JPH07291591A - 中空油圧ジャッキ装置及びこれを用いた重量物の昇降方法 - Google Patents

中空油圧ジャッキ装置及びこれを用いた重量物の昇降方法

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JPH07291591A JP25409193A JP25409193A JPH07291591A JP H07291591 A JPH07291591 A JP H07291591A JP 25409193 A JP25409193 A JP 25409193A JP 25409193 A JP25409193 A JP 25409193A JP H07291591 A JPH07291591 A JP H07291591A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中空油圧ジャッキ装置の芯出し作業を容易に
すると共に、ジャッキング作業の安全性を高める。 【構成】 昇降用油圧ジャッキ昇降用油圧ジャッキ装置
Cと、昇降用油圧ジャッキ装置Cの下方に連結した高さ
位置調整用油圧ジャッキ装置Dとから成る中空油圧ジャ
ッキ装置Eを荷重受け面37上に設置し、高さ位置調整
用油圧ジャッキ装置Dの昇降により昇降用油圧ジャッキ
装置Cの下方保持機構Bにより保持したテンションロッ
ド4の下端部を被昇降物Fと連結可能高さに調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、重量物の昇降に使用す
る中空油圧ジャッキ装置と、これを用いた重量物の昇降
方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】重量物の昇降に使用する中空油圧ジャッ
キ装置には、各種の形式のものが開発されている。図1
0は特公平3−6440号に係る中空油圧ジャッキ装置
の一部縦断面図であり、作業台1上に支持されたシリン
ダ2と、シリンダ2内に昇降自在に挿着された中空状の
ピストンロッド3と、ピストンロッド3の内方に挿入さ
れたテンションロッド4と、ピストンロッド3とテンシ
ョンロッド4間に介設された中空状のガイド体5と、ピ
ストンロッド3の上端部に固設されたテンションロッド
の上方保持機構Aと、ピストンロッド3の下端部に固設
されたテンションロッドの下方保持機構B等から中空油
圧ジャッキ装置が構成されている。
【0003】当該中空油圧ジャッキ装置により重量物を
押上げする場合には、先ず上方保持機構Aを作動させ、
チャック13をテンションロッド4の凹部4a内へ係合
させることにより、ピストンロッド3へテンションロッ
ド4を支持固定する。次に、下方保持機構のチャック1
8を凹部4aから外し、シリンダ2によるテンションロ
ッド4の保持を解放する。その後、ピストン後室8内へ
作動油を供給し、被昇降物(図示省略)が負荷されたテ
ンションロッド4をピストンロッド3のストローク分だ
け押上げする。
【0004】前記、ピストンロッド3がストローク分上
昇すると、下方保持機構Bを作動してテンションロッド
4をシリンダ2へ固定する。その後、上方保持機構Aに
よるテンションロッド4の保持を解放し、上昇せしめた
ピストンロッド3を初期位置まで下降させる。これによ
り、中空油圧ジャッキ装置は最初の状態に戻り、前記と
同様の操作を繰り返すことにより、テンションロッド4
は順次押し上げられていく。
【0005】また、前記上方保持機構Aと下方保持機構
Bは、夫々油圧シリンダー12,20と、ラック11,
19と、長孔17,25を有するロータ10,18と、
長孔に係合するピン14,22と、ピン及びキー15,
23が固設されたチャック13,21と、キー溝16,
24が設けられた上・下反力台6,7等から形成されて
おり、前記ラック11,19が作動されることにより、
チャック13,21が軸芯方向(又は軸芯より解離する
方向へ)駆動される。
【0006】尚、前記チャック13,21は3分割され
ており、120°間隔でテンションロッド4の外周部に
配設された3ケのチャック13,21がロータ10,1
8により夫々同期駆動される。
【0007】前記特公平3−6440号中空油圧ジャッ
キ装置は、上・下両保持機構A,Bが簡単な構成にも拘
わらず、確実にしかも堅固にテンションロッド4を保持
することができ、ジャッキ装置の安全性の向上等の点で
