JPH07293608A - ディスクブレーキ装置 - Google Patents

ディスクブレーキ装置

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JPH07293608A
JPH07293608A JP11056294A JP11056294A JPH07293608A JP H07293608 A JPH07293608 A JP H07293608A JP 11056294 A JP11056294 A JP 11056294A JP 11056294 A JP11056294 A JP 11056294A JP H07293608 A JPH07293608 A JP H07293608A
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JP
Japan
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shim
brake device
rotor
disc brake
protrusion
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Pending
Application number
JP11056294A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujio Watanabe
不二夫 渡辺
Tetsuo Miyoshi
哲郎 三好
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SYMTEC KK
Nisshinbo Holdings Inc
Original Assignee
SYMTEC KK
Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鳴き防止用のシムの取付作業性に優れ、長期
にわたる鳴き防止効果が得られるディスクブレーキ装置
を提供すること。 【構成】 車輪と一体に回転するロータを挟圧して摩擦
係合する一対の摩擦パッドの裏金の背面に、少なくとも
2箇所の突起を突設し、該突起に対向して係合孔を穿設
したシムを前記裏金の背面に付着して成るディスクブレ
ーキ装置において、前記係合孔の少なくとも一方は前記
裏金31の突起312に弾着する弾性爪333を形成し
て構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクブレーキ装置
に関し、より詳細にはブレーキ鳴き防止用シムを備えた
ディスクブレーキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のディスクブレーキ装置として
は、特開昭58−211032号公報に開示されたもの
が知られている。図8にそのディスクブレーキ装置aの
縦断面図を示す。このディスクブレーキ装置aは、キャ
リパbの反力爪部m内側にアウターパッドcを配設し、
キャリパb内に水平方向へ摺動自在なピストンdを配設
し、そのピストンdのロータfと対向する面にインナー
パッドeを配設し、車輪と共に回転するロータfを両側
から挟圧して制動力を得る構造であって、図9の様に前
記アウターパッドcおよびインナーパッドeは裏板gの
一方の面に摩擦材hを固着し、その反対側の面にブレー
キ鳴き防止用のシム(薄板)iを付設し、そのシムiに
係合孔jを開設し、この係合孔jより若干大径とした突
起kを裏板gに突設し、この突起kを係合孔j内に圧入
して、シムiを裏板gに固定している。
【0003】
【本発明が解決しようとする問題点】前記のディスクブ
レーキ装置aには、次のような問題点がある。
【0004】<イ> 係合孔j内に突起kを圧入してシ
ムiを取り付けるには、係合孔jおよび突起kの径寸法
や寸法公差、又は係合孔j間および突起k間のピッチ公
差の管理が難しく、突起k外径に対し係合孔j内径が小
さいとシムi取り付け時にシムiが塑性変形してしま
い、突起k外径に対し係合孔j内径が大きいとシムiが
容易に脱落してしまう。
【0005】<ロ> シムiを裏板gへ取り付けるのに
強い押圧力が必要となる。この為、専用のシム取付設備
が必要となる。
【0006】<ハ> 車両の前進時と後進時によるロー
タ回転方向の違い、摩擦パッドc、eまたはキャリパb
等の弾性変形により摩擦パッドc、eはロータ面と平行
に制動操作ごとに微動するので、ピストンdとインナー
パッドe及びキャリパbの反力爪部mとアウターパッド
cは相対移動することになる。この為、シムiが裏板g
に完全に固定されていると、接触面積が少ないピストン
dとシムiおよびキャリパbの反力爪部mとシムiの間
ですべりが生じ、シムiが削られてしまう。また、鳴き
防止効果を高めるためにゴムコートしたシムiを採用し
ていると、このゴムコートが削られて、長期にわたる鳴
き防止効果が得られない。
【0007】
【本発明の目的】本発明は以上の問題を解決するために
成されたものであり、その目的は、鳴き防止用のシムの
取付作業性に優れ、長期にわたる鳴き防止効果が得られ
