JPH07293649A - 無段変速機の変速比制御装置 - Google Patents

無段変速機の変速比制御装置

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JPH07293649A
JPH07293649A JP6080041A JP8004194A JPH07293649A JP H07293649 A JPH07293649 A JP H07293649A JP 6080041 A JP6080041 A JP 6080041A JP 8004194 A JP8004194 A JP 8004194A JP H07293649 A JPH07293649 A JP H07293649A
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JP
Japan
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backlash
gear ratio
ratio control
torque
detection means
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JP6080041A
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English (en)
Inventor
Shinsuke Higashikura
伸介 東倉
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/0006Vibration-damping or noise reducing means specially adapted for gearings
    • F16H2057/0012Vibration-damping or noise reducing means specially adapted for gearings for reducing drive line oscillations

Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料カット及び燃料カットリカバーを行なう
エンジンに接続される無段変速機の変速比制御装置にお
いて、駆動系のバックラッシュ状態に左右されることな
く、燃料カットや燃料カットリカバー時に車両前後振動
を常に効率的に低減すること。 【構成】 燃料カットまたは燃料カットリカバーの開始
時点から変速比制御の開始時点までの遅れ時間を、駆動
系の回転順方向のバックラッシュの大小を検出するバッ
クラッシュ検出手段fからのバックラッシュ検出値の大
きさにより設定するディレイ手段gを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料カット及び燃料カ
ットリカバーを行なうエンジンに接続される無段変速機
の変速比制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アクセルのOFFまたはON操作により
燃料カツト及び燃料カットリカバーが行なわれる時、エ
ンジントルクが急変するためにショック(車両の前後振
動)を生じるが、このエンジンに無段変速機を組み合わ
せると、さらに、アクセル操作に伴う変速時に変速比変
化によるショックが加わるため、ショックが著しく大き
くなり、車両が前後に振動し運転者に不快感を与える。
【0003】これを防止するために、特開昭61−12
2040号公報には、燃料カットから所定時間は無段変
速機の変速比を所定量小さくし、また、燃料復帰時から
所定時間は無段変速機の変速比を所定量大きくすること
で、燃料カットによるエンジントルクの急減時と燃料復
帰によるエンジントルクの急増時にこのトルク変動を無
段変速機の変速により吸収し、車両の前後振動を低減し
ようとする技術が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無段変速機の変速比制御装置にあっては、アクセル
OFF操作時に、燃料カットの開始時期に合わせて変速
比を小さくする制御を行ない、また、アクセルOFFか
らON操作時に、燃料復帰の開始時期に合わせて変速比
を大きくする制御を行なうものであり、燃料カット開始
時期や燃料復帰開始時期をそのままショック発生時期と
推定し、この時期に一致させて変速比制御を行なうもの
であるため、実際のショック発生時期との時間差によ
り、全く車両前後振動を低減することができなかった
り、車両前後振動の低減代がわずかであったりする。
【0005】なぜなら、燃料カットや燃料復帰が生じて
