JPH07294030A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH07294030A
JPH07294030A JP6089029A JP8902994A JPH07294030A JP H07294030 A JPH07294030 A JP H07294030A JP 6089029 A JP6089029 A JP 6089029A JP 8902994 A JP8902994 A JP 8902994A JP H07294030 A JPH07294030 A JP H07294030A
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JP
Japan
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frequency
inverter
minimum operating
operating frequency
operating time
Prior art date
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JP6089029A
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English (en)
Inventor
Kazuto Ono
数人 大野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 HFC冷媒を使用した空気調和機のコンプレ
ッサの潤滑性能の悪化を防止し、その耐久性を向上させ
るようにする。 【構成】 運転周波数決定手段11が低い周波数F1 〜
F5 のいずれかを決定した場合、最低運転時間計測手段
12はこれらの各周波数について予め定められている最
低運転時間T1 〜T5 を計測する。そして、この計測が
行なわれている間にゼロ周波数F0 が決定されても、運
転停止許可手段14は直ちに運転停止を許可せず、最低
運転時間が経過したときにはじめて運転停止を許可す
る。最低運転時間が定められていない高い周波数F6 〜
F10が決定された場合は、従来と同様の制御が行なわれ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、HFC冷媒を用い室温
検出値と室温設定値との偏差に基く周波数制御により、
コンプレッサモータの可変速駆動を行う空気調和機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の空気調和機において用い
られている冷房運転時の特性図であり、室温検出値Ta
と室温設定値Tsとの偏差(Ta〜Ts)につき所定区
分毎にdからiの各ゾーンが設けられている。
【0003】そして、図10は上記d〜iの各ゾーンに
対応するインバータ周波数を示す運転周波数テーブルを
示すものであり、最低運転周波数の値は、圧縮機の振動
発生などの関係からhゾーンにおける28Hz程度とな
っている。
【0004】しかし、最近はコンプレッサの構造に関す
る技術が進歩し、最低運転周波数を10Hz程度まで引
下げることも可能になっている。このような低周波数領
域での運転を可能にすることによって、室温設定値付近
での制御をキメ細かく行うことができ、十分な快適性を
得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
低周波数で運転を行なっても、室温設定値付近では比較
的短い間隔でコンプレッサのオンオフが繰り返されるこ
とがある。このような低周波数でのオンオフ運転は、H
FC冷媒を用いたコンプレッサの潤滑性能の観点からは
特に好ましくない結果となり、コンプレッサの耐久性に
関して悪影響を及ぼす結果となっている。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、HFC冷媒を用いた空気調和機において低周波数
領域でインバータの運転を行なった場合に、コンプレッ
サの潤滑性能が悪化するのを防止し、コンプレッサの耐
久性を向上させることが可能な空気調和機を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、HFC冷媒を用いた空気調和機
において、室温検出値と室温設定値との偏差に基いてイ
ンバータの運転周波数を決定する運転周波数決定手段
と、前記運転周波数に対しては最低運転時間を予め設定
しておき、前記運転周波数決定手段がこの所定周波数を
決定した場合は、その最低運転時間の経過についての計
測を行う最低運転時間計測手段と、前記運転周波数決定
手段がゼロ周波数を決定したときに、前記最低運転時間
計測手段が計測動作中である場合は、その計測動作中の
