JPH0729365Y2 - 低NO▲下x▼燃焼装置 - Google Patents

低NO▲下x▼燃焼装置

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JPH0729365Y2
JPH0729365Y2 JP1990087670U JP8767090U JPH0729365Y2 JP H0729365 Y2 JPH0729365 Y2 JP H0729365Y2 JP 1990087670 U JP1990087670 U JP 1990087670U JP 8767090 U JP8767090 U JP 8767090U JP H0729365 Y2 JPH0729365 Y2 JP H0729365Y2
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water
pipe
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hot water
heat exchanger
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友彦 城谷
俊一 三木
英雄 植田
政彦 嶋津
哲 川口
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は窒素酸化物(以下NOxと記す)を低減した低NOx
燃焼装置に関するものである。
(従来の技術と課題) 従来のブンゼン燃焼管方式の燃焼装置においてはNOx値
が高く、低NOx化を図るために火炎温度を下げる水冷方
式等の提案が行われている。
即ち、特開昭60-78247号公報に示されているように、火
炎の温度を下げる方法として火炎の先端近傍に冷水が通
るフィンチューブを設置し、このフィンチューブにより
火炎温度を設定温度以下に制御するものである。
しかし、このように冷水が通るフィンチューブが火炎の
中にあるため、凝結水が発生し、この凝結水によりフィ
ン及びチューブの酸化が促進されて腐食し、チューブか
ら水漏れを生じる問題があった。
本考案は、上記問題点を解決し、火炎冷却用の通水パイ
プに発生する凝結水の量を少なくして、通水パイプの腐
食を防止するようにした低NOx燃焼装置の提供を目的と
している。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案の低NOx燃焼装置
は、次のような構成としている。すなわち、熱交換器
と、熱交換器を加熱する燃焼管とを有するものにおい
て、熱交換器の出口に接続された出湯管から分岐し、燃
焼管が形成する火炎先端近傍に配設された通水パイプを
経て出湯管に戻る連通路を設け、通水パイプ通過後の湯
温を検知する流出温度検知器と、通水パイプの通水量を
調節する水量制御弁とを連通路に設けるとともに、流出
温度検知器の検知湯温に基づいて水量制御弁の開度を制
御する制御装置を設けている。
また、通水パイプへ流入する湯温を検知する流入温度検
知器と、通水パイプ通過後の湯温を検知する流出温度検
知器と、通水パイプの通水量を検知する水量センサと、
通水パイプの通水量を調節する水量制御弁とを連通路に
設けるとともに、流入温度検知器、流出温度検知器の各
検知湯温と、水量センサの検知流量とに基づいて水量制
御弁の開度を制御する制御装置を設けてもよい。
(作用) 熱交換器を流通した湯の一部は、出湯管から分岐して、
火炎先端近傍に配した通水パイプに流れ、火炎を冷却し
て火炎温度を低下させる。この通水パイプ通過後の湯温
が検知されて、通水パイプに凝結水が発生しないような
湯温となるように水量制御弁の開度が制御される。
尚、通水パイプは、出湯管から分岐して再び出湯管に戻
る連通路に設けられるため、通水パイプの通水量が変化
しても全体の流量は、ほとんど変化しない。
請求項2のものでは、通水パイプへの流入温度と通水パ
イプ通過後の流出温度、および通水パイプの通水量が検
知されて、通水パイプが吸熱する熱量が算出され、この
熱量と流入温度とに基づいて、通水パイプに凝結水が発
生しない湯温とするための目標通水量を算出して水量制
御弁の開度が制御されるので、燃焼量や流入温度に変化
が生じると即座に通水パイプの通水量が調節される。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例を示す概略構成図であり、
(1)は給湯器等の燃焼器具で、熱交換器(2)と、燃
焼管(3)を複数本並設して形成した燃焼装置を具備し
ている。(4)は燃焼管(3)が形成する火炎先端近傍
に配設したフィン(5)を有する通水パイプであり、通
水と火炎との間を熱交換し、火炎温度を低下させる。
(7)は入水管、(8)は出湯管であり、熱交換器
(2)の出口に出湯管(8)を接続し、この出湯管
(8)から分岐した連通路(9)に通水パイプ(4)を
接続し、通水パイプ(4)の出口は出湯管(8)に設け
たベンチュリー(10)に接続して出湯管(8)からの分
