JPH07294137A - 厨芥処理機 - Google Patents

厨芥処理機

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JPH07294137A
JPH07294137A JP6086765A JP8676594A JPH07294137A JP H07294137 A JPH07294137 A JP H07294137A JP 6086765 A JP6086765 A JP 6086765A JP 8676594 A JP8676594 A JP 8676594A JP H07294137 A JPH07294137 A JP H07294137A
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Japan
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garbage
stirring
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temperature
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JP6086765A
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Hiroyuki Senoo
裕之 妹尾
Masaki Takahashi
正樹 高橋
Seiichi Ueno
聖一 上野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 厨芥収納容器内の撹拌の回転周期を制御し、
より効率よい乾燥方式を提供する。 【構成】 厨芥収納容器2と、厨芥収納容器2内の厨芥
を加熱乾燥させる乾燥ヒータ8と、厨芥収納容器2内に
設けられかつ厨芥を撹拌する撹拌刃3と、撹拌刃3を回
転させるモータ4と、モータ4の回転を制御する駆動手
段10とを備え、駆動手段10により撹拌刃3の撹拌方
向を一定周期で正逆回転させ、モータ4の負荷電流から
撹拌刃3のロックを検知した場合には撹拌方向を反転さ
せるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生ごみ等の厨芥を処理
するための厨芥処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の温風乾燥式厨芥処理機は、生ごみ
の収納容器の上部に加熱ヒータとファンを設け、ヒータ
によって加熱された空気がファンによって温風として収
納容器内に送られ、収納容器内に設けられた撹拌刃によ
って撹拌される生ごみを乾燥させ、水分を水蒸気として
外部に取り除いて処理を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の温風乾
燥式厨芥処理機の撹拌刃の回転では生ごみの撹拌状態が
均一でなく、乾燥効率が低くなるため乾燥処理時間が長
かった。また、撹拌刃の回転トルクが強すぎて収納容器
内のごみが飛び散り、さらに加圧された内部の空気がパ
ッキンから漏れ、処理中の臭いが漏れていた。
【0004】本発明は、この課題を解消し、乾燥効率の
高い厨芥処理機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の手段は、厨芥収納容器と、厨芥収納容
器内の厨芥を加熱乾燥させる加熱手段と、前記厨芥収納
容器内に設けられかつ前記厨芥を撹拌する撹拌手段と、
この撹拌手段を駆動する駆動手段とを備え、この駆動手
段により前記撹拌手段の撹拌方向を一定周期で正逆回転
させ、撹拌手段の負荷電流からロックを検知した場合に
も撹拌方向を反転させるものである。
【0006】第2の手段は、厨芥収納容器内の温度を検
知する温度検知手段を設け、撹拌手段の回転周期を、温
度が高いときには回転周期を速く、温度が低いときには
回転周期を遅く制御するものである。
【0007】第3の手段は、厨芥収納容器内の厨芥量を
撹拌手段の負荷電流から検知する厨芥量検知手段を設
け、撹拌手段の回転周期を厨芥量が多いときには速く、
少ないときには遅く制御するものである。
【0008】第4の手段は、撹拌手段の負荷電流を検知
する負荷検知手段を設け、撹拌手段の起動トルクを負荷
が大きいときには強く、小さいときには弱く制御するも
のである。
【0009】第5の手段は、厨芥収納容器内の気圧を検
知する気圧検知手段を設け、気圧がある一定の値を越え
ないように気圧が高くなったときには撹拌手段の回転力
を下げるものである。
【0010】
【作用】本発明の第1の手段によれば、駆動手段により
撹拌手段は常に撹拌をしているが、厨芥収納容器内の厨
芥の撹拌方向を一定周期で反転をしており、回転がロッ
クした時点でまた反転をする。これによって撹拌される
厨芥の仕上がりをよくする。
【0011】また、第2の手段によれば、温度検知手段
が検知する温度により温度が高いときには撹拌手段のの