優れた実用的効用を奏するものである。
【0008】しかし乍ら、当該中空油圧ジャッキ装置に
も解決すべき多くの問題が残されている。先ず第1の問
題は、所謂ジャッキ装置の水平方向の高さ位置の調整
(芯出し)が簡単にできないという点である。即ち、昇
降すべき重量物が大型で大重量の場合には、一般に複数
台の中空油圧ジャッキ装置を同期作動させるようにした
ジャッキング工法が採用される。ところが、通常の作業
現場に於いては、各中空油圧ジャッキ装置を支持する荷
重受け面(基盤)の高さレベルは、夫々異なっているの
が普通である。そのため、中空油圧ジャッキ装置のセッ
チングに際しては、先ず荷重受け面(基盤)上に中空油
圧ジャッキ装置を設置し、次に中空油圧ジャッキ装置を
操作してテンションロッド4を順次下降させる。そし
て、下降位置にあるピストンロッド3に保持したテンシ
ョンロッド4の先端を重量物支持面へ最も近接せしめた
状態とし、その後、テンションロッド4の先端面と重量
物支持面との間に隙間調整材を挿入し(若しくは、テン
ションロッド4の先端面を重量物支持面へ連結したあ
と、テンションロッド4を保持したピストロッド3が下
降位置に来るように荷重受け面(基盤)とシリンダ2間
に隙間調整材を挿入し)、これによって、中空油圧ジャ
ッキ装置を荷重受け面(基盤)上にセッチング固定する
ようにしている。
【0009】しかし、上述の如き中空油圧ジャッキ装置
のセッチング工法に於いては、調整すべき隙間寸法が、
最悪の場合にはテンションロッド4の凹部4a相互間の
距離にほぼ等しくなり、安全性に欠ける上、隙間の調整
に手数が掛かってジャッキ装置の高さ位置調整が能率良
くできず、作業能率の著しい低下を招くことになる。
【0010】尚、上述の如き隙間調整作業を省くため、
ピストンロッド3を下降せしめ、これに支持固定したテ
ンションロッド4の先端を重量物支持面へ連結したあ
と、ピストロッド3をその位置から上方へ引き上げると
云う方策が考えられる。しかし、この場合には、複数の
中空油圧ジャッキ装置のピストンロッド3の初期作動位
置が夫々異なることになり、各中空油圧ジャッキ装置の
同期作動による重量物の昇降が困難となる。従って、現
実のジャッキング作業に於いては、上述の如き方策の採
用は不可能である。
【0011】第2の問題は、重量物の昇降作業中におけ
る安全性の確保の点である。中空油圧ジャッキ装置を用
いた昇降作業においては、ピストンロッド3により重量
物を支持した状態で、これを長時間保持しなければなら
ないケースが屡々発生する。ところが、従前の中空油圧
ジャッキ装置においては、一般に「油圧回路の作動油の
漏洩等によるピストンロッド3の急激な下降は起こらな
い。」と云う前提で、中空油圧ジャッキ装置が設計され
且つ使用されている。そのため、従前の中空油圧ジャッ
キ装置においては、油圧の喪失等によるピストンロッド
3の急下降に対する安全対策は殆ど考慮されておらず、
安全性に欠けるという問題がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、従前の中
空油圧ジャッキ装置における上述の如き問題、即ち中
空油圧ジャッキ装置の据付高さ位置の調整に手数がかか
り、重量物の昇降作業の能率向上が図れないこと、及び
油圧回路の作動油の漏れ等に起因するピストンロッド
の急下降に対する対策がなくて安全性に欠けること、等
の問題を解決し、高さ位置の調整作業が極めて容易でジ
ャッキ装置のセッティングが簡単に行え、しかも作業中
に於ける安全性を大幅に高めた中空油圧ジャッキ装置
と、これを用いた重量物の安全且つ高能率な昇降方法を
提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に記載の発
明は、シリンダ2と、シリンダ2内へ同芯状に配設した
中空ガイド5と、シリンダ2と中空ガイド5との間へ昇
降自在に配設した中空状のピストンロッド3と、中空ガ
イド5の内方へ昇降自在に配設され、外周面に一定間隔
で凹部4aを設けたテンションロッド4と、前記ピスト
ンロッド3の先端部に固設した筒状の上部反力台内に配
設され、前記テンションロッド4の凹部4aへチャック
を係合させることによりこれを保持する上方保持機構A
と、前記シリンダ2の下端部に固設した筒状の下部反力
台内に配設され、前記テンションロッド4の凹部4aへ
チャックを係合させることによりこれを保持する下方保
