JPH07291259A - 包装箱 - Google Patents

包装箱

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JPH07291259A
JPH07291259A JP8481494A JP8481494A JPH07291259A JP H07291259 A JPH07291259 A JP H07291259A JP 8481494 A JP8481494 A JP 8481494A JP 8481494 A JP8481494 A JP 8481494A JP H07291259 A JPH07291259 A JP H07291259A
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JP
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folding
connecting plate
folded
line
plate
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JP8481494A
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Takashige Harabayashi
孝成 原林
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NAKAJIMA YOUSHI KK
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NAKAJIMA YOUSHI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水分を含む物を収容したときに、毛細管現象
により水分が滲出するのを防止することができる包装箱
を提供することである。 【構成】 底壁1の周縁に、内端板2aと外端板2bと
から成る一対の端壁と、内側板3aと外側板3bとから
成る一対の側壁とを連設し、内端板2aと内側板3aと
を連結板9により連結する。この連結板9に折目線13
を設けて、隣接する端壁と側壁とを連結する連結壁を構
成する内連結板4と、折り込み連結板9a、9b、9
c、9dとに区分する。各折り込み連結板9a、9b、
9c、9dに折込線14を設け、罫線23、25、2
7、28、32、33、34によりこの折込線14を不
連続にする。二つ折りした各折り込み連結板9a、9
b、9c、9dに凹段部又は凸段部が形成され、毛細管
現象の発生を抑止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、弁当箱とし
て数種類の食品を盛り付けたり、その他種々のものを見
栄え良く収容するために用いられる包装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の包装箱の一例について、図6及び
図7に基づいて説明する。図6に示すように、この従来
の包装箱は、四角形状を有する底壁51の周縁に、一対
の端壁52と一対の側壁53とを連設し、隣接する端壁
52と側壁53とを、連結板54と挿入片55とにより
連結したものである。
【0003】前記連結板54は、折込線56(図7参
照)を折り込むことにより全部を二つ折りしたもので、
この折込線56は、底壁51のコーナーを起点として、
連結板54の上端に達する一本の罫線又はハーフカット
線により形成されている。
【0004】二つ折りされた連結板54の各シート及び
前記挿入片55は、相互に密着させた状態で、図6に示
すように、前記端壁52を構成する内端板52aと外端
板52bとの間に挿入されて固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の包装箱においては、上述の如く二つ折りされた連結
板54のシート間、とりわけ前記折込線56の部分に極
めて僅かな隙間が生じることから、例えば煮汁を含んだ
煮物を内部に収容したときに、この煮物の煮汁が、毛細
管現象によって折込線56を中心に連結板54上を上昇
し、コーナー57(図6参照)から滲出するという問題
がある。
【0006】そこで、この発明の課題は、水分を含む物
を収容したときに、毛細管現象により水分が滲出するの
を防止することができる包装箱を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、底壁の周縁に一対の端壁と一対の側
壁とを連設し、隣接する端壁と側壁とを連結板により連
結し、この連結板に折込線を設け、この折込線を折り込
むことにより、この連結板の全部又は一部を二つ折り
し、この二つ折りした連結板を前記端壁、前記側壁、あ
るいは二つ折りされない部分の連結板のいずれかに固定
した包装箱において、前記折込線上、又はこの折込線に
交差させて、凹段部又は凸段部を形成する構成を採用し
たのである。
【0008】また、折込線上、又はこの折込線に交差さ
せて、凹段部又は凸段部を形成するする構成に代えて、
二つ折りされる部分の連結板に、凹段部又は凸段部を形
成する構成としてもよい。
【0009】
【作用】隣接する端壁と側壁とを連結する連結板に設け
られた折込線上、又はこの折込線に交差させて、凹段部
又は凸段部を形成した包装箱にあっては、前記折込線が
不連続となることから、この折込線が分断される地点で
水分の上昇が止まり、連結板の上端に達することがな