最低運転時間が経過した後のみ運転停止許可信号を出力
する運転停止許可手段と、前記運転停止許可手段から前
記運転停止許可信号が出力された場合のみ前記インバー
タの運転を停止させるインバータ制御手段と、を備えた
構成としたものである。
【0008】
【作用】上記構成において、運転周波数決定手段は、室
温検出値と室温設定値との偏差に応じたインバータの運
転周波数の値を決定する。最低運転時間計測手段は、こ
の決定された周波数が、最低運転時間が設定されている
ものである場合には、その最低運転時間の計測を行うよ
うにする。
【0009】そして、運転周波数決定手段がゼロ周波数
を決定したときは、その時点で最低運転時間計測手段が
計測動作を行なっていない場合のみ、運転停止許可信号
を出力する。
【0010】つまり、最低運転周波数及びその付近の値
を引下げて設定した場合、潤滑性能の悪化を防止するた
めにはこれらの周波数での運転時間を一定時間以上確保
する必要がある。この一定時間を最低運転時間という。
そして、運転周波数決定手段がゼロ周波数を決定してイ
ンバータの運転を停止させようとする場合、運転停止許
可手段は直ちに運転停止を許可せずに、最低運転時間が
すでに経過しているか否かを判別し、経過していると判
別した場合のみ運転停止の許可を行うようにする。イン
バータ制御手段は、このような運転停止許可手段から運
転停止許可信号が入力された場合のみインバータの運転
を停止させる。
【0011】この結果、低周波数で短時間の間に圧縮機
の運転と停止が繰り返されることがなくなり、HFC冷
媒を用いても、コンプレッサの潤滑性能が悪化するのを
防止してコンプレッサの耐久性を向上させることが可能
となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図8に基い
て説明する。図1は本発明の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。この図において、3相交流電源1からの3
相交流はインバータ2により可変電圧可変周波数制御さ
れ、このインバータ2の出力によりコンプレッサモータ
3が可変速度駆動される。
【0013】コンプレッサモータ3は、冷媒配管途中に
設けられたコンプレッサ4を回転駆動する。コンプレッ
サ4から吐出される冷媒は四方弁5、室内熱交換器6、
膨張弁7、室外熱交換器8の経路を辿って冷媒回路を循
環する。なおこの冷媒回路は冷媒としてHFC冷媒、例
えば、R134aが用いられている。
【0014】また、室内機及び室外機にはそれぞれ室温
センサ9及び室外温度センサ10が取付けられており、
これらは室内検出温度Ta及び室外検出温度To の検出
信号を運転周波数決定手段11に出力する。この運転周
波数決定手段11には、温度設定器(室内コントロ−
ル)15から室温設定値Tsの設定信号も入力されてい
る。
【0015】運転周波数決定手段11は、室内検出温度
Taと室温設定値Tsとの偏差(TaーTs)を演算
し、この偏差(TaーTs)及び室外検出温度TO の値
から導かれるインバータの運転周波数Fを、後述する運
転周波数テーブルを用いて決定するようになっている。
【0016】運転周波数決定手段11で決定された運転
周波数のうち、最低運転時間が設定されている運転周波
数F1 〜F5 は最低運転時間計測手段12を介してイン
バータ制御手段13に出力され、また、最低運転時間が
設定されていない運転周波数F6 〜F10はそのままイン
バータ制御手段13に出力される。
【0017】そして、運転周波数決定手段11で決定さ
れたゼロ周波数F0 すなわち運転停止信号は運転停止許
可手段14に出力される。運転停止許可手段14はゼロ
周波数F0 を入力した時点で最低運転時間計測手段12
が計測動作を行なっているかどうかを判別し、行なって
いないと判別した場合のみインバータ制御手段13に運
転停止許可信号を出力するようになっている。
【0018】インバータ制御手段13はこのような運転
周波数決定手段11、最低運転時間計測手段12、及び
運転停止許可手段14からの信号の入力に基いてインバ
ータ2の制御を行う。
【0019】ところで、運転周波数決定手段11は図2
及び図3に示すような運転周波数テーブルを有してお
り、これらを用いて冷房運転又は暖房運転の場合の運転
周波数を決定するようにしている。
【0020】そして、例えば図2の場合では、d〜iの
各ゾーンの各周波数の値が運転負荷の大、中、小に応じ
て切換えられるようになっている。本実施例では、この
運転負荷の大、中、小を室外温度センサ10で検出され
る室外検出温度TO の値によって分けている。
【0021】図4は、このように室外検出温度TO の値
によって、図2の各ゾーンにおける運転周波数が分けら
