JPH07293926A - 開閉パネルの開位置保持装置 - Google Patents
開閉パネルの開位置保持装置Info
- Publication number
- JPH07293926A JPH07293926A JP6113911A JP11391194A JPH07293926A JP H07293926 A JPH07293926 A JP H07293926A JP 6113911 A JP6113911 A JP 6113911A JP 11391194 A JP11391194 A JP 11391194A JP H07293926 A JPH07293926 A JP H07293926A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- hinge
- arm rod
- opening
- frame body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 開閉パネルのヒンジ部の構造において、合成
樹脂の弾性体で形成しても確実な開閉動作を可能とす
る。 【構成】 枠体1の開閉パネル2から合成樹脂製の腕桿
3を伸ばし、該腕桿3の端部にヒンジ4と腕桿3の側面
に係止突起5を設ける。一方、枠体1に固定片9を使っ
て固着する合成樹脂製の取付けアーム8を設け、該取付
けアーム8の端部には腕桿3との間でヒンジ4を形成す
る軸受6を設け、更に、取付けアーム8の固定片9の付
近に係止突起5と係合する突部7を設ける。また、取付
けアーム8の軸受6付近には折返部10を設け、ヒンジ
4を持った腕桿3の端部を取付けアーム8と折返部10
との間に位置させることによって、腕桿3と取付けアー
ム8を一緒に変位させ、係止突起5と突部7の係合を確
実に行う。
樹脂の弾性体で形成しても確実な開閉動作を可能とす
る。 【構成】 枠体1の開閉パネル2から合成樹脂製の腕桿
3を伸ばし、該腕桿3の端部にヒンジ4と腕桿3の側面
に係止突起5を設ける。一方、枠体1に固定片9を使っ
て固着する合成樹脂製の取付けアーム8を設け、該取付
けアーム8の端部には腕桿3との間でヒンジ4を形成す
る軸受6を設け、更に、取付けアーム8の固定片9の付
近に係止突起5と係合する突部7を設ける。また、取付
けアーム8の軸受6付近には折返部10を設け、ヒンジ
4を持った腕桿3の端部を取付けアーム8と折返部10
との間に位置させることによって、腕桿3と取付けアー
ム8を一緒に変位させ、係止突起5と突部7の係合を確
実に行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はグリル等を構成する開
閉パネルのヒンジ部の構造に係るものであり、強度のな
い合成樹脂等の弾性体で形成しても確実に開位置を保持
するものである。
閉パネルのヒンジ部の構造に係るものであり、強度のな
い合成樹脂等の弾性体で形成しても確実に開位置を保持
するものである。
【0002】
【従来の技術】枠体の正面でグリル等を構成するパネル
は、開閉自在に取付け、枠体内部の機構部品の保守点検
や部品の交換・清掃が行われる。そして、このような作
業が行いやすいように、開閉パネルは一段または二段に
開位置を保持できるようになっている。
は、開閉自在に取付け、枠体内部の機構部品の保守点検
や部品の交換・清掃が行われる。そして、このような作
業が行いやすいように、開閉パネルは一段または二段に
開位置を保持できるようになっている。
【0003】ところで、開閉パネルのヒンジ部を枠体表
面に露出した位置に取付ければ強度も十分得られるが、
最近のように枠体のデザインが重要視されてくると、開
閉パネルに腕桿を取付け、枠体内部に伸ばした腕桿の先
端にヒンジ部を構成することによって、ヒンジ部が枠体
表面に現れないようにするやり方が主流となってきた。
そして、腕桿の側面に係止突起を構成し、枠体側の突部
と係合することによって、開位置を保持することができ
るので、開閉パネルの開閉構造として適している。
面に露出した位置に取付ければ強度も十分得られるが、
最近のように枠体のデザインが重要視されてくると、開
閉パネルに腕桿を取付け、枠体内部に伸ばした腕桿の先