い。
【0010】折込線上、又はこの折込線に交差させて凹
段部又は凸段部を形成した包装箱、あるいは、二つ折り
される部分の連結板に凹段部又は凸段部を形成したもの
のいずれにおいても、凹段部又は凸段部によって、二つ
折りされる連結板のシート相互が密着することなく、隙
間を多く生じさせることから、毛細管現象の発生を抑止
する。
【0011】
【実施例】図1に示す包装箱は、四角形状を有する底壁
1の周縁に一対の端壁2と一対の側壁3とを連設し、隣
接する端壁2と側壁3とを連結壁4により連結したもの
で、図2に示すブランクから組立てられる。
【0012】図2に示すように、前記底壁1の両端には
折曲線5、6を介して、前記端壁2を構成する内端板2
a、外端板2bが、この底壁1の両側には折曲線7、8
を介して、前記側壁3を構成する内側板3a、外側板3
bがそれぞれ順次連設されている。
【0013】前記内端板2aの両側及び前記内側板3a
の両端には、それぞれ折曲線11、12を介して連結板
9が連設されている。
【0014】各連結板9には、前記折曲線11、12の
交点を起点とする折目線13が設けられ、折込線14に
より二つ折りされる折り込み連結板9a、9b、9c、
9dと、二つ折りされない内連結板4aとにそれぞれ区
分されている。
【0015】各内連結板4aの上端には、折曲線15を
介して、同一形状を有する外連結板4bが連設され、こ
の外連結板4bの両側には、折曲線16、17を介し
て、挿入片18、19がそれぞれ連設されている。
【0016】このブランクは、以下のようにして組立て
られる。前記折曲線5、7を折り曲げて内端板2aと内
側板3aを底壁1の周縁に起立させ、前記折込線14を
折り込むことにより、前記連結板9の一部を構成する各
折り込み連結板9a、9b、9c、9dを二つ折りす
る。
【0017】二つ折りされた各折り込み連結板9a、9
b、9c、9dを、二つ折りされない前記連結板9の他
の一部、即ち、内連結板4aの外側に重ね、さらにその
外側に、前記折曲線15を折り曲げて外連結板4bを重
ねて固定すると、図1に示す連結壁4が形成される。
【0018】各折曲線16、6を順次折り曲げて、挿入
片18を内端板2aと外端板2bとの間に、各折曲線1
7、8を順次折り曲げて、挿入片19を内側板3aと外
側板3bとの間にそれぞれ固定すると、図1に示す包装
箱の組立てが完了する。
【0019】なお、外連結板4b、挿入片18、19を
設けることなく、連結板9のみによって、隣接する端壁
2と側壁3とを連結する構成としてもよい。
【0020】このとき、連結板9の一部を構成し、且つ
折込線14により二つ折りされる各折り込み連結板9
a、9b、9c、9dは、前記端壁2を構成する内端板
2aと外端板2bとの間に挿入されて固定される。
【0021】この包装箱は、各折り込み連結板9a、9
b、9c、9dが、図2に基づいて以下に詳述するよう
な構成となっていることから、図1に符号21で示す前
記底壁1のコーナーから、煮汁等の水分が毛細管現象に
より吸い上げられて前記折込線14を上昇し、連結壁4
のコーナー(図1中、符号22で示す。)から洩れ出る
ことがない。
【0022】図2に示すように、折り込み連結板9aに
は、ハーフカットにより形成された折込線14と、この
折込線14と交差する罫線23とが設けてある。
【0023】この罫線23によって、前記折込線14が
不連続となることから、この折込線14が分断される地
点で水分の上昇が止まり、折り込み連結板9aの上端に
達することがない。
【0024】また、前記罫線23によって、折り込み連
結板9aの表面に凸段部(図3(a)に符号24で示
す。)が形成されることから、この折り込み連結板9a
を二つ折りしたときに、罫線23と前記折曲線11と折
目線13とに囲まれる部分の各シート間に隙間が生じ
る。従って、毛細管現象の発生が抑止され、煮汁等の水
分が、前記折込線14を上昇しにくくなる。
【0025】折り込み連結板9bには、ハーフカットに
より形成された折込線14上に罫線25を介在させて、
折込線14を不連続にすると共に、この折り込み連結板
9bの表面に凸段部(図3(b)に符号26で示す。)
を形成している。
【0026】折り込み連結板9cには、ハーフカットに
より形成された折込線14上に罫線27を設けると共
に、この折込線14に交差する罫線28を設けて、折込
線14を不連続にしている。
【0027】また、罫線27によって折り込み連結板9
cの表面に凸段部(図3(c)に符号29で示す。)
を、罫線28によって凹段部(図3(c)に符号31で
示す。)を形成している。
【0028】折り込み連結板9dには、ハーフカットに
より形成された折込線14上に罫線32を設けると共
に、この折込線14に交差する罫線33、34を設け
て、折込線14を不連続にしている。
【0029】また、罫線32、33によって、折り込み
連結板9dの表面に凸段部(図3(d)に符号35、3
6で示す。)を、罫線34によって凹段部(図3(d)
に符号37で示す。)を形成している。
【0030】前記各折り込み連結板9a、9b、9c、
9dは、いずれも、各折り込み連結板9a、9b、9
c、9dを二つ折りしたときに、各シート間に隙間を生
じさせて毛細管現象の発生を抑止し、煮汁等の水分が、
僅かに前記折込線14を上昇しても、この折込線14が
分断される地点で上昇が止まり、折り込み連結板9a、
9b、9c、9dの上端に達することがない。
【0031】その他の実施例として、図4に示すものが