持機構Bとから成る昇降用油圧ジャッキ装置Cと;前記
シリンダ2の下端部へ前記テンションロッド4を挿通せ
しめて連結したシリンダチューブ26と、シリンダチュ
ーブ26の内方へ同芯状に配設したホルダ28と、シリ
ンダチューブ26とホルダー28との間へ昇降自在に配
設され、その下端部を支持架台29へ支持固定した中空
状のピストンロッド27とから成る芯出し用油圧ジャッ
キ装置Dとを発明の基本構成とするものである。
【0014】また、本願請求項4に記載の発明は、昇降
用油圧ジャッキ装置Cと、昇降用油圧ジャッキ装置Cの
下方に連結した高さ位置調整用油圧ジャッキ装置Dとか
ら成る中空油圧ジャッキ装置Eを荷重受け面37上に設
置し、高さ位置調整用油圧ジャッキ装置Dの昇降により
昇降用油圧ジャッキ装置Cの下方保持機構Bにより保持
したテンションロッド4の下端部を被昇降物Fと連結可
能な高さに調整することを発明の基本構成とするもので
ある。
【0015】
【作用】昇降用油圧ジャッキ装置Cを操作してテンショ
ンロッド4を下降させ、その保持したテンションロッド
4の下端部を被昇降物Fの近傍へ位置せしめる。その後
予かじめ若干上昇せしめた高さ位置調整用油圧ジャッキ
装置Dを下降させ、被昇降物Fとテンションロッド4の
下端部とを連結する。尚、昇降用油圧ジャッキ装置Cの
ピストンロッド3に保持されたテンションロッド4の下
端部を被昇降物へ連結したあと、高さ位置調整用油圧ジ
ャッキ装置Dによって昇降用油圧ジャッキ装置Cのシリ
ンダ2を移動させ、そのピストンロッド3を下降位置
(重量物の吊り上げの場合)又は上昇位置(重量物の吊
り上げの場合)に位置せしめるようにしてもよい。上述
の如き操作により昇降用油圧ジャッキ装置Cの高さ位置
が調整される。
【0016】その後、上・下両保持機構A,Bを交互に
作動させてテンションロッド4をピストンロッド3とシ
リンダ2へ交互に保持させると共に、ピストンロッド3
を繰り返し昇降動させることにより、荷重がかかったテ
ンションロッド4をピストンロッド3のストローク分づ
つ順次吊り上げ(又は吊り下げ)る。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係る中空油圧ジャッキ装置の縦断
面図であり、図2乃至図4は図1のイーイ視乃至ハーハ
視断面図概要図である。尚、図1〜図4に於いて、前記
図10の中空油圧ジャッキ装置と同じ部位には、これと
同じ参照番号が付されている。
【0018】本発明の中空油圧ジャッキ装置は、昇降用
油圧ジャッキ装置Cと高さ位置調整用油圧ジャッキ装置
Dとを直列状に直結することにより構成されており、前
記昇降用油圧ジャッキ装置Cは高さ位置調整用油圧ジャ
ッキ装置Dにより約100mm程度のストローク範囲に
亘って、昇降動される。
【0019】即ち、前記昇降用油圧ジャッキ装置Cはシ
リンダ2、ピストンロッド3、テンションロッド4、中
空ガイド5、上反力台6、下反力台7、上方保持機構
A、下方保持機構B等から形成されており、その構成は
後述する安全ナット6bの構成を除いて、前記図10の
中空油圧ジャッキ装置とほぼ同一である。
【0020】また、前記高さ位置調整用油圧ジャッキ装
置Dは、シリンダチューブ26、ピストンロッド27、
ホルダー28、支持架台29、安全ナット30、手動チ
ャック受座31、等より構成されており、前記シリンダ
チューブ26の上端面が、昇降用中空油圧ジャッキ装置
Cの下反力台7へ連結されている。
【0021】図1乃至図4を参照して前記シリンダ2は
円筒状に形成されており、シリンダ2の下端部には、円
筒状の下反力台7が螺着され、その下方の空間部内に下
方保持機構Bが収容されている。又、シリンダ2の内方
には、円筒状の中空ガイド5が同芯状に挿入され、その
下端部が下反力台7へ固定されている。
【0022】前記中空状のピストンロッド3はシリンダ
2と中空ガイド5との間へ同芯状に、且つ移動自在に挿
着されており、ピストン部の下方空間がピストン後室8
に、また上方空間がピストン前室9に形成されている。
【0023】また、ピストンロッド3の先端には、円筒
状の上反力台6が螺着されており、当該上反力台6の上
方空間内に上方保持機構Aが収容されている。
【0024】更に、前記上反力台6の下方部外周面には
ねじ6aが形成されており、これに高さ約50〜100
mmの安全ナット6bが螺挿されている。当該安全ナッ
ト6bは、ピストンロッド3を上昇途中で長時間停止さ