端にヒンジ部を構成することによって、ヒンジ部が枠体
表面に現れないようにするやり方が主流となってきた。
そして、腕桿の側面に係止突起を構成し、枠体側の突部
と係合することによって、開位置を保持することができ
るので、開閉パネルの開閉構造として適している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような腕桿を金属
性の剛体で形成する時は何ら問題なく使用できるが、最
近のように枠体をデザインしやすい合成樹脂で形成する
時は、腕桿も合成樹脂で形成することになる。合成樹脂
は素材として弾性体であるから、剛体で形成する時のよ
うに、腕桿の側面の係止突起と枠体の突部のいずれかに
バネ等を内装して進退自在に構成する必要はなくなり、
腕桿が弾性変形することで係止突起と突部を係合させる
ことが可能となる。
性の剛体で形成する時は何ら問題なく使用できるが、最
近のように枠体をデザインしやすい合成樹脂で形成する
時は、腕桿も合成樹脂で形成することになる。合成樹脂
は素材として弾性体であるから、剛体で形成する時のよ
うに、腕桿の側面の係止突起と枠体の突部のいずれかに
バネ等を内装して進退自在に構成する必要はなくなり、
腕桿が弾性変形することで係止突起と突部を係合させる
ことが可能となる。
【0005】上記構成の腕桿は基部を開閉パネルに固定
しているから、係止突起が枠体の突部を乗り越えようと
する時には、図5で示すように基部の反対側になる腕桿
の端部のヒンジ部は大きく移動するものである。この
為、ヒンジ部を図5で示すように軸と軸孔で構成する時
には、長い軸を必要とするものであり、開閉パネルのヒ
ンジ部を構成するに当り、軸と軸孔を嵌合させるには大
きく腕桿を変位させることになる。
しているから、係止突起が枠体の突部を乗り越えようと
する時には、図5で示すように基部の反対側になる腕桿
の端部のヒンジ部は大きく移動するものである。この
為、ヒンジ部を図5で示すように軸と軸孔で構成する時
には、長い軸を必要とするものであり、開閉パネルのヒ
ンジ部を構成するに当り、軸と軸孔を嵌合させるには大
きく腕桿を変位させることになる。
【0006】ところで、このような開閉パネルは開閉時
に取扱者が、枠体に対して側方に強く力をかける場合が
あり、従来例を示す図5において、腕桿の基部に矢印A
で示すように力が加わった時には、腕桿の先端は軸孔に
対して軸が抜ける方向に大きく変形するものであり、結
局、正常なヒンジ部を構成するには更に長い軸を必要と
するものであり、ヒンジ部を構成するために軸と軸孔と
の嵌合がむつかしくなり、腕桿を折ってしまう場合もあ
った。
に取扱者が、枠体に対して側方に強く力をかける場合が
あり、従来例を示す図5において、腕桿の基部に矢印A
で示すように力が加わった時には、腕桿の先端は軸孔に
対して軸が抜ける方向に大きく変形するものであり、結
局、正常なヒンジ部を構成するには更に長い軸を必要と
するものであり、ヒンジ部を構成するために軸と軸孔と
の嵌合がむつかしくなり、腕桿を折ってしまう場合もあ
った。
【0007】一方、開閉パネルのヒンジ部は、開閉パネ
ルの両端付近に各々構成して一対設けてあるのが普通で
ある。このような場合、空気調和機の前面パネルのよう
に横に長い場合には、二つの腕桿の間の寸法が非常に大
きくなり、当然この誤差を考慮しなければならないか
ら、この誤差の積み重ねが影響する軸の長さは長くする
必要がある。特に開閉パネルと腕桿を合成樹脂で一体形
成する時には、合成樹脂は成形時の圧力や温度によって
製品となったときの寸法が大きくバラつくから、特に重
要になってくる。
ルの両端付近に各々構成して一対設けてあるのが普通で
ある。このような場合、空気調和機の前面パネルのよう
に横に長い場合には、二つの腕桿の間の寸法が非常に大
きくなり、当然この誤差を考慮しなければならないか
ら、この誤差の積み重ねが影響する軸の長さは長くする
必要がある。特に開閉パネルと腕桿を合成樹脂で一体形
成する時には、合成樹脂は成形時の圧力や温度によって
製品となったときの寸法が大きくバラつくから、特に重
要になってくる。
【0008】従って、開閉パネルに合成樹脂による腕桿
を利用する時には、素材の弾性を利用できるからといっ
