JPH07292814A - 壁取付け用ランナー金物 - Google Patents

壁取付け用ランナー金物

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Publication number
JPH07292814A
JPH07292814A JP11178594A JP11178594A JPH07292814A JP H07292814 A JPH07292814 A JP H07292814A JP 11178594 A JP11178594 A JP 11178594A JP 11178594 A JP11178594 A JP 11178594A JP H07292814 A JPH07292814 A JP H07292814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
runner
center line
wall
ceiling
stud
Prior art date
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Pending
Application number
JP11178594A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahide Suketomo
政英 助友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUKETOMO KK
Original Assignee
SUKETOMO KK
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Publication date
Application filed by SUKETOMO KK filed Critical SUKETOMO KK
Priority to JP11178594A priority Critical patent/JPH07292814A/ja
Publication of JPH07292814A publication Critical patent/JPH07292814A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁取付けに用いられるランナーを、施工すべ
き場所に表示される壁中心線に合わせて正確かつ容易に
位置決めすること。 【構成】 天井と床に相対向してチャンネル形のランナ
ー1が配置され、上下のランナー1間にスタッド8が取
付けられる。ランナー1の底部上面にランナー中心線3
が表示され、このランナー中心線3上に所定間隔でコン
クリート釘打用穴6と菱形の穴5が開設され、この菱形
の穴5上に壁中心線2が表れるように構成されている。
ランナー1の底部上面には所定の間隔でスタッド建込み
位置を表示した3等分方線4が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築施工、特に内外装用
の壁施工に使用する壁取付け用ランナー金物(以下、ラ
ンナーと称する)に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コン
クリート造等の建築物や、鉄骨躯体の建築物では、壁取
付け場所の天井や床にチャンネル形のランナーを取付
け、これにスタッドを建てた軽量鉄骨下地を作り、これ
に石膏ボードや珪カル板等を張って壁を完成する施工法
が一般化されてきている。
【0003】建築施工において壁取付け場所を決める墨
は、通常天井と床側に壁中心線が示されるので、施工す
る場合は壁中心線の両側に壁厚に従ってランナーの幅線
2本を引いてから作業に取掛かっている。図3はこのよ
うな状態を示した斜視図である。すなわち、図3におい
て施工すべき壁の中心線2の両側にランナー7幅の墨
9,9を表示し、この墨9,9の上にチャンネル形断面
を有するランナー7をのせて天井、床の当該ランナー7
が相対向するように配設し、釘打ち用穴6にコンクリー
ト釘を打込み又はボルトをねじ込んで躯体にしっかり固
定する。次いで、上下ランナー7(但し、上側のランナ
ーは図示せず)間にスタッド8を建込み、スタッド8の
両側に石膏ボードや珪カル板等の壁外板を張って壁を完
成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の壁の取
付けについては、天井と床にランナー7を配設する際、
壁中心線(墨)2の上にランナー7を配置すると、この
壁中心線2は見えなくなってしまう。そこで上述のよう
に、ランナー7を所定位置に正確に取付けるために、壁
中心線2からランナー7の幅寸法の半分づつを左右に振
り分けて墨9,9を表示し、この墨9,9の上にランナ
ー7を配設しなければならなかった。
【0005】さらに、墨9,9に従ってランナー7を取
付けた後、スタッド8の建込み位置をいちいち寸法を正
確に測って割り付けねばならなかった。これらランナー
7とスタッド8の配設位置を決める作業は手数を要する
面倒な作業であるが、壁を正確に取付けるためには、建
築現場ではどうしても行わねばならぬものであり、どこ
でも見られる当たり前の作業とされていた。本発明で
は、これを極めて簡易化し、且つ正確迅速に作業出来る
ランナーを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は天井と床とに相対向して配設されるランナ
ー金物の底部上面にランナー中心線を設けると共に、こ
のランナー中心線上に打抜き穴を配設し、この打抜き穴
に天井と床側に表示した壁中心線が露出する構成とした
ことを特徴とする。
【0007】上記ランナー中心線上には所定の間隔、例
えば455mmピッチ及び455mm/3間隔でスタッ
ドを建込む位置決め用の印を表示するのが望ましい。
【0008】本発明をさらに説明すると、第1に、通常
建築ではランナー取付け場所には、天井側と床側に壁中
心線が表示されているから、チャンネル形のランナーを
のせると中心線が見えなくなってしまう。この点、本発
明では、ランナー作製時にランナーの底部上面にランナ
ー中心線をあらかじめ表示しておき、このランナー中心
線を横断するように適当間隔で菱形の穴を打ち抜き形成
し、ランナー中心線を壁中心線に配置することで、この
菱形穴から壁中心線を読み取れるようになっている。
【0009】第2に、天井と床に相対向するランナーに
はスタッドを建込み、石膏ボードや珪カル板等の壁外板
を張って壁とするが、スタッドの建込み位置を外板寸法
に正確に合わせないと壁外板の横継ぎ場所がスタッドか