れた周波数区分表を示すものであり、表1−1はTO ≧
35℃すなわち運転負荷が大の場合、表1−2は35℃
>TO >25℃すなわち運転負荷が中の場合、表1−3
は25℃≦TO すなわち運転負荷が小の場合の運転周波
数をそれぞれ示している。
【0022】図5は、同様に、図3の各ゾーンにおける
運転周波数が分けられた周波数区分表を示すものであ
り、表2−1はTO ≦−5℃すなわち運転負荷が大の場
合、表2−2は−5℃<TO <5℃すなわち運転負荷が
中の場合、表2−3はTO ≧5℃すなわち運転負荷が小
の場合の運転周波数をそれぞれ示している。
【0023】そして、図6は各運転周波数について設定
されている最低運転時間テーブルであり、最低運転時間
計測手段12のタイマはこのテーブルに基いて各運転周
波数F1 〜F5 についての最低運転時間T1 〜T5 を計
測するようになっている。
【0024】この各運転周波数に対応した最低運転時間
T1 〜T5 は運転周波数が低くなるにしたがって長くな
るように設定され、潤滑性能の悪化に比例した設定とな
っている。また、F6 よりも高い運転周波数ではコンプ
レッサの運転、停止を繰り返しても潤滑性能は悪化しな
いため、F6 よりも高い運転周波数には最低運転時間の
制限はない。
【0025】次に、以上のように構成される図1の空気
調和機の動作を図7及び図8のフローチャートを参照し
つつ説明する。まず、最低運転時間計測手段12がタイ
マT1 〜T5 をリセットした後(ステップ1)、運転周
波数決定手段11は室温検出値Taと室温設定値Tsと
の偏差△Tを演算する(ステップ2)。次いで、運転モ
ードが冷房運転モードになっているか否かを判別し(ス
テップ3)、冷房運転モードの場合は室外検出温度TO
の値から表1−1、表1−2、表1−3のいずれかを用
いて運転周波数Fを算出する。(ステップ4〜7)。
【0026】また、ステップ3で冷房運転モードでない
と判別した場合は暖房運転モードであるか否かを判別し
(ステップ8)、暖房運転モードの場合は、四方弁5を
オンにした後(ステップ9)、室外検出温度TO の値か
ら表2−1、表2−2、表2−3のいずれかを用いて運
転周波数Fを算出する(ステップ10〜13)。なお、
ステップ8で暖房運転モードでないと判別した場合は、
送風運転モード等の他の制御を実行する。(ステップ1
4)運転周波数決定手段11は、上記のように算出した
運転周波数FにつきF<F6 であるか否かの判別、すな
わち算出された運転周波数につき最低運転時間が設定さ
れたものであるか否かの判別を行う(ステップ15)。
【0027】そして、F<F6 でないと判別した場合、
最低運転時間計測手段12はタイマT1 〜T5 をリセッ
トするようになっており(ステップ16)、運転周波数
決定手段11は決定した運転周波数F(F6 〜F10)の
信号をインバータ制御手段13に出力する。インバータ
制御手段13はこの信号に基いてインバータ2を運転周
波数F6 〜F10で運転する(ステップ17)。なお、ス
テップ1の他に、ステップ17でもタイマT1 〜T5 を
リセットしているのは、例えば、F=F1 〜F5 のいず
れかで運転が行なわれ、タイマT1 〜T5 のいずれかが
計測動作を行なっているうちに、利用者の室内コントロ
ールの操作により室温設定値Tsが急に変更されたり、
窓やドアの開閉などで空調負荷が急激に変化した場合、
F6 〜F10の運転周波数が算出される場合があることを
考慮したものである。
【0028】ステップ15でF<F6 である場合、すな
わちF=F0 又はF=F1 〜F5 である場合、最低運転
時間計測手段12は、図8に示すように、まずF=F0
であるか否かを判別し(ステップ18)、F≠F0 の場
合はさらにF=F1 であるか否かを判別する(ステップ
19)。そして、F≠F1 の場合は、同様にF=F2で
あるか否かを判別し(ステップ20)、以下、このよう
な判別をF=F5 まで行う。
【0029】いま、例えば運転周波数決定手段7が決定
した運転周波数FがF=F1 であったとすると、ステッ
プ19での判別はYESとなり、最低運転時間計測手段
12は、次にタイマT1 が動作中であるか否かを判別す
る(ステップ21)。タイマT1 は、最初は当然のこと
ながら不動作であるから、次に最低運転時間T1 が経過
しているか否かを判別する(ステップ22)。
【0030】そして、最初は当然に、最低運転時間T1
は経過していないので、T1 以外のタイマをリセットし
た後(ステップ23)。タイマT1 をスタートさせる
(ステップ24)。すると、ステップ21での判別が今
度はYESとなるので、最低運転時間計測手段12はF
=F1 の信号をインバータ制御手段13に出力する。イ
ンバータ制御手段13は、この信号の入力に基きインバ