るディスクブレーキ装置を提供することである。
【0008】
【問題点を解決するための手段】即ち本発明は、車輪と
一体に回転するロータを挟圧して摩擦係合する一対の摩
擦パッドの裏金の背面に、少なくとも2箇所の突起を突
設し、該突起に対向して係合孔を穿設したシムを前記裏
金の背面に付着して成るディスクブレーキ装置におい
て、前記係合孔の少なくとも一方は前記裏金の突起に弾
着する弾性爪を形成したことを特徴とするディスクブレ
ーキ装置である。
【0009】また本発明は、車輪と一体に回転するロー
タを挟圧して摩擦係合する一対の摩擦パッドの裏金の背
面に、少なくとも2箇所の突起を突設し、該突起に対向
して係合孔を穿設したシムを前記裏金の背面に付着して
成るディスクブレーキ装置において、前記係合孔の少な
くとも一方は、前記裏金の突起に弾着する弾性爪を形成
し、該弾性爪はロータの径方向に向けて配設し、前記摩
擦パッドとシムとの径方向の相対移動を可能としたこと
を特徴とするディスクブレーキ装置である。
【0010】また本発明は、車輪と一体に回転するロー
タを挟圧して摩擦係合する一対の摩擦パッドの裏金の背
面に、少なくとも2箇所の突起を突設し、該突起に対向
して係合孔を穿設したシムを前記裏金の背面に付着して
成るディスクブレーキ装置において、前記係合孔の少な
くとも一方は、前記裏金の突起に弾着する弾性爪を形成
し、該弾性爪はロータの周方向に向けて配設し、前記摩
擦パッドとシムとの周方向の相対移動を可能としたこと
を特徴とするディスクブレーキ装置である。
【0011】更に本発明は、車輪と一体に回転するロー
タを挟圧して摩擦係合する一対の摩擦パッドの裏金の背
面に、少なくとも2箇所の突起を突設し、該突起に対向
して係合孔を穿設したシムを前記裏金の背面に付着して
成るディスクブレーキ装置において、前記係合孔の少な
くとも一方は、前記裏金の突起に弾着する弾性爪を形成
し、前記係合孔の他方は、前記裏金の突起に嵌着しない
大径孔とし、該係合孔と突起との係合により前記摩擦パ
ッドとシムとの相対移動量を規制したことを特徴とする
ディスクブレーキ装置である。
【0012】
【実施例1】以下図面を参照しながら本発明の一実施例
について説明する。
【0013】<イ>全体の構成 図2にディスクブレーキ装置の正面図、図3に平面図を
示す。ディスクブレーキ装置は、車体に固定したキャリ
ア20対し、キャリパ10を水平方向へ移動自在に配設
して構成されている。即ち、キャリア20の腕部21に
ガイドピン22の一端を固定し、そのガイドピン22の
他端をキャリパ10の腕部11内に挿通して、キャリア
20に対しキャリパ10が移動自在となっている。この
キャリパ10は、腕部11、11の間の基端部12から
ロータ50を跨いで反力爪部13が形成されており、基
端部12内に反力爪部13側に開口してシリンダ穴14
が開設されている。このシリンダ穴14内には、ピスト
ン15が反力爪部13に向けて液圧制御により摺動自在
に配設されている。
【0014】<ロ>摩擦パッド ロータ50の両側の対向する位置にそれぞれ摩擦パッド
30、40が配設されている。摩擦パッド30、40
は、板状の裏金31のロータ50側に摩擦材32を固着
して構成され、図2の様にパッドライナ23を介在させ
てキャリア10に係止されており、ピストン15の摺動
によりロータ50を挟圧し、このロータ50を介して車
輪を制動する部材である。図中の24は、摩擦パッド3
0、40を互いに引き離す力を付与するリトラクション
スプリングである。裏金31への摩擦材32の固着方法
は、裏金31と共に一体成型する場合、接着による場
合、リベットやボルトで取り付ける場合またはこれらを
併用する場合など公知の方法が採用できる。また図1に
示す様に、裏金31の背面には二つの突起311、31
2がロータ周方向に間隔を隔てて突設されている。この
突起311、312は、裏金31と一体成型して形成す
る場合やピンを植設する場合など公知の方法で行えばよ
い。尚、摩擦パッド30および40は、異形状でもよい
が、同形状とすれば部品の共通化を図ることが可能とな
る。
【0015】<ハ>シム 前記裏金31の背面にはシム33が取り付けられてい
る。シム33は、例えばステンレスもしくはバネ材の薄
板、またはこれらにゴムや合成樹脂をコーティングした
部材で形成される。図1に示す様に、シム33には、前
記突起311、312を挿通する係合孔331、332
が開設されている。一方の係合孔332の内側には、上
方へ向けて突出する弾性爪333が形成されている。こ
の弾性爪333は、図4に示す様に、係合孔332内を
挿通した突起312の周面を弾着する部位、即ち突起3
12の移動を許容するように弾性的に押さえ付ける部位
である。弾性爪333の突出長は、シム33の材質およ
び厚みなどを考慮して、突起312を弾着できるように
設定されている。また弾性爪333の形状は、突起31
2を弾着できれば、図1に示す以外の形状であってもよ
い。
【0016】弾性爪を形成しない他方の係合孔331
は、裏金31とシム33との移動量を規制する為に、突
起311の外径より大きい所定の内径で形成しておく。
この係合孔331の内径の設定により、一方の係合孔3