から車両に前後振動が生じるまでは無駄時間があり、こ
のこの無駄時間は、駆動系の総バックラッシュの大きさ
に左右され、大きくバラツクことによる。よって、この
無駄時間を考慮しないと、車両前後振動の発生より早く
変速比制御が開始されることになる。
【0006】本発明は、上記課題に着目してなされたも
ので、第1の目的とするところは、燃料カット及び燃料
カットリカバーを行なうエンジンに接続される無段変速
機の変速比制御装置において、駆動系のバックラッシュ
状態に左右されることなく、燃料カットや燃料カットリ
カバー時に車両前後振動を常に効率的に低減することに
ある。
【0007】第2の目的とするところは、第1の目的に
加え、駆動系の全バックラッシュの大きさを連続的な数
値で評価することにある。
【0008】第3の目的とするところは、第1の目的に
加え、パンク等の駆動輪の異常に関係なく、駆動系のバ
ックラッシュの大きさを連続的な数値で評価することに
ある。第4の目的とするところは、第1の目的に加え、
駆動系の全バックラッシュの大小を瞬時に評価すること
にある。
【0009】第5の目的とするところは、第1の目的に
加え、自動変速機出力部までの駆動系のバックラッシュ
の大小を瞬時に評価することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため第1の発明の無段変速機の変速比制御装置では、
図1のクレーム対応図に示すように、燃料カット及び燃
料カットリカバーを行なうエンジンaと、前記エンジン
aに接続された無段変速機bと、アクセル操作量を検出
するアクセル操作量検出手段cと、車速を検出する車速
検出手段dと、アクセル操作量と車速から計算される目
標出力回転数が得られるように前記無段変速機bの変速
比を外部指令により制御する変速比制御手段eと、駆動
系の回転順方向のバックラッシュの大小を検出するバッ
クラッシュ検出手段fと、燃料カットまたは燃料カット
リカバーの開始時点から変速比制御の開始時点までの遅
れ時間を、駆動系の回転順方向に生じるバックラッシュ
検出値の大きさにより設定するディレイ手段gと、を備
えていることを特徴とする。
【0011】上記第2の目的を達成するため第2の発明
の無段変速機の変速比制御装置では、図2(イ) のクレー
ム対応図に示すように、請求項1記載の無段変速機の変
速比制御装置において、前記バックラッシュ検出手段f
を、エンジン回転加速度検出手段hと車輪回転加速度検
出手段iからの2つの回転加速度検出値を比較し、その
位相のずれの大きさが大きい時はバックラッシュが大き
く、位相のずれの大きさが小さい時はバックラッシュが
小さいと検出する手段としたことを特徴とする。
【0012】上記第3の目的を達成するため第3の発明
の無段変速機の変速比制御装置では、図2(ロ) のクレー
ム対応図に示すように、請求項1記載の無段変速機の変
速比制御装置において、前記バックラッシュ検出手段f
を、エンジン回転加速度検出手段hと最終減速機回転加
速度検出手段jからの2つの回転加速度検出値を比較
し、その位相のずれの大きさが大きい時はバックラッシ
ュが大きく、位相のずれの大きさが小さい時はバックラ
ッシュが小さいと検出する手段としたことを特徴とす
る。
【0013】上記第4の目的を達成するため第4の発明
の無段変速機の変速比制御装置では、図2(ハ) のクレー
ム対応図に示すように、請求項1記載の無段変速機の変
速比制御装置において、前記バックラッシュ検出手段f
を、エンジン出力トルク検出手段kと駆動車輪軸トルク
検出手段mからの2つのトルク検出値を比較し、再加速
時、各々のトルクの立ち上がりのずれが大きい時はバッ
クラッシュが大きく、トルクの立ち上がりのずれが小さ
い時はバックラッシュが小さいと検出する手段としたこ
とを特徴とする。
【0014】上記第4の目的を達成するため第5の発明
の無段変速機の変速比制御装置では、図2(ニ) のクレー
ム対応図に示すように、請求項1記載の無段変速機の変
速比制御装置において、前記バックラッシュ検出手段f
を、エンジン出力トルク検出手段kと自動変速機出力ト
ルク検出手段nからの2つのトルク検出値を比較し、再
加速時、各々のトルクの立ち上がりのずれが大きい時は
バックラッシュが大きく、トルクの立ち上がりのずれが
小さい時はバックラッシュが小さいと検出する手段とし
たことを特徴とする。
【0015】
【作用】第1の発明の作用を説明する。
【0016】走行時、変速比制御手段eにおいて、アク
セル操作量と車速から目標出力回転数が計算され、バッ
クラッシュ検出手段fにおいて、駆動系の回転順方向の
バックラッシュの大小が検出される。そして、ディレイ
手段gにおいて、燃料カットまたは燃料カットリカバー
