上および光ファイバの端面上に反射
防止膜を形成する第2の工程と、剥離シートを剥がす第
3の工程とを有することとした。この方法を用いること
により、貫通孔内に光ファイバコネクタ反射防止膜が形
成されることがなく、光ファイバの端面のみに反射防止
膜を形成することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る光ファイバコネクタ反射
防止膜の形成装置および光ファイバコネクタ反射防止膜
形成方法の一実施例について添付した図面に基づいて説
明する。なお、以下の説明において、同一要素には同一
符号を用いるものとし、重複する説明は省略する 図1は、本実施例に係る光ファイバコネクタ反射防止膜
の形成装置の正面図であり、図2は図1の光ファイバコ
ネクタ反射防止膜の形成装置をAA線矢印方向から見た
左側面断面図である。なお、以下の説明における「上」
および「下」なる語は図1の上下の基づくものとする。
【0017】この光ファイバコネクタ反射防止膜の形成
装置は、本体1を備えている。本体1は、水平に配置さ
れる円板状の底板10、底板10の上面に固定され、上
方に向かって延びる支持部材20から構成されている。
支持部材20の上端部30は水平方向に折曲し、その結
果、支持部材上端部30は底板10に対向して配置され
ている。支持部材上端部30の底板10側には電気モー
タ40が垂直方向にその回転軸41を有して固定されて
いる。回転軸41の外周面には外歯歯車42が固定され
ており、歯車42は電気モータ40を駆動させることに
より水平面内で回転する。
【0018】一方、支持部材上端部30の底面10側の
略中心には、垂直下方に延びる円柱状の支持軸60の上
端部が固定されている。支持部材上端部30の底面10
側の略中心には、支持軸60の外周を取り巻くような外
壁を有する中空の回転軸50が、回転軸50の外周面と
上端部30との間に設置されたベアリング43を介して
回動可能に取り付けられている。垂直下方に延びる中空
の回転軸50の下端部には、この回転軸50を回転軸と
する支持円板51が固定されており、回転軸50を回転
させると支持円板51も回動するようにされている。こ
の回転軸50の回動は、回転軸50の外周面に取り付け
られた外歯歯車52を回動することにより行われる。外
歯歯車52は外歯歯車42に噛合しているので、外歯歯
車42の回転軸42を回転軸とする電気モータ40を駆
動させると、その駆動力が外歯歯車42、外歯歯車5
2、回転軸50、支持円板51と順次伝わっていき、結
果的には、支持円板51が水平面内で回転することとな
る。
【0019】図示の如く、支持円板51の下面外縁に
は、下方に延びる固定軸53が固定されている。この固
定軸53の下端部には、円板54が、固定軸53と円板
54との間に設置されたベアリング55を介して回動自
在に取り付けられている。円板54の下面の周囲には、
有底筒体56の上端面が固定されている。この筒56の
底には光ファイバケーブル71を内部に設置する光コネ
クタ70が上下方向に嵌まるように孔もしくはスリット
が穿設されている。
【0020】中空の回転軸50の上下方向に延びる孔内
を貫通する支持軸60の下端部には、支持軸60と同軸
の外周面を有する円板61が固定されている。円板61
は、円板54と同じ高さの位置に設置されており、これ
らの円板61,54には無端状のベルト62が巻きかけ
られて、巻きかけ伝動機構を構成している。これらの円
板61および54の直径は一致している。
【0021】なお、先端部に光コネクタ70の設けられ
た光ファイバケーブル71は、底板10を貫通する孔内
に設置されたゴムなどの固定部材11により把持され、
コネクタ70は筒56の底の孔もしくはスリットに固定
される。
【0022】図3は、この装置を図2のBB線矢印方向
から見た説明図であり、以下この図を参照して本装置の
動作を説明する。電気モータ40を駆動させると、支持
円板51が水平面内で図3の矢印S方向に回転し、この
下面外周に設置された筒54が軸60を中心として回転
する。一方、これらの円板54,61には、接続手段た
るベルト62が巻きかけられているので、円板54は図
3の矢印Pで示す軸60の回転と反対の方向に軸53を
中心として回転する。しかも、これらの円板54,61
の直径は等しいので、軸60の回転角度と回転軸53の
