JPH0729218A - 光ディスク用マスク - Google Patents
光ディスク用マスクInfo
- Publication number
- JPH0729218A JPH0729218A JP17503193A JP17503193A JPH0729218A JP H0729218 A JPH0729218 A JP H0729218A JP 17503193 A JP17503193 A JP 17503193A JP 17503193 A JP17503193 A JP 17503193A JP H0729218 A JPH0729218 A JP H0729218A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mask
- substrate
- chucking
- chuck
- optical disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ディスクの製造工程を簡素化し、容易に基
板ハンドリングやマスクセットを行う。 【構成】 内マスク6を通して真空チャッキングをす
る。該内マスク6には穴が開けられ、該穴を通して基板
1をチャキングするための真空チャックが基板搬送時に
は取付られる。また内マスク6は、基板チャック2をリ
ークした場合、内マスク6を落さないために真空チャッ
ク、又はメカチャックにてチャッキングされる。内マス
ク6を中心に、マスクチャック3により真空マスクチャ
ックを行い、その周方向に数箇所空いた穴から基板チャ
ック2により基板1をチャックする。
板ハンドリングやマスクセットを行う。 【構成】 内マスク6を通して真空チャッキングをす
る。該内マスク6には穴が開けられ、該穴を通して基板
1をチャキングするための真空チャックが基板搬送時に
は取付られる。また内マスク6は、基板チャック2をリ
ークした場合、内マスク6を落さないために真空チャッ
ク、又はメカチャックにてチャッキングされる。内マス
ク6を中心に、マスクチャック3により真空マスクチャ
ックを行い、その周方向に数箇所空いた穴から基板チャ
ック2により基板1をチャックする。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、光ディスク用マスクに関し、よ
り詳細には、基板の取り扱いを容易にし基板の交換を簡
素化するようにした光ディスク用マスクに関する。
り詳細には、基板の取り扱いを容易にし基板の交換を簡
素化するようにした光ディスク用マスクに関する。
【0002】
【従来技術】図6〜図9は、従来の光ディスク用マスク
の構成図で、図中、11はディスク、12は外マスク、
13はスパッタ面、14は内マスク、15は裏板、16
はマグネット、17はプッシャー、18は成膜面、19
はアーム、20は吸着口である。内マスク14と外マス
ク12によってマスキングされている部分以外が成膜面
で、記録層や反射層、保護層などが成膜されている。
の構成図で、図中、11はディスク、12は外マスク、
13はスパッタ面、14は内マスク、15は裏板、16
はマグネット、17はプッシャー、18は成膜面、19
はアーム、20は吸着口である。内マスク14と外マス
ク12によってマスキングされている部分以外が成膜面
で、記録層や反射層、保護層などが成膜されている。
【0003】基板のハンドリングには、図9に示すよう
なエアーチェックが用いられることが多い。その場合に
は、成膜面18を汚染しないように、内周部分をチャッ
キングする。すなわち、ディスク11の内周部分に吸着
口20をアーム19を移動させて接着させ、吸着口20
内の空気をバキュームポンプで吸引して、ディスク11
をチャキングする。このように、成膜装置で搬送された
基板は、図6においては、まず、外マスク12と内マス
ク14にセットされ、その後、マスク/基板/裏板とセ
ットされて成膜が行われる。この時、最終セットされる
前には、基板が外れないように傾けたり、外周を機械的
に押えたりする工夫が必要となる。図7においては、基
板はまず裏板15にセットされ、図6と同様に最終セッ
トされる。図8においては、基板はプッシャー17にセ
ットされ、図6と同様に最終セットされる。このよう
に、従来の基板の取扱については、基板交換が煩雑であ
った。
なエアーチェックが用いられることが多い。その場合に
は、成膜面18を汚染しないように、内周部分をチャッ
キングする。すなわち、ディスク11の内周部分に吸着
口20をアーム19を移動させて接着させ、吸着口20
内の空気をバキュームポンプで吸引して、ディスク11
をチャキングする。このように、成膜装置で搬送された
基板は、図6においては、まず、外マスク12と内マス
ク14にセットされ、その後、マスク/基板/裏板とセ
ットされて成膜が行われる。この時、最終セットされる
前には、基板が外れないように傾けたり、外周を機械的
に押えたりする工夫が必要となる。図7においては、基
板はまず裏板15にセットされ、図6と同様に最終セッ
トされる。図8においては、基板はプッシャー17にセ
ットされ、図6と同様に最終セットされる。このよう
に、従来の基板の取扱については、基板交換が煩雑であ
った。
【0004】
【目的】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、光ディスクの製造工程を簡素化し、容易に基板
ハンドリング及びマスクセットを伝えるようにし、ま
た、内マスクのマスキング部分からの脱ガスを容易に行
うようにした光ディスク用マスクを提供することを目的
としてなされたものである。
もので、光ディスクの製造工程を簡素化し、容易に基板
ハンドリング及びマスクセットを伝えるようにし、ま
た、内マスクのマスキング部分からの脱ガスを容易に行
うようにした光ディスク用マスクを提供することを目的
としてなされたものである。
【0005】
【構成】本発明は、上記目的を達成するために、(1)
ディスクの内周部分をチャックするために用いられる内
マスクと、該内マスクに設けられた穴を通して基板をチ
ャックする基板チャックとを有すること、更には、
(2)スパッタ中に、スパッタ物質が基板に付着しない
ように防着手段を設けたこと、更には、(3)前記スパ
ッタ物質を基板上に付けてマークやロゴなどの文字を入
れるようにしたことを特徴としたものである。以下、本
発明の実施例に基づいて説明する。
ディスクの内周部分をチャックするために用いられる内
マスクと、該内マスクに設けられた穴を通して基板をチ
ャックする基板チャックとを有すること、更には、
(2)スパッタ中に、スパッタ物質が基板に付着しない
ように防着手段を設けたこと、更には、(3)前記スパ
ッタ物質を基板上に付けてマークやロゴなどの文字を入
れるようにしたことを特徴としたものである。以下、本
発明の実施例に基づいて説明する。
【0006】図1は、本発明による光ディスク用マスク
の一実施例を説明するための構成図で、図中、1はディ