回転を速くし、温度が低いときには回転を遅くするの
で、厨芥の焦げ付きを防止しつつ加熱温度を高く設定す
ることができる。
【0012】また、第3の手段によれば、厨芥量が検知
されるので、厨芥量が多いときには撹拌手段の回転周期
を速くすることで厨芥を均一に加熱できるように制御す
る。
【0013】また、第4の手段によれば、撹拌手段の負
荷を検知するので、負荷が大きいときには起動トルクを
強くしてロック状態をさけ、負荷が小さいときは起動ト
ルクを弱くして、最適な撹拌力を与える。
【0014】また、第5の手段によれば、厨芥収納容器
内の気圧を検知することにより、撹拌手段の回転力を制
御して気圧を絶えずある一定値以下にする。
【0015】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例を図1を用いて
説明する。図1において、1は断熱容器、2は断熱容器
1内に設置した厨芥収納容器で、生ごみを主体とした厨
芥を収納するものである。厨芥収納容器2の内には回転
刃である撹拌刃3が撹拌手段として設けられており、4
は撹拌手段を駆動するモータである。5は厨芥収納容器
2より凝縮器6へ流出する水蒸気の温度を検出する終了
センサで、凝縮器6の外壁面に設置している。凝縮器6
の上部には蓋7を設けており、蓋7の内面には加熱手段
である乾燥ヒーター8を設置している。9は前記乾燥ヒ
ーター8をon/off制御する乾燥駆動手段である。
また、10は前記モータ4の回転を制御する駆動手段で
ある。
【0016】以上の構成において動作を説明する。ま
ず、生ごみを主体とした厨芥を厨芥収納容器2内に投入
し、蓋7を閉めて電源(図示せず)を投入する。すると
乾燥駆動手段9によって乾燥ヒーター8がonし、厨芥
の乾燥を開始する。同時に、駆動手段10は一定周期
(例えば1分毎)に回転方向を変えるようにしながらモ
ータ4を駆動し、その結果、撹拌刃3を一定周期で回転
方向を変えながら回転させる。絶えず撹拌される厨芥は
一様の温度・乾燥度を保ちながら乾燥される。また、撹
拌刃3の負荷電流、すなわちモータ4の電流からロック
状態を検知して、ロックした時点で撹拌刃3の回転方向
を反転させて、厨芥の仕上がりをよくする。
【0017】乾燥ヒータ8の熱風で加熱された厨芥から
は水蒸気が発生し、凝縮器6を介して外部へ流出する。
厨芥収納容器2から凝縮器6へ流出する水蒸気の温度を
終了センサ5が検出しており、この値があるあらかじめ
定めた値(例えば55度)以上になった後、下降して次
に定めた値以下に低下したことにより、乾燥が終了した
と判断する。
【0018】また本発明の第二の実施例を図1及び図2
を用いて説明する。本実施例では図1に示す厨芥収納容
器2内の温度を検知する温度検知手段11を設けたこと
を特徴とする。
【0019】以上の構成において動作を説明する。図2
に示すように、温度検知手段11により厨芥収納容器2
内の温度を検知して、温度が高ければ駆動手段10によ
って撹拌刃3の回転周期を速くし、温度が低ければ駆動
手段10によって、撹拌刃3の回転周期を遅くする。こ
れによって、厨芥の焦げ付き防止ができるので加熱温度
を上げて乾燥効率を高くし、乾燥処理時間を短縮でき
る。
【0020】次に本発明の第三の実施例を図3を用いて
説明する。図3において、12は厨芥量検知手段であ
り、撹拌刃3を回転させるモータ4の負荷電流を検知し
て厨芥量を判断するものである。
【0021】以上の構成において動作を説明する。電源
投入後、乾燥処理のはじめに撹拌刃3を数回回転させ、
このときのモータ4の負荷電流を検知して厨芥量の多少
の判断を行う。その結果から駆動手段10において厨芥
量が多いときには回転周期を速く、厨芥量が少ないとき
には回転周期を遅くして、厨芥の飛び散りを防ぎ、厨芥
を均一に加熱して乾燥効率を高くすることができる。
【0022】次に本発明の第四の実施例を図3を用いて
説明する。図3において、12は撹拌刃3を回転させる
モータ4の負荷電流を検知する負荷電流検知手段であ
る。
【0023】以上の構成において動作を説明する。乾燥
処理中に、負荷電流検知手段12により負荷の大きいと
きには回転刃3の起動トルクを強く、負荷の小さいとき
には回転刃3の起動トルクを弱くするように駆動手段1
0を制御して、厨芥の飛び散りやロック状態を防いで、
最適な撹拌力を与えるので乾燥効率を高くすることがで
きる。
【0024】次に本発明の第五の実施例を図1及び図4
を用いて説明する。本実施例は図1に示す厨芥収納容器
2内の気圧を検知する気圧検知手段14を設けたことを
特徴とする。
【0025】以上の構成において動作を説明する。図4
に示すように気圧検知手段14により検出する圧力で乾
燥処理工程を判別し、さらに圧力がある一定の値を越え
ないように、駆動手段10を制御して撹拌刃3の回転力
を段階的に変化させることによって、厨芥収納容器2内
の圧力が高くなりすぎて処理中の臭いが外部へ漏れるこ
とを防ぐ。
【0026】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明の第1の手段によれば、厨芥を常に一定周期で正逆回