て、ヒンジ部に軸と軸孔の嵌合を利用するような簡単な
構成をそのまま実施することは、クレームが予想されて
実用化はむつかしく、結局金属性の剛体で腕桿を形成す
る時のように、別部材で構成するヒンジ部を枠体に固定
して、ヒンジ部の変位が発生しない構成で実用化してい
る。
を利用する時には、素材の弾性を利用できるからといっ
て、ヒンジ部に軸と軸孔の嵌合を利用するような簡単な
構成をそのまま実施することは、クレームが予想されて
実用化はむつかしく、結局金属性の剛体で腕桿を形成す
る時のように、別部材で構成するヒンジ部を枠体に固定
して、ヒンジ部の変位が発生しない構成で実用化してい
る。
【0009】そして、この場合腕桿の端部に位置するヒ
ンジ部は枠体の内部に位置するから、ヒンジ部を枠体に
固定するための作業性が悪く、広い作業空間を必要とし
ており、枠体の全体形状を小さくまとめることは困難で
あった。
ンジ部は枠体の内部に位置するから、ヒンジ部を枠体に
固定するための作業性が悪く、広い作業空間を必要とし
ており、枠体の全体形状を小さくまとめることは困難で
あった。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の問題点
を改善するものであって、枠体1の開閉パネル2から腕
桿3を伸ばし、該腕桿3の端部には枠体1側と回動自在
に係合するヒンジ4を形成し、かつ、ヒンジ4に至る腕
桿3の側面に係止突起5を備えると共に、枠体1に腕桿
3との間でヒンジ4を形成する軸受6を設け、更に、枠
体1に腕桿3の側面の係止突起5と係合する突部7を設
け、ヒンジ4を中心に回動して係止突起5と突部7とが
係合し、開位置を保持する開閉パネルにおいて、前記軸
受6及び突部7は枠体1と固着する取付けアーム8に形
成し、該取付けアーム8の一方の端には枠体1へ取付け
る固定片9を設け、該取付けアーム8の固定片9の付近
に突部7を設け、かつ、取付けアーム8の他方の端にヒ
ンジ4を形成する軸受6を設け、該軸受6付近の取付け
アーム8の先端には折返部10を形成し、該折返部10
と取付けアーム8との間で腕桿3の端部を保持し、か
つ、固定片9で枠体1に固着する取付けアーム8と開閉
パネル2の腕桿3とを、合成樹脂等の弾性体で形成した
ものである。
を改善するものであって、枠体1の開閉パネル2から腕
桿3を伸ばし、該腕桿3の端部には枠体1側と回動自在
に係合するヒンジ4を形成し、かつ、ヒンジ4に至る腕
桿3の側面に係止突起5を備えると共に、枠体1に腕桿
3との間でヒンジ4を形成する軸受6を設け、更に、枠
体1に腕桿3の側面の係止突起5と係合する突部7を設
け、ヒンジ4を中心に回動して係止突起5と突部7とが
係合し、開位置を保持する開閉パネルにおいて、前記軸
受6及び突部7は枠体1と固着する取付けアーム8に形
成し、該取付けアーム8の一方の端には枠体1へ取付け
る固定片9を設け、該取付けアーム8の固定片9の付近
に突部7を設け、かつ、取付けアーム8の他方の端にヒ
ンジ4を形成する軸受6を設け、該軸受6付近の取付け
アーム8の先端には折返部10を形成し、該折返部10
と取付けアーム8との間で腕桿3の端部を保持し、か
つ、固定片9で枠体1に固着する取付けアーム8と開閉
パネル2の腕桿3とを、合成樹脂等の弾性体で形成した
ものである。
【0011】
【作用】この発明は開閉パネル2の腕桿3のヒンジ4の
ある先端を、取付けアーム8の先端の折返部10と取付
けアーム8との間隙に挿入して、ヒンジ4と軸受6とを
嵌合させておき、取付けアーム8の固定片9を枠体1に
固着するものである。該取付けアーム8には腕桿3の係
止突起5と係合する突部7があり、かつ、腕桿3の端部
は取付けアーム8と折返部10との間に挟まれているか
ら、取付けアーム8の突部7と腕桿3の係止突起5の頂
部が当接した時には、腕桿3の端が折返部10を持ち上
げるように力を加えるものである。
ある先端を、取付けアーム8の先端の折返部10と取付
けアーム8との間隙に挿入して、ヒンジ4と軸受6とを
嵌合させておき、取付けアーム8の固定片9を枠体1に
固着するものである。該取付けアーム8には腕桿3の係
止突起5と係合する突部7があり、かつ、腕桿3の端部
は取付けアーム8と折返部10との間に挟まれているか