ータ2をF=F1 の周波数で運転する(ステップ2
5)。
【0031】なお、ステップ22で最低運転時間T1 の
経過の有無を判別しているのは、ステップ21でタイマ
T1 が不動作となる場合が、タイマT1 が初めて動作す
る前の状態である場合と、最低運転時間T1 が経過して
もまだ周波数F1 で運転が行なわれている場合との双方
が考えられるからである。また、ステップ23でT1以
外のタイマをリセットしているのは、同時に2つ以上の
タイマが計測動作を行なってしまうのを防止するためで
ある。
【0032】このように、F=F1 の運転周波数で運転
を行なっているうちに、室温検出値Taが次第に室温設
定値Tsに近づき、まだ最低運転時間T1 が経過しない
前に、運転周波数決定手段11がゼロ周波数F0 の信号
を出力したとする。
【0033】この場合、ステップ18での判別がYES
となり、運転停止許可手段14はタイマT1 〜T5 の全
てにつき、これらが計測動作中であるか否かをチェック
する(ステップ26、27、…、30)。いまの場合、
タイマT1 が動作中であるからステップ26での判別が
NOとなり、運転停止許可手段14はまだ運転停止許可
信号をインバータ制御手段4に出力しない。したがっ
て、運転周波数決定手段11がゼロ周波数F0 を決定し
たにもかかわらず、まだ、インバータ2の運転が停止さ
れることはなく、そのままF=F1 の周波数での運転が
継続されることになる(ステップ25)。
【0034】このように、F=F0 の周波数での運転が
継続されているうちに、最低運転時間T1 が経過したと
すると、ステップ26での判別が今度はYESとなり、
ステップ27〜ステップ30での判別も全てYESとな
るので、運転停止許可手段14は、ようやく運転停止許
可信号をインバータ制御手段13に出力する。これによ
り、インバータ制御手段13はインバータ2の運転を停
止させる(ステップ31)。そして、冷媒回路の高圧側
と低圧側とがバランスしないうちはコンプレッサ4を再
起動させないようにするため、2分30秒程度待ってか
らステップ2に戻るようにする(ステップ32)。
【0035】以上説明した空気調和機によれば、最低運
転周波数の値を従来より低い値としても、最低運転時間
内におけるコンプレッサの運転継続を確実に確保するこ
とができ、HFC冷媒を使用しても潤滑性能の悪化によ
るコンプレッサの破損を防止することができる。また、
最低運転周波数、及びその付近の値の間隔をよりみじか
く設定できるので、キメの細い制御を行うことができ温
度制御特性を向上させることができる。
【0036】なお、上記の空気調和機において、最低運
転時間が経過しないうちは室温が設定値に到達したとし
てもインバータの運転停止を行なわれないようにしてい
るが、反面、これは室温サーモ無視時間を設けているこ
とになるため、室温が設定値に対してオーバシュートす
ることが考えられている。
【0037】しかし、最低運転周波数よりもある程度高
い周波数の場合、その最低運転時間すなわち室内サーモ
無視時間はさほど長い時間ではないため、室温のオーバ
シュートは小さなものである。また、最低運転周波数、
あるいはこれに近い周波数の場合、室内サーモ無視時間
が長くなるが、このときはコンプレッサの能力が小さな
ものであるため、やはり室温のオーバーシュートは軽微
なものとなり、実用上の問題は、生じない。
【0038】そして、上記実施例では、図4及び図5に
示すように、冷房時及び暖房時の運転負荷の大きさを、
室外温度の高低によって推定して分けているが、もちろ
ん、運転負荷の大きさの分け方はこれのみに限られるわ
けではない。例えば、室内に居る人数、あるいはその他
の発生熱源数等によって運転負荷の大きさを分けるよう
にしてもよい。
【0039】なお、上記実施例では特に詳述しなかった
が、使用者により運転停止操作がなされた場合には、こ
れを優先し、いずれの周波数において運転していても即
座にインバータの運転を停止できるようになっている。
【0040】なお、本発明の一実施例では、コンプレッ
サ用冷媒にR134aのHFC冷媒を用いた例を示した
が、このR134a冷媒に代えて他のHFC冷媒を用い
てもよい。
【0041】他のHFC冷媒としては、単冷媒としてR
22冷媒より吐出圧力の高いジフルオロメタン(R3
2)、ペンタフルオロエタン(R125)、1,1,
2,2−テトラフルオロエタン(R134)、1,1,
2−トリフルオロエタン(R143)、1,1,1−ト
リフルオロエタン(R143a)、1,1−ジフルオロ
エタン(R152a)、モノフルオロエタン(R16
1)が挙げられる。
【0042】また、HFC冷媒は単冷媒として用いるだ
けでなく、HFC冷媒を2種以上混合させた混合物であ
ってもよい。HFC混合冷媒としては、R125/R1