流が通水パイプ(4)を通り、再び出湯管(8)に戻り
出湯するようにしてある。(11)は連通路(9)の通水
パイプ(4)入口側に設けた流入温度検知器で、連通路
(9)へ分流した湯の温度を検知する。通水パイプ
(4)の出口側の連通路(9)には、水量センサ(1
2)、水量制御弁(13)、流出温度検知器(14)を設け
てあり、流入温度検知器(11)及び流出温度検知器(1
4)で通水パイプ(4)による熱交換前後の湯温を検知
し、水量センサ(12)により通水量を検知して加えられ
た熱量を算出し、この熱量と流入温度とに基づいて、流
出温度を所定の設定温度にするための目標通水量を算出
し、制御装置(15)からの制御信号により水量制御弁
(13)の開度を制御するようにしている。あるいは、流
入温度検知器(11)と水量センサ(12)とを省略し、流
出温度検知器(14)の検知湯温が目標温度より高い場合
は水量制御弁(13)の開度を大きくし、逆に低い場合は
開度を絞るようにして湯温を高温の設定温度に制御する
ようにしてもよい。
このようにすることにより、流入温度の変化や能力変化
に関係なく、通水パイプ(4)を通る湯温を高温で安定
化し、通水パイプ(4)の凝結水の付着をより少なく、
より一層その腐食を防止することができる。更には通水
パイプ(4)内での沸騰を防止することもできる。
(考案の効果) 本考案の低NOx燃焼装置は、以下に示すようなすぐれた
効果を奏する。すなわち、熱交換器の出口に接続された
出湯管から分岐し、燃焼管が形成する火炎先端近傍に配
設された通水パイプを経て出湯管に戻る連通路を設け、
この通水パイプ通過後の湯温に基づいて水量制御弁の開
度を制御して通水パイプの通水量を調節するようにした
ので、火炎冷却用の通水パイプを通る湯の温度を適温に
保つことができ、通水パイプに付着する凝結水の量を少
なくすることができ、通水パイプの腐食を防止してその
耐久性を向上させることができる。しかも、通水パイプ
の通水量を変化させても全体の流量はあまり変化せず、
出湯流量の変動を少なくすることができる。
また、通水パイプへの流入温度と通水パイプ通過後の流
出温度と通水パイプの通水量とを検知して水量制御弁の
開度を制御することにより、燃焼量や流入温度の変化に
即座に対応して通水パイプの通水量を調節することがで
き、通水パイプ内の湯が瞬間的に沸騰したり、冷水にな
ったりすることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略構成図である。 (1)……燃焼器具 (2)……熱交換器 (3)……燃焼管 (4)……通水パイプ (5)……フィン (6)……連通路 (9)……連通路 (11)……流入温度検知器 (12)……水量センサ (13)……水量制御弁 (14)……流出温度検知器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 川口 哲 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 審査官 平田 信勝 (56)参考文献 特開 昭60−78247(JP,A) 特開 昭58−205043(JP,A) 実開 平4−10215(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱交換器と、熱交換器を加熱する燃焼管と
    を有するものにおいて、熱交換器の出口に接続された出
    湯管から分岐し、燃焼管が形成する火炎先端近傍に配設
    された通水パイプを経て出湯管に戻る連通路を設け、通
    水パイプ通過後の湯温を検知する流出温度検知器と、通
    水パイプの通水量を調節する水量制御弁とを連通路に設
    けるとともに、流出温度検知器の検知湯温に基づいて水
    量制御弁の開度を制御する制御装置を設けたことを特徴
    とする低NOx燃焼装置。
  2. 【請求項2】熱交換器と、熱交換器を加熱する燃焼管と
    を有するものにおいて、熱交換器の出口に接続された出
    湯管から分岐し、燃焼管が形成する火炎先端近傍に配設
    された通水パイプを経て出湯管に戻る連通路を設け、通
    水パイプへ流入する湯温を検知する流入温度検知器と、
    通水パイプ通過後の湯温を検知する流出温度検知器と、
    通水パイプの通水量を検知する水量センサと、通水パイ
    プの通水量を調節する水量制御弁とを連通路に設けると
    ともに、流入温度検知器、流出温度検知器の各検知湯温
    と、水量センサの検知流量とに基づいて水量制御弁の開
    度を制御する制御装置を設けたことを特徴とする低NOx
    燃焼装置。
JP1990087670U 1990-08-21 1990-08-21 低NO▲下x▼燃焼装置 Expired - Fee Related JPH0729365Y2 (ja)

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