ら、取付けアーム8の突部7と腕桿3の係止突起5の頂
部が当接した時には、腕桿3の端が折返部10を持ち上
げるように力を加えるものである。
【0012】一方、折返部10は固定片9によって枠体
1に固着する取付けアーム8の一方の端で一体的に構成
しているから、腕桿3の端で折返部10を持ち上げる動
作によって取付けアーム8が変形し、かつ、取付けアー
ム8と折返部10との間は大きく広がるようなことはな
い。従って、腕桿3の端部のヒンジ4は取付けアーム8
の軸受6から外れなくなり、開閉パネル2の開閉時にヒ
ンジ4が外れてしまう恐れがなくなった。
1に固着する取付けアーム8の一方の端で一体的に構成
しているから、腕桿3の端で折返部10を持ち上げる動
作によって取付けアーム8が変形し、かつ、取付けアー
ム8と折返部10との間は大きく広がるようなことはな
い。従って、腕桿3の端部のヒンジ4は取付けアーム8
の軸受6から外れなくなり、開閉パネル2の開閉時にヒ
ンジ4が外れてしまう恐れがなくなった。
【0013】
【実施例】図に示す実施例によってこの発明を説明する
と、1は空気調和機の枠体、2は空気調和機の正面板を
形成する開閉パネル、11は枠体1内に装着した熱交換
器、12は送風フアンであり、該熱交換器11と対向す
る開閉パネル2には多数のスリット状の空気流通孔を形
成したグリルを設けている。開閉パネル2のグリル部か
ら枠体1内に入った空気は熱交換器11を通過する時に
空気調和され、送風フアン12の働きで吹出し口13か
ら室内に戻される。
と、1は空気調和機の枠体、2は空気調和機の正面板を
形成する開閉パネル、11は枠体1内に装着した熱交換
器、12は送風フアンであり、該熱交換器11と対向す
る開閉パネル2には多数のスリット状の空気流通孔を形
成したグリルを設けている。開閉パネル2のグリル部か
ら枠体1内に入った空気は熱交換器11を通過する時に
空気調和され、送風フアン12の働きで吹出し口13か
ら室内に戻される。
【0014】3は開閉パネル2から枠体1内に伸ばした
合成樹脂製の腕桿、4は腕桿3の端部に形成したヒン
ジ、6はヒンジ4と嵌合する枠体1側の軸受けであり、
該軸受6は枠体1に固着する合成樹脂製の取付けアーム
8に取付けてある。9は取付けアーム8を枠体1に固着
する固定片、9aは固定片9を枠体1に固着するための
固定ネジである。前記固定片9は取付けアーム8の一方
の端に形成しており、軸受6は取付けアーム8の他方の
端に形成している。
合成樹脂製の腕桿、4は腕桿3の端部に形成したヒン
ジ、6はヒンジ4と嵌合する枠体1側の軸受けであり、
該軸受6は枠体1に固着する合成樹脂製の取付けアーム
8に取付けてある。9は取付けアーム8を枠体1に固着
する固定片、9aは固定片9を枠体1に固着するための
固定ネジである。前記固定片9は取付けアーム8の一方
の端に形成しており、軸受6は取付けアーム8の他方の
端に形成している。
【0015】5は開閉パネル2からヒンジ4に至る腕桿
3の側面に形成した係止突起、7は係止突起5に対応し
て取付けアーム8の固定片9付近に形成した突部であ
り、開閉パネル2が開かれた位置で係止突起5と突部7
とが係合し、開閉パネル2は開いた位置を保持するもの
である。10は取付けアーム8の軸受6付近の先端に設
けた折返部であり、該折返部10と取付けアーム8との
間に腕桿3のヒンジ4を含む先端部が挟持される。
3の側面に形成した係止突起、7は係止突起5に対応し
て取付けアーム8の固定片9付近に形成した突部であ
り、開閉パネル2が開かれた位置で係止突起5と突部7
とが係合し、開閉パネル2は開いた位置を保持するもの
である。10は取付けアーム8の軸受6付近の先端に設
けた折返部であり、該折返部10と取付けアーム8との
間に腕桿3のヒンジ4を含む先端部が挟持される。
【0016】実施例においてヒンジ4は腕桿3と一体に
形成した軸で形成され、図3に示すように軸には傾斜面
を形成することによって、取付けアーム8と折返部10
との間へ腕桿3を特定方向から挿入する時だけ、ヒンジ
4が軸受6に確実に嵌合保持できるようになっている。
形成した軸で形成され、図3に示すように軸には傾斜面
を形成することによって、取付けアーム8と折返部10