スク基板、2は基板チャック、3はマスクチャック、4
はマグネット、5は裏板、6は内マスクである。内マス
ク6を通して、真空チャッキングをする。該内マスク6
には穴が開けられ、該穴を通して基板1をチャッキング
するための真空チャックが、基板搬送時には取付けられ
る。また、内マスク6は、基板チャック2をリークした
場合、内マスク6を落さないために真空チャック又はメ
カチャックにてチャッキングされる。
の一実施例を説明するための構成図で、図中、1はディ
スク基板、2は基板チャック、3はマスクチャック、4
はマグネット、5は裏板、6は内マスクである。内マス
ク6を通して、真空チャッキングをする。該内マスク6
には穴が開けられ、該穴を通して基板1をチャッキング
するための真空チャックが、基板搬送時には取付けられ
る。また、内マスク6は、基板チャック2をリークした
場合、内マスク6を落さないために真空チャック又はメ
カチャックにてチャッキングされる。
【0007】図1において、裏板5に設けられた凹部に
マグネット4が設けられている。該マグネット4の収納
位置を中心にディスク基板1がセットされる。内マスク
6を中心にマスクチャック3により真空マスクチャック
を行い、その周方向に数箇所空いた穴から基板チャック
2により、基板1をチャックする。図2において、マス
クチャック3としてメカチャックを用い、基板チャック
として、真空チャックを用いている例を示している。図
3においては、図1と同様に、内マスク6を中心にマス
クチャック3により真空チャックを行い、その周方向に
数箇所空いた穴から基板チャック2により基板1をチャ
ックするものである。
マグネット4が設けられている。該マグネット4の収納
位置を中心にディスク基板1がセットされる。内マスク
6を中心にマスクチャック3により真空マスクチャック
を行い、その周方向に数箇所空いた穴から基板チャック
2により、基板1をチャックする。図2において、マス
クチャック3としてメカチャックを用い、基板チャック
として、真空チャックを用いている例を示している。図
3においては、図1と同様に、内マスク6を中心にマス
クチャック3により真空チャックを行い、その周方向に
数箇所空いた穴から基板チャック2により基板1をチャ
ックするものである。
【0008】上記はいずれも基板表面を真空チャックす
る方法を示したが、図4のように、基板1の内穴内周部
をチャックする方法は加工上もやり易い。この図ではマ
スクチャックは省略した。これらのうち、図1及び図3
においては、成膜物質が穴を通して基板上に付着してし
まうが、図5のようにスパッタ物質を基板上に付けて、
マークやロゴなどの文字を入れることも可能である。
る方法を示したが、図4のように、基板1の内穴内周部
をチャックする方法は加工上もやり易い。この図ではマ
スクチャックは省略した。これらのうち、図1及び図3
においては、成膜物質が穴を通して基板上に付着してし
まうが、図5のようにスパッタ物質を基板上に付けて、
マークやロゴなどの文字を入れることも可能である。
【0009】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
と、少なくとも内マスクを必要とする情報記録媒体の製
造時において、内マスクを通して基板チャッキングを行
うようにしたので、基板の取扱が容易になり、基板交換
が簡素化され、生産コストが向上する。
と、少なくとも内マスクを必要とする情報記録媒体の製
造時において、内マスクを通して基板チャッキングを行
うようにしたので、基板の取扱が容易になり、基板交換
が簡素化され、生産コストが向上する。
【図1】 本発明による光ディスク用マスクの一実施例
を説明するための構成図である。
を説明するための構成図である。
【図2】 本発明による光ディスク用マスクの他の実施
例を示す図である。
例を示す図である。
【図3】 本発明による光ディスク用マスクの更に他の
実施例を示す図である。
実施例を示す図である。
【図4】 本発明による光ディスク用マスクの更に他の
実施例を示す図である。
実施例を示す図である。
【図5】 本発明における基板上にマークやロゴを付し
た様子を示す図である。
た様子を示す図である。
【図6】 従来の光ディスク用マスクの構成図である。
【図7】 従来の光ディスク用マスクの他の構成図であ
る。
る。
【図8】 従来の光ディスク用マスクの更に他の構成図
である。
である。
【図9】 従来の基板をハンドリングするためのエアー
チャックを示す図である。
チャックを示す図である。
1…ディスク基板、2…基板チャック、3…マスクチャ
ック、4…マグネット、5…裏板、6…内マスク。
ック、4…マグネット、5…裏板、6…内マスク。
Claims (3)
- 【請求項1】 ディスクの内周部分をチャックするため
に用いられる内マスクと、該内マスクに設けられた穴を
通して基板をチャックする基板チャックとを有すること
を特徴とする光ディスク用マスク。 - 【請求項2】 スパッタ中に、スパッタ物質が基板に付
着しないように防着手段を設けたことを特徴とする請求
項1記載の光ディスク用マスク。 - 【請求項3】 前記スパッタ物質を基板上に付けてマー
クやロゴなどの文字を入れるようにしたことを特徴とす
る請求項1記載の光ディスク用マスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17503193A JPH0729218A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 光ディスク用マスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17503193A JPH0729218A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 光ディスク用マスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0729218A true JPH0729218A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=15989014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17503193A Pending JPH0729218A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 光ディスク用マスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0729218A (ja) |
-
1993
- 1993-07-15 JP JP17503193A patent/JPH0729218A/ja active Pending
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