回転角度とは向きが反対で大きさが等しいことになる。
【0023】よって、筒56の孔に光コネクタ70を、
この内部に配置された光ファイバケーブル71の端面が
上を向くように配置すれば、筒56は、軸60の回りを
公転するが、この反対の向きに筒56は軸53を中心と
して自転しているので、この装置に配置された光コネク
タ70は底面10に対して自転することがない。このよ
うに、光コネクタ70は底面10に対して自転すること
がないので、この底面10に光ファイバケーブル71を
固定部材11により固定することとしても、光ファイバ
ケーブル71は水平面内で振られるが、よじれることは
ない。したがって、筒56に設置された光ファイバ71
の上端面に反射防止膜溶剤を滴下すれば、この装置を駆
動させることによって光ファイバケーブル71がよじれ
ることなく反射防止膜を光ファイバ71の端面に均一に
塗布することができる。なお、軸53に上下に貫通する
孔が穿設されていれば、この孔を通して反射防止膜溶剤
を滴下することができる。また、本装置では、円板51
には、円板54および保持部材56のみが1組設けられ
ているが、これは円板51に円板54および保持部材5
6の組を複数と取り付けることとしてもよい。
【0024】なお、反射防止膜の膜厚は電気モータ40
の回転数に依存しているので、電気モータ40の回転数
を制御すれば形成される反射防止膜の膜厚を制御するこ
とできる。
【0025】次に、本発明に係る光ファイバコネクタ反
射防止膜の形成方法について説明する。図4は、図1お
よび図2に示した光ファイバコネクタ反射防止膜の形成
装置を用いて光ファイバの端面に反射防止膜を形成する
工程を示す説明図である。
【0026】この光ファイバコネクタ反射防止膜の形成
方法は、まず、複数の貫通孔80が上下方向に穿設され
た光コネクタ70を用意する。光コネクタ70の貫通孔
80内には、光ファイバがその上端面を露出して設置さ
れている。すなわち、同図(a)に示す如く、光コネク
タ70の上面には、上端面の露出した光ファイバ80が
埋設されている。光コネクタ70には、図示しない接続
ピンを挿入するための穴90がこの図の上下方向に穿設
されている。次に、穴90の上面を覆うように剥離シー
ト100を光コネクタ70の上面に貼り付ける(同図
(b)参照)。しかる後、光コネクタ70の上面に反射
防止膜溶剤を滴下し、この光コネクタ70を図1および
図2の示した光ファイバコネクタ反射防止膜の形成装置
に設置し、この装置を駆動して光コネクタ70上面に均
一に反射防止膜101を形成する(同図(c))。さら
に、同図(d)のようにこの剥離シート100をコネク
タ70から剥がせば、穴90内には反射防止膜が付くこ
とがない。このようにして、同図(e)に示すように、
貫通孔80内に配置された光ファイバの上端面に反射防
止膜101が形成され、穴90内には反射防止膜が付い
ていない光コネクタ70が完成する(同図(e)参
照)。
【0027】
【発明の効果】以上の通り、本発明の光ファイバコネク
タ反射防止膜の形成装置によれば、光ファイバの端面に
均一な膜厚の反射防止膜を形成することができ、この反
射防止膜は貼り付けて形成したものではないので、耐久
性に優れている。従って、これらの光ファイバを接続し
た場合には、耐久性に優れているため、長期間このファ
イバを使用することができる。また、光ファイバをコネ
クタに接続したままで簡単に均一な膜厚の反射防止膜を
形成することができるので、作業性を向上させることが
できる。
【0028】また、本発明の光ファイバコネクタ反射防
止膜の形成方法によれば、光コネクタに接続された光フ
ァイバが捩じれることなく、塗布された反射防止膜溶剤
の膜厚を均一にすることができる。
【0029】また、剥離シートを用いた光ファイバコネ
クタ反射防止膜の形成方法によれば貫通孔内に光ファイ
バコネクタ反射防止膜が形成されることがなく、容易に
光ファイバの端面のみに反射防止膜を形成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る光ファイバコネクタ反
射防止膜の形成装置の正面図である。
【図2】図1の光ファイバコネクタ反射防止膜の形成装
置をAA線矢印方向から見た左側面断面図である。
【図3】図2の光ファイバコネクタ反射防止膜の形成装
置をBB線矢印方向から見た説明図である。
【図4】光ファイバの端面に反射防止膜を形成する工程