せるような場合に、安全ナット6bの下端面をシリンダ
2の上端面へ接当させることにより、ピストンロッド3
の荷重を受け止める。尚、安全ナット6bの高さ寸法が
比較的短いため、ピストンロッド3の停止位置が上方位
置の場合には、安全ナット6bの下端面とシリンダ2の
上端面間へ、円筒体を二つ割りにした形態のスペーサ
(図示省略)がねじ部6aを抱き込む形で両側から介挿
される。
【0025】前記テンションロッド4は中空ガイド5を
挿通して軸芯方向に上・下動自在に挿着されており、そ
の外周面には一定の間隔で凹部4aが形成されている。
また、テンションロッド4は、図5に示す如く相互に螺
子結合が可能な構成となっており、一本のテンションロ
ッド4の長さは約2500mmに、また凹部4aの間隔
は約200mmに夫々選定されている。尚、図5に於い
て4bは固定ピン、4cは連結用段付部である。
【0026】前記上方保持機構Aは、上反力台6の上方
空間内へ収容したロータ10と、ロータ10を回動する
ためのラック11と、ラック11を駆動するための油圧
シリンダ12と、ロータ10の下面側に設けた複数のチ
ャック13と、ロータ10の回転力をチャック13へ伝
達するピン14と、チャック13の半径方向(軸芯方
向)への水平移動を規制するキー15と、キー15が係
合するキー溝16等より構成されている。
【0027】即ち、図2に示す如く、略円筒状の上反力
台6の内方に、外周面に歯車を有するロータ10がテン
ションロッド4を挿通せしめて回動自在に配設されてお
り、当該ロータ10の歯車へラック歯車11が噛合され
ている。また、前記ロータ10の下面側には、図2の点
線で示す如く3個の長孔17が穿設されており、各長孔
17内へ反力爪13の上面側に植設したピン14先端が
係合されている。即ち、前記ピン14とその先端が係合
する長孔17とにより、反力爪13が半径方向へ移動さ
せられる。
【0028】前記ラック歯車11はその両端部にピスト
ンを備えており、油圧シリンダ12内へ摺動自在に挿着
されている。
【0029】前記チャック13は図3に示す如く扇型の
ブロック体であり、本実施例ではテンションロッド4の
外周部に3個のチャック13が半径方向(軸芯方向)へ
水平移動自在に配設されている。即ち、各チャック13
の上面側には前記の通りピン14が植設されており、当
該ピン14の先端がロータ10側の長孔17へ係合され
ている。
【0030】また、各チャック13の下面側には、図3
に示す如くキー15が形成されており、このキー15が
上反力台6の隔壁に放射状に形成したキー溝16内へ係
合されている。即ち、前記キー15とこれが係合するキ
ー溝16とにより、チャック13が半径方向へ真直に移
動されることになる。
【0031】一方、前記下方保持機構Bは、図4に示す
如く下反力台7の下方空間内で収納したロータ18と、
ロータ18を回動するためのラック19と、ラック19
を駆動するための油圧シリンダ20と、ロータ18の上
面側に設けた3個のチャック21と、ロータ18の回転
力をチャック21へ伝達するピン22と、チャック21
の軸芯方向へ水平移動を規制するキー及びキーが係合す
るキー溝等から形成されている。即ち、前記上方保持機
構Aの場合と同様に、ピン22とその先端が係合する長
孔25とにより、チャック21が半径方向へ移動され、
また、前記キーとキー溝とにより、各チャック21が半
径方向へ真直に移動させられる。
【0032】前記高さ位置調整用油圧ジャッキ装置Dを
形成する円筒状のピストンロッド27は、その外周面に
ねじ27aを備えており、当該ねじ27aに安全ナット
30が螺着されている。また、ピストンロッド27の下
端面は、円筒状支持架台29の上端面へ支持固定されて
おり、ピストン部27bの上端面とシリンダチューブ2
6間がピストン室Gとなっている。
【0033】尚、前記安全ナット30は、高さ位置調整
用油圧ジャッキ装置Dによる調整作業が完了すれば上方
へ締め込まれ、シリンダチューブ26にかかる荷重は当
該安全ナット30により受け止められる。これにより、
万一ピストン室Gの系統に油圧漏れが生じた場合でも、
高さ位置調整用油圧ジャッキ装置の安全性が確保され
る。
【0034】前記手動チャック受座31は、支持架台2
9の中間部に設けられている。また、当該チャック受座
31には、中空円盤を二つ割りにした形態の手動チャッ
ク受体(図示省略)がテンションロッド4の軸芯方向へ