ら外れて張れない。この点、本発明ではランナー底部の
ランナー中心線にあらかじめスタッドの建込み予定位置
を示す印を一定間隔で表示しておき、その印の幾つかに
適宜形状のコンクリート釘打込み用の穴をあけておく。
それにより、ランナーの底板部分の目印にスタッドを立
設するだけで正確に建込むことができる。また、天井と
床にランナーを留付ける時もコンクリート釘用の穴が既
にあけられているので、いちいち現場での手数を要しな
い。
【0010】
【作用】従来の建築現場では、施工者は壁取付け場所に
示されている壁中心線の両側に墨を表示して、ランナー
幅にいちいち移し変えているが、本発明では、このよう
な移し変え作業がなく、正確に位置を決めることが出来
る。ランナー取付け後のスタッドの建込みについても、
本発明のランナー使用により目印を表示したスタッドを
配設するだけで、このスタッドを所定位置に略自動的に
建込むことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。図1,図2において、比較的薄い鋼板をチャンネル
形に加工したランナー1の底部上面1aにランナー中心
線3をあらかじめ表示すると共に、このランナー中心線
3を横断するように所定間隔でコンクリート釘打用穴6
をあける。
【0012】コンクリート釘打用穴6の間には菱形状の
穴5を配置するもので、これにより、天井と床に示され
た壁中心線2は菱形状の穴5より露出し、ランナー1の
中心線3と容易に合わせることができる。
【0013】また、一般に石膏ボードや珪カル板等壁の
外板として使用されている板の寸法規格は我が国では幅
910mm、長さ1820mm(通称、3尺×6尺板と
いわれる)が多い。このことから、スタッド間隔を45
5mmとしてスタッド1本おきに建込み、また、力のか
かる部分ではスタッド間隔を303mmとしてスタッド
2本おきに板の横継ぎ場所とするのが常識的である。
【0014】従って、コンクリート釘打用の穴6の間隔
を455mmとし、この455mmの間の3等分した位
置に3等分方線4を入れ、壁中心線3との交点の一つお
きにスタッド8を建込めばスタッド間隔は303mmと
なり、また、3等分方線4のスタッド間隔は455mm
となり、壁外板の横継ぎは自動的にスタッド8上で行う
ことができるようになる。
【0015】なお、本発明ではランナー中心線3に形成
する穴は菱形の穴5が好ましいが、この菱形の穴に代え
て他の形状の穴としてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るラン
ナーを使用すれば、壁の中心線の両側に墨を表示してラ
ンナーの配設位置表示をいちいち移し変えなくても、こ
のランナーの配設位置を一目で正確な位置に決めること
ができる。スタッドを建込む場合の割り付けもランナー
の目印を読取るだけで正確に建込め、壁の施工作業を著
しく省力化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部破断斜視図である。
【図2】図1のランナー金物の平面図である。
【図3】従来工法に係るランナー金物とスタッドの取付
け状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ランナー 1a ランナーの底部上面 2 壁中心線 3 ランナー中心線 4 3等分方線 5 菱形の穴 6 コンクリート釘打用穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井と床とに相対向して配設されるラン
    ナー金物の底部上面にランナー中心線を設けると共に、
    このランナー中心線上に打抜き穴を配設し、この打抜き
    穴に天井と床側に表示した壁中心線が露出する構成とし
    たことを特徴とする壁取付け用ランナー金物。
  2. 【請求項2】 前記ランナー中心線上に所定間隔でスタ
    ッド建込み位置を表示した印が表示されていることを特
    徴とする請求項1に記載の壁取付け用ランナー金物。
  3. 【請求項3】 前記印は455mmピッチ及び455m
    m/3間隔で表示されている請求項2に記載の壁取付け
    用ランナー金物。
JP11178594A 1994-04-28 1994-04-28 壁取付け用ランナー金物 Pending JPH07292814A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11178594A JPH07292814A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 壁取付け用ランナー金物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11178594A JPH07292814A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 壁取付け用ランナー金物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07292814A true JPH07292814A (ja) 1995-11-07

Family

ID=14570105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11178594A Pending JPH07292814A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 壁取付け用ランナー金物

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JP (1) JPH07292814A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001173134A (ja) * 1999-12-14 2001-06-26 Daiwa House Ind Co Ltd 間仕切り壁の施工方法、構造及び間仕切りランナー
JP2007321485A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Kanpo Steel Kk 間仕切壁ランナーの敷設方法及びそれに用いる間仕切壁ランナー
JP2008095323A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Kanpo Steel Kk 建築物における構築部材の施工方法とランナー金物

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