32で裏金31に弾着されるシム33の移動量を規制す
ることが可能となる。
【0017】
【作用】次にシムの取付およびディスクブレーキ装置の
作動について説明する。
【0018】<イ>シムの取付 先ず、裏金31に対するシム33の取付につけて説明す
ると、図1の様に、シム33の係合孔331、332に
裏金31の突起311、312をそれぞれ挿通させて、
シム33を裏金31に押し付ける。すると、裏金31に
シム33が取り付けられ、係合孔332の弾性爪333
が突起312周面を押し付けて弾着するのでシム33は
容易に外れることはない。
【0019】<ロ>ディスクブレーキ装置の作動 通常時、即ち非制動時は、図3に示す様に、摩擦パッド
30および40は、ロータ50との間に若干の隙間を隔
てて配置されている。一方制動時には、図示しないマス
ターシリンダより液圧がシリンダ穴14内に加わり、ピ
ストン15がロータ50の方向へ移動しインナー側の摩
擦パッド40がロータ50に当接し、次いでキャリパ1
0が基端部12の方向へ移動しアウター側の摩擦パッド
30もロータ50に当接して、摩擦材32、32がロー
タ50を挟圧し、ブレーキが作動する。
【0020】この時、図5の様に、摩擦パッド30、4
0にロータ50の径方向へ、即ち上方へ浮き上がり力が
生じ、摩擦パッド30、40はピストン15および反力
爪部13に対して、摩擦パッド30、40がキャリア2
0の腕部21に係止されている隙間分上方へ微動する。
その際、シム33の径方向に向けて配設した弾性爪33
3により摩擦パッド30、40とシム33は相対移動が
可能となり、シム33はピストン15および反力爪部1
3に保持されたまま、摩擦パッド30、40のみ上方へ
微動することとなる。ブレーキ作動ごとに摩擦パッド3
0、40が移動するので、摺動面の摩耗は避けられない
が、図3に示すように、反力爪部13およびピストン1
5とシム33との接触面積に比べ、接触面積の大きい裏
金31とシム33とを摺動させるようにしたので、摺動
面となる摩擦パッド30、40およびシム33の摩耗が
低減される。
【0021】一方、摩擦パッド30、40に過大な浮き
上がり力が加わった場合、弾性爪を形成しない他方の係
合孔331に突起311が係合しているので、シム33
に対する摩擦パッド30、40の所定以上の移動が阻止
され、弾性爪333に過剰な力が加わって塑性変形し弾
力を失って、シム33が摩擦パッド30、40から脱落
することはない。
【0022】
【実施例2】図6の様に、係合孔332の弾性爪333
aをロータ周方向へ向けて設けてもよい。この場合、摩
擦パッド30、40は、シム33に対してロータ周方向
へ相対移動が可能となる。即ち、車両の前進と後進によ
るロータ50回転方向の違い、または摩擦パッド30、
40やキャリパ10等の弾性変形により、摩擦パッド3
0、40が微動する。その際、シム33の周方向に向け
て配設した弾性爪333aにより摩擦パッド30、40
とシム33は相対移動が可能であるから、シム33はピ
ストン15および反力爪部13に保持されたまま、摩擦
パッド30、40のみ前後に微動することとなる。従っ
て、前記実施例1同様に、反力爪部13およびピストン
15とシム33との接触面積に比べ、接触面積の大きい
裏金31とシム33とを摺動させるようにしたので、摺
動面となる摩擦パッド30、40およびシム33の摩耗
が低減される。
【0023】
【実施例3】係合孔332に複数の弾性爪333bを設
けてもよい。例えば、図7の様に、係合孔332に三つ
の弾性爪333bを設けて突起312を弾着する。この
場合、摩擦パッド30、40は、シム33に対してロー
タ円周方向およびロータ径方向のいずれにも相対移動が
可能となる。従って、前記実施例1同様、摺動面となる
摩擦パッド30、40およびシム33の摩耗が低減でき
る。尚、弾性爪333の設置数は、図7の様に限定され
るものではなく、二つまたは四つ以上であっても当然よ
い。
【0024】
【実施例4】実施例1〜3の突起311、312をロー
タ径方向に間隔を隔てて突設し、それに対応してシム3
3に係合孔331、332を開設してもよい。この場合
も前記実施例1、2および3と同様に、シム33を裏金
31へ容易に取り付けることができ、摺動面となる摩擦
パッド30、40およびシム33の摩耗を低減すること
ができる。
【0025】
【実施例5】裏金31に突設した突起311、312お
よびシム33に開設した係合孔331、332は、それ
ぞれ多数設けてもよい。
【0026】
【実施例6】実施例1〜5では、液圧式で通常ピンスラ
イドのフィスト型と称される形式のディスクブレーキ装
置について説明したが、本発明はその他機械式、空圧式
もしくはこれらを組み合わせたもの、またはレールスラ
イド、ヨーク型、オープントップ型、オポーズド型など
の各種形式のディスクブレーキ装置に適用しても勿論よ
い。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるから次
のような効果を得ることができる。
【0028】<イ> シムに係合孔を開設し少なくとも
その一つの係合孔に弾性爪を設けたことにより、シムを