挙げられる。この折り込み連結板9eは、ハーフカット
により形成された折込線14上に、所要間隔をおいて二
本の罫線38を設けて、この折込線14を不連続にし、
且つ折り込み連結板9eの表面に凹段部又は凸段部を形
成するものである。
【0032】この折り込み連結板9eも、前述した各折
り込み連結板9a、9b、9c、9dと同様の作用を示
す。
【0033】次に、図5に基づいて、二つ折りされる部
分の連結板9、即ち、この実施例における折り込み連結
板に凹段部又は凸段部を形成することにより、二つ折り
した折り込み連結板の各シート間に隙間を生じさせるも
のの実施例について説明する。
【0034】図5(a)に示す折り込み連結板39a
は、折込線14を中心にして左右対称の位置に所要間隔
をおいて、複数の罫線41、42を設けたものである。
シートの表側から罫線41を入れると、折り込み連結板
39aの表面に凹段部が、シートの裏側から罫線42を
入れると折り込み連結板39aの表面に凸段部が形成さ
れる。
【0035】図5(b)に示す折り込み連結板39b
は、折込線14を中心にして左右対称の位置に所要間隔
をおいて、複数の小突起を設けて凸段部43を形成した
ものである。
【0036】図5(c)に示す折り込み連結板39c
は、二本の折込線44を、互いに向き合う方向に湾曲さ
せて設けることにより、各折込線44に挟まれる部分に
凹段部又は凸段部を形成したものである。
【0037】図5(d)に示す折り込み連結板39d
は、互いに平行な三本の折込線45を設けることによ
り、各折込線45に挟まれる部分に凹段部又は凸段部を
形成したものである。
【0038】各折り込み連結板39a、39b、39
c、39dに設けられた凹段部又は凸段部によって、二
つ折りした折り込み連結板39a、39b、39c、3
9dの各シート間に多くの隙間を生じさせて、僅かに吸
い上げられる煮汁等の水分を拡散させ、毛細管現象の発
生を抑止する。
【0039】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る包装箱
は、隣接する端壁と側壁とを連結する連結板の折込線を
不連続なものとすることにより、水分の上昇を、折込線
が分断される地点で止めることができるようにしたもの
である。
【0040】また、前記折込線上若しくは折込線に交差
させて、あるいは二つ折りされる部分の連結板に、凹段
部又は凸段部を形成して、二つ折りされた連結板の各シ
ート間に隙間を多く設けたことから、僅かに吸い上げら
れた水分を、この隙間に拡散させることにより、毛細管
現象の発生を抑止することができるようにしたものであ
る。
【0041】従って、この包装箱の内部に水分を含む商
品を収納しても、その水分が滲出するのを防止すること
ができ、防水効果の高い包装箱として提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図
【図2】同上の展開図
【図3】(a)図2における折り込み連結板9aの縦断
側面図 (b)図2における折り込み連結板9bの縦断側面図 (c)図2における折り込み連結板9cの縦断側面図 (d)図2における折り込み連結板9dの縦断側面図
【図4】図2における折り込み連結板のその他の実施例
【図5】折り込み連結板の第二の実施例
【図6】従来例の一部切欠斜視図
【図7】同上の展開図
【符号の説明】
1、51 底壁 2、52 端壁 2a、52a 内端板 2b、52b 外端板 3、53 側壁 3a 内側板 3b 外側板 4 連結壁 4a 内連結板 4b 外連結板 5、6、7、8、11、12、15、16、17 折曲
線 9、54 連結板 9a、9b、9c、9d、9e、39a、39b、39
c、39d 折り込み連結板 13 折目線 14、44、45、56 折込線 18、19、55 挿入片 21 底壁のコーナー 22 連結壁のコーナー 23、25、27、28、32、33、34、38、4
1、42 罫線 24、26、29、35、36、43 凸段部 31、37 凹段部 57 コーナー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁の周縁に一対の端壁と一対の側壁と
    を連設し、隣接する端壁と側壁とを連結板により連結
    し、この連結板に折込線を設け、この折込線を折り込む
    ことにより、この連結板の全部又は一部を二つ折りし、
    この二つ折りした連結板を前記端壁、前記側壁、あるい
    は二つ折りされない部分の連結板のいずれかに固定した
    包装箱において、 前記折込線上、又はこの折込線に交差させて、凹段部又
    は凸段部を形成したことを特徴とする包装箱。
  2. 【請求項2】 底壁の周縁に一対の端壁と一対の側壁と
    を連設し、隣接する端壁と側壁とを連結板により連結
    し、この連結板に折込線を設け、この折込線を折り込む
    ことにより、この連結板の全部又は一部を二つ折りし、
    この二つ折りした連結板を前記端壁、前記側壁、あるい
    は二つ折りされない部分の連結板のいずれかに固定した
    包装箱において、 二つ折りされる部分の連結板に、凹段部又は凸段部を形
    成したことを特徴とする包装箱。
JP6084814A 1994-04-22 1994-04-22 包装箱 Expired - Lifetime JP2520227B2 (ja)

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