の開始時点から変速比制御の開始時点までの遅れ時間
が、駆動系の回転順方向に生じるバックラッシュ検出値
の大きさにより設定され、この遅れ時間が到来したら変
速比制御手段eから目標出力回転数を得る変速比制御指
令が出力される。
【0017】このように、変速比制御を行なうにあたっ
て、駆動系の回転順方向に生じるバックラッシュを監視
し、バックラッシュがなくなる直前の状態で変速比制御
を開始するようにしていることで、駆動系のバックラッ
シュのバラツキに左右されることなく、車両の前後振動
発生開始時期と変速比制御開始時期とがうまく一致する
ことになる。
【0018】第2の発明の作用を説明する。
【0019】バックラッシュの大小を検出するにあたっ
て、バックラッシュ検出手段fにおいて、エンジン回転
加速度検出手段hと車輪回転加速度検出手段iからの2
つの回転加速度検出値が比較され、その位相のずれの大
きさが大きい時はバックラッシュが大きく、位相のずれ
の大きさが小さい時はバックラッシュが小さいと検出さ
れる。つまり、バックラッシュがゼロの状態では2つの
回転加速度に位相のずれが生じることがなく、バックラ
ッシュが大きいほど位相のずれも大きくなるという関係
を用いての検出であることで、バックラッシュの大きさ
を連続的な数値で評価できる。また、2つの回転加速度
として、駆動系の駆動始端のエンジン回転加速度と駆動
終端の車輪回転加速度とを選択していることで、検出さ
れるバックラッシュは駆動系の全てのバックラッシュと
なる。
【0020】第3の発明の作用を説明する。
【0021】バックラッシュの大小を検出するにあたっ
て、バックラッシュ検出手段fにおいて、エンジン回転
加速度検出手段hと最終減速機回転加速度検出手段jか
らの2つの回転加速度検出値が比較され、その位相のず
れの大きさが大きい時はバックラッシュが大きく、位相
のずれの大きさが小さい時はバックラッシュが小さいと
検出される。つまり、第2発明と同様に、2つの回転加
速度の位相のずれ関係を用いての検出であることで、バ
ックラッシュの大きさを連続的な数値で評価できる。ま
た、2つの回転加速度として、エンジン回転加速度と駆
動終端の駆動輪を除く最終減速機回転加速度を選択して
いることで、パンク等の駆動輪の異常に関係なく、駆動
系のバックラッシュが検出される。
【0022】第4の発明の作用を説明する。
【0023】バックラッシュの大小を検出するにあたっ
て、バックラッシュ検出手段fにおいて、エンジン出力
トルク検出手段kと駆動車輪軸トルク検出手段mからの
2つのトルク検出値が比較され、再加速時、各々のトル
クの立ち上がりのずれが大きい時はバックラッシュが大
きく、トルクの立ち上がりのずれが小さい時はバックラ
ッシュが小さいと検出される。つまり、エンジン出力ト
ルクのみが立ち上がっている場合にはバックラッシュ大
と評価でき、その後、駆動車輪軸トルクが立ち上がった
瞬間にバックラッシュ小と評価できる。
【0024】第5の発明の作用を説明する。
【0025】バックラッシュの大小を検出するにあたっ
て、バックラッシュ検出手段fにおいて、エンジン出力
トルク検出手段kと自動変速機出力トルク検出手段nか
らの2つのトルク検出値が比較され、再加速時、各々の
トルクの立ち上がりのずれが大きい時はバックラッシュ
が大きく、トルクの立ち上がりのずれが小さい時はバッ
クラッシュが小さいと検出される。つまり、エンジン出
力トルクのみが立ち上がっている場合にはバックラッシ
ュ大と評価でき、その後、自動変速機出力トルクが立ち
上がった瞬間にバックラッシュ小と評価できる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0027】まず、構成を説明する。
【0028】図3は実施例の無段変速機の変速比制御装
置を示す全体システム図である。
【0029】図3において、1はエンジン、2は無段変
速機、3は変速機出力軸、4は燃料噴射ノズル、5は変
速比変更アクチュエータ、6はECCSコントロールユ
ニット、7はCVTコントロールユニット、8は車速セ
ンサ(車速検出手段dに相当)、9はスロットル開度セ
ンサ(アクセル操作量検出手段cに相当)、10はエン
ジン回転センサ、11は駆動輪回転センサ、12は最終
減速機回転センサ、13はエンジントルクセンサ(エン
ジン出力トルク検出手段kに相当)、14は駆動車輪軸
トルクセンサ(駆動車軸トルク検出手段mに相当)、1
5は自動変速機出力トルクセンサ(自動変速機出力トル
ク検出手段nに相当)である。
【0030】前記無段変速機2としては、例えば、Vベ
ルト式無段変速機やトロイダル式無段変速機などが用い
られる。
【0031】前記燃料噴射ノズル4は、ECCSコント
ロールユニット7からの指令により燃料噴射量が自在に