を示す説明図である。
【符号の説明】
1…本体、10…底板、30…支持部材上端部、51…
支持円板、42,52…外歯歯車、40…モータ、6
1,54…円板、56…支持部材、62…ベルト、70
…光コネクタ、71…光ファイバケーブル、80…貫通
孔、90…穴、100…剥離シート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 11:00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光コネクタ内に設置された光ファイバの
    端面に反射防止膜溶剤を滴下して、反射防止膜を形成す
    る光ファイバコネクタ反射防止膜の形成装置において、 本体と、 軸および一端部を有し、前記軸を中心として前記一端部
    が水平面内において回転可能であるよう、前記本体に取
    り付けられた第1回転部材と、 前記第1回転部材の前記一端部に回転可能に取り付けら
    れた第2回転部材と、 前記光ファイバの端面を上にして前記光コネクタを保持
    するよう、前記第2回転部材に取り付けられた保持部材
    と、 前記軸と同軸の回転軸を有して前記本体に固定された第
    1部材と、 前記第2回転部材の前記第1回転部材に対する回転が、
    前記第1回転部材の前記本体に対する回転と向きが反対
    で回転数が同じとなるよう、前記第2回転部材と前記第
    1部材とを接続する接続手段と、を備えることを特徴と
    する光ファイバコネクタ反射防止膜の形成装置。
  2. 【請求項2】 前記光ファイバコネクタ反射防止膜の形
    成装置は、前記第1回転部材を回転させるモーターをさ
    らに備え、前記モーターの回転数は可制御であることを
    特徴とする請求項1に記載の光ファイバコネクタ反射防
    止膜の形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第1部材および前記第2回転部材
    は、同一の直径を有する円板であり、前記接続手段は、
    前記第1部材と前記第2回転部材との間に巻き掛けられ
    たベルトであることを特徴とする請求項1に記載の光フ
    ァイバコネクタ反射防止膜の形成装置。
  4. 【請求項4】 光コネクタ内に設置された光ファイバの
    端面に反射防止膜を形成する光ファイバコネクタ反射防
    止膜の形成方法において、 前記光ファイバの端面を上にして、前記反射防止膜の材
    料である反射防止膜溶剤を滴下する第1の工程と、 前記光ファイバの端面を水平に保持したままで、前記光
    コネクタを自転させずに、前記光コネクタを地面に対し
    て往復運動させる第2の工程と、を有することを特徴と
    する光ファイバコネクタ反射防止膜の形成方法。
  5. 【請求項5】 ガイドピン穴の穿設された光コネクタ内
    に端面が露出して設置された光ファイバの前記端面に反
    射防止膜を形成する光ファイバコネクタ反射防止膜の形
    成方法において、 前記ガイドピン穴の穿設された前記光コネクタ上の領域
    であって、前記光ファイバの端面でない前記光コネクタ
    上の領域に剥離シートを被せる第1の工程と、 前記光コネクタの剥離シート上および前記光ファイバの
    端面上に反射防止膜を形成する第2の工程と、 前記剥離シートを剥がす第3の工程と、を有することを
    特徴とする光ファイバコネクタ反射防止膜の形成方法。
JP6084641A 1994-04-22 1994-04-22 光ファイバコネクタ反射防止膜の形成装置および形成方法 Pending JPH07294704A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012026795A (ja) * 2010-07-21 2012-02-09 Otsuka Denshi Co Ltd 光学式測定装置
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JP2015025815A (ja) * 2014-09-30 2015-02-05 凸版印刷株式会社 光学式測定装置

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