摩擦パッドの裏金に容易に取り付けることができる。こ
の為、特別なシム取付設備が必要とならない。
【0029】<ロ> シムに弾性爪を形成したことによ
り、シムを摩擦パッドへ弾着して取り付けることができ
る。この為、係合孔の内径および突起の外径を厳格な寸
法で成形する必要がなく、その成形管理および製作作業
が容易となる。
【0030】<ハ> 弾性変形可能な弾性爪が裏金の突
起に係合しているので、ブレーキ制動時に弾性爪が弾性
変形して、シム自体の塑性変形が回避され、シムが摩擦
パッドから脱落することがない。
【0031】<ニ> シムに弾性爪を形成し、弾性爪を
介してシムを摩擦パッドに付着したので、シムと摩擦パ
ッドとは相対移動が可能である。この為、ブレーキ作動
時に、キャリパ反力爪部およびピストンとシムは摺動せ
ず、シムと摩擦パッドとが摺動する。一方、キャリパ反
力爪部およびピストンとシムとの接触面積に比べ、裏金
とシムの接触面積の方が大きいから、摺動面となる摩擦
パッドおよびシムの摩耗量が低減でき耐久性が向上でき
る。
【0032】<ホ> シムに弾性爪を形成しない係合孔
を設け、その内径を挿通する突起の外径に対し大径とす
ることにより、摩擦パッドを取り付けた裏金に対するシ
ムの移動量を規制することができる。この為、摩擦パッ
ドに過剰な力が加わってもシムの弾性爪が塑性変形する
ことがなく、シムが裏金から脱落することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 摩擦パッドおよびシムの斜視図
【図2】 ディスクブレーキ装置の正面図
【図3】 ディスクブレーキ装置の平面図
【図4】 弾性爪の説明図
【図5】 ブレーキ作動時の説明図
【図6】 実施例2の説明図
【図7】 実施例3の説明図
【図8】 従来のディスクブレーキ装置の説明図
【図9】 従来のディスクブレーキ装置の説明図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪と一体に回転するロータを挟圧して
    摩擦係合する一対の摩擦パッドの裏金の背面に、少なく
    とも2箇所の突起を突設し、該突起に対向して係合孔を
    穿設したシムを前記裏金の背面に付着して成るディスク
    ブレーキ装置において、 前記係合孔の少なくとも一方は、前記裏金の突起に弾着
    する弾性爪を形成したことを特徴とする、 ディスクブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 車輪と一体に回転するロータを挟圧して
    摩擦係合する一対の摩擦パッドの裏金の背面に、少なく
    とも2箇所の突起を突設し、該突起に対向して係合孔を
    穿設したシムを前記裏金の背面に付着して成るディスク
    ブレーキ装置において、 前記係合孔の少なくとも一方は、前記裏金の突起に弾着
    する弾性爪を形成し、 該弾性爪はロータの径方向に向けて配設し、前記摩擦パ
    ッドとシムとの径方向の相対移動を可能としたことを特
    徴とする、 ディスクブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 車輪と一体に回転するロータを挟圧して
    摩擦係合する一対の摩擦パッドの裏金の背面に、少なく
    とも2箇所の突起を突設し、該突起に対向して係合孔を
    穿設したシムを前記裏金の背面に付着して成るディスク
    ブレーキ装置において、 前記係合孔の少なくとも一方は、前記裏金の突起に弾着
    する弾性爪を形成し、 該弾性爪はロータの周方向に向けて配設し、前記摩擦パ
    ッドとシムとの周方向の相対移動を可能としたことを特
    徴とする、 ディスクブレーキ装置。
  4. 【請求項4】 車輪と一体に回転するロータを挟圧して
    摩擦係合する一対の摩擦パッドの裏金の背面に、少なく
    とも2箇所の突起を突設し、該突起に対向して係合孔を
    穿設したシムを前記裏金の背面に付着して成るディスク
    ブレーキ装置において、 前記係合孔の少なくとも一方は、前記裏金の突起に弾着
    する弾性爪を形成し、 前記係合孔の他方は、前記裏金の突起に嵌着しない大径
    孔とし、該係合孔と突起との係合により前記摩擦パッド
    とシムとの相対移動量を規制したことを特徴とする、 ディスクブレーキ装置。
JP11056294A 1994-04-26 1994-04-26 ディスクブレーキ装置 Pending JPH07293608A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014137072A (ja) * 2013-01-15 2014-07-28 Nissin Kogyo Co Ltd 車両用ディスクブレーキ
EP3153736A4 (en) * 2014-06-09 2018-02-14 Akebono Brake Industry Co., Ltd. Pad assembly for disk brake

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