制御されるもので、通常はスロットル開度および、エン
ジン回転数に応じた量の燃料を噴射するように制御され
るが、スロットル全閉時には設定エンジン回転数以下で
燃料カットが行なわれ、スロットル全閉解除により燃料
カットリカバーが行なわれる。
【0032】前記ECCSコントロールユニット6は、
燃料制御や点火時期制御や過給圧制御やエンジンA/T
総合制御等を行なうエンジン集中電子制御システムであ
る。前記CVTコントロールユニット7は、無段変速機
2の変速比制御等を行なう電子制御システムで、上記各
センサ8〜15等からのセンサ信号が入力されると共
に、ECCSコントロールユニット6から燃料カット信
号等が入力され、また、ECCSコントロールユニット
6へは変速比制御信号等が出力される。
【0033】次に、作用を説明する。
【0034】[変速比制御]図4はCVTコントロール
ユニット7にて行なわれる変速比制御ルーチンを示すフ
ローチャートで、以下、各ステップについて説明する
(変速比制御手段e及びディレイ手段gに相当)。
【0035】ステップ40では、現在のスロットル開度
TVOと車速VSPが入力される。ステップ41では、
スロットル開度TVOと車速VSPにより最適目標回転
速度Naimが計算される。
【0036】ステップ42では、ECCSコントロール
ユニット6からの燃料カット信号により燃料カット中で
あるかどうかが判断される。
【0037】ステップ43では、燃料カットリカバー時
に用いるタイマカウンタTimer1が“0”にクリア
される。
【0038】ステップ44では、駆動系順方向バックラ
ッシュの評価変数Bdが後述する図6や図7の処理にし
たがって計算される。
【0039】ステップ45では、駆動系順方向バックラ
ッシュの評価変数Bdが設定値より大きいかどうか、つ
まり、減速時の駆動系逆方向バックラッシュが小さいか
どうかが判断される。
【0040】ステップ46では、燃料カット時に用いる
タイマカウンタTimer2が予め定めてある時間Aを
超えたかどうかが判断される。
【0041】ステップ47では、最適目標回転速度Na
imに変速機出力回転速度Nf/c を近づけるように変速
比を小さくする変速比制御が実行される。
【0042】ステップ48では、燃料カット時に用いる
タイマカウンタTimer2が“0”にクリアされる。
【0043】ステップ49では、駆動系順方向バックラ
ッシュの評価変数Bdが後述する図6や図7の処理にし
たがって計算される。
【0044】ステップ50では、駆動系順方向バックラ
ッシュの評価変数Bdが設定値より小さいかどうか、つ
まり、再加速時の駆動系順方向バックラッシュが小さい
かどうかが判断される。
【0045】ステップ51では、燃料カットリカバー時
に用いるタイマカウンタTimer1が予め定めてある
時間Bを超えたかどうかが判断される。
【0046】ステップ52では、最適目標回転速度Na
imが変速機出力回転速度Nf/r をを超えているかどう
かが判断が実行される。
【0047】ステップ53では、最適目標回転速度Na
imに変速機出力回転速度Nf/r を近づけるように変速
比を大きくする変速比制御が実行される。
【0048】[バックラッシュ評価変数の計算処理]図
5(イ) はエンジン回転加速度と駆動輪回転加速度を用い
ての駆動系順方向バックラッシュの評価変数の計算処理
を示すフローチャートである(請求項2記載のバックラ
ッシュ検出手段fに相当)。
【0049】ステップ60では、エンジン回転加速度Δ
Neが下記の式により計算される(エンジン回転加速度
検出手段hに相当)。
【0050】ΔNe=Ne(20msec前)−Ne
Ne;エンジン回転数 ステップ61では、駆動輪回転加速度ΔNwが下記の式
により計算される(車輪回転加速度検出手段iに相
当)。
【0051】ΔNw=Nw(20msec前)−Nw
Nw;駆動輪回転数 ステップ62では、エンジン回転加速度ΔNeが−から
+に変化したかどうかが判断される。
【0052】ステップ63では、エンジン回転加速度Δ
Neの+−変化時刻eTIMEがセットされる。
【0053】ステップ64では、駆動輪回転加速度ΔN
wが−から+に変化したかどうかが判断される。
【0054】ステップ65では、駆動輪回転加速度ΔN
wの+−変化時刻wTIMEがセットされる。
【0055】ステップ66では、eTIMEとwTIM
Eの差がバックラッシュ評価変数Bdとしてストアされ
る。
【0056】図5(ロ) はエンジン回転加速度と最終減速
機回転加速度を用いての駆動系順方向バックラッシュの
評価変数の計算処理を示すフローチャートである(請求
項3記載のバックラッシュ検出手段fに相当)。
【0057】ステップ70では、エンジン回転加速度Δ