摺動自在に配設されており、各チャック受体を内方へ押
し込んでその先端面をテンションロッド4の凹部4aへ
係合させることにより、テンションロッド4が受け止め
られる。
【0035】尚、図1乃至図5に於いて、L0 はストロ
ークセンサ、L1 ・L2 はセンサースイッチ、L3 ・L
4 は上部チャック位置確認用のリミットスイッチ、L5
・L 6 は下部チャック位置確認用のリミットスイッチ、
7 ・L8 は近接スイッチ、32は昇降用ジャッキ装置
の加圧ポート、33は昇降用ジャッキ装置の戻りポー
ト、34,35は圧力変換器、36は高さ位置調整用ジ
ャッキ装置の加圧ポート、37は荷重受け面、38,3
9はハンドル、40は支持ガイド、41はロッドカバー
である。
【0036】図6は本発明に係る中空油圧ジャッキ装置
の油圧系統図であり、電動機42、油圧ポンプ43、ソ
レノイドバルブ43a〜43f、パイロットチェクバル
ブ44a〜44f、フローコントロールバルブ45、カ
ウンターバランスバルブ46、油路47a〜47f等よ
り構成されている。
【0037】即ち、油路47a〜47dからの油圧によ
って上・下のチャック開閉用油圧シリンダ12,20が
作動され、また、油路47e、47fからの油圧によっ
て昇降用油圧ジャッキ装置Cが駆動される。尚、高さ位
置調整用油圧ジャッキ装置Dは、別途に加圧ポート36
へ手動油圧ポンプ(図示省略)を接続したり、或いは別
途に油路47と加圧ポート36間を連結することにより
作動される。尚、図6に於いて、L0 はストロークセン
サ、L1 ・L2 はセンサースイッチ、L7 ・L8 は近接
スイッチ、34,35は圧力変換器、48は端子箱、4
9は動力・制御盤、50は中央制御盤である。
【0038】図7は、本発明に係る中空油圧ジャッキ装
置を用いた重量物の昇降方法の制御系統説明図であり、
1台若しくは複数台の中空油圧ジャッキ装置Ea −En
と中央制御盤50とから、設備の主要部が構成されてい
る。即ち、中央制御盤50には操作部と表示部が設けら
れており、ここから各中空油圧ジャッキ装置Ea −En
の動力・制御盤49へ操作指令が発せられる。また、各
中空油圧ジャッキ装置Ea −En からは、上・下チャッ
ク開閉用油圧シリンダ12,20の開閉状況やストロー
クセンサL0 、センサスイッチL1 ・L2 等からの検出
信号が端子箱48及び動力制御盤49を通して中央制御
盤50へ入力され、必要な表示並びに制御信号の発信が
行われる。
【0039】次に、本発明に係る中空油圧ジャッキ装置
Eの作動とこれを用いた重量物の昇降方法について説明
する。重量物の昇降に際しては、通常複数台(4〜40
基程度)の中空油圧ジャッキ装置Eを使用し、これ等を
同期作動させることにより重量物の昇降が行われる。先
ず、荷受け面(支持基盤)37上に所要数の中空油圧ジ
ャッキ装置Eを配設する。次に、重量物を吊り上げる場
合には、各ジャッキ装置Eにテンションロッド4を挿通
せしめ、昇降用油圧ジャッキ装置の上方保持機構Aによ
り保持したテンションロッド4の下端を重量物の支持面
まで下降させ、これに連結固定する。
【0040】前記テンションロッド4下端の連結固定が
終われば、高さ位置調整用ジャッキ装置Dを作動させ、
そのピストン室G内へ作動油を送ることによりシリンダ
チューブ26を上昇させる。これによって、昇降用油圧
ジャッキ装置Cのシリンダ2は、そのピストンロッド3
が下降位置へくるまで上昇され、当該操作を各ジャッキ
装置毎に行うことにより、中空油圧ジャッキ装置Eの高
さ位置調整作業が完了する。
【0041】尚、前記高さ位置調整作業が完了すると、
ピストンロッド27に螺着した安全ナット30を上方へ
締め上げ、その上端面をシリンダ支持ガイド40の下端
面へ接当させるこれにより、シリンダ26にかかる荷重
(即ち、高さ位置調整用油圧ジャッキ装置Dにかかる荷
重)が安全ナット30、ピストンロッド27を介して支
持架台29へ負荷されることになる。また、前記高さ位
置調整用油圧ジャッキ装置Dのストロークは約100m
mに設定されている。
【0042】全ての中空油圧ジャッキ装置Eの高さ位置
調整作業が完了すれば、中央制御盤50からの指令信号
により各ジャッキ装置Eの昇降用ジャッキ装置Cが、後
述する如き順序により同期作動される。また、被昇降物
Fの吊り上げ作業中に於ける各昇降用油圧ジャッキ装置
Cの吊り上げストロークは、ストロークセンサーL0