との間へ腕桿3を特定方向から挿入する時だけ、ヒンジ
4が軸受6に確実に嵌合保持できるようになっている。
【0017】従って、ヒンジ4を中心に腕桿3が回動す
る時、腕桿3の係止突起5と取付けアーム8の突部7と
の頂部が図4に示すように当接する位置において、開閉
パネル2側の腕桿3の基部が固定されているから、腕桿
3の先端部が大きく変位しようとしても、折返部10で
変位が止められると共に、取付けアーム8も一緒に変位
するものであり、ヒンジ4と軸受6との嵌合は外れる恐
れが全くなくなったものである。
る時、腕桿3の係止突起5と取付けアーム8の突部7と
の頂部が図4に示すように当接する位置において、開閉
パネル2側の腕桿3の基部が固定されているから、腕桿
3の先端部が大きく変位しようとしても、折返部10で
変位が止められると共に、取付けアーム8も一緒に変位
するものであり、ヒンジ4と軸受6との嵌合は外れる恐
れが全くなくなったものである。
【0018】この為、腕桿3や取付けアーム8が合成樹
脂の弾性体で形成しても、また、開閉パネル2の全体を
合成樹脂で構成して二本の取付けアーム8の間隔の寸法
精度が狂うことがあっても、開閉パネル2は確実に開閉
動作ができ、また、係止突起5と突部7とが係合して開
位置の保持ができ、この時ヒンジ4部分で外れるトラブ
ルは全く発生しないものである。
脂の弾性体で形成しても、また、開閉パネル2の全体を
合成樹脂で構成して二本の取付けアーム8の間隔の寸法
精度が狂うことがあっても、開閉パネル2は確実に開閉
動作ができ、また、係止突起5と突部7とが係合して開
位置の保持ができ、この時ヒンジ4部分で外れるトラブ
ルは全く発生しないものである。
【0019】
【発明の効果】以上のようにこの発明では、軸受6を合
成樹脂等の弾性体で形成した取付けアーム8に形成し、
かつ、取付けアーム8は固定片9によって枠体1に固定
すると共に、取付けアーム8の端部の折返し片10の間
で腕桿3の先端部を挟持したから、開閉パネル2の腕桿
3は開閉途中でヒンジ4部分で外れる恐れは全くなくな
った。
成樹脂等の弾性体で形成した取付けアーム8に形成し、
かつ、取付けアーム8は固定片9によって枠体1に固定
すると共に、取付けアーム8の端部の折返し片10の間
で腕桿3の先端部を挟持したから、開閉パネル2の腕桿
3は開閉途中でヒンジ4部分で外れる恐れは全くなくな
った。
【0020】また、枠体1内に位置する腕桿3のヒンジ
4に対応する軸受6を取付けアーム8に形成し、腕桿3
と取付けアーム8とを狭い開口から枠体1内に挿入しな
がら固定片9を使って枠体1に取付けアーム8を固着す
るから、作業性が非常に良くなり、かつ、枠体1のデザ
インをコンパクトにまとめることができたものである。
4に対応する軸受6を取付けアーム8に形成し、腕桿3
と取付けアーム8とを狭い開口から枠体1内に挿入しな
がら固定片9を使って枠体1に取付けアーム8を固着す
るから、作業性が非常に良くなり、かつ、枠体1のデザ
インをコンパクトにまとめることができたものである。
【図1】本発明の開閉パネルが開位置を保持している要
部構造を示す断面図である。
部構造を示す断面図である。
【図2】本発明の開閉パネルを閉位置とした要部構造を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図3】開閉パネルが開位置を保持する係合状態を示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図4】開閉パネルが開位置へ移動中の係合状態を示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図5】従来例の開閉パネルが開位置へ移動中の係合状
態を示す要部断面図である。
態を示す要部断面図である。
【図6】この発明品を空気調和機に実施した開閉パネル
開状態を示す正面図である。
開状態を示す正面図である。
【図7】この発明品を空気調和機に実施した開閉パネル
開状態を示す断面図である。
開状態を示す断面図である。
1 枠体 2 開閉パネル 3 腕桿 4 ヒンジ 5 係止突起 6 軸受 7 突部 8 取付けアーム 9 固定片 10 折返部
Claims (1)