Neが下記の式により計算される(エンジン回転加速度
検出手段hに相当)。
【0058】ΔNe=Ne(20msec前)−Ne
Ne;エンジン回転数 ステップ71では、最終減速機回転加速度ΔNfが下記
の式により計算される(最終減速機回転加速度検出手段
jに相当)。
【0059】ΔNf=Nf(20msec前)−Nf
Nf;最終減速機回転数 ステップ72では、エンジン回転加速度ΔNeが−から
+に変化したかどうかが判断される。
【0060】ステップ73では、エンジン回転加速度Δ
Neの+−変化時刻eTIMEがセットされる。
【0061】ステップ74では、最終減速機回転加速度
ΔNfが−から+に変化したかどうかが判断される。
【0062】ステップ75では、最終減速機回転加速度
ΔNfの+−変化時刻fTIMEがセットされる。
【0063】ステップ76では、eTIMEとfTIM
Eの差がバックラッシュ評価変数Bdとしてストアされ
る。
【0064】図7(イ) はエンジントルクと駆動車輪軸ト
ルクを用いての駆動系順方向バックラッシュの評価変数
の計算処理を示すフローチャートである(請求項4記載
のバックラッシュ検出手段fに相当)。
【0065】ステップ80では、エンジントルクTeと
駆動車輪軸トルクTwが入力される。ステップ81で
は、エンジントルクTeが急増したか(エンジントルク
Teが立ち上がったか)どうかが判断される。
【0066】ステップ82では、駆動車輪軸トルクTw
が急増したか(駆動車輪軸トルクTwが立ち上がった
か)どうかが判断される。
【0067】ステップ83では、バックラッシュ大とい
うことで、バックラッシュ評価変数Bdが最大値にセッ
トされる。
【0068】ステップ84では、バックラッシュ小とい
うことで、バックラッシュ評価変数Bdが最小値にセッ
トされる。
【0069】図7(ロ) はエンジントルクと自動変速機出
力トルクを用いての駆動系順方向バックラッシュの評価
変数の計算処理を示すフローチャートである(請求項5
記載のバックラッシュ検出手段fに相当)。
【0070】ステップ90では、エンジントルクTeと
自動変速機出力トルクToが入力される。
【0071】ステップ91では、エンジントルクTeが
急増したか(エンジントルクTeが立ち上がったか)ど
うかが判断される。
【0072】ステップ92では、自動変速機出力トルク
Toが急増したか(自動変速機出力トルクToが立ち上
がったか)どうかが判断される。
【0073】ステップ93では、バックラッシュ大とい
うことで、バックラッシュ評価変数Bdが最大値にセッ
トされる。
【0074】ステップ94では、バックラッシュ小とい
うことで、バックラッシュ評価変数Bdが最小値にセッ
トされる。
【0075】[燃料カット時の変速比制御作用]燃料カ
ットが行なわれるアクセル足離し減速時には、図4のフ
ローチャートで、ステップ40→ステップ41→ステッ
プ42→ステップ43→ステップ44→ステップ45へ
と進む流れとなり、ステップ42にて燃料カットの開始
が判断されても、ステップ45にて駆動系順方向のバッ
クラッシュが小さいと判断される間(遅れ時間)、車両
振動は生じないとして変速比制御は開始されない。
【0076】そして、駆動系順方向のバックラッシュが
大きくなり(駆動系逆方向のバックラッシュが小さくな
り)、ステップ45の条件を満足すると、ステップ46
→ステップ47へと進み、設定時間Aの間、変速比を小
さくする変速比制御が実行される。
【0077】[燃料カットリカバー時の変速比制御作
用]燃料カットリカバーが行なわれるアクセル踏み込み
再加速時には、図4のフローチャートで、ステップ40
→ステップ41→ステップ42→ステップ48→ステッ
プ49→ステップ50へと進む流れとなり、ステップ4
2にて燃料カットリカバーの開始が判断されても、ステ
ップ50にて駆動系順方向のバックラッシュが大きい判
断される間(遅れ時間)、車両振動は生じないとして変
速比制御は開始されない。
【0078】そして、駆動系順方向のバックラッシュが
小さくなり、ステップ50の条件を満足すると、ステッ
プ51→ステップ52→ステップ53へと進み、設定時
間Bの間、変速比を大きくする変速比制御が実行され
る。
【0079】[従来の変速比制御との比較]図7はアク
セル足離し減速からアクセル踏み込み再加速を行なう時
のアクセル操作量,入力回転,駆動輪軸トルク,変速比
がどのように変化するかを時間軸にて示したタイムチャ
ートで、実線が本発明の特性を示し、点線が従来の特性
を示す。
【0080】このタイムチャートにより、燃料カット開
始と同時に変速比制御を開始する従来の変速比制御の場
合、駆動系のバックラッシュが全く考慮されていないた
め、減速側では変速するとイナーシャ分だけトルクが残