センサースイッチL1 ・L2 によって検出並びに監視さ
れており、検出値は信号として中央制御盤へ入力されて
行く。その結果、万一荷重差や偏荷重によってストロー
ク差が発生した場合には、中央制御盤50から各中空油
圧ジャッキ装置Eの動力・制御盤49へ修正信号が発信
され、ストローク寸法の大きい方の昇降用油圧ジャッキ
装置Cに対する作動油の供給が調整される。更に、テン
ションロッド4の上端部の連結用段付部4cが所定の位
置へくると、近接スイッチL7・L8が作動して、検知信
号が中央制御盤50へ発信され、テンションロッド4の
連結又は取り外しが行われる。
【0043】尚、被昇降物Fの押上げ速度は70mm/
minに、最大ストロークは200mmに夫々設定され
ており、且つ被昇降物Fの水平度、荷重及び各ジャッキ
装置Cのストローク等は中央制御盤50のCRT上に常
時表示されている。また、各昇降用油圧ジャッキ装置C
の上・下保持機構A,Bの作動は、所謂インターロック
回路によって保護されており、安全性が担保されてい
る。更に、各テンションロッド4は、必要に応じて順次
連結され、長さ約2500mmのロッド4を連結するこ
とにより、最大60m程度の吊り上げが行われる。
【0044】被昇降物Fの吊り上げ途中で昇降用油圧ジ
ャッキ装置Cの作動を長時間停止させるような場合に
は、安全ナット6bを下方側へ締め込んで、その下端面
を直接若しくはスペーサ(図示省略)を介設してシリン
ダ2の上端面へ接当させる。これによつて、ピストンロ
ッド3にかかる荷重がシリンダ2により支持されること
になる。また、必要に応じて、支持架台29のチャック
受座31に設けた手動用チャック(図示省略)がチャッ
ク受座31の内方へ押し込まれ、当該手動チャックによ
ってテンションロッド4が支持される。
【0045】図8及び図9は、本発明に係る中空油圧ジ
ャッキ装置Eのジャッキアップ時及びジャッキダウン時
の作動状況を示すものである。図8の左側より順に、昇
降用油圧ジャッキ装置Cのピストンロッド3が最下降位
置にあると、センサースイッチL2 がonとなり、上方
保持機構Aが閉となる。上部チャック位置確認用リミッ
トスイッチL3 がonとなって前記保持機構Aの閉鎖が
確認されると、ピストンロッド3が上昇を開始し、約3
0mm程度上昇すると、ストロークセンサーL0 がon
となる。これにより、下方保持機構8が開放され、その
結果、リミットスイッチL6 がonとなる。リミットス
イッチL6 がonになると、ピストンロッド3は引き続
き上昇をし、1ストロークだけ上昇すると、センサース
イッチL1 がonになる。これにより、下方保持機構B
が閉鎖され、リミットスイッチL5 がonとなる。
【0046】リミットスイッチL5 がonになると、ピ
ストンロッド3が下降を開始し、約25mm下降する
と、ストロークセンサーL0 がonとなり、これによっ
て上方保持機構Aが開放される。上方保持機構Aが開放
されると、ピストンロッド3は無負荷となって引き続き
下降し、初期位置(最下方位置)へ戻ることになる。
【0047】上述の如き操作を繰り返すことにより、被
昇降物Fは所望の高さ位置まで吊り上げられ、本実施例
に於いてはテンションロッド4を順次連結することによ
り、約60mの上昇動が可能となる。
【0048】図9は、重量物のジャッキダウン時を示す
ものであり、左側より順に、ピストンロッド3が最下方
位置にあってセンサースイッチL2 がonであれば、上
方保持機構Aが開放され、リミットスイッチL4 がon
になると、ピストンロッド3は無負荷で上昇をする。ピ
ストンロッド3が一定距離(約200mm)上昇する
と、ストロークセンサーL0 がonとなり、これによっ
て上方保持機構Aが閉鎖され、リミットスイッチL3
onになる。
【0049】リミットスイッチL3 がonになると、ピ
ストンロッド3が一定距離(約25mm)上昇され、こ
れによりセンサースイッチL1 がonになる。センサー
スイッチL1 がonになると、下方保持機構Bが開とな
り、リミットスイッチL6 がonとなって前記下方保持
機構Bの開放が確認されると、ピストンロッド3が下降
を開始する。
【0050】ピストンロッド3が下降して、ストローク
センサーL0 がonになると、下方保持機構Bが閉鎖さ
れ、リミットスイッチL5 のonにより前記下方保持機
構Bの閉鎖が確認されると、ピストンロッド3は引き続
き約25mmほど下降し、最下方位置へ来る。これによ