43a/R134aの混合冷媒、R32/R134aの
混合冷媒、R32/R125の混合冷媒、R32/R1
25/R134aの混合冷媒、R125/R143aの
混合冷媒が考えられる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、運転周
波数に対して最低運転時間を予め設定しておき、その最
低運転時間が経過した後でなければインバータの運転停
止を行なわない構成としたので、HFC冷媒を用いたコ
ンプレッサの潤滑性能の悪化を防止し、コンプレッサの
耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の実施例で用いられる運転周波数テーブ
ルの説明図。
【図3】本発明の実施例で用いられる運転周波数テーブ
ルの特性図。
【図4】図2の運転周波数テーブルに係る周波数区分表
の説明図。
【図5】図4の運転周波数テーブルに係る周波数区分表
の説明図。
【図6】図4及び図5の周波数区分表に係る最低運転時
間テーブルの説明図。
【図7】図1の動作を説明するためのフローチャート。
【図8】図1の動作を説明するためのフローチャート。
【図9】従来例で用いられる運転周波数テーブルの説明
図。
【図10】図9に係る周波数区分表の説明図。
【符号の説明】
1 3相交流電源 2 インバ−タ 3 コンプレッサモ−タ 4 コンプレッサ 5 四方弁 6 室内熱交換器 7 膨脹弁 8 室外熱交換器 9 室温センサ 10 室外温度センサ 11 運転周波数決定手段 12 最低運転時間計測手段 13 インバ−タ制御手段 14 運転停止許可手段 15 温度設定器(室内コントロ−ル)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】HFC冷媒を用い、インバータによりコン
    プレッサモータの可変速度駆動を行う空気調和機におい
    て、 前記室温検出値と室温設定値との偏差に応じて前記イン
    バータの運転周波数を決定する運転周波数決定手段と、 前記各運転周波数に対して最低運転時間を予め設定して
    おき、前記運転周波数決定手段がこの所定周波数を決定
    した場合は、その最低運転時間の経過についての計測を
    行う最低運転時間計測手段と、 前記運転周波数決定手段がゼロ周波数を決定したとき
    に、前記最低運転時間計測手段が計測動作中である場合
    は、その計測動作中の最低運転時間が経過した後にのみ
    運転停止許可信号を出力する運転停止許可手段と、 前記運転停止許可手段から前記運転停止許可信号が出力
    された場合のみ前記インバータの運転を停止させるイン
    バータ制御手段と、を備えたことを特徴とする空気調和
    機。
  2. 【請求項2】HFC冷媒を用い、室温検出値と室温設定
    値との偏差に基いてインバータの周波数制御を行ない、
    このインバータによりコンプレッサモータの可変速度駆
    動を行う空気調和機において、 前記室温検出値と室温設定値との偏差につき所定区分毎
    にインバータ周波数が設定されている運転周波数テーブ
    ルを有し、この運転周波数テーブルに基いて前記インバ
    ータの運転周波数を決定する運転周波数決定手段と、 前記運転周波数テーブル中の所定周波数に対しては最低
    運転時間を予め設定しておき、前記運転周波数決定手段
    がこの所定周波数を決定した場合は、その最低運転時間
    の経過についての計測を行う最低運転時間計測手段と、 前記運転周波数決定手段がゼロ周波数を決定したとき
    に、前記最低運転時間計測手段が計測動作中である場合
    は、その計測動作中の最低運転時間が経過した後にのみ
    運転停止許可信号を出力する運転停止許可手段と、 前記運転停止許可手段から前記運転停止許可信号が出力
    された場合のみ前記インバータの運転を停止させるイン
    バータ制御手段と、を備えたことを特徴とする空気調和
    機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011202885A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Toshiba Carrier Corp 空気調和機
JP2013087973A (ja) * 2011-10-13 2013-05-13 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2017075765A (ja) * 2015-10-16 2017-04-20 ダイキン工業株式会社 ヒートポンプ式加熱装置

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