り振動を悪化させるし、また、再加速側では変速すると
トルク立ち上がりの遅れによりイナーシャ分だけトルク
が落ち込み、アクセルを踏んでいるのもかかわらず、加
速が鈍り振動を生じる。これに対し、本発明の変速比制
御の場合、駆動系のバックラッシュを考慮し、減速側で
は燃料カットによる駆動輪軸トルクの変動が生じる時期
と変速比制御開始時期とを同期させることで少ない振動
が実現され、再加速側でも同様に燃料カットリカバーに
よる駆動輪軸トルクの変動が生じる時期と変速比制御開
始時期とを同期させることで滑らかな加速が実現され
る。
【0081】[各バックラッシュ評価変数の特徴] *ΔNeとΔNwに基づく場合 エンジン回転加速度ΔNeと駆動輪回転加速度ΔNwに
基づく場合には、図5(イ) に示すフローチャートにした
がって、2つの回転加速度ΔNe,ΔNwの位相のずれ
の大きさに相当する(eTIME−wTIME)がバッ
クラッシュ評価変数Bdとされる。
【0082】つまり、図8に示すように、再加速時の初
期にはエンジン回転加速度ΔNeと駆動輪回転加速度Δ
Nwの2つの位相ずれは大きく、駆動輪軸トルクの振動
が始まる直前に2つの位相のずれが小さくなり、駆動輪
軸トルクの振動が始まると全く同位相となる。このよう
に、バックラッシュの大きさと2つの回転加速度の位相
ずれとは対応関係にあることに着目したバックラッシュ
の大小検出手法である。よって、2つの位相ずれの大き
さに相当するバックラッシュ評価変数Bdの値はそのま
まバックラッシュの大きさをあらわし、バックラッシュ
の大きさを連続的な数値で評価できる。また、2つの回
転加速度として、駆動系の駆動始端のエンジン回転加速
度ΔNeと駆動終端の駆動輪回転加速度ΔNwとを選択
していることで、計算されるバックラッシュ評価変数B
dは、駆動系の全てのバックラッシュとなる。
【0083】*ΔNeとΔNfに基づく場合 エンジン回転加速度ΔNeと最終減速機回転加速度ΔN
fに基づく場合には、図5(ロ) に示すフローチャートに
したがって、2つの回転加速度ΔNe,ΔNfの位相の
ずれの大きさに相当する(eTIME−fTIME)が
バックラッシュ評価変数Bdとされる。
【0084】よって、上記と同様に、バックラッシュの
大きさと2つの回転加速度の位相ずれとは対応関係にあ
ることに着目したバックラッシュの大小検出手法であ
り、2つの位相ずれの大きさに相当するバックラッシュ
評価変数Bdの値はそのままバックラッシュの大きさを
あらわし、バックラッシュの大きさを連続的な数値で評
価できる。また、2つの回転加速度として、エンジン回
転加速度ΔNeと駆動終端の駆動輪を除く最終減速機回
転加速度ΔNfを選択していることで、パンク等の駆動
輪の異常に関係なく、駆動系のバックラッシュが検出さ
れる。
【0085】*TeとTwに基づく場合 エンジントルクTeと駆動車輪軸トルクTwに基づく場
合には、図7(イ) に示すフローチャートにしたがって、
エンジントルクTeのみが立ち上がっている場合には最
大値によるバックラッシュ評価変数Bdとされ、エンジ
ントルクTeが立ち上がっている状態で駆動車輪軸トル
クTwが立ち上がった瞬間に最小値によるバックラッシ
ュ評価変数Bdとされる。
【0086】つまり、再加速時には、アクセル操作に対
し応答よくエンジントルクが立ち上がるが、駆動輪軸ト
ルクは駆動系のバックラッシュによる遅れ時間を経過し
て立ち上がる。このように、2つのトルクが同時に立ち
上がる瞬間がバックラッシュゼロとなった瞬間であるこ
とに着目したバックラッシュの大小検出手法である。よ
って、駆動系の全バックラッシュの大小を瞬時に評価で
きる。
【0087】*TeとToに基づく場合 エンジントルクTeと自動変速機出力トルクToに基づ
く場合には、図7(ロ)に示すフローチャートにしたがっ
て、エンジントルクTeのみが立ち上がっている場合に
は最大値によるバックラッシュ評価変数Bdとされ、エ
ンジントルクTeが立ち上がっている状態で自動変速機
出力トルクToが立ち上がった瞬間に最小値によるバッ
クラッシュ評価変数Bdとされる。
【0088】よって、上記TeとTwに基づく場合と同
様に、エンジンから自動変速機出力部までの駆動系のバ
ックラッシュの大小を瞬時に評価できる。
【0089】次に、効果を説明する。
【0090】(1)燃料カット及び燃料カットリカバー
を行なうエンジンに接続される無段変速機の変速比制御
装置において、燃料カット開始からの変速比制御開始タ
イミング及び燃料カットリカバー開始からの変速比制御
開始タイミングを、駆動系の回転順方向に生じるバック
ラッシュ評価変数Bdを用い、実際に振動が生じるタイ
ミングと変速比制御開始タイミングを同期させて変速比