り、センサースイッチL2 がonになり、上方保持機構
Aが開放されて、初期の状態へ戻る。
【0051】昇降用油圧ジャッキ装置Cの最上端に取付
けられた近接スイッチL7・L8は、テンションロッド4
上端部の連結用段付部4cの存否を検出するためのもの
であり、例えば、テンションロッド4の下降時に前記連
結用段付部4cの到達が検知されると、検知信号が発せ
られてピストンロッド3の下降が停止され、次のテンシ
ョンロッド4の連結が行われる。また、当該近接スイッ
チL7・L8は、ピストンロッド3とテンションロッド4
との間に移動速度差が生じた場合にこれを検出し、検知
信号を発生する。
【0052】上述の如き操作を繰り返すことにより、被
昇降物F(重量物)が順次上方位置より下方位置へ下降
されることになる。尚、被昇降物Fの下降途中に於い
て、テンションロッド4が順次連結されて行くことは勿
論である。
【0053】
【発明の効果】本願装置に於いては、昇降用油圧ジャッ
キ装置Cに高さ位置調整用油圧ジャッキ装置Dを連結
し、高さ位置調整用油圧ジャッキ装置Dによって昇降用
油圧ジャッキ装置Cの昇降動が可能な構成としている。
その結果、複数の中空油圧ジャッキ装置Eを同期作動さ
せることによって被昇降物(重量物)Fを昇降する場合
に於いても、各中空油圧ジャッキ装置Eの高さ位置の調
整作業を極めて迅速に行うことができ、昇降作業の能率
が大幅に向上する。
【0054】また、本願発明に於いては、高さ位置調整
用油圧ジャッキ装置Dのピストンロッド27の外周面に
ねじ27aを形成し、これに螺合せしめた安全ナット3
0を締込むことにより、ピストンロッド27を支持架台
29へ支持固定できるようにしている。その結果、万一
高さ位置調整用油圧ジャッキ装置Dの作動油系に漏れが
発生したような場合でも、ジャッキ装置Dは安全に使用
に供することが出来る。
【0055】更に、本願発明に於いては、昇降用油圧ジ
ャッキ装置Cの反力受台6の外周面にねじ6aを設け、
これに螺合せしめた安全ナット6bを締込むことによ
り、ピストンロッド3をシリンダ2側へ支持固定できる
ようにしている。その結果、被昇降物Fの昇降作業の途
中で被昇降物を長時間その高さ位置に保持する場合で
も、前記安全ナット6bの締込みにより、油圧系統の故
障に起因する被昇降物Fの下降を完全に防止することが
でき、作業の安全性が大幅に向上する。本発明は上述の
通り、複数のジャッキ装置を用いて大重量物を昇降させ
るような場合に、優れた実用的効用を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る中空油圧ジャッキ装置の縦断面図
である。
【図2】図1のイーイ視断面の拡大概要図である。
【図3】図1のローロ視断面の拡大概要図である。
【図4】図1のハーハ視断面の拡大概要図である。
【図5】テンションロッドの接続部を示す断面図であ
る。
【図6】本発明に係る中空油圧ジャッキ装置の油圧系統
の説明図である。
【図7】複数台の中空油圧ジャッキ装置を用いて重量物
を昇降する場合の機器系統説明図である。
【図8】本発明に係る中空油圧ジャッキ装置によるジャ
ッキアップ操作説明図である。
【図9】本発明に係る中空油圧ジャッキ装置によるジャ
ッキダウン操作説明図である。
【図10】従前の中空油圧ジャッキ装置の縦断面概要図
である。
【符号の説明】
1は作業台、2はシリンダ、3は中空状ピストンロッ
ド、4はテンションロッド、4aは凹部、4bは固定ピ
ン、4cは連結用段付部、5は中空状ガイド体、6は上
部反力台、6aはねじ、6bは安全ナット、7は下部反
力台、8はピストン後室、9はピストン前室、10はロ
ータ、11はラック、12はチャック開閉用油圧シリン
ダ、13はチャック、14はピン、15はキー、16は
キー溝、17は長孔、18はロータ、19はラック、2
0はチャック開閉用油圧シリンダ、21はチャック、2
2はピン、23はキー、24はキー溝、25は長孔、2
6はシリンダチューブ、27はピストンロッド、27a
はねじ、27bはピストン部、28はホルダー、29は
支持架台(作業台1)、30は安全ナット、31は手動
チャック受座、32は昇降用ジャッキ加圧ポート、33
は昇降用ジャッキ戻りポート、34・35は圧力変換
器、36は高さ位置調整用ジャッキ加圧ポート、37は
荷重受け面、38・39はハンドル、40は支持ガイ
ド、41はロッドカバー、42は電動機、43は油圧ポ
