JPH0729298Y2 - 直線運動用キャリッジ - Google Patents

直線運動用キャリッジ

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Publication number
JPH0729298Y2
JPH0729298Y2 JP1567990U JP1567990U JPH0729298Y2 JP H0729298 Y2 JPH0729298 Y2 JP H0729298Y2 JP 1567990 U JP1567990 U JP 1567990U JP 1567990 U JP1567990 U JP 1567990U JP H0729298 Y2 JPH0729298 Y2 JP H0729298Y2
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JP
Japan
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bearing
carriage
movable table
view
fixed table
Prior art date
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JP1567990U
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JPH03107520U (ja
Inventor
秀樹 岡谷
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NSK Ltd
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NSK Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主としてHDDのヘッドキャリッジや小型搬送
ユニットのキャリッジの改良に関するものである。
(従来の技術) 第6図乃至第9図において、従来の直線運動用キャリッ
ジ1aの案内輪4aは単列の軸受を可動テーブル2aの回りに
軸受固定用ねじ6aで取りつけていた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、従来の構造では第10図、第11図に示すように多
数の軸受を平行に取りつけることは部品加工上非常に困
難であり、この平行出しが精度良く行われないと、軸受
は傾き荷重を受け、軸受の寿命を短くすると共に大きな
荷重を受けることができない。また、テーブルの水平方
向ガタをなくするために、部品寸法によってキャリッジ
組み立て時に軸受取付巾がガイド巾に対して僅かに小さ
くなるように設計するが、軸受が肩もちで取りつけられ
るため、組み立てミスアライメントが生じ、所定の予圧
をかけることができないだけでなく、軸受寿命も短くし
てしまう。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するために、以下の技術的構成を取るも
のである。
可動テーブルと、固定テーブルと、前記可動テーブルに
複数の案内輪とを有する直線運動用キャリッジにおい
て、前記案内輪はそれぞれ1本の軸に間隔をおいて取り
つけられた1対の軸受を有し、前記軸の両端部は軸受よ
り突出し、前記可動テーブル外縁部に形成された少なく
とも2対のV溝部に押さえ蓋にて挾持され、且つ、前記
案内輪の軸受は軸方向に予圧され、且つ、前記固定テー
ブルは一対の側面を有し、前記案内輪の軸受の外輪端面
が前記固定テーブルの側面に圧接していることを特徴と
する直線運動用キャリッジとしたものである。
(作用) 第5図において、2列のV溝は加工上心高さや平行度を
容易に精度出し出来る。また、第1図、第2図におい
て、予圧ばね10により外輪端面91と固定テーブルの凹状
案内溝31の側面32が圧接することにより水平方向のガタ
も抑える作用をする。
(実施例) 本考案の実施例を図面に基ずいて説明する。
第1図、第2図はそれぞれ本考案実施例の側面図、正面
図、第3図は本考案実施例の要部拡大断面図、第4図は
本考案の他の実施例の要部拡大断面図、第5図は本考案
実施例の組み立て斜視図である。
第1図、第2図および第5図において、直線運動用キャ
リッジ1は可動テーブル2と固定テーブル3と前記可動
テーブルに形成された2本の案内輪4を有し、前記案内
輪4は1本の軸6に間隔をおいて取りつけられた1対の
玉軸受、すなわち、第3図に示すような軸6を直接軌道
輪とし外輪9との間に複数の玉8を介した軸受、また
は、第4図に示すような内輪7と外輪9との間に複数の
玉8を介する軸受に軸6を貫通させストップリング5で
固定したものであり、前記軸6の両端部は1対の玉軸受
の間隔よりも長く突出しており、前記可動テーブル2の
外縁部に形成された2対のV溝部12に押さえ蓋14とねじ
13にて挾持され、且つ、両軸受の間には外輪9を軸方向
に予圧する予圧ばね10が配設され、予圧された前記外輪
9は前記固定テーブル3に形成された凹状案内溝31を転
動し、前記予圧ばね10により外輪端面91と凹状案内輪31
の側面32が圧接することにより水平方向のガタを抑える
役目をする。
なお、可動テーブルに固定された案内輪の軸方向の位置
決めは軸端からの寸法管理によるが、ストップリングや
間座(図示せず)により調節する方法でもよい。
(考案の効果) 前記構成および作用により、本考案は従来の直線運動用
キャリッジに見られるような心高さのずれ、加工上の精
度不足による傾きおよび構造上発生するミスアライメン
トが大幅に改善され、高精度の運動精度をもつ直線運動
用キャリッジが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の側面図、第2図は本考案実施例
の正面図、第3図は本考案実施例の要部拡大断面図、第
4図は本考案の他の実施例の要部拡大断面図、第5図は
本考案実施例の組み立て斜視図、第6図は従来例の平面
図、第7図は従来例の正面図、第8図は従来例の要部拡
大断面図、第9図は他の従来例の要部拡大断面図、第10
図および第11図は従来例の軸受取付ミスアライメントを
示す説明図である。 符号の説明 1、1a;直線運動用キャリッジ 2、2a;可動テーブル 3;固定テーブル 31;凹状案内溝 32;凹状案内溝の側面 4、4a;案内輪 5;ストップリング 6;軸 6a;軸受固定用ねじ 7;内輪 8;玉 8a;軸受 9;外輪 91;外輪端面 10;予圧ばね 12;V溝部 13;ねじ 14;押さえ蓋

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動テーブルと、固定テーブルと、前記可
    動テーブルに複数の案内輪とを有する直線運動用キャリ
    ッジにおいて、前記案内輪はそれぞれ1本の軸に間隔を
    おいて取りつけられた1対の軸受を有し、前記軸の両端
    部は軸受より突出し、前記可動テーブル外縁部に形成さ
    れた少なくとも2対のV溝部に押さえ蓋にて挾持され、
    且つ、前記案内輪の軸受は軸方向に予圧され、且つ、前
    記固定テーブルは一対の側面を有し、前記案内輪の軸受
    の外輪端面が前記固定テーブルの側面に圧接しているこ
    とを特徴とする直線運動用キャリッジ。
JP1567990U 1990-02-21 1990-02-21 直線運動用キャリッジ Expired - Lifetime JPH0729298Y2 (ja)

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JP1567990U JPH0729298Y2 (ja) 1990-02-21 1990-02-21 直線運動用キャリッジ

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JP1567990U JPH0729298Y2 (ja) 1990-02-21 1990-02-21 直線運動用キャリッジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03107520U JPH03107520U (ja) 1991-11-06
JPH0729298Y2 true JPH0729298Y2 (ja) 1995-07-05

Family

ID=31518972

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JP1567990U Expired - Lifetime JPH0729298Y2 (ja) 1990-02-21 1990-02-21 直線運動用キャリッジ

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JPH03107520U (ja) 1991-11-06

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