制御を行なう装置としたため、駆動系のバックラッシュ
状態に左右されることなく、燃料カットや燃料カットリ
カバー時に車両前後振動を常に効率的に低減することが
できる。
【0091】この結果、減速時における燃料カットによ
る燃費の向上や自動車のエンジンブレーキ効果の向上と
いう優れた効果も得られる。
【0092】(2)エンジン回転加速度ΔNeと駆動輪
回転加速度ΔNwに基づきバックラッシュ評価変数Bd
を設定する場合には、駆動系の全バックラッシュの大き
さを連続的な数値で評価することができる。
【0093】(3)エンジン回転加速度ΔNeと最終減
速機回転加速度ΔNfに基づきバックラッシュ評価変数
Bdを設定する場合には、パンク等の駆動輪の異常に関
係なく、駆動系のバックラッシュの大きさを連続的な数
値で評価することができる。
【0094】(4)エンジントルクTeと駆動車輪軸ト
ルクTwに基づきバックラッシュ評価変数Bdを設定す
る場合には、駆動系の全バックラッシュの大小を瞬時に
評価することができる。
【0095】(5)エンジントルクTeと自動変速機出
力トルクToに基づきバックラッシュ評価変数Bdを設
定する場合には、自動変速機出力部までの駆動系のバッ
クラッシュの大小を瞬時に評価することができる。
【0096】以上、実施例を図面により説明してきた
が、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があ
っても本発明に含まれる。
【0097】
【発明の効果】請求項1記載の第1の発明にあっては、
燃料カット及び燃料カットリカバーを行なうエンジンに
接続される無段変速機の変速比制御装置において、燃料
カットまたは燃料カットリカバーの開始時点から変速比
制御の開始時点までの遅れ時間を、駆動系の回転順方向
に生じるバックラッシュ検出値の大きさにより設定する
ディレイ手段を設けた装置としたため、駆動系のバック
ラッシュ状態に左右されることなく、燃料カットや燃料
カットリカバー時に車両前後振動を常に効率的に低減す
ることができるという効果が得られる。
【0098】請求項2記載の第2の発明にあっては、請
求項1記載の無段変速機の変速比制御装置において、エ
ンジン回転加速度検出手段と車輪回転加速度検出手段か
らの2つの回転加速度検出値を比較し、その位相のずれ
の大きさが大きい時はバックラッシュが大きく、位相の
ずれの大きさが小さい時はバックラッシュが小さいと検
出するバックラッシュ検出手段を設けた装置としたた
め、上記効果に加え、駆動系の全バックラッシュの大き
さを連続的な数値で評価することができるという効果が
得られる。
【0099】請求項3記載の第3の発明にあっては、請
求項1記載の無段変速機の変速比制御装置において、エ
ンジン回転加速度検出手段と最終減速機回転加速度検出
手段からの2つの回転加速度検出値を比較し、その位相
のずれの大きさが大きい時はバックラッシュが大きく、
位相のずれの大きさが小さい時はバックラッシュが小さ
いと検出するバックラッシュ検出手段を設けた装置とし
たため、上記効果に加え、パンク等の駆動輪の異常に関
係なく、駆動系のバックラッシュの大きさを連続的な数
値で評価することができるという効果が得られる。
【0100】請求項4記載の第4の発明にあっては、請
求項1記載の無段変速機の変速比制御装置において、エ
ンジン出力トルク検出手段と自動変速機出力トルク検出
手段からの2つのトルク検出値を比較し、再加速時、各
々のトルクの立ち上がりのずれが大きい時はバックラッ
シュが大きく、トルクの立ち上がりのずれが小さい時は
バックラッシュが小さいと検出するバックラッシュ検出
手段を設けた装置としたため、上記効果に加え、駆動系
の全バックラッシュの大小を瞬時に評価することができ
るという効果が得られる。
【0101】請求項5記載の第5の発明にあっては、請
求項1記載の無段変速機の変速比制御装置において、エ
ンジン出力トルク検出手段と自動変速機出力トルク検出
手段からの2つのトルク検出値を比較し、再加速時、各
々のトルクの立ち上がりのずれが大きい時はバックラッ
シュが大きく、トルクの立ち上がりのずれが小さい時は
バックラッシュが小さいと検出するバックラッシュ検出
手段を設けた装置としたため、上記効果に加え、自動変
速機出力部までの駆動系のバックラッシュの大小を瞬時
に評価することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の無段変速機の変速比制御装置を示
すクレーム対応図である。
【図2】第2の発明〜第5の発明の無段変速機の変速比
制御装置の要部を示すクレーム対応図である。
【図3】実施例の無段変速機の変速比制御装置を示す全
体システム図である。