ンプ、44はソレノイドバルブ、45はフローコントロ
ールバルブ、46はカウンターバランスバルブ、47は
油路、48は端子箱、49は動力・制御盤、50は中央
制御盤、Aは上方保持機構、Bは下方保持機構、Cは昇
降用油圧ジャッキ装置、Dは高さ位置調整用油圧ジャッ
キ装置、Eは中空油圧ジャッキ装置、Fは被昇降物、G
はピストン室、L0 はストロークセンサー、L1 ・L2
はセンサースイッチ、L3 ・L4 は上部チャック位置確
認用リミットスイツチ、L5 ・L6 は下部チャック位置
確認用リミットスイッチ、L7 ・L8 は近接スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大栗 康秀 大阪府大阪市東住吉区駒川1丁目8番29号 株式会社大阪ジャッキ製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ2と、シリンダ2内へ同芯状に
    配設した中空ガイド5と、シリンダ2と中空ガイド5と
    の間へ昇降自在に配設した中空状のピストンロッド3
    と、中空ガイド5の内方へ昇降自在に配設され、外周面
    に一定間隔で凹部4aを設けたテンションロッド4と、
    前記ピストンロッドと3の先端部に固設した筒状の上部
    反力台6内に配設され、前記テンションロッド4の凹部
    4aへチャックを系合させることによりこれを保持する
    上方保持機構Aと、前記シリンダ2の下端部に固設した
    筒状の下部反力台7内に配設され、前記テンションロッ
    ド4の凹部4aへチャックを係合させることによりこれ
    を保持する下方保持機構Bとから成る昇降用油圧ジャッ
    キ装置Cと;前記シリンダ2の下端部へ前記テンション
    ロッド4を挿通せしめて連結したシリンダチューブ26
    と、シリンダチューブ26の内方へ同芯状に配設したホ
    ルダ28と、シリンダチューブ26とホルダー28との
    間へ昇降自在に配設され、その下端部を支持架台29へ
    支持固定した中空状のピストンロッド27とから成る高
    さ位置調整用油圧ジャッキ装置Dとから形成したことを
    特徴とする中空油圧ジャッキ装置。
  2. 【請求項2】 上部反力台6を、下方部の外周面にねじ
    6aを備え且つ当該ねじ6aに所望の高さの安全ナット
    6bを螺着した上部反力台とした請求項1に記載の中空
    油圧ジャッキ装置。
  3. 【請求項3】 ピストンロッド27を、ロッド部の外周
    面にねじ27aを備え且つ当該ねじ27aに所望の高さ
    の安全ナット30を螺着したピストンロッドとした請求
    項1に記載の中空油圧ジャッキ装置。
  4. 【請求項4】 昇降用油圧ジャッキ装置Cと、昇降用油
    圧ジャッキ装置Cの下方に連結した高さ位置調整用油圧
    ジャッキ装置Dとから成る中空油圧ジャッキ装置Eを荷
    重受け面37上に設置し、高さ位置調整用油圧ジャッキ
    装置Dの昇降により昇降用油圧ジャッキ装置Cの下方保
    持機構Bにより保持したテンションロッド4の下端部を
    被昇降物Fと連結可能な高さに調整することを特徴とす
    る重量物の昇降方法。
  5. 【請求項5】 昇降用油圧ジャッキ装置Cと、昇降用油
    圧ジャッキ装置Cの下方に連結した高さ位置調整用油圧
    ジャッキ装置Dとから成る中空油圧ジャッキ装置Eを荷
    重受け面37上に設置し、次に昇降用油圧ジャッキ装置
    Cのピストンロッド3により保持したテンションロッド
    4の下端部を被昇降物Fの所定位置へ連結し、その後、
    高さ位置調整用油圧ジャッキ装置Dを作動して前記昇降
    用油圧ジャッキ装置をのシリンダ2を昇降動させ、前記
    ピストロッド3をシリンダ2の下方部若しくは上方部に
    位置させることにより、中空油圧ジャッキ装置Eの高さ
    位置を調整することを特徴とする重量物の昇降方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108709731A (zh) * 2018-07-06 2018-10-26 郑州四维机电装备制造有限公司 一种液压支架试验装置

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