- 【請求項1】 枠体1の開閉パネル2から腕桿3を伸ば
し、該腕桿3の端部には枠体1側と回動自在に係合する
ヒンジ4を形成し、かつ、ヒンジ4に至る腕桿3の側面
に係止突起5を備えると共に、枠体1に腕桿3との間で
ヒンジ4を形成する軸受6を設け、更に、枠体1に腕桿
3の側面の係止突起5と係合する突部7を設け、ヒンジ
4を中心に回動して係止突起5と突部7とが係合し、開
位置を保持する開閉パネルにおいて、 前記軸受6及び突部7は枠体1と固着する取付けアーム
8に形成し、該取付けアーム8の一方の端には枠体1へ
取付ける固定片9を設け、該取付けアーム8の固定片9
の付近に突部7を設け、かつ、取付けアーム8の他方の
端にヒンジ4を形成する軸受6を設け、該軸受6付近の
取付けアーム8の先端には折返部10を形成し、該折返
部10と取付けアーム8との間で腕桿3の端部を保持
し、かつ、固定片9で枠体1に固着する取付けアーム8
と開閉パネル2の腕桿3とは、合成樹脂等の弾性体で形
成することを特徴とする開閉パネルの開位置保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6113911A JPH07293926A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 開閉パネルの開位置保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6113911A JPH07293926A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 開閉パネルの開位置保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07293926A true JPH07293926A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=14624280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6113911A Pending JPH07293926A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 開閉パネルの開位置保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07293926A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009002544A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-01-08 | Toyotomi Co Ltd | 空気調和機のパネル着脱構造 |
WO2007091764A3 (en) * | 2006-02-07 | 2009-05-14 | Lg Electronics Inc | Indoor unit of air conditioner |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP6113911A patent/JPH07293926A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007091764A3 (en) * | 2006-02-07 | 2009-05-14 | Lg Electronics Inc | Indoor unit of air conditioner |
AU2006337754B2 (en) * | 2006-02-07 | 2010-02-18 | Lg Electronics Inc. | Indoor unit of air conditioner |
JP2009002544A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-01-08 | Toyotomi Co Ltd | 空気調和機のパネル着脱構造 |
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