【図4】実施例装置のCVTコントロールユニットで行
なわれる変速比制御ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図5】実施例装置のCVTコントロールユニットで行
なわれる回転加速度を用いての駆動系順方向バックラッ
シュの評価変数の計算処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】実施例装置のCVTコントロールユニットで行
なわれるトルクを用いての駆動系順方向バックラッシュ
の評価変数の計算処理を示すフローチャートである。
【図7】アクセル足離し減速からアクセル踏み込み再加
速を行なう時のアクセル操作量,入力回転,駆動輪軸ト
ルク,変速比がどのように変化するかを時間軸にて示し
たタイムチャートである。
【図8】再加速時にエンジン回転加速度と駆動輪回転加
速度によりバックラッシュの大小を評価できることを示
すタイムチャートである。
【符号の説明】
a エンジン b エンジン出力トルク調整手段 c アクセル操作量検出手段 d 車速検出手段 e 変速比制御手段 f バックラッシュ検出手段 g ディレイ手段 h エンジン回転加速度検出手段 i 車輪回転加速度検出手段 j 最終減速機回転加速度検出手段 k エンジン出力トルク検出手段 m 駆動車軸トルク検出手段 n 自動変速機出力トルク検出手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料カット及び燃料カットリカバーを行
    なうエンジンと、 前記エンジンに接続された無段変速機と、 アクセル操作量を検出するアクセル操作量検出手段と、 車速を検出する車速検出手段と、 アクセル操作量と車速から計算される目標出力回転数が
    得られるように前記無段変速機の変速比を外部指令によ
    り制御する変速比制御手段と、 駆動系の回転順方向のバックラッシュの大小を検出する
    バックラッシュ検出手段と、 燃料カットまたは燃料カットリカバーの開始時点から変
    速比制御の開始時点までの遅れ時間を、駆動系の回転順
    方向に生じるバックラッシュ検出値の大きさにより設定
    するディレイ手段と、 を備えていることを特徴とする無段変速機の変速比制御
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無段変速機の変速比制御
    装置において、 前記バックラッシュ検出手段を、エンジン回転加速度検
    出手段と車輪回転加速度検出手段からの2つの回転加速
    度検出値を比較し、その位相のずれの大きさが大きい時
    はバックラッシュが大きく、位相のずれの大きさが小さ
    い時はバックラッシュが小さいと検出する手段としたこ
    とを特徴とする無段変速機の変速比制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の無段変速機の変速比制御
    装置において、 前記バックラッシュ検出手段を、エンジン回転加速度検
    出手段と最終減速機回転加速度検出手段からの2つの回
    転加速度検出値を比較し、その位相のずれの大きさが大
    きい時はバックラッシュが大きく、位相のずれの大きさ
    が小さい時はバックラッシュが小さいと検出する手段と
    したことを特徴とする無段変速機の変速比制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の無段変速機の変速比制御
    装置において、 前記バックラッシュ検出手段を、エンジン出力トルク検
    出手段と駆動車輪軸トルク検出手段からの2つのトルク
    検出値を比較し、再加速時、各々のトルクの立ち上がり
    のずれが大きい時はバックラッシュが大きく、トルクの
    立ち上がりのずれが小さい時はバックラッシュが小さい
    と検出する手段としたことを特徴とする無段変速機の変
    速比制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の無段変速機の変速比制御
    装置において、 前記バックラッシュ検出手段を、エンジン出力トルク検
    出手段と自動変速機出力トルク検出手段からの2つのト
    ルク検出値を比較し、再加速時、各々のトルクの立ち上
    がりのずれが大きい時はバックラッシュが大きく、トル
    クの立ち上がりのずれが小さい時はバックラッシュが小
    さいと検出する手段としたことを特徴とする無段変速機
    の変速比制御装置。
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