転し、またロック時にも反転させるので、厨芥の乾燥度
や温度が均一になる。これにより、厨芥の仕上がりが良
くなって乾燥効率が高くなるので乾燥処理時間の短縮で
きる。
【0027】また、第2の手段によれば、厨芥の温度に
応じて撹拌刃の回転周期を段階的に変えて、厨芥の焦げ
付きを防止できるので、加熱温度を高く設定し乾燥効率
を上げて、乾燥処理時間を短縮できる。
【0028】また、第3の手段によれば、負荷電流から
検知される厨芥量に応じて撹拌刃の回転周期を変えられ
るので、厨芥の飛び散りを軽減し、厨芥の仕上がりをよ
くすることができ、乾燥処理時間の短縮ができる。
【0029】また、第4の手段によれば、撹拌刃の負荷
に応じて最適な撹拌刃の撹拌力を与えられるので、ロッ
クを防ぐとともに厨芥の飛び散りを軽減し、厨芥の仕上
がりをよくすることができるので、乾燥処理時間の短縮
ができる。
【0030】また、第5の手段によれば、厨芥収納容器
内の圧力をある一定の値以下にするように撹拌手段の回
転力を制御するので、厨芥収納容器内から処理中に外部
に漏れる臭いを大幅に軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一、第二および第五の実施例を示す
厨芥処理機の概略断面構成図
【図2】本発明の第二の実施例における厨芥収納容器内
の温度および撹拌刃の回転周期の変化特性図
【図3】本発明の第三および第四の実施例を示す厨芥処
理機のブロック図
【図4】本発明の第五の実施例における厨芥収納容器内
の圧力および撹拌刃の起動トルクの変化特性図
【符号の説明】
2 厨芥収納容器 3 撹拌刃(撹拌手段) 8 乾燥ヒーター(加熱手段) 9 乾燥駆動手段 10 駆動手段 11 温度検知手段 12 厨芥量検知手段(負荷電流検知手段) 14 蒸気圧検知手段(気圧検知手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 11/12 ZAB B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厨芥収納容器と、厨芥収納容器内の厨芥
    を加熱乾燥させる加熱手段と、前記厨芥収納容器内に設
    けられかつ前記厨芥を撹拌する撹拌手段と、この撹拌手
    段を駆動する駆動手段とを備え、この駆動手段により前
    記撹拌手段の撹拌方向を一定周期で正逆回転させ、撹拌
    手段の負荷電流からロックを検知した場合にも撹拌方向
    を反転させる厨芥処理機。
  2. 【請求項2】 厨芥収納容器内の温度を検知する温度検
    知手段を設け、撹拌手段の回転周期を、温度が高いとき
    には回転周期を速く、温度が低いときには回転周期を遅
    く制御する請求項1記載の厨芥処理機。
  3. 【請求項3】 厨芥収納容器内の厨芥量を撹拌手段の負
    荷電流から検知する厨芥量検知手段を設け、撹拌手段の
    回転周期を厨芥量が多いときには速く、少ないときには
    遅く制御する請求項1または2記載の厨芥処理機。
  4. 【請求項4】 撹拌手段の負荷電流を検知する負荷検知
    手段を設け、撹拌手段の起動トルクを負荷が大きいとき
    には強く、小さいときには弱く制御する請求項1〜3の
    いずれか1項記載の厨芥処理機。
  5. 【請求項5】 厨芥収納容器内の気圧を検知する気圧検
    知手段を設け、気圧がある一定の値を越えないように気
    圧が高くなったときには撹拌手段の回転力を下げる請求
    項1〜4のいずれか1項記載の厨芥処理機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006015187A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Dainichi Co Ltd 生ごみ処理機
JP2007190473A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Max Co Ltd 生ゴミ処理装置

Cited By (4)

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JP2006015187A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Dainichi Co Ltd 生ごみ処理機
JP4559135B2 (ja) * 2004-06-30 2010-10-06 ダイニチ工業株式会社 生ごみ処理機
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JP4631714B2 (ja) * 2006-01-18 2011-02-16 マックス株式会社 生ゴミ処理装置

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